JPH04356508A - 明澄透明な固形重合品 - Google Patents

明澄透明な固形重合品

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JPH04356508A
JPH04356508A JP3175872A JP17587291A JPH04356508A JP H04356508 A JPH04356508 A JP H04356508A JP 3175872 A JP3175872 A JP 3175872A JP 17587291 A JP17587291 A JP 17587291A JP H04356508 A JPH04356508 A JP H04356508A
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Rohm and Haas Co
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F6/00Post-polymerisation treatments
    • C08F6/14Treatment of polymer emulsions
    • C08F6/22Coagulation

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  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリメタクリル酸メチル
又はその共重合体からなる明澄透明な固形重合品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】重合体ラテックスの凝析は良く知られて
いる。例えば、米国特許第3,751,527号は押出
機中での同一の重合体又は別種の重合体でありうる別個
の二重重合体のブレンド法に関する。米国特許第3,7
51,527号は、凝析剤溶液が塩化ナトリウムのよう
な塩類又は塩化カルシウム、塩化アルミニウム又は硫酸
アルミニウムのような多価金属塩類のいかなる多くのも
のから成りうると教示している。
【0003】米国特許第2,516,980号は、高温
でのヒドロキシル化重合体の変色を減少するために、合
成ヒドロキシル化重合体に少量(重合に基づいて)の次
亜リン酸化合物を混合することについて開示している。 前記特許がヒドロキシル化重合体溶液に混合することを
教示する化合物の中には、次亜リン酸カリウム、カルシ
ウム、マグネシウム、バリウム及びアンモニウムのよう
なアンモニウム、アルカリ及びアルカリ土類金属塩類と
同様に次亜リン酸ナトリウムがある。この特許は、本発
明が意図する、重合体ラテックスを凝析するためのアル
カリ土類金属塩の用途を教示しておらず、むしろ重合体
溶液又は重合体布、糸もしくはフィルムを処理すること
に関する。
【0004】米国特許第2,548,974号はゴム状
材料の水性分散液から直接析出させるゴム状品を製造す
る方法に関する。この特許は、ゴム状析出品を製造する
方法がその析出品に大量の水を注入することなく短時間
にゴム凝塊析出物から凝析剤を浸出するための方法を含
むと教示している。この特許は、凝塊析出物を水蒸気に
当てると、水性凝析剤含有液が前記析出品と適当に付形
された型との間に蓄積すると教示している。この特許の
教示に従って浸出することができる凝析剤には硝酸カル
シウムのような無機もしくは有機酸の水溶性多価金属塩
又は酢酸のような水溶性のイオン化可能な酸の水溶性多
価金属塩がある。この特許は本発明で使用される新規の
凝析剤も教示又は示唆していない。
【0005】米国特許第2,576,720号は、粒状
で重合体を得るためのメタクリル酸メチルのような材料
の粒状重合に関する。スチレン及び酢酸ビニルの粒状重
合も開示されている。この特許は前記重合体を製造する
際の集塊防止剤として次亜リン酸ナトリウム又はカリウ
ムの使用を教示している。集塊という用語は、大きく、
かつ非常に雑多な大きさの凝集体を形成するための微細
な重合体粒子の凝集を意味するとこの特許に記載されて
いる。この特許は本明細書中に述べる本発明を教示又は
示唆していない。
【0006】米国特許第3,896,093号はアクリ
ロニトリル及びスチレン並びに所望によりブタジエンか
ら成る重合体類の水性ラテックスを凝析することによる
これらの重合体類の回収方法に関する。この特許は、塩
酸、硫酸、蟻酸並びにナトリウム、カリウム、カルシウ
ム、マグネシウム、亜鉛及びアルミニウムの水溶性塩化
物、硝酸塩、硫酸塩及び酢酸塩のような凝析剤がこの方
法の凝析剤として使用できると教示している。この特許
は非求核性、非酸化性凝析剤の使用を教示していない。
【0007】米国特許第3,915,909号はそれら
の水性分散液(ラテックス)からゴム類を単離する方法
に関する。この方法はアルカリセルロース又はヒドロキ
シアルキルセルロースを水性ゴム分散液に添加すること
及び水溶性アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アル
