JP2001086172A - 受信機 - Google Patents

受信機

Info

Publication number
JP2001086172A
JP2001086172A JP25708199A JP25708199A JP2001086172A JP 2001086172 A JP2001086172 A JP 2001086172A JP 25708199 A JP25708199 A JP 25708199A JP 25708199 A JP25708199 A JP 25708199A JP 2001086172 A JP2001086172 A JP 2001086172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
signal
output
variable gain
processing circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25708199A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunitoshi Yonekura
国利 米倉
Yoichi Kitagishi
陽一 北岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP25708199A priority Critical patent/JP2001086172A/ja
Priority to CN00126937A priority patent/CN1288297A/zh
Publication of JP2001086172A publication Critical patent/JP2001086172A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、CDMA方式等の受信機に関し、隣
接チャンネル妨害波の有無にかかわらず、あらゆる電波
環境のもとで常に最良の受信感度と隣接チャンネル選択
度をもつようにすることを目的とする。 【解決手段】希望波と隣接チャンネルの妨害波を含む受
信波を受信して復調する受信機であり、第1可変利得増
幅器と、第1可変利得増幅器の出力信号に対して所定の
信号処理を行う処理回路と、処理回路出力信号から妨害
波成分を抑圧して希望波成分を抽出するフィルタと、フ
ィルタ出力信号を増幅する第2可変利得増幅器と、第2
可変利得増幅器の出力信号レベルを検出する第1検出器
と、処理回路の入力信号/出力信号レベルを検出する第
2検出器と、第1検出器の検出結果に基づき第2可変利
得増幅器後段の信号レベルを一定にし、かつ第2検出器
の検出結果に基づき処理回路の出力が飽和してしまわな
いように、第1、第2可変増幅器に対する利得配分を動
的に制御する利得制御部とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高い隣接チャンネ
ル選択度と感度の両方をもつ受信機に関する。本発明に
係る受信機は、自動利得制御(以下AGCと略す)を行
う符号分割多元接続方式(以下、CDMAと略する)を
用いたCDMA受信機に適用すると、特に有効である。
【0002】
【従来の技術】図10には従来のCDMA受信機の概略
的な構成が示される。図10において、アンテナ31で
受信されたRF信号(無線周波数信号)は、無線受信部
32に入力される。無線受信部32は無線部321とA
GC部322で構成される。無線部321は受信したR
F信号を低雑音増幅して希望の周波数帯域成分以外を抑
圧したのち、IF(中間周波数)帯のIF信号に周波数
変換してからバンドパスフィルタ(BPF)によりさら
に希望の周波数帯域以外を抑圧し、それから可変利得増
幅器で増幅出力する回路である。AGC部322はその
IF信号を直交復調器で直交復調してIチャンネルとQ
チャンネルのベースバンド信号に復調する回路であり、
ベースバンド部で信号振幅を一定とするよう、無線部3
21にある可変利得増幅器の利得を自動利得制御(AG
C)している。
【0003】この受信部32で復調されたベースバンド
信号は、次にはRAKE受信部33に送られる。RAK
E受信部33は逆拡散復調器を有しており、入力された
ベースバンド信号をRAKE受信部33で所定の拡散コ
ードで逆拡散し、RAKE受信を行う。RAKE受信後
の信号は復調部34で復調される。
