JPH0438537A - Dasd上のデータ・バックアップ/復元方式 - Google Patents

Dasd上のデータ・バックアップ/復元方式

Info

Publication number
JPH0438537A
JPH0438537A JP2144426A JP14442690A JPH0438537A JP H0438537 A JPH0438537 A JP H0438537A JP 2144426 A JP2144426 A JP 2144426A JP 14442690 A JP14442690 A JP 14442690A JP H0438537 A JPH0438537 A JP H0438537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dasd
data
history information
backup
update history
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2144426A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Kosugi
小杉 和弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2144426A priority Critical patent/JPH0438537A/ja
Publication of JPH0438537A publication Critical patent/JPH0438537A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概  要〕 複数のDASDおよびMTをもつ電子計算機システムに
おいて、バックアップおよびデータ復元の信軌性と経済
性を向上し、かつ、バックアップ時間を短縮するDAS
D上のデータのバンクアップおよび復元方式に関し、 バックアップ専用のDASDは使用しないで経済性を向
上し、かつ、DASD以上の信鯨性のあるバックアップ
およびデータ復元を実現することを目的とし、 外部記憶装置として複数のDASDからなるDASD群
およびMTを有する電子計算機システムにおいて、バッ
クアップの対象となるデータ・ファイルのうち、MTに
のみバックアップを行ない、DASD上にはファイルの
更新履歴情報を保存する必要のないデータ・ファイル名
を登録し格納するバックアップ・レベル情報格納手段と
、前記バックアップ・レベル情報格納手段に登録してい
ないデータ・ファイルについて、更新または追加したデ
ータがある場合に、更新・追加の履歴情報を作成する更
新履歴情報作成手段と、前記更新履歴情報作成手段によ
って作成した更新・追加の履歴情報をDASDに格納す
る更新履歴情報格納手段と、バンクアップの対象となる
データ・ファイルを有するDASDの内容をMTに保存
するMTバックアップ手段と、前記MTバックアンプ手
段によってバンクアンプされたDASDデータおよび前
記更新履歴情報格納手段によってDASD上に格納され
ている更新履歴情報をもとに、読み出し不能になったD
ASD上のデータを復元するデータ復元手段とを有する
ように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、DASD (直接アクセス記憶装置)上のデ
ータのバックアップおよび復元方式に係り、更に詳しく
は、複数のDASDおよびMT(磁気テープ)をもつ電
子計算機システムにおいて、バックアップおよびデータ
復元の信頼性と経済性を向上し、かつ、バックアップ時
間を短縮するDASD(直接アクセス記憶装置)上のデ
ータのバックアップおよび復元方式に関する。
〔従来の技術〕
計算機システムにおいては、現在、外部記憶装置として
DASD、すなわち直接アクセス記憶装置を使用するの
が一般的になっている。DASDは、信頼性がかなり高
く、外部記憶装置として適しているが、それでも、装置
が壊れてデータを読み出せなくなることもある。そこで
、データを常に復元できるようにする手段を備える必要
がある。
従来は、以下のような二つの手段によって、データを別
の媒体に記録(バックアップ)し、それを復元(リスト
ア)している。
第1の手法は、バックアップするデータの容量以上のD
ASDを用意し、ある一定の期間ごとに用意したDAS
Dにすべてのデータをコピーする方法である。これは、
バックアップの媒体としてDASDを使用する方法で、
データの安全性を重視する場合に採る。
第2の手法は、MT(磁気テープ装置)を用意し、ある
一定の期間ごとにDASDのデータをすべてMTにコピ
ーする方法である。この手法は、第1の手法に比べて、
それほど安全性を重視しないか、あるいは経済的に余分
なりASDを用意できない場合に採る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の二つの手法には、い(つかの問題
がある。
すなわち、第1の手法は、バックアップ専用のDASD
を必要とするため経済性の面で問題がある。高価なりA
SDを、通常使用する容量の2倍必要とするからである
。銀行等のように、経済性よりもデータの安全性を第1
に考える用途では、この手法が最適である。しかし、そ
れほどの安全性を必要としない場合には、この手法を採
ることは費用がかかりすぎ、不適切であると考えられる
第2の手法は、経済性の観点で見ると問題はない、しか
し、第1の手法と比較して安全性、信頼性の点で問題が
ある。また、MTへのデータ・バックアップは時間がか
かるため、バックアップの間隔を短くすることは困難で
あるという問題もある。
本発明は、バックアップ専用のDASDは使用しないで
経済性を向上し、がつ、DASD以上の信頼性のあるバ
ックアップおよびデータ復元を実現することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の機能ブロック図である0本発明は、
