JPH043735A - 画像形成装置の給紙装置 - Google Patents

画像形成装置の給紙装置

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JPH043735A
JPH043735A JP2104439A JP10443990A JPH043735A JP H043735 A JPH043735 A JP H043735A JP 2104439 A JP2104439 A JP 2104439A JP 10443990 A JP10443990 A JP 10443990A JP H043735 A JPH043735 A JP H043735A
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JP
Japan
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paper
feeding
image forming
roller
paper feeding
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JP2104439A
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English (en)
Inventor
Kazuo Fujiwara
一生 藤原
Yutaka Nogami
豊 野上
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多数の給紙カセット等の用紙収容装置を給紙
部に対して装着し、任意のサイズや種類の用紙を選択し
て送り出すような画像形成装置における給紙装置に関し
、特に、トレーシングベーパーや0HP(オーバーヘッ
ドプロジェクタ−)用のフィルム等のように、表面が平
滑で、通気性が小さく、分離性の良くない特殊な用紙に
対して、堆積物からの分離性を良好に発揮させ得るとと
もに、単位時間当たりのコピーの作成能率を低下させな
いようにする給紙手段に関する。
(従来の技術) 電子複写機やプリンター等の画像形成装置においては、
給紙部に用紙サイズの異なる用紙をそれぞれ収容するた
めに、複数の用紙トレイや給紙カセット等を装着し、原
稿のサイズや縮拡率等に応じで、必要なサイズの用紙を
記録部に向けて送り出すようにする。
前述したように、複数の用紙収容装置を用いる画像形成
装置としては、例えば、実開昭62−83026号公報
等に示されるようなものがある。
前記従来例においては、画像形成装置本体に上下方向に
多数の用紙トレイを装着し、コピーのモードに応じて、
任意の用紙収容装置から給紙の動作を行うことが出来る
前述したような一般的な画像形成装置において、用紙収
容装置からの給紙を行う装置は、普通紙と呼ばれるコピ
ー用の用紙を対象として構成しているものであり、用紙
収容装置から用紙を搬出するための給紙ローラや、用紙
さばき装置等の機構も、前記普通紙を対象にした場合に
、性能を十分に発揮さt!得る状態に設けられている。
ところが、複写機に用いられる用紙は、前記普通紙の他
に、トレーシングベーパーやコート紙、OHP用のフィ
ルム等のような平滑度が高く、通気性が小さく、分離性
が悪い特殊用紙が用いられる場合があり、そのような特
殊用紙に対しては、通常の給紙装置を用いた場合には、
十分な送り性能を発揮させ得ないという問題がある。
そこで、従来の電子複写機等においては、例えば、特開
平1−288536号公報等に示されるように、用紙収
容装置からの給紙手段に加えて、手差しトレイからの給
紙手段を設けておき、特殊用紙に対する送りと、重送防
止の作用を良好に発揮させ得るようにすることが行なわ
れている。
そして、普通紙を給紙する際には、装置本体に装着した
給紙装置を用いて行い、特殊用紙に対しては、手差しト
レイに設けた給紙装置を用いて行うことによって、多数
種類の用紙を対象として給紙を行い得るようにしている
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前述したような手差しトレイからのみ、
特殊用紙の給紙を行うように構成した画像形成装置にお
いては、手差しトレイに多数枚の特殊用紙を積載して、
用紙の送りと用紙さばき作用とを正確に行い得るように
するが、平滑度が高い用紙に対しては、その用紙さばき
作用の性能を良好に発揮出来にくいという問題がある。
また、一般的な手差しトレイを用いて特殊用紙の複写を
行う装置では、1枚ずつ手差しで給紙を行うことが要求
