JPH04345623A - 樹脂ラミネート紙の製造法 - Google Patents

樹脂ラミネート紙の製造法

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JPH04345623A
JPH04345623A JP3147915A JP14791591A JPH04345623A JP H04345623 A JPH04345623 A JP H04345623A JP 3147915 A JP3147915 A JP 3147915A JP 14791591 A JP14791591 A JP 14791591A JP H04345623 A JPH04345623 A JP H04345623A
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JP
Japan
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paper
water
resin
film
polyvinyl alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3147915A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Katayama
哲也 片山
Hirotoshi Miyazaki
宮崎 弘年
Takashi Nakayama
俊 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙表面に水溶性樹脂フィ
ルム層が存在している樹脂ラミネート紙の効率的な製造
法に関する。
【0002】
【従来の技術】紙にポリビニルアルコール等の水溶性樹
脂を水溶液の状態で塗布、乾燥したものを再湿接着テー
プとして利用したり、紙のバリヤー性およびインクの浸
透性をコントロールする技術は従来から行なわれている
。しかし、従来の、紙にポリビニルアルコール等の水溶
性樹脂を水溶液の状態で塗布乾燥することにより紙のバ
リヤー性およびインクの浸透性をコントロールする方法
は、紙の空隙率が大きく、浸透性が著しい紙の場合には
バリヤー性被膜が形成されにくく、また湿潤時の強度が
小さい紙の場合にはラミネート紙を安定に製造をするこ
とができず、さらに、水溶性樹脂を水溶液の状態で塗布
した後、その水分を蒸発させるためのエネルギーコスト
がかるという問題があった。そのため、紙に対して片方
の面に超微粒子の水をスプレーする方法(たとえば超音
波による振動スプレー)、もしくは含水アルコール液を
少量塗布し、紙の形状を傷つけることなく表面を湿潤さ
せた後、水溶性ポリマーフィルムを圧着し、さらに必要
に応じて加熱する方法も提案されている(実用新案公告
  昭57−52089号)。しかし、スプレーする水
の量が少しでも過剰となると水溶性フィルム圧着の際、
フィルムの溶解、穴開きが起こり、紙表面に均一に水溶
性フィルムを存在させることが困難となる。また、メタ
ノールなどの低沸点の1価アルコールからなる含水アル
コール液を少量塗布する方法は低沸点の1価アルコール
を使用することによる引火、爆発等の問題が発生しやす
い欠点があり、さらにラミネート時に紙の穴開きトラブ
ルが起きるなどの問題があり、改善が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、作業効率お
よび安全性が良好な紙に水溶性樹脂フィルムとを貼り合
わせる製造法の確立を目的とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討を
進めてきた結果、紙表面に多価アルコールを存在させた
状態で、紙とポリビニルアルコール系の水溶性樹脂フィ
ルムを貼り合わせることを特徴とする樹脂ラミネート紙
の製造法を見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】本発明で使用する紙は特に制限されるもの
ではないが、一般にバリヤー紙あるいはラミネート紙に
用いられる物であれば使用可能である。たとえば、上質
紙、中質紙、下質紙、グラビア紙、アート紙、コート紙
等が挙げられる。また、ラミネートする紙の反対側がコ
ートされていたり、印刷されていたり、塩化ビニルなど
のプラスチィックシートでラミネートされていてもよい
。また、ビニロン、アクリル等の合成紙や不織紙も使用
可能である。
【0006】本発明で使用する多価アルコールは、ポリ
ビニルアルコール系樹脂との親和性を有し、かつ本発明
の使用条件時に液状(融点30℃以下)であるという条
件をみたせば使用可能である。本発明で使用する多価ア
ルコールとしては、たとえばエチレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエ
チレングリコール、プロピレングリコール等のグリコー
ル類、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオー
ル等のジオール類、グリセリン、ジグリセリン、3−メ
チル1,3,5−ペンタントリオール等が挙げられるが