複数のDASD (直接アクセス記憶装置、DASD1
、DASD2、・・・)からなるDASD群2、および
MT(磁気テープ装置)3をもつ電子計算機システム1
を前提とする。
まず、バックアップ・レベル情報格納手段4を有する。
これは、DASD群2の各DASDに格納するデータ・
ファイルを作成する時点で、各データ・ファイルが必要
とする安全性の高さに応じて、MT(磁気テープ)だけ
にバックアップすればよいデータ・ファイルと、MTお
よびDASDを使用してバックアップをするデータ・フ
ァイルとを分け、MTだけにバックアップすればよいデ
ータ・ファイル名を格納する。
次に、更新履歴情報作成手段5は、前記バックアップ・
レベル情報格納手段4によって格納されていないデータ
・ファイル名のデータ・ファイル、すなわち、MTおよ
びDASDを使用してバックアップを行なうデータ・フ
ァイルについて、データ・ファイルを更新していた場合
に、データの更新履歴についての情報を作成する。すな
わち、更新したデータ・ファイルのファイル名と更新し
たデータの内容からなる更新履歴情報ファイルを、DA
SD群2の各DASDごとに作成する。
次に、前記更新履歴情報作成手段5によって作成した各
DASDごとの更新履歴情報ファイルを、更新履歴情報
格納手段6によって、該DASDとは別のDASDに格
納する。例えば、DASDIについての更新履歴情報フ
ァイルをDASD2上に記録し、DASD2についての
更新履歴情報ファイルをDASDl上に記録する。
更新履歴情報作成手段5および更新履歴情報格納手段6
による更新履歴情報ファイルの作成および格納の処理は
、ある一定の期間ごとに実施する。
例えば、1日に1回、午後10時に実施する。
MTバックアップ手段7は、更新履歴情報ファイルの作
成および格納処理とは別に、DASD群2の各DASD
上の全データをある一定期間ごとにMT上にバックアッ
プする。MTバックアップ手段7によるバックアップ処
理間隔は、更新履歴情報作成手段5および更新履歴情報
格納手段6による更新履歴情報ファイルの作成および格
納処理の間隔よりも長(する。例えば、週1回、土曜日
に処理する。
DASD群2の各DASDごとにMTを複数世代骨、例
えば3世代分用意し、常に3世代分のバックアップが残
るようにMTへデータを格納する。
以上の手段によりバックアップされたデータを基に、デ
ータ復元手段8は、DASD故障時に、データを復元す
る。MTにバックアップされた数世代分のデータおよび
故障した該DASDとは別のDASD内に格納してある
該DASDの更新履歴情報を適宜使用することにより、
データを復元する。数世代分のMTのいずれの1本か2
本が読み出し不能であっても、他の2本あるいは1本の
MTを使用してIDAsDのデータの全部または一部を
復元する。
〔作  用〕
ユーザは、新しいデータ・ファイルをDAS D上に格
納する場合に、該データ・ファイルに必要な安全性の大
小を判断する。安全性をさほど必要としない場合には、
MTにのみデータのバックアップを行なうようにし、安
全性が必要な場合には、MTおよびDASDを併用して
バックアップを行なうようにするためである。
ユーザが安全性をさほど必要としないと判断し、その旨
を電子計算機システム1に通知すると、バックアップ・
レベル情報格納手段4は、DAS D群2のなかの1台
のDASD (例えばDASDI)に格納してあるバッ
クアップ・レベル情報ファイルに通知のあったデータ・
ファイルのファイル名を登録する。安全性が必要とユー
ザが判断したデータ・ファイルについては、バックアッ
プ・レベル情報ファイルへのデータ・ファイル名の登録
は行なわない。
ユーザは、DASD群2内の任意のDASD上のデータ
・ファイルのデータを修正したり、データの追加を行な
ったりして、データ・ファイルを更新する。
更新履歴情報作成手段5は、ある一定期間ごと、例えば
毎日決まった時間に、その期間内に更新されたデータ・
ファイルについての更新履歴情報を作成する。すなわち
、DASD群2の各DAS Dについて、その期間中に
更新されたデータ・ファイルを検索し、そのデータ・フ
ァイル名が前記バックアップ・レベル情報格納手段4に
よってバックアップ・レベル情報ファイルに登録されて
いない場合には、ファイル名と更新されたデータ内容を
更新履歴情報としてDASDごとに作成したファイルに
記録する。更新されているデータ・ファイル名がバック
アンプ・レベル情報ファイルに登録されている場合には
、更新履歴情報は作成しない。
次に、更新履歴情報格納手段6は、前記更新履歴情報作
成手段5によって作成した各DASDごとの更新履歴情
報ファイルを、該DASDとは別のDASDに格納する
。例えば、DASDIについての更新履歴情報ファイル
はDASD2に格納し、DASD2の更新履歴情報ファ
イルはDASDlに格納する。
以上の処理によって、更新履歴情報の作成および格納処
理が完了する。
更新履歴情報とは別に、MTバックアップ手段7は、更
新履歴情報作成/格納の実施間隔よりも長いある一定期
間、例えば週に1回、各DASDの内容をMTに吸い上
げる処理を行なう。
各DASDごとに複数のMTを用意しておく。
例えば、DASDIのバックアップ用にMTI。
1、MTl、2、MTl、3を、DASD2のバックア
ップ用にMT2.1、MT2.2、MT2゜3を用意す
る。そして、1回目のバックアップ処理ではDASDI
の内容をMTl、1に、DASD2の内容をMT2.1
にバックアップし、2回目のバックアップ処理ではDA
SDIの内容をMTl、2に、DASD2の内容をMT
2.2にバックアップし、3回目にはDASDIはMT
I。
3、DASD2はMT2.3にバックアップする。
さらに4回目には、DASDIをMTI−1、DASD
2をMT2.1というように、常に各DASDについて
複数の世代のデータをバックアップしておく。
以上の処理によって、データ・ファイルのバックアップ
が完了する。
ここで、DASDIが故障し、DASDI上のデータ・
ファイルが読み出せなくなったものとする。
