JPH04362464A - 列車接近検知器 - Google Patents

列車接近検知器

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JPH04362464A
JPH04362464A JP13492891A JP13492891A JPH04362464A JP H04362464 A JPH04362464 A JP H04362464A JP 13492891 A JP13492891 A JP 13492891A JP 13492891 A JP13492891 A JP 13492891A JP H04362464 A JPH04362464 A JP H04362464A
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JP
Japan
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optical fiber
train
fiber cable
light
optical
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JP13492891A
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Yasutaka Nozaki
野崎 泰隆
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、地上に設置したAT
S装置やATC装置、踏切制御装置などの保安装置に対
して制御タイミングや制御条件などを与えるのに必要な
列車の接近(在線)を検知する列車接近検知器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図6は列車の接近を自動的に検知する従
来の列車接近検知器を示すブロック図である。この列車
接近検知器は点制御方式と呼ばれ、レールに数10KH
zの高周波信号を通じることにより列車の接近を検知す
るものである。図において、1a,1bはレール、2は
これらレール1aおよび1b上の列車の車軸、3は従来
の列車接近検知器であって、送信器3aおよび受信器3
bによって構成されている。送信器3aは、その送信側
が配線ケーブル4aを介して一方のレール例えば1aに
接続され、高周波信号を配線ケーブル4aを介してレー
ル1aに送出する。また、受信器3bは、その受信側が
配線ケーブル4bを介して他方のレール1bに接続され
、このレール1bからの高周波信号を配線ケーブル4b
を介して受ける。
【0003】次に動作について説明する。列車接近検知
器3の送信器3aから配線ケーブル4aを介してレール
1aに高周波信号を流している状態において、列車が列
車接近検知器3に接近すると、列車の車軸2が左右のレ
ール1aと1bを電気的に短絡する。このため、列車接
近検知器3、配線ケーブル4a、レール1a、車軸2、
レール1bおよび列車接近検知器3から成る閉ループ回
路が構成される。これにより、列車接近検知器3の送信
器3aから送出された高周波信号は、上述したように構
成された閉ループ回路を通って列車接近検知器3の受信
器3aに戻されることになる。従って、列車の接近が検
知され、例えば踏切制御装置に対して制御指令が送出さ
れる。ただし、列車接近検知器3からレール1aに通じ
ている高周波信号はある距離l以上になると減衰してし
まうので、列車は、列車接近検知器3から距離l以内に
接近しないと検知されない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の列車接近検知器
は以上のように構成されているので、列車接近検知器3
とレール1a,1bの間の配線ケーブル4a,4bが断
線したり、列車接近検知器3の送信器3a、受信器3b
が故障したとき、列車が接近しても軌道上に閉ループ回
路が構成されず、従って列車を検知できないという問題
点があつた。
【0005】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、上述したように閉ループ回路が
構成されない場合でも確実に列車を検知できる列車接近
検知器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る列車接近
検知器は、少なくとも1本のレールに沿って敷設され、
端面が全反射被膜でコーティングされた光ファイバケー
ブルと、この光ファイバケーブルに結合され、前記光フ
ァイバケーブルに光信号を送出する発光器と、前記光フ
ァイバケーブルに結合され、前記光ファイバケーブルを
伝搬し、その端面で全反射された光信号を受ける受光器
と、前記光ファイバケーブルの途中に設けられ、列車の
重量による前記レールのたわみに基づいて前記光ファイ
バケーブルを通る前記光信号を減衰させる光減衰器とを
設けたものである。
【0007】
【作用】この発明は、列車がレール上を走行する際の列
車重量によるレールのたわみにより、光ファイバケーブ
ルに曲げを生じさせ、光ファイバケーブル内を伝搬して
いく光を減衰させるとともに、この減衰を検出して列車
の接近を検知する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、1a,1bおよび2は図6と同様
にレールおよび列車の車軸である。5a,5bはそれぞ
れレール1a,1bに敷設された光ケーブルであって、
その端面がそれぞれ全反射被膜6a,6bでコーティン
グされている。30はこの発明の列車接近検知器であつ
て、光信号を光ファイバケーブル5a,5bへそれぞれ
送出する発光器31a,31bと、光ファイバケーブル
5a,5bから反射されてきた光を受け、光レベルの減
衰量が一定レベル以上あるかどうかをそれぞれ判断する
受光器32a,32bと、各光ファイバケーブル5a,
5bと各発光器31a,31bおよび各受光器32a,
32bとの間に挿入され、各発光器31a,31bから
の光信号を2分してその一方をそれぞれ光ファイバケー
ブル5a,5bに送出すると共に各光ファイバケーブル
5a,5bからの反射光を2分してその一方を各受光器
32a,32bに導くハーフミラー33a,33bと、
