JPH04352632A - インモールドラベル貼付装置 - Google Patents

インモールドラベル貼付装置

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JPH04352632A
JPH04352632A JP3325882A JP32588291A JPH04352632A JP H04352632 A JPH04352632 A JP H04352632A JP 3325882 A JP3325882 A JP 3325882A JP 32588291 A JP32588291 A JP 32588291A JP H04352632 A JPH04352632 A JP H04352632A
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label
mold
transport
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head
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ジェフレイ　ディー．ゴードン
Jean F Rubie
ジーン　エフ．ルビー
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    • B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/24—Lining or labelling
    • B29C49/2408—In-mould lining or labelling
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/24—Lining or labelling
    • B29C2049/2443—Means for feeding the lining or label into the mould, preform or parison, e.g. grippers
    • B29C2049/2454—Means for feeding the lining or label into the mould, preform or parison, e.g. grippers for placing labels at the same time in two opposite mould cavities
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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    • Y10T156/1744—Means bringing discrete articles into assembled relationship
    • Y10T156/1776—Means separating articles from bulk source
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Labeling Devices (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はラベルマガジンから供給
されるラベルをして、ラベルの貼付されたブローモール
ド成形びんの製造中、モールドセクションへと送給する
ための装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】通常ラベルをブローモールド成形機のモ
ールドセクションに供給するのには同ラベルと係合し、
これを移動させる搬送ヘッドを備えたインモールドラベ
ル貼付装置が用いられる。前記搬送ヘッドは駆動機構に
接続されており、同機構はラベルピックアップ位置とラ
ベル搬送位置の間で前記ヘッドを往復的にサイクル移動
させる。前記ヘッドはラベルと係合し、これを保持する
ために真空カップを担持している。前記ヘッドはそれが
ラベルピックアップ位置にある時ラベルマガジン内に保
持されたラベルに対抗して動かされ、同ラベルと真空接
続状態を形成する。前記ヘッドをマガジンから離すよう
に動かすことによりラベルはマガジンから引き離される
。前記ラベルは後工程としてモールドセクション内のキ