【0004】ここで、アンテナ31で受信される無線波
には、受信したいデータが載せられている希望波だけで
なく、その希望波の周波数帯に隣接するチャネルの電波
(以下、隣接チャネル妨害波という)も含まれている。
そして、CDMA受信機においては、無線受信部に設け
らたバンドパスフィルタ(BPF)等による抑圧を行っ
ても依然として、隣接チャネル妨害波のレベルが希望波
のレベルに対して大きいことも許容される。これは、C
DMA方式の受信機では、(逆)拡散利得があるため、
信号対雑音比が1を下回った場合においても、希望の信
号を復調することが可能であるからである。また、各フ
ィンガーで逆拡散を行った信号を合成(最大比合成)す
ることにより、遅延波を合成し、更に信号対雑音比を改
善することもできる。
【0005】以下に図11を参照して従来のCDMA受
信機のAGC動作を説明する。図11は従来のCDMA
受信機の無線受信部32の構成図である。低雑音増幅器
1において増幅された受信波は、バンドパスフィルタ2
において受信帯域外の不要な電波が低減され、ミキサ3
において局部発振器4で生成された局部発振信号と混合
されてIF信号(中間周波数信号)に変換される。この
IF信号はバンドパスフィルタ5で隣接チャンネルなど
の妨害波成分が低減される。
【0006】妨害波成分が低減されたIF信号は、この
のち可変利得増幅器6において増幅され、直交復調器7
に入力される。直交復調器7においては、IF信号は第
2局部発振器8からの信号と混合され、Iチャンネル,
Qチャンネルそれぞれのベースバンド信号に変換され
る。この場合、このベースバンド信号中の希望波の周波
数帯は直流付近に周波数シフトされ、その帯域幅は半分
となる。
【0007】Iチャンネルのベースバンド信号はローパ
スフィルタ9において隣接チャンネル妨害波を含む帯域
外成分が抑圧される。ローパスフィルタ9で隣接チャン
ネル妨害波が低減されたベースバンド信号は増幅器1
0’にて適正なレベルに増幅されたのち、A/D変換器
11へ入力される。A/D変換器11においてべースバ
ンド信号はデジタル信号へ変換され、振幅検出部15へ
入力される。一方、Qチャンネルのべースバンド信号も
Iチャンネル同様、ローパスフィルタ12,増幅器1
3’,A/D変換器14を経てデジタル信号化されて、
振幅検出器15へ入力される。
【0008】振幅検出部15ではIチャンネルとQチャ
ンネルのべースバンド信号を合成し、そのIQ振幅が設
定値に比べて大きければ、無線部の可変利得増幅器6の
利得を下げるよう利得制御部16’へ制御信号(利得増
減信号)を発生し、IQ振幅が設定値に比べて小さけれ
ば利得を上げるように制御信号を発生する。利得制御部
16’は振幅検出部15からの制御信号に基づいて、可
変利得増幅器6へ供給する制御信号(利得制御信号)を
変化させる。この動作により、A/D変換器11,14
に入力されるベースバンド信号の振幅は一定に保たれ
る。ここで、振幅とは振幅の最大値でも良いし、平均値
でもよいし、あるいは実効値としてもよい。
【0009】次に、図12、図13にこのCDMA受信
機におけるレベルダイア構成を示す。ここで、横軸はC
DMA受信機内を受信信号が流れる信号経路に沿って配
置される各回路を示しており、縦軸は各回路の出力信号
レベルを表す。図中に黒の△印を結んでいる実線Sは希
望波の信号レベルを表し、◆印を結んでいる点線Nは隣
接チャンネル妨害波の信号レベルを表す。また、■印は
各回路の出力飽和レベルを表す。通常、各回路はこの出
力飽和レベルを超えるようなレベルの入力信号が入力さ
れると、その出力信号は歪を持つようになる。
【0010】以下の説明では、説明を簡単にするため、
ベースバンド帯の回路はIチャンネル側の回路のみあげ
るが、Qチャンネルについても同様である。
【0011】今、無線受信部32の後段のRAKE受信
部33は、ベースバンド帯の増幅器10’の出力、即ち
A/D変換器11の入力部でのレベルを−20dBmと
するようにAGC制御がかけられているものとする。
【0012】まず、図12に示すように、アンテナ31
での希望波の受信レベルが(例えば、−100dBm)
妨害波の受信レベル(例えば、−85dBm)より約1
5dB低い場合のAGC制御について説明する。
【0013】アンテナ31で受信された希望波及び妨害
波は共に、低雑音増幅器1、フィルタ2、ミキサ3を介
