JPH0442749B2 - - Google Patents

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JPH0442749B2
JPH0442749B2 JP57111715A JP11171582A JPH0442749B2 JP H0442749 B2 JPH0442749 B2 JP H0442749B2 JP 57111715 A JP57111715 A JP 57111715A JP 11171582 A JP11171582 A JP 11171582A JP H0442749 B2 JPH0442749 B2 JP H0442749B2
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frequency
signal
circuit
audio signal
signals
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Hitoaki Owashi
Yoshizumi Wataya
Shigeyuki Ito
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Hitachi Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/24Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for reducing noise

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、周波数変調映像信号と周波数変調音
声信号とを周波数多重して記録された磁気記録媒
体から、複数のヘツドを順次切換えて再生する磁
気記録再生装置を用いて再生した再生信号より、
パルス性の雑音や直流成分の不連続に起因する雑
音なしに再生するための雑音除去方法及び回路に
関するものである。
従来、ビデオテープレコーダ(以下、単に
VTRと略記する)においては、輝度信号を周波
数変調(FM)し、色度信号を上記FM輝度信号
の下側に周波数変換したのち加算し、アジマス角
の異なる複数の回転ヘツドにて磁気テープ上に順
次記録していた。また、音声信号は、磁気テープ
の長手方向の記録トラツクに固定ヘツドにて記録
していた。しかし、近年の記録密度の向上は目覚
ましいものがあり、約10年前のVTRに比べて17
倍以上もの高密度記録を達成している。そのた
め、磁気テープの走行速度は約10mm/secと極め
て遅くなつている。したがつて、従来の様な磁気
テープの長手方向の記録トラツクに音声信号を固
定ヘツドにて記録する方法では、音声信号の再生
信号帯域やワウ・フラツタ特性、再生レベル変動
などの点で十分な音質を得ることが困難となつて
きている。
この欠点を改善する方法の1例として、FM変
調した音声信号を上記FM変調映像信号と周波数
多重して、回転ヘツドにて磁気テープ上に順次記
録再生する方法(以下、音声FM多重方式と略記
する)が知られている。
音声FM多重方式の特徴は、 (1) 再生信号帯域がテープ走行速度に依存してお
らず、広帯域である。
(2) テープ走行速度むらによる時間軸変動の影響
を受けにくいので、ワウ・フラツタ特性が良
い。
(3) 再生信号レベル変動がない。
(4) 低歪率、高S/Nである。
などがあげられ、高品質の再生音声が得られる。
音声FM多重方式の構成例を第1図に、記録周波
数スペクトラムを第2図に示す。
第1図において、入力端子1から入力された音
声信号は、振幅伸長回路19と対になつて雑音を
低減する振幅圧縮回路2を通つてFM変調器3に
入力する。FM変調器3でFM変調された音声信
号は、低域通過フイルタ(以下LPFと略記する)
4で不要帯域成分を除去されたのち、映像入力端
子5より入力されるFM輝度信号と低域変換色度
信号に加算器6で加算される。上記加算器6の出
力信号は記録アンプ7を経て、磁気ヘツド8,9
