JPH0436222A - 乳化毛髪化粧料 - Google Patents

乳化毛髪化粧料

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JPH0436222A
JPH0436222A JP2140624A JP14062490A JPH0436222A JP H0436222 A JPH0436222 A JP H0436222A JP 2140624 A JP2140624 A JP 2140624A JP 14062490 A JP14062490 A JP 14062490A JP H0436222 A JPH0436222 A JP H0436222A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は毛髪に対し優れたクシ通り性および、なめらか
な感触を付与し、また熱やブラソ／ングなどから毛髪を
保護する毛髪化粧料に関する。
従来の技術および課題 従来より、髪につやと弾力を与え、あるいは傷んだ髪の
手入れを行うため、ヘアートリートメント、ヘアリンス
などの様々な毛髪化粧料が用いられている。例えば、毛
髪に光沢や滑らかさをあたえるためには、シリコーンオ
イル、高級アルコール、流動パラフィン、エステル油な
どの油分を配合したものが用いられている。また、毛髪
に柔軟性や帯電防止効果を与えるためには、カチオン性
界面活性剤やカチオン性高分子化合物を配合したものが
用いられている。さらに、ドライア−の熱などから毛髪
を保護するためには水溶性高分子化合物を配合したもの
などもある。
しかしながら、油分を配合した毛髪化粧料はベタつきな
ど、毛髪に適用した場合に異物感を与える欠点があり、
またそれ自体粘着性を有しているためクシ通りやブラッ
シングに対する物理的抵抗値も大きくなる。また、カチ
オン性界面活性剤、カチオン性高分子化合物を配合した
毛髪化粧料は毛髪表面の負に帯電した部分にのみ電気的
に吸着するものであって吸着力が不充分で、均一性にも
劣り、またクシ通りも良好ではない。さらに水溶性高分
子を配合した毛髪化粧料はそれ自体の粘着性、接着性が
大きく処理後の毛髪がゴワゴワとして異物感があり、ク
シ通りが悪いなどの欠点を有する。
これらの欠点を解消するため、近年、シリコーンガムを
用いたヘアケア製品が提案されているが（特開昭６３−
３１３７１４号、特開平１−１６８６０９号）、さらに
優れた性能を有する製品が望まれている。
課題を解決するための手段 本発明は、 （ｉ）式： Ｅ式中、Ｒ’％　Ｒ”はメチル基または水酸基；ｎは４
０００〜９０００の整数を意味する〕で示されるジメチ
ルシリコーンガム、 （ｎ）２５℃でｌＯ〜１０００００センチストークスの
粘度を有するジメチルシリコーンオイル、（ｉ）プロピ
レングリコール、１．３−ブチレングリコールおよびグ
リセリンからなる群より選ばれた１種または２種以上の
多価アルコール、ならびに （ｉｖ：）ホリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリ
オキンエチレンセチルエーテル、エチレングリコールス
テアレート、ジエチレングリコールステアレート、ポリ
エチレングリコールステアレト、ポリエチレングリコー
ルジステアレートおよびグリセリルステアレートからな
る群より選ばれた１種または２種以上の非イオン界面活
性剤を含み、（１）の量が（ｉｉ）の量のｌ／２０〜ｌ
／３、（ｉｖ）の総量が（１）の７倍量以下、かつ（ｉ
ｉｉ）の１／２〜２であることを特徴とする乳化毛髪化
粧料を提供するものである。
本発明の毛髪処理剤に用いる式［Ｉ］で示されるジメチ
ルシリコーンガムの代表的なものとしては、例えば、東
芝シリコーンＴＳＥ−２００、ＴＳＥ−２００Ａなどが
挙げられ、単独でも２種以上を併用してもよく、毛髪処
理剤全量に対して０゜０１−１０重量％、好ましくは０
．５〜２．０重量％配合する。配合量がこれより少ない
と、毛髪へのクシ通り性およびなめらかな感触の付与が
充分ではない。一方、この範囲を越えると、ジメチルシ
リコーンガム自体の粘性が強くなり乳化が困難になる。
（ｕ）のジメチルシリコーンオイルは、２５℃における
粘度が１０〜１０００００センチストークスの、いわゆ
る不揮発性のジメチルシリコーンオイルとして公知のも