ャビティに配置されるべくヘッドとともに搬送される。
【０００３】現行の回転ブローモールド成形機は高生産
速度で作動することが出来る。これらの機械を最大の速
度で作動するためには、前記インモールドラベル貼付装
置は必然的に大きな信頼性と短かいサイクルタイムで迅
速に作動する必要性がある。
【０００４】通常のインモールドラベル貼付装置のサイ
クル中においては、搬送ヘッド上の真空カップをマガジ
ン内の先導ラベルと噛合うように、かつ又ラベルとの真
空接続作用を十分に発揮させ同ラベルが、ヘッドをマガ
ジンから引き出す際、ヘッド上定位置に保持されるとと
もに、マガジン内の把持フィンガを通ってはぎ取られる
ことを保証することが必要である。カップ内の圧力が十
分に減少してラベルとの強固な所望の真空接続作用が得
られることを保証するために、前記ヘッドは前記カップ
とともに比較的長い時間間隔だけラベル上に停留する。 この停留時間が必要なのはヘッドがラベルと物理的に係
合した際、カップ内に閉込められる空気を真空マニホー
ルドを経てカップから真空源に引き出し、カップ内の圧
力を減じ、所望の強固な接続作用を得たいからである。
【０００５】真空源の真空度を減じ、同真空源を吸引カ
ップ近くに配置することにより真空接続が形成される停
留間隔を減少させることが通常行なわれる。しかしなが
ら、もしも前記時間間隔があまりに小さくされたり、真
空度があまりに弱い場合にはラベルをマガジンから信頼
性良く除去することは出来ない。
【０００６】単一のラベルは極めて強い真空度を用いた
のでは引き出すことが出来ない。その理由はもしも真空
度が高過ぎる場合には空気が先導ラベルの厚味中から引
き出され、カップは２枚又はそれ以上のラベルを定置し
てしまい、ラベルマガジンから移動する時には保持され
たラベル全てを引き出すことになるからである。一度に
一枚以上のラベルを引き出すと少なくとも一個の不合格
びんが生産され、ブローモールド成形ライン全体がとま
るという結果につながる可能性がある。
【０００７】インモールドラベル貼付装置によってピッ
クアップされるべきラベルを供給するのに用いられるバ
スケットはラベルピックアップ位置から離れるよう展開
する。ラベルがバスケットの前部から無くなると、オペ
レータはバスケットを再充填してインモールドラベル貼
付が続行されるようにしなければならない。前記バスケ
ットはインモールドラベル貼付装置及びブローモールド
成形機の他の部品に近接して配置されている。このよう
に近接させることによりバスケットの荷入れが困難にな
る。
【０００８】ラベルのピックアップヘッドへの供給時に
おける同ラベルの回転位置を調節するべくバスケットの
限定された回転運動を許容する接続部材を用いて、前記
ラベルバスケットはインモールドラベル貼付装置系のフ
レーム上に装着される。バスケットをこのように回転調
節することにより、ラベルがバスケットからピックアッ
プされ、モールドセクション内に配置された時に同ラベ
ルの角度位置の限定的調節が可能となる。ブローモール
ド成形作業の条件によっては、ラベルはモールドキャビ
ティ内に配置され、同キャビティがラベル搬送ヘッドに
対して角度的に配向する場合がある。マガジンの前記限
定された回転方向調節能力ではラベルを比較的大きな角
度だけ回転させ、これらの配向されたモールドキャビテ
ィ内に適正に配置するのに不十分である。ラベルを角度
的に配向されたモールドセクション内に適正に配向させ
ることを保証するのに十分な回転位置にマガジンを装着
することはブローモールド成形ラインの連続操業を保証
するべくバスケツトをラベルで再充填させることを困難
にする。
【０００９】
【発明の要約】本発明はラベルを回転ブローモールド成
形機迄移動させ、同ラベルをモールドセクションのキャ
ビティ内に配置するためのインモールドラベル貼付装置
と、ラベルマガジンからラベルを引き出し、同ラベルが
前記インモールドラベル貼付装置の搬送ヘッドによって
ピックアップされるよう同ラベルを供給するための回転
ラベル搬送装置とを含んだ改良されたインモールドラベ
ル貼付装置である。前記インモールドラベル貼付装置は
その各側上にラベル搬送ヘッド対を含んでいる。前記イ
ンモールドラベル貼付装置の各側上には別個の回転ラベ
ル搬送装置が設けられて、ラベルを近接するＩＭＬ（イ
ンモールドラベル貼付装置）ラベル搬送ヘッドに提供し
ている。各回転搬送装置は一対の回転搬送ホィールと一
