JPH0442660Y2 - - Google Patents

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JPH0442660Y2
JPH0442660Y2 JP1985007938U JP793885U JPH0442660Y2 JP H0442660 Y2 JPH0442660 Y2 JP H0442660Y2 JP 1985007938 U JP1985007938 U JP 1985007938U JP 793885 U JP793885 U JP 793885U JP H0442660 Y2 JPH0442660 Y2 JP H0442660Y2
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fan block
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は通信機等の装置を冷却するために使用
するフアンブロツクに関し、特に、フアンユニツ
トの実装位置ないし方向を変えるだけで、空気の
流れ方向を変えることができるようにしたフアン
ブロツク構造に関する。
従来の技術 従来、フアンブロツクの一例として、両側面及
び前後面に通気孔を設けた略立方体のフアンブロ
ツク本体の内部に、フアンと、空気の流れを方向
づける傾斜板とを有する形式のものは知られてい
るが、この種のフアンブロツクは、ブロツク毎に
空気の流れる方向が決まつており、冷却すべき装
置や室内の状況に応じてその都度個別に設計して
いた。この方式では冷却すべき装置や室内の条件
が変われば、フアンブロツクの設計をやりなおす
など、製品としての汎用性がなく、かつ標準化も
むずかしいため、設計手番が長い、高価であるな
どの欠点があつた。
考案が解決しようとする問題点 そこでこのような欠点をなくすため、フアンブ
ロツク本体と、フアン及び傾斜板を含むフアンユ
ニツトとを別々に作つて標準化し、その組合せに
より、空気の流れを変えるようなフアンブロツク
構造を提供するものである。
問題点を解決するための手段 このような問題点を解決するために、本考案で
は、両側面及び前後面に通気孔を設けた略立方体
のフアンブロツク本体の内部に、フアンと、該フ
アンが給排出する空気の流れを方向づける傾斜板
とを有するフアンブロツクにおいて、前記フアン
と傾斜板とを1つのフアンユニツトとして構成
し、該フアンユニツトを前記フアンブロツク本体
の内部に上下反転可能に組込め得るようにしてな
り、上記フアンユニツトの上下方向を選択して組
込むことにより、前記フアンブロツク板の一方の
側面と後面間、または、他方の側面と後面間を空
気の吸排出路とし得るようにしたフアンブロツク
構造が提供される。
実施例 以下、添付図面を参照し本考案の実施例につい
て詳しく説明する。
第1図は本考案のフアンブロツクの分解斜視図
であつて、10はフアンブロツク本体、20はフ
アンユニツト、30は前面板である。フアンブロ
ツク本体10は略立方体の枠組から成り、前後面
11a,11bおよび両側面12a,12bはそ
れぞれ通気孔13(側面のみ符号を付する)によ
り開放されている。上面および底面はそれぞれ上
板14および底板15により閉じられている。
上板14には後述するフアン21のケーブル2
2を引き出すためのケーブル導入口16a,16
bが2ケ所に設けられている。上板14および底
板15は前後部がそれぞれ下方および上方へ折り
曲げられており、後部の折り曲げ部14a,15
aの中央には内方へ突出するガイドピン17a,
17bが設けられている。一方、前部の折り曲げ
部14b,15bにはそれぞれ対応する2つずつ
の、後述するフアンユニツト20を固定するため
の取付ねじ穴18(上板折り曲げ部14aの取付
穴のみ図に見えている)、及び同じく対応する2
つずつの、後述する表面板30を固定するための
取付ねじ穴19(下板前部折り曲げ部15bの一
方の取付穴は図には見えない)が設けられてい
る。
フアンユニツト20は、2個のフアン21を縦
列に取付けるためのフアン取付フレーム23が、
通気孔24を有する背面板25に対して直角に固
定され、この通気孔24の側へ空気を案内する傾
斜板26がフレーム23と背面板25間に固定さ
れている。このようにフアンユニツト20は一体
的に構成されており、背面板25の上下に設けた
一対のガイドピン用穴27(下側の穴は図には見
えていない)をフアンブロツク本体10の一対の
ガイドピン17a,17bに挿入し、かつフレー
ム23の上下一対の取付穴23a,23bをフア
ンブロツク本体10の上下一対の取付穴18(図
の右側一対)に合わせて取付ねじ40にてフアン
ブロツク本体10に固定することができる。フア
ン21のケーブル22は一方の導入口16aより
引き出す。
表面板30は背面板25の通気孔24と対応す
る通気穴31を有し、上下に一対ずつ設けられた
取付穴32をフアンブロツク本体10の取付ねじ
穴19に合わせ取付ねじ41にてフアンブロツク
本体10に固定することができる。
このように組付状態でフアン21を駆動すれ
ば、フアン21が、フアンブロツク外部の空気を
フアンブロツク内に吸引し、傾斜板26により方
向を変えて背面板25の通気孔24(フアンブロ
ツク本体10の後面11b)よりブロツクの後方
へ排出する。
第2図は、第1図に図示する状態のままでフア
ンブロツクを組み立てた場合を示す。すなわち、
第2図において、aはフアンユニツト20をフア
ンブロツク本体10に組付けた状態の正面図、b
は更に表面板30をフアンブロツク本体10に組
付けた状態の正面図、cはフアン21を駆動した