されるので、多数枚の複写を連続して行う場合には、そ
のコピーの作成の能率が良くないという問題がある。
前述したような手差しトレイからの給紙の問題を解決す
るために、例えば、特開昭59−57841号公報に示
されるように、用紙収容装置から用紙を取出す給紙ロー
ラを揺動可能に構成したものを用いることが考えられる
前記給紙装置においては、用紙が用紙収容装置から搬出
されて、用紙さばき装置にニップされた状態で、給紙ロ
ーラによる送りの作用を中断し、用紙さばき作用を良好
に行い得るようにする。
しかしながら、前述したような給紙装置を用いる場合で
も、平滑度の高い特殊用紙に対する給紙を行う際に、用
紙収容装置からの取出された用紙が重送状態で送られる
ことや、用紙さばき装置の負担が大きい等の問題がある
また、前記従来例に示された装置では、用紙さばき装置
をフィードローラとりタートローラとにより構成し、前
記リタードローラを用紙搬送方向と反対の方向に駆動す
るが、そのように構成すると、リタードローラの駆動手
段と、その支持機構が複雑になるという問題がある。
これに対して、用紙さばき作用を行う際に、リタードロ
ーラを逆転させずに、一定の位置で停止させ、用紙収容
装置を装着換えする際等に、前記リタードローラを若干
回転させるような手段を用いる場合がある。
ところが、前述したようなりタートローラを反対方向に
回転させずに、固定位置に停止させた状態で用紙さばき
作用を行う装置の場合に、前記特開昭59〜57841
号公報等に示されたような用紙さばき装置として構成し
ても、特殊用紙に対する送りとさばき性能を良好に発揮
させ得ないという問題がある。
(発明の目的) 本発明は、上記したような従来より用いられている装置
の欠点を解消するもので、用紙トレイ等に特殊用紙を収
容させて、用紙さばき作用を良好な状態で行い得るよう
な装置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段および作用)本発明の画
像形成装置の給紙装置は、複数の給紙手段を画像形成装
置に付属させて設け、各給紙手段に装着されたサイズや
紙質の異なる用紙のうちの任意のものを、記録部に向け
て送り出すように構成し、前記給紙手段の給紙装置を、
堆積された用紙の上部のものを取り出すためのナジャ−
ローラと、該ナジャ−ローラの下流部に配置される用紙
さばき装置とから構成される装置に関する。
本発明においては、前記複数の給紙手段のうち、1つま
たは複数の給紙装置を、用紙の送り出しの動作を行う最
初の段階では低速で駆動し、用紙の先端部が用紙さばき
装置によりさばかれた後の段階で、高速に駆動する駆動
機構を設けている。
また、本発明において、前記給紙手段に装着される用紙
は、表面が平滑で、通気性が小さく、分離性の良くない
特殊な種類の用紙を対象とするもので、画像形成装置本
体のコントロールパネルに、特殊用紙に対する搬送モー
ドの選択手段を設け、該選択手段を介して搬送モードを
選択することによって、用紙に対する搬送速度を2段階
に設定可能に構成している。
さらに、本発明の画像形成装置の給紙装置においては、
前記特殊用紙を収容する給紙カセット等の用紙収容装置
に対して、用紙サイズを表示する部材の他に、2段階の
搬送モードを選択する手段を設け、該用紙収容装置を給
紙部にセットすることによって、装置における搬送モー
ドを自動的に選択出来るように構成することが可能であ
る。
前述したように構成することによって、本発明において
は、トレーシングペーパーやOHPフィルム等のように
、分離性の良くない用紙を用紙トレイ等に収容して給紙
を行うことが可能になり、記録紙の作成能率を向上させ
ることが出来る。
また、本発明の装置は、用紙収容装置からの特殊用紙の
給紙に際して、送り出しと用紙さばき作用を良好に行う
ことが出来、重送を発生することを防止ながら、比較的
高速度で用紙の送りの動作を行うことが可能である。
(発明の背景) 用紙トレイ等に収容された用紙の上部のものから、ロー
ラ等によって1枚ずつ送り出す際に、堆積しているもの
の上部のものを分離するためには、2枚目の用紙と1枚
目の用紙との間の摩擦抵抗に打勝って、1枚目の用紙を
送り出すようにすることが必要である。
また、送りローラの用紙に対する搬送力は、前述した用
紙相互間の摩擦力よりも大きく設定することが必要であ
るが、ローラ部材をゴムで構成し、用紙とローラとの接
触圧をある値に設定する場合には、堆積されている用紙
の上部のものを、他の用紙から分離させて搬送すること
が出来るものとなる。
第4図に示される例は、堆積された用紙Pのうち、上部
