JPH04346128A - データ処理装置及びデータ処理方法 - Google Patents

データ処理装置及びデータ処理方法

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JPH04346128A
JPH04346128A JP11854291A JP11854291A JPH04346128A JP H04346128 A JPH04346128 A JP H04346128A JP 11854291 A JP11854291 A JP 11854291A JP 11854291 A JP11854291 A JP 11854291A JP H04346128 A JPH04346128 A JP H04346128A
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JP
Japan
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instruction
micro
field
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microinstruction
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Application number
JP11854291A
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English (en)
Inventor
Hisaaki Suzuki
寿明 鈴木
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は情報処理分野において
、たとえば、マイクロプログラム制御を用いたデータ処
理装置及びその処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のデータ処理装置中のマイク
ロプログラム制御方式を示す回路図であり、図において
、1は複数の命令形式を持つマイクロプログラムを格納
する制御記憶部、2は制御記憶部1から読み出したマイ
クロ命令語を保持するマイクロ命令レジスタ、2Fは現
在マイクロ命令レジスタ2中に保持されているマイクロ
命令語の形式を指定するマイクロFフィールド、2Aは
次に制御記憶部1から読み出すべきマイクロ命令のアド
レスを指定するマイクロAフィールド、2Mは現在マイ
クロ命令レジスタに保持されているマイクロ命令語中の
マイクロFフィールドの指定に基づき制御対象やマイク
ロオペレーションの種類等が変化するマイクロMフィー
ルド、3は次に制御記憶部1をアクセスするアドレスを
選択するセレクタ、4は制御記憶部1をアクセスするア
ドレス情報を保持するマイクロアドレスレジスタ、5及
び6は論理ANDゲート、7及び8はマイクロFフィー
ルドの指定に基づきマイクロMフィールドの意味を変え
てデコードを行なうマイクロデコーダ、9はマイクロF
フィールド2Fがゼロの時にマイクロMフィールド2M
で指定される制御対象X、10はマイクロFフィールド
2Fが1の時にマイクロMフィールド2Mで指定される
制御対象Y、11はマイクロプログラムに処理の開始を
指定するためのマイクロエントリアドレスレジスタ、1
2はマイクロプログラムに対して割り込み処理を起動す
るためのマイクロインタラプトレジスタである。
【0003】一般的に水平型マイクロプログラム制御方
式は、制御対象となるハードウェア機能ブロック毎に対
応したマイクロフィールドを独立に設けていき、マイク
ロ命令語を構成する。こうする事により、マイクロ命令
語のデコードは独立した各マイクロフィールド単位で行
なうことが出来、デコード時間は垂直型マイクロプログ
ラムのマイクロ命令に比較して短縮される。しかし一方
では各制御対象機能ブロック対応に各マイクロフィール
ドを独立して持つために、制御対象機能ブロックの数が
多い場合にはマイクロ命令を構成するビット数が多くな
るという特性を持つ。マイクロ命令中のビット数増大は
、制御記憶部1を構成する部品点数の増大となり、特に
面積制約の厳しい1チップLSIの場合にはフロアプラ
ンを含めて大きな影響を与えることになる。水平型マイ
クロプログラムの語幅を減らす手法として、マイクロ命
令中で排他的にのみ用いられるマイクロオペレーション
をグループ分けしマイクロ命令中の同一位置に重ね合わ
せて配置すると共に(例えば図2中のマイクロMフィー
ルド)、現在のマイクロ命令がどの排他的マイクロオペ
レーショングループを意味しているかを指定するマイク
ロ命令形式指定手段(例えば図2中のマイクロFフィー
ルド)を設ける方法がよく知られている。
【0004】次に図に基づいて動作を説明する。マイク
