JPH0443374Y2 - - Google Patents

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JPH0443374Y2
JPH0443374Y2 JP1986106606U JP10660686U JPH0443374Y2 JP H0443374 Y2 JPH0443374 Y2 JP H0443374Y2 JP 1986106606 U JP1986106606 U JP 1986106606U JP 10660686 U JP10660686 U JP 10660686U JP H0443374 Y2 JPH0443374 Y2 JP H0443374Y2
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JP
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fuel tank
tube
valve
evaporative
cut
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JP1986106606U
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JPS6313329U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は燃料タンク内の上部に取り付けられる
燃料タンク用バルブに接続されて燃料タンクと連
通接続される燃料タンク用チユーブの取付構造に
関する。
[従来の技術] 車両に装備される燃料タンクには、カツトオフ
バルブを介してエバポチユーブが連通接続される
(実願昭61−22347号)。
第4図には、カツトオフバルブ10及びエバポ
チユーブ12の燃料タンク14への取付構造が示
されている。燃料タンク14には上面に貫通孔1
6が形成されている。エバポチユーブ12の一端
は、フランジ18に蝋付け等で液密に固定されて
いる。
カツトオフバルブ10は上端フランジ部10A
が燃料タンク14の貫通孔16の周縁部に当接支
持されるようになつている。エバポチユーブ12
はフランジ18がカツトオフバルブ10のフラン
ジ部10Aを隠蔽するように配置されてガスケツ
ト20を介して燃料タンク14の貫通孔16の周
縁部にビス22で固着されてカツトオフバルブ1
0と接続されるようになつている。
ところが、上記取付構造では、エバポチユーブ
12が燃料タンク14の上方に突出されるので、
エバポチユーブ12と、燃料タンク14の上方に
配置される他の部品との干渉を避けるために第4
図に示される如く、燃料タンク14の上面を絞つ
て凹部14Aを形成し、この凹部内にエバポチユ
ーブ12を収容する構成としなければならず、エ
バポ容量が減少するという問題があつた。また、
エバポチユーブ12を凹部14A内に収容するた
めのカツトオフバルブ10を凹部14の底壁に取
り付けると、カツトオフバルブ10の設置高さが
低くなつてしまうという問題があつた。
また、エバポチユーブ12の配置が燃料タンク
14の上方に限定されるため、設計の自由度が損
なわれていた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記事実を考慮し、燃料タンク用チユ
ーブを燃料タンクの上方以外の方向へ突出配置す
ることができる燃料タンク用チユーブの取付構造
を得ることが目的である。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る燃料タンク用チユーブの取付構造
では、燃料タンク内の上部に取り付けられる燃料
タンク用バルブに接続されて燃料タンクと連通接
続される燃料タンク用チユーブの取付構造であつ
て、前記燃料タンク用バルブが押圧挿入可能とさ
れ挿入された前記燃料タンク用バルブを押圧挟持
するホルダ部と、燃料タンクの内周壁に固定され
るとともに燃料タンクの内周壁とで前記燃料タン
ク用チユーブを支持する貫通孔を形成する溝を備
えた固定部と、を有するブラケツトを設け、前記
燃料タンク用チユーブを燃料タンク用バルブに略
水平に接続して前記燃料タンクの上壁以外の部位
に貫通させて燃料タンクの上方以外の方向へ突出
配置したことを特徴としている。
[作用] 上記構成の燃料タンク用チユーブの取付構造で
は、ブラケツトが固定部によつて燃料タンクの内
周壁に固定されており、燃料タンク用チユーブ
は、ブラケツトの固定部に設けられた溝と燃料タ
ンクの内周壁とで形成された貫通孔によつて支持