対のラベルマガジン（各ホィールについて一つのマガジ
ン）を設けている。前記ホィールは搬送ユニットを担持
しており、これらは前記マガジンと反対側位置へと移動
され、マガジン内のラベルと噛合うよう伸ばされ、引込
まされ、ピックアップ位置へと動かされ、そこでラベル
はインモールドラベル貼付装置の搬送ヘッドへと搬送さ
れる。前記ピックアップ位置への移動中において、前記
ラベルは回転させることにより、自らがモールドセクシ
ョンに定置されるべくインモールドラベル貼付装置によ
ってピックアップされる時に適正な角度配向を保証する
ことが可能である。
【００１０】前記回転搬送ホィールが作動すると、ラベ
ルは前記マガジンからピックアップされ、ラベルは比較
的長い時間間隔の間前記インモールドラベル貼付装置に
ピックアップされるよう動かされ、その間同貼付装置の
搬送ヘッドはラベルをモールドセクションへと移動し、
ラベルをモールドキャビティ内に定置し、次のラベルを
ピックアップしに戻る。この長いサイクル機関は搬送ホ
ィールヘッド上の真空カップとラベルマガジン内の先導
ラベル間に信頼性のある真空接続を提供している。一度
に一枚のラベルをマガジンから引き出す接続作用を保証
するために十分に高い真空度が用いられている。ラベル
を搬送ホィール上に保持している吸引カップ内の圧力は
ラベルが移動されてインモールドラベル貼付装置によっ
てピックアップされる以前に減少されるが、これはホィ
ールの吸引カップによって保持されたラベルのインモー
ルドラベル貼付装置トランスファヘッド吸引カップへの
搬送を容易ならしめるためのものである。
【００１１】マガジンからの信頼性に富んだラベルピッ
クアップ作用はユニット内のラベル搬送ヘッドを直接マ
ガジンに向けて移動させ、吸引カップが先導ラベルとの
噛合い中に、かつ又捕捉された個々のラベルがマガジン
から引き出される間にマガジンに対して横方向に移動し
ないようにすることで容易化される。
【００１２】回転ラベル搬送装置は一対の回転ホィール
を含んでおり、これはラベルをマガジンからピックアッ
プし、ＩＭＬ搬送ヘッドによってピックアップされる位
置へと移動させる。ラベルマガジンをインモールドラベ
ル貼付システム内の自由空間内に配置することは、１２
０°の角度で隔置されたラベル搬送ユニットを備えた第
一の大径回転ホィールと、９０°の角度で隔置されたラ
ベル搬送ユニットとを用いることにより容易化される。 両方のホィールはステップ状に回転され、前記第一のホ
ィールは各ステップにおいて１２０°だけ回転され、第
二のホィールは各ステップにおいて９０°だけ回転され
る。各ホィールはラベルをインモールドラベル貼付装置
に同時に供給する一方、前記２つのラベルマガジンが異
なる角度をなしてインモールドラベル貼付システム内の
所望の位置内に配向されることを許容する。
【００１３】
【実施例】インモールドラベル貼付システム１０はイン
モールドラベル貼付装置１２と、同装置の下側端部の両
側に位置する一対の回転ラベル搬送装置１２と、慣用の
回転ブローモールド成形装置（例示せず）とを有してい
る。このモールド成形装置は複数個のモールドセクショ
ン１８を含んでおり、これらのセクションは開口したイ
ンモールドラベル貼付装置の上側端部を通る円内を連続
的に回転している。各モールドセクションは一対のモー
ルド凹所を含んでおり、該凹所はモールドが閉じられた
時に回転ブローモールド成形装置によって製造されるび
ん又は容器を形成するためのモールドキャビティを形成
している。前記インモールドラベル貼付システム１０は
、開口したモールドセクション１８がインモールドラベ
ル貼付装置１２の上側端部を通って回転させられるに従
い、ラベルを凹所２０内に正確に貼付する。装置１２は
ジョンストン（Ｊｏｈｎｓｔｏｎ）氏及びクライネディ
ンスト（Ｋｌｉｎｅｄｉｎｓｔ）氏の米国特許第４，８
４０，３６６号（その内容は本明細書の引例文献とする
）に開示されたインモールドラベル貼付装置と等しいも
のとすることが出来る。
【００１４】図１に示すように、インモールドラベル貼
付装置１２はその両側に設けた２つのラベル搬送ヘッド
１１０及び１１２を含んでいる。前記ヘッドは、前記セ
クションが回転ブローモールド成形装置のまわりを図２
の矢印２４の方向に回転するにつれて、２つの搬送装置
１４，１６の近傍の下側ラベルピックアップ位置と、開
口モールドセクション１８のキャビティ２０の間の上昇
