JPH0439507A

JPH0439507A - 燃焼装置

Info

Publication number: JPH0439507A
Application number: JP14825990A
Authority: JP
Inventors: Norio Yotsuya; 規夫肆矢; Hideo Tomita; 英夫富田
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-06-05
Filing date: 1990-06-05
Publication date: 1992-02-10
Anticipated expiration: 2013-10-08
Also published as: JP2808830B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、石油を燃料とする燃焼装置に関する。

従来の技術従来のこの種の燃焼装置は、第２図に示すように構成さ
れていた。

すなわち、１はヒータで有底状の気化筒２に鋳込まれて
いる。３は気化筒２の側壁に設けられた１次空気管で内
側に燃料噴出管４が設けられている。５は気化筒２の上
端に設けられた受熱部、６は受熱部５に沿って設けられ
た炎口、７は炎ロキャノプである。

ここで、ヒータ１に通電され気化筒２が所定の温度に達
すると、燃焼ファンと燃料供給ポン７（ともに図示無し
）が運転され１次空気管３から気化用の１次空気が送風
され、燃料噴出管４からは燃料が供給される。供給され
た燃料は加熱された気化筒２の内壁で気化され、１次空
気と混合して気化ガスとなる。気化ガスは気化筒２を上
昇して炎口６から噴出され、点火器（図示無し）によっ
て点火され燃焼が開始される。以後燃焼火炎の熱を受熱
部５が受け、気化筒２にフィードバンクさせて気化を促
進し、ヒータ１の通電を停止させ、燃焼を持続させてい
く。

発明が解決しようとするｉｎしかしながら上記のような従来の構成では、気化筒２内
で気化された気化ガスが短時間で炎口６から噴出される
ので１次空気との混合が不完全となり黄火が発生し、排
ガス特性を悪化させるという問題があった。また、気化
筒２内で気化と混合が行われるために変質油などの使用
によるタール生成に対して、気化筒２の底部や内壁下部
にタールが蓄積し気化不良を起こすという課題を有して
いた。

本発明はかかる従来の課題を解消するもので、気化ガス
と１次空気の混合を促進させ、黄火発生を防止して排ガ
ス特性を向上させるとともに、気化器内のタール蓄積を
防止して良好な気化特性を維持することを目的とする。

課題を解決するための手段上記課題を解決するために、本発明の燃焼装置は、混合
室の上部に気化器と炎口部を連設した構成を備えたもの
である。

作用本発明は上記した構成によって、気化器から流出する気
化ガスが、下部に設けられた混合室を通過して炎口部に
至るまでに１次空気との混合が促進されるので、排ガス
特性が向上される。また、気化器下部から気化ガスを流
出させるので、生成してタールが気化器内に蓄積しない
で混合室へ流出し、気化特性が維持されるものである。

実施例以下、本発明の一実施例を第１図を用いて説明する。

図において、８は有底箱状の混合室で、上部に炎口部９
のための開口部１０と混合気入口１１が連設されている
。炎口部９の周囲には、混合室８の一部から立設された
受熱壁１２が設けられている。混合室８の内部は、仕切
り部１３により上部から狭められた通路１４が設けられ
ている。混合気入口１１の上部には、箱状の気化器１５
の下部に設けられた混合気出口１６が密着されて設けら
れている。１７は気化器の側壁の一部を炎口部９の上方
に突出させて設けられた受熱部で、この受熱部１７の内
側には傾斜された気化面１８が設けられている。１９は
気化器１５に鋳込まれたヒータである。気化器１５の側
壁の一部には、１次空気入口２０が設けられ、この内側
に燃料ノズル２１が挿入されている。燃料ノズル２１の
先端は気化面１８に向けて設けられている。２２は燃焼
火炎である。

