JPH0444226B2 - - Google Patents

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JPH0444226B2
JPH0444226B2 JP61162549A JP16254986A JPH0444226B2 JP H0444226 B2 JPH0444226 B2 JP H0444226B2 JP 61162549 A JP61162549 A JP 61162549A JP 16254986 A JP16254986 A JP 16254986A JP H0444226 B2 JPH0444226 B2 JP H0444226B2
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JP
Japan
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angle
hardness
rigid body
measured
repulsion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61162549A
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English (en)
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JPS6318240A (ja
Inventor
Keiichi Sudo
Mitsumasa Hishama
Fujio Hirabayashi
Junichi Masuda
Kishio Arita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP16254986A priority Critical patent/JPS6318240A/ja
Publication of JPS6318240A publication Critical patent/JPS6318240A/ja
Publication of JPH0444226B2 publication Critical patent/JPH0444226B2/ja
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各種材料の反発硬さをより簡便にかつ
精度良く測定する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図に反発硬さ計のセンサの断面の概略図を
示す。センサ筐筒1の内部に剛体2、セツト用バ
ネ3、発射用バネ4、リリースボタン5、を有
し、外側にコイル6を有する構造となつている。
また剛体2の内部には磁性体7が内蔵されてい
る。今、剛体2を筐筒内部で上の方向(リリース
ボタン5の方向)へ押し込んでやると、剛体2は
発射用バネ4を収縮させつつ上に移動し、剛体2
の上方先端の突出部が、セツト用バネ3の下方先
端にはまりこみ、剛体2はセツト用バネ3先端に
固定される。この状態でリリースボタン5を押す
と、リリースボタン5はセツト用バネ3の先端を
広げるように動作するため剛体2はセツト用バネ
3の先端を離れ発射バネ4の反発力により、下方
に向つて打出される。剛体2は筐筒1の内部に沿
つて運動し、被測定物8に衝突してはね返る。剛
体2の内部には磁性体7が内蔵してあり、筐筒先
端にはコイル6があるため剛体2の運動速度に比
例して、コイル6には起電力が生じる。第4図は
この時のコイル6に生じる起電力の時間変化を示
したもので、反発硬さHLは第4図中のV1,V2
値を用いて、HL=|V2/V1|×1000で与えられ
る。第4図中のV1は被測定物8に衝突直前の剛
体2の速度、V2は被測定物8に衝突直後の剛体
2の速度、にそれぞれ比例した電圧である。
通常反発硬さの測定時には筐筒が材料に対し
て垂直に当て、筐筒は鉛直方向(材料は水平)
にむけて測定する。しかしながら構造物の硬さを
測定する場合、部位によつてはとを同時に満
足するのが難しい場合がある。このような部位の
硬さを測定する時の条件を満足しない場合に
は、剛体が反発時に筐筒に当たるなどのエネルギ
ーロスが大きくなり、反発硬さ測定そのものの意
味が無くなるため、の条件を満足するようにし
て硬さを測定し、の条件が満足されないことの
影響を補正するという方法がとられる。の条件
は重力加速度gが剛体2に常に一定に加わるよう