のものPlを送り出す場合を模式的に示すもので、ロー
ラに代えてウェイト部材Wを用い、そのウェイトを用紙
送り方向に移動させることによって、用紙に対する送り
の作用を行うようにしている。
前記第4図に示されるようにして、各種の用紙に対する
送りの作用を調べて見ると、普通紙のように、比較的通
気性の良好な(紙の間に空気が侵入しやすい・・・・・
・密着性の小さい)用紙の場合と、トレーシングペーパ
ー等のように、平滑で、密着性の大きい用紙とでは、送
り作用が大きく異なることが判明した。
これは、第4a図のグラフに示されるような値を示すも
ので、縦軸に用紙をずらす際の抵抗値を、横軸に時間を
それぞれ示すと、各種の用紙に対するずらし抵抗は、時
間を長くかけると、比較的小さい値となるが、その送り
出しの立上がりの値で見ると、密着性の小さい用紙の場
合のピーク値F1と、密着性の大きな用紙の場合のピー
ク値F2とでは、非常に大きな差異がある。そこで、例
えば、通常の給紙装置において、給紙速度を非常に遅く
設定すると、用紙の種類を問わず、比較的分離性を良好
に保ったままで、給紙を行い得るものとなる。
また、前記給紙に際してのピーク値を、普通紙とトレー
シングペーパーとで比較すると、第4b図のグラフに示
されるようになる。前記第4b図においては、縦軸にず
らし抵抗(F)を、横軸に給紙速度(V)を示している
。この図に示されるように、密着性の大きい用紙におい
ては、給紙速度が速くなる程、ずらし抵抗値が大きくな
り、分離性能が良くないものであり、それに対して、普
通紙の場合には給紙速度が速くても、ずらし抵抗値は大
きく上昇することがなく、比較的給紙速度に影響を受け
ないことが判明した。つまり、前記グラフに示されるよ
うに、用紙間でのずらし抵抗値は、速度依存性があり、
送り速度によって大きな差を有することが分る。
そこで、前記第4b図に示されたような立上がりピーク
値のグラフを、実際の給紙装置に適用する場合を考える
と、一般的なゴム類のローラ部材によって用紙を送る場
合には、そのローラによる搬送能力は、第5図の分離可
能最大値の線として、鎖線で示される値が給紙の限界と
なる。
前記第5図のグラフにおいては、第4b図の場合と同様
に、縦軸にずらし抵抗値を、横軸に給紙速度を示してい
るもので有るが、この図から分るように、普通紙のA3
サイズの場合には、給紙速度に影響を受けずに給紙を行
うことが出来る。これに対して、トレーシングペーパー
の小サイズのもの(A4−サイズ)では、給紙速度が速
くなると、ローラ装置による給紙の限界に接近するので
、他の条件が加わると、給紙不能な状態が発生する。
また、トレーシングペーパーの大サイズのもの(A3サ
イズ)の場合には、用紙相互の密着面積が大きくなるた
めに、給紙速度が非常に小さい段階から、F waxの
値を越えてしまい、給紙不能な状態が発生しやすい。
したがって、前述したように、トレーシングペーパーや
OHP用のフィルム等のような特殊用紙を給紙する場合
には、給紙装置における給紙速度を非常に遅く設定する
と、正確な給紙を行うことが出来るものとなる。
ところが、電子複写機やプリンター等の画像形成装置に
おいては、単位時間当たりの記録紙の作成能力に合せて
、用紙収容装置からの給紙速度を設定しているものであ
り、それ等の給紙装置に対して、特殊用紙の搬送を行い
得るように、低速度の駆動手段を設けることは、画像形
成装置の性能を低下させる等の問題がある。
そこで、従来の装置の場合には、前記従来例で示したよ
うに、特殊用紙に対しては、手差しトレイを介して給紙
させるように構成し、用紙収容装置から給紙装置を介し
て給紙を行う場合には、普通紙を対象とするようにして
いる。つまり、従来の給紙装置においては、普通紙を送
る場合に、用紙搬送路内での用紙搬送速度を300m/
sec以上に設定した場合でも、手差しトレイからの給
紙を行う際には、150am+/sec程度に設定して
おり、コピー作成能率を大幅に低下させた状態で、特殊
用紙に対する複写の動作を行うようにしていることが多
い。
しかしながら、特殊用紙を用いて記録紙を作成すること
は、画像形成装置の使用部門によっては、非常に頻度の
高い場合があり、トレーシングペーパーを用いて複写を
行う際に、給紙カセット等の用紙収容装置を用い、通常
の給紙装置を用いて給紙出来るようにして、コピーの作
成能率を向上させることが要求される場合が多くある。
(実施例) 図示された例に従って、本発明の画像形成装置の給紙装
置の構成を説明する。
第1図に示される本発明の実施例は、本発明が適用され
る給紙装置の構成を示すもので、給紙装置1は用紙を送
