JPH04351428A - 充電制御装置 - Google Patents

充電制御装置

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JPH04351428A
JPH04351428A JP3121628A JP12162891A JPH04351428A JP H04351428 A JPH04351428 A JP H04351428A JP 3121628 A JP3121628 A JP 3121628A JP 12162891 A JP12162891 A JP 12162891A JP H04351428 A JPH04351428 A JP H04351428A
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circuit
capacity
battery
charging
battery pack
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JP3121628A
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Toyokatsu Okamoto
豊勝 岡本
Hideki Tamura
秀樹 田村
Kaoru Furukawa
薫 古川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池パックと充電器が
着脱自在なものにおいて、電池パックを充電する充電器
の充電制御をする充電制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】充電器と電池パックは着脱自在であり、
充電器にはいろいろな種類の電池パックがセットされる
可能性がある。電池パックの電池容量は電池の進化によ
り同じサイズでも大きくなってきている。従って、充電
器は電池パックの電池容量に応じてトータル充電量を変
える必要がある。
【0003】また、電池の容量は同じでも、種々の電圧
(セル数)の電池パックがある。セル数の異なる電池パ
ックに対しても△T、−△V制御等充電制御の定数を変
える必要がある場合がある。これらの課題に対して従来
、以下のような提案がされている。従来の構成例を図1
0に示す。充電器Aと電池パックBとは着脱自在である
。充電器Aの充電回路1は、+端子9、−端子10と、
電池パックBの+端子15、−端子16を介して電池1
3に充電電流を流して充電する。AD変換回路2は、S
端子11の電圧をAD変換し、温度検知回路4に送る。 S端子11は、充電器A内の定電圧回路の5Vにプルア
ップされた抵抗R0 が接続されている。
【0004】電池パックBのS端子17は、電池パック
Bのグランドに接続された温度センサー14が接続され
ている。温度センサー14は、サーミスタ、ダイオード
等温度により抵抗値または電圧が変化するものであり、
温度によりS端子11,17の電圧は変化する。つまり
、温度センサー14をサーミスタとしたときには、温度
Tにおけるサーミスタの抵抗値をRTとすると、S端子
11の電圧は、5×RT/(R0 +RT)となる。
【0005】温度検知回路4は、AD変換回路2により
変換されたデジタル値に基づいて温度に換算する。充電
制御回路6は、△T検出回路7とタイマー回路8により
構成されている。△T検出回路7は、温度検知回路4の
温度を監視し、一定時間の温度上昇が所定温度以上であ
るときに、電池13が満充電されたものとする。すなわ
ち、電池13の充電完了を検出して充電回路1を制御す
る。
【0006】充電器AのT端子12は、充電器A内の定
電圧回路の5Vにプルアップされた抵抗R1 が接続さ
れている。電池パックBのT端子18は電池パックBの
グランドに接続されたパック識別抵抗R2 が接続され
ている。T端子12,18が接続されると、T端子12
,18の電圧は抵抗R1 とR2 の分圧電圧、5×R
2 /(R1 +R2 )となる。従って、電池パック
Bの電池容量に応じてパック識別抵抗R2 の抵抗値を
変えることによりT端子12,18の電圧は変わる。
【0007】例えば、1200mAHの電池のパック識
別抵抗R2 の抵抗値を0Ωとすると、T端子12,1
8の電圧は0Vとなり、1600mAHの電池のパック
識別抵抗をつなげない時は(T端子18がオープン)、
T端子12,18の電圧は5Vとなり、2000mAH
のパック識別抵抗の抵抗値をR1 とすると、T端子1
2,18の電圧は2.5Vとなる。
【0008】充電器AのAD変換回路3は、T端子12
