JPH04362195A - アルミニウム部品の耐摩耗構造 - Google Patents
アルミニウム部品の耐摩耗構造Info
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- JPH04362195A JPH04362195A JP3162136A JP16213691A JPH04362195A JP H04362195 A JPH04362195 A JP H04362195A JP 3162136 A JP3162136 A JP 3162136A JP 16213691 A JP16213691 A JP 16213691A JP H04362195 A JPH04362195 A JP H04362195A
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- JP
- Japan
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- wear
- parts
- aluminum
- aluminum parts
- resistant structure
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Links
- AZDRQVAHHNSJOQ-UHFFFAOYSA-N alumane Chemical group [AlH3] AZDRQVAHHNSJOQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims description 22
- CWQXQMHSOZUFJS-UHFFFAOYSA-N molybdenum disulfide Chemical compound S=[Mo]=S CWQXQMHSOZUFJS-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 9
- 229910052982 molybdenum disulfide Inorganic materials 0.000 claims abstract description 9
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D9/00—Stators
- F01D9/02—Nozzles; Nozzle boxes; Stator blades; Guide conduits, e.g. individual nozzles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2230/00—Manufacture
- F05D2230/90—Coating; Surface treatment
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F05—INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
- F05D—INDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
- F05D2300/00—Materials; Properties thereof
- F05D2300/20—Oxide or non-oxide ceramics
- F05D2300/22—Non-oxide ceramics
- F05D2300/229—Sulfides
- F05D2300/2291—Sulfides of molybdenum
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム部品の耐
摩耗構造に関するものである。
摩耗構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】アルミニウム部品としては、例えばジェ
ットエンジンにおけるコンプレッサの静翼がある。該静
翼は図３、４、５に示され、図中１はケーシング、２は
シュラウドリング、３はケーシング１とシュラウドリン
グ２の間のリング状の空間に円周方向へ並べて配設され
たアルミ合金製の複数の静翼である。
ットエンジンにおけるコンプレッサの静翼がある。該静
翼は図３、４、５に示され、図中１はケーシング、２は
シュラウドリング、３はケーシング１とシュラウドリン
グ２の間のリング状の空間に円周方向へ並べて配設され
たアルミ合金製の複数の静翼である。
【０００３】静翼３は、シュラウドリング２外周に対す
る接線と平行な方向に切断した場合の断面形状が略三日
月型をした翼本体４と、該翼本体４のケーシング１側先
端部及びシュラウドリング２側先端に一体的に形成され
たプラットフォーム５，６を備え、プラットフォーム５
，６を、ケーシング１内周に設けた円周方向へ延びる溝
７及びシュラウドリング２外周に設けた円周方向へ延び
る溝８に嵌入することにより翼本体４はケーシング１及
びシュラウドリング２に対して放射状に固定されており
、隣り合う静翼３のプラットフォーム５，６は接触面５
ａ，６ａを介して互に接触している。
る接線と平行な方向に切断した場合の断面形状が略三日
月型をした翼本体４と、該翼本体４のケーシング１側先
端部及びシュラウドリング２側先端に一体的に形成され
たプラットフォーム５，６を備え、プラットフォーム５
，６を、ケーシング１内周に設けた円周方向へ延びる溝
７及びシュラウドリング２外周に設けた円周方向へ延び
る溝８に嵌入することにより翼本体４はケーシング１及
びシュラウドリング２に対して放射状に固定されており
、隣り合う静翼３のプラットフォーム５，６は接触面５
ａ，６ａを介して互に接触している。
【０００４】ジェットエンジンの運転時、コンプレッサ
は吸入された空気Ａを圧縮するが、静翼３は空気Ａの流
れによりがた付き、隣り合うプラットフォーム５，６の
接触面５ａ，６ａは干渉してこすられる。このため接触