り出すためのナジャ−ローラ2と、用紙さばき装M5と
から構成されている。
用紙さばき装置5は、給紙方向に駆動されるフィードロ
ーラ6と、給紙時には停止され、任意のタイミングで回
転が行なわれて、フィードローラに対応する部分を移動
させ得るように構成されたりタートローラ8とから構成
される。
また、前記ナジャ−ローラ2は、一般の給紙装置の場合
と同様に、フィードローラ6の軸7を介して、揺動可能
な支持アーム3の先端部に設けられているもので、前記
ローラ6に連動して回転されるようになっている。なお
、前記ナジャ−ローラとフィードローラとの連動手段は
、例えば、第2図の伝導装W121として示されるよう
な機構を用いることが出来る。
前述したような給紙装置1に対して装着される給紙カセ
ット10は、例えば、ボトムプレード11の上に用紙P
を載置し、該ボトムプレート11を揺動アーム12によ
って上昇させ、用紙Pに対するナジャ−ローラ2の接触
圧力を一定の値に維持させる。
そして、ナジャ−ローラ2により、給紙カセット10か
ら用紙Pを取り出し、用紙さばき装@5によりさばいて
、用紙搬送路に向けて送り出すようにする。
前述したように構成される本発明の給紙装置1において
は、第2図に示されるように、・フィードローラ6の駆
動軸7に対して駆動モータ20を接続し、駆動軸7とナ
ジャ−ローラ2の軸とに対して設けた伝導装置21によ
り、両ローラの駆動を行うようにする。
前記駆動モータ20としては、例えば、パルスモータ等
を用いることが出来るものであり、画像形成装置に設け
た制御装置からの駆動信号によって、モータを任意の速
度で駆動することが可能になる。
また、本発明の装置においては、画像形成装置のコント
ロールパネル25に対して、特殊用紙に対する搬送モー
ドを設定するボタン26を設けておき、オペレータが前
記ボタン26を押すことによって、制御装W123から
モータに対する可変駆動の信号が出力されるようにする
ことが出来る。
これに対して、給紙カセットや用紙トレイ等の用紙収容
装置に対して、特殊用紙の表示手段を設ける場合には、
従来の給紙カセット等の場合と同様に、給紙カセット1
0に突出させて設けている用紙サイズ表示部13に対し
て、特殊用紙表示用のピン14等を配置する。
そして、前記給紙カセットに設けたピン14を、給紙カ
セット収容部の検知装置27に設けた検出器28により
検知させるようにし、給紙カセットに収容された用紙が
特殊用紙であることの情報を制御装置に入力する。
前述したような手段を用いて、特殊用紙の情報がi制御
装置に入力された場合に、III@装置においては、モ
ータに対する駆動パルスとしての駆動信号を、給紙の初
期の段階で低速に駆動し、用紙が用紙さばき装置でさば
かれた後の段階で、用紙に対する送り速度を高速に変化
させるようにする。
そして、用紙さばき装置に送込まれた用紙は、上部のも
のPlがフィードローラ6により送り出されるが、その
下の用紙P2はリタードローラ8により停止され、用紙
さばき作用が良好な状態で行なわれるようになる。
また、前述したように、給紙装置のローラ装置を1つの
モータにより直接駆動せずに、複数の給紙装置を1つの
モータにより駆動する方式の装置においては、特殊用紙
に対応する給紙装置に対して、ローラに対する駆動速度
を切替えるためのギヤ装置等を設けておき、用紙の送り
出しの初期の段階と、高速送りとの2段階の駆動を、ギ
ヤの切替等の手段を用いて行うようにすることも可能で
ある。
そして、前記給紙カセットから搬出される特殊用紙が、
用紙さばき装置を通過し終えた段階で、給紙装置に対す
る駆動を停止し、次の用紙の給紙信号を持つことになる
。なお、本発明の装置において、給紙カセットからの特
殊用紙の送り出しに際して、堆積された用紙からナジャ
−ローラにより送り出す場合の送り速度は、前記第5図
に示されるように、用紙を分離可能な速度の範囲の値に
設定される。
これに対して、用紙収容装置から所定の距離搬送された
後では、画像形成装置のプロセス速度に合せた搬送速度
に設定し、用紙を高速度で搬送しながら画像の転写等を
行い、用紙搬送路に向けて送り出すことが出来る。
つまり、本発明の給紙装置においては、堆積された用紙
を分離する際に、最初の段階では、分離抵抗が大きいの
であり、用紙収容装置から分離された用紙に対しては、
搬送速度を速くしても問題が発生しないことによる。
前述したような駆動手段を有する給紙装置は、第3図に
示されるように、多数の給紙カセットを収容する電子複
写機においては、任意の位置に設けることが出来る。第
3図に示される電子複写機は、自動両面複写機として構