ので、粘度が１０センチストークスより低いものは揮発
しやすく、効果の持続性が劣り、一方、１０００００セ
ンチストークスより高いものは、粘性が強くなりすぎ、
使用感を悪化させる。かかるジメチルンリコーンも単独
でも２種以上を併用してもよく、その配合量は（１）の
／リフーンガムの重量の３〜２０倍量の範囲で用いられ
、３倍量以下の場合は粘性が強くなり、使用感を悪化さ
せる。まｔ；、２０倍量以上では（ｉ）のシリコーンガ
ムの性能を阻害することとなり、クシ通りが悪くなる。
本発明の毛髪化粧料においては、（１ｖ）の非イオン界
面活性剤の総量は（ｉ）のシリコーンガムの重量の７倍
量以下で、かつ（ｉｉｉ）の多価アルコールの重量の１
／２〜２とする。（ｉｖ）の総量がシリコーンガムの７
倍量を越えると乳化は安定になるが、乳化物の使用感が
損なわれる。また（　ｉｖ　）の非イオン界面活性剤の
総量が（ｉｉｉ）の多価アルコールの１／２〜２の範囲
を超えると、乳化物は不安定になり、経口で分離しやす
くなる。
本発明の毛髪化粧料は常法により、所望の成分を混合、
乳化することにより製造することができ、乳液、ブロー
剤、ヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアムースなど
の形態とすることができる。
また、要すれば本発明の毛髪化粧料には、その性能を損
なわない範囲でさらに環状シリコン、トリグリセライド
、エステル油、ワックス類等の油成分、着色料、香料、
リン酸、クエン酸等のｐｈ調整剤、ピロリドンカルボン
酸塩、乳酸等の保湿剤、水、エタノール等の溶剤、カチ
オン活性剤のごとき帯電防止剤などを配合することがで
きる。
衷菓埃 つぎに、実施例および比較例を挙げて本発明をさらに詳
しく説明する。なお、実施例、比較例中の配合量はいず
れも重量％を意味する。
実施例１〜６および比較例１−１０ 後記第１表に示す成分を常法にて混合、攪拌し乳液状の
毛髪化粧料を得た。これらを用いてっぎの項目について
評価した。結果を第１表に示す。
（評価方法） 試験サンプルの評価はつぎの方法で行なった。
塗布時のべとつきおよび艶： 専門パネラ−（２０代女性）５名の実 使用による官能評価 ○：塗布時のべとつきがない、艶があ る。
×：塗布時のべとつきがある、艶がな い。
乾燥後のクシ通り抵抗： 各試験処理剤にて処理し乾燥した毛髪 ２ｇをレオメータ−（不動工業（株）製）に取り付け、
クシを通したときのレオ メータ−にかかった最大の力を測定し、次式に基づいて
値を求めた。
処理前 切毛本数：コーミング７２００回後の切毛本数（約２９
の毛束、未処理毛１１９本 安定性：　４０℃、１ケ月放置後の分離（またはクリー
ミング）の有無 Ｏ：安定 ×：クリーミングまたは分離 総合評価二〇二べとつきがなくクシ通り性良好かつ安定 ×：べとつきがある、またはクシ通り 性不良、または安定性不良 実施例７（ブロー剤） 成　分　　　　　　　　　　　配合量 （成分Ａ） プロピレングリコール　　　　　　　　　０．８ＰＯＥ
　（５）オレイルエーテル０．５ＰｏＥ（２）ステアレ
ート　　　　　　　　０．２ジメチルシリコーンガム（
ＴＳＥ２００Ａ）　　０．８ＰＯＥ（１）ラウリルエー
テル硫酸ナトリウム　０．１ジメチルシリコーンオイル
（ｌｏｏｃｓ）　　８．０（成分Ｂ） 水　　　　　　　　　　　　　　　　　　残量（成分Ｃ
） ９５％エタノール　　　　　　　　　　　２０．０（成
分Ｄ） 香料　　　　　　　　　　　　　　　　　０．１６０℃
に加熱した成分Ａ中に、６０°Ｃに加熱した成分Ｂを加
え攪拌混合した。ついで、冷却しながら成分ＣおよびＤ
を加えた。なお、予め、界面活性剤と水溶性多価アルコ
ールとの混合物を調製し、ついで油相を加える方法を採
用してもよい。
実施例８（乳液タイプ） 成分 （成分Ａ） １．３−ブチレングリコール ＰＯＥ　（５）セチルエーテル ジメチルシリコーンガム（ＴＳＥ２００）ジメチルシリ
コーンオイル（２０ｃｓ）（成分Ｂ） カーボポール９４１ 水 配合量 １．８ １．２ １．０ １９．０ ０．３ 残量 （成分Ｃ） トリエタノールアミン　　　　　　　　　　０．３水　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２
