JPH0436272Y2 - - Google Patents
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- JPH0436272Y2 JPH0436272Y2 JP1985178073U JP17807385U JPH0436272Y2 JP H0436272 Y2 JPH0436272 Y2 JP H0436272Y2 JP 1985178073 U JP1985178073 U JP 1985178073U JP 17807385 U JP17807385 U JP 17807385U JP H0436272 Y2 JPH0436272 Y2 JP H0436272Y2
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- Japan
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- 239000000123 paper Substances 0.000 description 30
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Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、紙粉等のゴミ取り部材を具備した凸
版ダンボール印刷機(以下凸版印刷機と略す)に
係り、特に紙器、紙袋の印刷に用いる凸版印刷機
の最初の印刷ユニツトの版胴に粘着性部材からな
るゴミ取り部材を装着せしめた凸版印刷機を提供
しようとするものである。
版ダンボール印刷機(以下凸版印刷機と略す)に
係り、特に紙器、紙袋の印刷に用いる凸版印刷機
の最初の印刷ユニツトの版胴に粘着性部材からな
るゴミ取り部材を装着せしめた凸版印刷機を提供
しようとするものである。
<従来の技術>
段ボール、カートン等の紙器あるいは種々の紙
袋の印刷においては、もつぱらフレキソ印刷方式
による凸版印刷が行なわれているが、この分野に
おいても印刷品質の高級化・美粧化に対する要望
が高まり、高品質の印刷が行なわれるようになつ
て来ている。このため、これら目的の印刷のため
に、印刷版はもとより、印刷機の改善が行なわれ
ている。例えば、フレキソ方式の印刷においては
高品質の印刷に対応するため、印刷版が、従来の
手彫りゴム版から感光性樹脂凸版に移行する一
方、印刷機のインキ供給手段では、従来の120〜
165線/インチの比較的粗い線数のアニロツクス
ローラーから、180〜400線/インチという細い線
数のものが使用されかつドクターブレードを用い
てインキの正確な供給量制御が行なわれるように
なつて来ている。写真的手法に基づき精度よく製
版された印刷版に対し、インキ膜が極めて薄い状
態でインキ供給されるため、画像再現性に優れた
高品質の印刷物が得られるものである。
袋の印刷においては、もつぱらフレキソ印刷方式
による凸版印刷が行なわれているが、この分野に
おいても印刷品質の高級化・美粧化に対する要望
が高まり、高品質の印刷が行なわれるようになつ
て来ている。このため、これら目的の印刷のため
に、印刷版はもとより、印刷機の改善が行なわれ
ている。例えば、フレキソ方式の印刷においては
高品質の印刷に対応するため、印刷版が、従来の
手彫りゴム版から感光性樹脂凸版に移行する一
方、印刷機のインキ供給手段では、従来の120〜
165線/インチの比較的粗い線数のアニロツクス
ローラーから、180〜400線/インチという細い線
数のものが使用されかつドクターブレードを用い
てインキの正確な供給量制御が行なわれるように
なつて来ている。写真的手法に基づき精度よく製
版された印刷版に対し、インキ膜が極めて薄い状
態でインキ供給されるため、画像再現性に優れた
高品質の印刷物が得られるものである。
紙器・紙袋等の印刷における上記改善の結果、
印刷物の高級化等の目的は達成されるが、逆に従
来ではほとんど問題にならなかつた紙粉等のゴミ
が、印刷物、印刷版あるいはドクターブレードに
付着して、抜け、目づまり等の発生、ドクター切
れ不良等の問題が発生し、目的とする高品質の印
刷が得られないという極めて重大な問題が発生し
ている状況にある。
印刷物の高級化等の目的は達成されるが、逆に従
来ではほとんど問題にならなかつた紙粉等のゴミ
が、印刷物、印刷版あるいはドクターブレードに
付着して、抜け、目づまり等の発生、ドクター切
れ不良等の問題が発生し、目的とする高品質の印
刷が得られないという極めて重大な問題が発生し
ている状況にある。
これがため、段ボール等の紙粉除去の必要性が
高まりつつあり、印刷前の段ボール紙などを、ブ
ラシローラーと吸引器具からなる紙粉等の除去装
