JPH0434259A - 真空用歯車 - Google Patents
真空用歯車Info
- Publication number
- JPH0434259A JPH0434259A JP13821590A JP13821590A JPH0434259A JP H0434259 A JPH0434259 A JP H0434259A JP 13821590 A JP13821590 A JP 13821590A JP 13821590 A JP13821590 A JP 13821590A JP H0434259 A JPH0434259 A JP H0434259A
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- JP
- Japan
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- gear
- pitch point
- molybdenum disulfide
- film
- vicinity
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- CWQXQMHSOZUFJS-UHFFFAOYSA-N molybdenum disulfide Chemical compound S=[Mo]=S CWQXQMHSOZUFJS-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 23
- 229910052982 molybdenum disulfide Inorganic materials 0.000 claims abstract description 23
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/041—Coatings or solid lubricants, e.g. antiseize layers or pastes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は真空中で使用される機構を構成する真空用歯車
に関する。
に関する。
従来の真空用歯車は、加工の容易さおよび組立ての容易
さのために、インボリュート歯形を歯面全域に用いてい
る。さらに、潤滑を目的として、書面に二硫化モリブデ
ンを含む潤滑剤を処理していた。なお、この種の装置と
して関連するものには、例えば「トライボロシスト」第
３４巻第４号（１９８９年）、３５頁から４２頁に記載
されたものが挙げられる。
さのために、インボリュート歯形を歯面全域に用いてい
る。さらに、潤滑を目的として、書面に二硫化モリブデ
ンを含む潤滑剤を処理していた。なお、この種の装置と
して関連するものには、例えば「トライボロシスト」第
３４巻第４号（１９８９年）、３５頁から４２頁に記載
されたものが挙げられる。
上記従来技術は、インボリュ−１・歯車のピッチ点で、
すべりの方向が反対になること、および、二硫化モリブ
デンを含む潤滑剤のすべり率の影響について考慮がされ
ておらず、寿命の点で問題があった。
すべりの方向が反対になること、および、二硫化モリブ
デンを含む潤滑剤のすべり率の影響について考慮がされ
ておらず、寿命の点で問題があった。
本発明の目的は、真空中で使用する歯車の長寿命化を図
ることにある。
ることにある。
上記目的を達成するために、ピッチ点付近で二硫化モリ
ブデン膜が互いに逆向きに引き離されることを防止した
ものである。
ブデン膜が互いに逆向きに引き離されることを防止した
ものである。
また、二硫化モリブデン膜の寿命の長い、すべり率が大
となるところに、二硫化モリブデン膜を処理したもので
ある。
となるところに、二硫化モリブデン膜を処理したもので
ある。
さらに、ピッチ点付近を潤滑するために、すべり率の影
響の少ない金、銀、または、鉛膜を処理したものである
。
響の少ない金、銀、または、鉛膜を処理したものである
。
インボリュート歯形のピッチ点付近を除いては二硫化モ
リブデンを含む潤滑膜の二硫化モリブデンが、せん断方
向に眉間ですべり、潤滑を行う。
リブデンを含む潤滑膜の二硫化モリブデンが、せん断方
向に眉間ですべり、潤滑を行う。
ピッチ点付近では、すべりが小さいから、下地材同士の
接触でも、せん断による材料の破壊は少ない。
接触でも、せん断による材料の破壊は少ない。
また、ピッチ点付近に金、銀または鉛の膜を処理すると
、これらの膜は、下地同士の接触を防止するとともに、
ピッチ点付近で生じる互いに逆方向のすべりに対して、
材料の延性効果によりせん断方向に延びて潤滑作用をし
、歯面の損耗を防止することができる。
、これらの膜は、下地同士の接触を防止するとともに、
ピッチ点付近で生じる互いに逆方向のすべりに対して、
