JPH044233B2 - - Google Patents

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JPH044233B2
JPH044233B2 JP63232165A JP23216588A JPH044233B2 JP H044233 B2 JPH044233 B2 JP H044233B2 JP 63232165 A JP63232165 A JP 63232165A JP 23216588 A JP23216588 A JP 23216588A JP H044233 B2 JPH044233 B2 JP H044233B2
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belt
container
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sewn
belts
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JP63232165A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D88/00Large containers
    • B65D88/16Large containers flexible
    • B65D88/1612Flexible intermediate bulk containers [FIBC]
    • B65D88/1675Lifting fittings
    • B65D88/1681Flexible, e.g. loops, or reinforcements therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は大形容器に関し、更に詳細には各種粉
粒状物の包装、輸送、保管ひ供する柔軟な材料か
ら形成される大形容器に関する。
(従来の技術) 従来、工業薬品、樹脂類、穀物類、農薬肥料な
ど各種の粉粒物を包装、輸送、又は保管するため
の大形容器は、合成樹脂からなる延伸テープで形
成された織布(原反)から製造され、主として使
用されている形態は第5図および第6図に示され
る2種類である。第5図に示される大形容器1は
4本のベルト2で容器本体3を抱え込むようにし
て底3aを支えるもので、最も広く使用されてい
る。他方、第6図に示される大形容器4は、有底
筒状の容器本体5の開口部に4つの切込みを入れ
てフラツプ状のものを作り、それぞれその両端を
内側に折り込んで三角状にし、その上半分を第7
図に示されるように内側に折り返えしてロープ6
を挿通する孔を形成するように縫い合せて吊部5
aを設け、この吊部5aの挿通孔に通した各々の
ループ状ロープ6によつて吊り上げるようにした
ものである。これら2つのタイプの大形容器は共
に安全性が高く幅広く使用されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述の2つのタイプの大形容器
1,4は、本来1回限りの使用を目的としたワン
ウエイ用であつたが、実際には数回使用されてい
る。これは、上述した従来の大形容器1,4の製
造コストが比較的に高いためであり、そのため使
用者側からは使い捨てができるようにもつと単純
な構造にして製造コストの安い大形容器の開発の
要望がでていた。
しかし、製造コストの安い大形容器であつても
十分な安全性を備えていなければならないことは
言うまでもない。そこで、一般に、どれほどの強
度があればよいかであるが、本発明者が測定した
限りでは、フオークリフト、レツカー車で降しな
がら急停止する方法が最も衝撃が大きく、1tの容
器で約4tの応力がかかる。JISでは最大充填質量
の2倍に相当する荷重で30回吊り上げ、次に3倍
の荷重で5分間以上保持しなければならないとさ
れている。これらから考えられる安全係数として
は内容物総重量の5倍の重さに耐え得るようにす
れば、国内の荷扱いに対しては十分であると考え
られる。大形容器の製造コストを安価にするに
は、容器本体それ自体の素材強度を利用してこれ
にベルトを縫い付けて吊り上げるように構成する
しかなく、しかし、このような構成で上述の強度
を得ることは非常に困難で、数種類の大形容器を
作つて実験した結果種々補強しても3倍の荷重、
すなわち具体的には実際の吊り上げ荷重を1tとし
てその3倍の荷重の3tに耐えるのが限界であつ
た。
ところで、このような問題を解決しようとする
試みとして、逆U字形の4つのベルトを有底筒状
の容器本体の上端周囲面に縫い付けたものが提案
されたが、この大形容器では強度を高めるためベ
