JPH04351752A - 磁気ディスク駆動装置 - Google Patents

磁気ディスク駆動装置

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JPH04351752A
JPH04351752A JP12375491A JP12375491A JPH04351752A JP H04351752 A JPH04351752 A JP H04351752A JP 12375491 A JP12375491 A JP 12375491A JP 12375491 A JP12375491 A JP 12375491A JP H04351752 A JPH04351752 A JP H04351752A
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JP
Japan
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magnetic disk
data
signal
servo
rotation
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Pending
Application number
JP12375491A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Tsukada
塚田 光芳
Masahiro Yuasa
湯浅 正弘
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は磁気ディスク駆動装置
に関し、特に電源投入時の装置の立ち上げ制御に関する
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク駆動装置は、コンピュータ
ーシステムの外部記憶装置等に用いられ、高速に回転し
ている磁気ディスク上の所望のデータ位置に、磁気ヘッ
ドを高速に位置決めして、データの読み出し/書き込み
を行なう。
【0003】この磁気ヘッドの位置決めのために、従来
の磁気ディスク駆動装置では、サーボ面サーボ方式を主
に採用してきた。
【0004】このサーボ面サーボ方式は1枚の磁気ディ
スクの片面に、磁気ヘッドの位置決めに必要な専用のサ
ーボ情報を前もって書き込んでおき、装置の稼動時に、
そのサーボ情報を専用のサーボ磁気ヘッドで読み出して
位置決めを行ない、同時に位置決めされた残りの面にあ
るデータ専用磁気ヘッドで、データの読み出し/書き込
みを行なう方式である。
【0005】この方式は従来から広く採用されてきたが
、磁気ディスクの1面全てにわたってサーボ情報が書き
込まれているため、特に磁気ディスクの枚数の少ない装
置に於いては、データの記憶効率の悪いことが欠点であ
った。
【0006】一方、セクタ・サーボ方式は、磁気ディス
クのデータ面に、位置決めのための情報が同時に書き込
まれているため、上記のように、位置決め専用の磁気ヘ
ッドとデータ専用の磁気ヘッドを別々に用意する必要が
無く、最近の磁気ディスク装置に多く採用されて来てい
る方式である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら最近の磁
気ディスク駆動装置は、特に低価格化、小型化、高速ア
クセス化が一段と強く要求されてきている。例えば従来
はスピンドルモータに内蔵のホールICによって、スピ
ンドル1回転信号であるインデックス信号を発生してい
たが、低価格化のために内蔵しない傾向にあり、そのか
わり装置側でインデックス信号を作成する必要がある。
【0008】またアクセスモータには、磁気ヘッドの高
速位置決めのために位置検出器を必要としており、例え
ば位置検出器の光学エンコーダを形成するために、光学
パターンを有するガラススリットディスク、発光ダイオ
ード、受光フォトトランジスタ等が必要であったが、小
型化、高速アクセス化のためにやはり位置検出器を付け
ない傾向にあり、そのかわりに磁気ディスクに前もって
、磁気ヘッドの位置決め情報を書き込んでおき、磁気ヘ
ッドで読み出したこの位置決め情報を制御装置で計算し
、位置誤差として計算される計算結果を磁気ヘッドの位
置決め制御に使用している。
【0009】このように、最近の磁気ディスク装置は従
来とかなりその構成がハード、ソフト面で異なってきて
おり、このため装置の制御法にも様々な提案がなされて
いる。
【0010】この発明は、このような磁気ディスク駆動
装置の起動立ち上げ制御に新たな改良を加えたもので、
特にスピンドルモータ回転系と、磁気ヘッド位置決め系
のサーボシステムを、例えばμCPUをベースとしたソ
フトウエアで実現したサンプリング制御系で構成し、制