材料の延性効果によりせん断方向に延びて潤滑作用をし
、歯面の損耗を防止することができる。
以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。
歯形曲線としてインボリュート曲線を持つインボリュー
ト歯車１は、固体潤滑膜として、二硫化モリブデンを含
む膜２を歯面上に設けである。この二硫化モリデブンを
含む膜２は、歯面のピッチ点付近を除いて、膜厚さ５〜
１５μｍの厚さに歯面上に設けである。
ト歯車１は、固体潤滑膜として、二硫化モリブデンを含
む膜２を歯面上に設けである。この二硫化モリデブンを
含む膜２は、歯面のピッチ点付近を除いて、膜厚さ５〜
１５μｍの厚さに歯面上に設けである。
二硫化モリブデンを含む膜２は、歯車１が真空中で使用
されると、歯面の潤滑剤として作用し。
されると、歯面の潤滑剤として作用し。
歯車１の摩擦を低下させ、歯車１の摩耗を防止する。こ
の二硫化モリブデンを含む膜２に含まれる二硫化モリブ
デンは、真空中で転がり運動とすべり運動を同時に行う
状態に潤滑剤として用いられると、第２図に示すように
、すベリ速度と転がり速度の比で示される、すベリ率が
ある値以上になると、長寿命の性質を示し、すベリ運動
が全くない軸転がり運動状態では、純すべり運動状態に
比べて、極めて寿命が短かくなる。
の二硫化モリブデンを含む膜２に含まれる二硫化モリブ
デンは、真空中で転がり運動とすべり運動を同時に行う
状態に潤滑剤として用いられると、第２図に示すように
、すベリ速度と転がり速度の比で示される、すベリ率が
ある値以上になると、長寿命の性質を示し、すベリ運動
が全くない軸転がり運動状態では、純すべり運動状態に
比べて、極めて寿命が短かくなる。
一方、歯形がインボリュート曲線からなるインボリュー
ト歯車では、第３図に示すように、ピッチ点を境として
、すべりの方向が逆となるとともに、ピッチ点から歯先
へ、またピッチ点から歯元へ向けて、すべり率がＯから
、順次、増大している。ピッチ点では、すベリ率がＯで
あるから、歯車の歯面の運動は軸転がり運動となってい
る。このため、ピッチ付近に二硫化モリブデンを含む膜
を設けると、すべり方向の違いと軸転がり運動に起因す
る摩耗が、ピッチ点付近より生じ始め、その摩耗による
歯形の変形が、インボリュート曲線としての歯車作用を
低下させ、歯面の他の部分への摩耗をも増大させる。従
って、ピッチ点より、すベリ率が第２図に示したａ点付
近までの歯面には、二硫化モリブデンを含む潤滑膜２を
設けない歯車１を真空中で運転すると、長寿命が可能と
なる。
ト歯車では、第３図に示すように、ピッチ点を境として
、すべりの方向が逆となるとともに、ピッチ点から歯先
へ、またピッチ点から歯元へ向けて、すべり率がＯから
、順次、増大している。ピッチ点では、すベリ率がＯで
あるから、歯車の歯面の運動は軸転がり運動となってい
る。このため、ピッチ付近に二硫化モリブデンを含む膜
を設けると、すべり方向の違いと軸転がり運動に起因す
る摩耗が、ピッチ点付近より生じ始め、その摩耗による
歯形の変形が、インボリュート曲線としての歯車作用を
低下させ、歯面の他の部分への摩耗をも増大させる。従
って、ピッチ点より、すベリ率が第２図に示したａ点付
近までの歯面には、二硫化モリブデンを含む潤滑膜２を
設けない歯車１を真空中で運転すると、長寿命が可能と
なる。
次に、本発明の他の実施例を第４図に示す。歯車１はイ
ンボリュート歯車であり、その歯面上には、二硫化モリ
ブデンを含む膜２がピッチ点付近を除いて設けられてい
る。ピッチ点付近には、金または銀または鉛膜３が、二
硫化モリブデンを含む膜２の厚さとほぼ同一の厚さで設
けられている。
ンボリュート歯車であり、その歯面上には、二硫化モリ
ブデンを含む膜２がピッチ点付近を除いて設けられてい
る。ピッチ点付近には、金または銀または鉛膜３が、二
硫化モリブデンを含む膜２の厚さとほぼ同一の厚さで設
けられている。
この歯車では、歯面のインボリュート曲線は。
二硫化モリブデンを含む膜２および金または銀または鉛
膜３を歯面に設けた後でも保存され、高効率が維持でき
るとともに、ピッチ点付近での下地材同士の接触が防止
され、摩耗の発生を遅らせることができる。さらに、金
または銀または鉛膜２は、真空中の潤滑剤として、すべ
り率に依存せず、潤滑作用を行うので、低摩擦となり、
高効率となる。
膜３を歯面に設けた後でも保存され、高効率が維持でき
るとともに、ピッチ点付近での下地材同士の接触が防止
され、摩耗の発生を遅らせることができる。さらに、金
または銀または鉛膜２は、真空中の潤滑剤として、すべ
り率に依存せず、潤滑作用を行うので、低摩擦となり、
高効率となる。
次に本発明の他の実施例を第５図に示す、インボリュー
ト歯車１の歯面の上には金または銀または鉛膜が全面に