このような場合に、データ復元手段8が読み出せなくな
ったDASDI上のデータ・ファイルを復元する。
まず、MTバックアップ手段7によってMTに格納され
ているDASDIの最新のバックアップ・データと、更
新履歴情報格納手段6によってDASD2上に格納され
ているDASDIの更新履歴情報を読み出し、各データ
・ファイルについて、バックアップ・データを更新履歴
情報のデータで修正したり、バックアップ・データに更
新履歴情報のデータを追加する処理を施す。これによっ
て、DASDI上のデータが復元できる。
また、DASDI上のデータが読み出せず、かつ、MT
が読み出せない場合には、MTバックアップ手段7によ
って他のMT上に残されているDASDIおよびDAS
D2の複数の世代のバックアップを使用することにより
データを復元する。
古い世代のMTには、更新履歴情報格納手段6によって
格納した更新履歴情報ファイルも格納されているので、
これと、MT上のバックアップ・データを使用すること
により、データの復元が可能である。
例えば、MT2.1にはDASDIの1世代前の更新履
歴情報ファイルが格納されているので、MTl、1が読
み出せない場合にも、1世代古いMT1.2のバックア
ップ・データと、MT2゜1にある更新履歴情報ファイ
ルの更新データによって1世代古いDASDIの内容を
復元し、されにDASDZ内に格納されている最新の更
新履歴情報ファイルの更新データにより、最新のデータ
を復元できる。
〔実  施  例〕
以下、第2同月第11図を参照しながら実施例を説明す
る。
第2図は、本発明の一実施例のシステム構成図である。
システムは、複数のDASD (直接アクセス記憶装置
)11、および、MT(磁気テープ装置)12、デイス
プレィ、プリンタ、キーボード等の入出力装置13を備
えた汎用コンピュータ等の電子計算機10で構成される
0本実施例では、DASDIIは2台としくDASD1
、DASD2)、また、DASDIおよびDASD2の
データを3世代分バックアップできるように、それぞれ
に3本のMTを用意するものとする(DASDI用はM
Tl、1、MTl、2、MTl、3、DASD2用はM
T2.1、MT2.2、MT2.3)。
電子計算機1の内部は、CPU14を中心に構成される
。CPU14のまわりに内部記憶装置15およびI10
インタフェース16があり、互いに接続されている。内
部記憶装置15には、0317のほか、本発明のプログ
ラムであるバックアップ/データ復元プログラム18が
格納されており、CPU14は、これらのソフトウェア
に従って処理を実行する。110インタフエース16は
、外部に接続する装置とCPU14をつなげるためのイ
ンタフェースで、DASDIIおよびMTI2、入出力
装置13が外部に接続される。
バックアップ/データ復元プログラム18は4つの部分
からなる。すなわち、バックアップ・レベル管理プログ
ラム18−1、バックアンプ・プログラム18−2、更
新履歴情報作成プログラム18−3、データ復元プログ
ラム18−4である。
バックアップ・レベル管理プログラム18−1は、デー
タ・ファイル作成時等に、そのデータ・ファイルのバッ
クアップ・レベルを登録するプログラムである。MT1
2のみにバンクアップをとる安全性の低いレベルにする
か、MT12に加えてDASDIIにも更新履歴を残す
安全性の高いレベルにするかをユーザに選択させ、MT
12上にのみバンクアンプを残す低レベルのデータ・フ
ァイル名をバックアンプ・レベル管理ファイル21に登
録する。バックアップ・レベル管理ファイル21につい
ては後述する。
バックアップ・プログラム18−2は、各DASDI 
1 (DASD1、DASD2)についてのバックアッ
プ処理を行なうプログラムである。すなわち、各DAS
DIIについての更新履歴情報を作成し、さらに各DA
SDの全内容をMT12に吸い上げるプログラムである
。各DASD (11−1,1l−2)について3本の
MT12を用意してあるので、バックアップをするごと
に異なるMTにバックアップをとり、常に3世代分のバ
ックアップがMT上に記憶されるようにする。
更新履歴情報作成プログラム18−3は、バックアップ
・プログラム18−2のなかで、更新履歴情報を作成す
る部分のプログラムである。前回更新履歴情報作成プロ
グラム18−3を実行してから後に更新処理を施したデ
ータ・ファイルに関して、更新履歴を残すために更新履
歴情報を作成するプログラムである。更新処理を施した
プログラムのうち、バックアップ・レベル管理ファイル
21にファイル名が登録されていないデータ・ファイル
、すなわち、MT12およびDASDIIの両方に更新
履歴を残す高い安全性を必要とするデータ・ファイルに
ついて、更新履歴情報を作成する。更新履歴情報はファ
イル名および更新したデータ内容からなり、各DASD
IIごとに作成する。各DASD (DASDIおよび
DASD2)についての更新履歴情報は更新履歴情報フ
ァイル20として他のDASDll上に格納する。更新
履歴情報ファイル20については後述する。
更新履歴情報ファイル20は、ある一定期間ごとに更新
する0例えば、1日に1回決まった時間、午後10時に
更新履歴情報作成プログラム18−3を実行し、更新履
歴情報ファイル2oを更新する。一方、バックアップ・
プログラム18−2のなかのMT12への各DASDI
Iの内容の吸い上げ処理もある一定期間ごとに実行する
。この期間は更新履歴情報ファイル20の更新間隔より
も長い期間、例えば1週間を設定し、週の始め、月曜に
実行する。
最後に、データ復元プログラム18−4は、DASDl
lの故障等でDASDIIからデータが読み出せなくな
った場合に、データを復元するプログラムである。DA
SDI l上の更新履歴情報ファイル20およびMT1
2上のバックアップ・データを基に、データを復元する
第3図は、バンクアンプ・レベル管理ファイル21およ
び更新履歴情報ファイル20の格納位置を示す説明図で
ある。
今、DASDIおよびDASD2にそれぞれデータが格