位置との間を移動させられる。回転ラベル搬送装置１４
，１６の各々はラベルバスケットから一対のラベルを取
外し、これらをラベル搬送ヘッド１１０，１１２がピッ
クアップ出来るよう、かつ又装置１２がキャビティ２０
内に配置出来るよう配置する。装置１２の作動は米国特
許第４，８４０，３６６号により詳細に説明されている
。
【００１５】回転ラベル搬送装置１４，１６は互いが他
の鏡像になっているということを除いては等しく作られ
ている。また前記２つの搬送装置は等しく作動する。従
って、装置１４及びその作動についてのみ詳細に説明を
行なう。その説明は装置１６についても等しくあてはま
るものと理解されたい。
【００１６】回転ラベル搬送装置１４は一対の回転搬送
ホィール２２，２４を含んでおり、それらの各々は垂直
軸線上に回転装着されている。ホィール２２は回転プレ
ート２６を含んでおり、同プレートは図３及び図５に示
された３つの円周方向に隔置されたラベル搬送ユニット
３０を担持している。より小さな径のホィール２４は４
つの９０°間隔で配置された（ユニット３０と等しい）
ラベル搬送ユニット３２を担持した回転プレート２８を
含んでいる（図３参照）。
【００１７】装置１４が作動中において、ホィール２２
は繰返し、１２０°の角度だけ割出されると次に停留し
、搬送ユニット３０の各々がラベルマガジン４０と相対
するラベルピックアップ位置３８に停留した後、インモ
ールドラベル貼付装置１２の近接側と対面するラベル搬
送位置４２へと割出される。位置３８及び４２は図３に
示すように１２０°だけ隔置されている。
【００１８】ホィール２４が９０°の割出し、停留の繰
返しを行うことにより各々の搬送ユニット３２はラベル
マガジン４６と反対側のラベルピックアップ位置４４に
停留し、次にインモールドラベル貼付装置１２の近接側
と対面し、ラベル搬送位置４２の下方かつ、一方の側に
位置するラベル搬送位置４８へと割出される。
【００１９】ホィール２６，２８は回転ブローモールド
成形装置の駆動機構と同期した共通の駆動装置によって
駆動されており、ラベルはマガジン４０，４６から同時
にピックアップされ、同時にラベル搬送位置４２，４８
へと移動される。
【００２０】回転プレート２６上方に位置した固定プレ
ート５０は固定された空気シリンダ５２を支持しており
、該シリンダはピストンロッド５４並びに該ロッドの端
部上に装着された前進後退ブロック５６を備えている。 前記ブロックは搬送ユニット３０の移動路に向けて下向
きに面しており、ユニットと対面する割溝５８を含んで
いる。割溝５８には図６に示すように曲線状壁が設けら
れており、ユニット３０上に担持された従動子と密な滑
動はめ合いをなすことが可能にされている。ブロック５
６はラベルマガジン４０と対面し、シリンダ５２が伸縮
した際ブロックを同マガジンに向けて近付ける及び遠去
けるの運動を行なっている。
【００２１】図７は回転プレート２６によって担持され
たラベル搬送ユニット３０の一つを例示している。ユニ
ット３０は半径方向に延びるシャフト６２がブロック内
に支承された状態でプレート２６の下側表面にボルト結
合された装着ブロック６０を含んでおり、シャフト６２
はブロックに対して回転運動を行い、半径方向の伸縮を
行うことが可能とされている。前記シャフトの外側端部
上にはラベル搬送ヘッド６４が装着されており、同ヘッ
ドはその外側面内の中央凹所６８内に装着された吸引カ
ップ６６を担持している。ここで同カップの円周方向リ
ップ７０は搬送ヘッドの外側面７２をわずかな距離だけ
越えて外向きに突出している。ヘッド６４はその中の弧
状段付溝７８中を延びる一対のボルト７６によってシャ
フト６２の端部上においてブロック７４上に装着されて
いる。ボルト７６をゆるめると細長いヘッド６４のシャ
フト６２に対する限定された角度方向調節が可能となる
。この調節作業により前記ヘッドをラベルマガジンに対
して調節し、ラベルを適切にピックアップすることが容
易になる。真空開口８０がカップ６６の内部へとあいて
おり、真空マニホールドに接続されることによりヘッド
６４はラベルをマガジン４０から取上げ、これらをして
モールドラベル貼付装置１２内のラベル搬送ヘッドへと
移動する定位置へと確保せしめている。ブロック７４上
に装着された回転従動子８２はユニット３０がマガジン
４０に近接した時にブロック５６と噛合うよう上向きに
延びている。