にて磁気記録媒体10に記録される。再生時は磁
気記録媒体10より磁気ヘツド8,9にて再生さ
れたバースト状の再生信号はプリアンプ11,1
2にて増幅されたのち、入力端子21から入力さ
れる再生トラツク切換え信号に制御されたスイツ
チ13で交互につながれ一連の信号となる。この
信号の一部は出力端子14より映像信号再生回路
(本図に図示せず)へ出力される。また前記スイ
ツチ13の出力信号中より帯域通過フイルタ(以
下BPFと略記する)15でFM音声信号が抽出さ
れ、FM復調器16にてFM復調される。この
FM復調された音声信号は、LPF17でFMキヤ
リアを除去され、前値保持回路18で再生トラツ
ク切換え雑音を補償される。この前値保持回路は
入力端子21から入力される再生トラツク切換信
号により制御される。前値保持回路18の出力信
号は振幅圧縮回路2の逆特性を持つた伸長回路1
9にてダイナミツクレンジを元に戻された後、出
力端子20より再生音声信号として出力される。
第2図は記録信号周波数スペクトラムの一例で
あり、FM変調された音声信号Aが、FM変調輝
度信号帯域Yと低域変換色度信号帯域Cの間に周
波数多重されている。
音声記録方式として音声FM多重記録方式は有
効な方式であるが、複数のヘツドで信号を再生し
た場合、再生信号をどのようにつなぐかが問題と
なる。従来例に示したように音声信号をFM帯で
つなぐと、再生トラツク切換時点の搬送波の位相
の不連続からFM復調した場合に、パルス性雑音
が発生し、このパルス性雑音を除去するためには
前値保持、あるいは中間値補間などをしなければ
ならない。しかしこれらの処理を行なうと周期的
に波形に歪を与えてしまい、音質劣化につながる
という問題があつた。
本発明は、上記の如き従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、従つて本発明の目
的は、実用上問題ないレベルにまで再生トラツク
切換え時に発生するパルス性雑音や再生信号の直
流不連続による雑音を軽減することができしかも
波形歪の小さい雑音除去方法及び装置を提供する
ことにある。
本発明は複数の再生ヘツドと複数の再生ヘツド
からの出力を周波数復調する第1および第2の周
波数復調回路とを設け、複数の再生ヘツドが同時
に磁気テープ上を走査する期間(いわゆるオーバ
ーラツプ期間)中に復調された音声信号同志を切
換えることによつて、FM帯で切換えると必然的
に発生するインパルス性雑音そのものの発生を防
ぐものである。しかしその場合、各チヤンネル毎
の再生出力オフ・セツトに起因する再生信号つな
ぎ時の再生信号の不連続が起こるので、一方の再
生信号の直流電位を基準に他方の再生信号から直
流オフ・セツトに相当する電位をヘツド切換えの
周期毎に自動的に引くことにより、ヘツド切換え
時の波形不連続による雑音を除くことができる。
さらに、振幅圧縮回路で記録する音声信号のダ
イナミツクレンジを圧縮した後周波数変調して記
録し、再生時には、復調された音声信号を切り換
えた後、振幅伸長回路でダイナミツクレンジを伸
長して出力する。ダイナミツクレンジの圧伸によ
り、音声信号レベルは、原信号と同じ振幅特性と
することができるのに対し、切換えにより発生し
たレベルの小さな雑音は、信号伸長回路により、
抑圧される。これにより、ヘツド切換え時に残つ
た小さな雑音を音声信号に対し相対的に抑圧する
ことが出来る。
以下、本発明の一実施例を2ヘツドヘリカルス
キヤンVTRを例に上げ第3図により説明する。
この実施例は前記第1図に示したVTRのブロツ
ク図と一部共通であり、その共通部分には同一番
号を付したのでその詳細説明は省略する。22,
23はFM音声信号抽出用のBPF、24,25は
音声信号FM復調器、26,27はLPF、28は
第1のヘツドと第2のヘツドで再生された音声信
号を切換えるスイツチング回路である。
第4図は、第3図に示した回路の各部信号波形
図である。第4図において、イは振幅圧縮回路2
で振幅圧縮された音声入力波形、ロは第1の磁気
ヘツド8(以下この系統をCH−1とする)で再
