JPH04365799A - リフトトラックの走行安全制御方法およびその装置 - Google Patents

リフトトラックの走行安全制御方法およびその装置

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JPH04365799A
JPH04365799A JP3167818A JP16781891A JPH04365799A JP H04365799 A JPH04365799 A JP H04365799A JP 3167818 A JP3167818 A JP 3167818A JP 16781891 A JP16781891 A JP 16781891A JP H04365799 A JPH04365799 A JP H04365799A
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憲昭 牧野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,リフトトラックの走行
安全制御方法およびその装置に関し,管理機あるいは車
上機のいずれか一方からの入出庫指令に基づき,ラック
内通路で所定の荷役作業を行う有人のリフトトラックに
おいて,車上機からの自動走行制御信号と有人のリフト
トラックのアクセルの走行制御信号の両方の信号が入力
されたときのみリフトトラックの走行を行わしめ,ある
いは行わしめる制御装置を備え,運転者が自動走行を明
確に認識した時点で自動走行を行うようにして,運転者
の操作上のミスをなくし,荷役作業を安全,かつ効率の
高いものにすることを目的としたものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリフトトラックと車上機との間は
荷役情報の授受のみで,走行制御回路にまで信号を伝達
するものはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って,リフトトラッ
クと車上機との間は荷役情報の授受のみならず,走行制
御回路にまで信号を伝達する場合も,,運転者に走行を
開始するとの認識を明確にすることと,今までの運転感
覚を尊重した方が運転者の操作上の不安感を排除し,安
心感を付与することが,荷役作業を安全,かつ効率の高
いものにするとの配慮から案出されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のリフトトラック
の走行安全制御方法および装置(以下本発明装置という
。)は,管理機あるいは車上機のいずれか一方からの入
出庫指令に基づき,ラック内通路で所定の荷役作業を行
う有人のリフトトラックにおいて,該リフトトラックに
搭載した車上機からの自動走行制御信号と,かつ,リフ
トトラックに設けられたアクセルからの走行制御用信号
の両方の信号が入力されたときのみリフトトラックの自
動走行を行なう方法と,該リフトトラックに搭載した車
上機からの自動走行制御信号と,かつ,リフトトラック
に設けられたアクセルの走行制御信号の両方の信号が入
力されたときのみリフトトラックの自動走行を行なう信
号を出力する制御装置を備えてなる構成としたものであ
る。
【0005】
【作用】本発明装置は,リフトトラックに搭載した車上
機の中央部にディスプレイを,該ディスプレイの周辺に
所定の大きさの押釦スイッチを所定の間隔を隔てて複数
個を配置した内の起動用押釦スイッチと,リフトトラッ
クに設けた走行制御するアクセルとを操作し,得られた
両方の信号が入力されたときのみ制御装置から走行を開
始させる共にアクセルの操作の割合に応じた走行速度を
得るようにしたものである。
【0006】
【実施例】本発明を応用した実施例を,以下図面に基づ
き説明する。図1は本発明の応用例である概念図を示し
,運転者が搭乗するリフトトラック1と,倉庫内に所定
の通路を隔てて複数立設され,各間口に荷を載置するラ
ック34,──と,保管され,あるいはこれから保管さ
れるであろう荷の管理,および上記リフトトラック1に
所定の入出庫指令を行う管理機31と,前記入出庫指令
を上記リフトトラック1に伝送するICカード33に所
定の情報を書き込むICカードリーダ&ライタ32およ