の電圧をA/D変換し、パック識別回路5に送る。パッ
ク識別回路5は、AD変換回路3により変換されたデジ
タル値に基づき電池パックBの種類(容量)を識別する
。上記の例だと、0Vのときには、1200mAH、5
Vのときには1600mAH、2.5Vのときには20
00mAHとする。
【0009】タイマー回路8は、パック識別回路5で識
別された容量に応じて充電時間を決定し、充電開始から
その時間が経過したときに充電回路1を制御する。例え
ば、充電回路1の出力電流が6.4Aのときには、12
00mAHの電池のときに、1.2×60/6.4=1
1.25分、1600mAHのときには1.6×60/
6.4=15分とする。
【0010】尚、充電制御回路6、温度検知回路4、パ
ック識別回路5はCPUにより構成しても良い。以上に
より、電池パックBの種類(容量)が異なっても充電器
Aは適正に充電制御できることになる。また、T端子1
2,18の電圧に対し、電池パックBの電圧(セル数)
の情報に合わせて持たせるとさらに良い。例えば、12
00mAHで12Vは電池13のパック識別抵抗R2 
の抵抗値を0Ωとすると、T端子12,18の電圧は0
Vとなり、1600mAHで12Vの電池13はパック
識別抵抗R2 をつなげないときは(T端子18がオー
プン)、T端子12,18の電圧は5Vとなり、120
0mAHで9.6Vはパック識別抵抗R2 の抵抗値を
R1 とすると、T端子12,18の電圧は2.5Vと
なる。
【0011】従って、パック識別回路5で電池パックB
の種類(セル数)を区別し、セル数に応じて△T検出回
路7での温度上昇判定値を変える。以上により、電池パ
ックBの種類(セル数)が異なっても、充電器Aは適正
に充電制御できることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電池の充電
はますます急速充電化が進んでいる。急速充電において
は、再充電による過充電、または電池に容量が残ってい
る時に充電開始した時に起こる過充電が電池を傷め、電
池故障や容量劣化の原因となる。例えば、△T検出によ
る充電制御方法においては、満充電した電池パックBを
再充電した場合には、△Tを検出するまでは過充電とな
り、電池を傷めることになる。また、使用した直後の電
池で、まだ温度が高く且つ容量が十分ある電池パックを
△T制御をしたときにも、△Tを検出した時点では過充
電となる。
【0013】従来例では、電池パックが固定の情報(容
量、セル数)をT端子により伝えることができたが、残
容量などの可変の情報を伝えることができない。本発明
は上述の点に鑑みて提供したものであって、電池の残容
量等の可変の情報を伝達することにより、充電器で最適
な充電時間により充電できることを目的とした充電制御
装置を提供するものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、電池パックと
充電器とが着脱自在な充電制御装置であって、電池パッ
クに残容量検出手段を備え、電池パックに装着時に該電
池パックの容量、セル数等の固定の情報を伝達する手段
を備え、上記情報を元に充電制御するようにした充電制
御装置において、電池パックの残容量情報等の可変の情
報を伝達する伝達手段を設けたものである。
【0015】
【作用】而して、伝達手段により、電池パックの残容量
情報等の可変の情報を伝達し、この残容量情報等の可変
の情報を元に電池パックを充電制御して、最適な充電時
間により過充電を防止するようにしている。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本発明は、電池パックの固定の情報(容量、セル
数等)をT端子により伝えると共に、新たにC端子を設
け、残容量などの可変の情報をも伝えることにより、残
容量を元に充電時間を設定し、過充電を防止するもので
ある。
【0017】(実施例1)実施例1の構成例を図1に示
す。まず、電池パックBについて説明する。電流センサ
ー25は、電池13と−端子16の間に接続され、電池
13から流れる放電電流または電池13に流れ込む充電
電流を電圧に変換する。電流センサー25は負荷の起動
に影響を与えないため、通常数mΩの抵抗を用いる。
【0018】増幅回路26は電流センサー25で発生し
た電圧を増幅する。AD変換回路40,41は増幅回路
26の電圧をデジタル値に変換する。放電計測回路27
は変換されたデジタル値に応じて放電電流に換算する。 また、充電計測回路28は、AD変換回路41により変
換されたデジタル値に応じて放電電流に換算する。残容