【００２２】ブロック６０内のブッシング内には一対の
整合ピン８４が支承されている。プレート８６はピン８
４の内側端部に取付けられており、ばね８８はブロック
６０とプレート８６の間に設けられている。シャフト６
２の半径方向内側端部はプレート８６を経て、ピン８４
の内側エキステンション上に支持された回転シリンダ９
０内へと延びている。シリンダ９０が起動するとラベル
搬送ヘッド６４がブロック６０に対して回転する。この
回転角度は調節可能である。ばね８８はシャフト６２及
びヘッド６４をして、ユニット３０がマガジン４０近傍
のラベルピックアップ位置３８から離れている時に、半
径方向内向き又は後退位置に保持せしめている。
【００２３】ユニット３２はプレート２８の底部並びに
ユニット３０と同様プレート２６上にボルト結合されて
いる。ユニット３０においては円筒状の従動子８２がブ
ロック７４からプレート２６の上方に延びている。ユニ
ット３２においては円筒状従動子８２がブロック７４か
ら下向きに延びている。ユニット３２を説明するにあた
っては、ユニット３０の要素を説明するのに用いた参照
番号を用いてユニット３２の対応する要素を説明する。
【００２４】固定プレート９４がプレート２８の下方に
位置しており、空気シリンダ９６を支持している。シリ
ンダ９６はピストンロッド９８をブロック５６と同様伸
縮ブロック１００に接続せしめている。ブロック５６内
に割溝５８が設けられていたのと同様に割溝１０２がブ
ロック１００の上側面に形成されている。要素９６，９
８，１００は要素５２，５４，５６と等しいものにする
ことが出来る。シリンダ９６はマガジン４６と反対側上
においてプレート９４上に配置されており、シリンダが
伸縮することによりブロック１００はマガジンに近付い
たり離れたりする。
【００２５】インモールドラベル貼付装置１２は図１に
示したように装置の両側において上側ラベル搬送ヘッド
１１０並びに下側ラベル搬送ヘッド１１２を含んでいる
。ヘッド１１０，１１２は互い違いに配列されており、
インモールドラベル貼付装置が後退すると、ヘッド１１
０がユニット３０のラベル搬送位置４２と反対側に位置
し、ヘッド１１２はユニット３２のラベル搬送位置４８
と反対側に位置する。ヘッド１１０，１１２は等しく、
各々は図７に示したように一対の隔置された真空カップ
１１４を含んでいる。
【００２６】回転プレート２６が垂直支持シャフト１０
４上に装着されており、回転プレート２８は垂直支持シ
ャフト１０６上に装着されている。（図示せぬ）駆動機
構がブローモールド成形装置内のモールドセクションの
回転並びにインモールドラベル貼付装置１２の作動と同
期させてシャフト１０４，１０６を回転させるので、マ
ガジン４０，４６からのラベルはラベル搬送ユニットに
よってピックアップされ、同ラベル搬送ユニットによっ
てラベル搬送位置へと運ばれ、ここでモールドラベル貼
付装置１２によってピックアップされ、モールドセクシ
ョンへと移動される。前記ラベルはピックアップ位置３
８，４４から搬送位置４２，４８への移動中調節可能角
度だけ回転してやることが出来る。
【００２７】インモールドラベル貼付システム１０の作
動を次に説明する。回転ブローモールド成形装置はブロ
ーモールドでラベル貼付されたびんの製造中円形路のま
わりでモールドセクション１８の対を連続的に回転させ
る。開口したモールド半割部材がインモールドラベル貼
付装置１２の上側端部を通過するにつれて、ラベル搬送
ヘッド１１０，１１２はラベルをモールド半割部材間に
運び、同ラベルをしてモールドキャビティ内の適正な位
置内に配置するよう展開される。図２に例示したように
、前記キャビティはそれらがインモールドラベル貼付装
置を通過する際垂直線に対して鋭角をなすよう配向され
る。従って、ラベル搬送ヘッド１１０，１１２はラベル
のキャビティ内への配置を容易にするため垂直線に対し
て対応する鋭角をつけられる。
【００２８】インモールドラベル貼付（ＩＭＬ）装置１
２の比較的長いサイクル中において、２つの回転ラベル
搬送装置１４，１６は起動後ラベルを４つのラベルマガ
ジン４０，４６からピックアップし、４つのラベルをし
てヘッド１１０，１１２によりピックアップさせるべく
ラベル搬送位置４２，４８へと提供する。プレート２６
，２８を回転させてユニット３０，３２をラベル搬送位
置４２，４８へと位置決めすると、近接する上流側のユ