ミニウム塩又は亜鉛塩を前記分散液に添加することから
成る。添加される塩はどれも非求核性及び非酸化性では
ない。
【0008】米国特許第3,160,620号はクロロ
プレン重合体ラテックスの凝析及びそれらからの重合体
の単離に関する。この特許は、水性凝析剤溶液が水溶性
カルシウム塩及びヒドロキシエチルセルロース並びに非
水溶性カルボン酸の水溶性塩を含有すると教示している
。この特許は、前記した三成分の全てがこの発明から効
果を得るために必要であると教示している。この特許は
硝酸塩、塩化物、臭化物、チオシアン酸塩及び酢酸塩で
ありうる水溶性カルシウム塩のような凝析剤の使用を教
示している。この特許は非求核性、非酸化性凝析剤及び
それによって得られた重合体を教示又は示唆していない
【0009】
【発明が解決しようとする課題】重合体ラテックスから
重合体を凝析するために凝析剤を使用するこれら先行技
術法の全てが、これらの方法には必要であるが、最終重
合体、従って最終重合体から製造される製品に汚染物を
導入する作用もする乳化剤、重合開始剤及び他の成分か
ら残留物をすでに含んだ材料にさらに沈殿剤を導入する
作用をするという不利を招いた。これらの希釈剤又は汚
染物は重合体の特性及び生成重合体から製造された製品
に悪影響を与える。本発明を達成するまで、ポリメタク
リル酸メチル又はその共重合体からなり、水曇り特性、
黄色度指数特性及び光透過性の類をみない組合せを有す
る明澄透明な固形重合品を製造することは不可能であっ
た。
【0010】したがって、本発明の目的は、ポリメタク
リル酸メチル又はその共重合体からなり、水曇り価、黄
色度指数及び光透過性の類をみない組合せを有する明澄
透明な固形重合品を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はポリメタクリル
酸メチル又はその共重合体からなり、約15%までの水
曇り価、約+4までの黄色度指数及び少なくとも約88
%の光透過百分率を有する明澄透明な固形重合品である
【0012】本発明の重合品は、ポリメタクリル酸メチ
ル又はその共重合体からなる水性重合体のラテックスを
有効量のアルカリ土類金属または亜鉛の水溶性、非求核
性、非酸化性塩水溶液と押出機中で接触させて該重合体
を凝析させ、凝析した重合体から水及び水溶性不純物を
除去し、その後重合体を乾燥することによって得られる
【0013】アルカリ土類金属または亜鉛の非求核性−
非酸化性塩が重合体ラテックスを凝析するのに有効であ
るばかりでなく、色、耐水曇り性及び光透過百分率に関
する特性の範囲の新規な組合せを有する重合品を生じる
ということを見出したのは驚くべきことであった。
【0014】発明の詳細な説明で以後使用されている、
「アルカリ土類金属塩」と言う用語はカルシウム、バリ
ウム、ストロンチウム、マグネシウム又は亜鉛のいずれ
かの塩を意味する。亜鉛は通常アルカリ土類金属として
分類されないが、説明を簡単にするために前記定義に含
める。
【0015】発明の詳細な説明で使用されている、「ア
クリル系重合体」、「メタクリル系重合体」、「スチレ
ン系重合体」及び「ビニル系重合体」と言う用語は前記
重合体構成単量体相互の並びに他の単量体との共重合体
を含み、かつ「アクリル系重合体」の場合、アクリル酸
ブチル、アクリル酸エチル、アクリル酸2−エチルヘキ
シル、アクリル酸ベンジル等のアクリル酸のエステルで
ありうる単量体から主に得られる重合体を含む。「メタ
クリル系重合体」と言う用語はメタクリル酸メチル、メ
タクリル酸イソブチル、メタクリル酸シクロヘキシル等
のメタクリル酸エステルである単量体から製造された重
合体を含む。「スチレン系重合体」と言う用語はスチレ
ン、アルファーメチルスチレン、パラ−メチルスチレン
、クロロスチレン等から得られた重合体を含む。発明の
詳細な説明で使用されている、「ビニル系重合体」と言
う用語は塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル等か
ら得られた重合体を意味する。
【0016】本発明の新規な重合品を製造する際に、凝
析は、凝析した重合体ラテックスが回転する一本のスク
リュー又は一対もしくはそれ以上の対のスクリューによ
って出口に進められる脱揮押出機で用いられるような回
分法又は連続法のどちらでも行なうことができる。
【0017】回分法を用いるか連続法を用いるかにかか
わらず、本発明の重合品を得るためには、まず重合体ラ
テックスに凝析剤溶液を添加し、それによって重合体を
凝析させる。凝析した重合体から水及び水溶性不純物を
除去し、その後重合体を必要ならば洗浄し次いで乾燥す
る。
【0018】概して言えば、使用される凝析剤溶液はア
ルカリ土類金属の水溶性、非求核性、非酸化性塩の水溶
液である。
【0019】本明細書で用いるような「非求核性」とい
う用語は凝析剤が悪い影響を与えるいかなるふうにも、
求電子種を攻撃する作用をしないことを意味する。[求
核攻撃反応のさらに詳しい説明はジェー.マーチ(J.
