JPH04361116A - エンコーダ精度測定方法 - Google Patents

エンコーダ精度測定方法

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JPH04361116A
JPH04361116A JP13613391A JP13613391A JPH04361116A JP H04361116 A JPH04361116 A JP H04361116A JP 13613391 A JP13613391 A JP 13613391A JP 13613391 A JP13613391 A JP 13613391A JP H04361116 A JPH04361116 A JP H04361116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
encoder
equation
error
encoders
relative
Prior art date
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Pending
Application number
JP13613391A
Other languages
English (en)
Inventor
Muneaki Kubota
宗明 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP13613391A priority Critical patent/JPH04361116A/ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンコーダ精度測定方
法に関し、特に、二個のエンコーダを同一回転軸を介し
て2π/nラジアンずらせて結合させた場合に生じる偏
心に伴う誤差を除去し、絶対誤差の精度を向上させるた
めの新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のエンコー
ダ精度測定方法としては、1個の被測定用のエンコーダ
に対し、複数個のセンサを用いて精度測定を行う方法が
過去に行われているが、最近、発表された方法で、電気
通信大学において一対のエンコーダを同一回転軸で結合
し、各エンコーダの相対角度を2π/nラジアンずつ異
ならせて相対誤差を測定し、各相対誤差を合計すること
によって絶対誤差を求める方法が開発されている。
【0003】すなわち、前述の方法は、図2に示される
ように、第1エンコーダ1と第2エンコーダ2とを同一
回転軸3で結合し(実際には、各エンコーダ1,2の回
転軸をカップリングで一体状に結合している)、各エン
コーダ1,2の相対角度を2π/nラジアン(nは任意
の分割数)ずつずらせた状態に構成されている。さらに
、各エンコーダ1,2には、0°位置にセンサ4,5が
配設され、角度信号を得るように構成されている。
【0004】前述の構成において、各エンコーダ1,2
の絶対角度誤差を、第1エンコーダ1の絶対角度誤差・
・・δ1(θ)、第2エンコーダ2の絶対角度誤差・・
・δ2(θ)とする。δφ(θ)を次のように定義する
。     δφ(θ)=δ1(θ)−δ2(θ+φ)  
     ・・・・・・(1)式これは、第1エンコー
ダ1に対して第2エンコーダ2を相対角度φだけずらせ
た場合の相対誤差である。
【0005】ここで、エンコーダの1周をn分割してφ
とすると、 ここで和をとると、(2)式となる。
【数1】 故に、(3)式となり、
【数2】 Δを(4)式のように定義する。
【数3】 ここで、前記Δが0又は非常に微小である場合には、前
述の(3)式は
【数4】 (5)式となる。
【0006】次に、前記Δがどのようになるかを調べる
。δ2(θ)は、第2エンコーダ2の誤差であるため、
フーリエ展開することができ、
【数5】 (6)式となる。ここで、θはθ+2mπ/nであるた
め、
【数6】 (7)式となり、この(7)式におけるa0+b0は基
準点の取り方によるものであり、無視することができる
【0007】従って、前述の(4)式および(7)式よ
り、前記Δは(8)式となり、
【数7】 (8)式におけるk=Lnの項は(9)式となり、
【数
8】 k≠Lnの項は(10)式となる
【数9】
【0008】よって、前記Δが
【数10】 (11)式となるため、この(11)式から、Δにはn
×整数の次数の項しか含まれていないことが判明し、こ
のことから、nを十分大きくする又は適当なnを選ぶこ
とにより、Δを非常に小さくすることができる。
【0009】また、前述の(3)式、(11)式から、
δ1(θ)を
【数11】 (12)式、(13)式として
【数12】 求めることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンコーダ精度
測定方法は、以上のように構成されていたため、次のよ
うな課題が存在していた。すなわち、同一回転軸上の各
エンコーダ間の相対角度をずらせて測定するため、この
相対角度を変えた場合に生じる偏心が問題となり、この
偏心によって相対誤差が違ってくることになっていた。
【0011】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、二個のエンコーダを同一回
転軸を介して結合させた場合の、回転軸の偏心に伴う誤
差を除去し、絶対誤差の精度を向上させるようにしたエ
ンコーダ精度測定方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンコーダ
精度測定方法は、第1エンコーダと第2エンコーダを同
一回転軸にて回転させ、各エンコーダの相対角度を2π
/nラジアンずつ異ならせ、相対誤差を測定し、これら
の相対誤差を合計することによって絶対誤差を求めるよ
うにした方法において、前記第2エンコーダの0°と1
80°位置に設けた一対のセンサからの出力信号を用い
ることにより、前記相対角度をずらせた時に生ずる偏心
による誤差を除去する方法である。
【0013】
【作用】本発明によるエンコーダ精度測定方法において
は、第2エンコーダの180°位置にもセンサを配置し
ているため、偏心は、誤差に1次成分として次式のよう
に表される。 δm/r sin(θ+φm) 但し、δmは偏心量、rは半径、φmは位相差である。 さらに、第2エンコーダの0°と180°の各センサに
より、偏心による誤差が逆に出るため、各センサからの