ニット３０，３２も又図３に例示される如くラベルマガ
ジン４０，４６と相対したピックアップ位置３８，４４
へと配置される。ユニット３０，３２がマガジンと相対
する位置へと移動すると、これらのユニット上の円筒状
従動子８２が後退したブロック５６，１００の割溝５８
内へと移動させられる。シャフト１０４，１０６に対す
る回転駆動機構が前記プレートの回転運動の後休止し、
ユニットは図３に示すような位置を占める。
【００２９】吸引カップ６６内の真空ポート８０は連続
的に（図示せぬ）真空マニホールドを経て低真空源へと
接続されている。前記吸引カップは又（例示せぬ）弁を
経て高真空源へと個別に接続されている。前記弁はそれ
ぞれのプレート２６，２８上に装着されており、プレー
ト５０，９４上に支持された固定カムプレートによって
係合可能なトリガを備えている。カムプレート１１８は
図５内に示されている。それぞれのプレート２６，２８
が回転されて、ラベルピックアップヘッド６４がそれぞ
れのピックアップ位置３８，４４へと動かされると、前
記トリガは前記プレートと噛合って高真空を吸引カップ
６６へと適用する。前記高真空は前記カップがそれぞれ
のマガジン内のラベルと係合するよう延びるのに先立っ
て同カップへと適用される。
【００３０】ユニット３０，３２がラベルピックアップ
位置３８，４４へと回転された時に、ローラ８２がブロ
ック５６内の溝５８内に移動させられ、前記ユニットは
図３の位置に停留させられる。停留の後シリンダ５２，
９６が延び、ピックアップ位置にあるラベル搬送ヘッド
６４が半径方向外向きに、かつ又それぞれのマガジン４
０，４６に直接向けて移動させられ、吸引カップ６６は
マガジン内に保持された先導ラベルと噛合う。カップ６
６に供給された高真空は他のラベルをピックアップする
こと無く先導ラベルをカップに結合させる真空接続部材
を形成する。前記シリンダは十分な時間間隔だけ延びて
いるので、カップ６６内の圧力は真空源の低圧力へと減
少し、その結果先導ラベルとカップの間には強くて信頼
性のある真空接続作用が得られる。強固な真空接続が形
成されると、シリンダ５２，９６が後退して搬送ヘッド
３８が半径方向内向きに移動され、先導ラベルがマガジ
ンから取除かれる。所望とあらば、駆動装置回転シャフ
ト１０４，１０６を作動させて、プレート、ユニットお
よびラベルをして先導ラベルがマガジンからなくなると
すぐに、かつ又シリンダ５２，９６が完全に後退する以
前にラベルピックアップ位置３０，４４から離すように
することが出来る。ヘッド６４が半径方向外向きに移動
されるに従い、シリンダ５２，５６が延びることによっ
てばね８８が圧縮される。シリンダが後退乃至収縮する
につれてばねはヘッド６４を図３に示すように後退位置
に保持する。
【００３１】回転駆動装置が起動されると、両方のラベ
ル搬送ヘッドがピックアップ位置３８，４４からラベル
搬送位置４２，４８へと割出される。この間、前記回転
シリンダ９０を作動させて、細長いラベル搬送ヘッド６
４及びカップ６６上においてヘッドにより担持されたラ
ベルを適当な角度だけ回転させ、以ってラベルがヘッド
１１０，１１２によってピックアップされ、その後モー
ルド凹所内に配置されるよう適正に回転させることが可
能である。
【００３２】シャフト１０４，１０６を回転し続けると
、ラベルを運んでいる搬送ヘッド６４はラベル搬送位置
４２，４８へと移動され、ＩＭＬ搬送ヘッド１１０，１
１２によってピックアップされる。図７はラベル１１８
を搬送ユニット３０の搬送ヘッド６４からインモールド
ラベル貼付装置１２の上側搬送ヘッド１１０へと搬送す
る様子を示している。ヘッド６４は鋭角をなすよう回転
されており、全体的にヘッド１１０と平行をなすよう位
置決めされている。ヘッド１１０はヘッド６４の中央吸
引カップ６６の両側に位置する隔置吸引カップ１１４を
担持している。ＩＭＬ１２によって搬送ヘッド１１０が
延びるとカップ１１４はカップ６６と反対側ラベル１１
８の側面と係合する。例示したように、カップ６６のリ
ップ７０はヘッド６４の面７２上方にわずかな距離だけ
しか突出しておらず、カップ１１４がラベルと噛合った
後ヘッド１１０がわずかに更に外向きに移動すると、ラ
ベルはそれを支えている面７２と押圧噛合いし、カップ
１１４に接続された高真空源がラベルと高真空接続を形
成する。
【００３３】ヘッド６４がラベル搬送位置４２，４８へ