量演算回路29は、放電計測回路27の出力があるとき
には現在の残容量から放電電流量を減算し、充電計測回
路28の出力があるときには現在の残容量から充電電流
量を加算することにより、残容量を求める。表示回路3
0は、残容量演算回路29で求めた電池13の残容量を
5段階に分けてLED表示する。またはLCDにてデジ
タル表示しても良い。
【0019】DA変換回路31は、残容量演算回路29
で求めた電池13の残容量(デジタル値)に応じた電圧
に変換する。例えば、0%では電圧0V、100%では
5Vとしてその間はリニアに変換する。C端子24は電
圧を外部に伝える端子である。尚、放電計測回路27、
充電計測回路28、残容量演算回路29はCPUにて構
成しても良い。
【0020】次に、充電器Aについて説明する。C端子
19は電池パックBのC端子24と接続される。AD変
換回路20はC端子19の電圧をデジタル値に変換する
。残容量検知回路21は、AD変換回路20にて変換さ
れたデジタル値から残容量に換算する。例えば、電圧0
Vは0%、5Vは100%としてその間はリニアに換算
する。
【0021】タイマー演算回路22は、電池パックBの
種類(容量)から決定されたタイマー回路8のタイマー
値と残容量検知回路21で換算された残容量から充電す
る時間を算出する。例えば、充電回路1の出力は4.8
Aとすると、パック識別回路5で識別されたパックの容
量が1200mAHであると、タイマー回路8は1.2
(AH)×60(MIN)/4.8(A)=15分の充
電時間をセットする。
【0022】残容量検知回路21で検出された残容量が
60%であるとすると、タイマー演算回路22は、15
分×(1−0.6)=6分として充電時間を算出し、充
電開始から6分経過したときに、充電を止める。従って
過充電になることはない。尚、△T検出回路7、温度検
知回路4、タイマー回路8、パック識別回路5、残容量
検知回路21、タイマー演算回路22はCPUにより構
成しても良い。
【0023】また、残容量検知回路21で識別された残
容量が100%のときには、15分×(1−1)=0分
となり、満充電の電池13には充電しないことになり、
再充電が防止される。以上により、急速充電においては
、再充電による過充電、または電池13に容量が残って
いるときに充電開始したときに起こる過充電が防止でき
る。尚、C端子19,24等で伝達手段が構成される。
【0024】このように、本実施例においては、電池パ
ックBと充電器Aとが着脱自在なものにおいて、電池パ
ックBの固定の情報(容量、セル数)と、残容量の可変
の情報を充電器Aに伝えることができるので、充電すべ
き時間が分かり、急速充電における再充電による過充電
、または電池13に容量が残っているときに充電開始し
たときに起こる過充電での電池故障や容量劣化が防止で
きるものである。
【0025】(実施例2)上記の実施例1では、残容量
情報を伝える手段として、電圧レベルを用いたが、電池
パックBにはDA変換回路31、充電器AにはAD変換
回路21が必要となり、コスト高となる。特に、電池パ
ックBは消耗品であり、安価である必要がある。従って
、本実施例では、安価な回路構成で実施例1と同じ効果
を出すようにしたものである。
【0026】本実施例では、残容量情報を伝える手段と
して、実施例1における電圧レベルをトランジスタによ
るオン・オフのデューテイを伝達する手段に代えた構成
としている。実施例2の構成例を図2に示す。まず、電
池パックBについて説明する。パルス制御回路33は、
残容量演算回路29で算出された残容量に応じてトラン
ジスタ出力回路32のトランジスタのオン・オフデュー
テイの制御をする。例えば、図3(b)に示すように、
1周期のパルス長を100msecとすると、残容量が
60%のときには60msec間、トランジスタをオン
し、40msec間、オフする。
【0027】トランジスタ出力回路32は図3(a)に
示すように、オープンコレクタ出力となっていて、C端
子24と充電器AのC端子19と接続されると、C端子
19のプルアップ抵抗Rにより、Hレベル,Lレベルの
論理出力となる。次に、充電器Aの残容量受信部につい
て説明する。C端子19にはプルアップ抵抗Rが接続さ
れていて、電池パックBが接続されるとトランジスタ出
力回路32の出力に応じてHレベル,Lレベルの論理信
号が現れる。
【0028】パルス測定回路34は、C端子19がLレ
ベルの時間、すなわち、トランジスタ出力回路32がオ
ンしている時間を測定する。残容量検知回路21は、パ
ルス測定回路34で測定した時間により残容量を算出す
