JPH0439581A - 冷凍装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、冷媒の適性充填量を検知する手段を備えた冷
凍装置に関する。

［従来の技術］ 周知のように冷凍装置では、ガス状冷媒を圧縮機で圧縮
して高温高圧のガス状冷媒とし、凝縮器へ送る。凝縮器
は高温高圧のガス状冷媒を冷却して低温高圧の液状冷媒
とする。低温高圧の液状冷媒は絞り機構へ送られ、断熱
膨張され、低温低圧の霧状冷媒となる。霧状冷媒は蒸発
器へ送られ、蒸発して蒸発器の周囲を冷却し、圧縮器に
再び戻る。

ここで、蒸発器と圧縮器の間には余分な冷媒を液状にし
て溜めておくアキュームレータを備えたものが知られて
いる。

この様なアキュームレータを含む冷凍装置では、冷媒充
填量を知るために、アキュームレータの外側表面に温度
計を設け、アキュームレータ内部に圧力計を設けている
。そして、これら温度計と圧力計の測定値に基づき、ア
キュームレータ内の液状冷媒の量を求めて冷媒の適正充
填量を検知している。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、従来の冷凍装置では、温度計と圧力計と
を用いて冷媒の充填量を検知するために、その測定方法
、および計器の精度によって、測定結果が異なり、冷媒
の充填量が適正かどうか正確に知ることができないとい
う問題点がある。

また、アキュームレータ内の液状冷媒の量が一定量以上
になると温度計に変化がなくなり、冷媒が過充填されて
も分からないという問題点もある。

本発明は、計器の精度、および測定方法に左右されるこ
と無く、正確に冷媒の適性充填量を検知することができ
る冷凍装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明によれば、液状冷媒を蓄積するアキュームレータ
を含む冷凍装置において、前記アキュームレータの内部
に前記液状冷媒の液面の高さが所定の高さになったか否
かを検知するセンサーを設け、該センサーに表示器を接
続し、前記冷媒の液面が前期所定の高さになったことを
前記センサーが検知したことを前記表示器に表示させる
ようにしたことを特徴とする冷凍装置が得られる。

［作用コ センサーは液状冷媒に触れたときに検出信号を出力する
。検出信号は表示器に送られ、液面が所定の高さになっ
たことを表示する。

［実施例コ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図に本発明の第１の実施例を示す。

第１図に示す冷凍装置は、圧縮機１１、凝縮器１２、絞
り機構１３、蒸発器１４、およびアキュームレータ１５
を備え、冷媒管で接続されている。

冷凍装置の動作についてよく知られており、また、従来
の技術の欄で簡単に述べたので、その説明は省略する。

本実施例のアキュームレータ１５の内部には、冷媒が適
正量充填されたときの液状冷媒の液面の高さと等しい位
置に、センサー１６が取り付けられている。そして、こ
のセンサー１６には表示器１７が接続されている。

センサー１６は、ガス状冷媒と液状冷媒の熱伝導率の違
いから、液状冷媒を検知するセンサーである。

冷媒を冷凍装置に充填すると、アキュームレータ内の液
状冷媒の液面が上昇する。従って、センサー１６は液面
が所定の高さ、即ち、センサーが取り付けられた高さに
達すると検知信号を出力する。検知信号は表示器１７に
送られ、センサー１６が液状冷媒の液面の高さが所定の
高さになったことを表示する。こうして、冷媒の充填量
が適正量であるか否かを知ることができる。

第２図に本発明の第２の実施例を示す。第２図ではアキ
ュームレータ１５とセンサー１６、および表示器のみを
示し、他は省略しである。

第２の実施例ではアキュームレータ１５の内部にセンサ
ー１６を２個設けている。

センサー１６ｇは、第１の実施例同様、適正量液面に相
当する高さに設けられている。また、センサー１６ｂは
、過充填許容範囲の上限の高さに設けられている。

また、センサー１６を２個設けたことに伴って、表示器
１７も表示部を２個有するものが用いられている。

これらのセンサー１６ａ、ｂは、それぞれ第１の実施例
と同様に熱伝導率から液状冷媒がセンサー１６取り付は
位置の高さになったことを検出する。従って、センサー
１６ａが検出信号を出力し、センサー１６ｂが検出信号
を出力していないしていない場合が適正量であると判断
することができる。

なお、上記実施例では、熱伝導率の違いから液状冷媒を
検出するセンサーを用いたが、液状冷媒の液面の高さが
検出できるものであればどの様なセンサーであっても良
い。

また、センサーの数は上記実施例に限られるものではな
い。

［発明の効果コ 本発明によれば、アキュームレータ内に液状冷媒の液面
の高さを検知できるセンサーを設け、液面が所定高さに
なったことを表示させるようにしたことで、冷媒の充填
量が適正であるかどうか、精度よく知ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の構成図。第２図は第２
の実施例の部分構成図である。 １１・・・圧縮器、１２・・・凝縮器、１３・・・絞り
機構、１４・・・蒸発器、１５・・・アキュームレータ
、１６・・・センサー　１７・・・表示器。 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　１．　液状冷媒を蓄積するアキュームレータを含む冷
   凍装置において、 前記アキュームレータの内部に前記液状冷媒の液面の高
   さが所定の高さになったか否かを検知するセンサーを設
   け、該センサーに表示器を接続し、前記液状冷媒の液面
   の高さが前記所定の高さになったことを前記センサーが
   検知したことを前記表示器に表示させるようにしたこと
   を特徴とする冷凍装置。