．７（成分Ｄ） 香料　　　　　　　　　　　　　　　　　０．１成分Ｂ
を混合して８０°Ｃに保った。別に成分Ａを混合して７
０°Ｃに保持し、前記成分Ｂに加え、攪拌して均一化し
た後、冷却しながら成分Ｃおよび成分りを加えてヘアミ
ルクを製造した。
実施例９（リンス） 成　分　　　　　　　　　　　配合量 （成分Ａ） 塩化ステアリル トリメチルアンモニウム　　　　　　　２．０ジメチル
シリコーンガム（ＴＳＥ２００Ａ）　　２．０ジメチル
シリコーンオイル（５００ｃｓ）　　８．０自己乳化型 モノステアリン酸グリセリド　　　　　１．０エチレン
グリコール モノステアレート　　　　　　　　　　　１．０（成分
Ｂ） グリセリン　　　　　　　　　　　　　２．０防腐剤　
　　　　　　　　　　　　　　　微量色素　　　　　　
　　　　　　　　　　　微量水　　　　　　　　　　　
　　　　　　　残量（成分Ｃ） 香料　　　　　　　　　　　　　　　　　０・１成分Ｂ
を混合して７５°Ｃに保ち、これに別個に成分Ａを混合
して７５℃に保ったものを加えた。
攪拌し冷却しながら成分Ｃを添加してリンスを製造した
。
実施例１０（ヘアトリートメント） 成分 （成分Ａ） 塩化ジメチルベンジルアンモニウム ジメチルシリコーンガム（ＴＳＥ２００）ジメチルシリ
コーンオイル（１０ｃｓ）ラノリン スクワラン 自己乳化型 モノステアリン酸グリセリン エチレングリコール モノステアレート セチルアルコール （成分Ｂ） プロピレングリコール ヒアルロン酸ナトリウム 防腐剤 水 （成分Ｃ） 配合量 ３．０ １．５ １Ｏ１０ １，０ ２，０ ３，０ ５，０ ０，５ ５，０ ０，００１ 微量 残量 香料　　　　　　　　　　　　　　　　　微量成分Ｂを
混合して７５°Ｃに保ち、これに別個に成分Ａを混合し
て７５°Ｃに保ったものを加えた。
攪拌し冷却しながら成分Ｃを添加してヘアートリートメ
ントを製造した。
実施例１１（ヘアムース） 成　分　　　　　　　　　　　配合量 （成分Ａ） プロピレングリコール　　　　　　　　　１．０ポリオ
キシエチレン（５） オレイルエーテル　　　　　　　　　　　１．０ジメチ
ルシリコーンガム（ＴＳＥ２０ＯＡ）　　Ｏ−３ジメチ
ルシリコーンオイル（１００ｃｓ）　　４．０（成分Ｂ
） ハマメリス抽出液　　　　　　　　　　０．０１ポリビ
ニルピロリドン　　　　　　　　　　０．８水　　　　
　　　　　　　　　　　　　　残量（成分Ｃ） ９５％エタノール　　　　　　　　　　　ｌ０１０６０
℃に加熱した成分Ａに、６０℃に加熱した成分Ｂを加え
、攪拌、混合した。ついで、冷却しながら成分Ｃを加え
て原液を調製した。この原液９０部と噴射剤１０部をエ
アゾル容器に充填して、ヘアムースを製造した。
発明の効果 本発明の毛髪化粧料は、毛髪に対して優れたクシ通り性
となめらかな感触を付与し、熱やブラッシングなどから
髪を特徴する

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）（ｉ）式： ▲数式、化学式、表等があります▼（ I ） ［式中、Ｒ＾１、Ｒ＾２はメチル基または水酸基；ｎは
    ４０００〜９０００の整数を意味する］ で示されるジメチルシリコーンガム、 （ｉｉ）２５℃で１０〜１０００００センチストークス
    の粘度を有するジメチルシリコーンオイル、（ｉｉｉ）
    プロピレングリコール、１，３−ブチレングリコールお
    よびグリセリンからなる群より選ばれた１種または２種
    以上の多価アルコール、ならびに （ｉｖ）ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオ
    キシエチレンセチルエーテル、エチレングリコールステ
    アレート、ジエチレングリコールステアレート、ポリエ
    チレングリコールステアレート、ポリエチレングリコー
    ルジステアレートおよびグリセリルステアレートからな
    る群より選ばれた１種または２種以上の非イオン界面活
    性剤を含み、（ｉ）の量が（ｉｉ）の量の１／２０〜１
    ／３、（ｉｖ）の総量が（ｉ）の７倍量以下、かつ（ｉ
    ｉｉ）の１／２〜２であることを特徴とする乳化毛髪化
    粧料。
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