ロアドレスレジスタ4にセットされたアドレスを以て制
御記憶部1から読み出されたマイクロ命令1語は次のサ
イクルでマイクロ命令レジスタ2にセットされる。マイ
クロ命令レジスタ2にセットされたマイクロ命令語はマ
イクロAフィールド2Aにより次に実行すべきマイクロ
命令語が格納されている制御記憶部1のアドレスが指定
される。即ち、マイクロAフィールド2Aの値はセレク
タ3を通ってマイクロアドレスレジスタ4にセットされ
る。一方、マイクロFフィールド2Fは現在マイクロ命
令レジスタ2にセットされているマイクロ命令語の命令
形式を指定する。具体的にはマイクロFフィールド2F
はマイクロMフィールド2Mのマイクロオペレーション
の形式を指定する。もし、マイクロFフィールド2Fが
ゼロの時には論理ANDゲート5は開き、マイクロMフ
ィールド2Mの値をマイクロデコーダ7に入力する。マ
イクロMフィールド2Mで指定されたマイクロオペレー
ションはマイクロデコーダ7でデコードされた後個々の
制御信号として制御対象X9に伝えられる。この時論理
ANDゲート6は閉じ、マイクロデコーダ8にはマイク
ロMフィールド2Mの値ではなくゼロが伝えられるので
、マイクロデコーダ8は初期値を出力し制御対象Y10
は動作しない。もし、マイクロFフィールド2Fが1の
時には論理ANDゲート6が開き、論理ANDゲート5
が閉じる事になるので、制御対象Y10がマイクロMフ
ィールド2Mの値に従って動作し、制御対象X9は動作
しないことになる。
【0005】又、このデータ処理装置がマイクロプログ
ラム制御処理を開始する場合には、マイクロエントリア
ドレスレジスタ11から最初のサイクルで実行すべきマ
イクロ命令のアドレス情報がセレクタ3を通してマイク
ロアドレスレジスタ4にセットされる。この後の動作は
前述した内容と同一である。
【0006】更に、マイクロプログラムに対して割り込
み処理を起動する場合には、マイクロインタラプトレジ
スタ12からマイクロ割り込み処理を開始すべきマイク
ロベクタアドレスがセレクタ3を通ってマイクロアドレ
スレジスタ4にセットされる。この後の動作は前述した
内容と同一である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、制御
記憶部からのマイクロ命令読み出しと、マイクロ命令の
解釈及び実行サイクルとは通常パイプラインとして並列
処理されるが、一般的にマイクロ命令の読み出しに比べ
て、マイクロ命令の解釈及び実行の方が演算器や演算結
果データの受渡し等のより時間の長くかかる処理を含ん
でいる。従来の複数形式のマイクロ命令を有するマイク
ロプログラム制御方式では、現在実行されるべきマイク
ロ命令語中にそのマイクロ命令形式を指定する手段が格
納されている為に、制御記憶からマイクロ命令レジスタ
に読み出された後に初めてマイクロ命令形式が判明する
。よってマイクロ命令レジスタのマイクロ命令語をデコ
ードして制御対象ハードウェアの動作を決定する迄の経
路にマイクロ命令形式に従ってデコードの選択や有効/
無効操作を行なう回路が挿入される事になり、制御信号
の生成速度が遅くなるという欠点があった。通常マイク
ロプログラムの制御対象は高速動作を要求される各種演
算器やメモリリクエスト発行処理等であり、この欠点は
高性能化の為にマシンサイクル短縮を図ろうとする近年
のデータ処理装置中においてクリティカルパスの1つに
なる可能性が大きい。
【0008】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、複数の命令形式を有するマイク
ロプログラム制御方式においてもマイクロ命令形式別の
デコード操作による制御信号の生成遅れを解消すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るデータ
処理装置は、命令語中に次に実行すべき命令語の命令形
式を指定するフィールドを設けたものであり、以下の要
素を有するものである。(a)  以下の要素を有する
命令語を記憶する制御記憶部(a1)複数種類の命令形
式のうちのいずれかで記述され、制御対象の動作を制御
するために実行される命令情報、(a2)次に実行すべ
き命令情報の命令形式を指定する命令形式指定情報、(
b)  上記制御記憶部の命令語の命令情報を、以前に
実行した命令語の命令形式指定情報で指定された命令形
式に基づいて実行する実行手段。
【0010】また、第2の発明に係るデータ処理装置は
、所定処理の開始時にも、始めに実行すべき命令語の命
令形式を指定できるようにしたものであり、以下の要素
を有するものである。(a)  複数種類の命令形式の
うちのいずれかで記述された命令語を記憶する制御記憶
部、(b)  所定の処理のため始めに実行される命令
語とその命令語の命令形式を指定する処理開始指定手段
