JPH04369888A - 半導体レーザモジュール - Google Patents

半導体レーザモジュール

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Publication number
JPH04369888A
JPH04369888A JP14717291A JP14717291A JPH04369888A JP H04369888 A JPH04369888 A JP H04369888A JP 14717291 A JP14717291 A JP 14717291A JP 14717291 A JP14717291 A JP 14717291A JP H04369888 A JPH04369888 A JP H04369888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor laser
light
transmission
laser module
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP14717291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Matsui
松井 康
Masato Ishino
正人 石野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH04369888A publication Critical patent/JPH04369888A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ通信に必要
な高性能な半導体レーザモジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザモジュールとしては、大き
く分けて、図2のレセプタクル型のものと、図3のピッ
グテール型のものがある。以下それぞれの構成と機能に
ついて簡単に説明する。図2において、21は半導体レ
ーザチップ、22はセルフォックレンズ、23は集束ビ
ーム光、24はレーザマウント、25はモニタホトダイ
オード、26はパッケージ、またレーザ光を取り出すた
めのものとして27は光ファイバコネクタプラグ、28
はフェルール、29は伝送用光ファイバである。このよ
うに構成されたレセプタクル型モジュールには、レーザ
光取り出し用光ファイバコネクタプラグ27としてFC
型のものが一般に使われている。
【0003】次に図3において、31は半導体レーザチ
ップ、32はレンズ、33は集束ビーム光、34はモニ
タホトダイオード、35はサーミスタ、36はペルチェ
クーラ、37はパッケージ、38はフェルール、39は
出力用光ファイバ、40は光ファイバコネクタプラグで
ある。このタイプのモジュールは図2のレセプタクル型
のものに比べ温度制御機能が内蔵され、さらには光アイ
ソレータ等も内蔵されるようになってきている。さらに
は出力用光ファイバとしては、その光出力端に様々なコ
ネクタが用いられている。なかでもスーパーPCといわ
れるコネクタは非常に接続損が小さく、反射減衰量が−
40dB程度のものが実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、レセプ
タクル型では光ファイバコネクタプラグ27のフェルー
ル28先端がFC研磨のコネクタが用いられているため
、フェルール28端面からレーザへの戻り光が発生する
。デジタル伝送等ノイズレベルがそれほど伝送特性に影
響しないようなシステムでは十分使用が可能であるが、
アナログ伝送のようにノイズレベルが伝送性能を決定す
るようなシステムには適用できない。この戻り光の影響
を回避するためにフェルール28の先端を斜めに加工す
ることによりフェルール28端面からの戻り光は防ぐこ
とは出来る。このような斜めの系では、結合光軸を一直
線にすると結合効率が劣化し、これを回避するために結
合光軸を斜めにすると、光の入射角が着脱のたびに微妙
に変化するためトラッキングエラーが大きくなる。
【0005】一方、ピッグテール型のものは、集束ビー
ム光33とフェルール38間の結合部は組立時に固定す
るためトラッキングエラーはなく、またパッケージ37
内のフェルール38の端面から半導体レーザチップ31
への戻り光に関しても、フェルール38の先端を斜めに
研磨により抑圧することができる。しかしながらファイ
バ先端の光ファイバコネクタプラグ40は、近年高性能
なものが開発されているが、このコネクタ接合面におけ
る反射は完全に無くなっているわけではない。特にアナ
ログ伝送システムにおける経験では、この光ファイバコ
ネクタプラグ40の微妙な調整具合によりしばしば伝送
特性において支障が出ることが確認されている。すなわ
ち、アナログ伝送では、光の強度の絶対値そのものが情
報となっているため、非常に小さな反射率であっても、
伝送歪として現れる。たとえば単純な場合の例として、
伝送路に2つの反射点が存在し、反射点間の距離をL、
伝送路の屈折率をnとすると、この伝送路の透過率は、
干渉効果により伝播する光の波長によって図4のように
周期的に変化する。ここで、この周期TはT=c/2n
Lなる式で表わされる。ここでcは光速である。例とし
てL=1mとすると、約100MHzの周期で透過率が
