JPH04341027A - マルチキャリア信号の無線受信装置 - Google Patents

マルチキャリア信号の無線受信装置

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JPH04341027A
JPH04341027A JP3113076A JP11307691A JPH04341027A JP H04341027 A JPH04341027 A JP H04341027A JP 3113076 A JP3113076 A JP 3113076A JP 11307691 A JP11307691 A JP 11307691A JP H04341027 A JPH04341027 A JP H04341027A
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JP
Japan
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level
carrier
signal
incoming call
circuit
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JP3113076A
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English (en)
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Akihiko Kitazawa
昭彦 北沢
Eiichi Hirayama
平山 栄一
Isamu Unno
海野 勇
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,フェージング耐性を高
めるためにマルチキャリア方式によりディジタル信号を
伝送する無線通信システムに関し,特にマルチキャリア
信号中の特定のキャリアの着信レベルがアンバランスに
高い場合に,他の低着信レベルのキャリアとの間に生じ
る混変調歪によりエラーレートが劣化するのを防ぐため
の高着信レベル対策用利得制御手段をそなえた無線受信
装置に関する。
【0002】近年のマルチキャリア方式における高着信
レベル対策用利得制御(AGC)方式は,マルチキャリ
ア信号(たとえば110, 130, 150MHの3
波)全ての着信電力を検出し,全電力が標準着信レベル
になるまでAGCにて可変減衰器を制御し,レベルを減
衰させるものである。
【0003】そのため,マルチパスフェージング(up
フェードの場合)または降雨減衰等により,マルチキャ
リアの各波間に振幅の差が生じ,例えば,1波の着信レ
ベルが極端に高いが,他の各波のレベルが低く,全電力
としては,標準着信レベルよりも低い場合には,AGC
によるレベル制御はかからない。それゆえ,着信レベル
が高い1波は,そのレベルのまま受信盤内の増幅器を通
過するので,増幅器の非線形特性によって混変調歪によ
るエラーレートの劣化が大となる。
【0004】そこで,高着信レベル対策として混変調歪
を劣化させることなく,常に高い通信品質が得られるA
GC制御手段をそなえた無線受信装置が強く要望されて
いる。
【0005】
【従来の技術】図7に非スペースダイバーシティ方式の
場合のマルチキャリア信号の単独受信を行う無線受信装
置の従来例の構成を示す。マルチキャリアは110, 
130, 150MHzの3波で構成されているものと
する。
【0006】図7において,1および3はRF信号の低
雑音増幅器,2は可変減衰器,4はRF信号をIF信号
に変換する周波数変換器(MIX),5はAGC制御回
路,,6はハイブリッド回路で構成された分岐器,7〜
9はマルチキャリア構成する3波のキャリアを分離する
帯域フィルタ(BPF),10〜12はS/Nを改善す
るため基準レベル以下の信号レベルを上げるAGC増幅
器,13〜15は復調器(DEM),48はマルチキャ
リアの電力レベルを各キャリアの平均で検出する検波器
,50は検出されたマルチキャリアの平均レベルを標準
着信レベルと比較するOPアンプを用いた比較回路であ
る。
【0007】アンテナから入力された3波のマルチキャ
リアRF信号は,周波数変換器4でIF信号に周波数変
換される。このIF信号について,AGC制御回路5の
検波器48により全キャリアの平均レベルが検出される