生された信号、ハは第2の磁気ヘツド9(以下こ
の系統をCH−2とする)で再生された信号、ニ
は第1の磁気ヘツド8で再生された後FM復調器
24で復調された波形、ホは第2の磁気ヘツド9
で再生された後FM復調器25で復調された波
形、ヘはスイツチング回路28で切換えられ合成
された音声信号である。
次に第3図、第4図を参照して動作を説明す
る。記録音声信号入力端子1から入力された音声
信号は振幅伸長回路19と対になつて雑音を低域
する振幅圧縮回路2を通つて振幅圧縮され(第4
図波形イ)FM変調器3に入力する。中心周波数
foのFM変調器3でFM変調された音声信号は、
映像入力端子5から入力された映像信号と混合器
6で混合され、記録アンプ7で増幅された後磁気
ヘツド8,9で磁気記録媒体10上に記録され
る。
一方、再生時には磁気記録媒体10から磁気ヘ
ツド8,9で再生された信号ロ,ハはプリアンプ
11,12で増幅される。この第1のヘツド8と
第2のヘツド9で再生されたバースト状の再生信
号は端子21から入力された再生トラツク切換え
信号で制御されたスイツチ13で切換えられ、連
続した映像再生信号が映像信号出力端子14から
得られる。プリアンプ11,12で増幅された被
変調音声信号はBPF22,23で伝送帯域のみ
抜き取られ、FM変調器3に対応する中心周波数
oの音声FM復調器24,25で復調され、音声
信号ニ,ホが得られる。ニ,ホにはFM復調器2
4,25からもれたキヤリアfoが含まれているの
でfoを除くためにLPF26,27を通す必要があ
る。
次にこの時間軸上で重なつた部分を持つた音声
信号をスイツチング回路28で時間軸上で重なつ
た位置で切換えることにより、従来例で問題とな
つたパルス性雑音や前値保持などが原因となる波
形歪のない音声信号へが得られる。
さらに振幅圧縮回路2と逆特性の振幅伸長回路
19を通すことによりダイナミツクレンジを元に
もどすことができる。しかしこの方式でも第4図
ヘに示すように、スイツチング回路28での切換
え時に直流成分の不連続が生じてしまう。これは
FM復調器24,25の中心周波数が、調整誤
差、温度特性の違いなどにより異なるため、FM
復調器24,25の直流電位がずれてしまうため
である。この直流成分の不連続は固定調整では、
温度特性を考えた場合には完全に除去できず異状
音として再生されてしまい好ましくない。しかし
この不連続もスイツチング回路28を第5図に示
す直流オフ・セツト自動補償回路を用いることに
より除くことができる。
第5図は第1のヘツド8で再生され、FM復調
された音声信号と、第2のヘツド9で再生され、
FM復調された音声信号を雑音なく直流のオフ・
セツトを除去して切換える直流オフ・セツト自動
補償回路のブロツク図である。同図において、1
00は第1のヘツド8で再生された、FM復調さ
れた音声信号(以下CH−1音声信号と略す)の
入力端子、101は第2のヘツド9で再生された
音声信号(以下CH−2音声信号と略す)の入力
端子、102はCH−1音声信号とCH−2音声
信号の差電圧をCH−1音声信号から差し引く直
流オフ・セツト補償回路、103は減算回路、1
04はCH−1音声信号とCH−2音声信号が同
時に出力されている期間T12+ΔT12,T21+ΔT21
のうち、CH−2音声信号からCH−1音声信号
に切り換わる第4図に示す期間T21+ΔT21のうち
期間T21のみオンするスイツチ、105はCH−
1の音声信号から、CH−1とCH−2の直流オ
フセツト量をひいた音声の出力端子、106は
CH−2の音声出力端子、107は復調音声信号
の切換えスイツチ、108は復調音声信号の出力
端子である。CH−2の音声信号が再生されてい
る期間はスイツチ107は端子106につながれ
ており、CH−2の音声信号が直接出力端子10
8から得られる。CH−1の音声信号が再生され
出し、CH−2とCH−1の音声信号が同時に再
生される期間には、スイツチ104がオンして、
CH−2とCH−1の直流オフセツト量だけ雑音
除去回路102で、CH−1音声信号から引かれ