March)の高等有機化学(Advanced  O
rganic  Chemistry)、第二版、マグ
ローヒル出版社、322ページ、を参照せよ。]本発明
を実施するに当たり避けるべきである求核アニオンの中
には、塩素、臭素、ヨウ素、酢酸塩及び他のカルボン酸
塩等から得られるものを上げることができる。前記の求
核アニオンの塩は重合体ラテックスを凝析することがで
きるが、このような求核アニオンの塩は本発明の重合品
によって示される類をみない特性を有する重合品を得る
ように重合体ラテックスを凝析することができない。
【0020】本発明の重合品を製造するのに有用な凝析
剤は、次亜リン酸の二価金属塩のような非求核性、非酸
化性二価金属塩である。
【0021】本発明の重合品を製造するのに有用な塩を
生成するためにアルカリ土類金属カチオンと結合するこ
とができる適切な非求核性、非酸化性アニオンとしては
次亜リン酸アニオン、トリフルオロメタンスルホン酸ア
ニオン、トリフルオロ酢酸アニオン、メタンスルホン酸
アニオン等がある。
【0022】本発明の重合品を製造するための凝析剤の
カチオンとしてはカルシウム、バリウム、ストロンチウ
ム、マグネシウム及び亜鉛等のアルカリ土類金属のいか
なるものから得られたものでありうる。
【0023】本発明の重合品を製造するのに使用できる
水溶性、非求核性、非酸化性塩の中には次亜リン酸カル
シウム、次亜リン酸亜鉛、メタンスルホン酸カルシウム
、メタンスルホン酸亜鉛、次亜リン酸バリウム、次亜リ
ン酸ストロンチウム、トリフルオロ酢酸カルシウム、ト
リフルオロメタンスルホン酸カルシウム等がある。
【0024】凝析剤塩のどれが使用されても、、それら
の塩は水溶性、即ち、25℃、大気圧において水に少な
くとも0.1重量%溶解されなければならない。使用さ
れる塩が少なくともその最小限の溶解度を有していない
場合、所望の結果を生じないので、用いる凝析剤として
有効ではない。便利さ及び経済性の理由で、凝析剤の濃
度は全凝析剤溶液の重量に基づいて、約0.1〜約10
重量%である凝析剤水溶液を使用するのが好ましい。
【0025】凝析剤溶液は水溶液として述べてきたが、
凝析剤の溶媒は完全に水から成っていても良いし、また
アルコール、例えば、エチルアルコールのような共溶媒
を含んでいても良い。溶媒系中の凝析剤の所望の濃度範
囲に悪影響を与えず、かつ凝析剤の処理又は重合体もし
くはその特性のどちらかにも悪影響を与えない、他のい
かなる共溶媒も使用可能である。従って、アルコールに
加えて、アセトン、テトラヒドロフラン等の共溶媒又は
それらの混合液も使用可能である。
【0026】重合体を凝析するために使用される凝析剤
溶液の量は大幅に変えることができる。使用される凝析
剤溶液の量は溶液中の凝析剤の濃度、凝析される重合体
ラテックスの組成及び凝析が起きる温度、圧力及び剪断
速度のような条件によって決まる。
【0027】凝析剤を、ラテックス中の重合体固形分の
約0.05〜約5重量%で一般に変化する有効量で使用
する。
【0028】どのような特定の重合体ラテックスにおい
ても使用すべき凝析剤溶液の量は、前記重合体ラテック
スが処理されかつ凝析剤溶液が添加される一連の任意の
条件について、十分な量の凝析剤が添加されたことを示
す白水が見えなくなることによって示されるような所望
の程度の凝析が達成されるまで凝析剤溶液を前記重合体
ラテックスの既知量試料に滴下することによって容易に
測定できる。通常、重合体ラテックスを凝析するには、
過剰の凝析剤を使用する。
【0029】主にポリメタクリル酸メチル又はポリアク
リル酸ブチルから成り、かつ少量のアクリル酸エチルの