面５ａ，６ａには、摩耗防止のためのアルマイト処理が
施されているにも拘わらず摩耗が生じる。
は吸入された空気Ａを圧縮するが、静翼３は空気Ａの流
れによりがた付き、隣り合うプラットフォーム５，６の
接触面５ａ，６ａは干渉してこすられる。このため接触
面５ａ，６ａには、摩耗防止のためのアルマイト処理が
施されているにも拘わらず摩耗が生じる。
【０００５】そこで、現在は、プラットフォーム５，６
の接触面５ａ，６ａに摩耗が生じた場合には、静翼３を
ジェットエンジンから取り外し、接触面５ａ，６ａにア
ルミニウムをアーク溶接により肉盛し、しかる後、この
肉盛部を機械仕上げし、再使用している。
の接触面５ａ，６ａに摩耗が生じた場合には、静翼３を
ジェットエンジンから取り外し、接触面５ａ，６ａにア
ルミニウムをアーク溶接により肉盛し、しかる後、この
肉盛部を機械仕上げし、再使用している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アルミ
ニウムの肉盛り及び機械加工による修理を行った場合で
も、５０００時間程度のジェットエンジンの運転により
、プラットフォーム５，６の接触面５ａ，６ａには激し
い摩耗が生じる。
ニウムの肉盛り及び機械加工による修理を行った場合で
も、５０００時間程度のジェットエンジンの運転により
、プラットフォーム５，６の接触面５ａ，６ａには激し
い摩耗が生じる。
【０００７】本発明は、斯かる実情に鑑み、アルミニウ
ム部品の接触面がこすられる場合に生じる摩耗を少量に
し、耐摩耗性を向上させることを目的としてなしたもの
である。
ム部品の接触面がこすられる場合に生じる摩耗を少量に
し、耐摩耗性を向上させることを目的としてなしたもの
である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルミニウム
部品の接触面となる面に、多孔質の硬質アルマイト被膜
を形成し、該硬質アルマイト被膜に二硫化モリブデンを
含浸させたものである。
部品の接触面となる面に、多孔質の硬質アルマイト被膜
を形成し、該硬質アルマイト被膜に二硫化モリブデンを
含浸させたものである。
【０００９】
【作用】アルミニウム部品の接触面は硬質アルマイト加
工をしたので硬く、しかも二硫化モリブデンを含浸させ
たので滑りやすい。このため、接触面がこすれてもアル
ミニウム部品の摩耗量は少量であり、耐摩耗性が向上す
る。
工をしたので硬く、しかも二硫化モリブデンを含浸させ
たので滑りやすい。このため、接触面がこすれてもアル
ミニウム部品の摩耗量は少量であり、耐摩耗性が向上す
る。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【００１１】図１は本発明のアルミニウム部品の耐摩耗
構造の一実施例である。
構造の一実施例である。
【００１２】加工すべきアルミニウム部品を−１℃〜−
５℃の硫酸液が収納された槽に浸漬し、アルミニウム部
品を陽極とすると共に別の鉛板を陰極とし電解加工を行
う。そうすると、図１に示すように、アルミニウム部品
９には多数の細孔１０のあるＨＶ２００程度の多孔質の
硬質アルマイト被膜１１が形成される。
５℃の硫酸液が収納された槽に浸漬し、アルミニウム部
品を陽極とすると共に別の鉛板を陰極とし電解加工を行
う。そうすると、図１に示すように、アルミニウム部品
９には多数の細孔１０のあるＨＶ２００程度の多孔質の
硬質アルマイト被膜１１が形成される。
【００１３】又、アルミニウム部品９の面９ａに形成さ
れた硬質アルマイト被膜１１には、潤滑剤としてスラリ
ー状の二硫化モリブデンを塗付し、毛細管現象により二
硫化モリブデンを硬質アルマイト被膜１１の細孔１０内
に含漬させる。図中１１ａは硬質アルマイト被膜１１の
接触面である。
れた硬質アルマイト被膜１１には、潤滑剤としてスラリ
ー状の二硫化モリブデンを塗付し、毛細管現象により二
硫化モリブデンを硬質アルマイト被膜１１の細孔１０内
に含漬させる。図中１１ａは硬質アルマイト被膜１１の
接触面である。
【００１４】アルミニウム部品９同志を、二硫化モリブ
デンが含浸された硬質アルマイト被膜１１が接触面１１
ａとなるよう並設すると、接触面１１ａは硬くてしかも
潤滑性に優れているため、接触面１１ａ同志がこすれて
も、摩耗量は少量となり、アルミニウム部品９の耐摩耗
性が向上する。
デンが含浸された硬質アルマイト被膜１１が接触面１１
ａとなるよう並設すると、接触面１１ａは硬くてしかも
潤滑性に優れているため、接触面１１ａ同志がこすれて
も、摩耗量は少量となり、アルミニウム部品９の耐摩耗
性が向上する。
【００１５】図２には、アルミニウム部品を図３、４、
５に示すような静翼として摩耗試験を行った結果が示さ
れている。図２において曲線イは、本発明のアルミニウ
ム部品の耐摩耗構造のように、接触面に二硫化モリブデ
ンを含浸させた硬質アルマイト被膜を形成した場合の時
間と摩耗量の関係を表わし、曲線ロは、従来のように接
触面にアルミニウムを肉盛りし、機械加工しその後化成
処理を施した場合の時間と摩耗量の関係を表わしている
。
５に示すような静翼として摩耗試験を行った結果が示さ
れている。図２において曲線イは、本発明のアルミニウ
ム部品の耐摩耗構造のように、接触面に二硫化モリブデ
ンを含浸させた硬質アルマイト被膜を形成した場合の時
間と摩耗量の関係を表わし、曲線ロは、従来のように接
触面にアルミニウムを肉盛りし、機械加工しその後化成
処理を施した場合の時間と摩耗量の関係を表わしている
。
【００１６】図２から、時間ｔ１が経過するまでは、従
来のものの方が摩耗量（接触部から剥離して離脱した物
量の重量）は若干少量であるが、時間ｔ１が経過した後
は本発明のものの方が摩耗量は圧倒的に少量であること
が分る。時間ｔ１が経過するまでは本発明のものの方が
摩耗量が多いのは、硬質アルマイト被膜の多孔質部に含
浸されている余分の二硫化モリブデンが除去されるため
である。
来のものの方が摩耗量（接触部から剥離して離脱した物
量の重量）は若干少量であるが、時間ｔ１が経過した後