る。従つて、この期間に音声出力端子105と1
06から出力される音声出力には直流オフセツト
がなく、この期間に、スイツチ107を切換えれ
ば、直流オフセツトによる波形の不連続は生じな
い。スイツチ107を端子105に切り換えて後
CH−2の音声再生信号がなくならないうちに、
スイツチ104を開き、この時端子100に入力
されていたCH−1の音声信号と端子101に入
力されていたCH−2の音声信号のオフセツト量
を維持して、CH−1の音声信号から引く。次に
CH−2の音声信号が再生開始された場合、CH
−1とCH−2のオフセツト量を十分に維持でき
れば、端子105と106から出力される音声信
号の直流オフ・セツトは無視できスイツチ107
を端子106側に切換えても直流オフ・セツトに
よる波形不連続は生じない。以下この動作をくり
返えせば、直流オフ・セツトによる雑音のほとん
どない再生出力が端子108から得られる。
本実施例ではスイツチ104がオンする期間を
T21のみとして説明を行なつたが、スイツチ10
4がオンする期間をT12,T21としても直流オ
フ・セツト自動補償回路を動作させることは可能
である。
次に第5図の直流オフ・セツト自動補償回路の
具体的実施例を第6図に示す。なお、第5図のブ
ロツク図中に示されている部分は同一番号を付し
てある。109は定電流源、Q1,Q2はトランジ
スタで差動増幅器の構成となつており、R1はそ
の出力抵抗である。Q4はトランジスタで、コレ
クタ接地となつており、出力バツフアの役割をは
たしている。R3,R4はそのエミツタ抵抗で、直
流帰還量を決めている。C1は整流コンデンサで
あり、スイツチ104がオフ時には、直流帰還量
を保持する。Q3はFETで、抵抗R2とともに高入
力インピーダンスの電流源を構成している。
第6図の回路の動作は次のように説明できる。
端子100に入力される信号の直流電位が、端子
101に入力される信号の直流電位よりも高い場
合には、R1に流れる電流が減り、Q4のベース電
位は上昇する。すると、Q3ゲートの電位も上昇
し、Q3,R2で構成する電流源の電流が増加し、
Q2のベース電位は低下する。逆に、端子100
の直流電位が端子101の直流電位よりも低い場
合には逆の動作となり、トランジスタQ2のベー
ス電位は上昇し、端子101に入力される信号の
直流電位と等しくなる。この時にスイツチ107
を切り換えれば直流電位の不連続は生じない。
音声FM多重記録方式の場合、隣接トラツクか
らのクロストークが問題となる。その場合、各チ
ヤンネル毎に周波数の異なるキヤリアを立てて記
録する2キヤリア方式がある。本発明は2キヤリ
ア方式にも有効である。2キヤリア方式の場合、
中心周波数の異なる2つの変調器が必要であり、
1キヤリア方式に比べばらつき要因が増え、ます
ます直流オフ・セツト補償が必要となる。
第7図に2キヤリア音声FM多重記録方式に本
発明を実施した場合に実施例を示す。本実施例は
2キヤリア方式の場合なので直流オフ・セツト量
が大きくなる可能性がある。そこで粗調整として
調整範囲の広い固定調整回路を微調整として自動
調整回路を用いている。本実施例の主要部分は第
3図のVTRのブロツク図と共通であり、共通部
分には同一番号を付した。120,121はFM
変調器でその中心周波数は異なる。122,12
3は低域通過フイルタ、124,125は混合
器、126,127は記録アンプ、128,12
9はBPF、130,131はそれぞれ120,
121に対応したFM復調器、132,133は
LPF、134,135は両トラツクの再生レベ
ルを調整するレベル調整回路、136,137は
直流オフ・セツト固定補償器、138は直流オ
フ・セツト自動補償回路である。2つのFM変調
器120,121の中心周波数を互いに変えたの
は、再生時に隣接トラツクの信号をBPF128,
129で除去できるため隣接防害に強いからであ
る。本回路の動作は第3図に示したものと同じな
ので詳細な動作説明は省略する。
FM復調器130,131から出力された再生
音声信号は不要帯域をLPF132,133で除