ような共重合用単量体を含みうる30〜60%の固形分
を含有する重合体ラテックスを凝析する場合、85℃、
大気圧のような条件において重合体ラテックス各3リッ
トルに対して次亜リン酸カルシウムのような0.3%凝
析剤溶液約5リットル以上を使用しうる。
【0030】凝析剤溶液のpHは限定的ではなく、広範
に変えることができる。唯一の注意すべきことは、凝析
剤溶液のpHを重合体ラテックスのpHと一致せねばな
らないと言うことである。代表的には、重合体ラテック
スは約3〜7.5のpHにある。凝析剤溶液が所望のp
Hの重合体ラテックスと大幅に違ったpHを有している
場合には、所望のpHの重合体ラテックスが着色のよう
なあまり望ましくない性状を得る結果生じる不都合で悪
影響を及ぼされないよう、凝析剤溶液のpHを適当な塩
基又は酸で調節することができる。
【0031】重合体ラテックスを製造する場合、そのよ
うな製造の一方法は水及び乳化剤を反応容器に添加し、
水−乳化剤分散液を強く攪拌することである。その後、
一種又はそれ以上の単量体(製造すべき重合体が単独重
合体か共重合体かによって決まる)を添加し、攪拌を続
ける。その後、重合開始剤を添加し、熱を付与又は付与
しないでただちに重合を開始する。所望の量の単量体が
反応すると、それで重合が完全になされたと考えられる
。重合ラテックスは回分法又は連続法のどちらでも製造
でき、かつそのような他の方法は当業界で良く知られて
いる。
【0032】アリール、アルキルもしくはアルカリルス
ルホン酸又は硫酸のアルカリ塩のようなどんな乳化剤も
重合体ラテックスを製造するために使用できる。そのよ
うな剤の具体的な例としてはドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム又はカリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、
ラウリルスルホン酸ナトリウム等がある。使用しうる他
の乳化剤としてはジオクチルスルホコハク酸ナトリウム
のようなジアルキルスルホコハク酸のアルカリ塩、オレ
イン酸ナトリウム等がある。
【0033】重合体ラテックスを製造するために使用す
ることができる重合開始剤は過硫酸ナトリウム等の過酸
のナトリウム、カリウム又はアンモニウム塩でありうる
。使用することができる他の重合開始剤としては過硫酸
ナトリウム/アルデヒドスルホキシル酸ナトリウム、ク
メンヒドロペルオキシド/メタ重亜硫酸ナトリウム、過
硫酸カリウム/次亜硫酸ナトリウム等のレドックス系重
合開始剤がある。
【0034】重合開始剤及び乳化剤の選択は製造される
重合体ラテックスの化学組成、乳化安定性、重合速度、
ラテックス中における得られた重合体の熱安定性、重合
開始剤又は重合開始剤分解生成物との凝析剤塩の相溶性
等の因子に依存する。例えば、凝析剤塩が次亜リン酸バ
リウムである場合、重合開始剤残留物が次亜リン酸バリ
ウムと反応して次亜リン酸バリウムを非水溶性で、かつ
得られる重合体に溶解しない硫酸バリウムに転換するの
で、過硫酸ナトリウムは使用しない。従って、使用され
る重合開始剤は凝析剤塩と反応して、凝析剤塩を水又は
重合体不溶性にする残留物を残すべきではない。
【0035】他の成分も重合体ラテックスを得る乳濁系
に存在させることができる。これらの他の成分はアルキ
ルメルカプタンのような分子量調節剤、熱安定剤、酸化
防止剤、紫外線安定剤等でありうる。添加しうるこのよ
うな他の成分及びその量は当業者に明らかであり、本発
明の重合品を製造するのに用いる重合体ラテックスを製
造するためのいかなる特定の方法又は重合体ラテックス
を製造する場合に系に添加しうるいかなる他の成分に限