御回路量の削減と簡素化、ソフトウエアサーボによるシ
ステムの柔軟性/汎用性を高め、更に以上述べた最近の
磁気ディスク駆動装置に適合させるための低価格化、小
型化、高速アクセス化、高信頼度化を達成することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、サーボ情報を有するサーボセクタとデータ
を有するデータセクタとを交互に分割配置した磁気ディ
スク上にシッピングエリアを形成した磁気ディスク駆動
装置において、シッピングエリア内のデータセクタ対応
部に専用データを予め書き込み、任意のデータセクタ対
応部に疑似インデックス信号を発生させるためのDCイ
レーズ部を形成した磁気ディスクと、スピンドルモータ
を起動制御して磁気ディスクを定速回転制御するととも
に磁気ヘッドの動作制御を行う制御手段と、前記専用デ
ータを磁気ヘッドが読取った結果に基いて磁気ディスク
が定速回転であることを確認し、DCイレーズ部の読取
りにより疑似インデックス信号を制御手段に送出する入
出力回路とを設け、制御手段は疑似インデックス信号を
受信後、磁気ディスクの回転レディ信号入出力回路に送
出するとともに最初に検出するデータセクタを第1番目
のデータセクタに設定し、入出力回路は回転レディ信号
を受信後、磁気ヘッドによるサーボ情報の読取りに基い
て最初に発生するセクタ信号をインデックス信号として
制御手段に送出するとともに、シッピングエリアのデー
タセクタ対応部をマスキングするものである。
【0012】
【作用】まず制御手段はスピンドルモータを起動制御し
、磁気ディスクを規定回転数まで回転させる。磁気ヘッ
ドはシッピングエリアのデータセクタ対応部に書き込ま
れている専用データを読取り、この読取り結果に基いて
入出力回路は磁気ディスクが定速回転であることを確認
する。確認後磁気ヘッドからのDCイレーズ検知信号に
より制御手段に疑似インデックス信号を送る。制御手段
は疑似インデックス信号を受信すると回転レディ信号を
入出力回路に送出し、DCイレーズ部通過後最初に検出
されるデータセクタを第1番目のデータセクタに設定す
る。
【0013】また入出力回路は回転レディ信号を受信す
ると、磁気ヘッドからのサーボ情報読取りにより最初に
発生するセクタ信号をインデックス信号として制御手段
に送出するとともに、シッピングエリアのデータセクタ
対応部をマスキングする。
【0014】
【実施例】以下本発明に係る実施例を図面にしたがって
説明する。なお各図面に共通する要素には同一の符号を
付す。
【0015】図1は本発明に係る実施例の磁気ディスク
駆動装置を示す制御ブロック図である。
【0016】図1において、本実施例に係る磁気ディス
ク駆動装置は装置全体を制御する、1チップマイクロコ
ンピュータ等で構成された制御装置1を備えている。制
御装置1は、スピンドルモータ2の回転の開始、停止を
指令する第1の制御信号であるスピンドル制御信号S1
と、アクセスモータ5の回転、停止を指令する第2の制
御信号S2を出力する機能等を持っている。
【0017】第1の制御信号S1は、第1の駆動手段で
あるスピンドルモータドライバ3の有効、無効を指令す
る信号であるスピンドルモータイネーブル信号S11、
及びスピンドルモータ2の回転を指令する信号S12か
らなる。
【0018】スピンドルモータドライバ3は、制御装置
1と連携して、後に述べるようにロータ位置信号によっ
てスピンドルモータ2を起動制御し、更に1回転信号で
あるインデックス信号に基づいて、スピンドルモータ2
を定速回転駆動制御する回路である。
【0019】このスピンドルモータ2には、1枚以上の
磁気ディスク4が取り付けられていいる。
【0020】制御装置1の第2の制御信号であるS2は
、アクセスモータドライバ6の有効、無効を指令する信
号であるアクセスモータイネーブル信号S21、及びア
クセスモータ5の回転を指令する信号S22からなる。
【0021】更にこの第2の制御信号S2側には、複数
の磁気ヘッド7を搭載した第2の駆動手段8があり、複
数の磁気ヘッド7を同時に磁気ディスク4上の所望のデ
ータ位置に移動させることができる。
【0022】アクセスモータドライバ6は、この信号S
21により起動し、信号S22の回転指令値に基づいて
アクセスモータ5を駆動する。
【0023】また、磁気ヘッド7によって磁気ディスク
4から読み出されるアナログデータは、初段増幅器9で
増幅された後、SR で示すようにパルスディテクタ1
0に送出される。
【0024】パルスディテクタ10は、このアナログデ
ータSR をパルス状信号に変換して、サーボタイミン
グ回路11にリードパルスSG を送出する。サーボタ
イミング回路11はこのリードパルスSG をサンプリ
ングして、各種のタイミング信号SGT、S BT 、