去された後、各チヤンネルの再生レベルのばらつ
きを固定的に調整するレベル調整回路134,1
35を通過後、直流オフセツトを固定的に補償す
る直流オフ・セツト固定調整器136,137を
通過し、温度特性などによる直流オフ・セツトを
直流オフ・セツト自動補償回路138で完全に補
正する。
再生レベル調整回路134,135及び直流オ
フ・セツト固定補償回路136,137を第7図
ではCH−1とCH−2の両チヤンネルに付けた
例を示したが、具体的実施回路によつては一方の
チヤンネルだけに付ければ良い場合もある。
第8図に再生レベル調整回路及び直流オフ・セ
ツト固定調整回路の具体的実施例を示す。14
0,141はCH−1,CH−2の再生信号の再
生レベル調整回路の入力端子、Q5〜Q7はトラン
ジスタ、R5〜R9は抵抗、VR1,VR2は可変抵
抗器、Vccは電源電圧である。端子141から入
力された信号はトランジスタQ5と抵抗R5,R6
らなる増幅器通過後、第6図の直流オフ・セツト
自動補償回路に入力するため端子101につなが
れる。端子140から入力された信号はトランジ
スタQ6とR7、VR1よりなる可変利得増幅器で再
生レベルを調整して上記トランジスタQ5の再生
レベルと合わせる。トランジスタQ7とR8は電流
源を構成しており、VR2を変化させることによ
り、電流源の電流値を変化させ、R7の電圧降下
を変化させることによりQ7コレクタ電位を制御
し、直流オフ・セツトを調整することができる。
以上は直流オフ・セツトを粗調整する場合である
が、この出力信号を第6図の端子100に入力す
れば、温度特性などによる直流オフ・セツトを自
動的に微調整することができる。
以上はモノラルの音声信号の記録再生を例にあ
げ説明を行なつたが、第9図に示すように、ステ
レオあるいは2カ国語の記録再生にも応用可能で
ある。本実施例は1チヤンネルに対し2キヤリア
をたて、合計4キヤリアを用いている。160,
161はそれぞれステレオのL,Rあるいは2カ
国語の主音声、副音声の記録音声入力端子、16
2,163はそれぞれ194,195と対になつ
ており162,163は雑音除去のための振幅圧
縮回路、194,195は振幅伸長回路、164
〜167はFM変調器、168〜171は不要帯
域を除去するLPF、172,173はFM変調さ
れた音声信号と映像信号の混合器、180〜18
3は音声信号抽出用BPF、184〜187は音
声信号FM復調器、188〜191は音声信号の
み通過させるLPF、192,193は第1のヘ
ツド8で再生された音声信号と、第2のヘツド9
で再生された音声信号を、雑音なく切換える雑音
除去機能を備えたスイツチング回路、196,1
97はそれぞれ160,161に対応した再生音
声信号出力端子である。
第9図に示す装置の動作は、第3図に示す装
置の動作と本質的に違いはないので、簡単に説明
する。160,161から入力された音声信号
は、それぞれ振幅伸長回路162,163を通過
後、164〜167のFM変調器でFM変調され、
中心周波数が第1のヘツド8、第2のヘツド9で
記録される信号及びL,R(又は主音声、副音声)
で異なる36の被変調信号となる。この被変調
信号の不要帯域をLPF168〜171で除去し
た後第1のヘツド8で記録される音声信号34
及び映像信号は、混合器172で混合された後、
記録アンプ126を経て、磁気記録ヘツド8にて
記録媒体10に記録される。第2のヘツド9で記
録される信号も同様である。
再生時には、磁気再生ヘツド8,9で再生され
た信号はプリアンプ11,12で増幅された後、
中心周波数36に対応したBPF180〜183
を通過後FM変調器164〜167にそれぞれ対
応したFM復調器184〜187で復調された
後、LPF188〜191を通過し、キヤリア成
分を除き、音声信号のみを取り出す。直流オフ・
セツト自動補償回路192,193でそれぞれ
CH−1,CH−2の音声信号を直流オフ・セツ
トを除いてつなぎ、162,163に対応した振
幅伸長回路194,195を通し、直流オフ・セ