してバンドパスフィルタ5に入力される。ここで、通過
帯域を希望波に設定したバンドパスフィルタ5によって
妨害波は大幅に(30dB程度)減衰させられる(但
し、依然として20dB希望波よりレベルが高いままで
ある)。バンドパスフィルタ5で減衰を受けた妨害波及
び希望波は更に、IF可変利得増幅器6に入力され、直
交復調器7、ローパスフィルタ9、12を介してベース
バンド増幅器10’、13’に入力される。
【0014】AGC制御は、ベースバンド10’、1
3’の出力レベルに基づいてIF可変利得増幅器6の利
得が制御されることにより実現されている。即ち、図1
2上のバンドパスフィルタ5、IF可変利得増幅器6間
のグラフの傾きが変動し、ベースバンド増幅器10’、
13’におけるレベルが−20dBmとなるように制御
されている(この場合は、希望波のレベルが−20dB
mとなるように制御されているとみなせる)。
【0015】次に、図13に示すように、アンテナ31
での希望波の受信レベルが(例えば、−100dBm)
妨害波の受信レベル(例えば、−50dBm)より50
dB低い場合のAGC制御について説明する。
【0016】アンテナ31で受信された希望波及び妨害
波は共に、低雑音増幅器1、フィルタ2、ミキサ3を介
してバンドパスフィルタ5に入力される。ここで、通過
帯域を希望波に設定したバンドパスフィルタ5によって
妨害波は大幅に(30dB程度)減衰させられる。バン
ドパスフィルタ5で減衰を受けた妨害波及び希望波は更
に、IF可変利得増幅器6に入力され、直交復調器7、
ローパスフィルタ9、12を介してベースバンド増幅器
10’、13’に入力される。
【0017】AGC制御は、ベースバンド10’、1
3’の出力レベルに基づいてIF可変利得増幅器6の利
得が制御されることにより実現されている。即ち、図1
3上のバンドパスフィルタ5、IF可変利得増幅器6間
のグラフの傾きが変動し、ベースバンド増幅器10’、
13’におけるレベルが−20dBmとなるように制御
される(この場合は、妨害波のレベルが−20dBmと
なるように制御されているとみなせる)。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ここで、レベルダイヤ
を示す図12、図13を更に観察すると、次のようなこ
とが分かる。
【0019】1.妨害波の入力レベルが図12のように
希望波の入力レベルに近い(若しくは希望波のレベルよ
り低い)場合は、ベースバンド増幅器10’、13’の
出力信号のレベルは、希望波のレベルの方が高く、AG
C制御も希望波の出力レベルに強く依存している。そし
て、直交復調器7には、飽和点に達しない程度に高いレ
ベルの信号が入力され、理想的な利得配分が実現されて
いることがわかる。
【0020】2.一方、図13のように妨害波の受信レ
ベルが希望波のレベルより大きい場合には、ベースバン
ド増幅器10’、13’の出力信号のレベルは、妨害波
のレベルの方が高く、AGC制御は妨害波の出力レベル
に強く依存している。そして、直交復調器7において
は、飽和点に達してしまっており、希望波、妨害波とも
に歪みが生じる状況となっている。
【0021】以上のように、従来のAGC制御において
は、ベースバンド増幅器10’、13’の出力信号のレ
ベルの関係(希望波と妨害波のレベル比)によって、直
交復調器7において飽和点に達してしまうことがある。
【0022】ここで、飽和を回避すべく、ベースバンド
増幅器10’、13’の利得を高く設定しておくという
手段も考えられるが、回路素子の特性等による熱雑音の
混入の少ない前段において更に増幅が行えるにもかかわ
らず、常に後段で高利得で増幅を行うこととなってしま
い、入力信号における希望波と妨害波のレベル比によっ
ては、理想的な利得配分とはならず、熱雑音等の増加を
招くことととなってしまう。
【0023】又、単純に、入力信号のレベルに対応付け
て、IF可変利得増幅器6とベースバンド利得増幅器1
0’、13’の利得をそれぞれ記憶しておき、入力レベ
ルによって、その記憶している利得でもって、IF可変
利得増幅器6とベースバンド利得増幅器10’、13’
の利得を変化させることとすることも考えられるが、入
力レベルが同一でも、希望波と妨害波とのレベルの比に
よって、直交復調器7に入力される信号のレベルが変化
するため(バンドパスフィルタ5における減衰量が希望
波と妨害波で異なることによる)、直交復調器7におい