定するものとして解釈されるものではない。
【0036】本発明の重合品を製造するのに用いる方法
は、製造された重合体が類をみない特性の組合せを有す
る重合体ラテックスから広範な種類の重合体を製造する
ためにも使用できる。従って、プラスチック材用の耐衝
撃改良剤がこの方法によって製造できる。そのような耐
衝撃改良剤としてはメタクリレート−ブタジエン−スチ
レン系改良剤、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレ
ン系改良剤、例えば芯材としてポリアクリル酸メチル及
びさや又は中間層としてポリメタクリル酸メチルである
多段階(multistage)アクリル系−メタクリ
ル系改良剤を含みうる。他の段階重合体(staged
 polymer)も存在しうる。
【0037】さらに具体的に、重合体ラテックスから重
合体を製造するために使用できる重合体の中には、アル
キル基の部位に1〜22の炭素原子、さらに好ましくは
アルキル基の部位に1〜4の炭素原子を有する、特にメ
タクリル酸メチルであるメタクリル酸アルキルの重合体
類、メタクリル酸アルキルが重量基準で多量であるメタ
クリル酸アルキルとスチレン系単量体、ビニル系単量体
、アクリル系単量体、メタクリル系単量体、アクリロニ
トリル等との共重合体類、アルキル基の部位に1〜22
の炭素原子、特にアルキル基の部位に1〜12の炭素原
子を有する、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸エチル
、アクリル酸2−エチルヘキシル等のアクリル酸アルキ
ルの重合体類、アクリル酸アルキルが重量基準で多量で
あるアクリル酸アルキルとスチレン系単量体、ビニル系
単量体、メタクリル系単量体、アクリロニトリル、ブタ
ジエンのようなジエン等との共重合体類、ポリスチレン
等のスチレン系単量体の重合体類、スチレン系単量体が
重量基準で多量であるスチレン系単量体とアクリル系単
量体、アクリロニトリル、メタクリル系単量体等との共
重合体類、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン系
重合体のようなスチレン系単量体及びジエン系単量体と
第三の単量体との三元重合体類等がある。
【0038】少量の官能単量体も本発明の重合品を製造
するために使用される重合体ラテックスに混合すること
ができる。そのような単量体としてはイタコン酸、アク
リル酸、スチレンスルホン酸ナトリウム等の酸官能性を
有するもの、ジアクリル酸アルキレン、ジビニルベンゼ
ン等の架橋用単量体、アクリル酸クロルエチル、メチロ
ールメタクリルアミド等の化学的後硬化剤、メタクリル
酸アリル、マレイン酸ジアリル等のグラフト結合用単量
体を含みうる。
【0039】本発明の重合品を製造するための方法は、
段階重合体を製造する場合に特に有用である。段階重合
体という用語は、例えば、ポリアクリル酸ブチル、ポリ
ブタジエン、ポリメタクリル酸メチル等又は種々の共重
合体から成る芯を有する重合体を意味する。第二層は前
記と同様又は違う重合体から構成することができ、一層
又はそれ以上のそれに続く層を有しても良い。各層の一
層又はそれ以上の層のいずれもが架橋化剤もしくはグラ
フト化剤又はその両方を有しても良い。
【0040】前記の段階重合体は重合体ラテックスを製
造し、次いで先に製造した重合体ラテックスの存在下に
第二の単量体又は単量体混合物を乳化重合することによ
って一般に製造できる。第二の単量体又は単量体混合物
は先に製造されたラテックスの重合体粒子上に層を重合
、形成する。この方法は、同一又は異なる重合体組成の
