JPH0444590A - 拡開アンカーの取付穴内奥をアンダーカットする削成装置 - Google Patents

拡開アンカーの取付穴内奥をアンダーカットする削成装置

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JPH0444590A
JPH0444590A JP15055190A JP15055190A JPH0444590A JP H0444590 A JPH0444590 A JP H0444590A JP 15055190 A JP15055190 A JP 15055190A JP 15055190 A JP15055190 A JP 15055190A JP H0444590 A JPH0444590 A JP H0444590A
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JP
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tool
mounting hole
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fitting hole
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JP15055190A
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Katsuo Ito
勝夫 伊藤
Kazuya Nakamura
中村 数哉
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Koyo Kizai Co Ltd
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Koyo Kizai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンクリート躯体(壁、天井、床等)に拡開
アンカーを植設する際、予め取付穴の内奥をアンダーカ
ットする削成装置に関する。
従来の技術 従来、コンクリート躯体に設けた取付穴に拡開アンカー
を植設する際、該アンカーの拡開を容易に行なわせると
共に、高い引抜き強度(保持力)を得るために、予め前
記取付穴の内奥を円錐台形状にアンダーカットすること
は知られている(例えば、特開平1−150008号公
報参照)。
発明が解決しようとする課題 しかし、このようなアンダーカットは前記取付穴の内奥
所定位置に正確に設けなければ、所期の目的を十分に達
成することはできないのであるが、現在、このアンダー
カットの施工に用いられている削成装置はいずれも不完
全で、しかも作業能率が低いとい゛う問題点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、このような
取付穴のアンダーカットが正確に、しかもきわめて容易
に、かつ能率よく加工できる拡開アンカーの取付穴内奥
をアンダーカットする削成装置を提供することを目的と
している。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の削成装置は、一端
に電動回転工具に連結される軸部を有し、他端の径大部
にソケット部を設けた本体と、前記本体のソケット部に
軸方向のみ摺動自在に嵌挿される基部の前端に受座を介
して所定長さの案内軸を突設し、かつ軸線に対して傾斜
し前記基部の後端から前記案内軸の前端まで貫通して延
びる刃具取付孔を設けた工具取付体と、前端に刃具を装
着した支持棒とを備え、前記工具取付体は前記本体に内
装した第1のばね手段によって前方へ付勢されており、
一方、前記支持棒は前記刃具取付孔に摺動自在に嵌挿さ
れ後端部分が前記基部より突出すると共に、前記刃具取
付孔に嵌装した第2のばね手段によって前記刃具が前記
取付孔内に引っ込むように付勢されており、前記案内軸
をコンクリド躯体に設けた取付穴に挿入し、前記受座を
前記取付穴の入口端面に当接した姿勢で前記本体を前記
第1のばね手段に抗して前記受座側へ押動したとき、こ
れに連動して前記支持棒が前記第2のばね手段に抗して
押動され、前記刃具が前記刃具取付孔の前端開口から半
径方向に突出するようにしたものである。
削成作業中に前記工具取付体の回転動作を円滑にするた
め、前記受座にスラスト軸受を組み付けることが好まし
い。
作用 上記構成により、前記本体の軸部を電動回転工具に連結
し、前記案内軸をコンクリート躯体に設けた取付穴に挿
入すると、前記受座が前記取付穴の端面に当接して位置
決めされる。次に、前記本体を第1のばね手段に抗して
前記受座側へ押動すると、これに連動して前記支持棒が