置でもつて予じめゴミ除去を行う方法などが行な
われていた。
高まりつつあり、印刷前の段ボール紙などを、ブ
ラシローラーと吸引器具からなる紙粉等の除去装
置でもつて予じめゴミ除去を行う方法などが行な
われていた。
<本考案が解決しようとする問題点>
従来のブラシローラー及び吸引器具からなる紙
粉等の除去装置を使用した場合は、比較的大きな
紙粉等の除去には、ある程度の効果はあるが、微
細な紙粉等の除去にはあまり効果がないものであ
る。例えば、上述目的に使用する印刷機で、段ボ
ールの印刷を行つた場合には、印刷開始後の比較
的早い段階で印刷物に紙粉が付着するなどして、
抜けが発生するものであり、紙粉等の除去機能と
しては、極めて不十分なものである。また上記除
去装置を印刷機に組み込む場合は、取り付け位置
に制約があるため大巾な改善を要し、コスト面で
問題を生じるものである。一方、別工程で紙粉等
を除去する場合は作業工程の増大という問題を生
じるものであつた。
粉等の除去装置を使用した場合は、比較的大きな
紙粉等の除去には、ある程度の効果はあるが、微
細な紙粉等の除去にはあまり効果がないものであ
る。例えば、上述目的に使用する印刷機で、段ボ
ールの印刷を行つた場合には、印刷開始後の比較
的早い段階で印刷物に紙粉が付着するなどして、
抜けが発生するものであり、紙粉等の除去機能と
しては、極めて不十分なものである。また上記除
去装置を印刷機に組み込む場合は、取り付け位置
に制約があるため大巾な改善を要し、コスト面で
問題を生じるものである。一方、別工程で紙粉等
を除去する場合は作業工程の増大という問題を生
じるものであつた。
また別の方法として、印刷機中の段ボール等の
移動経路の初めの部分に粘着ローラーを新たに付
設して、段ボール紙表面の紙粉等を粘着除去する
方法もある。この場合も新たな取り付けのための
種々の制約、経済面での問題を有するばかりか、
多くの紙粉等が付着して、紙粉除去機能が低下し
た場合のローラーの取り換えが大きな問題となる
ものであつた。
移動経路の初めの部分に粘着ローラーを新たに付
設して、段ボール紙表面の紙粉等を粘着除去する
方法もある。この場合も新たな取り付けのための
種々の制約、経済面での問題を有するばかりか、
多くの紙粉等が付着して、紙粉除去機能が低下し
た場合のローラーの取り換えが大きな問題となる
ものであつた。
本考案は、従来の紙粉除去方法における上記問
題点を解決しようとするものであり、従来の印刷
機を大巾に改造することなく、また極めて簡単に
取り換えが出来る紙粉等ゴミ取り部材を具備した
凸版印刷機を提供しようとするものである。
題点を解決しようとするものであり、従来の印刷
機を大巾に改造することなく、また極めて簡単に
取り換えが出来る紙粉等ゴミ取り部材を具備した
凸版印刷機を提供しようとするものである。
<問題点を解決するための手段>
すなわち本考案は、複数の印刷ユニツトより構
成される凸版ダンボール印刷機の最初の印刷ユニ
ツトの版胴に粘着性部材を貼り付けたキヤリヤー
シートを取り外し自在に装着したことを特徴とす
るゴミ取り部材を具備した凸版ダンボール印刷機
を提供しようとするものである。
成される凸版ダンボール印刷機の最初の印刷ユニ
ツトの版胴に粘着性部材を貼り付けたキヤリヤー
シートを取り外し自在に装着したことを特徴とす
るゴミ取り部材を具備した凸版ダンボール印刷機
を提供しようとするものである。
<実施例>
以下、本考案に係るゴミ取り部材を具備した凸
版印刷機を図面を用い具体的に説明する。
版印刷機を図面を用い具体的に説明する。
第1図は、4個の印刷ユニツトから構成される
段ボール印刷機の断面図を示すものである。
段ボール印刷機の断面図を示すものである。
第1図において、Aは段ボール紙の給紙部を示
し、Bは4連の印刷ユニツトから構成される印刷
部を示し、Cは、カツテイング及びスコアリング
部を示し、Dは、ホールデイング及びグルアー部
を示すものである。印刷部Bは、B−1,B−
2,B−3,B−4の4個の印刷ユニツトより構
成され、各印刷ユニツトは、版胴1、圧胴2及び
インキ供給装置としてのアニロツクスローラー
3、インキ付けローラー4、インキパン5よりな
るものである。そして、段ボール紙は、給紙部A
よりそれぞれの送りローラー6でもつて、印刷部
に給紙され、印刷が行なわれる一方、つづく各部
の処理が行なわれ、目的とする段ボール箱が製造
される。
し、Bは4連の印刷ユニツトから構成される印刷
部を示し、Cは、カツテイング及びスコアリング
部を示し、Dは、ホールデイング及びグルアー部
を示すものである。印刷部Bは、B−1,B−
2,B−3,B−4の4個の印刷ユニツトより構
成され、各印刷ユニツトは、版胴1、圧胴2及び