び上記リフトトラック1に搭載した車上機29と,該車
上機29に,あるいは車上機29から上記入出庫指令を
読み込ませ,かつ,書き込ませるICカードリーダ&ラ
イタ51から構成され,しかも,図2に示すように,車
上機29の中央部にディスプレイ30を該ディスプレイ
30の周辺に所定の大きさの押釦スイッチKSを所定の
間隔を隔てて複数個配置したものから構成され, 上記
車上機29に配置された複数個の押釦スイッチKSには
,それぞれの機能が付与されている。以下その機能につ
いて説明する。
【0007】KS1は,リフトトラック1を何らかのト
ラブルの発生により非常停止させるための非常停止用押
釦スイッチ,KS2は,現在表示中の仕事のアドレス等
をディスプレイに表示させ,かつリフトトラック1を走
行させるための一条件をなす信号を発生させる起動用押
釦スイッチ,KS3は,一仕事を完了し,次になすべき
仕事の表示を要求する作業完了用押釦スイッチ,KS4
は,入力されている情報をクリアするクリア用押釦スイ
ッチ,KS5は,荷の品名等の情報を付与されたバーコ
ードの情報を読み取りを開始させるためのバーコード情
報入力押釦スイッチ,KS6は,他の押釦スイッチ等,
例えば非常停止用押釦スイッチKS1,起動用押釦スイ
ッチKS2および作業完了用押釦スイッチKS3等と同
時に操作することにより,別途機能の命令を発するシフ
ト押釦スイッチ,KS7〜KS16は,数量変更,ラッ
ク間口番号等の数値情報を入力する際に使用される数値
入力用押釦スイッチである。以下詳細について説明する
【0008】KS7は,数値9を入力できる数値入力用
,KS8は数値8を入力できる数値入力用,KS9は,
数値7を入力できる数値入力用,KS10は数値6を入
力できる数値入力用,KS11は数値5を入力できる数
値入力用,KS12は数値4を入力できる数値入力用,
KS13は数値3を入力できる数値入力用,KS14は
数値2を入力できる数値入力用,KS15は数値1を入
力できる数値入力用,KS15は数値零を入力できる数
値入力用の押釦スイッチ,KS17は,上記数値入力用
押釦スイッチKS7〜KS16で入力された数値情報を
メモリー内に取り込むための確認用押釦スイッチ,KS
18〜KS21はカーソルを移動させるためのカーソル
移動用押釦スイッチで,KS18はカーソルを右方向に
移動させるカーソル移動用押釦スイッチ,KS19はカ
ーソルを左方向に移動させるカーソル移動用押釦スイッ
チ,KS20はカーソルを下方向に移動させるカーソル
移動用押釦スイッチおよびKS21はカーソルを上方向
に移動させるカーソル移動用押釦スイッチである。
【0009】リフトトラック1は,図3に示すように,
車体2にマスト3,3を立設し,該マスト3,3に昇降
自在に装着されるリフトブラケット(図示せず)の前端
面にラックギャ10A,10Bを車体幅方向に併設する
とともに,該ラックギャ10A,10Bに対しスライド
自在に可動ヘッド4を設け,該可動ヘッド4の旋回軸9
の回りに回動するキャリジ13と,該キャリジ13に係
止される左右一対のフオーク8,8にシフト動作させ,
かつシフト動作と連動してキャリジ13を旋回軸9回り
に旋回動させることにより,幅狭なラック内通路36で
荷役作業を行うことができる。ただし,本発明は,本例
にあげたものにかかわらず,カウンタタイプのリフトト
ラック,リーチタイプのリフトトラックおよび運転者が
荷役部材とともに上昇・下降するピッキングタイプのリ
フトトラックにも適用が可能である。
【0010】リフトトラック1の車体2の左右両側には
,先端にロードホイル7を軸支したストラドルアーム5
,5を固着し,前記可動ヘッド4の起動,停止時に生じ
る慣性力によって,車体2が不安定となるのを防止する
。また,リフトトラック1の車体2の前後左右の4箇所
には,ラック内通路36を走行する際のガイドローラ1
1,──が設けられている。さらに,リフトトラック1
には,前記ストラドルアーム5に走行距離検出装置53
が,マスト3にはフオーク高さを検出する揚高検出装置
54が,可動ヘッド4には,該可動ヘッド4のシフト量
を検出するシフト量検出装置55がそれぞれ設けられて
いる。
【0011】走行距離検出装置53は,図4,図5に示
