JPH043725Y2 - - Google Patents

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JPH043725Y2
JPH043725Y2 JP9922487U JP9922487U JPH043725Y2 JP H043725 Y2 JPH043725 Y2 JP H043725Y2 JP 9922487 U JP9922487 U JP 9922487U JP 9922487 U JP9922487 U JP 9922487U JP H043725 Y2 JPH043725 Y2 JP H043725Y2
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tip
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solder
soldering
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案はハンダコテのコテ先に係り、特に、
フラツトパツケージIC等のハンダ付け用として
好適なハンダコテのコテ先構造に関するものであ
る。
(ロ) 従来技術 従来のハンダコテにおけるコテ先の構造として
は、例えば、第3図の要部側面図に示すように構
成されたものが使用されていた。
この第3図のコテ先1は、円柱状の棒の先端部
分1aを細く削つたものを、ヒーター部2に取り
付けて構成されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来例のような構造のもの
は、コテ先にハンダを保持したり、あるいはハン
ダ付けした面の余分なハンダを吸い取つたりする
ことが困難であるという欠点があつた。
そこで、この考案の出願人は、上記従来のハン
ダコテのコテ先の欠点を解消し、コテ先のハンダ
保持および吸い取りを可能とした第4図の斜視図
および第5図の側面図に示すようなコテ先構造を
先に提案している。
この第4図および第5図に示すコテ先構造は、
次のように、構成されている。
図において、11はコテ先、11aはテーパー
部で、コテ先11の一側面11aの先端部分を内
側に傾斜させてカツトし形成したものである。1
1cはハンダ引き面で、テーパー部11aを形成
した側面と相対向する側面11dの先端部に内側
に傾斜させてカツトし形成したものである。
12は板状のバネ部材で、く字状に折り曲げて
形成され、その一端部12aは、コテ先11の一
側面11bへネジ13によつて取り付けられてい
る。
このバネ部材12の自由端部12bは、テーパ
ー部11aとわずかな隙間を形成しつつ、その
テーパー部11aを覆うように配置されている。
このバネ部材12の自由端部12bとテーパー部
11aとによつて形成された隙間は、V字状に
形成されている。すなわち、取り付けられた一端
部12aに近いほど狭く、かつ自由端部12bの
先端12cに向うほど広く形成されている。さら
に、このバネ部材12の自由端部12bの先端1
2cは、コテ先11の最先端部11eよりもわず
かに突出して配置されている。なお、バネ部材1
2は、ハンダがのり、かつバネ効果のある金属板
が用いられている。2はヒーター部である。
上記のように構成することによつて、ハンダ付
け作業を行なう場合は、例えば、糸ハンダをコテ
先11の横の側壁面の場所へ接触させて溶か
し、隙間に一定量を流し込む。このように、溶
かしたハンダを隙間に流し込むことによつて、コ
テ先11に一定量のハンダを保持させることがで
きる。この状態で、所定のハンダ付け部へコテ先
11を押しつけると、バネ部材12はテーパー部
11a方向に押しつけられ、隙間は狭くなり、
その隙間に保持されていたハンダがバネ部材1
2の先端12cから押し出されてコテ先11の最
先端部11eからハンダ引き面11c側へまわり
込み付着する。この押し出されて最先端部11e
とハンダ引き面11cに付着したハンダによつ
て、所定位置へのハンダ付けを行なうことができ
る。
上記ハンダ付け後、コテ先11をハンダ付け面
からわずかにはなすと、今まで押圧されていたバ
ネ部材12の押圧は解除され、自己の復元力によ
り、旧位置へもどり、この隙間を前の広さにも
どす過程において、ハンダ面にある余分なハンダ
を毛細管現象を利用して隙間に吸い取ることがで
きる。また、バネ部材12の先端12cを、コテ
先11の最先端部11eよりわずかに突出させて
配置している。したがつて、隙間に保持された
ハンダの押し出し動作を確実にすることができる
とともに、その押し出されたハンダを確実にコテ
先11の最先端部11eからハンダ引き面11c
へまわり込ませることができる。
しかし、上記の第4図および第5図のコテ先構
造においては、バネ部材12の厚さは、例えば
0.2mm〜0.3mm程度であり、コテ先11をハンダ付
け面から離した時、隙間を形成している時は、
テーパー部11aからは当然離れているので、バ
ネ部材12への熱の流入量は少なくなり、したが
つてバネ部材12の温度は下がり、ハンダブリツ
ジが発生しやすい状態となり、なんらかの対策が
必要であつた。
この考案は上記した点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、バネ部材が隙間
を形成している状態にある場合においても保温す
ることができるようにすることにより、バネ部材
の温度変化をおさえることができるようにしたハ
ンダコテのコテ先構造を提供することにある。
(ニ) 問題を解決するための手段 この考案に係るハンダコテのコテ先構造は、コ
テ先の先端部分を内側に傾斜させて形成したテー