SSE、SX を作成し、制御装置1に送出する。
【0025】この時パルスディテクタ10は、このアナ
ログデータSR から2−7RLLコードのパルス状の
信号DR を、図示しないインタフェースコントローラ
側に送出する。なおDW 、SW はライトデータであ
る。
【0026】また制御装置1は、サーボタイミング回路
11を通じて得られるサーボ情報を基に磁気ヘッド7の
位置を計算し、その計算結果をアクセスモータ5の回転
指令値の信号S22としてアクセスモータドライバ6に
出力する。このように制御装置1が位置決め情報である
サーボ情報を読み出して磁気ヘッド7の位置制御が行な
われる。
【0027】磁気ヘッド7を搭載した第2の駆動手段8
は、この位置制御動作によって回転し、高速で磁気ヘッ
ド7は目標トラックに到達する。目標トラックで整定動
作が完了した後、この磁気ディスク駆動装置は、データ
の読み出し/書き込みの動作が可能な状態に入る。
【0028】図2は本実施例の磁気ディスクのフォーマ
ットを示す説明図である。
【0029】図2において、本実施例の磁気ディスク4
のデータ面は、複数個のデータセクタ41に分割されて
おり、個々のデータセクタ41の間には、サーボデータ
の記録されているサーボセクタ42がある。
【0030】また、磁気ディスク4上の内周と外周に、
またはそのどちらか一方に、若しくは任意の位置に、シ
ッピングエリア43がある。本実施例は、このシッピン
グエリア43に専用のデータ431を予め書き込んでお
き、そのデータ431を使って、電源投入後の装置の立
ち上げ制御を行なうものである。
【0031】図3はシッピングエリアとセクタの関係を
示す説明図であり、シッピングエリアが内周側にある場
合を示す。
【0032】図3において、411はデータセクタ41
の中にあるセクタであり、ここにデータが書き込まれる
。サーボセクタ42の中には微小なDCイレーズ部42
1が作成されている。またシッピングエリア43のデー
タセクタ41対応部には専用のデータ431が書き込ま
れている。シッピングエリア43内の1つのデータエリ
ア対応部には適宜な位置に1箇所DCイレーズ部44が
形成されている。
【0033】図4はシッピングエリアと各トラックの記
録フォーマットを示す説明図である。
【0034】即ち図4は、データエリア410の中にあ
る、複数のデータトラックの中の1本のデータトラック
と、そのデータトラックに回転角度で対応している、シ
ッピングエリア43内の記録フォーマットを示す。
【0035】データトラックは、データセクタ41とサ
ーボセクタ42が、複数回繰り返しフォーマットされて
形成されている。
【0036】データセクタ41は、アドレスとデータに
分割され、アドレスには、シリンダ等の識別の情報が記
録されており、それぞれデータの初めに位置している。
【0037】図5はサーボセクタを示す詳細説明図であ
り、同図において、420はシンク、421は上述した
DCイレーズ部、422はトラックの識別情報を示すグ
レイコード、423はサーボバースト、424はシンク
、41はデータセクタである。
【0038】次に、上記構造を有する本実施例の動作を
説明する。図6、図7はスピンドルモータ起動時の制御
装置1の制御動作を示すフローチャートであり、このフ
ローチャートにしたがってまず制御装置1の動作を説明
する。
【0039】磁気ディスク駆動装置にDC電源が供給さ
れると、制御装置1はポートセット、システムレジスタ
セット等の初期設定を行ない(ステップ1)、次にRO
M、RAMチェック等の自己診断を行なう(ステップ2
)。そしてスピンドルスタート信号S11を出力し(ス
テップ3)、この信号を受けてスピンドルモータドライ
バ3が動作すると、スピンドルモータ2と、これに固定
された上記の磁気ディスク4が回転を開始し、次第に回
転速度を速めていく。
【0040】制御装置1は、スピンドルモータドライバ
3から送られるスピンドルモータ2のロータの位置信号
ST を検出する。この位置信号ST はたとえば、各
励磁巻線の励磁電圧とスピンドルモータ2のコイル起点
からの逆起電力から作成される。制御装置1はこの信号
ST を計測し(ステップ4)、内部で信号ST の周
期から回転速度を計算する。さらにこの測定速度と目標
回転速度との差である回転速度誤差を算出し、スピンド
ルモータ2が規定回転数に到達するように、その都度、
デューティを可変したS12信号であるPWM(pul
se width modulation)出力をスピ
ンドルモータドライバ3へ送出する。
【0041】スピンドルモータドライバ3は、送出され
たPWM信号に対応したデューティ比でスピンドルモー
タ2を駆動する。この結果スピンドルモータ2は次第に
回転速度を速め、上述のPWM制御によって規定回転数
に近づいていく。