。さらに比較回路50は,検出された平均レベルと標準
着信レベルに相当する閾値とを比較し,その差出力で可
変減衰器2を制御し,図中のIF信号レベルが標準着信
レベルに等しくなるように調節する。
【0008】このようにしてAGC制御されたIF信号
は分岐器6で3つのキャリアに分岐され,さらにAGC
増幅器10〜12で基準レベル以下のキャリアの信号レ
ベルを上げて復調器13〜15で復調される。次に図8
に,スペースダイバーシティ方式の場合の主(MAIN
)と補助(SD)の2系統のマルチキャリア信号を受信
する無線受信装置の従来例の構成を示す。
【0009】図8において,参照番号1〜4,24,4
8,で示される要素は,図7中の同一番号の要素にそれ
ぞれ対応するが,MAINの系統の要素と,MAINお
よびSD両系統共通の要素とを含む。また1′〜4′,
24′,48′で示される要素は,SDの受信信号の系
統に属し,MAINの1〜4,24,48の要素にそれ
ぞれ対応する。
【0010】他方,新規要素の24,24′はそれぞれ
MAINとSDのIFのマルチキャリア信号を3つに分
岐する分岐器,25〜27はそれぞれ分岐器24′で分
岐されたSDのIF信号を位相シフトする無限移相器,
28〜30は分岐器24の3出力信号と無限移相器25
〜27の3出力信号とを1対1で結合する合波器,49
は検波器48と検波器48′の出力のうち大きい方の信
号レベルを取り出すOR回路である。
【0011】主と副のアンテナで受信されたMAINと
SDの各RF信号は,それぞれ可変減衰器2,2′を通
り,周波数変換器4,4′でIF信号に変換される。そ
れぞれのIF信号は,AGC制御回路5に分岐されて検
波器48,48′で検波され,各IF信号の平均電力に
相当する直流信号がそれぞれ生成される。これらの直流
信号のレベルのうち大きい方がOR回路49から比較回
路50に入力される。
【0012】比較回路50は,入力された大きい方の直
流信号のレベルと予め設定されている標準着信レベルに
対応する閾値とを比較し,入力直流レベルが閾値レベル
を超えている場合にMAINとSDの両系統の可変減衰
器2,2′の減衰量を同時に増大させ,高着信となった
方の受信信号の平均レベルを標準着信レベルまで低下さ
せ,他方の受信信号のレベルも同じ割合で低下させる。
【0013】このようにして,高着信の信号レベルを抑
圧されたMAIN,SD両系統のIF信号は,それぞれ
分岐器24,24′で3分割され,SD系統の信号につ
いてはさらに無限移相器25〜27でフェージング変動
を補償するための位相シフトを受け,合波器28〜30
で両系統の信号が合成される。
【0014】合波器28〜30の各後続回路の構成は同
じであるため,合波器28以降の回路についてのみ説明
する。合波器28の合成出力は,分岐器6で3つに分岐
され,それぞれの分岐出力から帯域フィルタ7〜9で3
つの異なるキャリア信号成分が抽出される。抽出された
3つのキャリア信号は,それぞれAGC増幅器10〜1
2へ入力され,基準レベル以下の信号レベルは基準レベ
ルまで上げるように調節されて復調器13〜15でそれ
ぞれベースバンド信号に復調される。無限移相器25〜
27は,図示されていないフェージング補償回路によっ
て,各キャリア信号がそれぞれ最適レベルとなるように
位相シフト量を制御される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のAGCを用いた
高着信レベル対策用制御方式には,次に示す2つの問題
が有る。 ■.通常の運用状態では,マルチパスフェージング(特
にupフェード)または降雨減衰等により,マルチキャ
リアの各波(キャリア)間に着信レベル差が生じる場合
がひんぱんに発生する。このとき例えば,1波の着信レ
ベルが極端に高いが,他の2波のレベルが低く,しかも
3波全電力としては,標準着信レベルより低い場合には
AGC制御がかからないということが起こる。そのため
着信レベルが高い1波は,このレベルで受信盤内を通過
するので,3次や5次の混変調歪による劣化が大きくな
り,エラーレートが大となる。
【0016】■.他方,1波の着信レベルが極端に低い
が,他の2波のレベルが高く,3波全電力としては,標
準着信レベルより高い場合には,AGC制御により3波
の合成レベルは標準着信レベルまで下げられる。その結
果,レベルの高い2波の歪は改善されるが着信レベルが
低い残りの1波のレベルはさらに下げられるので,S/