成されている場合を示しているもので、装置本体30は
、感光体ドラム35による画像形成手段を有する上部装
置31と、多数の用紙収容装置を収容する下部装置50
とから構成される。
前記上部装置31には、通常の複写機の場合と同様に、
原稿をセットするプラテン32と、プラテン上の原稿を
押圧するプラテンカバー33、およびプラテンにセット
された原稿の画像を走査し、感光体ドラム35に光を伝
達するための光学系34が配置される。
感光体ドラム35の周囲には、感光体の表面に一様に帯
電させるための帯電コロトロンの他に、光学系からの光
の照射により形成される静電潜像に、トナーを供給する
ための現像装置36と、トナー画像を用紙に転写する転
写・剥離コロトロン37、および、画像の転写の後で、
残留するトナーを除去するクリーニング装置i38等が
配置される。
そして、感光体ドラムからトナー画像が転写された用紙
は、定着@1139を通って定着が行われ、排出トレイ
41に排出されるようになっている。
なお、装置が自動両面モードで作動される場合には、用
紙の片面に画像が形成された後で、片面複写済み用紙は
定着装f139で定着されてから、分岐爪42により戻
し路47に案内され、中間トレイ52を経て、裏面の複
写に向けて再び送り出されるようになる。
前記上部装[31には、1つの給紙カセット10と、該
給紙カセットからの給紙を行うための給紙袋W!1とを
設ける他に、手差しトレイ4oを設けているが、下部装
置50には、複数個の給紙カセット、または用紙トレイ
10a〜10cを配置し、それぞれの用紙収容装置に対
して給紙装置18〜1Cを設けている。これ等の給紙装
置1a〜1Cは、上部装置31に設けた給紙装置1と同
様な構成を有するものとして構成すると、各装置の構成
部品を共通なものとして用いることが出来る。
また、前記下部装置50には、片面複写済み用紙を中間
トレイ52に戻すための戻し路47の他に、用紙の反転
を行わせるための反転路48、および、分岐爪49を設
けており、中間トレイ52からの給紙を行うための給紙
袋W!53が配置される。
前記下部装置の各用紙収容装置と中間トレイ52から給
紙される用紙は、上下の装置を貫通するように配置され
る用紙搬送路45を通り、画像転写部の直前部分に配置
されたレジストレーション手段によって、先端部の位置
決めが行なわれた状態で、感光体ドラムからの画像の転
写が行われる。
前述したように構成される電子複写機において、各用紙
収容装置に対して設けられる給紙装置の任意のもの、ま
たは、全ての給紙装置を、第1図に示されるような搬送
特性を有するものとして構成することが出来る。
例えば、上部装置に設けた給紙装置1に対して、用紙搬
送速度を可変な装置として構成する場合には、給紙カセ
ット10にのみ特殊用紙を収容することが出来ることに
なる。そして、前記給紙カセット10の収容部に、特殊
用紙の検知手段を設ける場合には、前記給紙カセットの
用紙サイズ表示部に、特殊用紙の表示を行うピンを設け
ておき、給紙カセットの装着と同時に、該給紙カセット
10からの給紙を行う際にのみ、特殊用紙に対する搬送
モードが自動的に設定されることになる。
また、複数の用紙収容手段に対応させて、それぞれの給
紙装置に速度可変な駆動機構を設けることも可能であり
、いずれの場合でも、用紙収容装置に表示手段を設ける
ことや、装置のコントロールパネルに、特殊用紙に対す
る搬送モードの設定を行うためのセットボタンを設ける
ことによって、その搬送モードの設定を行うことが出来
るものとなる。
前述したように、用紙収容装置からの給紙の最初の段階
で低速で用紙を送り出し、その後で用紙を^速で搬送す
るように構成した給紙装置は、用紙収容装置を複数装着
可能な画像形成装置において、任意の給紙装置または全
ての給紙装置に設けることが出来る。
また、前記給紙装置において、用紙さばき装置の構成は
、前記実施例で示したりタートローラを用いる場合の他
に、リタードパッドを用いる装置や、リタードローラが
逆方向に駆動される形式のものにも適用することが出来
る。
さらに、本発明が適用され得る装置としては、電子複写
機等の他に、レーザービームプリンター等の任意の装置
を対象とすることが出来、トレーシングベーパーやOH
Pフィルム等に画像を形成することが出来る装置であれ
ば、その画像形成装置の種類は限定されるものではない
(発明の効果) 本発明の画像形成装置の給紙装置は、上記したような構
成を有するものであるから、従来の画像形成装置に対し
て若干の構成を付加するのみで、トレーシングベーパー
ヤ0)IPフィルム等のように、分離性の良くない用紙