に定めたものであるから、の条件が満足されな
いでセンサ装置が鉛直からθだけ傾くと(被測定
物は水平からθ傾く)剛体2に加わる重力加速度
の剛体の速度に影響する成分はg cos θとな
り、衝突直前の剛体2の速度v1の値はθの値によ
つて変化してしまう。同様に衝突直後の速度v2
値も角度θに依存するため、v1,v2と比例する電
圧V1,V2を用いて求める反発硬さH1=〔V2
V1〕×1000の値も角度θにより変化する。
従来の技術では測定系の傾き(センサ装置と鉛
直方向の成す角度、または材料と水平方向の成す
角度)θを例えば分度器のように別の手段で測定
し、その角度の値を使つて予め求めておいた補
正値を用いて反発硬さの値を人間が計算すること
で補正するか、あるいは90゜刻み程度の粗い精
度で反発硬さ計に入力し補正してやるという方法
がとられていた。このため、角度を測定するの
に他の方法を用いねばならず繁雑であること、
人間が補正を行う場合は計算の手間がかかるこ
と、補正する時には角度の刻みが粗く補正値の
精度が落ちること、などの欠点が存在した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
反発硬さ測定の際に、測定系の傾き即ちセンサ
装置と鉛直方向が成す角度、あるいは、被測定物
と水平方向がなす角度を別な手段で測定し、反発
硬さ計に入力してやらなければならず、しかも補
正時の角度入力値は、0゜,90゜,180゜程度の段階的
かつ大雑把な値の補正しか出来ず、補正後の反発
硬さの精度が悪く、また補正のために繁雑な手段
が必要である。
本願発明は、反発硬さ測定に際し、測定系の傾
き即ちセンサ装置と鉛直方向がなす角度、あるい
は、被測定物と水平方向の成す角度を別な方法で
測定し、反発硬さ計に入力してやるという繁雑な
手段を解決し、従来と同一のセンサ装置のみの情
報から、測定系の傾きを精度良く求め、更にその
角度から反発硬さの値を測定系が傾いていない状
態、即ちセンサ装置が鉛直方向、被測定物と水平
方向にある時の値に自動的にかつ簡便に補正し、
補正後の値を表示または出力する反発硬さ測定方
法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
磁性体を含む剛体を、先端部の外周にコイルを
有する筐筒内で一定の方向・角度で発射させ、被
測定物に衝突せしめ、この剛体の衝突直前と衝突
直後の前記コイルに生じる起電力を検知すること
により、前記被測定物の反発硬さを測定する方法
において、前記剛体の衝突直前と衝突直後の前記
コイルに生じる起電力から求められる電圧値をデ
ジタル量に変換し、該デジタル量に変換された前
記被測定物への衝突直前の電圧値から、前記筐筒
の鉛直方向となす角度を算出し、該算出された角
度から補正値ΔHLを求め、該補正値ΔHLにより、
前記測定された反発硬さを補正処理する。
〔作用〕
本願発明では、反発硬さ測定時に、反発硬さ測
定用のセンサ装置のみの情報から、測定系の傾き
を連続的に計算、同時に補正出来るので、従来の
ように別の手段で測定系の角度を測定し補正する
手間が省くことができ、反発硬さ測定の簡易化、
高精度化が図れる。
〔実施例〕 第1図は本発明の実施例である測定方法に用い
る装置の構成を示すものであり、9は反発硬さ計
のセンサ装置、10はアンプ、11はA/Dコン
バータ、12はマイクロコンピユータ(CPU)
等の演算処理部、13はメモリ装置、14はプリ
ンタ、15は液晶表示(LCD)である。反発硬
さ計のセンサ装置9からの起電力はアンプ10で
増幅され、A/Dコンバータ11によりデジタル
に変換される。デジタルに変換された数値はマイ
クロコンピユータ(CPU)12において、メモ
リ装置13に記憶されたプログラムに従い反発硬
さ計算に用いられ、その結果求められた反発硬さ
はプリンタ14および液晶表示15に出力され
る。
第2図は反発硬さ計のセンサ装置を、角度θだ
け鉛直方向から傾けて測定した時の状態を示した
ものであつて、1は筐筒、2は剛体、3はセツト
用バネ、4は発射用バネ、6はコイル、7は磁性
体、8は被測定材料である。測定系を角度θ即
ち、センサ装置と鉛直方向の成す角θ、または被
測定物と水平方向の成す角θだけ傾けた時筐筒内
の摩擦および空気抵抗が無視できるほど小さいた
め剛体2を発射してから衝突するまでの時間をtr
とおけば、衝突時の剛体の速度v1は v1=v0+(g・cosθ)・tr …(1)式 と求められる。第4図中のV1はv1に比例するか