、これらに限定されるものではない。これらの多価アル
コールのうち、特に好ましいものとして、グリセリン、
エチレングリコールが挙げられる。なお本発明における
多価アルコールとしては、含水率20重量%以下の含水
多価アルコール、好ましくは、含水率10重量%以下の
含水多価アルコールを使用することができる。これらの
多価アルコールは引火性が無いかあるいは引火点が高く
、製造時の引火および爆発の危険性がほとんど無いこと
も特徴である。紙表面に多価アルコールを存在させてお
く方法としては特に制限はなく、たとえば紙表面に通常
のコーティング方法で多価アルコールを塗布する方法ま
たは噴霧する方法等が挙げられる。これらの多価アルコ
ールの使用量としては、ポリビニルアルコール系の水溶
性樹脂フィルム100重量部に対して、1〜200重量
部、好ましくは2〜100重量部、さらに好ましくは5
〜50重量部である。多価アルコールの使用量がポリビ
ニルアルコール系の水溶性樹脂フィルム100重量部に
対して1重量部未満である場合には該水溶性樹脂フィル
ムと紙との接着力が小さくなり、多価アルコールの使用
量がポリビニルアルコール系樹脂フィルム100重量部
に対して200重量部より大きい場合にはラミネート後
のフィルムが膨潤し、ブロッキングが起こるため製造上
好ましくない。
【0007】本発明で用いるポリビニルアルコール系の
水溶性樹脂フィルムの厚みは10〜200ミクロンが好
ましい。フィルムの厚みが10ミクロン未満になるとフ
ィルム強度が低下し、フィルムの厚みが200ミクロン
より厚くなるとフィルムが剛直になり、いずれの場合も
ラミネート時の作業性が低下する。本発明でいうポリビ
ニルアルコール系の水溶性樹脂フィルムに使用されるポ
リビニルアルコール系樹脂は、ポリビニルエステルの加
水分解あるいはアルコリシスにより製造される。本発明
におけるポリビニルエステルとしてはビニルエステルの
単独重合体、2種類以上のビニルエステルの共重合体お
よびビニルエステルと他のエチレン性モノマーとの共重
合体が挙げられる。ビニルエステルとしては炭素数1〜
25の脂肪酸のビニルエステルが好ましく、炭素数1〜
20の脂肪酸のビニルエステルがさらに好ましく、その
なかでも特にポリ酢酸ビニルが好ましい。本発明で使用
するポリビニルアルコール系の水溶性樹脂は、フィルム
の成形性が良好で、かつ成形したフィルムが良好な水溶
性を示すことが必要であり、その観点からポリビニルア
ルコール系の水溶性樹脂のビニルアルコール単位の含水
量は30〜99.5モル%、好ましくは50〜99モル
%、さらに好ましくは70〜95モル%である。ビニル
アルコール単位の含水量が30モル%未満となるとフィ
ルムの水溶性が低下するため好ましくない。またビニル
アルコール単位の含水量が99.5モル%より大きくな
るとフィルムの結晶化度が高まることによる水溶性の低
下が起こり好ましくない。ポリビニルアルコール系の水
溶性樹脂の粘度平均重合度は50〜8000、さらに好
ましくは100〜4000である。粘度平均重合度が5
0未満となるとフィルムの強度が低下し好ましくない。 粘度平均重合度が8000より大となると粘度増加等に
よりフィルム作成が難しくなるので好ましくない。本発
明で使用するポリビニルアルコール系樹脂は、他のモノ
マーと共重合を行なっても良く、また、連鎖移動剤を使
用してポリマー末端を修飾したものも使用できる。ビニ
ルエステルと共重合するエチレン性モノマーとしてはビ
ニルエステルと共重合可能なものであれば特に制限はな
く、例えば、エチレン等のオレフィン類、(メタ)アク
リル酸、フマル酸、イタコン酸、クロトン酸、マレイン
酸、無水マレイン酸等のカルボン酸含有単量体及びその
塩、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリ
ル酸2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−エ
チルヘキシル、(メタ)アクリル酸ステアリル等の(メ
タ)アクリル酸エステル類、フマル酸ジメチル、イタコ
ン酸ジメチル、マレイン酸ジメチル、マレイン酸モノメ
チル、クロトン酸ジメチル等のエステル類、メチルビニ
ルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエー
テル等のビニルエーテル類、ビニルスルホン酸、アリル
スルホン酸、メタアリルスルホン酸、2−アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸等のスルホン酸基含
有の単量体及びその塩、(メタ)アクリルアミド、N,
N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール
(メタ)アクリルアミド、N−t−ブトキシ(メタ)ア
クリルアミド、N−t−オクチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−ビニルピロリドン等のアミド基含有の単量体、
ジメチルアミノエチル(メタ)アクリルアミド等のアミ
ノ基含有の単量体、(メタ)アクリルアミド−プロピル
−トリメチルアンモニウムクロリド等の4級アンモニウ
