JPH0439366Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439366Y2 JPH0439366Y2 JP1984014578U JP1457884U JPH0439366Y2 JP H0439366 Y2 JPH0439366 Y2 JP H0439366Y2 JP 1984014578 U JP1984014578 U JP 1984014578U JP 1457884 U JP1457884 U JP 1457884U JP H0439366 Y2 JPH0439366 Y2 JP H0439366Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve stem
- cylindrical body
- valve
- seal
- metal cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 claims description 2
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 claims description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims 1
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- YAFQFNOUYXZVPZ-UHFFFAOYSA-N liproxstatin-1 Chemical compound ClC1=CC=CC(CNC=2C3(CCNCC3)NC3=CC=CC=C3N=2)=C1 YAFQFNOUYXZVPZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関のバルブ部に使用するバルブ
ステムシールに関し、更に具体的にはバルブガイ
ドとの嵌着部となるフランジ部を有する金属性筒
体の改良に関するものである。
ステムシールに関し、更に具体的にはバルブガイ
ドとの嵌着部となるフランジ部を有する金属性筒
体の改良に関するものである。
従来バルブステム用オイルシールは内燃機関エ
ンジンのバルブステム部に用いられ、第１図のご
とくバルブステム７とバルブガイド５間の摺動部
が必要とする潤滑油の流量を加減するための装置
であつて、バルブガイド５に嵌着される金属製筒
体Ａの、該金属製筒体Ａ上端より上方にバルブス
テム７と接触するシールリツプ１を有する弾性体
Ｂを該金属製筒体Ａに接着して一体となした構造
を有するものであつた。このバルブステムシール
に用いられている金属製筒体Ａの断面形状は、一
般には第１図に示すごとく上部内向きフランジ部
３の下方は直線形状を有しており、これを嵌着す
るに際しては該内向きフランジ部３の肩部に圧入
治具を押しあて金属製筒体Ａをバルブガイド５に
挿入する。しかし、前記肩部は内側にシールリツ
プ１を形成する弾性体Ｂを接合一体化するため圧
入治具の接触面積が極めて少なく、そのため圧入
する力と方向性を不安定なものとし、さらに該バ
ルブステムシールを交換の必要あるときは金属製
筒体Ａの下端部４、すなわち金属製筒体Ａ厚み部
分しか脱抜治具を引掛ける場所を持たない。従つ
て抜取るためには非常な苦労を強いられこの際バ
ルブガイド５を傷めたり抜取不能になるなど容認
しがたい多くの欠点があつた。
ンジンのバルブステム部に用いられ、第１図のご
とくバルブステム７とバルブガイド５間の摺動部
が必要とする潤滑油の流量を加減するための装置
であつて、バルブガイド５に嵌着される金属製筒
体Ａの、該金属製筒体Ａ上端より上方にバルブス
テム７と接触するシールリツプ１を有する弾性体
Ｂを該金属製筒体Ａに接着して一体となした構造
を有するものであつた。このバルブステムシール
に用いられている金属製筒体Ａの断面形状は、一
般には第１図に示すごとく上部内向きフランジ部
３の下方は直線形状を有しており、これを嵌着す
るに際しては該内向きフランジ部３の肩部に圧入
治具を押しあて金属製筒体Ａをバルブガイド５に
挿入する。しかし、前記肩部は内側にシールリツ
プ１を形成する弾性体Ｂを接合一体化するため圧
入治具の接触面積が極めて少なく、そのため圧入
する力と方向性を不安定なものとし、さらに該バ
ルブステムシールを交換の必要あるときは金属製
筒体Ａの下端部４、すなわち金属製筒体Ａ厚み部
分しか脱抜治具を引掛ける場所を持たない。従つ
て抜取るためには非常な苦労を強いられこの際バ
ルブガイド５を傷めたり抜取不能になるなど容認
しがたい多くの欠点があつた。
この欠点を補うために、第２図に示す実公昭56
−20485号公報の様な、金属製筒体Ａの上部を外