納されている(DATA1、DATA2)。
バックアップ・レベル管理ファイル21は、このシステ
ム全体で一つ存在するファイルなので、複数あるDAS
DIIのいずれかのなかに置けばよい。本実施例ではD
ASDIにバックアップ・レベル管理ファイル21を置
くことにする。
一方、更新履歴情報ファイル20は各DASDごとに作
成される。すなわち、DASDIについては更新履歴情
報ファイル20−1、DAS D 2については更新履
歴情報ファイル20−2が作成される。ここで、更新履
歴情報ファイル20は、他のDASDll上に格納する
ことにする。すなわち、この場合、DASDIについて
の更新履歴情報ファイル20−1をDASD2上に、D
ASD2についての更新履歴情報ファイル20−2をD
ASDllに格納する。これは、自DASDIlのデー
タが読み出せなくなった場合に、他DASDIIから更
新履歴情報を読み出せるようにするための措置である。
第4図は、バックアップ・レベル管理ファイル21の構
成図である。
バックアップ・レベル管理ファイル21は、MT12の
みにバックアップをとるデータ・ファイル名(file
l、file2、・・・)を登録する。ファイル名は、
どのDASDll (DASDlかDASD2か)かを
示す情報とファイル名からなる。例えば、DASDll
のファイルAであれば、DASDl、f i l eA
というように格納する。
第5図は、更新履歴情報ファイル20の構成図である。
前述のように、更新履歴情報ファイル20は各DASD
IIごとに作成する。
更新履歴情報ファイル20は、ファイル名(filea
、fileb、・・・)および各ファイルに施した更新
処理の内容(datal、data2、・・・)からな
る。
第6図は、更新履歴情報作成プログラム18−3の動作
フローチャートである。更新履歴情報作成プログラム1
8−3はある一定期間、例えば毎日1回午後10時に各
DASDI 1 (DASD1、DASD2)に対して
実行する。今、あるDASDlについて更新履歴情報作
成プログラム18−3を実行するものとする。
DASDllの全データ・ファイルを検索し、変更ある
いは追加等の更新処理が前回の更新履歴情報作成プログ
ラム18−3実行後あったか否かを判断する(Sl)。
全データ・ファイルについて更新処理が実行されていな
い場合には(NO)、DASDIの更新履歴情報作成プ
ログラム18−3を終了しくS4)、他のDASD2に
ついて更新履歴情報作成プログラム18−3を実行する
すべてのDASDIIについて更新履歴情報作成プログ
ラム18−3を実行し終わった時点で、更新履歴情報作
成処理は完了する。
次に、Slで一つでも更新処理を施したデータ・ファイ
ルが存在した場合には(YES)、32を実行する。S
2は、Slで検索された更新処理を施したデータ・ファ
イルのうち、バックアップ・レベル管理ファイル21に
ファイル名がないファイルを検出する。ファイル名がな
いことは、MT12およびDASDIIの両方を使って
バックアップをする高レベルのバックアップを行なうこ
とを意味し、ファイル名があることは、MT12のみに
バックアップをする低レベルのバックアップを行なうこ
とを意味する。
S2でバックアップ・レベル管理ファイル21にファイ
ル名がないデータ・ファイルが一つもない場合、すなわ
ちSlで検出された更新済みデータ・ファイルのすべて
のファイル名がバックアップ・レベル管理ファイル21
に登録されている場合には(No) 、DASDlの更
新履歴情報作成処理を終わり(S4)、他のDASD、
DASD2についての更新履歴情報作成プログラム18
3の実行を開始する。
S2でバックアップ・レベル管理ファイル21に名前の
ないデータ・ファイルが一つでも検出された場合には(
YES)、S3の処理を実行する。
すなわち、該データ・ファイルに関する更新履歴情報を
更新履歴情報ファイル20に追加する。DASD 1の
データ・ファイルの場合には、DASD2上に格納され
ているDASDIの更新履歴情報ファイル20−1に、
該データ・ファイルについての更新履歴情報、すなわち
該データ・ファイルのファイル名と、更新内容を追加す
る。
S2で検出された全データ・ファイルについて更新履歴
情報ファイル20に更新履歴情報を追加するS3の処理
が完了した時点で、DASDIについての更新履歴情報
作成処理を終了しくS4)、他のDASD、DASD2
について更新履歴情報作成プログラム18−3を実行す
る。
以上、第6図の動作フローチャートに沿った更新履歴情
報作成プログラム18−3を全DASD11に対して実
行することによって、全DASD11についての更新履
歴情報ファイル20の作成が完了する。更新履歴情報フ
ァイル20は、自DASD以外の決められたDASDに
格納される。
例えば、DASDIの更新履歴情報ファイル20−1は
DASD2上に格納され、DASD2の更新履歴情報フ
ァイル20−2はDASDl上に格納される。
第7図は、バックアップ・プログラム18−2の動作フ
ローチャートである。このプログラム18−2は例えば
、毎日午後10時に実行するものとする。
まず、DASDIおよびDASD2に対して更新履歴情
報作成プログラム18−3を第6図の動作フローチャー
トに従って実行する(S5)。これによってDASDI
に関する更新履歴情報ファイル20−1がDASD2上
に作成され、DASD2に関する更新履歴情報ファイル
20−2がDASDl上に作成される。
次に、バックアップ・プログラム18−2を実行してい
る現在の曜日が週の始め、すなわち月曜日か否かを判断
する(S6)。月曜でなければ(No)、バックアップ
・プログラム18−2の実行を終了する(S8)、すな
わち、月曜以外の日は更新履歴情報ファイル20のみを
作成し、バックアンプ処理を終了する。
月曜日の場合(YES)は、MT12へのバックアップ
処理を実行する(S7)。すなわち、DASD1、DA
SD2の内容をMTへ吸い上げる。
ここで、DASDl用にMTl、1、MTI。
2、MTl、3、DASD2用にMT2.1、MT2.