上記構成において、ヒータ１９に通電され気化器１５が
所定の温度に達すると、燃焼ファンと燃料供給ポンプ（
ともに図示無し）が運転され１次空気入口２０から１次
空気が送風され、燃料ノズル２１からは燃料が噴出され
る。噴出された燃料は、気化面１８の傾斜を１次空気に
よって吹き上げられながら拡散し気化が促進される。気
化面１８で気化された燃料は、１次空気と混合されて気
化ガスとなり、気化器１５の混合気出口１６から混合室
８の混合気入口１１を通り混合室８内に流入される。気
化ガスは、仕切り部１３によって狭められた通路１４を
蛇行するようにながれ、混合がより均一になるように促
進される。気化ガスは、混合室８の開口部１０から炎口
部９に送られ、炎口部９から噴出され、点火器（図示無
し）により点火され炎口部９に燃焼火炎２２が形成され
、燃焼が開始される。この燃焼火炎２２の熱を気化器１
５の受熱部１７が受け、気化器１５全体にフィトハック
させる。気化面１８は受熱部１７の内側の位置に設けら
れているので、気化器】５の各部の中で最も速く、多量
の熱がフィードバックされ、気化が促進される。ヒータ
１９は、通電をオン、オフされながら気化器１５の温度
を一定に保ち、燃焼を持続させていく。また、混合室８
の受熱壁１２からも燃焼火炎２２の熱が混合室８各部に
フィードバックされ、混合室８の温度を高温に保ち、混
合が促進される。この結果、気化ガスが気化器１５を流
出してから、混合室８内で仕切り部１３により蛇行させ
られて炎口部９に至るまでの行程の中で充分に混合され
るので、黄火の発生を防止して排ガス特性を向上できる
。また、変質油などが使用されてタールが生成しても、
傾斜された気化面１８には変質油が滞留することがない
ので、気化面１８にはタールが蓄積せず良好な気化特性
が維持できる。また、気化面１８から落下したタール成
分や気化しきれない変質油は気化器１５の下部の混合気
出口１６と混合室８の混合気入口１１を通って混合室８
内に落下し、そこで蓄積するので、気化器１５内にター
ルが蓄積することが無く良好な気化特性が維持できる。

また、受熱部１７の内側に気化面１８が設けられている
ので、多量の熱が得られ、大きな気化量を得ることがで
きる。また、気化面１８を傾斜させているので、燃料ノ
ズル２１から噴出された燃料が気化面１８に沿って広が
り、有効な気化面１８が増加し気化が促進されるもので
ある。

発明の効果以上の実施例の説明から明らかなように本発明の液体燃
料燃焼装置によれば、次の効果が得られる。

（１）混合室の上部に気化器と炎口部を連設したもので
、気化ガスが気化器、混合室、炎口部という径路を流れ
ることにより混合が促進され、黄火の発生を防止して排
ガス特性を向上できる。

（２）混合室の上部に気化器を設げたので、気化器下部
からタール成分が混合室内に落下して、気化器内のター
ル蓄積を防止し、良好な気化特性が維持できる。

（３）受熱部の内側に気化面を設けたので、多量の熱が
速（得られ、大きな気化能力を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における燃焼装置の要部断面
図、第２図は従来の燃焼装置の部分断面図である。８・・・・・・混合室、９・・・・・・炎口部、１１・
・・・・・混合気入口、１５・・・・・・気化器、１６
・・・・・・混合気出口、１７・・・・・・受熱部、１
８・・・・・・気化面、２０・・・・・・１次空気入口
、２１・・・・・・燃焼ノズル。代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名澹　宕　！炎　口　部混宕気＾口敷化器濯　８−１）０費　ｌＩ！　　瀕智！イし濶Ｏｒ　；ｒ　９Ｉ？Ｌ入口黒２１　　ノ　；之　ｌし第２図

Claims

【特許請求の範囲】

有底箱上の混合室と、この混合室の上部に設けられた炎
口部と、この炎口部と連設され前記混合室の上部に設け
られた混合気入口と、この混合気入口の上部に混合気出
口を介して設けられた箱状の気化器と、この気化器の側
壁の一部を前記炎口部の上方に突出させて設けられた受
熱部と、この受熱部の内側に設けられた気化面と、前記
気化器の側壁の一部に設けられた１次空気入口と、この
１次空気入口内に挿入されその先端を前記気化面に向け
て設けられた燃料ノズルとを備えた燃焼装置。