すように,ストラドルアーム5の先端部に固着されたブ
ラケット16と,該ブラケット16の下面に枢着される
支持片18と,該支持片18から突出するピン21と,
該ピン21に遊嵌挿入されているアーム片19に回動自
在に支承される測定輪17と,該測定輪17の回転数を
検知するエンコーダ22とから構成されている。
【0012】アーム片19は,ピン21に挿入されたバ
ネ20によって常時地上側に押圧されるように付勢する
構成として,走行路面の凹凸を吸収しながら,常に測定
輪17を路面に接地させている。また,アーム片19は
,軸受23にて支軸24を回動自在に支承すると共に支
軸24の先端には測定輪17がキーにて連結されている
。さらに,支軸24の他端は,エンコーダ22の検出軸
と連結され,測定輪17の回転数がエンコーダ22によ
って検知される。図5に示す,26は,測定輪17の上
限を規制するためのストッパで,スプリング25を介し
て弾性支持されている。なお,本例では,別途,測定輪
17を設けてリフトトラック1の走行距離を検出させて
いるが,これに限定されるものではなく,ロードホイー
ル7等の回転数を直接検出するように構成することもで
き,さらには,車体中心軸上に,前記測定輪17を位置
せしめるように構成してもよい。
【0013】揚高検出装置54について図6に基づき説
明する。揚高検出装置54は,リフトブラケット49お
よび昇降マスト3Bにそれぞれポテンショメータ39,
40を取りつけたものを例示する。したがって,フオー
ク高さは,リフトブラケット49に設けられたポテンシ
ョメータ39および昇降マスト3Bに設けられたポテン
ショメータ40の和から導き得るものである。また,本
例以外にも,他の公知の揚高検出方法を適宜採用しても
よい。
【0014】シフト量検出装置55は,図7に示すよう
に,可動ヘッド4の基端部に突片14を固着し,該突片
14によって作動するリミットスイッチLS1〜LS7
をラックギャ10A後方に適宜,複数配置させることに
よって構成される。したがって,可動ヘッド4が左右に
シフトすると,前記突片14によってリミットスイッチ
LS1〜LS7が順次作動して,シフト量を検出するこ
とができる。また,他のシフト量検出装置として,図8
に示すように,ラックギャ10Aと噛み合い,可動ヘッ
ド4内に支持されているピニオンギャ12にエンコーダ
15の検出軸を噛合うせしめて,シフト量を検出しても
よい。また,本例以外にも他の公知のシフト量検出方法
を適宜採用してもよい。
【0015】リフトトラック1には,車上機29と,該
車上機29に管理機31で書込まれた入出庫指令を読み
取り,かつ,車上機29からの入出庫指令を書き込ませ
るICカードリーダ&ライタ51とが装着され,しかも
,図2に示すように,上記車上機29は,車上機29の
中央部にディスプレイ30を,該ディスプレイ30の周
辺に所定の大きさの押釦スイッチKSを所定の間隔を隔
てて複数個配置したものから構成されている。
【0016】上記入出庫指令の情報内容は,図17に示
すように,入出庫の区別や,間口即ち,ラック間口番号
,荷の品名,コード番号,個数,棚列等からなっている
。上記車上機29とリフトトラック1の制御装置47と
は電気的に接続され,車上機29からの出力された制御
信号等に基づき制御される。
【0017】管理機31は,例えば保管されている荷の
品名,数量,コード番号,ラック間口番号等の入出庫に
必要な情報が記憶されていると共に,最適な入出庫指令
が演算される。また,入出庫させるラックの間口番号を
演算し,該管理機31に接続されているICカードリー
ダ&ライタ32によって,ICカード33に書き込むこ
とができるものである。ラック間口番号による入出庫指
令が書き込まれたICカード33は,前記リフトトラッ
ク1に設けられているICカードリーダ&ライタ51に
挿入されて,管理機31からの指令を伝送させることが
できるものである。なお,管理機31からリフトトラッ
ク1に入出庫指令を伝送する手段として,上述のような
手段のみならず,無線によるものや,本例のように,車
上機29からも直接入力でき,しかも管理機31からの
入出庫指令の情報内容に誤りがあるとその誤りを修正す
ることもできるものである。
【0018】ラック34は,例えば,図1に示すように