2、MT2.3が用意してある。今、MTl、xおよび
MT2.xにデータを吸い上げるものとする。バックア
ップ処理の開始第1週から処理日が第m週目かをバック
アップ処理プログラム内に保持しておく。どのMTにバ
ックアップするかはX−剰余(m÷3)+1で決まる。
すなわち、第1週(m=1)ならばx=1となり、MT
l、1およびMT2.1にDASDIおよびDASD2
のデータを吸い上げる。第5週(m=5)ならばx=3
なので、MTl、3およびMT2.3に吸い上げる。こ
れによって、MTl、1〜MT1.3およびMT2.1
〜MT2゜3に、常に、DASDIおよびDASD2の
内容が3世代に渡って格納されることになる。
S7が終了すると、バックアップ・プログラム18−2
の処理は完了する(S8)。
次に、日ごとに実行する処理を説明する。
まず、第1週(m−1)第1日目には、DASDlおよ
びDASD2に更新したデータ・ファイルがあればS5
によって更新履歴情報ファイル20をそれぞれDASD
2上およびDASDl上に作成する。次に、第1週の初
日なので、S7によってDASDIの内容をMTl、1
にDASD2の内容をMT2.1に格納する0M71.
1およびMT2.1には、第1週第1日目に作成した更
新履歴情報ファイル20が含まれる。
第1週の第2日目には、第1週第1日目にMTにコピー
した後に更新または追加されたデータ・ファイルについ
て、S5によってDASDIおよびDASD2の更新履
歴情報を作成し、それぞれDASD2およびDASDI
に格納する。第1週の第3日目から第7日目は、第1週
第2日目と同様に、前日更新履歴情報を作成してから後
に更新または追加されたデータ・ファイルについて、S
5によって更新履歴情報を作成し、ファイルに追加する
次に、第2週の第1日目には、第1週の第2日目から7
日目と同様に35によって更新履歴情報をDASDIお
よびDASD2に作成した後、MTl、2およびMT2
.2に、それぞれDASDlおよびDASD2の情報を
バックアップする。
MTl、2およびMT2.2は、第2日目から第2週第
1日目までに作成した更新履歴情報が含んでいることに
なる。
さらに、第2週の第2日目から第7日目には、第1週の
第2日目から第7日目と同様にS5によって更新履歴情
報を作成し、DASDIおよびDASD2に格納する。
そして第3週Hの第1日目にはS5によって更新履歴情
報を作成した後、MTl、3およびMT2.3にDAS
DIおよびDASD2の情報をバックアップする。MT
1.3およびMT2.3には、第2週第2日目から第3
週第1日目までに作成した更新履歴情報が含まれる。
以上のような処理を繰り返し実行することによって、D
ASDIおよびDASD2のデータのバックアップが可
能である。
第8図は、バックアップ・プログラム18−2の処理完
了後のDASDとMTの状態説明図である。
右から順に、あるバックアップの1週間(第i週)を終
了した時点でのMTおよびDASDの状態図、1週間前
(第i−1週終了時)のMTおよびDASDの状態図、
2週間前(第i−2週終了時)のMTおよびDASDの
状態図である。
2週間前(i−2週)の状態では、DASDにはi−2
週第7日の時点でのデータと、i−2週の第2日から第
7日の間の更新履歴情報ファイル20が格納されている
。すなわち、DASDIにはDASD2についてのi−
2週の第2日目から第7日目の更新履歴情報ファイル、
DASD2にはDASDIについてのi−2週第2日目
から第7日目の更新履歴情報ファイルが格納されている
また、MTには、2週間前(i−2週)の第1日目のD
ASDの内容が格納されている。すなわち、MTl、1
およびMT2.1には、それぞれ、2週間前の第1日目
の時点でのDASDIおよびDASD2の内容が格納さ
れる。ここで、MTl。
1には、3週間前(i−3週)の第2日〜第7日、およ
び2週間前(i−2週)の第1日目に作成したDASD
2についての更新履歴情報ファイルが格納され、またM
T2.1には、3週間前(i−3週)の第2日〜第7日
、および2週間前(i−2週)の第1日目に作成したD
ASDIについての更新履歴情報ファイルが格納されて
いることになる。
これと同様に、1週間前(i−1週)の状態では、DA
SDにはi−1週第7日の時点でのデータと、i−1週
の第2日から第7日の間の更新履歴情報ファイル20が
格納され、MTには、1週間前の第1日目のDASDの
内容が格納されている。
DASDIおよびDASD2に格納されている更新履歴
情報ファイルは、それぞれ、i−1週の第2日目から第
7日目に作成したDASD2およびDASDIについて
の更新履歴情報を含んでいる。また、MTl、2および
MT2.2に含まれている更新履歴情報ファイルは、そ
れぞれ、2週間前(i−2週)の第2日〜第7日、およ
び1週間前(i−1週)の第1日目に作成したDASD
2およびDASDIについての更新履歴情報である。
最後に、現在(第i週の第7日終了時)の状態では、D
ASDには第i週第7日の時点でのデータと、第i週の
第2日から第7日の間の更新履歴情報ファイル20が格
納され、MTには、第1週第1日目のDASDの内容が
格納されている。
DASDIおよびDASD2に格納されている更新履歴
情報ファイルは、それぞれ、第i週の第2日目から第7
日目に作成したDASD2およびDASDIについての
更新履歴情報を含んでいる。
また、MT1.2およびMT2.2に含まれている更新
履歴情報ファイルは、それぞれ、1週間前(i−1週)
の第2日〜第7日、および第1週第1日目に作成したD
ASD2およびDASDIについての更新履歴情報であ
る。
次に、第i週の時点でDASDに障害が発生し、DAS
Dの内容が読めなくなった場合のデータ復元方法を第9
図のデータ復元の動作フローチャートおよび第10図の
データ復元の説明図に沿って説明する。今、DASDI
が読み出し不能になった場合について説明する。DAS
D2についても以下と同様の方法でデータ復元が可能で
ある。
第i週第7日の時点でDASDIが読めなくなった場合
には、第i週の第1日目にMTl、3にバックアップし