、(c)  処理開始指定手段で指定された命令語を、
処理開始指定手段で指定された命令語の命令形式に基づ
いて実行する実行手段。
【0011】また、第3の発明に係るデータ処理方法は
、以下の工程を有するものである。(a)  複数種類
の命令形式のうちのいずれかの命令形式で記述された命
令情報と次に実行すべき命令情報の命令形式を指定した
命令形式指定情報を有する命令語を記憶させる制御記憶
工程、(b)  次に実行すべき命令語のアドレス情報
と、すでに実行した命令語の命令形式指定情報をレジス
タにセットするセット工程、(c)  セット工程によ
りセットされたアドレス情報により次に実行すべき命令
語を選択し、セット工程によりセットされた命令形式指
定情報に基づいてその命令語の命令情報を実行する実行
工程。
【0012】
【作用】第1の発明において、命令形式指定情報は次に
実行すべき命令語の命令形式を指定しているので、制御
記憶部から次に実行すべき命令語を読みだす時点でその
命令語の命令形式が既に判明していることになる。実行
手段は、この既に判明した命令形式に基づいて命令語を
処理できるので命令実行サイクル中の命令デコード部の
遅延を短くすることができる。
【0013】また、第2の発明において、処理開始指定
手段は、たとえば電源投入時のシステム起動処理や割り
込み発生時の割り込み処理等の所定の処理の最初に実行
すべき命令語の命令形式を指定しているので、処理のシ
ーケンス制御が命令語では直接行なわれない起動処理や
割り込み処理への切り替わり時にも命令形式の決定が遅
れないで行える。
【0014】また、第3の発明において、セット工程は
次に実行すべき命令語のアドレス情報とその命令形式を
あらかじめレジスタにセットしておくので、実行工程は
その命令形式に基づいて命令語を実行するので実行工程
の処理が高速になる。
【0015】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において1は複数の命令形式を持
つマイクロプログラムを格納する制御記憶部1、1Fは
制御記憶部1中に格納されているマイクロ命令語中のF
フィールド、1Aは制御記憶部1中に格納されているマ
イクロ命令語中のAフィールド、1Mは制御記憶部1中
に格納されているマイクロ命令語中のMフィールド、2
は制御記憶部1から読みだしたマイクロ命令語を保持す
るマイクロ命令レジスタ、2Fはマイクロ命令レジスタ
2中に含まれて次に実行すべきマイクロ命令語の命令形
式を指定するマイクロFフィールド、2Aはマイクロ命
令レジスタ2中に含まれて次に制御記憶部1から読み出
すべきマイクロ命令語のアドレスを指定するマイクロA
フィールド、2M1はマイクロデコーダ7を介して制御
対象X9の動作を制御する為のマイクロM1フィールド
、2M2はマイクロデコーダ8を介して制御対象Y10
の動作を制御する為のマイクロM2フィールド、3は次
に制御記憶部1をアクセスするアドレスを選択するセレ
クタ、4は制御記憶部1をアクセスするアドレス情報を
保持するマイクロアドレスレジスタ、4Fはマイクロア
ドレスレジスタ4中に含まれて制御記憶部1から読み出
したマイクロ命令語の命令形式を指定する次マイクロ命
令形式指定情報、5及び6は論理ANDゲート、7及び
8はマイクロデコーダ、9はマイクロM1フィールド2
M1の内容によって動作が指定される制御対象X、10
はマイクロM2フィールド2M2の内容によって動作が
指定される制御対象Y、11はマイクロプログラムに処
理の開始を指定する為のマイクロエントリアドレスレジ
スタ、11Fはマイクロエントリアドレスレジスタ11
中に含まれて次に制御記憶部1から読み出すマイクロ命
令語の命令形式を指定するマイクロエントリ命令形式指
定情報、12はマイクロプログラムに対してマイクロ割
り込みを起動する為のマイクロインタラプトレジスタ、
12Fはマイクロインタラプトレジスタ12中に含まれ
てマイクロ割り込み処理開始で実行する最初のマイクロ
命令語の命令形式を指定するマイクロインタラプトエン
トリ命令形式指定情報である。
【0016】また、20は制御記憶部1にある命令語を
読みだし実行する実行手段、21は起動処理や割り込み
処理等の所定の処理を開始するための命令語を指定する
処理開始指定手段、30は次に実行すべき命令語のアド
レス情報と命令形式をマイクロアドレスレジスタ4にセ
ットするセット工程、40はセット工程によってセット
されたマイクロアドレスレジスタ4の内容に基づいて制
御記憶部1から命令語を読み出し実行する実行工程であ
る。
【0017】次にこの発明の実施例における動作を図1
に基づいて説明する。あるサイクルでマイクロ命令レジ
スタ2にセットされている1つのマイクロ命令語中のマ
イクロAフィールド2Aは次のサイクルで実行すべきマ
イクロステップのアドレスを指定しており、セレクタ3