ム塩含有の単量体、ビニルヒドロキシシラン、(メタ)
アクリル酸−3−トリメトキシシリルプロピル等のシリ
ル基含有の単量体、アリルアルコール、ジメチルアリル
アルコール、イソプロペニルアルコール、等の水酸基含
有の単量体、アリルアセテート、ジメチルアリルアセテ
ート、イソプロペニルアセテート等のアセチル基含有の
単量体等が挙げられる。これらの中でも、N−ビニルピ
ロリドン、イタコン酸、アリルアルコール、(メタ)ア
クリルアミド−プロピル−トリメチルアンモニウムクロ
リド、アリルスルホン酸塩類は特に好ましい。
【0008】本発明のラミネートに際して、多価アルコ
ールをまず紙表面に塗布等の方法で存在させることが必
須である。多価アルコールをまず水溶性樹脂フィルムに
塗布する方法は、フィルムの溶解、膨潤が発生し、良好
なラミネート紙が得られないため本発明では使用できな
い。多価アルコールを紙表面に存在させる方法としては
、紙表面に多価アルコールを噴霧する方法、バーコータ
ーまたはロールコーター等を使用して塗布する方法等が
あるが、これらに限定されるものではない。紙表面に多
価アルコールを塗布した後は、できるだけ早い時期に紙
とポリビニルアルコール系の水溶性樹脂フィルムとを貼
り合わせることが好ましい。表面に多価アルコールを存
在させておいた紙とポリビニルアルコール系の水溶性樹
脂フィルムとを貼り合わせる作業は通常の貼り合わせ装
置を用いて容易に実施でき、装置について特に制限はな
い。また、本発明において使用するポリビニルアルコー
ル系の水溶性樹脂フィルムには必要に応じて、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、可塑剤、滑剤、着色剤、充填剤、熱
安定化剤等を加えることもできる。また、本発明の製造
法により得られた樹脂ラミネート紙表面には、用途に応
じて剥離剤等各種薬剤を塗布しても差し支えない。本発
明により製造されたラミネート紙の用途としては、例え
ば、再湿接着テープ、剥離紙、印刷物用紙、紙構造物、
包装紙、熱転写紙等が挙げられるが、これに限定される
ものではない。
【0009】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例によってなんら制限さ
れるものではない。なお実施例中で単に重合度と書いて
あるものは、完全けん化ポリビニルアルコールとしたポ
リビニルアルコール系樹脂水溶性の極限粘度を測定する
ことによって得られた粘度平均重合度のことである。
【0010】実施例1 ポリ酢酸ビニルのメタノール溶液にアルカリ触媒を投入
してけん化した後、乾燥することにより重合度600、
けん化度61モル%のポリビニルアルコール系樹脂を得
た。得られたポリビニルアルコール系樹脂をダイリップ
幅360mmのTダイを取りつけたスクリュー径40m
mの1軸押出機の供給口に供給し、第1ゾーン100℃
、第2ゾーン160℃、第3ゾーン200℃およびダイ
200℃の温度条件で押出製膜することにより、厚さ3
0ミクロンのポリビニルアルコールフィルムを得た。 予め準備した紙にバーコーターを用いてグリセリン20
g/m2となるように塗布し、得られたグリセリン塗布
紙に上記のポリビニルアルコールフィルムを圧着し、樹
脂ラミネート紙を得た。樹脂ラミネート紙の製造過程に
おいて水溶性フィルムの穴開き等のトラブルは発生せず
、紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力も良好
であった。
【0011】実施例2 実施例1と同じポリビニルアルコール系樹脂を使用し、
実施例1と同じ温度条件で押出製膜することにより、厚
さ60ミクロンのポリビニルアルコールフィルムを得た
。このフィルムを実施例1と同じ方法でグリセリン塗布
紙に圧着し、樹脂ラミネート紙を得た。樹脂ラミネート
紙製造過程において水溶性フィルムの穴開き等のトラブ
ルは発生せず、紙とポリビニルアルコール系樹脂層との
接着力も良好であった。
【0012】実施例3 ポリ酢酸ビニルのメタノール溶液にアルカリ触媒を投入
してけん化した後、乾燥することにより、重合度170
0、けん化度88モル%のポリビニルアルコール系樹脂
を得た。得られたポリビニルアルコール系樹脂を水に溶
解し、得られた10重量%水溶液をポリエステルフィル
ム上にキャストし、70℃で乾燥することにより、厚さ
78ミクロンのポリビニルアルコールフィルムを得た。 このフィルムを実施例1と同じ方法でグリセリン塗布紙
に圧着し、樹脂ラミネート紙を得た。樹脂ラミネート紙
の製造過程において水溶性フィルムの穴開き等のトラブ
ルは発生せず、紙とポリビニルアルコール系樹脂層との
接着力も良好であった。
【0013】実施例4 アリルスルホン酸ソーダを0.4モル%共重合したポリ
酢酸ビニルのメタノール溶液にアルカリ触媒を投入して
けん化した後、乾燥することにより、重合度1000、
けん化度70モル%のポリビニルアルコール系樹脂を得
た。得られたポリビニルアルコール系樹脂を水に溶解し
、得られた10重量%水溶液をポリエステルフィルム上
にキャストし、70℃で乾燥することにより、厚さ70
ミクロンのポリビニルアルコールフィルムを得た。この