,高さ方向および水平方向に複数の間口を備えるものを
例示し,これらのラック34が倉庫内に,リフトトラッ
ク1が進入可能なラック内通路36,──を隔てて,複
数配置されている。なお,荷役作業は,ラック内通路3
6に面したラック間口から行われると共に,ラック間口
の一つ一つに,それぞれ固有の間口番号が付与されてい
る。すなわち,図11に示すように,各棚板35には,
水平方向に等間隔のピッチL1で荷Wが載置されており
,これらの荷Wの一つ一つにコード番号が付与されてい
る。また,図12に示すようにラック34の棚板35に
は,高さ方向に等間隔のピッチH1で配設されており,
4段目の荷Wを取り出す際には,フオーク高さを3H1
+αに設定すればよい。なお,荷Wは,パレットPに載
置保管されるものを例示する。
【0019】次に,リフトトラック1が,現在ラック内
通路36に存在しているか否か判断する手段としては,
図11に示すように,ラック34の入口部分に,例えば
磁気テープ37を貼付け,リフトトラック1に設けられ
た磁気センサ38にて前記磁気テープ37を検出するこ
とにより行うことができる。この際,リフトトラック1
が前進走行で磁気テープ37を検出すれば,ラック内通
路34への進入とみなし,逆に,後進走行で磁気テープ
37を検出すれば,ラック内通路34から退出したもの
とみなせばよい。
【0020】さらに,リフトトラック1が前進あるいは
後進走行かを判別する手段としては,例えば図9に示す
ように,アクセル例えば走行操作レバー27(以下走行
操作レバーという。)と一体的に固着したカム片28で
リミットスイッチLSF,LSRを作動させて行い得る
。なお,磁気テープ37と磁気センサ38の組合せ以外
にも,図示にはしていないが,反射テープと光センサ,
床面に埋設された誘導線とピックアップコイルといった
種々の変形が可能である。
【0021】また,図3に示すように,リフトトラック
1には車上機29が搭載されている。該車上機29のデ
ィスプレイ30には管理機31からの入出庫指令のみな
らず,車上機29に配置した押釦スイッチKSからも入
出庫指令が入力され,それらの入力結果をディスプレイ
30に表示する。すなわち,棚列,左右いずれか,間口
番号,段数,出庫の個数,ピッキング作業か否かの作業
による区別,品名,型式,コード番号,表示のみか否か
,自動運転も含むか否か,パレット搬送か否か,有人車
か否か,無人車か否か等の情報が表示され,かつ表示の
みか否か,自動運転も含むか否か,パレット搬送か否か
,有人車か否か,無人車か否か等のメニューはディスプ
レイ30上にて選択ができる構成となっている。
【0022】本発明を備えたリフトトラック1のブロッ
クダイアグラムを図10に示す。リフトトラック1の制
御装置47は,CPU41と,作業用メモリであるRA
M42と,読み出し専用メモリであるROM43と,シ
ーケンサ46および入出力ポート44,45とから構成
される。制御装置47の入力ポート44には,リフトト
ラック1の走行操作レバー27の制御信号,磁気センサ
の検出信号,走行距離検出装置53の検出信号,揚高検
出装置54の検出信号,可動ヘッド4のシフト量検出装
置55の検出信号およびICカード33からの間口指示
信号若しくは車上機29の押釦スイッチ入力による間口
指示信号等が入力される。これらの入力信号に基づき,
後述する処理手順に従い,出力ポート45を介してリフ
トトラック1の走行モータ,油圧モータをそれぞれ制御
する信号を伝送するとともにディスプレイ30を表示す
る制御する信号を伝送する。
【0023】上記走行モータを制御する制御回路には,
リフトトラックに搭載した車上機29の起動用押釦スイ
ッチと,リフトトラックに設けた走行制御する走行操作
レバー27とを操作し,得られた両方の信号が入力され
たときのみ,走行を開始させる共に走行操作レバー27
の操作の割合に応じた走行速度を得る,あるいは自動間
口制御モード時のみ,起動用押釦スイッチKS2と走行
操作レバー27からの両方の信号が入力れたときのみ,
走行を開始させる構成とすることもできる。
【0024】なお,ラック34からの荷取り,荷出しと
いったラック通路内36での荷役基本動作については予
めシーケンサ46に一連の手順を記憶させておき,これ