インキ供給装置としてのアニロツクスローラー
3、インキ付けローラー4、インキパン5よりな
るものである。そして、段ボール紙は、給紙部A
よりそれぞれの送りローラー6でもつて、印刷部
に給紙され、印刷が行なわれる一方、つづく各部
の処理が行なわれ、目的とする段ボール箱が製造
される。
ここで本考案に係る印刷機においては、第1図
の印刷部Aの(B−1)で示す最初の印刷ユニツ
トの版胴1に粘着性部材を取りはずし可能に取り
付けたものである。一般に段ボール印刷機におい
ては、凸版を直貼りすることは少なく、ポリエス
テルフイルム等のプラスチツクフイルムをキヤリ
ヤーシートとして用い、当該シート上に凸版を貼
り付け、キヤリヤーシートを、版胴1の外周面上
に設けたキヤリヤーシート着脱装置でもつて緊張
固定されて、版胴上に凸版を取り付けているもの
である。
の印刷部Aの(B−1)で示す最初の印刷ユニツ
トの版胴1に粘着性部材を取りはずし可能に取り
付けたものである。一般に段ボール印刷機におい
ては、凸版を直貼りすることは少なく、ポリエス
テルフイルム等のプラスチツクフイルムをキヤリ
ヤーシートとして用い、当該シート上に凸版を貼
り付け、キヤリヤーシートを、版胴1の外周面上
に設けたキヤリヤーシート着脱装置でもつて緊張
固定されて、版胴上に凸版を取り付けているもの
である。
従つて、本考案に係る粘着性部材は、上述キヤ
リヤーシート上に貼り付けることによつて、形成
することが出来るものである。この場合は、従来
より使用されているキヤリヤーシートに凸版の版
厚に相当する厚みになるよう、必要に応じて嵩上
げするなどして粘着性部材を貼りつけ、それを版
胴1に緊張固着することによつて、紙粉等のゴミ
取り部材を装着することが出来る。なお、キヤリ
ヤーシートを用いない印刷機の場合は、例えば両
面テープなどでもつて版胴上に貼り付け、装着す
るこも出来るものである。
リヤーシート上に貼り付けることによつて、形成
することが出来るものである。この場合は、従来
より使用されているキヤリヤーシートに凸版の版
厚に相当する厚みになるよう、必要に応じて嵩上
げするなどして粘着性部材を貼りつけ、それを版
胴1に緊張固着することによつて、紙粉等のゴミ
取り部材を装着することが出来る。なお、キヤリ
ヤーシートを用いない印刷機の場合は、例えば両
面テープなどでもつて版胴上に貼り付け、装着す
るこも出来るものである。
第2−a図は、最初の印刷ユニツト(B−1)
の版胴に、キヤリヤーシートを介して粘着性部材
を装着した場合を示す部分断面図である。版胴1
の外周面上の軸方向に平行にキヤリヤーシート着
脱装置7が埋設されているものであり、それらの
拡大図を第2−b図として示している。図示する
とおり、キヤリヤーシートは上端及び下端に棒状
の固定用片9,9′が接合されており、着脱装置
7のくわえ爪10に上端固定用片9を差し込み、
一方下部固定片9′は、着脱装置7の欠面部を有
する回転軸11に巻き込む形で緊張固定されるこ
とによつて装着されるものである。ここで、粘着
性部材12は、当該キヤリヤーシート上に適当な
接着手段でもつて貼り合わされるものである。
の版胴に、キヤリヤーシートを介して粘着性部材
を装着した場合を示す部分断面図である。版胴1
の外周面上の軸方向に平行にキヤリヤーシート着
脱装置7が埋設されているものであり、それらの
拡大図を第2−b図として示している。図示する
とおり、キヤリヤーシートは上端及び下端に棒状
の固定用片9,9′が接合されており、着脱装置
7のくわえ爪10に上端固定用片9を差し込み、
一方下部固定片9′は、着脱装置7の欠面部を有
する回転軸11に巻き込む形で緊張固定されるこ
とによつて装着されるものである。ここで、粘着
性部材12は、当該キヤリヤーシート上に適当な
接着手段でもつて貼り合わされるものである。
粘着性部材を貼り合せたキヤリヤーシートを版
胴に装着させる場合は、従来行なわれていた印刷
版の取り付けと全く同じ手段で行うことが出来、
かつ、印刷版の場合のように位置合せ等厳密に行
う必要がないため、極めて簡単にかつ迅速に粘着
性部材の取り付け及び取り換えが出来るため、紙
粉等のゴミが付着し、ゴミ取り機能が低下した場
合などにおいても作業効率の大巾な低下を生じる
ことなく、取り換えることが出来るものである。
胴に装着させる場合は、従来行なわれていた印刷
版の取り付けと全く同じ手段で行うことが出来、
かつ、印刷版の場合のように位置合せ等厳密に行
う必要がないため、極めて簡単にかつ迅速に粘着
性部材の取り付け及び取り換えが出来るため、紙
粉等のゴミが付着し、ゴミ取り機能が低下した場
合などにおいても作業効率の大巾な低下を生じる
ことなく、取り換えることが出来るものである。