設けられている。この歯面の上に、さらに、二硫化モリ
ブデンを含む膜２が、ピッチ点付近を除いて設けられて
いる。
ト歯車１の歯面の上には金または銀または鉛膜が全面に
設けられている。この歯面の上に、さらに、二硫化モリ
ブデンを含む膜２が、ピッチ点付近を除いて設けられて
いる。
この歯車では、ピッチ点付近は金または銀または鉛膜２
で潤滑され低摩擦で、低摩耗であるとともに、すべり運
動におけるせん断力で層間の剥離を生じた二硫化モリブ
デンの歯車表面からの脱落による摩耗の後も、歯面上に
設けた金または銀または鉛膜による潤滑が維持されて長
寿命となる。
で潤滑され低摩擦で、低摩耗であるとともに、すべり運
動におけるせん断力で層間の剥離を生じた二硫化モリブ
デンの歯車表面からの脱落による摩耗の後も、歯面上に
設けた金または銀または鉛膜による潤滑が維持されて長
寿命となる。
［発明の効果〕
本発明によれば、ピッチ点付近に早期に生じる二硫化モ
リブデン膜の破壊を防ぐことがきまるので、長寿命な潤
滑の効果がある。
リブデン膜の破壊を防ぐことがきまるので、長寿命な潤
滑の効果がある。
第１図は本発明の一実施例の横断面図、第２図および第
３図は本発明の他の実施例の横断面図、第４図は二硫化
モリブデン膜のすべり率と寿命の説明図、第５図はイン
ボリュート歯車のすべり率の説明図である。 １・・・歯車、２・・・二硫化モリブデンを含む膜、３
・・・第３図 第２ すべ’Ｒ 第５
３図は本発明の他の実施例の横断面図、第４図は二硫化
モリブデン膜のすべり率と寿命の説明図、第５図はイン
ボリュート歯車のすべり率の説明図である。 １・・・歯車、２・・・二硫化モリブデンを含む膜、３
・・・第３図 第２ すべ’Ｒ 第５
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、歯面にインボリュート歯形を用いた真空用歯車にお
いて、 歯車のピッチ点付近を除いて、二硫化モリブデンを含む
潤滑膜を形成したことを特徴とする真空用歯車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13821590A JPH0434259A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 真空用歯車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13821590A JPH0434259A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 真空用歯車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0434259A true JPH0434259A (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=15216777
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13821590A Pending JPH0434259A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 真空用歯車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0434259A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6782773B1 (en) * | 1999-09-30 | 2004-08-31 | S.A. Defontaine | System for coupling a toothed starter ring to a support connected to the output shaft of an internal combustion engine |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP13821590A patent/JPH0434259A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6782773B1 (en) * | 1999-09-30 | 2004-08-31 | S.A. Defontaine | System for coupling a toothed starter ring to a support connected to the output shaft of an internal combustion engine |
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