Nが劣化し,エラーレートが大となって回線の品質が劣
化することになる。本発明は,マルチキャリア中の1波
の着信レベルが他の各波にくらべて特に高くあるいは低
いような場合にエラーレートを悪化させない高着信レベ
ル対策用手段をそなえた無線受信装置を提供することを
目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は,マルチキャリ
ア中の1つのキャリアの着信レベルと他のキャリアの着
信レベルとの間に著しい差がある場合に各キャリアの着
信レベルの平均レベルでAGC制御を行うのではなく,
各キャリアの着信レベルのうちの最大のレベルに基づい
てAGC制御を行い,各キャリアの着信レベルを標準着
信レベル以下に抑制するものである。
【0018】図1および図2は,本発明の原理的構成図
であり,図1は単一受信方式,図2はスペースダイバー
シティ方式の場合の各無線受信装置の構成を例示的方法
で示してある。なおマルチキャリアは110 MHz,
 130 MHz, 150 MHz の3波のキャリ
アで構成されているものとする。
【0019】まず図1の単一受信方式の場合の構成につ
いて説明する。1,3は低雑音増幅器,2は可変減衰器
,4は周波数変換器,5はAGC制御回路,6は分岐器
,7〜9はマルチキャリア中の各キャリアを抽出する帯
域フィルタ,10〜12はAGC(可変利得)増幅器,
13〜15は復調器,16aはレベル検出回路,16b
は比較回路,17〜19はマルチキャリア中の各キャリ
アを抽出する帯域フィルタ,20〜22は検波器,23
は最大レベルを検出するOR回路である。
【0020】図1の回路のAGC制御を除く基本的動作
は,図7の従来例のものと同じであり,アンテナで受信
されたマルチキャリアのRF信号は,低雑音増幅器1で
増幅され,可変減衰器2でレベル調節され,さらに低雑
音増幅器3で増幅されて,周波数変換器4でIF信号に
変換される。変換されたマルチキャリアのIF信号は,
次に分岐器6とAGC制御回路5のレベル検出回路16
aへ入力される。
【0021】レベル検出回路16aへ入力されたマルチ
キャリアのIF信号は,帯域フィルタ17〜19で要素
の3つのキャリア(110 MHz, 130MHz,
 150 MHz)に分離され,それぞれ検波器20〜
22で検波されて,各キャリアの信号レベルに相当する
直流信号に変換される。OR回路23は,各検波器出力
の直流信号レベルのうちの最大のレベルを比較回路16
bへ入力させる。
【0022】比較回路16bは,混変調歪を一定の基準
値内に抑えるための予め定められた標準着信レベルに相
当する閾値とOR回路23の出力の最大レベルとを比較
し,その差をとって可変減衰器2にフィードバックする
。その結果としてOR回路23の出力の最大レベルつま
り受信されたマルチキャリア中のキャリアの最大着信レ
ベルが,閾値つまり標準着信レベルよりも大きいときに
はそのキャリアのレベルを標準着信レベルまで引き下げ
,同じ割り合いで他のキャリアのレベルも引き下げる。
【0023】このようにして着信レベルを標準着信レベ
ル以下に抑制されたマルチキャリアのIF信号は,分岐
器6に送られて3つに分岐され,帯域フィルタ7〜9に
より個々のキャリアが抽出される。抽出された各キャリ
アは,AGC増幅器10〜12で低レベルの信号の利得
を上げて復調器13〜15でベースバンド信号に復調さ
れる。
【0024】次に図2のスペースダイバーシティ方式の
場合の構成について説明する。図2の構成は,図8に示
された従来例の構成のAGC制御回路5において検波器
48,48′およびOR回路49,比較回路50を本発
明に基づくレベル検出回路16a,16a′および比較
回路16bで置き換えたものであり,その他の構成は同
じであるので説明を省略する。ここで図2におけるMA
IN系統とSD系統のレベル検出回路16a,16a′
は図1のレベル検出回路16aと同じものであり,それ
ぞれの回路要素17〜23と17′〜23′とは対応し
ている。
【0025】レベル検出回路16aは,受信されたMA
IN系統のマルチキャリア信号の中の各キャリアの着信
レベルを検出し,他方,レベル検出回路16a′は受信
されたSD系統のマルチキャリア信号の中の各キャリア
の着信レベルを検出し,対応する直流信号がレベル検出
回路16a,16a′のそれぞれにおいてOR回路23
,23′に入力される。