ルト縫い付け位置を通る容器本体の原反(素材)
部分にナイロン糸の多数の縦糸を補強として織り
込んで、ベルト下方向における容器本体の原反部
分の強度を上げるように構成された。しかし、こ
の大形容器でも実際に粉粒物を収容して吊り上げ
ると、ベルト縫い付け部を通る縦方向領域間で底
が下がり、ベルト下の底縫い目に集中的に応力が
かかり縫い目の目あきが出やすく、漏れにつなが
る危険がある上、特にこの提案では特殊な原反を
使用しなければならないという問題があつた。
本発明の目的は、かかる状来の問題点を解決す
るためになされたもので、使い捨てができるよう
に製造コストを安価にし、しかし吊り上げ時の強
度を十分に備えて安全性が高く、しかも縫い目の
目あき等の発生を防止した大形容器を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、合成樹脂の延伸テープからなる織布
を素材とした有底筒状の容器本体および該容器本
体の開口側周面に設けられた複数の吊り部を備
え、該各吊り部にロープ又はベルトを通して吊り
上げ可能とした大形容器において、前記各吊り部
が逆U形又は逆V形の合成樹脂製ベルト2本で構
成され、該2本のベルトのそれぞれ両端部の大部
分が重ならないように隣接して前記容器本体に縫
い付けられていることを特徴とする。
(作用) 本発明の大形容器によると、各吊り部を構成す
る2本の逆U形又は逆V形のベルトのそれぞれ両
端部の大部分が独立的に即ち相互に重ならないよ
うに隣接して容器本体に縫い付けられているた
め、ベルトに掛かる応力が容器本体の原反に比較
的に広範囲に分散し、特定個所への応力集中が生
じないことから、極めて大きな荷重に耐えられ
る。
(実施例) 以下、本発明の大形容器を添付図面に示された
実施例について更に詳細な説明する。
第1図には本発明の一実施例に係る大形容器1
0が示されている。この大形容器10は合成樹脂
の延伸テープからなる織布で形成された有底筒状
の容器本体11を含み、該容器本体11の上端周
囲面即ち開口側周面には4つの吊り部が周方向に
等間隔で設けられ、各吊り部は合成樹脂製の2本
の逆U字形ベルト12,12′で構成されている。
これら2本のベルト12,12′のそれぞれ両端
部は重ならないように隣接して容器本体11に縫
い付けられ、縫い付け部12a,12b,12′
a,12′bとされている。すなわち、その1組
の吊り部についてみると第2図に示されるように
2つの逆U字形ベルト12,12′のそれぞれ両
端部即ち縫い付け部12a,12b,12′a,
12′bがそれぞれ重ならないように隣接し且つ
交互に並んで配置されている。このようにして構
成された大形容器10の各ベルト12,12′に
は吊りロープ13が順次通されて輪状に締結さ
れ、該吊りロープ13を用いて当該大形容器10
が吊り上げられる。
ところで、1本のベルト12の幅を例えば100
mmとすると縫い付け部12a,12bの全幅はこ
れを逆U字形にするのでその2倍すなわち200mm
となり、これが2つで1組であるのでこの1組の
縫い付け部の全幅は400mmである。これが4組あ
るのでその合計幅寸法1600mmとなる。この全ベル
ト12,12との縫い付け部12a,12b,1
2′a,12′bにおける合計幅寸法は容器本体1
1の周囲長さの30%以上となるようにされてい
る。すなわち、容器本体11の周囲長さは本実施
例では3460mm有り、従つてこの周囲長さに対する
全ベルト12,12′の縫い付け部12a,12
b,12′a,12′bの合計幅寸法の割合は約46
%である。
この容器に内容物1tを入れ吊り上試験機で試験
をしたところ、5t5分の衝撃荷重でも何んの異常
もなく、底部も平均に支えられているためベルト
下の縫い目の目あきも特に問題もなく極めて良好
であることが明らかとなつた。
また、直径1200mmについても実施したが同じ結
果であり、この場合は内周が3770mmでありベルト
縫い付け部の合計幅寸法の割合は42%となる。こ
のような所謂フレキシブルな容器は500Kg以上か
ら使用されており、又ベルトとして一般的に使用
されているものは70mm、100mmであり、従つて許
容重量の小さな容器の場合には70mm幅のベルトで
も強度は十分である。この場合、70mm幅のベルト
の縫い付け部は全部で16個所であるからその合計
幅寸法は1120mmとなり直径1100mmの容器の円周長
さに対する割合は32.4%になる。
これらの実験から明らかなことは、容器本体1
1の周囲長さに対する吊り上げ用ベルト12,1
2′の縫い付け部12a,12b,12′a,1
2′bにおける合計幅寸法の割合を30%以上とす
ると、安全率を見込んだ荷重に対して十分な強度
を発揮する、ということである。