は本発明のものの方が摩耗量は圧倒的に少量であること
が分る。時間ｔ１が経過するまでは本発明のものの方が
摩耗量が多いのは、硬質アルマイト被膜の多孔質部に含
浸されている余分の二硫化モリブデンが除去されるため
である。
【００１７】なお、本発明のアルミニウム部品は、ジェ
ットエンジンにおけるコンプレッサの静翼以外でも、ア
ルミニウム部品の接触面にがた付きのあるものならいか
なるものに対しても適用可能なこと、硬質アルマイト被
膜はアルミニウム部品全体に形成しても或いは接触面に
のみ形成しても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内で種々変更を加え得ること、等は勿論であ
る。
ットエンジンにおけるコンプレッサの静翼以外でも、ア
ルミニウム部品の接触面にがた付きのあるものならいか
なるものに対しても適用可能なこと、硬質アルマイト被
膜はアルミニウム部品全体に形成しても或いは接触面に
のみ形成しても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内で種々変更を加え得ること、等は勿論であ
る。
【００１８】
【発明の効果】本発明のアルミニウム部品の耐摩耗構造
によれば摩耗量が減少し、寿命が長期間となるという優
れた効果を奏し得る。
によれば摩耗量が減少し、寿命が長期間となるという優
れた効果を奏し得る。
【図１】本発明のアルミニウム部品の耐摩耗構造の部分
断面図である。
断面図である。
【図２】静翼により試験を行った場合の本発明のものと
従来のものの時間と摩耗量の関係を表わすグラフである
。
従来のものの時間と摩耗量の関係を表わすグラフである
。
【図３】ジェットエンジンにおけるコンプレッサの静翼
の一般的な外形図である。
の一般的な外形図である。
【図４】図３に示す静翼のシュラウドリングに対する取
付部の斜視図である。
付部の斜視図である。
【図５】図３に示す静翼の斜視図である。
９ アルミニウム部品
９ａ 面
１０ 細孔（多孔質部）
１１ 硬質アルマイト被膜
１１ａ 接触面
Claims (1)
- 【請求項１】 アルミニウム部品の接触面となる面に
、多孔質の硬質アルマイト被膜を形成し、該硬質アルマ
イト被膜に二硫化モリブデンを含浸させてなることを特
徴とするアルミニウム部品の耐摩耗構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162136A JPH04362195A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | アルミニウム部品の耐摩耗構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162136A JPH04362195A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | アルミニウム部品の耐摩耗構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04362195A true JPH04362195A (ja) | 1992-12-15 |
Family
ID=15748726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3162136A Pending JPH04362195A (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | アルミニウム部品の耐摩耗構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04362195A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0679809A2 (en) * | 1994-04-28 | 1995-11-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Compressor and refrigerating unit |
| CN107400915A (zh) * | 2016-05-19 | 2017-11-28 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 兼具多孔亚表层和耐磨表层的铝合金阳极氧化膜及其制备方法 |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP3162136A patent/JPH04362195A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0679809A2 (en) * | 1994-04-28 | 1995-11-02 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Compressor and refrigerating unit |
| EP0679809A3 (en) * | 1994-04-28 | 1996-11-20 | Toshiba Kk | Compressor and refrigeration system. |
| CN107400915A (zh) * | 2016-05-19 | 2017-11-28 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 兼具多孔亚表层和耐磨表层的铝合金阳极氧化膜及其制备方法 |
| CN107400915B (zh) * | 2016-05-19 | 2019-03-01 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 兼具多孔亚表层和耐磨表层的铝合金阳极氧化膜及其制备方法 |
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