に基づきリフト用モータ,シフト用モータ(いずれも図
示せず)およびキャリッジ13を旋回動させるローテー
ト用モータを駆動制御する。
【0025】本発明を利用したリフトトラック1の作動
状態について,まず管理機31から伝送されてきた入出
庫指令に基づき,何等の障害もなく作動する場合につい
て,以下図14から図16までのフローに基づき説明す
る。
【0026】図14において,リフトトラック1のスタ
ータスイッチが投入され(S1),ICカード33がリ
フトトラック1のICカードリーダ&ライタ51に差し
込まれているか否かが判断される(S2)。ICカード
33が差し込まれている場合には(S2でY),リフト
トラック1がラック内通路36に存在しているか否かが
判断され(S3),存在すれば自動間口制御モードが実
行され(S4),存在していない場合には(S3でN)
,通常のマニュアルモードとなる(S5)。
【0027】一方,ICカード33が差し込まれていな
い場合には(S2でN),リフトトラック1の車上機2
9からの押釦スイッチ入力の有無を検知し,検知した場
合には(S6でY),リフトトラック1がラック内通路
36に存在しているか否かが判断され(S3),存在す
れば自動間口制御モードが実行され(S4),検知しな
い場合には(S6でN),通常のマニュアルモード(S
5)へと移る(S6)。
【0028】車上機29からの押釦スイッチ入力で入出
庫指令を入力する場合を説明する。棚列の入力において
,奇数の数値が入力された場合には左列を意味する左の
文字が,また偶数の数値が入力された場合には右列を意
味する右の文字が表示されるように構成されていて,カ
ーソル移動用押釦スイッチKS18〜KS19を適宜操
作して棚列の入力位置にカーソルを合わせ,数値入力用
押釦スイッチKS16で零を,数値入力用押釦スイッチ
KS11で5をそれぞれ入力し5列目であることを指示
すると共に確定用押釦スイッチKS17を操作して確定
する。次に間口番号を数値入力用押釦スイッチKS15
で1,数値入力用押釦スイッチKS14で2をそれぞれ
入力して12を指定すると共に確定用押釦スイッチKS
17を操作して間口番号12を確定する。段数を指示す
る場合は,同じくカーソル移動用押釦スイッチKS18
〜KS19を適宜操作して段数の入力位置にカーソルを
合わせ,数値入力用押釦スイッチKS16で零を,数値
入力用押釦スイッチKS13で3をそれぞれ入力して3
を指定すると共に確定用押釦スイッチKS17を操作し
て段数が3段目であることを確定する。
【0029】出庫の個数を指示する場合は,同じくカー
ソル移動用押釦スイッチKS18〜KS19を適宜操作
して個数の入力位置にカーソルを合わせ,数値入力用押
釦スイッチKS14で2を,数値入力用押釦スイッチK
S11で5をそれぞれ入力して25を指定すると共に確
定用押釦スイッチKS17を操作して個数が25個であ
ることを確定する。
【0030】本例では,品名,型式は品名に付したコー
ドを入力することにより,表示される構成としている。 コードを数値入力用押釦スイッチKS7〜KS16で入
力している。今コードの入力位置にカーソル移動用押釦
スイッチKS18〜KS19を適宜操作して,カーソル
を合わせ,数値入力用押釦スイッチKS7,数値入力用
押釦スイッチKS8,数値入力用押釦スイッチKS9,
数値入力用押釦スイッチKS10,数値入力用押釦スイ
ッチKS11,数値入力用押釦スイッチKS12,数値
入力用押釦スイッチKS13,数値入力用押釦スイッチ
KS14,数値入力用押釦スイッチKS15,数値入力
用押釦スイッチKS16および数値入力用押釦スイッチ
KS16を順次入力することによって98765−43
210−0のコードが指定される共に確定用押釦スイッ
チKS17を操作すると確定する。
【0031】また,本例てはディスプレイの下部に表示
のみ,自動運転,パレット搬送,ピッキング,有人車お
よび無人車のメニューが表示されており,その表示され
た位置にカーソルをそれぞれ移動させ,シフト用押釦ス
イッチKS6と例えばバーコードデータ読取用押釦スイ
ッチKS5を押せば,上記メニューのいずれかが選択さ
れる。図2は,上述のような操作をして,ディスプレイ
上に表示される画面を図示したものである。