た第1週第1日目の時点でのDASDIのデータをもと
に復元することをまず考える(第10図(a))。その
ために、まず、MTl、3が読めるか否かを判断する(
SIO)。
MT1.3が読める場合(YES)には、MT1、 3
の内容を第3のDASD (DASD3)に落とし、第
1週第1日目のDASDIのデータ内容を復元する(S
11、第1O図(a)■)。そして、次に、DASD2
に格納してある第i週目第2日から第7日に作成したD
ASDIについての更新履歴情報ファイルを読み出し、
その更新履歴情報に従ってSllのデータ内容を更新す
る(S12、第10図(a)■)。以上の処理によって
、第i週第7日時点0DASDIのデータがDASDa
上に復元できる(S13)。
次に、DASDIが読み出し不能になるとともに、MT
l、3も読めなくなった場合(S10のNo)を説明す
る(第10図(b))。
この場合には、1世代前のDASDIのバックアップ・
データを基にデータを復元する。そのために、まず、M
Tl、2が読めるか否かを判断する(S14)。
MTl、2が読める場合(YES)には、MTl、2の
内容を第3のDASD (DASD3)に落とし、第i
−1週第1日目のDASDIのデータ内容を復元する(
S15、第10図(b)■)。
次に、第1週第1日目のDASDIのデータ内容を復元
するために、第i−1週第2日〜第7日および第1週第
1日に作成した更新履歴情報をMT2.3から読み出し
、これにしたがってDASD3のデータ内容を更新する
(S16、第10図・(b)■)。この処理によって、
DASDS上には第1週第1日目のDASDIのデータ
が復元できたことになる。第1週第1日目のDASDI
のデータが復元できれば、DASD2に格納してある第
i週目第2日から第7日の更新履歴情報を使って、先の
312の更新処理(第10図(b)■)によって第i週
第7日目のDASDIのデータが復元できる。以上の処
理によって、DASDIおよびMTl、3が読めなくて
もデータ復元ができる(S13)。
さらに、MTl、2も読めない場合(S14のNo)の
データ復元を考える。この場合、さらにもう1世代古い
バックアップ・データMT1.1を基に復元する(第1
0図(c))。
まず、MTl、1が読めるか否かを判断する(317)
。読める場合(YES)には、MTI。
1の内容を第3のDASD (DASD3)に落とす(
818、第10図(c)■)。これによってDASD3
には第i−2週第1日目のDASDIのデータ内容が復
元されたことになる。次に、第i−2週第2日〜第7日
および第i−1週第1日目の更新履歴情報を使って第i
−1週第1日目のDASDIのデータ内容を復元する(
S19、第1O図(C)■)。この更新履歴情報はMT
2゜2に格納されている。S19によって第i−1週第
1日目のDASDIのデータ内容がDASD3に復元さ
れる。
第i−1週第1日目のDASDIのデータ内容が復元さ
れれば、MTl、2が読める場合(S14のYES)と
同様に316の処理によって第1週第1日目のデータを
復元しく第10図(c)■)312の処理によって第i
週第7日目のデータが復元できる(第10図(c)■)
。すなわち、S16でM72.3に格納されている第i
−1週第2日〜第i週第1日の更新履歴情報を読み出し
、DASD3の内容を更新し、さらにSi2でDASD
2上に格納されている第1週第2日〜第7日の更新履歴
情報を読み出し、DASD3の内容を更新する。以上の
処理によって、DASDIおよびMT1、3、MT1、
2が読めない場合にも、データの復元が可能である(S
13)。
最後に、DASD1、MTl、3、MTl、2に加えて
、MTl、1も読めない場合(S17のNo)について
説明する。
この場合、読み出せるのはDASD2およびMT2.1
、MT2.2、MT2.2である。これらには、DAS
DIに関しては更新履歴情報が格納されている。これら
の情報をもとに、DASDI上のデータ・ファイルを復
元する(S20)。
DASD2およびMT2.1、MT2.2、M72.2
のいずれかが読み出せれば、DASDI上のデータ・フ
ァイルのある一部分は復元できることになる(S21)
以上のように、第7図に示した動作フローチャートに沿
ってバックアップ処理を実施し、複数世代のバックアッ
プを残したうえ、更新履歴情報を他のDASDに残すよ
うにすることによって、第9図の動作フローチャートに
沿った処理でデータ復元が可能である。
本実施例では、バックアップ対象とするDASDを2台
(DASDIおよびDASD2)としたが、3台以上の
場合でも同様の処理が可能である。
第11図は3台以上のDASDを対象としてバックアッ
プを行なう場合の更新履歴情報ファイルの置き方の説明
図である。同図(a)は3台の場合、同図(b)は4台
以上の場合についての説明図である。
バックアップ対象のDASDが3台ある場合(同図(a
)、DASD1、DASD2、DASD3)には、それ
ぞれのDASDについての更新履歴情報を他のDASD
に格納すればよい。例えば、DASDIの更新履歴情報
をDASD2に、DASD2の更新履歴情報をDASD
3に、DASD3の更新履歴情報をDASDIに格納す
る。
また、各DASDのバックアップを複数世代とるために
、MTを各DASDについて複数用意する。
そして、本実施例で示したバックアップ処理およびデー
タ復元処理をDASD台数3台に拡張して実行すること
によって、同様にデータのバックアップおよび復元が可
能になる。
バックアップ対象のDASDがN台の場合(同図(b)
、DASD1、DASD2、DASD3、DASD4)
も同様である。DASDIの更新履歴情報をDASD2
、DASD2の更新履歴情報をDASD3、・・・、D
ASDiの更新履歴情報をDASD (i+1)、・・
・、DASDNの更新履歴情報をDASDIに格納すれ
ばよい。
以上のように、バックアップ対象のDASDが3台以上
の場合でも、本実施例と同様の方法でデータ・バックア
ップ、データ復元が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、MTへのバックアップおよびDASD