方に膨ませ張出部２を設けたバルブステムシール
が開発されている。この構造では該バルブステム
シールを引抜きに際し前記張出部２の下面に脱抜
治具を掛け上方に引張ると下方に位置する金属製
筒体Ａが上部の張出部２に従うため良好な脱抜効
果を上げるが、反面、第５図に示すごとく装着に
関しては挿入治具６による押圧点が金属製筒体Ａ
の最上端であるためその下方に位置する嵌合部は
均一で正確な垂直押圧を加えても金属製筒体Ａと
バルブガイド５との接触周面の微妙な接触抵抗の
違いにより傾いて挿入されたり変形を生ずるなど
正確に装着されない危険性を多く有しシール性及
び装着作業性の向上にはなり得なかつた。また張
出部２の折り曲げが複雑で難しいため金属製筒体
Ａがコストアツプになるなどの欠点があつた。
−20485号公報の様な、金属製筒体Ａの上部を外
方に膨ませ張出部２を設けたバルブステムシール
が開発されている。この構造では該バルブステム
シールを引抜きに際し前記張出部２の下面に脱抜
治具を掛け上方に引張ると下方に位置する金属製
筒体Ａが上部の張出部２に従うため良好な脱抜効
果を上げるが、反面、第５図に示すごとく装着に
関しては挿入治具６による押圧点が金属製筒体Ａ
の最上端であるためその下方に位置する嵌合部は
均一で正確な垂直押圧を加えても金属製筒体Ａと
バルブガイド５との接触周面の微妙な接触抵抗の
違いにより傾いて挿入されたり変形を生ずるなど
正確に装着されない危険性を多く有しシール性及
び装着作業性の向上にはなり得なかつた。また張
出部２の折り曲げが複雑で難しいため金属製筒体
Ａがコストアツプになるなどの欠点があつた。
本考案はこれらの欠点を除去しバルブガイド５
へのバルブステムシールの装着性と固定性をより
良好な確実なものとし、さらにバルブガイド５か
ら極めて容易に脱抜をなすことのできるバルブス
テムシールを提供するものでる。
へのバルブステムシールの装着性と固定性をより
良好な確実なものとし、さらにバルブガイド５か
ら極めて容易に脱抜をなすことのできるバルブス
テムシールを提供するものでる。
本考案は、第３図、及び第４図に示すごとく、
金属製筒体Ａの上部に形成した内向きフランジ部
３の上方に、バルブステム７と摺動接触する合成
ゴム等の弾性体Ｂからなるシールリツプ１を接合
一体化したバルブステムシールであつて；バルブ
ガイド５との嵌合部となる金属製筒体Ａは、その
下方部に該金属製筒体Ａから連続して外側へ突出
する凸部８を複数個有した構造である。
金属製筒体Ａの上部に形成した内向きフランジ部
３の上方に、バルブステム７と摺動接触する合成
ゴム等の弾性体Ｂからなるシールリツプ１を接合
一体化したバルブステムシールであつて；バルブ
ガイド５との嵌合部となる金属製筒体Ａは、その
下方部に該金属製筒体Ａから連続して外側へ突出
する凸部８を複数個有した構造である。
この構造を有するバルブステムシールをバルブ
ガイド５へ嵌着するに際しては、第６図に示すご
とく、前記凸部８の上端部に引掛る簡単な形状
（例えば円筒形状）を有した圧入治具９を用い、
該圧入治具９に垂直圧入力を加えて嵌合せしめる
が、このとき該圧入力は凸部８、すなわち金属製
筒体Ａの下方部に加わり該金属製筒体Ａの上部分
を従えて挿入される。このことは前記金属製筒体
Ａが垂直方向性を装着終了まで失わないことを意
味し、多少バルブガイド５が粗面あるいは歪んで
いても従つて来る金属製筒体Ａの上部がその面に
そつて挿入されぴつたりと圧入されるので装着不
備を完全に解消すると共に、装着安全性の高い該
金属製筒体Ａは嵌着作業能率を大きく向上させ
る。
ガイド５へ嵌着するに際しては、第６図に示すご
とく、前記凸部８の上端部に引掛る簡単な形状
（例えば円筒形状）を有した圧入治具９を用い、
該圧入治具９に垂直圧入力を加えて嵌合せしめる
が、このとき該圧入力は凸部８、すなわち金属製
筒体Ａの下方部に加わり該金属製筒体Ａの上部分
を従えて挿入される。このことは前記金属製筒体
Ａが垂直方向性を装着終了まで失わないことを意
味し、多少バルブガイド５が粗面あるいは歪んで
いても従つて来る金属製筒体Ａの上部がその面に
そつて挿入されぴつたりと圧入されるので装着不
備を完全に解消すると共に、装着安全性の高い該
金属製筒体Ａは嵌着作業能率を大きく向上させ
る。
一方、シールリツプ１の摩耗あるいはバルブ部
分解等によつて該バルブステムシールを脱抜する
必要が生じた場合、前記凸部８の複数箇所突出し
た底面は十分な広さを持つた突起物となり得、簡
単な脱抜治具でも容易に引掛けたり、固着がかた
い場合、円周方向に回して抵抗をゆるめておいて
上方に引抜くこともでき、未熟な作業者であつて
も極めて容易く脱抜作業を行い得るなど二次的効
果も大きいものとなつた。
分解等によつて該バルブステムシールを脱抜する
必要が生じた場合、前記凸部８の複数箇所突出し