【0032】次に,自動間口制御モードについて図15
のフローチャートに基づき説明する。まず,リフトトラ
ック1に設けられたICカードリーダ29にて,ICカ
ード33のデータ47のRAM42に読み込み(S41
),リフトトラック1の行先指示があるかどうか判断さ
れる(S42)。行先指示があれば,その品名やラック
間口番号等がディスプレイ30に表示され(S43),
リフトトラック1の走行距離がカウントされる(S44
)。また,所定位置までは,サイクルタイムを短縮すべ
く,走行加速制御され(S45),前記カウントされた
走行距離より,任意の減速位置に到達したか否かが判断
される(S46)。任意の減速位置について図11に基
づき説明すると,例えば,最左端の荷Wの荷取りを行う
場合には,当該位置に到達するまでにリフトトラック1
はラック通路進入後,4間口,すなわち距離にして4L
1だけ走行する必要がある。このような場合,リフトト
ラック1を,目的位置に対し,2間口手前を減速位置と
し,この位置から徐々に減速させるように設定しておく
。したがって,リフトトラック1は,最初の2間口は加
速走行を行い,後の2間口は,減速走行することになる
。なお,減速開始区間は,本例に限るものでなく種々任
意に設定し得るものである。
【0033】そして,リフトトラック1が,減速位置に
到達したと判断された場合には低速走行になるまで回生
制動にて,減速,かつ走行モータを発電機として作用さ
せリフトトラック1の駆動エネルギー源であるバッテリ
BAへ電力が供給される(S47,S48)。さらに,
リフトトラック1の走行速度が,任意に設定された低速
走行になると,指示された間口の停止位置かどうかが,
走行距離に基づき判断され(S49),これに基づき停
止させることができる(S50)。そして,荷役制御ル
ーチン(S51)実行される。入出庫指令で指示された
品名,個数の情報と一致しているか否か運転者が確認し
,一致している場合には,運転者は作業完了用押釦スイ
ッチKS3を操作すると,元のディスプレイ30の画面
の表示はクリアされ(S52),次の行先指示があるか
否かを戻り検索する(S42)。行先指示があれば,そ
の品名やラック間口番号等がディスプレイ30に表示さ
れ(S43),起動用押釦スイッチKS1と走行操作レ
バー27を操作すると,目的位置にまで走行し,上述の
各ステップをふみ荷役作業を行う。
【0034】入出庫指令で指示された品名,個数の情報
と一致しているか否か運転者が確認し,一致していない
場合,例えば個数が一致していない場合には,下記の手
順によって個数を修正する。
【0035】■  カーソル移動用押釦スイッチKS1
8〜KS19を適宜操作して個数の入力位置にカーソル
を合わせる。
【0036】■  個数25個が18個しかなかった場
合,その15を入力する。すなわち,数値入力用押釦ス
イッチKS15で1を,数値入力用押釦スイッチKS8
で8をそれぞれ入力して18を指定すると共に確定用押
釦スイッチKS17を操作して個数が18個であること
を確定し,修正操作を完了する。
【0037】この修正された個数の商法を,シフト用押
釦スイッチKS6と例えばクリア用押釦スイッチKS4
を押せば,車上機29のICカードライタ&ライタ51
に読み込ませることができる。  次の行先指示がなけ
れは,通常のマニュアルモードとなる。
【0038】次に,棚列が5列目,奇数であるから左の
列,間口が12および段数が3段目の荷取りの場合の荷
役制御について,図16に示フローチャートに基づき説
明する。
【0039】上述において,左の列であるからフリフト
トラック1のフオーク8,8の先端が左向きの状態に既
に制御が完了しているとして,まず,フオーク8,8を
指示揚降までリフトアップし(S511),荷の載置さ
れているパレットPの空間にシフトしてフオーク8,8
を挿入する(S512)。そしてパレットPの下面が棚
板35から離れるまでフオーク8,8をリフトアップし
(S513),シフト繰り込みを行い,ラック外へと荷
を取り出す(S514),しかる後,リフトダウンして
(S514)所定の位置に戻る。これらの手順は,上記
揚高検出装置,シフト量検出装置55およびフオークの
向き検出装置(図示せず)のそれぞれの検出信号に基づ