と移動する間に、高真空マニホールド内の真空スイッチ
がカムプレートから遠去かり、ラベルをヘッド６４上に
保持しているカップ６６内の真空が減少する。減少した
真空度は依然ラベルがラベル搬送位置へと移動する間同
ラベルを定位置に維持するのに十分な程度である。しか
しながら、低真空のラベル及びカップ６６への接続作用
はＩＭＬ搬送ヘッド１１０のカップ１１４上におけるラ
ベル間における２つの高真空圧接続作用よりも弱い。従
ってヘッド１１０がＩＭＬ１２によって後退すると、ラ
ベル１１８はカップ６６からはぎ取られ、同ラベルは自
由にヘッド１１０とともに運動することが出来る。４つ
のＩＭＬラベル搬送ヘッド１１０，１１２の後退に引続
いて、ＩＭＬ１２はモールド半割部材の間でヘッドを上
昇させ、ラベルをして米国特許第４，８４０，３６６号
に記載したようにモールドキャビティ２０内に定置せし
める。
【００３４】ラベル１１８が位置４２，４８において搬
送ヘッド６４からはぎ取られるのと同時に、シリンダ５
２，９６が延ばされ、位置３８，４４にある搬送ヘッド
が半径方向外向きに移動されて、マガジン内にある先導
ラベルと噛合い、前記シリンダの収縮とともに先導ラベ
ルがマガジンから取上げられる。ラベル１１８が前記搬
送位置においてヘッドからはぎ取られるやいなや、シャ
フト１０４，１０６の回転駆動装置が起動されて、ユニ
ット３０，３２がピックアップ位置から搬送位置へと回
転させられる。ヘッド６４及び真空で支持されたラベル
が搬送位置４２，４８に移動すると、次の上流側ヘッド
６２がピックアップ位置へと移動してホィールが停留し
ている期間中ラベルをピックアップし、同ラベルがＩＭ
Ｌヘッド１１０，１１２に搬送される。前述したように
、ホィールの回転中シリンダ９０が起動し、搬送ヘッド
を適当な角度配向へと移動させるので、ラベルは角度の
付いたモールドキャビティ内に適切に配置される。ユニ
ット３０，３２がピックアップ位置へと戻る運動中シリ
ンダ９０は初期の位置へと戻され、ラベル搬送ヘッドは
もとの位置へと回転されて戻され、次にピックアップ位
置に戻ってきた時にピックアップ作動を行なう。ヘッド
を初期位置に戻すことにより、円筒状従動子８２はユニ
ットがピックアップ位置へと回転されるに従い溝５８内
に移動するに適当な位置へと戻る。
【００３５】インモールドラベル貼付システム１０にお
いてはラベルマガジンを装着するスペースが限られてい
る。大きな径のホィール２２には３つのラベル搬送ユニ
ット３０が設けられており、マガジン４０を装置１０内
に得られるスペース内に配置するため１２０°の割出し
角度が与えられている。小径ホィール２４の割出しステ
ップを９０°としたことによりマガジン４６を装置内に
得られるスペース内に配置することが許容される。マガ
ジン４０，４６への接近を容易にすることにより、ラベ
ル負荷を比較的容易にしたままマガジンの初期調節及び
保守を容易ならしめている。この特徴は装置１０を連続
作動するに当って、マガジンに一時ごとに又はそれより
ひんぱんに追加ラベルを再充填する必要がある場合重要
になってくる。
【００３６】図９はユニット３０，３２のためのラベル
搬送ヘッドの第二実施例１２０を例示している。ヘッド
１２０は第一の実施例に係るヘッド６４と類似しており
、細長いボディ１２２を含んでいる。ボディ１２２は面
１２４と、ヘッド６４の吸引カップ６６のようにボディ
の端部内凹所に装着した一対の吸引カップ１２６を備え
ている。吸引カップ１２６のリップ１２８は面１２４か
ら極めてわずかな距離だけ外向きに延びている。ブロッ
ク１２０内には弧状の割溝１３０が形成されているので
、ヘッドをブロック７４に装着せしめるとともにブロッ
ク上におけるヘッドの限定された角度運動を可能ならし
めている。真空ポート１３２がポート８０と同様にして
カップ１２６の内側に開口している。
【００３７】ラベル搬送ヘッド１２０上のカップ１２６
はＩＭＬラベル搬送ヘッド１１０，１１２によって担持
された２つの真空カップ１１４と同一の距離だけ隔置さ
れている。ラベルのヘッド１２０からヘッド１１０，１
１２への搬送の間に真空カップ１１４は真空カップ１２
６上で直接ラベルと係合し、ヘッド１１０，１１２が引
込むとラベルがカップ１２６から引きはがされる。
【００３８】ヘッド１２０の使用によりマガジン内の先
導ラベルとの十分な２つの吸引カップ接続が得られてお
り、その結果ラベルのマガジンからのピックアップが容