への更新履歴情報の格納を併用することにより、バック
アップ専用のDASDを不要にし、また、DASD上に
バックアップするデータ量を最小に抑えて、バックアッ
プにかかるコストを低く抑え、経済性の高いバックアッ
プおよびデータ復元システムの構成が可能になる。さら
に、MTを複数用意し、更新履歴情報ファイルおよびバ
ックアップ・データを常に数世代骨持つようにすること
により、バックアップ専用のDASD以上の信顧性を実
現することが可能になる。また、MTへのデータ・バッ
クアップ頻度が低いので、バックアップにかかる時間も
短時間ですみ、電子計算機システムの使用効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の機能ブロック図、 第2図は一実施例のシステム構成図、 第3図はバックアップ用管理ファイルおよび更新履歴情
報ファイルの位置の説明図、 第4図はバックアップ・レベル管理ファイルの構成図、 第5図は更新履歴情報ファイルの構成図、第6図は更新
履歴情報ファイル作成の動作フローチャート、 第7図はバックアップの動作フローチャート、第8図は
バックアップおよび更新処理実行後のDASDとMTの
状態説明図、 第9図はデータ復元の動作フローチャート、第10図(
a)〜(c)はデータ復元の説明図、第11図(a)、
(b)は3台以上のDASDが存在する場合の更新履歴
情報ファイル説明図である。 1・・・電子計算機システム、 2・・・DASD (直接アクセス記憶装置)群、 3・・・MT(磁気テープ装置)、 4・・・バックアップ・レベル情報格納手段、5・・・
更新履歴情報作成手段、 6・・・更新履歴情報格納手段、 7・・・MTバックアップ手段、 8・・・データ復元手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)外部記憶装置として複数のDASD(直接アクセス
    記憶装置、DASD1、DASD2、・・・)からなる
    DASD群(2)およびMT(磁気テープ装置)(3)
    を有する電子計算機システム(1)において、 バックアップの対象となるデータ・ファイルのうち、M
    Tにのみバックアップを行ない、DASD上にはファイ
    ルの更新履歴情報を保存する必要のないデータ・ファイ
    ル名を登録し格納するバックアップ・レベル情報格納手
    段(4)と、 前記バックアップ・レベル情報格納手段(4)に登録し
    ていないデータ・ファイルについて、更新または追加し
    たデータがある場合に、更新・追加の履歴情報を作成す
    る更新履歴情報作成手段(5)と、 前記更新履歴情報作成手段(5)によって作成した更新
    ・追加の履歴情報をDASD(2)に格納する更新履歴
    情報格納手段(6)と、 バックアップの対象となるデータ・ファイルを有するD
    ASDの内容をMT(3)に保存するMTバックアップ
    手段(7)と、 前記MTバックアップ手段(7)によってバックアップ
    されたDASDデータおよび前記更新履歴情報格納手段
    (6)によってDASD(2)上に格納されている更新
    履歴情報をもとに、読み出し不能になったDASD上の
    データを復元するデータ復元手段(8)とを有すること
    を特徴とするDASD上のデータ・バックアップ/復元
    方式。 2)前記バックアップ・レベル情報格納手段(4)は、
    DASD群(2)の複数のDASD(DASD1、DA
    SD2、・・・)のなかの任意の1台のDASD上にデ
    ータ・ファイルのバックアップ・レベル情報を格納する
    請求項1記載のDASD上のデータ・バックアップ/復
    元方式。 3)前記更新履歴情報作成手段(5)は、データ・ファ
    イルの名称および更新したデータ内容からなる更新履歴
    情報をDASD群(2)の個々のDASD(DASD1
    、DASD2、・・・)ごとに作成する請求項1記載の
    DASD上のデータ・バックアップ/復元方式。 4)前記更新履歴情報作成手段(5)は、前記MTバッ
    クアップ手段(7)によるMT(3)へのデータ・バッ
    クアップと比較して高い頻度で更新履歴情報を作成する
    請求項1記載のDASD上のデータ・バックアップ/復
    元方式。 5)前記更新履歴情報格納手段(6)は、DASD群(
    2)の個々のDASD(DASD1、DASD2、・・
    ・)についての更新履歴情報を、それぞれDASD群(
    2)中の他のDASD上に格納する請求項1記載のDA
    SD上のデータ・バックアップ/復元方式。6)前記M
    Tバックアップ手段(7)は、DASD群(2)の各D
    ASD(DASD1、DASD2、・・・)ごとに異な
    るMT(磁気テープ)にデータをバックアップする請求
    項1記載のDASD上のデータ・バックアップ/復元方
    式。 7)前記MTバックアップ手段(7)は、DASD群(
    2)の各DASD(DASD1、DASD2、・・・)
    ごとに複数のMTを用意し、複数世代に渡ってデータを
    バックアップする請求項1記載のDASD上のデータ・
    バックアップ/復元方式。 8)前記データ復元手段(8)は、あるDASDが読み
    出し不能になった場合に、他のDASDに格納されてい
    る該DASDの更新履歴情報と、MTにバックアップさ
    れている最新世代のバックアップ・データを基に該DA
    SDのデータを復元する請求項1記載のDASD上のデ
    ータ・バックアップ/復元方式。 9)前記データ復元手段(8)は、あるDASDが読み
    出し不能であり、かつ、該DASDのデータをバックア
    ップしてあるMTも読み出し不能になった場合に、他の
    DASDに格納されている該DASDの更新履歴情報と
    、該DASDについてデータをバックアップした複数世
