JPH0437255Y2 - - Google Patents

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JPH0437255Y2
JPH0437255Y2 JP1985114928U JP11492885U JPH0437255Y2 JP H0437255 Y2 JPH0437255 Y2 JP H0437255Y2 JP 1985114928 U JP1985114928 U JP 1985114928U JP 11492885 U JP11492885 U JP 11492885U JP H0437255 Y2 JPH0437255 Y2 JP H0437255Y2
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JP
Japan
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exhaust gas
intake branch
branch pipe
intake
cooling water
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JP1985114928U
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JPS6224050U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はサージタンクと複数の吸気支管からな
る吸気マニホールドで排気ガスを還流させるエン
ジンの排気ガス還流装置に関する。
(従来技術) 従来から排気ガスの一部を吸気支管に均等に還
流させるためのエンジンの排気ガス還流装置とし
て、例えば実公昭52−21402号公報に示されるよ
うに、排気還流管と吸気集合管とを一体化し、各
吸気支管と排気還流管とをそれぞれポートで連通
させることにより、排気ガスを均等にシリンダに
分配しようとしたものがある。
ところで、排気ガスを還流させる場合に、排気
ガスを冷却させることにより、体積効率を向上
し、吸気の充填量を高めることが知られている。
そして、このように排気ガスを冷却する手段とし
ては、排気還流管に沿つて冷却水通路を設けるこ
とが挙げられるが、上記従来のごとき装置におい
ては、吸気集合管と排気還流管とが一体構造であ
つて、分割されていないので冷却水通路を設ける
場合には別個に別部材にて形成する必要があり、
製作が容易でないばかりか、重量の増加を回避す
ることが困難である。
(考案の目的) 本考案は上記従来の問題点に鑑みなされたもの
で、吸気集合管としてのサージタンクと吸気支管
との接続フランジ部を利用して一体的に還流排気
ガス通路と冷却水通路とを形成し、構成簡単でか
つ重量の増加をも抑制でき、さらに、デツドスペ
ースを利用して還流排気ガスと冷却水との熱交換
面積を充分に大きくとることができるエンジンの
排気ガス還流装置を提供することを目的とする。
(考案の構成) 吸気マニホールドをサージタンクと湾曲形状の
吸気支管から構成するとともに、この吸気マニホ
ールドに排気ガスの一部を還流するようにしたエ
ンジンにおいて、上記サージタンクもしくはサー
ジタンク側の吸気支管とエンジン側の吸気支管と
を接続する各々のフランジ部を吸気支管の湾曲の
内方側へ拡張し、これらフランジ部の各拡張部分
に、相対するとともに両フランジ部間のシール部
材で区画された凹部を形成し、この凹部の各々に
上記吸気マニホールドに還流する排気ガスおよび
冷却水を導くようにしたものである。
この構成により、本来はデツドスペースとなる
吸気支管の湾曲の内方側箇所に拡張したフランジ
部を利用して還流排気ガス分配通路と冷却水ジヤ
ケツトとを形成することができ、還流排気ガスを
冷却することができるものである。
(実施例) 第1図、第2図において、吸気マニホールド1
は吸気集合管としてのサージタンク2と下流端が
エンジンの各気筒に連結される吸気支管3a,3
bとから構成され、サージタンク2とサージタン
ク側吸気支管3aとが一体に形成され、吸気支管
3aと吸気支管3bとは各々のフランジ部4a,
4bにて両者間に金属ガスケツトでなるシール部
材5を挟んで接合されている。上記吸気支管3
a,3bは湾曲形状となつている。また上記両フ
ランジ部4a,4bは、吸気支管3a,3bの湾
曲の内方側へ拡張され、これらフランジ部4a,
4bの各拡張部分にはそれぞれ凹部が形成されて
おり、この凹部によりフランジ部4aには還流排
気ガス(EGR)分配通路6が形成され、フラン
ジ部4b側には冷却水ジヤケツト7が形成されて
いる。すなわち、両フランジ部4a,4bの間に
挟み込まれたシール部材5により還流排気ガス分
配通路6と冷却水ジヤケツト7とは区画されてい
る。
また上記還流排気ガス分配通路6にはそれぞれ
の吸気支管3aの吸気通路に連通する還流排気ガ
ス(EGR)入口ポート8がキリ加工等により形
成されている。さらに還流排気ガス分配通路6と
その上流側のEGR流入口9との間にはEGR量を
制御するEGRバルブ10が設けられている。一
方、冷却水ジヤケツト7の上流側には冷却水入口
11が下流側には冷却水出口12が設けられてい
る。
なお、サージタンク2の一側端部には流入吸気
量を制御するスロツトル弁を備えたスロツトルボ
デイ13が設けられている。また、吸気支管3a
の上流端は開口14にてサージタンク2に開口さ
れ、他方吸気支管3bの下流端の開口15がエン
ジンの吸気ポート(図示せず)へ連通されてい
る。
上記構成において、還流排気ガスはEGR流入
口9およびEGRバルブ10を経て還流排気ガス
分配通路6に導入され、さらに還流排気ガス入口
ポート8から各々の吸気支管3a内の吸気通路に