る。例えば、予め1周期のパルス長を100msecと
記憶していると、Lレベルの時間が60msecである
とすると、60%と算出する。
【0029】また、パルス測定回路34において、Lレ
ベルの時間とHレベルの時間の両方を測定しても良い。 そのときには残容量検知回路21において、(Lレベル
の時間)/{(Lレベルの時間)+(Hレベルの時間)
}により残容量を求める。それにより1周期のパルス長
が一定である制約がなくなる。尚、パルス測定回路34
はCPUにて構成しても良い。
【0030】このように本実施例では、安価な構成によ
り実施例1と同様な効果を出すことができるものである
。 (実施例3)本実施例においても、実施例2と同様に構
成を安価にするようにしたものである。そして、残容量
情報を伝える手段として、トランジスタによるオン・オ
フのデューテイからパターンにより、すなわち、デジタ
ル信号を伝える手段に代えた構成としている。構成は実
施例2と同じである(図2)。
【0031】パルス制御回路33は、残容量演算回路2
9で算出された残容量に応じてトランジスタ出力回路3
2のトランジスタを決められたパターンによりオン・オ
フの制御をする。例えば、残容量を5ビットのデータ(
32段階に分けたバイナリーデータ)で表現した例につ
いて説明する。残容量が60%とすると、32段階に分
けた32×0.6=19段階になる。これをバイナリー
の5ビットデータに直すと、10011になる。1ビッ
トを例えば10msecとすると、パルス制御回路33
は、トランジスタ出力回路32のトランジスタを図3(
c)に示すように、10msecオン、20msecオ
フ、20msecオンとなるように制御する。
【0032】パルス制御回路33は、トランジスタ出力
回路32のオン、オフのパターンを解読する。すなわち
、1ビットが10msecであり、受信したパターンが
10011であると19段階として、19×100/3
2=59%と換算する。充電器Aの残容量検知回路21
は、パルス測定回路(パルス受信解読回路)34で解読
した値により残容量を算出する。以下の動作は実施例2
と同じなので説明は省略する。
【0033】従って、本実施例においても、安価な回路
構成で実施例1と同じ効果を出すことができるものであ
る。 (実施例4)上記実施例1,2,3はともにパックの容
量の識別端子と残容量を伝えるための端子の2本の端子
が必要である。電池パックBが消耗品であることを考え
ると、端子が2本ということはコスト高であり、できる
だけ安価である必要がある。
【0034】そこで、本実施例では、実施例1において
T端子で電池パックBの固定の情報(容量、セル数)を
伝えるだけでなく、同時に残容量等可変の情報をトラン
ジスタによるオン・オフのパターンにより、すなわち、
デジタルデータにて伝達するようにしたものである。実
施例4の構成を図4に示す。まず、電池パックBについ
て説明する。パック種類設定回路43は、その電池パッ
クBの容量及びセル数を設定するものである。パルス制
御回路33は、パック種類設定回路43で設定された容
量及びセル数に応じて予め決められたパターンに従って
トランジスタ出力回路32のトランジスタをオン・オフ
制御する。
【0035】続いて残容量演算回路29で求められた残
容量に応じて実施例3と同様にバイナリーデータに従っ
てトランジスタをオン、オフ制御する。送信するデータ
の例を図5に示す。図5において、データのビットD5
〜D9を残容量情報(32段階)としている。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】例えば、表1に示すように、電池の容量に
応じてパターンを決めておく。ビットデータのD1,D
2をL,Hとして容量を決めておく。また、表2に示す
ように、電池のセル数に応じてパターンを決めておく。 ビットデータのD1,D2をL,Hとして電池パック電
圧を決めておく。パルス制御回路33は、パック種類設
定過渡43で設定された容量及びセル数が1200mA
Hで9.6Vのときには、表1,2のパターンに従って
トランジスタ出力回路32のトランジスタをオン、オフ
制御する。次に、電池13の残容量が60%であるとき
には、5ビットで表現した場合19段階になり、100
11になる。
【0039】充電器Aのパルス受信解読回路34は、T
端子12に順次現れてくるHレベル、Lレベルのパター
ンを容量、セル数、残容量としてパターン化する。例え
ば、上記の例では、010110011となる。パック
識別回路5は、パルス受信解読回路34でパターン化さ