出力の和をとることにより、偏心による誤差を除去し、
高精度の絶対誤差を得ることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面と共に本発明によるエンコーダ精
度測定方法の好適な実施例について詳細に説明する。な
お、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して
説明する。
【0015】図1において符号1で示されるものは、第
1エンコーダであり、この第1エンコーダ1と第2エン
コーダ2とは、同一回転軸3で結合し(実際には、各エ
ンコーダ1,2の回転軸をカップリングで一体状に結合
している)、各エンコーダ1,2の相対角度を2π/n
ラジアン(nは任意の分割数)ずつずらせた状態に構成
されている。
【0016】また、前記各エンコーダ1,2には、0°
位置に第1,第2センサ4,5が配設されると共に、第
2エンコーダ2の180°位置にも第3センサ6が配設
されている。なお、前述の図1で示すエンコーダはその
概略を示しており、各センサにより回転円板の符号を検
出する周知の構成である。
【0017】前述の構成において、各エンコーダ1,2
の絶対角度誤差を、第1エンコーダ1の絶対角度誤差・
・・δ1(θ)、第2エンコーダ2の絶対角度誤差・・
・δ2(θ)とする。δφ(θ)を次のように定義する
。     δφ(θ)=δ1(θ)−δ2(θ+φ)  
     ・・・・・・(1)式これは、第1エンコー
ダ1に対して第2エンコーダ2を相対角度φだけずらせ
た場合の相対誤差である。
【0018】ここで、エンコーダの1周をn分割してφ
とすると、 ここで和をとると、(2)式となる。故に、(3)式と
なり、Δを(4)式のように定義する。ここで、前記Δ
が0又は非常に微小である場合には、前述の(3)式は
(5)式となる。
【0019】次に、前記Δがどのようになるかを調べる
。δ2(θ)は、第2エンコーダ2の誤差であるため、
フーリエ展開することができ、(6)式となる。ここで
、θはθ+2mπ/nであるため、(7)式となり、こ
の(7)式におけるa0+b0は基準点の取り方による
ものであり、無視することができる。
【0020】従って、前述の(4)式および(7)式よ
り、前記Δは(8)式となり、(8)式におけるk=L
nの項は(9)式となり、k≠Lnの項は(10)式と
なる。
【0021】よって、前記Δが(11)式となるため、
この(11)式から、Δにはn×整数の次数の項しか含
まれていないことが判明し、このことから、nを十分大
きくする又は適当なnを選ぶことにより、Δを非常に小
さくすることができる。
【0022】また、前述の(3)式、(11)式から、
δ1(θ)を(12)式、(13)式として求めること
ができる。
【0023】前述までは従来例と同一であるが、第2エ
ンコーダ2の第3センサ6を180°位置に配置するこ
とで各エンコーダ1,2の相対角度をずらせた時に生じ
る偏心の影響を除去することができ、偏心は誤差に1次
成分として次式のように表される。 δm/r sin(θ+φm)      ・・・・・
・・(14)式但し、δmは偏心量、φmは位相差、r
は半径である。
【0024】ここで、前記mについて和をとると、
【数
13】 (14)式となり、第1エンコーダ1の第1センサ4と
第2エンコーダ2の第2,第3センサ5,6間の相対誤
差は、
【数14】 (15)式となり、それぞれについて和をとると、
【数
15】 (16)式となる。
【0025】次に、全体の和をとると、
【数16】 (17)式となり、従って、
【数17】 (18)式となる。
【0026】
【発明の効果】本発明によるエンコーダ精度測定方法は
、以上のように構成されているため、次のような効果を
得ることができる。すなわち、一対のエンコーダのうち
、第2エンコーダの0°と180°位置にセンサを設け
たことにより、各エンコーダの相対角度を変えた時に生
じる偏心の影響を除去することができ、高精度な絶対誤
差を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンコーダ精度測定方法を示すた
めの構成図である。
【図2】従来のエンコーダ精度測定方法を示すための構
成図である。
【符号の説明】
1    第1エンコーダ 2    第2エンコーダ 3    回転軸 5    第2センサ 6    第3センサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1エンコーダ(1)と第2エンコー
    ダ(2)を同一回転軸(3)にて回転させ、前記各エン
    コーダ(1,2)の相対角度を2π/nラジアンずつず
    らせた状態で相対誤差を測定し、これらの測定誤差を合
    計することによって絶対誤差を求めるようにしたエンコ
    ーダ精度測定方法において、前記第2エンコーダ(2)
    の0°と180°位置に設けた一対のセンサ(5,6)
    からの出力信号を用いることにより、前記相対角度をず
    らせた時に生ずる偏心による誤差を除去することを特徴
    とするエンコーダ精度測定方法。
JP13613391A 1991-06-07 1991-06-07 エンコーダ精度測定方法 Pending JPH04361116A (ja)

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Publications (1)

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JPH04361116A true JPH04361116A (ja) 1992-12-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013526718A (ja) * 2010-05-17 2013-06-24 ファロ テクノロジーズ インコーポレーテッド 自己補償する角度エンコーダ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013526718A (ja) * 2010-05-17 2013-06-24 ファロ テクノロジーズ インコーポレーテッド 自己補償する角度エンコーダ

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