望ましい層数が得られるまで、多くの回数繰返すことが
できる。
【0041】重合体ラテックスを製造する場合通常存在
するどんな添加剤も多くの層のいずれか又は全てに存在
させることができる。分子量においてだけ互いに違って
おり、組成的には同一であるいくつかの層さえ製造する
ことができる。これはアルキルメルカプタンを使用して
製造されていない先に製造された層の単量体と同一であ
る単量体を重合する時にアルキルメルカプタンを添加す
ることによってなされる。
【0042】本発明の重合品を製造するための方法の特
に好ましい実施態様においては、重合体ラテックスのよ
うな液体保有又は液体含有重合体材料を流路に沿って進
めるための手段を有する装置を使用する米国特許第3,
751,527号に記載されるとおりに実施することが
できる。流路中に液体含有材料を供給するための手段も
設けられており、所望により、流路及びその内容物を加
熱するための手段も設けられる。さらに、凝析剤を流路
又は流路のその入口付近で供給するように材料に凝析剤
を導入するための手段が設けられる。脱水手段及び液体
放出手段が流路に沿って設けられる。脱揮手段及び凝析
した重合体系が前記入口及び放出手段を包含する流路の
帯域を通って進む時に凝析した重合体系に加えられる圧
力を制御するための手段も設けられる。
【0043】従って、米国特許第3,751,527号
に記載されたように本発明の重合品を製造する方法を実
施する際に、液体含有重合体ラテックスを押出機に導入
し、凝析剤溶液をラテックスの入口又はその付近の位置
で押出機中のラテックスに添加する。その後、使用され
るラテックスに依存する凝析した重合体を溶融するに十
分な熱を与える。ラテックスは、流路を通って脱水化帯
域、脱揮化帯域次いでラテックスが押出される出口に進
められる間に凝析剤溶液によって凝析される。ラテック
スが流路を通って進む時に凝析される重合体系に加えら
れる圧力を凝析されたラテックスから液体を絞り出すた
めに保持する。その液体は重合体ラテックスを製造する
時に添加された重合開始剤、乳化剤及び他の剤からの残
留物を含む。
【0044】特に好ましい実施態様において、押出機は
少なくとも一対のスクリューを備えている。押出機中に
あるスクリュー対の数は経済的及び実際的操作を考慮す
ることによって単に定められている。
【0045】本発明の重合品を製造するための方法のな
おさらに好ましい実施態様において、押出機中にある各
スクリュー対のそれぞれのスクリュー部材は対のスクリ
ューの他方のスクリュー部材の回転方向と逆の方向に回
転する。このようにして、混合及び凝析されたラテック
スの水分及び水溶性物質の排除を行なうことが高められ
る。
【0046】ポリメタクリル酸メチルラテックスが押出
機中で凝析されると、明澄透明な固形重合品が水曇り価
、黄色度指数及び光透過百分率である各特性の類をみな
い組合せを示すということは特に驚くべきことであった
。そのような特性の類をみない組合せはメタクリル酸メ
チルと、例えば、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル
、スチレン、アルファーメチルスチレン、アクリロニト
リル等との共重合体でも得られる。
【0047】重合体ラテックスがメタクリル酸メチルの
共重合体である場合、メタクリル酸メチルは充填される
各単量体の重量に基づいて少なくとも約50%の量で存
在するのが好ましい。
【0048】本発明の重合品を製造するための方法が前
記した押出機を用いて実施される場合に、特性の類をみ
ない組合せがポリメタクリル酸メチル又はその共重合体
で得られるが、製造に際して他の種類の押出機も使用可