き,シーケンサ46に記憶させてある。
【0040】上述の実施例は,狭い通路幅で荷役作業が
できる旋回可能なフオークを装着したリフトトラックを
例示したもので,したがって,旋回可能でないフオーク
の場合にはフオークの向き検出装置,シフト量検出装置
などを省略したものも当然可能なものである。
【0041】
【発明の効果】本発明は,特にラック内通路での走行に
は,自動間口制御といった自動走行制御を行い,他の場
合には通常の有人のリフトトラックでの走行操作レバー
によるマニュアル制御を兼用している構成をとしている
ので,自動運転状態か否かの状態チエックを運転者に依
存していたのでは,運転者にとって非常な精神的負担を
かけることになりかねない,従って,運転操作上,運転
者が余分な気を使わず,通常の運転操作でもって運転が
できるように配慮したもので,運転者の運転操作上の不
安感を除去し,余裕をもって運転操作でき,それに伴っ
て荷役作業が安全,スピーディなものとなり,かつ効率
の高いものにすることができるという絶大な効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を表す概念図である。
【図2】本発明に使用する車上機の平面図である。
【図3】リフトトラックの斜視図である。
【図4】走行距離検出装置の実施例を表す平面図である
【図5】走行距離検出装置の実施例を表す側面図である
【図6】揚高検出装置の実施例を表す側面図である。
【図7】シフト量検出装置の実施例を表す平面図である
【図8】シフト量検出装置の他の実施例を表す平面図で
ある。
【図9】走行操作レバーの側面図である。
【図10】本発明のブロックダイアグラムである。
【図11】本発明の実施例に使用するラック側面図であ
る。
【図12】本発明の実施例に使用するラック側面図であ
る。
【図13】本発明の他の実施例を説明するための側面図
である。
【図14】本発明のフローチャートである。
【図15】自動間口制御モードのフローチャートである
【図16】荷役制御のフローチャートである。
【図17】ICカードデータを説明するための図である
【符号の説明】
1  リフトトラック 51  ICカードリーダ&ライタ 30  ディスプレイ 31  管理機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  管理機あるいは車上機のいずれか一方
    からの入出庫指令に基づき,ラック内通路で所定の荷役
    作業を行う有人のリフトトラックにおいて,該リフトト
    ラックに搭載した車上機からの自動走行制御信号と,か
    つ,リフトトラックに設けられたアクセルからの走行制
    御用信号の両方の信号が入力されたときのみリフトトラ
    ックの自動走行を行なうリフトトラックの走行安全制御
    方法。
  2. 【請求項2】  管理機あるいは車上機のいずれか一方
    からの入出庫指令に基づき,ラック内通路で所定の荷役
    作業を行う有人のリフトトラックにおいて,該リフトト
    ラックに搭載した車上機からの自動走行制御信号と,か
    つ,リフトトラックに設けられたアクセルの走行制御信
    号の両方の信号が入力されたときのみリフトトラックの
    自動走行を行なう信号を出力する制御装置を備えてなる
    リフトトラックの走行安全制御装置
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014011459A1 (en) * 2012-07-11 2014-01-16 Mercury Capital Management L.L.C. Lift automated guided vehicle for warehouse tray handling
WO2020078334A1 (zh) * 2018-10-15 2020-04-23 上海交大智邦科技有限公司 利用agv作为运载工具的夹具自动交换方法
CN111056206A (zh) * 2020-01-07 2020-04-24 浙江国自机器人技术有限公司 一种高度可调的agv

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