なお、キヤリヤーシートを使用しない印刷機の
場合は、版胴の表面に両面テープなどの接着手段
により、脱落しないように装着することが出来る
ものである。この場合は、キヤリヤーシートを用
る場合に比べ、粘着性部材の取り換えに手間を要
するものである。
場合は、版胴の表面に両面テープなどの接着手段
により、脱落しないように装着することが出来る
ものである。この場合は、キヤリヤーシートを用
る場合に比べ、粘着性部材の取り換えに手間を要
するものである。
本考案において使用する粘着性部材としては、
被印刷体である紙との接触において破損を生じな
い程度の粘着性を有し、かつ粘着性を持続できる
ものであれば、使用することが出来るものであ
る。具体的には、クリーンルームなどの分野で防
塵マツトとして使用されている粘着性を有するマ
ツトが好ましく、代表的な市販品として、ダスパ
ン(商品名)(室町化学工業社製)などが利用出
来る。
被印刷体である紙との接触において破損を生じな
い程度の粘着性を有し、かつ粘着性を持続できる
ものであれば、使用することが出来るものであ
る。具体的には、クリーンルームなどの分野で防
塵マツトとして使用されている粘着性を有するマ
ツトが好ましく、代表的な市販品として、ダスパ
ン(商品名)(室町化学工業社製)などが利用出
来る。
なお、印刷版の版厚等を調整するための嵩上げ
のためには、種々の弾性体シートを用いることが
出来、例えばR/bak(商品名)(米国・ロージヤ
ース社製)などのクツシヨン材を利用することが
出来る。
のためには、種々の弾性体シートを用いることが
出来、例えばR/bak(商品名)(米国・ロージヤ
ース社製)などのクツシヨン材を利用することが
出来る。
なお、粘着性部材の効果的な使用を行う場合は
印刷部分に相当する部分だけに粘着性部材を貼り
付け、部分的なゴミ取りを行うことも出来るもの
である。
印刷部分に相当する部分だけに粘着性部材を貼り
付け、部分的なゴミ取りを行うことも出来るもの
である。
印刷に際しては、最初の印刷ユニツトにおいて
インキパン5にはインキを供給せず、かつ、アニ
ロツクスローラーを版胴からはずした状態で、印
刷することにより、最初の印刷ユニツトを紙粉等
の除去装置として使用することが出来る。
インキパン5にはインキを供給せず、かつ、アニ
ロツクスローラーを版胴からはずした状態で、印
刷することにより、最初の印刷ユニツトを紙粉等
の除去装置として使用することが出来る。
印刷中あるいは、印刷終了後の粘着性部材が、
粘着力を低下しゴミ取り機能がなくなつた場合は
新たな粘着性部材と取り換えることが必要である
が、例えばダスパンにおいては、水洗処理を行う
ことによつて再使用出来るという特徴を有し、極
めて経済的に利用出来るものである。
粘着力を低下しゴミ取り機能がなくなつた場合は
新たな粘着性部材と取り換えることが必要である
が、例えばダスパンにおいては、水洗処理を行う
ことによつて再使用出来るという特徴を有し、極
めて経済的に利用出来るものである。
なお、印刷機として、スイス ボブスト社製の
フレキソ4色印刷機を使用し、粘着性部材として
3mm厚のダスパンをキヤリヤーシートに貼り付
け、第1印刷ユニツトの版胴に装着し、白ライナ
ーのE段よりなる段ボール紙にフレキソ印刷を行
つた。印刷機に設置されているアニロツクスロー
ラーの線数は平均して250線/インチであり、印
刷図柄中ベタ部の紙粉付着による抜けの発生状況
を調べた。本考案に係るダスパンを用いたものは
3000枚の印刷を行つた場合でも抜けの発生は生じ
ないものであり、紙粉除去機能に優れるものであ
ることが判明した。
フレキソ4色印刷機を使用し、粘着性部材として
3mm厚のダスパンをキヤリヤーシートに貼り付
け、第1印刷ユニツトの版胴に装着し、白ライナ
ーのE段よりなる段ボール紙にフレキソ印刷を行
つた。印刷機に設置されているアニロツクスロー
ラーの線数は平均して250線/インチであり、印
刷図柄中ベタ部の紙粉付着による抜けの発生状況
を調べた。本考案に係るダスパンを用いたものは
3000枚の印刷を行つた場合でも抜けの発生は生じ
ないものであり、紙粉除去機能に優れるものであ
ることが判明した。
一方、従来のブラシローラー及び吸引器具より
なる除去装置によつて処理した段ボールの場合
は、約50枚の印刷の状態で抜けが発生するもので
あつた。
なる除去装置によつて処理した段ボールの場合
は、約50枚の印刷の状態で抜けが発生するもので
あつた。
<考案の効果>
以上説明したように、複数の印刷ユニツトから
構成される凸版印刷機において、最初の印刷ユニ
ツトの版胴に粘着性部材を装着せしめることによ
つて、印刷機を大巾に改造することなく粘着性部