易化されている。又これらの搬送ヘッドを用いることに
よりＩＭＬヘッド１１０，１１２によりラベルをピック
アップする際しわの発生を最小限にすることが可能とな
るし、搬送プロセス中におけるラベルの応力付加も減少
させることが出来る。
【００３９】我々は我々の発明の好ましい実施例を例示
し、説明してきたが、同発明は修整が可能であり、従っ
て同発明はこれ迄述べた詳細に限定されるものではなく
、種々の変化例及び代替例も又特許請求の範囲内に含ま
れるものと理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図１】インモールドラベル貼付システム及び２つの回
転ラベル搬送ユニットの全体図。
【図２】図１の線２−２に沿って眺めた図１のシステム
の全体図。
【図３】図１の線３−３に沿って眺めた回転搬送装置の
上面図。
【図４】図３の線４−４に沿って眺めた側面図。
【図５】図４の線５−５に沿って眺めた搬送装置上面図
。
【図６】図４の線６−６に沿って眺めた断面図。
【図７】搬送ヘッドを示す断面図。
【図８】異なるタイプのラベル搬送ヘッドの正面図の一
つ。
【図９】異なるタイプのラベル搬送ヘッドの正面図の別
の一つ。
【図１０】搬送ヘッドに加えられた真空の作用を例示す
る全体図。
【符号の説明】
１０　　インモールドラベル貼付装置システム１２　　
インモールドラベル貼付装置 １４，１６　　一対の回転ラベル搬送装置１８　　モー
ルドセクション １１０，１１２　　ラベル搬送ヘッド ２０　　キャビティ ２２，２４　　一対の回転搬送ホィール２６，２８　　
回転プレート ３０，３２　　搬送ユニット ４０，４６　　マガジン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】　　インモールドラベル貼付装置であって
    、回転プレート、該プレート上の円周方向に隔置された
    複数個のラベル搬送ユニットにして各ユニットが第一の
    吸引カップを含んでいる搬送ユニット、前記プレートを
    一方向に回転し、ラベル搬送ユニットをして第一のラベ
    ルピックアップ位置と第一のラベル搬送位置を繰返し通
    過させるための第一のプレート駆動装置を備える第一の
    回転ラベル搬送装置と、前記プレート近傍のラベルピッ
    クアップ位置に設けた第一のラベルマガジンと、インモ
    ールドラベル貼付機器にして、前記ラベル搬送位置にお
    いて第一の吸引カップから提供されたラベルをしっかり
    保持するための第二の吸引カップ並びに同カップを前記
    ラベル搬送位置及びブローモールド成形機のモールド部
    分内キャビティ間で移動させるための駆動機構を含んだ
    インモールドラベル貼付機器とを有するインモールドラ
    ベル貼付装置において、各ラベル搬送ユニットは第一の
    従動子部材にして前記カップに結合されるとともに、ラ
    ベル搬送ユニットがラベルピックアップ位置にある時に
    ラベルピックアップ位置において従動子部材と係合可能
    な第一の駆動部材を含んでいる第一の従動子部材と、そ
    のようなユニットの前記第一の吸引カップをして、結合
    された前記部材を介することにより、前記マガジンに向
    けて及びこれから離れるように移動させラベルをピック
    アップするよう前記第一の駆動部材に接続された第一の
    駆動機構とを含んでいることを特徴とするインモールド
    ラベル貼付装置。
  2. 【請求項２】　　吸引カップに接続された回転駆動機構
    を含んだ請求項１に記載のインモールドラベル貼付装置
    。
  3. 【請求項３】　　請求項１に記載され、前記第一の回転
    ラベル搬送装置と類似の第二の回転ラベル搬送装置にし
    て、第二の回転プレートと、第一のラベル搬送ユニット
    の数と異なる数の第二の複数個のラベル搬送ユニットと
    、前記第一の回転ラベル搬送装置のプレートを前記第一
    のプレート駆動装置が回転させる角度とは異なった角度
    だけ前記第二のプレートを回転させるための第二のプレ
    ート駆動装置とを含む第二の回転ラベル搬送装置を含ん
    でいることを特徴とするインモールドラベル貼付装置。
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