第2のばね手段に抗して突き出され、その前端に装着し
た前記刃具が前記刃具取付孔の前端開口から半径方向に
突出する。この姿勢で電動回転工具により前記本体を回
転させると、これに連動して回転運動する前記刃具が前
記取付穴の壁面を削り拡げ、円錐台形状のアンダーカッ
ト部を削成する。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による削成装置を示している。
1は本体で、一端に電動回転工具に連結される軸部2を
有し、他端の径大部3に横断面形状が六角形のソケット
部4が設けられている。ソケット部4の底面4aには軸
線に沿って延びる細い孔5が連設されている。
6は工具取付体で、本体1のソケット部4に軸方向のみ
摺動自在に嵌挿される六角柱状に形成された基部7を有
し、該基部7の前端に受座8を介して案内軸9が突設さ
れると共に、後端には孔5に挿入する軸10が突設され
、該軸10の中間部分側面に軸方向に延びる切欠部11
が設けられている。案内軸9は後述するコンクリート躯
体31に設ける取付穴32第4図参照の径より若干小さ
い外径を有し、長さは前記取付穴32内奥のアンダーカ
ットする位置に対応して設定されている。
また、工具取付体6には、軸線に対して傾斜し基部7の
後端から案内軸9の前端まで貫通して延びる刃具取付孔
12が穿設されている。該刃具取付札12の前端開口1
2aは、第2図及び第3図に良く示されているように、
案内軸9の前端面から側面にわたって延びている。刃具
取付孔12の内部は径及び断面形状の異なる三段孔にな
っていて、前端部分は最も小径の通孔13に形成され、
中間部分は通孔13より大径でばね受座14が形成され
ており、後端部分は断面形状が六角形の非円形孔15に
形成されている。該非円形孔15は後述する刃具支持棒
21を位置決めして回り止め状態に保持するために設け
られている。
更に、基部7の受座8にはスラスト軸受16が、組み付
けられている。該スラスト軸受16は、第2図に示すよ
うに、リテーナ17に放射状に配設した多数の針状コロ
18を受座8と軌道輪19との間に介装し、全体を軸受
カバー20で覆うと共に、カバ一端縁20aを折り曲げ
て受座8に係止保持させた構造であって、後述する削成
作業中における工具取付体6の回転抵抗を少なくするた
めに設けられているものである。
21は刃具の支持棒で、前端部分に設けた割り満22(
第3図参照)に超硬チップからなる板状の刃具23が嵌
着され、該刃具23の下面23aにはすくい角(α)が
設けられていて、その側縁23bが切刃として働く。一
方、支持棒21の後端部分には刃具取付孔12の非円形
孔15に合致嵌合する六角軸部24と軸部25が設けら
れている。
支持棒21は、第2図に示すように、六角軸部24を非
円形孔15に嵌挿して回り止めされた状態で位置決めす
ると共に、取付孔12に嵌装した押しばね(コイルばね
)26によって、軸#25が基部7より外方に突出し、
かつ刃具23が通孔13内に引っ込むように付勢されて
いる。
上記のようにして刃具支持棒21を組み込んだ工具取付
体6は、第1図のように、基部7を本体1のソケット部
4に軸方向にのみ摺動自在に嵌挿すると共に、軸10を
孔5に挿入し、該孔5内に嵌装した押しばね(コイルば
ね)27によ7て前方(本体1から離れる方向)に付勢
された状態で本体1に組み付けられ、かつ、本体1に螺
着した止めねじ28を切欠部11に係合させて本体1に
対して切欠部11の範囲内で軸方向に摺動可能となって
いる。
上記構成からなる削成装置は、第4図のようにして使用
する。
まず、本体1の軸部2を電動回転工具30に連結し、コ
ンクリート躯体31に予めドリル加工した取付穴32に
案内軸9を挿入する。そして、挿入された案内軸9の受
座8がスラスト軸受16を介して取付穴32の入口端面
33に当接支持され、案内軸9の前端が取付穴32内奥
のアンダーカットすべき箇所に正確に位置決めされる。
次に、電動回転工具30を介して本体1を押しばね27
に抗して受座8側に押動すると、支持棒21の軸部25
がソケット底面4aで押圧され、これに連動して支持棒
21が押しばね26に抗して突き出され、前端の刃具2
3が取付孔12の前端開口20aから半径方向並びに軸
方向に突出する。このように刃具23が突出した状態に
おいて電動回転工具30により本体lを回転させると、
基部7を介して案内軸9が回転せしめられ、案内軸9の
軸線の周りに回転運動する刃具23が取付穴32の壁面
32aを削り拡げ、円錐台形状のアンダーカット部34
を削成する。このとき、受座8と入口端面33との間に
スラスト軸受16が介在しているので、案内軸9の回転
が円滑に行なわれる。
刃具23の突出量は本体1の押動距離に比例するので、
削成加工の初期においては、第5図のように刃具23の