た底面は十分な広さを持つた突起物となり得、簡
単な脱抜治具でも容易に引掛けたり、固着がかた
い場合、円周方向に回して抵抗をゆるめておいて
上方に引抜くこともでき、未熟な作業者であつて
も極めて容易く脱抜作業を行い得るなど二次的効
果も大きいものとなつた。
さらに凸部８突出は金属製筒体Ａの成型加工時
にプレス加工にて下方部にて行うことが出来るの
で加工が容易で大したコストアツプにならず前述
のすぐれた効果を発揮するものである。
にプレス加工にて下方部にて行うことが出来るの
で加工が容易で大したコストアツプにならず前述
のすぐれた効果を発揮するものである。
以上の様に本考案は簡単な構造で装着する安全
性が極めて高く着脱の容易な理想的なバルブステ
ムシールである。
性が極めて高く着脱の容易な理想的なバルブステ
ムシールである。
第１図、及び第２図は従来のバルブステムシー
ルの断面図である。第３図は本考案のバルブステ
ムシールの実施例を示した断面図である。第４図
は、第３図の斜視図である。第５図は従来のバル
ブステムシールの装着状態を示した断面図であ
る。第６図は本考案のバルブステムシールの装着
状態を示す断面図である。 Ａ……金属製筒体、Ｂ……弾性体、１……シー
ルリツプ、３……フランジ部、５……バルブガイ
ド、７……バルブステム、８……凸部、９……圧
入治具。
ルの断面図である。第３図は本考案のバルブステ
ムシールの実施例を示した断面図である。第４図
は、第３図の斜視図である。第５図は従来のバル
ブステムシールの装着状態を示した断面図であ
る。第６図は本考案のバルブステムシールの装着
状態を示す断面図である。 Ａ……金属製筒体、Ｂ……弾性体、１……シー
ルリツプ、３……フランジ部、５……バルブガイ
ド、７……バルブステム、８……凸部、９……圧
入治具。
Claims (1)
- 金属製筒体の上部に形成した内向きフランジ部
の上方に、バルブステムと摺動接触する合成ゴム
等の弾性体よりなるシールリツプを接合一体化し
たバルブステムシールにおいて；バルブガイドと
の嵌合部となる金属製筒体はその下端部に外側へ
部分的に突出する凸部を複数個設けたことを特徴
とするバルブステムシール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1457884U JPS60127409U (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | バルブステムシ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1457884U JPS60127409U (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | バルブステムシ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60127409U JPS60127409U (ja) | 1985-08-27 |
| JPH0439366Y2 true JPH0439366Y2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=30499630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1457884U Granted JPS60127409U (ja) | 1984-02-03 | 1984-02-03 | バルブステムシ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60127409U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5516087U (ja) * | 1979-05-12 | 1980-02-01 | ||
| JPS5620485U (ja) * | 1979-07-26 | 1981-02-23 |
-
1984
- 1984-02-03 JP JP1457884U patent/JPS60127409U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5516087U (ja) * | 1979-05-12 | 1980-02-01 | ||
| JPS5620485U (ja) * | 1979-07-26 | 1981-02-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60127409U (ja) | 1985-08-27 |
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