受光器32aおよび32bの出力側に接続されたOR回
路34とで構成されている。
【0009】各光ファイバケーブル5a,5bは、基本
的に図2に示すようにコア51とこのコア51のまわり
に設けられたクラッド52とから構成され、互いに屈折
率の異なる材料から成る。これらコア51とクラッド5
2の境界面53は壁の役目をはたし、臨界角θcより大
きい角度で境界面53に当たる光は全反射によりコア5
1内を伝搬する。一方臨界角θcより小さい角度で境界
面53に当たる光は、クラッド52へ透過してコア51
内を伝搬することができない。
【0010】図3は列車接近検知器近傍のレールに沿っ
た部位の通常時の断面図である。図において、7はレー
ル1a,1bをのせる枕木、8は列車の接近に伴って生
じるレール1a,1bのたわみを光の減衰に変換する光
減衰器であって、そのすき間に光ファイバケーブル5a
,5bを入れている。そして9は列車走行時の振動を吸
収し、雨水を排水するために敷きつめられた砂利である
【0011】以上のように構成された実施例は次のよう
に動作する。列車接近の検知は、基本的には、レール1
a,1bに敷設された光ファイバケーブル5a,5bを
伝搬する光が列車通過時のレール1a,1bのたわみに
より減衰され、このため受光器32a,32bが反射光
を検出しなくなることによりなされる。
【0012】以下、光減衰の検出方法をさらに詳細に説
明する。光ファイバケーブル5a,5b内を伝搬する光
の減衰検知は、図4に示すように光ファイバケーブル5
a,5bがその曲率半径以上曲ると、その光は光ファイ
バケーブル5a,5bを透過してしまい、伝搬光は減衰
するという特性を利用してなされる。そこで、図3に示
したように、レール1a,1bの底面と砂利9の間に設
置された光減衰器8の上下接触面を上記曲率半径程度の
わん曲を有する波型形状にし、列車接近時の光減衰を敏
感に検知できるように構成する。すなわち、図3に示し
たように、通常は列車重量によるレール1a,1bのた
わみがないので、光減衰器8は上下構成部材の間にすき
間があり、したがって光ファイバケーブル5a,5bの
曲りによる光の減衰は生じない。したがって、図1の発
光器31a,31bから送出され、ハーフミラー33a
,33bで分配された光はそれぞれ光ファイバケーブル
5a,5bの端面の全反射被膜6a,6bで全反射され
、ハーフミラー33a,33bに戻り、受光器32a,
32bで検出される。一方、図5に示したように、列車
通過時には、列車重量によりレール1a,1bがたわみ
、光減衰器8内の光ファイバケーブル5a,5bはわん
曲され、したがって光は光減衰器8で減衰され、したが
って受光器32a,32bへの光の入力はなくなり、列
車を検知することができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、この発明は、少なくとも
1本のレールに沿って敷設され、端面が全反射被膜でコ
ーティングされた光ファイバケーブルと、この光ファイ
バケーブルに結合され、前記光ファイバケーブルに光信
号を送出する発光器と、前記光ファイバケーブルに結合
され、前記光ファイバケーブルを伝搬し、その端面で全
反射された光信号を受ける受光器と、前記光ファイバケ
ーブルの途中に設けられ、列車の重量による前記レール
のたわみに基づいて前記光ファイバケーブルを通る前記
光信号を減衰させる光減衰器とを備えたので、列車の接
近はもとより、発光器や光ファイバケーブルなどが故障
したり、光信号の通じる経路で光信号の減衰量が何らか
の原因で大きくなったときも発光器からの光信号が受光
器に受信されなくなるので、列車の接近を確実に検知す
ることができる。また、光ファイバケーブルを使用する
ので、列車の接近検知点を遠方に容易に設定することが
でき、また光ファイバケーブルは端面を全反射コーティ
ングしてあることから復路の光ファイバケーブルの敷設
は不要になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による列車接近検知器の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】光ファイバケーブルの通常時の断面図である。
【図3】列車接近検知点近傍のレールに沿った部位の、
通常時の断面図である。
【図4】光ファイバケーブルの列車通過時の断面図であ
る。
【図5】列車接近検知点近傍のレールに沿った部位の、
列車通過時の断面図である。
【図6】従来の列車接近検知器を行うブロック図である
【符号の説明】
1a,1b    レール 5a,5b    光ファイバケーブル6a,6b  
  全反射被膜 30    列車接近検知器 31a,31b    発光器 32a,32b    受光器 8    光減衰器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも1本のレールに沿って敷設
    され、端面が全反射被膜でコーティングされた光ファイ
    バケーブルと、この光ファイバケーブルに結合され、前
    記光ファイバケーブルに光信号を送出する発光器と、前
    記光ファイバケーブルに結合され、前記光ファイバケー
    ブルを伝搬し、その端面で全反射された光信号を受ける
    受光器と、前記光ファイバケーブルの途中に設けられ、
    列車の重量による前記レールのたわみに基づいて前記光
    ファイバケーブルを通る前記光信号を減衰させる光減衰
    器とを備えた列車接近検知器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007530352A (ja) * 2004-03-29 2007-11-01 ザ ホンコン ポリテクニック ユニバーシティ 鉄道監視システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS474166U (ja) * 1971-01-25 1972-09-08
JPH0187226U (ja) * 1987-12-01 1989-06-08

Patent Citations (2)

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