を通ってマイクロアドレスレジスタ4にセットされる。 又、同時にマイクロ命令レジスタ2中のマイクロFフィ
ールド2Fは次に実行すべきマイクロ命令語の命令形式
を指定しており、マイクロAフィールド2Aと同様にセ
レクタ3を通ってマイクロアドレスレジスタ4中の次マ
イクロ命令形式指定情報4Fにセットされる。この後マ
イクロアドレスレジスタ4にセットされたマイクロAフ
ィールド2Aが示すアドレスによって制御記憶部1から
次のサイクルで実行すべき1つのマイクロ命令語が読み
出される。制御記憶部1から読み出された該マイクロ命
令語中のFフィールド1F及びAフィールド1Aは次の
サイクルでマイクロ命令レジスタ2中のマイクロFフィ
ールド2F及びマイクロAフィールド2Aに各々セット
される。一方制御記憶部1から読み出されたMフィール
ド1Mは論理ANDゲート5及び6の入力になる。今、
マイクロアドレスレジスタ4中で次マイクロ命令形式指
定情報4Fの値がゼロであるとすると、論理ANDゲー
ト5は開き、論理ANDゲート6は閉じる。即ち、制御
記憶部1から読み出されたMフィールドはマイクロ命令
レジスタ2中のマイクロMフィールド2M1にセットさ
れ、マイクロM2フィールド2M2にはゼロが各々次の
サイクルでセットされる。反対に、マイクロアドレスレ
ジスタ4中で次マイクロ命令形式指定情報4Fの値が1
である時には、論理ANDゲート5が閉じ6が開くので
、次サイクルではマイクロM1フィールド2M1にはゼ
ロが、マイクロM2フィールド2M2にはMフィールド
1Mの値がセットされる。即ち、前のサイクルで実行さ
れるマイクロ命令レジスタ2中のマイクロFフィールド
2Fで指定された命令形式に従って、次に実行するマイ
クロ命令語はマイクロ命令レジスタ2にセットされる事
になる。マイクロM1フィールド2M1の値をデコード
するマイクロデコーダ7及び制御対象X9、マイクロM
2フィールド2M2の値をデコードするマイクロデコー
ダ8及び制御対象Y10は従来技術を示した図3中の同
一符号と同じ機能を有している為にここではこれらの動
作説明は省略する。
【0018】又、このデータ処理装置がマイクロプログ
ラム制御処理を開始する場合には、マイクロエントリア
ドレスレジスタ11から最初のサイクルで実行すべきマ
イクロ命令のアドレス情報がセレクタ3を通してマイク
ロアドレスレジスタ4にセットされる。又、同時にマイ
クロエントリ命令形式指定情報11Fもセレクタ3を通
ってマイクロアドレスレジスタ4中の次マイクロ命令形
式指定情報4Fにセットされる。この後の動作は前述し
た内容と同一である。更に、マイクロプログラムに対し
て割り込み処理を起動する場合には、マイクロインタラ
プトレジスタ12からマイクロ割り込み処理を開始すべ
きマイクロベクタアドレスがセレクタ3を通ってマイク
ロアドレスレジスタ4にセットされる。又、同時にマイ
クロインタラプトエントリ命令形式指定情報12Fもセ
レクタ3を通ってマイクロアドレスレジスタ4中の次マ
イクロ命令形式指定情報4Fにセットされる。この後の
動作は前述した内容と同一である。
【0019】次に、図2を用いて具体例を説明する。こ
のデータ処理装置がマイクロプログラム制御処理を開始
すると、マイクロエントリアドレスレジスタ11から実
行すべきマイクロ命令のアドレス=0000とマイクロ
エントリ命令形式情報11F=0を参照し、アドレス0
000からの実行をスタートする。制御記憶部1のアド
レス0000には、 Fフィールド=0 Aフィールド=0001 Mフィールド=00000 が記憶されているが、マイクロエントリ命令形式情報1
1F=0であるため、Mフィールド=00000はマイ
クロM1フィールド2M1にセットされ処理されること
になる。そして、次に実行されるアドレスはAフィール
ド=0001により、アドレス=0001の実行がされ
ることになるが、アドレス=0000のFフィールド=
0はアドレス=0001にあるMフィールドの形式を示
しているため、アドレス=0001のMフィールド=1
1000はマイクロM1フィールド2M1で処理される
。次に実行されるアドレス=0002のMフィールド=
11110はアドレス=0002のFフィールド=1の
ため、マイクロM2フィールド2M2で処理される。
【0020】ここで、たとえば、割り込み処理としてI
NT1が発生したとすると、マイクロインタラプトレジ
スタ12のINT1に保持されたマイクロベクタアドレ
ス=1100とマイクロインタラプトエントリ命令形式
指定情報12F=0により、制御記憶部1のアドレス=
1100が実行されることになる。アドレス=1100
は、 Fフィールド=1 Aフィールド=1101 Mフィールド=00111 が記憶されており、Mフィールド=00111は、マイ
クロインタラプトエントリ命令形式指定情報12F=0
のためマイクロM1フィールド2M1で処理される。ま