ら V1∝v0+(g・cosθ)・tr …(2)式 という関係が成立する。
第5図は本発明実施例において、測定系の角度
を0〜180゜変化させた時のV1値を示したものであ
る。第5図で明らかなようにV1値は V1=1.50+0.11cosθ …(3)式 で与えられる。即ち反発硬さ計測時にV1値を求
めてやれば、 θ=cos-1(V1−1.50/0.11) …(3)′式 により、測定時のセンサ装置の角度を求めること
ができる。
第6図は同一硬さの被測定物(鉛直方向から測
定した硬さHL0)に対し、同様に角度を0〜
180deg変化させた時の反発硬さHLからHL0を減
した値(ΔHL=HL−HL0)を示したものでΔHL
は、 ΔHL=18+18(θ−180(deg)) …(4)式 で与えられ、補正値として使われるものである。
即ち反発硬さ測定時にV1,V2を求めておけば、
V1値から(3)′式により角度θが求められθから(4)
式により補正値ΔHLが求められるから、例えば
全ての反発硬さ測定値を鉛直方向から測定した値
HL0に補正するのであれば、 HL0=HL−ΔHL …(5)式 で自己補正を行うことができる。
第7図は、上記の(3)′、(4)、(5)式を実行するた
めにマイクロコンピユータ12がメモリ13の記
憶内容に従つて行う処理のフローチヤートであ
る。マイクロコンピユータはA/Dコンバータで
デジタルに変換した1回の測定波形中から最大値
を選択し、これをV1とする。以下、このV1値を
用い、(3)′、(4)、(5)式を実行し、最終的にはHL0
の値をプリンタ14、液晶表示15に出力する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明を用いれば、反発硬
さ測定時に反発硬さ測定用センサからの情報のみ
で、測定時の測定系の傾きの角度を段階的でなく
連続的に計算でき、しかも、同時に補正を行うこ
とができるから従来のように測定後、角度を別の
手段で調べ補正するという手間を省くことがで
き、測定の簡易化、高精度化を図ることができる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例における装置の構成図、
第2図は角度θだけセンサ装置を傾けた時の状態
を示す図、第3図は反発硬さ計のセンサ装置の断
面の概略図、第4図はコイルに生じる起電力の時
間変化を示す図、第5図は本発明実施例における
角度θとV1値の関係を示す図、第6図は本発明
実施例における角度θとΔHL(HL−HL0)の関係
を示す図、第7図は本発明実施例におけるマイク
ロコンピユータの動作フローチヤートである。 1……筐筒、2……剛体、3……セツト用バ
ネ、4……発射用バネ、5……リリースボタン、
6……コイル、7……磁性体、8……被測定物、
9……反発硬さ計のセンサ装置、10……アン
プ、11……A/Dコンバータ、12……マイク
ロコンピユータ(CPU)、13……メモリ装置、
14……プリンタ、15……液晶表示。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁性体を含む剛体を、先端部の外周にコイル
    を有する筐筒内で一定の方向・角度で発射させ、
    被測定物に衝突せしめ、この剛体の衝突直前と衝
    突直後の前記コイルに生じる起電力を検知するこ
    とにより、前記被測定物の反発硬さを測定する方
    法において、 前記剛体の衝突直前と衝突直後の前記コイルに
    生じる起電力から求められる電圧値をデジタル量
    に変換し、該デジタル量に変換された前記被測定
    物への衝突直前の電圧値から、前記筐筒の鉛直方
    向となす角度を算出し、該算出された角度から補
    正値ΔHLを求め、該補正値ΔHLにより、前記測
    定された反発硬さを補正処理することを特徴とす
    る反発硬さ測定方法。
JP16254986A 1986-07-10 1986-07-10 反発硬さ測定方法 Granted JPS6318240A (ja)

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JPS6318240A JPS6318240A (ja) 1988-01-26
JPH0444226B2 true JPH0444226B2 (ja) 1992-07-21

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