突出量を小さくしておき、徐々に突出量を増して行くと
、切削抵抗が非常に小さくて、容易かつ迅速に正確なア
ンダーカット部34を削成加工できる。
発明の効果 本発明は上述のように構成されているから、コンクリー
ト躯体に設けた取付穴の内奥所定位置に正確なアンダー
カット部をきわめて容易に、かつ能率よく加工できる。
また、本発明装置は電動回転工具によって本体に回転力
を付与するだけで施工できるので、電動ハンマードリル
などで軸方向の打撃力と回転力を付与しなければならな
い従来装置に比べて、極めて静粛に作業が行なえる。こ
のことは既設の建築物に施工する場合に特に有利である
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る削成装置の一部縦断正面図、第2
図は同要部の拡大縦断面図、第3図は第2図の3−3線
に沿う矢視図、第4図は同使用例を示す一部縦断正面図
、第5図及び第6図は削成加工状態を示す説明図である
。 1・・・本体      2・・・軸部3・・・径大部
     4・・・ソケット部6・・・工具取付体  
 7・・・基部8・・・受座      9・・・案内
軸12・・・刃具取付孔  12a・・・前端開口16
・・・スラスト軸受 21・・・支持棒23・・・刃具
     26.27・・・押しばね30・・・電動回
転工具 31・・・コンクリート躯体32・・・取付穴
    34・・・アンダーカット部11F4図 第1図 1 ・・ Aト イオ≦ ラ   qkノ(Iシフ 6・・工婁駒tト θ・−費左 11、・f′JJ−取付孔 fb−又ラスト勇旬( zb・ IJ うO−・11カ目焉にLl 5z・ルダ1に 2・・・軸部 4° ゛ノケー・/ )−1−P 7・L郁 q・・$n紬 1za−f+直塾閣口 zl・・・ゑ村井 zl、、z’L n L+1’h Jf・ つシフリートにタト、 34゛ ア〉フニーfy−tlJj 第j図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端に電動回転工具に連結される軸部を有し、他
    端の径大部にソケット部を設けた本体と、前記本体のソ
    ケット部に軸方向のみ摺動自在に嵌挿される基部の前端
    に受座を介して所定長さの案内軸を突設し、かつ、軸線
    に対して傾斜し前記基部の後端から前記案内軸の前端ま
    で貫通して延びる刃具取付孔を設けた工具取付体と、 前端に刃具を装着した支持棒とを備え、 前記工具取付体は前記本体に内装した第1のばね手段に
    よって前方へ付勢されており、一方、前記支持棒は前記
    刃具取付孔に摺動自在に嵌挿され後端部分が前記基部よ
    り突出すると共に、前記刃具取付孔に嵌装した第2のば
    ね手段によって前記刃具が前記取付孔内に引っ込むよう
    に付勢されており、 前記案内軸をコンクリート躯体に設けた取付穴に挿入し
    、前記受座を前記取付穴の入口端面に当接した姿勢で前
    記本体を前記第1のばね手段に抗して前記受座側へ押動
    したとき、これに連動して前記支持棒が前記第2のばね
    手段に抗して押動され、前記刃具が前記刃具取付孔の前
    端開口から半径方向に突出するようにしてなる拡開アン
    カーの取付穴内奥をアンダーカットする削成装置。
  2. (2)前記受座にスラスト軸受が組み付けられている請
    求項1記載の拡開アンカーの取付穴内奥をアンダーカッ
    トする削成装置。
  3. (3)前記本体のソケット部及び前記工具取付体の基部
    の横断面形状が六角形である請求項1又は2項記載の拡
    開アンカーの取付穴内奥をアンダーカットする削成装置
JP15055190A 1990-06-08 1990-06-08 拡開アンカーの取付穴内奥をアンダーカットする削成装置 Expired - Lifetime JPH078494B2 (ja)

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CN1086621C (zh) * 1996-03-13 2002-06-26 株式会社宫永 用于钻带有下部掏槽空间的孔的装置
US7564393B2 (en) 2007-02-13 2009-07-21 Samsung Electronics Co., Ltd. Digital to analog converter and method for digital to analog conversion
JP2019136981A (ja) * 2018-02-14 2019-08-22 株式会社ミヤナガ 拡径孔部の穿孔装置

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