を用紙トレイ等に収容して給紙を行うことが可能になる
また、本発明においては、画像形成装置における複写の
能率を低下させることなしに、特殊用紙を用いて記録紙
を作成する際に、その作業能率を向上させることが出来
る。
さらに、本発明の装置は、用紙収容装置からの特殊用紙
の給紙に際して、送り出しと用紙さばき作用を良好に行
うことが出来、重送を発生することを防止ながら、比較
的高速度で用紙の送りの動作を行うことが可能である。
第3図は本発明の給紙装置を適用可能な画像形成装置の
説明図、第4図は堆積された用紙が上部の用紙を送り出
す動作の説明図、第4a図は用紙の種類による密着度の
違いを説明するグラフ、第4b図は給紙時の立上がりピ
ーク値と給紙速度の関係を示すグラフであり、第5図は
給紙速度と分離抵抗との関係を示すグラフである。
図中の符号 1・・−・・・給紙装置、2・・・・・・ナジャ−ロー
ラ、5・・・・・・用紙さばき装置、6・・・・・・フ
ィードローラ、8・・・・・・リタードローラ、10・
・・・・・給紙カセット、13・・・・・・用紙サイズ
表示部、14・・・・・・表示ビン、20・・・・・・
駆動モータ、25・・・・・・コントロールパネル、2
6・・・・・・特殊モード設定ボタン、27・・・・・
・用紙サイズ検知装置、30・・・・・・電子複写機。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の給紙装置の構成を示す側面図、第2図
は本発明の給紙装置の駆動系を示す説明図、第4α図 昨)”E’1 ←夕葎(■うし)・ま友 林臼太を友 (V>

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の給紙手段を画像形成装置に付属させて設け
    、各給紙手段に装着されたサイズや紙質の異なる用紙の
    うちの任意のものを、記録部に向けて送り出すように構
    成し、 前記給紙手段の給紙装置を、堆積された用紙の上部のも
    のを取り出すためのナジャーローラと、該ナジャーロー
    ラの下流部に配置される用紙さばき装置とから構成して
    なる装置において、 前記複数の給紙手段のうち、1つまたは複数の給紙装置
    を、用紙の送り出しの動作を行う最初の段階では低速で
    駆動し、用紙の先端部が用紙さばき装置によりさばかれ
    た後の段階で、高速に駆動するような駆動機構により構
    成したことを特徴とする画像形成装置の給紙装置。
  2. (2)前記給紙手段には、表面が平滑で、通気性が小さ
    く、分離性の良くない特殊な種類の用紙を収容し、 画像形成装置本体のコントロールパネルに、特殊用紙に
    対する搬送モードの選択手段を設け、該選択手段を介し
    て搬送モードを選択することによつて、用紙に対する搬
    送速度を2段階に設定可能に構成することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の画像形成装置の給紙装置。
  3. (3)前記特殊用紙を収容する給紙カセット等の用紙収
    容装置に対して、用紙サイズを表示する部材の他に、2
    段階の搬送モードを選択する手段を設け、該用紙収容装
    置を給紙部にセットすることによつて、装置における搬
    送モードを自動的に選択可能にすることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載の画像形成装置の給紙装置。
JP2104439A 1990-04-20 1990-04-20 画像形成装置の給紙装置 Pending JPH043735A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6786481B2 (en) 2001-08-22 2004-09-07 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sheet feeding device
JP2006321626A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Duplo Corp 給紙装置
KR100827830B1 (ko) * 2007-08-09 2008-05-07 주식회사 대경기업 골프티
JP2008110835A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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