JPH0434475A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置の現像装
置に関する。

（従来の技術） 従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置に用いられる
現像装置のうち、特に小型で本体に着脱自在なカートリ
ッジタイプのものは予め現像剤を現像装置内に収納した
状態て出荷され、速やかで便利な使用に供される構成と
なっている。その場合、現像装置を画像形成本体に装着
するまでの出荷後の輸送中での現像装置内部からの現像
剤の漏出を防ぎ、現像装置装着時の現像剤による使用者
や本体の汚染を防ぐ手段が必要である。

そこて、現像装置本体を現像部と現像剤収納部とに区画
し、その境界に仕切板を設け、該仕切板の中央開口部を
シールテープで塞いで現像剤収納部に現像剤を密閉する
方法が採られている。そして、現像装置の使用に際して
は、シールテープを仕切板から剥して現像部と現像剤収
納部とを連通せしめ、現像剤を現像部へ供給するように
している。

その他、現像装置内に膨張圧縮性の高い弾性体で構成し
た現像剤容器を収納する方法も提案されている。

（発明か解決しようとするａｌｌり しかしながら５上記従来例ては次のような問題かあった
。

即ち、シールテープを仕切板の開口部を塞ぐ状態に熱溶
着又は超音波溶着し、仕切板を現像剤収納部側容器に溶
着した後に該容器内に現像剤を収納し、その後、現像部
側容器と現像剤収納部側容器とを溶着する組立て工程が
必要であり、専用の組立装置が必要になるとともに、組
立てに時間がかかるという欠点がある。又、部品点数や
組立工数が増える欠点もある。

又、膨張圧縮性の高い弾性体て現像剤を収納する容器を
構成するものにあっては、空気を混合しないと現像剤は
圧力で凝集してしまうし、空気な混入すると容器の容積
として現像剤の容積以上の容積か必要となる上、長期間
では中の空気か抜けてやはり現像剤か凝集されるという
問題がある。

本発明は上記問題に鑑みてなされたものて、その目的と
する処は１組立てが容易てコストも低く、取扱いも容易
である現像装置を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成すべく本発明は、現像剤を収容する現像
剤容器を任意な形状に変形し得る非圧縮性の材料で構成
するとと−もに、該現像剤容器に、少なくとも周囲から
外方へ突出しない現像剤給入口と線状又は面状に開口可
能な現像剤排出口を形成したことをその特徴とする。

（作用） 本発明によれば、現像剤容器内に空気と共に現像剤を充
填した後、現像剤容器を現像装置本体に組み込むことか
できるため、専用の組立装置を要することなく現像装置
を容易に組立てることができ、組立工数及び部品点数の
削減によって該現像装置のコストダウンを図ることかて
きる。

又、現像剤容器の気密性か高く、これの中には現像剤が
空気と共に充填されているため、現像剤か凝集すること
はない、そして、現像装置の使用に際しては、現像剤容
器に設けられた現像剤排出口を開ければ、現像剤容器内
の現像剤が容器外に排出されて現像に供されるため、当
該現像装置の取扱いが容易となる。

（実施例） 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。

第１図は本発明の第１実施例を示す現像剤容器の斜視図
、第２図は現像装置の分解断面図である。

本発明に係る現像装置ｌは、第２図に示すように、下枠
２と、該下枠２に回転自在に支承された第２図の紙面垂
直方向に長い円筒状の現像剤担持体３と、該現像剤担持
体３の周面に圧接された現像剤コーティング手段である
ブレード４と、下枠２によって形成される空間Ｓ内に嵌
め込まれて収容される現像剤容器５と、該現像剤容器５
の上部を被う上枠６を含んで構成される。

ところて、上記現像剤容器５は、非伸縮性であって、少
なくとも現像剤よりも十分に目の細かいポリプロブレン
やポリエチレ等の材料から成り、従って、該現像剤容器
５はこれに現像剤が収容されていない状態ては容易にそ
の形状を変えることかてきる。

而して、現像剤容器５はこれに現像剤や空気が収容され
ると膨張して図示の形状１寸法を保ち、下枠２によって
形成される前記空間Ｓに丁度嵌まり込むことができる。

そして、この現像剤容器５の上面には、現像剤容器５程
には容易に変形しないポリカーボネート樹脂等から成る
円筒状の現像剤給入ロアか接着されている。尚、現像剤
容器５と前記上枠６との間に無駄な空間が形成されない
ように、現像剤給入ロアは第２図に示すように現像剤容
器５内に埋没して現像剤容器１の上面から突出しないよ
うに構成されており、該現像剤給入ロアから現像剤容器
５内に現像剤が充填された後には、現像剤給入ロアは開
閉自在なキャップ８にて閉塞される。尚、現像剤給入ロ
アは上述の如く現像剤容器５内に最初から埋没させてお
く必要は必ずしもなく、これを現像剤容器５の上面から
突出させておき、現像剤容器５を組込む際に該現像剤容
器５の変形によって当該供給ロアを現像剤容器５内に埋
没させるようにしてもよい。又、現像剤容器５に現像剤
を充填した後に給入ロアを塞ぐ方法としては、上記以外
に接着テープや接着剤、或いは落とし蓋による方法が考
えられる。