還流させられる。一方、冷却水ジヤケツト7には
冷却水入口11から冷却水出口12に至る冷却水
が流入されていることにより還流排気ガス分配通
路6を通過する還流排気ガスは上記冷却水により
シール部材5を介して冷却作用を受け、したがつ
て還流排気ガスの体積効率は高まり吸気の充填効
率の向上が図られる。
また、上記のごとき吸気支管3aと吸気支管3
bの各々フランジ部4a,4bの凹部を利用して
還流排気ガス分配通路6および冷却水ジヤケツト
7を形成しているので、従来のように別個に冷却
水通路を設ける場合に比し、重量の増加を可及的
に抑制することができ、しかも構成簡単で製作が
容易である。さらに、上記両フランジ部4a,4
bが吸気支管3a,3bの湾曲の内方側へ拡張さ
れてここに還流排気ガス分配通路6および冷却水
ジヤケツト7が形成されていることにより、上記
吸気支管3a,3bの湾曲の内方側のデツドスペ
ースを利用してフランジ部4a,4bを大きく拡
張させることができ、従つて還流排気ガスと冷却
水との熱交換面積を大きくとることができる。そ
して、このように熱交換面積を大きくとるととも
に、上記シール部材5として熱伝導率の高い部材
を用いることにより、冷却水ジヤケツト7を通過
する冷却水により還流排気ガス分配通路6を通過
する還流排気ガスを効果的に冷却することができ
る。また、サージタンク2の荷重によつて吸気支
管3a,3bの湾曲の内側部分に大きな応力が作
用するが、上記還流排気ガス分配通路6および冷
却水ジヤケツト7を構成するフランジ部4a,4
bの拡張部分は、この吸気支管3a,3bの湾曲
の内側部分を補強する役目も果たす。
なお、上記実施例では吸気マニホールド1がサ
ージタンク2と一体の吸気支管3aとエンジン側
の吸気支管3bとに分割され、吸気支管3aと吸
気支管3bとが連結されたものを示したが、吸気
マニホールド1としては吸気支管が分断されるこ
となく一体物であつて、この一体物の吸気支管と
サージタンクとの接続部分にフランジ部をそれぞ
れ設け、かつこれらのフランジ部を吸気支管の湾
曲の内方側へ拡張して上述と同様にそれぞれの通
路を形成したものであつてもよい。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、吸気マニホール
ドをサージタンクと複数の吸気支管から構成した
ものにおいて、サージタンクと吸気支管との接続
フランジ部に還流排気ガス通路と冷却水通路とを
隣接させて設けたことにより還流排気ガスを冷却
して吸気の充填効率の向上を図れるとともに、上
記フランジ部を利用して両通路を形成することが
できるので、構成簡単でかつ重量の増加を可及的
に抑えることができる。さらに、上記両フランジ
部を吸気支管の湾曲の内方側へ拡張してこの各拡
張部分に還流排気ガス通路および冷却水通路とな
る凹部を形成しているため、吸気支管の湾曲の内
方側に存在するデツドスペースを有効利用して、
還流排気ガスと冷却水との熱交換面積を充分に大
きくとることができ、その上、還流排気ガス通路
および冷却水通路を構成するフランジ部拡張部分
により、サージタンクの荷重が大きく作用する吸
気支管の湾曲の内側部分を補強する効果も有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のエンジンの排気ガス還流装置
の平面図、第2図は第1図−線断面図であ
る。 1……吸気マニホールド、2……サージタン
ク、31,3b……吸気支管、4a,4b……フ
ランジ部、5……シール部材、6……還流排気ガ
ス分配通路、7……冷却水ジヤケツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸気マニホールドをサージタンクと湾曲形状の
    吸気支管から構成するとともに、この吸気マニホ
    ールドに排気ガスの一部を還流するようにしたエ
    ンジンにおいて、上記サージタンクもしくはサー
    ジタンク側の吸気支管とエンジン側の吸気支管と
    を接続する各々のフランジ部を吸気支管の湾曲の
    内方側へ拡張し、これらフランジ部の各拡張部分
    に、相対するとともに両フランジ部間のシール部
    材で区画された凹部を形成し、この凹部の各々に
    上記吸気マニホールドに還流する排気ガスおよび
    冷却水を導くようにしたことを特徴とするエンジ
    ンの排気ガス還流装置。
JP1985114928U 1985-07-25 1985-07-25 Expired JPH0437255Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985114928U JPH0437255Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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JP1985114928U JPH0437255Y2 (ja) 1985-07-25 1985-07-25

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JPS6224050U JPS6224050U (ja) 1987-02-13
JPH0437255Y2 true JPH0437255Y2 (ja) 1992-09-02

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ID=30998109

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JPS6224050U (ja) 1987-02-13

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