    代のMTのうち読み出し可能な世代のMTのバックアッ
    プ・データを基に、該DASDのデータの全部あるいは
    一部を復元する請求項1記載のDASD上のデータ・バ
    ックアップ/復元方式。
JP2144426A 1990-06-04 1990-06-04 Dasd上のデータ・バックアップ/復元方式 Pending JPH0438537A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2144426A JPH0438537A (ja) 1990-06-04 1990-06-04 Dasd上のデータ・バックアップ/復元方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2144426A JPH0438537A (ja) 1990-06-04 1990-06-04 Dasd上のデータ・バックアップ/復元方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0438537A true JPH0438537A (ja) 1992-02-07

Family

ID=15361916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2144426A Pending JPH0438537A (ja) 1990-06-04 1990-06-04 Dasd上のデータ・バックアップ/復元方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0438537A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06175900A (ja) * 1992-09-30 1994-06-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンピュータシステムおよびコンピュータシステムにおけるオブジェクト回復装置
JP2000163344A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Nec Corp ネットワーク管理システムのデータベース復旧方式
JP2007025858A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Konica Minolta Photo Imaging Inc 表示プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06175900A (ja) * 1992-09-30 1994-06-24 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンピュータシステムおよびコンピュータシステムにおけるオブジェクト回復装置
JP2000163344A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Nec Corp ネットワーク管理システムのデータベース復旧方式
JP2007025858A (ja) * 2005-07-13 2007-02-01 Konica Minolta Photo Imaging Inc 表示プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101556435B1 (ko) 데이터베이스 백업본 복구 방법 및 그 장치
US20050273474A1 (en) Method and system for data processing with data replication for the same
US7269607B2 (en) Method and information technology infrastructure for establishing a log point for automatic recovery of federated databases to a prior point in time
WO2007099636A1 (ja) ファイルシステム移行方法、ファイルシステム移行プログラム及びファイルシステム移行装置
JP6828253B2 (ja) バックアップ制御装置、バックアップ制御方法及びプログラム
US7337195B2 (en) Method and device for establishing synchronized recovery log points
JPH0438537A (ja) Dasd上のデータ・バックアップ/復元方式
JPH1153239A (ja) データベースのロールバック処理方法及び前記ロールバック処理方法の手順を記録した記録媒体
JPH11212845A (ja) バックアップデータ管理装置、バックアップデータ管理方法、及び記録媒体
JPH0512087A (ja) 更新前ジヤーナルの出力方式
JPH03271841A (ja) データベースにおけるリカバリ方式
JP3189804B2 (ja) データバックアップ方法および装置
JPH0385650A (ja) ディスクボリューム復元方式
JP3292201B2 (ja) アクセス制御装置
JPH11238010A (ja) データベースの管理装置とその方法及びこの方法を記録した記録媒体
JPH0962554A (ja) 静止点セーブ作成方式
JPH05143422A (ja) 更新後ジヤーナル管理方式
JPS63262737A (ja) デ−タベ−ス更新記録処理方法
JPH01140353A (ja) データベースのデータ保全方式
JPH02257229A (ja) 計算機システムのファイルリカバリ方式
JP2000339183A (ja) ワークエリアのデータセット管理方式
JPH04113428A (ja) データ復旧方式
JPH02211557A (ja) データベースの退避方式
JPH04250539A (ja) ジャーナル取得方式
JPH04169945A (ja) ファイル回復方法