このように、容器本体11の周囲長さに対する
吊り上げ用ベルト12,12′の縫い付け部12
a,12b,12′a,12′bにおける合計幅寸
法の割合を30%以上とすると、ベルトに掛かる応
力、換言すれば各ベルト12,12′の縫い付け
部12a,12b,12′a,12′bに及ぶ応力
が上述の割合に応じて容器本体11の原反に広範
囲に分散するため、特定個所への応力集中を生ず
ることがなく、所定の強度を得ることができるも
のと考えられる。
上述の実施例では、逆U字形の吊り上げ用ベル
ト12,12′が2つで1組の吊り部とされ、各
組において各ベルト12,12′の縫い付け部1
2a,12b,12′a,12′bがそれぞれ重な
らないように隣接し且つ交互に並んで並んで配置
された例であつたが、第3図に示されるように2
つの逆U字形ベルト12,12′のそれぞれ両端
部が重ならないように隣接して並列に縫い付けら
れたものでもよく、また、第4図に示されるよう
に各ベルト12,12′を逆V字形にして容器本
体11の周面に縫い付けてもよい。
なお、前述した各実施例では、各ベルトの両端
部を容器本体の外周表面即ち外面に縫い付けたも
のであつたが、2本1組のベルトの1本若しくは
全部を筒状体と天板との縫い目の間から容器本体
内部に進入させて内周面に縫い付けたものであつ
てもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の大形容器によれ
ば、各吊り部を構成する2本の逆U形又は逆V形
のベルトのそれぞれ両端部を独立的に即ち相互に
重ならないように隣接して容器本体に縫い付けた
ことにより、応力が広範囲に分散し特定個所への
応力集中が生じないことから所定の強度を得るこ
とができ、且つ底部の縫い目も開くことがなく、
しかも、ベルトの容器本体への取付けは上端周面
に縫い付けるという単純な構成であるため製造コ
ストも安価にでき、ワンウエイ用のフレキシブル
な大形容器として極めて適したものを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る大形容器の斜
視図、第2図は第1図に示された大形容器におけ
る吊り上げベルトと容器本体との縫い付け部を拡
大して示す断片的な正面図、第3図および第4図
はそれぞれ本発明の他の実施例に係る大形容器に
おける吊り上げベルトと容器本体との縫い付け部
を拡大して示す断片的な正面図、第5図および第
6図はそれぞれ従来の大形容器を示す斜視図、第
7図は第6図に示された従来の大形容器における
吊り上げロープ取付け構造を示す部分的な斜視図
である。 10……大形容器、11……容器本体、12,
12′……吊り上げ用ベルト、12a,12b,
12′a,12′b……縫い付け部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 合成樹脂の延伸テープからなる織布を素材と
    した有底筒状の容器本体および該容器本体の開口
    側周面に設けられた複数の吊り部を備え、該各吊
    り部にロープ又はベルトを通して吊り上げ可能と
    した大形容器において、前記各吊り部が逆U形又
    は逆V形の合成樹脂製ベルト2本で構成され、該
    2本のベルトのそれぞれ両端部の大部分が重なら
    ないように隣接して前記容器本体に縫い付けられ
    ていることを特徴とする大形容器。
JP63232165A 1988-09-19 1988-09-19 大形容器 Granted JPH0285186A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63232165A JPH0285186A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 大形容器

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JP63232165A JPH0285186A (ja) 1988-09-19 1988-09-19 大形容器

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JPH0285186A JPH0285186A (ja) 1990-03-26
JPH044233B2 true JPH044233B2 (ja) 1992-01-27

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JPH0285186A (ja) 1990-03-26

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