能であるが、米国特許第3,751,527号に記載さ
れたものと同様な押出機中で実施される場合、他の重合
体類又は共重合体類もそれらの特性の改変された組合せ
を享受する。
【0049】前記の製造方法は好ましいけれども、本発
明の重合品を得るための方法は回分法もしくは連続法で
、又は前記の押出機以外の押出機を利用することもでき
る。
【0050】
【実施例】下記に記載する実施例において、黄色度指数
をASTM  D1925に記載された試験法に従って
測定した。初期曇り価及び水曇り価をASTM  D1
003に記載された試験法に従って測定した。光透過百
分率をASTM試験法D1746によって測定した。
【0051】実施例に使用する種々の重合体ラテックス
を当業者に知られた標準の手段によって製造する。
【0052】下記の実施例において、他に明示しない限
り、全ての部及びパーセントは、使用される凝析剤の量
がラテックス中に存在する重合体固形分に基づいている
以外は、存在する単量体の量に基づいた重量部及び重量
パーセントである。
【0053】本発明の特徴及び本発明の重合品を製造す
る方法をさらに十分に説明するために、次に実施例を挙
げる。 実施例1 96部のメタクリル酸メチルと4部のアクリル酸エチル
の共重合体を含有するラテックス乳濁液を0.35部の
ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム、0.06部の過
硫酸カリウム、0.48部のtert−ドデシルメルカ
プタン及び100部の水を使用して予め製造した。得ら
れた重合体ラテックスは50重量%の固形分を含んでい
た。 反応は85℃で120分間窒素下で行なった。
【0054】前記のように製造したラテックスの40部
を凝析化帯域、脱水化帯域及び脱揮化帯域を有する押出
機の凝析化帯域に導入した。凝析化帯域の温度は50〜
170℃であった。高圧蒸気を重合体ラテックスに注入
することによって凝析化帯域を加熱した。剪断及びスク
リューバレル壁への外熱の供給の組合せによって脱水化
帯域及び脱揮化帯域を加熱した。押出機はその中心に、
かつ凝析化帯域、脱水化帯域及び脱揮化帯域を通して互
いに接して配置された逆に回転する二本の直径0.8イ
ンチ(約2.0cm)のスクリューを有していた。2%
次亜リン酸カルシウム水溶液(凝析剤塩/重合体固形分
基準で0.1重量部)及び14部の蒸気を凝析化帯域に
注入した。凝析がただちに始まり、揮発分及び水を含む
凝析した重合体ならびに種々の水溶液を180〜200
℃である脱水化帯域に通した。脱水化帯域における背圧
は150psiであった。次いで、凝析したラテックス
から絞り出された水を脱水化帯域の出口を通して追い出
した。次いで重合体を270℃の温度になっている脱揮
化帯域に通した。脱揮化帯域において、揮発分を出口を
通して追い出した。次いで、重合体を通路に沿って出口
に進め、ストランドとして押出し、冷却し、ペレットに
切断した。
【0055】得られた重合体ペレットを60℃で12時
間乾燥し、次いで幅2インチ(約5.1cm)長さ3イ
ンチ(約7.6cm)厚さ1/8インチ(約1.2mm
)の明澄透明なプラックに射出成形した。次いで、黄色
度指数、初期曇り価、光透過百分率及び水曇り価(70
℃で24時間)をプラックで測定した。その結果は次の
通りである。
【0056】 黄色度指数                    
        +2.7初期曇り価(%)     
                   3.1水曇り
価(70℃で24時間)(%)      3.3試料
を通過する光の透過百分率          89.
