JPH04370062A - スナック食品とその製造法 - Google Patents

スナック食品とその製造法

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JPH04370062A
JPH04370062A JP3242868A JP24286891A JPH04370062A JP H04370062 A JPH04370062 A JP H04370062A JP 3242868 A JP3242868 A JP 3242868A JP 24286891 A JP24286891 A JP 24286891A JP H04370062 A JPH04370062 A JP H04370062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garlic
fats
snack food
oils
chocolate
Prior art date
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Pending
Application number
JP3242868A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhide Takaguchi
高口 一英
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TAKAGUCHIMATASHIROU SHOTEN KK
Original Assignee
TAKAGUCHIMATASHIROU SHOTEN KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種スナック食品とその
製造方法に関するもので、特に全表面に油脂分をコーテ
ングされたにんにく球根からなることを特徴とするスナ
ック食品及び細断されたにんにく球根に酸処理を施し、
凍結後、減圧下で油脂含浸させたものにチョコレートコ
ーテングすることを特徴とするスナック食品の製造法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に外国料理、特に美味で知られる中
国料理、フランス料理だけでなく、インド料理、イタリ
ア料理、韓国料理等にもにんにくが幅広く使用されてい
ることは周知の通りであり、諸外国ではにんにくは薬と
しての薬効よりもむしろ料理をおいしくするための優れ
た調味料、スパイスとして、またかくし味として不可欠
のものとされている。しかしながら日本人は一般ににん
にくを食品よりもむしろ薬として使用してきており、そ
の強烈な悪臭が嫌われながらも食品として登場するのは
主としてにんにくの持つ薬効的要素があずかっているこ
とによる場合が多い。源氏物語や日本書紀でも知られて
いるように、我が国では古くからにんにくの効果を知り
ながらもその不快臭のためににんにくは下賎のものの食
べ物とされてきた。にんにくの薬効としては強壮強精効
果、抗菌効果、駆虫効果、精神安定効果、血圧効果、利
尿、去たん、神経痛リユーマチ効果等、多種類のものが
知られているが、特にビタミンB1との活性効果やスコ
ルジニン、ムチンの強精効果等が広く利用されていると
ころである。にんにくの不快臭は主にアリシンによるも
ので、このにんにく臭をもたらすアリシンには確かに強
い抗菌作用や駆虫作用があるが、にんにくの所謂強壮強
精効果はアリシンを作る生にんにくばかりではなく、加
熱されたにんにくでもその効果は立証されているところ
であり、加熱によってアリナーゼの失活したにんにくが
殆ど無臭であることもよく知られている通りである。こ
のため加熱によるにんにくの無臭化製品の開発について
これまでにも数多くの提案がなされているが、何れもに
んにくの薬効的効果を主体とした無臭化製品に過ぎず、
食味、食感についての研究は乏しく、食卓以外のどこで
でもいつでも利用できる食味形態のものはこれまで殆ど
知られていないといっても過言ではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は日本人に特有
のにんにくに対する嫌悪感を除き、にんにくを美味な食
品として提供するためのもので、優れた薬効を有するに
んにくを食卓以外のどこででもいつでも手軽に利用でき
る美味のスナック食品として提供するためのものである
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は研究を重ねた
結果、にんにくの球根を細断してからpH3程度のクエ
ン酸等の水溶液で中和処理したものを冷凍し、減圧下で
油で揚げることによって従来のポテトチップと著しく異
なった食感、食味を有する調味可能なチップ状スナック
食品の得られることを知り、さらにこれをチョコレート
等の油脂類で調味することによってこれまで全く知られ
ていない新規の食味を有するチョコレート菓子製品を得
ることに成功した。すなわち本発明はにんにくの球根を
チップ状に細断してから酸による中和処理を施し、凍結
とそれに続く油脂含浸工程を経てチップ状のスナック食
品とするものであり、さらにこれにチョコレート等でコ
ーテングすることによって新規のチョコレート菓子製品
とするものである。この場合、凍結処理とそれに続く減
圧油脂含浸処理はチップ状のスナック食品としてそのま
ま製品とする際には不可欠の工程であるが、単にチョコ
レート被覆製品とする場合には凍結及び減圧フライング
工程は省略して、酸による中和処理の後、食塩、グルタ
ミン酸ソーダ等による味つけ処理するだけでそのままチ
ョコレートコーテングすることもできる。また製品の形
態もチップ状製品ばかりでなく、球根を細断することな
く原形そのままのもので処理して製品化してもよい。
【0005】
【実施例】以下に本発明の実施例を示す。
【0006】実施例1 塩漬けされたにんにく球根を流水等で塩分が2%前後に
なる迄脱塩し、クエン酸等で酸性の溶液で24時間浸水
した。これを流水等で7時間〜8時間酸抜きをして食塩
、グルタミン酸Na等の調味料で味つけし、チョコレー
ト又は他の油脂等でコーテングした。
【0007】実施例2 生にんにく球根を薄皮をむき10%以上の食塩水で塩漬
けにしてから流水等で塩分が2%前後になる迄脱塩し、
クエンサン等の酸性の溶液で24時間浸水した。これを
流水等で7時間〜8時間酸抜きをして食塩、グルタミン
酸Na等の調味料で味つけし、チョコレート又は他の油
脂等でコーテングをした。
【0008】実施例3 乾燥にんにくの球根を水または、ぬるま湯で復元してか
らクエン酸等の酸性の溶液で24時間浸水し流水等で7
時間〜8時間酸抜きをした。これを食塩、グルタミン酸
Na等の調味料で味つけし、チョコレート又は他の油脂
等でコーテングした。
【0009】実施例4 塩漬けした球根をスライサー等で薄く切り、流水等で0
.1%前後迄脱塩した。これをクエン酸等の酸性の溶液
で24時間浸水してから流水等で3時間〜4時間酸抜き
をし、冷凍庫(−15℃以下)で24時間以上、(又は
瞬間冷凍機等)凍結した。凍結後、減圧下(700mm
Hg〜760mmHg)で温度70℃〜100℃の油で
15分〜30分揚げ遠心分離機等で油分を除去した。 こうして得られたチップスは、食塩、調味料、香辛料等
をまぶして味つけし、フレークは、チョコレート又は他
の油脂等でコーテングした。
【0010】実施例5 生の球根を2mm位の厚さにスライスした後、実施例4
と同様に処理して製品とした。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば優れた薬効を有するにん
にくをいつでもどこでも手軽に利用できる美味のスナッ
ク食品として提供することが可能である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  全表面に油脂分をコーテングされたに
    んにく球根からなることを特徴とするスナック食品。
  2. 【請求項2】  にんにく球根がチップ状に細断された
    ものである請求項1のスナック食品。
  3. 【請求項3】  油脂分がチョコレートである請求項1
    のスナック食品。
  4. 【請求項4】  細断されたにんにく球根に酸処理を施
    し、凍結後、減圧下で油脂含浸させたものにチョコレー
    トコーテングすることを特徴とするスナック食品の製造
    法。
JP3242868A 1991-06-17 1991-06-17 スナック食品とその製造法 Pending JPH04370062A (ja)

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JP3242868A JPH04370062A (ja) 1991-06-17 1991-06-17 スナック食品とその製造法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0941665A1 (en) * 1996-06-14 1999-09-15 Meiji Seika Kaisha Ltd. Process for the production of composite fatty confectionery
KR100459312B1 (ko) * 2002-08-05 2004-12-03 신안군 마늘 초콜릿 및 그 제조방법
JP2011010612A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Acera:Kk アリイン含有量の高い脱臭ニンニクの製造方法

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