【0042】スピンドルモータ2が規定回転数に入って
いるか否かは、上記のように計測された信号ST の周
期が、規定周期内に入っているか否か判定する(ステッ
プ5)ことで達成される。
【0043】そして規定回転数になったと判定後、制御
装置1は、本発明の特徴的なDCイレーズ部検出によっ
て創出された疑似インデックス信号が、サーボタイミン
グ回路11から送出されているか否か判定する(ステッ
プ6)。
【0044】疑似インデックス信号を検出できたら、ふ
たたび制御装置1は信号ST の周期を計測し(ステッ
プ7)、信号ST が規定周期内に入っているか否か判
定する(ステップ8)。そして規定回転であると判定後
、制御装置1はスピンドルモータ2が規定回転数に達し
た状態を示す、スピンドルレディ信号をサーボタイミン
グ回路11に送出する(ステップ9)。
【0045】次に制御装置1は、後記するようにサーボ
タイミング回路11から送出されるインデックス信号S
X を待つ。ここで送出されるインデックス信号SX 
はスピンドルモータ2の1回転信号であり、制御装置1
はこのインデックス信号SX を受けて、スピンドルモ
ータ2の定速回転のためにPLL(phase−loc
ked loop )制御に移行する(ステップ10)
【0046】このようにして、制御装置1によりスピン
ドルモータ2がPLLコントロールに引き込まれると、
つぎにアクセスモータ5を駆動して、磁気ヘッド7のト
ラック上の位置を修正する制御(ステップ11)に移行
する。
【0047】まず制御装置1は、サーボタイミング回路
11を通じて、磁気ヘッド7から図5に示すサーボバー
スト423を取り込む。このサーボバースト423は、
例えば複数の相がトラックのセンタを対称に半径方向に
一定のピッチだけずれて、且つその複数の相が時間的に
位相を持って書き込まれた信号である。
【0048】本例の場合は、磁気ヘッド7がトラックセ
ンタから微小に位置ずれを起こすと、複数相のサーボバ
ースト423のアナログ値が、この位置ずれに対応して
微小に変化する。これをサーボタイミング回路11で適
宜に処理し、更にバーストピークホールド回路12でピ
ークをホールドし、AD変換されて位置情報SBTが制
御装置1に取り込まれる。
【0049】制御装置1はこの位置情報SBTを基にサ
ーボ演算を行ない、上述したように、その計算結果をア
クセスモータ5の回転指令値信号S22として、アクセ
スモータドライバ6に出力し、磁気ヘッド7の位置が高
速で修正制御され磁気ヘッド7の正確な位置決めがなさ
れる。
【0050】なお後述するように、この磁気ヘッド7の
位置修正制御は、セクタカウント値のカウントアップを
行なったあと、次のサーボ部42がくるまでの時間中に
行なわれるが、位置修正がこの時間中に終了しない場合
は、複数のセクタ41にわたって位置修正制御が継続さ
れる。
【0051】さて制御装置1はその後リゼロ動作(ステ
ップ12)を行なう。これは磁気ヘッド7がトラックゼ
ロに向けてリキャブレート動作を開始する動作である。
【0052】トラックゼロに到達後、その位置で装置に
異常が無ければ、上位装置からのコマンド待の状態には
いり、上位からのリクエストを受け、コマンドの解読、
コマンドの実行/指示を行なうモニタルーチン(ステッ
プ13)にはいる。
【0053】以上のようにして、装置の電源投入後の立
ち上げ制御が終了するわけであるが、この制御装置1の
制御は、以下に詳述するサーボタイミング回路11から
送出される各種の信号を受けて、またサーボタイミング
回路11へ各種の信号を送出して順次制御が進行してい
く。
【0054】次に図8乃至12のフローチャートにした
がってサーボタイミング回路11の制御動作について説
明する。
【0055】装置が稼動状態にないとき、磁気ヘッド7
は上記のシッピングエリア43にあるので、この電源投
入時も、シッピングエリア43にあって磁気ディスク4
と円周方向に摺動接触する。そしてその後の回転スピー
ドの高まりとともに磁気ヘッド7は磁気ディスク4から
浮上する。
【0056】本発明では、磁気ディスク4が規定回転数
に到達する前から、磁気ヘッド7が磁気ディスク4上の
シッピングエリア43内の専用データエリア431から
データの読み取りを開始する。
【0057】この専用データは、同一の周波数で書き込
まれたデータであり、磁気ディスク4が所望の回転数に
到達したか否かは、この専用データを読み取って、上述
した初段増幅器9、パルスディテクタ10を通して得ら
れるリードパルスSG の周期と数を、サーボタイミン
グ回路11が監視することで容易に判定できる。
【0058】スピンドルモータ2が回転スタートすると
、磁気ヘッド7はデータの読みとりを開始し、初段増幅
器9で増幅されたアナログデータSR を、パルスディ
テクタ10に送出する。パルスディテクタ10は、この