パー部と、このテーパー部との間に隙間を形成す
るように取り付けられた板状のバネ部材を設ける
とともに、このバネ部材の外側に補助加熱板を設
けたものである。
(ホ) 作用 コテ先の先端部分に形成したテーパー部とバネ
部材との間に形成された隙間に、コテ先で溶かし
た一定量のハンダを流し込み保持させる。
次に、コテ先をハンダ付けを行なう箇所へ押し
つけると、バネ部材がテーパー部に押しつけら
れ、隙間は狭くなり、これと同時に、保持されて
いたハンダは、押し出され、ハンダ付けを行なう
ことができる。
コテ先をハンダ付け面からわずかにはなすと、
バネ部材の押圧は解除され、旧位置に復帰し、今
まで狭くなつていた隙間が広がり、この広がつた
隙間にハンダ付け面にある余分なハンダを毛細管
現象を利用して吸い取ることができる。
また、旧位置に復帰したバネ部材は、その外側
に設けられた補助加熱板に接触し、テーパー部に
接触した時と同様の温度を保持することができ、
ハンダブリツジ等の発生を防ぐことができる。
(ヘ) 実施例 この考案に係るハンダコテのコテ先構造の実施
例を、第1図および第2図に基づいて説明する。
第1図は要部斜視図、第2図は側面図である。
なお、この考案の出願人が、先に提案した第4
図および第5図に示すコテ先構造と同一部分には
同一符号を付して、その説明は省略する。
図において、14は補助加熱板で、バネ部材1
2と同じようにく字状に形成され、バネ部材12
の外側に、バネ部材12とともにネジ13によつ
てコテ先11の側面11bに取り付けられてい
る。この補助加熱板14は、バネ部材12よりも
十分に厚い銅で形成されている。さらに、この補
助加熱板14は、その先端14aを、バネ部材1
2の先端12c部分が露出できるように、バネ部
材12よりも少し短く形成されている。
上記のように構成することによつて、バネ部材
12は、テーパー部11aとの間に隙間を形成
している時は、補助加熱板14へ接触することに
よつて保温される。また、コテ先をハンダ付け面
に押しつけてハンダ付け作業を行なう場合は、バ
ネ部材12がテーパー部11aに押しつけられた
状態にあるため、バネ部材12はテーパー部11
aからの熱により保温された状態にある。
このように、バネ部材12は、補助加熱板14
とテーパー部11aとの間を移動する時を除き、
保温された状態におくことができ、バネ部材12
の温度変化をおさえることができる。
(ト) 考案の効果 この考案に係るハンダコテのコテ先構造によれ
ば、 コテ先に大量のハンダを保持させることがで
きる。
ハンダ付けをするごとに、ハンダを供給する
必要がない。
テーパー部とバネ部材との間に形成した隙間
による毛細管現象によつて、ハンダ付け面の余
分なハンダを吸い取ることができる。
フラツトパツケージICなどのような、端子
ピン間隔が狭い箇所でも容易にハンダ付けを行
なうことができる。
補助加熱板を設けたことによつて、バネ部材
が隙間を形成した状態にあつても、そのバネ部
材の温度変化をおさえることができ、ハンダブ
リツジ等の発生を防ぐことができる。
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案に係るハンダコ
テのコテ先構造の実施例を示すものであつて、第
1図は要部斜視図、第2図は要部側面図である。
第3図は従来例を示す要部側面図である。第4図
および第5図は、この考案の出願人が、先に提案
したハンダコテのコテ先構造を示すもので、第4
図は要部斜視図、第5図は要部側面図である。 主な図番の説明、11……コテ先、11a……
テーパー部、11c……ハンダ引き面、12……
バネ部材、14……補助加熱板、……隙間。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コテ先の先端部分を内側に傾斜させて形成した
    テーパー部と、このテーパー部との間に隙間を形
    成するように取り付けられた板状のバネ部材を設
    けて、前記テーパー部とバネ部材との間の隙間に
    よるコテ先のハンダ保持およびハンダ吸い取りを
    可能に構成したハンダコテのコテ先であつて、 前記バネ部材の外側に補助加熱板を設けて、前
    記バネ部材がテーパーとの間に隙間を形成してい
    る時に接触し加熱されるように構成したことを特
    徴とするハンダコテのコテ先構造。
JP9922487U 1987-06-30 1987-06-30 Expired JPH043725Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9922487U JPH043725Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9922487U JPH043725Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS645775U JPS645775U (ja) 1989-01-13
JPH043725Y2 true JPH043725Y2 (ja) 1992-02-05

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ID=31326183

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JP9922487U Expired JPH043725Y2 (ja) 1987-06-30 1987-06-30

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