変化する。一方、レーザは伝送情報に応じた電流で変調
されているため、強度変化と同時に、数100MHz/
mA(波長1.3ミクロンの場合)の割合で波長も変化
しているため伝送信号強度は正確に伝わらない。特にア
ナログ伝送系においては、これらの多重反射の影響が直
接伝送歪特性に現れ、実用上大きな障害となっている。
【0006】本発明はこのような点に鑑み、上記ファイ
バコネクタあるいは伝送路等において反射点があっても
安定した伝送特性が得られる半導体レーザモジュールを
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、レーザ光出力用ファイバと半導体レーザの
間の光路上に偏光解消板を配置するものである。また、
その偏光解消板と半導体レーザの間の光路上に光アイソ
レータを配置するものである。
【0008】
【作用】上記構成により、半導体レーザから出射直後は
単一偏光特性を有する光が偏光解消板を通過することに
よりランダム偏光となり、これにより伝送系内に多重反
射を生じるような反射点が存在しても、多重反射した光
どうしが干渉し合う確率が激減し、その結果、伝送系に
おける透過率の波長依存性が極端に抑圧されるため安定
した低歪な伝送特性を得ることが可能となる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例における半導体レー
ザモジュールの構成図を示す。図1において、1は半導
体レーザ、2は光学レンズ、3は光アイソレータ、4は
偏光解消板、5はモニター用ホトディテクタ、6はサー
ミスタ、7はペルチェクーラ、8はパッケージ、9はフ
ェルール、10はファイバ、11は光コネクタプラグで
ある。
【0010】以上のように構成されたレーザモジュール
において、以下その動作を説明する。直接変調された半
導体レーザ1から出射した光は光学レンズ2で集光され
るが、その時の光12は単一偏光特性を有しかつ偏波面
も保存されている。光アイソレータ3を経た光13は偏
波面は45度回転するが同じく単一偏光特性を有する。 次に偏光解消板4を通過した光14はランダム偏光とな
る。ここで偏光解消板4の機能を簡単に説明すると、偏
光解消板4を構成する材料は、偏波面を回転させる機能
を持ち、その回転角は光が通過する光路長により変化す
る。ここでこの偏光解消板4の厚さは空間的に変化して
いるため透過光はランダム偏光となる。このように偏光
解消板を通過した光14はランダム偏光となり、フェル
ール9に結合される。
【0011】発明が解決しようとする課題の項で述べた
ように、ファイバ内を伝幡する光が単一偏光すなわち直
線偏光の場合、その伝送路内に複数の反射点が存在する
と多重反射が起こり、干渉効果により透過率が波長によ
り変動し伝送歪の原因となるが、本実施例のようにラン
ダム偏光の場合には多重反射が発生しても、干渉は殆ど
起きないため、歪の少ない良好な伝送特性が実現できる
【0012】なお、本実施例では光学レンズ2が1枚の
場合について述べたが、2枚のレンズ系であっても偏光
解消板4の配置場所は、光アイソレータ3通過後であれ
ば特に限定するものではない。
【0013】以上のようにこの実施例によれば、半導体
レーザモジュール結合光学系の中に偏光解消板4を配置
することにより、伝送歪特性を大幅に改善することが出
来る。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明は、レーザ光出力用
ファイバと半導体レーザの間の光路上に偏光解消板を配
置する構成、またその偏光解消板と半導体レーザの間の
光路上に光アイソレータを配置する構成よりなるので、
伝送路内に複数の反射点がある場合でも、その多重反射
による透過光の変動は著しく抑圧され、アナログ伝送系
における歪特性を改善した半導体レーザモジュールを提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における半導体レーザモジュ
ールの構成図
【図2】従来の半導体レーザモジュールの構成図
【図3
】従来の半導体レーザモジュールの構成図
【図4】図2
,図3における光の波長の変化に対する伝送路の透過率
の関係を示す図
【符号の説明】
1  半導体レーザ 2  光学レンズ 3  光アイソレータ 4  偏光解消板 5  モニター用ホトディテクタ 6  サーミスタ 7  ペルチェクーラ 8  パッケージ 9  フェルール 10  ファイバ 11  光コネクタプラグ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザ,光学レンズおよびレーザ光
    出力用ファイバを少なくとも有する半導体レーザモジュ
    ールにおいて、前記レーザ光出力用ファイバと前記半導
    体レーザの間の光路上に偏光解消板を配置したことを特
    徴とする半導体レーザモジュール。
  2. 【請求項2】偏光解消板と半導体レーザの間の光路上に
    光アイソレータを配置したことを特徴とする請求項1記
    載の半導体レーザモジュール。
JP14717291A 1991-06-19 1991-06-19 半導体レーザモジュール Pending JPH04369888A (ja)

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