アナログデータSR をパルス状のリードパルスSG 
に変換し、サーボタイミグ回路11に送出する。
【0059】さてサーボタイミング回路11の第1段階
の処理として、先ず制御装置1から、スピンドルスター
ト信号S11が送出されている状態にあることを確認す
る(ステップ21)。確認ができたら、つぎにサーボタ
イミング回路11はこのリードパルスSG の周期を検
出する(ステップ22)。最初はノイズを拾った不規則
なリードパルスであるが、回転が上昇すると共に均一な
周期のリードパルスに近づいてくる。そしてリードパル
スSG の周期が規定の時間内に入ったことを確認し(
ステップ23)、更に規定時間内に入ったリードパルス
SG が規定数連続して送出されていることを確認する
(ステップ24)と、処理は次の第2段階に入る。
【0060】第2段階では、本発明で特徴的なインデッ
クス信号の発生のために必要なDCイレーズ部44を捜
す。即ち、サーボタイミング回路11は、規定の周波数
で且つ規定のパターンで書き込まれた専用データを読み
取った結果であるリードパルスSG を検出(ステップ
25)する中で、信号の中の1回転に1カ所適宜な位置
にあるDCイレーズ部44を検出する。このDCイレー
ズ部44は信号が書き込まれていないエリアである。
【0061】このDCイレーズ部44の検出は、リード
パルスSG の検出されない状態が規定の時間続くこと
を時間計測することで達成される(ステップ26)。次
にスピンドルレディの状態にあるか否かを判定する(ス
テップ27)。当然この段階では、制御装置1は疑似イ
ンデックス信号を検出(ステップ6)していないのでス
ピンドルレディの状態にはない。従って疑似インデック
ス信号用のタイマがスタートし(ステップ28)、この
タイマが規定値になると(ステップ29)サーボタイミ
ング回路11は疑似インデックス信号を送出する(ステ
ップ30)。
【0062】その後再び図示したごとく第1段階のステ
ップ22に制御が移行する。
【0063】さてインデックス信号は1回転に1回発生
する信号であって、トラックのスタート点を決める信号
であり、主にディスクフォーマッティング等に利用され
る。
【0064】本実施例では、磁気ディスク4に書き込ま
れているデータパターンの中のDCイレーズ部44を検
出して、サーボタイミング回路11が疑似インデックス
信号を発生させる方式を取っている。
【0065】さて上述したように制御装置1は、サーボ
タイミング回路11で発生したこの疑似インデックス信
号を検出(ステップ6)した後、スピンドルモータ2が
定速回転状態にあることを示すスピンドルレディ信号S
SRを送出する(ステップ6)。この結果サーボタイミ
ング回路11は第2ステップでスピンドルレディと判定
し(ステップ27)、第2段階の疑似インデックス信号
発生ステップを抜け出し、次の第3段階へジャンプする
【0066】第3段階以降は専らサーボ部における信号
処理と制御である。図3及び図5に示したように、DC
イレーズ部44の次に磁気ヘッド7はサーボセクタ42
内に突入する。サーボセクタ42では先ず先行するシン
ク420の検出を行なう。シンク420も規定の周波数
で且つ規定のパターンで書き込まれており、この第3段
階では規則正しいリードパルスSG を検出(ステップ
31)することができる。
【0067】次にリードパルスSG の周期が規定の時
間内に入っていることを確認(ステップ32)し、更に
規定時間内に入ったリードパルスSG が規定数連続し
て送出されていることを確認する(ステップ33)。次
にDCイレーズ部421の検出のため、再度リードパル
スSG を検出(ステップ34)し、リードパルスSG
 の無い状態が規定時間続いたことを確認(ステップ3
5)後、サンプル/ホールドタイマをスタートさせる(
ステップ36)。このタイマはサーボ部の各種信号処理
の時間基点として使用される。
【0068】第4段階では先ずグレイコード422を読
み出す(ステップ37)。グレイコード422はトラッ
ク識別の為のコードであり、サーボタイミング回路11
から制御装置1へ送出(ステップ38)されたトラック
識別情報SGTにより、制御装置1は磁気ヘッド7が磁
気ディスク4上の、どこのトラックに位置しているかを
判定する。
【0069】グレイコード422の読み取り後、サーボ
バースト423の読み取りを行なう(ステップ39)。
【0070】このサーボバースト423は、例えば複数
の相がトラックのセンタを対称に半径方向に一定のピッ
チだけずれて、且つその複数の相が時間的に位相を持っ
て書き込まれた信号である。
【0071】従って磁気ヘッド7がトラックセンタから
微小に位置ずれを起こした場合、このサーボバースト4
23の読取結果をサーボタイミング回路11で処理する