フィルムを実施例1と同じ方法でグリセリン塗布紙に圧
着し、樹脂ラミネート紙を得た。樹脂ラミネート紙の製
造過程において水溶性フィルムの穴開き等のトラブルは
発生せず、紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着
力も良好であった。
【0014】実施例5 N−ビニルピロリドンを4モル%共重合したポリ酢酸ビ
ニルのメタノール溶液にアルカリ触媒を投入してけん化
した後、乾燥することにより、重合度1700、けん化
度80モル%のポリビニルアルコール系樹脂を得た。得
られたポリビニルアルコール系樹脂を水に溶解し、得ら
れた10重量%水溶液をポリエステルフィルム上にキャ
ストし、70℃で乾燥することにより、厚さ72ミクロ
ンのポリビニルアルコールフィルムを得た。このフィル
ムを実施例1と同じ方法でグリセリン塗布紙に圧着し、
樹脂ラミネート紙を得た。樹脂ラミネート紙製造過程に
おいて水溶性フィルムの穴開き等のトラブルは発生せず
、紙とポリビニルアルコール系樹脂層との接着力も良好
であった。
【0015】実施例6 イタコン酸を5モル%共重合したポリ酢酸ビニルのメタ
ノール溶液にアルカリ触媒を投入してけん化した後、乾
燥することにより、重合度1700、けん化度98モル
%のポリビニルアルコール系樹脂を得た。得られたポリ
ビニルアルコール系樹脂を水に溶解し、得られた10重
量%水溶液をポリエステルフィルム上にキャストし、7
0℃で乾燥することにより、厚さ74ミクロンのポリビ
ニルアルコールフィルムを得た。このフィルムを実施例
1と同じ方法でグリセリン塗布紙に圧着し、樹脂ラミネ
ート紙を得た。樹脂ラミネート紙製造過程において水溶
性フィルムの穴開き等のトラブルは発生せず、紙とポリ
ビニルアルコール系樹脂層との接着力も良好であった。
【0016】実施例7 実施例2と同じポリビニルアルコールフィルムを用いて
、実施例1と同じ方法でエチレングリコールを20g/
m2となるように塗布した紙に圧着し、樹脂ラミネート
紙を得た。樹脂ラミネート紙製造過程において水溶性フ
ィルムの穴開き等のトラブルは発生せず、紙とポリビニ
ルアルコール系樹脂層との接着力も良好であった。
【0017】比較例1 実施例1と同じ紙にバーコーターを用いて水20g/m
2となるように塗布し、得られた水塗布紙に実施例1で
使用したものと同じポリビニルアルコール系樹脂フィル
ムを圧着したところ水溶性フィルムの穴開きトラブルが
発生し、良好な樹脂ラミネート紙を作ることはできなか
った。
【0018】比較例2 実施例1と同じ紙に何も塗布せずに実施例1で使用した
ものと同じポリビニルアルコール系樹脂フィルムを圧着
したところ紙とポリビニルアルコール系の水溶性樹脂層
との接着力が発現せず樹脂ラミネート紙を作ることはで
きなかった。
【0019】
【発明の効果】本発明の樹脂ラミネート紙の製造法は、
水溶性フィルムラミネート時に穴開きトラブルがなく、
紙と水溶性樹脂との接着力が高く、かつ安全性も高く、
しかも得られた水溶性樹脂ラミネート紙は再湿接着テー
プ、剥離紙、印刷物用紙、紙構造物、包装紙、熱転写等
に幅広く利用することができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  紙表面に多価アルコールを存在させた
    状態で、紙とポリビニルアルコール系の水溶性樹脂とを
    貼り合わせることを特徴とする樹脂ラミネート紙の製造
    法。
  2. 【請求項2】  多価アルコールの融点が30℃以下で
    ある請求項1記載の樹脂ラミネート紙の製造法。
JP3147915A 1991-05-22 1991-05-22 樹脂ラミネート紙の製造法 Pending JPH04345623A (ja)

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JP3147915A JPH04345623A (ja) 1991-05-22 1991-05-22 樹脂ラミネート紙の製造法

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04351545A (ja) * 1991-05-29 1992-12-07 Sliontec:Kk 水溶性又は水に易分散性の紙の表面に水溶性ポリマー薄膜を形 成する方法
JP2016529335A (ja) * 2013-06-04 2016-09-23 モノソル リミテッド ライアビリティ カンパニー 水溶性フィルムシール溶液、関連する方法、および関連する物品
WO2022043405A1 (en) * 2020-08-26 2022-03-03 Aquapak Polymers Limited Polyvinyl alcohol coated cellulosic products
WO2022229661A1 (en) * 2021-04-29 2022-11-03 Dm Flexibles Ltd Laminated products and methods for their production

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