ツトによる不連続なしに音声を再生できる。
以上説明したように、本発明を用いれば、再生
トラツク切換時点におけるFM信号の不連続など
に起因する大振幅の雑音や、前値保持などによる
波形歪が生じないようにできる。また、再生トラ
ツク切換時に生じる音声信号の不連続も本発明を
用いれば、簡単な回路構成にてほぼ完全に除去す
ることが可能となり、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の音声FM多重方式を説明するた
めのビデオ・テープ・レコーダのブロツク図、第
2図は音声FM多重方式の一例による記録信号周
波数スペクトラム図、第3図は本発明を用いた音
声FM多重方式の一実施例を示すブロツク図、第
4図イ〜ヘはその動作説明用の波形図、第5図は
直流オフ・セツト除去機能の付いたスイツチング
回路のブロツク図、第6図はその具体的実施例を
示す回路図、第7図は2つのFM変調器を持つ音
声FM多重方式に本発明を用いた実施例を示すブ
ロツク図、第8図は再生レベル調整回路と直流オ
フ・セツト固定補償回路の具体例を示す回路図、
第9図はステレオ音声又は2カ国語音声を記録す
る場合の実施例を示すブロツク図である。 符号の説明、3……FM変調器、8,9……磁
気ヘツド、10……磁気記録媒体、15……帯域
通過フイルタ、16……FM復調器、18……前
値保持回路、22,23……帯域通過フイルタ、
24,25……FM復調器、28……スイツチン
グ回路、102……直流オフ・セツト補償回路、
103……減算回路、120,121……FM変
調器、134,135……レベル調整回路、13
6,137……直流オフ・セツト固定補償器、1
38……直流オフ・セツト自動補償回路、16
4,165,166,167……FM変調器、1
80,181,182,183……帯域通過フイ
ルタ、184,185,186,187……FM
復調器、192,193……直流オフ・セツト自
動補償回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ダイナミツクレンジが圧縮された音声信号を
    周波数変調して複数のヘツドにて順次記録された
    磁気記録媒体より周波数変調音声信号を読みだす
    複数の再生ヘツドと、 これら複数の再生ヘツドから再生される信号を
    それぞれ周波数復調する複数の周波数復調器と、 これら複数の周波数復調器の出力信号を上記複
    数の再生ヘツドから同時に信号が出力される期間
    内に切換える切換え回路と、 この切換え回路の出力信号のダイナミツクレン
    ジを伸長する振幅伸長回路と、 からなることを特徴とする雑音除去装置。 2 ダイナミツクレンジが圧縮された音声信号を
    周波数変調して複数のヘツドにて順次記録された
    磁気記録媒体より周波数変調音声信号を読みだす
    複数の再生ヘツドと、 これら複数の再生ヘツドから再生される信号を
    それぞれ周波数復調する複数の周波数復調器と、 これら複数の周波数復調器の出力信号を上記複
    数の再生ヘツドから同時に信号が出力される期間
    内に切換える切換え回路と、 この切換え回路の出力信号のダイナミツクレン
    ジを伸長する振幅伸長回路と、 上記複数の周波数復調器の出力信号間の差電位
    を複数のヘツドから同時に信号が出力される期間
    に検出する直流オフセツト電位検出回路と、 この直流オフセツト検出回路の出力信号に応じ
    て一方の周波数復調器の出力信号を基準に他方の
    周波数復調器の出力信号から直流オフセツト量を
    差し引く直流オフセツト補償回路と、 からなることを特徴とする雑音除去装置。
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JPS58114583A (ja) * 1981-12-26 1983-07-07 Sony Corp 映像及び音声信号再生装置
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