8%比較例1 リン酸水素二カリウムを使用する以外は実施例1の手順
を繰返した。
【0057】結果は次の通りである。
【0058】
【表1】 前記比較例及び実施例1は本発明の重合品がすぐれた物
性を有するものであることを示している。 実施例2 一連の重合体ラテックスを実施例1のように製造した。 別の乳化剤を使用してそれぞれの製造を行なった。使用
した乳化剤の量は0.35%であった。使用した乳化剤
は次の通りである。
【0059】
【表2】 3リットルの重合体ラテックスを85℃の水5リットル
及び実施例1の凝析剤0.33部が入っている10リッ
トルのステンレススチール製ビーカーに加えた。ビーカ
ーに空気駆動攪拌機を装備した。次いで、前記混合液を
10分間攪拌し、濾過した。湿ったケーキの一部を85
℃のイオン交換水で三回洗浄し、次いで60℃で真空下
に乾燥した。湿ったケーキの残りの部分を水洗しないで
、別に処理したが、それは報告していない。次いで洗浄
した試料を実施例1に記載したようにプラックに成形し
、黄色度指数、初期曇り価、水曇り価(70℃で24時
間)及び光透過百分率を測定した。結果を表III に
示す。
【0060】
【表3】 実施例3 実施例1と同様に製造した、50%の固形分を含有する
重合体ラテックス110部を51%の固形分を含有する
下記に示す多段階重合体ラテックス82.4部及び下記
に示す段階重合体の別のラテックス6.4部と混合した
。 多段階重合体ラテックス 第一層を、0.135部のドデシルベンゼンスルホン酸
カリウム及び0.021部の過硫酸カリウムの存在下に
33.5部のメタクリル酸メチル、1.4部のアクリル
酸エチル、0.07部のメタクリル酸アリル及び85.
3部の水から製造し、第二層を、0.044部の過硫酸
カリウム及び0.176部のドデシルベンゼンスルホン
酸カリウムの存在下に36.3部のアクリル酸ブチル、
7.9部のスチレン、0.9部のメタクリル酸アリル及
び6.4部の水から製造し、第三層を、0.0120部
の過硫酸カリウムの存在下に19.2部のメタクリル酸
メチル、0.8部のアクリル酸エチル及び6.3部の水
から製造した。
【0061】各層を、先に重合された層の存在下に、実
施例1のように重合した。 段階重合体ラテックス 第一層を、0.40部のラウリル硫酸ナトリウム、0.
012部の過硫酸カリウム及び0.01部の次亜硫酸ナ
トリウムの存在下の10.0部のアクリル酸エチル、1
5.0部のメタクリル酸メチル及び112.8部の水か
ら製造し、第二層を、75.0部のメタクリル酸メチル
及び0.010部の次亜硫酸ナトリウムから製造した。
【0062】各層を実施例1のように製造し、かつ第二
層を第一層の存在下に重合する。
【0063】各ラテックスを互いにブレンドし、次いで
そのブレンドを四つの部分に分割し、各部分を実施例1
の方法に従ってそれぞれ異なる凝析剤で凝析した。得ら
れた各重合体を実施例1のようにプラックに成形し、各
プラックの特性を測定した。使用した凝析剤及び測定結
果は次の通りである。
【0064】
【表4】 実施例4 74部のメタクリル酸メチル、24部のアルファーメチ
ルスチレン、2部のアクリル酸エチル、150部の水、
0.3部のn−ドデシルメルカプタン、0.39部のド
デシルベンゼンスルホン酸ナトリウム及び0.13部の
過硫酸ナトリウムから、実施例1のように重合体ラテッ
クス250部を製造し、実施例1の凝析剤を用いて実施
例1の手順に従って凝析した。次いで、得られた重合体
を実施例1のようにプラックに成形した。次いで黄色度
指数、初期曇り価及び水曇り価を測定し、同様に光透過
百分率を測定した。結果は次の通りである。
【0065】
【表5】 実施例5 ブレンドしたラテックスを六つの部分の分割すること以
外は、実施例3の手順を繰返した。各部分をそれぞれ異
なる凝析剤塩で凝析し、実施例1のようにプラックに成
形した。結果は次の通りである。
【0066】
【表6】 本発明の重合品を得るための方法をある好ましい実施態
様に関して記載し、具体的な実施例によって説明してき
たが、本発明の重合品は前記特許請求の範囲に記載した
もの以外は限定されるものと解釈すべきではない。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ポリメタクリル酸メチル又はその共重
    合体からなり、約15%までの水曇り価、約+4までの
    黄色度指数及び少なくとも約88%の光透過百分率を有
    する明澄透明な固形重合品。
JP3175872A 1985-01-10 1991-06-21 明澄透明な固形重合品 Pending JPH04356508A (ja)

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