れたデータ列からパックの容量、セル数を識別する。タ
イマー回路8は容量に応じた充電時間をセットする。
【0040】△T検出回路7では、パック識別回路5で
認識されたセル数に応じた△T値をセットする。残容量
検知回路21は、同様にパルス受信解読回路34のデー
タ列から残容量を算出する。以上により、T端子12が
1本で電池パックBの固定の情報(容量、セル数)を伝
えるだけでなく、同時に残容量等可変の情報をトランジ
スタによるオン・オフのパターンにより(すなわち、デ
ジタル通信)、伝えることができ、それに応じて過充電
のない最適な充電制御が可能となる。このように、本実
施例では、端子1本で安価な構成により実施例1と同様
の効果が得られるものである。
【0041】(実施例5)上記実施例4においては、端
子1本にてデータの送信を行なっているため、電池パッ
クBと充電器Aがセットされ、データを送信または受信
するタイミングが合わず、受信したデータを誤って解読
したときには、充電に過不足が生じる。従って、確実に
データをやり取りする必要がある。
【0042】そこで、本実施例では、電池パックBと充
電器Aのデータのやり取りを確実にするようにしたもの
である。構成は実施例4の図4に示す構成と同じである
。すなわち、パルス制御回路33は、パック種類設定回
路43で設定された容量、セル数、残容量のデータパタ
ーンを送信する前に、図6に示すように、まず一定時間
連続してオンしておく。
【0043】その後、1ビットの長さのオフをしてから
、容量、セル数、残容量のデータパターンを送信する。 すなわち、一定時間連続してオンの後のスタートビット
(オフ)の後に、データの送信を始める。充電器Aのパ
ルス受信解読回路34は、一定時間連続してLレベルの
時間があった後、1ビットのHレベルの後のHレベル,
Lレベルをパターン化する。尚、上記一定時間は、すべ
ての送信データの長さより長ければ、すべてのデータが
Lレベルのときと区別がつき、更に良い。
【0044】このように、本実施例においては、電池パ
ックBと充電器Aのデータのやり取りの信頼性が上がり
、誤動作を防止できるものである。 (実施例6)充電器Aは従来例で示したようなT端子の
電圧レベルで容量を識別する方式ですでに発売されてい
る。上記実施例4のようなデジタル通信の方式に変更す
ると、その電池パックBは、容量情報が伝達できないた
め、従来の充電器Aには使用できないことになる。
【0045】そこで、本実施例は、実施例4において従
来の方式のものにも使用できるように互換性を持たせた
ものである。本実施例は図7及び図8に示すように、実
施例4のトランジスタ出力回路32のトランジスタTr
1 と並列にパック識別抵抗R2 をエミッタに接続し
たトランジスタTr2 で構成したトランジスタ出力回
路35を設けたものである。
【0046】まず、電池パックBは充電器Aに接続され
ると、トランジスタ出力回路35をオン、トランジスタ
出力回路32をオフする。T端子18に発生する電圧は
従来例で説明したように、充電器AのT端子12の抵抗
R1 との分圧電圧になる。ここで、トランジスタTr
1 ,Tr2 のコレクタ・エミッタ間電圧VCEは無
視できるものとする。
【0047】従って、従来の充電器Aに接続されたとき
には、最初にT端子12,18に電池パックBの容量に
応じた電圧が発生することになり、充電器Aはパック識
別回路5により電池パックBの容量を識別し、その電池
パックBに応じたタイマー値をセットする。次に、トラ
ンジスタ出力回路35をオフし、トランジスタ出力回路
32を実施例4のように容量、セル数、残容量に応じて
オン・オフし、パターンを送信する。
【0048】これにより実施例4での充電器Aのパルス
受信解読回路34、パック識別回路5、残容量検知回路
21で、容量、セル数、残容量を識別し、充電時間を設
定する。従来の充電器Aでは、既にタイマー値が設定さ
れているため、T端子12にオン・オフのパターンが送
信されても影響はない。以上により実施例4においてT
端子18で容量、セル数、残容量を送信できると共に、
従来の充電器AのT端子12に対しても容量情報を伝達
することができる。このように、本実施例では、実施例
4において従来の方式のものにも使用できるように互換
性を持たせることができるものである。
【0049】(実施例7)上記実施例6において、容量
、セル数、残容量のパターンを送信する最初にT端子1
2に電池パックBの種類に応じた電圧を発生させること
により、互換性を持たせた。しかし、従来の充電器Aの
中には、常時T端子12を監視し、T端子12の電圧が