されている。また、燃料タンク用バルブは、ブラ
ケツトのホルダ部に押圧挿入され燃料タンク内の
上部に押圧挟持されている。このため、燃料タン
ク用チユーブの溝への取付け位置と、ブラケツト
のホルダ部と溝との位置関係を正確に決めること
によつて、燃料タンク内で燃料タンク用バルブと
燃料タンク用チユーブとを連結する際に、燃料タ
ンク用バルブを、ブラケツトのホルダ部に押圧挿
入することによつて、燃料タンク用バルブと燃料
タンク用チユーブとを容易且つ確実に連結するこ
とができる。
また、燃料タンク用チユーブは燃料タンク用バ
ルブに略水平に接続されて、燃料タンクの上壁以
外の部位を貫通されて燃料タンクの上方以外の方
向へ突出配置される。したがつて、燃料タンク用
チユーブは燃料タンクの形状を変えることなく、
燃料タンクの上方に配置される他の部品との干渉
が確実に避けられる。
また、燃料タンク用バルブと燃料タンク用チユ
ーブとの双方を支持するブラケツトの燃料タンク
の内周壁との結合箇所を1箇所としたため、ブラ
ケツトの燃料タンクの内周壁への固定作業性が向
上する。
[実施例] 第1図から第3図には、本考案が適用されたエ
バポチユーブ30の取付構造が示されている。
第1図及び第2図に示される如く、エバポチユ
ーブ30は一端が燃料タンク32の内側上部でカ
ツトオフバルブ34に接続されている。
カツトオフバルブ34は略L字形ブラケツト3
6,38を介して燃料タンク32の上壁に支持さ
れている。ブラケツト36は固定部としての一辺
側が燃料タンク32の上壁に固着され、他辺側に
ブラケツト38の一辺側がリベツト40で固着さ
れている。このブラケツト38の他辺側はばね性
を有するホルダ部38Aとなつており、カツトオ
フバルブ34は筒状のハウジング部42がこのホ
ルダ部38Aに図1の左方から押圧挿入されるこ
とによつて、ホルダ部38Aに押圧挟持されてい
る。
エバポチユーブ30は略L字形に屈曲形成さ
れ、一辺側中間部は前記ブラケツト36に形成さ
れて燃料タンク32の上壁とで貫通孔を形成する
溝44に貫通されてブラケツト36で略水平に支
持され、その先端が第3図に示される如く、カツ
トオフバルブ34の上側キヤツプ46の挿入孔4
8に挿入されてカツトオフバルブ34と略水平に
接続されている。この接続はOリング49を介し
て行なわれ、エバポチユーブ30とカツトオフバ
ルブ34とはOリング49によつて緊密に接続さ
れている。
このエバポチユーブ30の他辺側は下方へ延
び、中間部が燃料タンク32の下壁を貫通されて
燃料タンク32の下方へ突出され、その先端に
は、ホース50の一端が接続されている。このホ
ース50の他端は図示しないキヤニスタに接続さ
れている。なお、エバポチユーブ30の燃料タン
ク32への貫通部は燃料が燃料タンク32外へ洩
れることがないように接続されている。
なお、カツトオフバルブ34の内方には、第3
図に示される如く、エバポチユーブ30と燃料タ
ンク32内とを連通する経路52,54,56及
びこれらの経路を開閉するフロート58、弁体6
0が設けられており、燃料タンク32内のベーパ
は通常は経路52,54を経てエバポチユーブ3
0へと送られてキヤニスタへ送り込まれるように
なつている。また、車両の旋回時、発進時、停止
時、斜め駐車時等に燃料タンク32内の燃料が傾
斜した時には、フロート58によつて経路52,
54が閉塞されて燃料のエバポチユーブ30への
流出を阻止する。さらに、燃料タンク32内の内
圧が、急激に上昇した時に開いて燃料タンク32
を保護する弁体60が設けられている。
上記構成によれば、エバポチユーブ30はブラ
ケツト36の溝44に固定されており、カツトオ
フバルブ34をブラケツト38のホルダ部38A
に図1の左方から押圧挿入することによつて、エ
バポチユーブ30の先端がカツトオフバルブ34
の上側キヤツプ46の挿入孔48に挿入される。
このため、エバポチユーブ30の溝44への取付
け位置と、ブラケツト38のホルダ部38Aとブ
ラケツト36溝44との位置関係を正確に決める
ことによつて、エバポチユーブ30の先端がカツ
トオフバルブ34の上側キヤツプ46の挿入孔4
8に所定長さ挿入され、Oリング49によつて緊
密に接続される。よつて、燃料タンク32内でカ
ツトオフバルブ34とエバポチユーブ30とを容
易且つ確実に連結することができる。
また、エバポチユーブ30は燃料タンク下方へ
突出配置される。したがつて、エバポチユーブ3
0は燃料タンク上方に配置される他の部品との干
渉が確実に避けられ、これによつて従来のように
燃料タンク32の形状を変える必要がなく、エバ
ポ容量が減少することもない。また、燃料タンク