【0026】2つのOR回路23,23′の出力はワイ
アードOR接続されているので,2つのレベル検出回路
16a,16a′のそれぞれにおいて検出されたキャリ
アの全体の中で着信レベルがもっとも高いキャリアのレ
ベルに対応する直流信号のみが比較回路16bに入力さ
れる。
【0027】比較回路16bは,入力された直流信号の
レベルと標準着信レベルに対応する閾値とを比較し,そ
の差をMAINとSDの可変減衰器2,2′にフィード
バックし,最大の着信レベルが標準着信レベルとなるよ
うに減衰量を調節する。このようにしてMAINとSD
の両系統の受信信号は,共通の1つの最大着信レベルを
もつキャリアに基づいて同時にレベルを制御され,標準
着信レベルを超えないように抑制される。
【0028】
【作用】図3の(a)〜(d)を用いて本発明の作用を
従来例と対照させて説明する。図の左側の波形はAGC
制御前のマルチキャリア受信信号,図の右側の波形はA
GC制御後のマルチキャリア受信信号の例である。
【0029】図3の(a)と(b)は,単一受信方式の
場合の従来例と本発明のマルチキャリア受信信号の着信
レベル制御の違いを示したものであり,図3の(a)の
従来例の場合には標準着信レベルはマルチキャリアの3
波平均と比較されるため,ある1波の着信レベルが標準
着信レベルよりも高くとも,3波平均では標準着信レベ
ルと等しい場合にはAGC制御によるレベル抑制が働か
ないため,標準着信レベルを超えたキャリアのレベルは
そのまま出力される。
【0030】これに対して図3の(b)の本発明の場合
には,標準着信レベルは各キャリアごとの着信レベルの
最大値と比較されて,マルチキャリア受信信号全体のA
GC制御が行われるため,いずれのキャリアの着信レベ
ルも標準着信レベルを超えないように制御される。
【0031】図3(c)と(d)はスペースダイバーシ
ティ方式の受信方式の場合の従来例と本発明の着信レベ
ル制御の違いを示したものであり,図3の(c)の従来
例では,MAINとSDのいずれの系統の3波平均も標
準着信レベルを超えていないためAGC制御が働かず,
標準着信レベルを超えているキャリアのレベルがそのま
ま出力される。
【0032】これに対して図3の(d)では,MAIN
の3波のキャリアの1つのレベルが標準着信レベルを超
えたことによって,MAINとSDの各マルチキャリア
受信信号のレベルは抑制され,標準着信レベルを超えた
キャリアは出力されることがない。
【0033】なお本発明によれば,標準着信レベルを超
えたキャリアを標準着信レベル以下に減衰させる結果,
標準着信レベルよりもかなり低レベルのキャリアも同じ
ように減衰され,S/Nを悪化させることになるが,こ
のような低レベルのキャリアについては,後段のAGC
増幅器においてそのレベルを基準レベルまで上げるよう
に増幅することができる。図4に,その場合のレベル制
御のアルゴリズムを示す。
【0034】
【実施例】図5に本発明の1実施例の構成を示す。この
実施例は,標準着信レベルを減衰させる機構をもつが,
さらにS/Nが悪化する基準レベル以下のキャリアが生
じた場合には,マルチキャリアの各波中の最低レベルが
基準レベル以上となるように減衰を小さくする機構を付
加的にそなえている。なお便宜上,図1の単一受信方式
の場合に対応する実施例構成を示すが,容易に推測でき
るように,図2のスペースダイバーシティ方式の場合に
ついても同様に実施例を構成することができる。
【0035】図5において,可変減衰器2aは図1の可
変減衰器2に対応するものであるが,図1の場合とは異
なってレベル検出回路16aの入力は可変減衰器2aの
出力側からとられている。また可変減衰器2aと縦続さ
せて可変減衰器2bが設けられており,最低レベルのキ
ャリアが基準レベル以下にならないようにするために使
用される。
【0036】図5において,31〜41で示される回路
要素は,このキャリアの最低レベルを制御するためのも
のであり,31〜33は低雑音増幅器3の出力のマルチ
キャリア受信信号中の各キャリアを分離する帯域フィル
タ,34〜36はキャリアのレベルを検出する検波器,
37〜39は各キャリアのレベルの極性を反転しオフセ
ットを与える反転増幅器,40は反転増幅器37〜39
の出力のうちの最大レベル,すなわち最低の着信レベル
,を検出するOR回路,41はその最低レベルを基準レ
ベルを比較してその差出力により可変減衰器2bの減衰