時の空気の流れ方向を矢印で示す平面図である。
第3図は、フアンユニツト20および表面板3
0の上下位置を第1図の状態から逆転させてフア
ンブロツク本体10に組付けた状態を示すもので
ある。すなわち、第3図において、aはフアンユ
ニツト20を上下逆転させてフアンブロツク本体
10に組付けた状態の正面図であつて、この場合
はもう一対の上下取付ねじ穴(第1図の左側の一
対)を利用する。また、フアン21のケーブル2
2はもう一方の導入口16bより引き出す。bは
表面板30を上下逆転させてフアンブロツク本体
10に組付けた状態の正面図、cはフアンを駆動
したときの空気の流れ方向を矢印で示す平面図で
ある。
第4図〜第6図は本考案のフアンブロツクの配
置例を示すもので、第4図では冷却すべき複数の
装置Aの末端に第2図の如き構成のフアンブロツ
クFを配置したもので装置A内の空気の流れに対
しフアンブロツクFにて右方に空気を排出するよ
うにしている。また、第5図では複数の装置Aの
末端に第3図の如き構成のフアンブロツクFを配
置して装置A内の流れに対しフアンブロツクFに
て左方へ空気を排出するようにしている。また、
第6図はいくつかの装置Aの間隔ごとにフアンブ
ロツクFを配列したもので、フアンブロツクFの
傾斜板26(第1図)の反対側の室は空気を導入
するための通路として利用される。
なお、第1図に示すフアンブロツクの実施例に
おいて、フレーム23に対応するフアン21の取
付面を逆向きにして取付けることにより、空気の
吸引、排出方向を変えることも可能である。この
場合、第2図〜第6図に示す空気の流れ方向は逆
向きとなる。
考案の効果 本考案によれば、フアンユニツト20のフアン
ブロツク本体10への組込位置ないし方向を変え
ることにより、フアンブロツク内を通過する空気
の流れ方向を変えることができるので、汎用性の
ある標準化された構造となり、1度設計すれば後
の設計手番が不要となり、また同一のフアンブロ
ツクを量産することもできるのでコストダウンも
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフアンブロツクの分解斜視
図、第2図a〜cおよび第3図a〜cは本考案の
フアンブロツクの組付例を示す図、第4図〜第6
図は本考案のフアンブロツクの配置例を示す図で
ある。 10……フアンブロツク本体、13,24,3
1……通気孔、17a,17b……ガイドピン、
20……フアンユニツト、21……フアン、26
……傾斜板、27……ガイドピン穴、30……表
面板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両側面及び前後面に通気口を設けた略立方体の
    フアンブロツク本体10の内部に、フアン21
    と、該フアンが吸排出する空気の流れを方向づけ
    る傾斜板26とを有するフアンブロツクにおい
    て、 前記フアン21と傾斜板26とを1つのフアン
    ユニツト20として構成し、該フアンユニツトを
    前記フアンブロツク本体10の内部に上下反転可
    能に組込め得るようにしてなり、 上記フアンユニツト20の上下方向を選択して
    組込むことにより、前記フアンブロツク本体10
    の一方の側面と後面間、または、他方の側面と後
    面間を空気の吸排出路とし得るようにしたことを
    特徴とするフアンブロツク構造。
JP1985007938U 1985-01-25 1985-01-25 Expired JPH0442660Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985007938U JPH0442660Y2 (ja) 1985-01-25 1985-01-25

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JP1985007938U JPH0442660Y2 (ja) 1985-01-25 1985-01-25

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JPS61124867U JPS61124867U (ja) 1986-08-06
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JP1985007938U Expired JPH0442660Y2 (ja) 1985-01-25 1985-01-25

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0746007B2 (ja) * 1988-09-20 1995-05-17 株式会社日立製作所 装置の冷却方法
WO2009067131A1 (en) * 2007-11-21 2009-05-28 Liebert Corporation Computer room environmental conditioning unit with translatable blowers

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5545496Y2 (ja) * 1976-08-26 1980-10-24
JPS56121260U (ja) * 1980-02-19 1981-09-16

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JPS61124867U (ja) 1986-08-06

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