32の形状を変える必要がないこと、エバポチユ
ーブ30をカツトオフバルブ34に略水平に接続
するようにしたことから、カツトオフバルブ34
を従来よりも高い位置に設置でき、設置条件が有
利となる。
また、カツトオフバルブ34とエバポチユーブ
30との双方を支持するブラケツト36,38の
燃料タンク32の内周壁との結合箇所を1箇所と
したため、ブラケツト36,38の燃料タンク3
2の内周壁への固定作業性を向上することができ
る。
なお、エバポチユーブ30の屈曲部の屈曲角を
変えれば、エバポチユーブ30を燃料タンク32
の任意の方向へ突出させることができ、設計の自
由度が向上される。
[考案の効果] 以上説明した如く、本考案に係る燃料タンク用
チユーブの取付構造では、燃料タンク内の上部に
取り付けられる燃料タンク用バルブに接続されて
燃料タンクと連通接続される燃料タンク用チユー
ブの取付構造であつて、前記燃料タンク用バルブ
が押圧挿入可能とされ挿入された前記燃料タンク
用バルブを押圧挟持するホルダ部と、燃料タンク
の内周壁に固定されるとともに燃料タンクの内周
壁とで前記燃料タンク用チユーブを支持する貫通
孔を形成する溝を備えた固定部と、を有するブラ
ケツトを設け、前記燃料タンク用チユーブを燃料
タンク用バルブに略水平に接続して前記燃料タン
クの上壁以外の部位に貫通させて燃料タンクの上
方以外の方向へ突出配置したので、燃料タンクチ
ユーブを燃料タンクの上方以外の方向へ突出配置
することができるとともに燃料タンク内で燃料タ
ンク用バルブと燃料タンク用チユーブとを容易且
つ確実に連結することができるという優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は本考案に係る燃料タンク用
チユーブの取付構造を示し、第1図はカツトオフ
バルブ及びエバポチユーブの燃料タンクへの取付
状態を示す燃料タンクの上部断面図、第2図はエ
バポチユーブの燃料タンクへの取付状態を示す斜
視図、第3図はエバポチユーブのカツトオフバル
ブへの接続状態を示すカツトオフバルブの断面
図、第4図は従来のカツトオフバルブ及びエバポ
チユーブの燃料タンクへの取付状態を示す燃料タ
ンクの上部断面図である。 30……エバポチユーブ、32……燃料タン
ク、34……カツトオフバルブ、36,38……
ブラケツト、44……溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料タンク内の上部に取り付けられる燃料タン
    ク用バルブに接続されて燃料タンクと連通接続さ
    れる燃料タンク用チユーブの取付構造であつて、
    前記燃料タンク用バルブが押圧挿入可能とされ挿
    入された前記燃料タンク用バルブを押圧挟持する
    ホルダ部と、燃料タンクの内周壁に固定されると
    ともに燃料タンクの内周壁とで前記燃料タンク用
    チユーブを支持する貫通孔を形成する溝を備えた
    固定部と、を有するブラケツトを設け、前記燃料
    タンク用チユーブを燃料タンク用バルブに略水平
    に接続して前記燃料タンクの上壁以外の部位に貫
    通させて燃料タンクの上方以外の方向へ突出配置
    したことを特徴とする燃料タンク用チユーブの取
    付構造。
JP1986106606U 1986-07-11 1986-07-11 Expired JPH0443374Y2 (ja)

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JP1986106606U JPH0443374Y2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11

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JP1986106606U JPH0443374Y2 (ja) 1986-07-11 1986-07-11

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JPS6313329U JPS6313329U (ja) 1988-01-28
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JPS60193719A (ja) * 1984-03-16 1985-10-02 Nissan Motor Co Ltd 自動車用燃料タンクのベ−パ排出装置
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