量を制御する比較器,42はOR回路,43は比較器4
1が基準レベル以下の減衰制御を行うのを禁止するため
のリミットレベルを与える基準電圧回路である。
【0037】図5の実施例構成により,マルチキャリア
受信信号のキャリアの最大レベルが歪を増大させるとこ
ろの標準着信レベル以上にならないように減衰させるの
を基本動作として,さらに最低レベルがS/Nを悪化さ
せる基準レベル以下となる場合には基準レベル以下とな
る減衰を抑制するような動作が得られる。
【0038】図6は,図5のAGC制御機能をMPUで
置き換えた実施例であり,図中の44は検波器20〜2
2の出力の各直流信号をディジタル信号に変換するA/
D変換器,45は最大レベルや最小レベルを検出し,最
適のキャリア信号レベルが得られるAGC制御信号を生
成するMPU,46は制御プログラムや変換テーブルな
どが格納されているROM,47はMPU出力信号をア
ナログ信号に変換するD/A変換器である。
【0039】このような図6の実施例構成により,ハー
ドウェア量の削減と実装スペースの縮小化とが可能にさ
れる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば,フェージングあるいは
降雨減衰等によりマルチキャリア受信信号中の各キャリ
アにレベル差が生じても歪が最適になるようにAGC制
御を行うことができ,更にS/Nを考慮したAGC制御
も可能となり,高着信時の有効なAGC制御方式をそな
えた無線受信装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】単一受信方式による本発明の原理的構成図であ
る。
【図2】スペースダイバーシティ方式による本発明の原
理的構成図である。
【図3】本発明の作用説明図である。
【図4】本発明によるマルチキャリア信号レベル制御の
アルゴリズムの説明図である。
【図5】単一受信方式による本発明の実施例構成図であ
る。
【図6】MPUを用いた本発明の実施例構成図である。
【図7】単一受信方式による従来例装置の構成図である
【図8】スペースダイバーシティ方式による従来例装置
の構成図である。
【符号の説明】
1,3  低雑音増幅器 2      可変減衰器 4      周波数変換器 5      AGC制御回路 16a  レベル検出回路 16b  比較回路 17〜19  帯域フィルタ 20〜22  検波器 23    OR回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  単一系統のマルチキャリア信号の無線
    受信装置において,受信されたマルチキャリア信号のレ
    ベルを調節する可変減衰器(2)と,受信されたマルチ
    キャリア信号中の個々のキャリアのレベルのうちの最大
    のレベルを検出するレベル検出回路(16a)とレベル
    検出回路(16a) で検出された各キャリアのレベル
    のうちの最大レベルが予め定められた標準の受信レベル
    よりも大きいとき,その最大レベルが予め定められた標
    準の受信レベルに等しくなるように上記可変減衰器(2
    )の利得を制御する比較回路(16b)と,をそなえて
    いることを特徴とする単一系統のマルチキャリア信号の
    無線受信装置。
  2. 【請求項2】  スペースダイバーシティ方式による複
    数系統のマルチキャリア信号の無線受信装置において,
    複数系統の各系統ごとに受信されたマルチキャリア信号
    のレベルを調節する可変減衰器(2,2′)と,複数系
    統の各系統ごとに受信されたマルチキャリア信号中の個
    々のキャリアのレベルのうちの最大レベルを検出するレ
    ベル検出回路(16a, 16a′)と,複数系統の各
    系統に共通に,各レベル検出回路(16a, 16a′
    )で検出された各キャリアのレベルの全体について,そ
    のうちの最大のレベルを識別し,それが予め定められた
    標準の受信レベルよりも大きいとき,その最大レベルが
    標準の受信レベルに等しくなるように各系統の可変減衰
    器(2,2′)の利得を同時に制御する比較回路(16
    b)と,をそなえていることを特徴とする複数系統のマ
    ルチキャリア信号の無線受信装置。
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