材を具備せしめ、ゴミ取り機能が発揮出来るもの
である。キヤリヤーシートを用いた場合などは、
粘着性部材の装着、取り換えが極めて簡単にかつ
迅速に行なえ、作業効率を大巾に低下させること
がないという効果も有するものである。
構成される凸版印刷機において、最初の印刷ユニ
ツトの版胴に粘着性部材を装着せしめることによ
つて、印刷機を大巾に改造することなく粘着性部
材を具備せしめ、ゴミ取り機能が発揮出来るもの
である。キヤリヤーシートを用いた場合などは、
粘着性部材の装着、取り換えが極めて簡単にかつ
迅速に行なえ、作業効率を大巾に低下させること
がないという効果も有するものである。
第1図は、4個の印刷ユニツトから構成される
段ボール印刷機の構成を示す断面図を示し、第2
−a図は、最初の印刷ユニツトの版胴に粘着性部
材を装着した部分断面図を、第2−b図は、キヤ
リヤーシート着脱装置部分を拡大した断面図を示
すものである。なお、図中の符号は以下のものを
示す。 1……版胴、2……圧胴、3……アニロツクス
ローラー、4……インキ付けローラー、5……イ
ンキパン、6……送りローラー、7……キヤリヤ
ー着脱装置、8……キヤリヤーシート、9,9′
……固定片、10……くわえ爪、11……回転
軸、12……粘着性部材。
段ボール印刷機の構成を示す断面図を示し、第2
−a図は、最初の印刷ユニツトの版胴に粘着性部
材を装着した部分断面図を、第2−b図は、キヤ
リヤーシート着脱装置部分を拡大した断面図を示
すものである。なお、図中の符号は以下のものを
示す。 1……版胴、2……圧胴、3……アニロツクス
ローラー、4……インキ付けローラー、5……イ
ンキパン、6……送りローラー、7……キヤリヤ
ー着脱装置、8……キヤリヤーシート、9,9′
……固定片、10……くわえ爪、11……回転
軸、12……粘着性部材。
Claims (1)
- 複数の印刷ユニツトから構成される凸版ダンボ
ール印刷機の最初の印刷ユニツトの版胴に、粘着
性部材を貼り付けたキヤリヤーシートを取り外し
自在に装着したことを特徴とするゴミ取り部材を
具備した凸版ダンボール印刷機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985178073U JPH0436272Y2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985178073U JPH0436272Y2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6285425U JPS6285425U (ja) | 1987-05-30 |
JPH0436272Y2 true JPH0436272Y2 (ja) | 1992-08-27 |
Family
ID=31119865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985178073U Expired JPH0436272Y2 (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0436272Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5586434B2 (ja) * | 2010-11-24 | 2014-09-10 | 株式会社金陽社 | 印刷用除塵ブランケット |
JP2013018254A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-31 | Komori Corp | シート又はウェブのゴミ除去装置 |
JP2013043347A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Komori Corp | シート又はウェブの異物除去装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59148335U (ja) * | 1983-03-24 | 1984-10-03 | 凸版印刷株式会社 | 印刷機における印刷用紙の掃塵装置 |
JPS61128030U (ja) * | 1985-01-29 | 1986-08-11 |
-
1985
- 1985-11-19 JP JP1985178073U patent/JPH0436272Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6285425U (ja) | 1987-05-30 |
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