変化するとタイマー値を更新するものがある。
【0050】これに対しては後に送信するパターンによ
り誤ったタイマー値をセットしてしまうことになる。本
実施例は、このような従来の充電器Aにも互換性を持た
せるようにしたものである。実施例6において容量、セ
ル数、残容量のパターンを一定時間繰り返して送信した
後に送信する前と同様に、トランジスタ出力回路35を
オン、トランジスタ出力回路32をオフすることにより
、T端子18に電池パックBの種類に応じた電圧を発生
させるものである。
【0051】これにより従来の充電器Aの中で常時T端
子12を監視し、T端子12の電圧が変化するとタイマ
ー値を更新するものに対しても、パターンを送信後にも
T端子12に電池パックBの種類に応じた電圧が発生す
るため対応できるものである。このように、実施例4に
おいてより多くの従来の方式のものにも使用できるよう
に互換性を持たせることができるものである。
【0052】(実施例8)上記実施例4において、容量
、セル数、残容量のパターンを送信することにより、最
適な充電時間が決められたが、電池はまだまだ進化する
ことが予想される。このときには実施例4で説明した表
1にない高容量(例えば2800mAH)の電池が現れ
た場合に、実施例4の充電器Aでは対応できないことに
なる。
【0053】すなわち、実施例4では予め記憶された容
量にしか対応できない。そこで、本実施例では、今後さ
らに高容量電池が出てきても、対応できるようにしたも
のである。本実施例の構成を図9に示し、実施例4にお
いて送信するデータを充電容量としたものである。充電
容量演算回路44は、パック種類設定回路43で設定さ
れた容量と残容量演算回路29で求めた残容量より満充
電に必要な充電容量を演算する。パルス制御回路33は
充電容量演算回路44で求めた充電容量をバイナリーデ
ータに直し、トランジスタをオン・オフする。
【0054】例えば、充電容量を100mAHを一単位
として5ビットで表現するとする。例として、2400
mAHの電池で残容量が60%とすると、満充電に必要
な容量は2400×(1−0.6)=960mAHであ
る。約1000mAHとして10単位であり、データは
01001となる。充電器Aのパルス受信解読回路34
は受信したオン・オフより充電に必要な容量を識別する
。タイマー演算回路22は識別された容量データよりタ
イマー値を決める。充電回路1の出力が4.8Aのとき
充電要容量を1000mAHとすると、充電時間は1×
60/4.8=12.5分を設定する。
【0055】以上により予め電池の種類(容量)を記憶
する必要がなく、今後出てくる電池にも対応可能となる
ものである。
【0056】
【発明の効果】本発明は上述のように、電池パックと充
電器とが着脱自在な充電制御装置であって、電池パック
に残容量検出手段を備え、電池パックに装着時に該電池
パックの容量、セル数等の固定の情報を伝達する手段を
備え、上記情報を元に充電制御するようにした充電制御
装置において、電池パックの残容量情報等の可変の情報
を伝達する伝達手段を設けたものであるから、伝達手段
により、電池パックの残容量情報等の可変の情報を伝達
し、この残容量情報等の可変の情報を元に電池パックを
充電制御して、最適な充電時間により過充電を防止する
ことができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】実施例2,3のブロック図である。
【図3】(a),(b)は実施例2の説明図である。 (c)は実施例3の説明図である。
【図4】実施例4のブロック図である。
【図5】実施例4のビットデータの説明図である。
【図6】実施例5の動作説明図である。
【図7】実施例6,7のブロック図である。
【図8】要部回路図である。
【図9】実施例8のブロック図である。
【図10】従来例のブロック図である。
【符号の説明】
13  電池 A  充電器 B  電池パック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電池パックと充電器とが着脱自在な充
    電制御装置であって、電池パックに残容量検出手段を備
    え、電池パックに装着時に該電池パックの容量、セル数
    等の固定の情報を伝達する手段を備え、上記情報を元に
    充電制御するようにした充電制御装置において、電池パ
    ックの残容量情報等の可変の情報を伝達する伝達手段を
    設けたことを特徴とする充電制御装置。
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