。そしてその処理結果はバーストピークホールド回路1
2に送出(ステップ40)され、AD変換されて位置情
報SBTとして制御装置1に取り込まれる(ステップ4
1)。制御装置1はこの位置情報SBTを基にサーボ演
算を行ない、上述したように、その計算結果をアクセス
モータ5の回転指令値信号S22として、アクセスモー
タドライバ6に出力する。このような制御により磁気ヘ
ッド7の位置が高速で修正制御される。
【0072】次に、サンプル/ホールドタイマ値が規定
値になったか否かチェックを行ない(ステップ42)、
規定値になったところでサンプル/ホールドタイマをク
リアする(ステップ43)。この時点では、磁気ヘッド
7は図5に示すデータ部41に先行するシンク部424
に突入しており、データセクタ1に先行するサーボセク
タ42における一通りの信号処理は終了する。
【0073】ここでマスクタイマをスタートさせ(ステ
ップ44)、セクタカウント値が規定数であるか否かチ
ェックを行なう(ステップ45)。そして規定数であれ
ば制御装置1にインデックス信号SX を送出し(ステ
ップ46)、セクタカウント値をクリアする(ステップ
47)。セクタカウント値が規定数に未達であれば、セ
クタ信号SSEを制御装置1に送出する(ステップ48
)。
【0074】マスクタイマをスタート(ステップ44)
後、次のデータセクタ2に先行するサーボセクタ42が
到達するまでマスクをセットする(ステップ50)。こ
のマスクをセットすることにより、もはやシッピングエ
リアの専用データ部は検出が不可能となる。
【0075】次にマスクタイマ値が規定値になっている
か否かチェックをする(ステップ51)。タイマ値が規
定値になれば、磁気ヘッド7は次のデータセクタ2に先
行するサーボセクタ42のシンク部420に突入してお
り、ここでサーボタイミング回路11は、マスクをリセ
ットし(ステップ52)、セクタカウント値をアップす
る(ステップ53)。そして再び第3段階へ信号処理及
び制御が移っていく。
【0076】なお次のサーボ部42がくるまでのこの段
階で、制御装置1は上記のとおり磁気ヘッド7のトラッ
ク上の位置を修正する制御に入る。この位置修正制御は
次のサーボ部42がくるまでの時間中に行なわれるのが
基本であるが、位置修正がこの時間中に終了しない場合
は、複数のセクタ41にわたって位置修正制御が継続さ
れる。
【0077】以上のように、サーボタイミング回路11
から送出される、各種の信号を制御装置1が受けて適宜
に処理し、また制御装置1から、サーボタイミング回路
11へ各種の信号を適宜に送出することで、順次に装置
の電源投入後の立ち上げ制御が進行しそして終了するこ
とになる。
【0078】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、特にスピンドルモータ回転系と、磁気ヘッド位置
決め系のサーボシステムを、制御装置と専用サーボタイ
ミング回路をベースとしてソフトウエアで実現したサン
プリング制御系で構成したので、制御回路量の削減と簡
素化が図れ、ソフトウエアサーボによるシステムの柔軟
性/汎用性が高まる。
【0079】同時に低価格化、小型化、高速アクセス化
、高信頼度化が達成できる。
【0080】また、スピンドルモータに、1回転信号発
生のための回路を付設する必要がなくなり、低価格で装
置の信頼性が向上する。
【0081】さらに、磁気ヘッドの位置決めのための制
御を、磁気ディスクに前もって書き込まれた専用データ
、及びサーボ情報を基に行なうため、従来のように、ア
クセスモータ側に光学式エンコーダ等の信号発生部を用
意する必要がなく、またそれを駆動する回路も用意する
必要がなく低価格で、装置の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例を示す制御ブロック図
【図
2】実施例の磁気ディスクのフォーマットを示す説明図
【図3】シッピングエリアとセクタの関係を示す説明図
【図4】シッピングエリアと各トラックの記録フォーマ
ットを示す説明図
【図5】サーボセクタを示す詳細説明図
【図6】制御装
置の動作を示すフローチャート
【図7】制御装置の動作
を示すフローチャート
【図8】サーボタイミング回路の
動作を示すフローチャート
【図9】サーボタイミング回路の動作を示すフローチャ
ート
【図10】サーボタイミング回路の動作を示すフローチ
ャート
【図11】サーボタイミング回路の動作を示すフローチ
ャート
【図12】サーボタイミング回路の動作を示すフローチ
ャート
【符号の説明】
1    制御装置 2    スピンドルモータ 4    磁気ディスク 5    アクセスモータ 7    磁気ヘッド 11    サーボタイミング回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  サーボ情報を有するサーボセクタとデ