た、次の実行アドレス(Aフィールド=1101)のM
フィールド=10111はアドレス=1100のFフィ
ールド=1のため、マイクロM2フィールド2M2で処
理される。
【0021】以上のように、この実施例では、複数形式
のマイクロ命令語から構成されるマイクロプログラムと
、該マイクロプログラムを格納しマイクロ命令語単位に
読み出しを行なう制御記憶部と、該マイクロ命令語中に
次に実行すべきマイクロ命令語の命令形式を指定するフ
ィールドとを備えたデータ処理装置を説明した。また、
マイクロプログラムに対して起動処理や割り込み処理等
の所定の処理を開始するための処理開始指定手段を有し
、該処理開始指定手段中に最初に実行されるマイクロ命
令語の命令形式を指定する情報を有するデータ処理装置
を説明した。
【0022】実施例2.尚、上記実施例ではFフィール
ド1FによりMフィールド1Mの定義が切り換わる例を
示したが、複数のマイクロフィールドあるいはFフィー
ルド1Fを除く全てのマイクロフィールドの定義が切り
換わってもよく、これらの場合にも上記実施例と同様の
効果を奏する。また、Fフィールドが0か1の2つの命
令形式の場合を示したが、命令形式が3以上ある場合で
もよい。
【0023】実施例3.また、上記実施例ではマイクロ
命令語の場合を示したが、マイクロ命令語に限る必要は
なく、その他のプログラム言語や処理命令語の場合であ
ってもかまわない。
【0024】
【発明の効果】以上のようにこの第1の発明によれば命
令語中に次に実行すべき命令語の命令形式を指定するフ
ィールドを備えたので、プログラム実行時に命令実行サ
イクル中の命令デコード部の遅延を命令形式に関わらず
短くでき、ひいてはマシンサイクルの短縮を可能にする
【0025】また、第2の発明によれば、処理開始指定
手段中に最初に実行される命令語の命令形式を指定する
情報を設けたので、第1の発明によるデータ処理装置と
あわせて用いることにより、すべての命令語に対して命
令実行サイクルを高速化できる。
【0026】また、第3の発明によれば、セット工程に
よりあらかじめ命令語の命令形式が指定されるので、実
行工程の処理が高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるデータ処理装置中の
マイクロプログラム制御方式を示す回路図である。
【図2】この発明の具体的処理を示す図である。
【図3】従来のデータ処理装置によるデータ処理装置中
のマイクロプログラム制御方式を示す回路図である。
【符号の説明】
1  制御記憶部 2F  マイクロFフィールド(命令形式指定情報の一
例) 11F  マイクロエントリ命令形式指定情報12F 
 マイクロインタラプトエントリ命令形式指定情報 20  実行工程 21  処理開始指定手段 30  セット工程 40  実行工程

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  以下の要素を有するデータ処理装置(
    a)  以下の要素を有する命令語を記憶する制御記憶
    部(a1)複数種類の命令形式のうちのいずれかで記述
    され、制御対象の動作を制御するために実行される命令
    情報、(a2)次に実行すべき命令情報の命令形式を指
    定する命令形式指定情報、(b)  上記制御記憶部の
    命令語の命令情報を、以前に実行した命令語の命令形式
    指定情報で指定された命令形式に基づいて実行する実行
    手段。
  2. 【請求項2】  以下の要素を有するデータ処理装置(
    a)  複数種類の命令形式のうちのいずれかで記述さ
    れた命令語を記憶する制御記憶部、(b)  所定の処
    理のため始めに実行される命令語とその命令語の命令形
    式を指定する処理開始指定手段、(c)  処理開始指
    定手段で指定された命令語を、処理開始指定手段で指定
    された命令語の命令形式に基づいて実行する実行手段。
  3. 【請求項3】  以下の工程を有するデータ処理方法(
    a)  複数種類の命令形式のうちのいずれかの命令形
    式で記述された命令情報と次に実行すべき命令情報の命
    令形式を指定した命令形式指定情報を有する命令語を記
    憶させる制御記憶工程、(b)  次に実行すべき命令
    語のアドレス情報と、すでに実行した命令語の命令形式
    指定情報をレジスタにセットするセット工程、(c) 
     セット工程によりセットされたアドレス情報により次
    に実行すべき命令語を選択し、セット工程によりセット
    された命令形式指定情報に基づいてその命令語の命令情
    報を実行する実行工程。
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