他方、現像剤容器５の前記現像剤担持体３に対向する面
には、第１図に示すように幅方向に長い線状の現像剤排
出口９が形成されており、この現像剤排出口９はこれの
周縁に接着されたシール部材１０によって閉じられてい
る。本実施例では１、シート部材１０の長さは現像剤排
出口９の幅寸法の２倍以上に設定されており、該シール
部材１０の排出０９を封じた残りの部分は第１図に示す
ように折り返されており、その自由端は現像装置ｌ外へ
導出している。従って、シート部材１０の現像装置１外
へ導出する自由端を手て持ってこれを引くと、該シート
部材ｌＯはその折り返し部から徐々に剥れ、現像剤排出
口９を開くため現像剤容器５に収容された現像剤が排出
口９から出てくる。尚、本実施例ては現像剤排出口９を
線で構成したか、面て構成してもよい。

次に、現像装置ｌの組立て要領を第２図に基づいて説明
する。

現像剤が充填された現像剤容器５は下枠２に落とし込ま
れて空間Ｓに収納されるか、このときシート部材１０の
自由端は下枠２の側部から現像装置ｌ外へ導出される。

次に、上枠６を下枠２に重ね合せ、これを接着剤て下枠
２に固定すれば、現像装置１か容易に組立てられ、部品
点数及び組立工数か削減されて当該現像装Ｗ１のコスト
ダウンが図られる。尚、上枠６は弾性体を介して下枠２
に嵌合状態て固定するようにしてもよい。

ところで、本実施例ては下枠２と現像剤容器５及び上枠
６と現像剤容器５との間にそれぞれ接着剤を塗布してお
互いを接着し、現像剤が消費されて現像剤容器５内の現
像剤か少なくなったときに現像剤容器５の形が崩れて該
現像剤容器５内の残留現像剤の排出が妨げられないよう
にした。

尚、下枠２及び上枠６と現像剤容器５との接着は、両面
粘着テープ、その他の接着手段によってもよい。

次に、本発明の第２実施例を第３図に基づいて説明する
。尚、第３図はプロセスカートリッジ要部の縦断面図で
あり、本図においては第２図に示したと同一要素には同
一符号を付している。

本実施例においては、現像装置１の他に像担持体１１も
枠１２内に一体に組み込んでプロセスカートリッジＫか
構成されており、現像剤容器５はこれに現像剤が充填さ
れる前に上枠６に取り付けられ、少なくとも現像剤給入
ロアは上枠６に固定される。そして、現像剤容器５に現
像剤を充填する前に上枠６と下枠２とが合致固定され、
その後に給入ロアから現像剤容器５に現像剤が供給され
て現像剤容器５が膨張せしめられる。このようにして現
像剤容器５に現像剤が充填されると、現像剤給入口かキ
ャップ８にて閉しられ、現像剤容器５か密閉される。尚
、プロセスカートリッジには不図示の画像形成波Ｍ本体
に対して着脱自在に構成される。

而して、本実施例では上述のように上枠６と下枠２とを
固定した後に現像剤容器５に現像剤を充填するようにし
たため、誤って現像剤容器５を傷付けてしまうことかな
い利点か得られる。

（発明の効果） 以上の説明て明らかな如く、本発明によれば、現像剤を
収容する現像剤容器を任意な形状に変形し得る非圧縮性
の材料で構成するとともに、該現像剤容器に、少なくと
も周囲から外方へ突出しない現像剤給入口と線状又は面
状に開口可能な現像剤排出口を形成したため、当該現像
装置の組立ての容易化、コストダウン、取扱いの容易化
等を図ることができるという効果か得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す現像剤容器の斜視図
、第２図は現像装置の分解断面図、第３図は本発明の別
実施例を示すプロセスカートリッジ要部の縦断面図であ
る。 ｌ・・・現像装置、２・・・下枠（現像装置本体）。 ５・・・現像剤容器、７・・・現像剤給入口、９・・・
現像剤排出口、１１・・・像担持体、に−・・プロセス
カートリッジ。 特許出願人　　　キャノン株式会社

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）現像剤を収容する現像剤容器を任意な形状に変形
   し得る非圧縮性の材料で構成するとともに、該現像剤容
   器に、少なくとも周囲から外方へ突出しない現像剤給入
   口と線状又は面状に開口可能な現像剤排出口を形成した
   ことを特徴とする現像装置。
2. （２）前記現像剤容器の少なくとも一部は現像装置本体
   に固定されることを特徴とする請求項１記載の現像装置
   。
3. （３）前記現像剤容器は現像装置本体に対して着脱自在
   であることを特徴とする請求項１又は２記載の現像装置
   。
4. （４）少なくとも像担持体と共にカートリッジを構成し
   、該カートリッジが画像形成装置本体に対して着脱自在
   であることを特徴とする請求項１又は２記載の現像装置
   。