    ータを有するデータセクタとを交互に分割配置した磁気
    ディスク上にシッピングエリアを形成した磁気ディスク
    駆動装置において、シッピングエリア内のデータセクタ
    対応部に専用データを予め書き込み、任意のデータセク
    タ対応部に疑似インデックス信号を発生させるためのD
    Cイレーズ部を形成した磁気ディスクと、スピンドルモ
    ータを起動制御して磁気ディスクを定速回転制御すると
    ともに磁気ヘッドの動作制御を行う制御手段と、前記専
    用データを磁気ヘッドが読取った結果に基いて磁気ディ
    スクが定速回転であることを確認し、DCイレーズ部の
    読取りにより疑似インデックス信号を制御手段に送出す
    る入出力回路とを設け、制御手段は疑似インデックス信
    号を受信後、磁気ディスクの回転レディ信号を入出力回
    路に送出するとともにDCイレーズ部を通過後に検出す
    る最初のデータセクタを第1番目のデータセクタに設定
    し、入出力回路は回転レディ信号を受信後、磁気ヘッド
    によるサーボ情報の読取りに基いて最初に発生するセク
    タ信号をインデックス信号として制御手段に送出すると
    ともに、シッピングエリアのデータセクタ対応部をマス
    キングすることを特徴とする磁気ディスク駆動装置。
  2. 【請求項2】  シッピングエリアは磁気ディスクの内
    周または外周に形成した請求項1記載の磁気ディスク駆
    動装置。
  3. 【請求項3】  前記専用データはデータセクタ対応部
    に同一の周波数で書き込まれた請求項1記載の磁気ディ
    スク駆動装置。
  4. 【請求項4】  制御手段は、回転レディ信号送出後、
    入出力回路から得たインデックス信号の周期を計測して
    スピンドルモータの定速回転のためのPLL制御を行う
    請求項1記載の磁気ディスク駆動装置。
  5. 【請求項5】  入出力回路は回転レディ信号受信後、
    シッピングエリアのデータセクタ対応部をマスキングし
    、サーボセクタ部のマスキングを解除する請求項1記載
    の磁気ディスク駆動装置。
JP12375491A 1990-11-15 1991-05-28 磁気ディスク駆動装置 Pending JPH04351752A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12375491A JPH04351752A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 磁気ディスク駆動装置
US07/788,460 US5379166A (en) 1990-11-15 1991-11-06 Magnetic disk drive device

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12375491A JPH04351752A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 磁気ディスク駆動装置

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Family

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JP (1) JPH04351752A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5946155A (en) * 1994-06-24 1999-08-31 Fujitsu Limited Disk apparatus using stop patterns to reliably determine a stop position
US6301206B1 (en) 1997-10-11 2001-10-09 Nec Corporation Optical disc drive apparatus and optical disc drive control method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5946155A (en) * 1994-06-24 1999-08-31 Fujitsu Limited Disk apparatus using stop patterns to reliably determine a stop position
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