て飽和点に至ってしまうか、または、理想的な利得配分
とならい場合がある。また、同様に、ローパスフィルタ
9、12における希望波と妨害波それぞれの減衰量の相
違からベースバンド増幅器10’、13’の出力レベル
の一定化を図ることができず、問題の解決は図られな
い。
【0024】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、受信信号に含まれる妨害波と希望波のレベ
ルによらず、常に最適な利得配分で増幅を行うことによ
り、信号対雑音比の良好な信号を得ることを主な目的と
する。又、その際、直交復調器を構成するミキサ等の動
作点が飽和領域に至らないようにすることも目的とす
る。
【0025】
【課題を解決するための手段および作用】上述の課題を
解決するために、本発明にかかる受信機は、目的チャン
ネルの希望波と隣接チャンネルの妨害波を含む受信波を
受信して復調する受信機であり、受信信号を増幅する第
1の可変利得増幅器と、上記第1の可変利得増幅器から
出力された信号に対して所定の信号処理を行う処理回路
と、上記処理回路から出力された信号から妨害波成分を
抑圧して希望波成分を抽出するフィルタと、上記フィル
タから出力された信号を増幅する第2の可変利得増幅器
と、上記第2の可変利得増幅器から出力された信号のレ
ベルを検出する第1の検出器と、上記処理回路に入力さ
れる信号または出力される信号のレベルを検出する第2
の検出器と、上記第1の検出器の検出結果に基づき上記
第2の可変利得増幅器後段の信号レベルを一定にし、か
つ上記第2の検出器の検出結果に基づき上記処理回路の
出力が飽和してしまわないように、上記第1、第2の可
変増幅器に対する利得配分を動的に制御する利得制御部
とを備えている。上述の受信機では、受信波の受信電界
レベルが大きくなれば、第1の可変利得増幅器の利得を
下げて、その後段にある処理回路において飽和減少が生
じないようにして受信信号に歪みが生じることを防ぐ。
また、受信波の受信電界レベルが小さければ、第1の可
変利得増幅器の利得を上げて、アンテナから処理回路ま
での全体利得の減少による雑音指数の増加を防ぐ。これ
に加えてさらに、受信波中に含まれる希望波と妨害波の
割合にも応じて第1、第2の可変利得増幅器の利得配分
を動的に行う。具体的には、本発明の受信機では、受信
波中に含まれる妨害波のレベルが希望波レベルよりも大
きいような場合には、第1の可変利得増幅器の利得を下
げることで、処理回路の入力レベルを下げて妨害波によ
る飽和を抑え、フィルタの減衰特性を隣接チャンネル妨
害波の除去にも十分貢献させるとともに、この場合には
第2の可変利得増幅器の利得を上げて一定出力を得るよ
うにする。一方、希望波レベルに比べて妨害波レベルが
少ない場合や妨害波が存在しない場合には、第1の可変
利得増幅器の利得を上げることで、処理回路の入力レベ
ルを上げ、受信機全体の雑音指数を低減し、受信感度を
向上するとともに、この場合には第2の可変利得増幅器
の利得を下げて一定出力を得るようにする。このような
利得の動的な配分によって、あらゆる電波状況の元で常
に最良の隣接チャンネル選択度と受信感度を得ることが
できる。
【0026】上記利得制御部は、上記第2の検出器で上
記処理回路への入力信号を検出して該処理回路への入力
信号を上記処理回路を飽和させてしまう信号レベルを超
えない所定の入力信号レベルに保つことで、あるいは、
上記第2の検出器で上記処理回路の出力信号を検出して
上記処理回路の出力信号のレベルを上記処理回路の飽和
出力レベルを超えない所定の出力信号レベルに保つこと
で、上記処理回路が飽和してしまわないように構成でき
る。
【0027】また、上記第2の検出器は、上記処理回路
への入力信号のレベルが上記処理回路を飽和させてしま
う「過大」レベルか上記処理回路出力を飽和させてしま
うレベルを超えずかつそのレベル近くの「適正」レベル
かを示す検出信号を出力するように構成するか、あるい
は、上記処理回路への出力信号のレベルが上記処理回路
の飽和出力レベルを超える「過大」レベルか、上記飽和
出力レベル以下の「適正」レベルかを示す検出信号を出
力するように構成し、上記利得制御部は、上記第2の検
出器から「過大」を示す検出信号が出力されたときに
は、上記第1の可変利得増幅器の利得を下げ上記第2の
可変利得増幅器の利得を上げるような利得配分とするよ
うに構成できる。
【0028】上記受信機は符号分割多元接続方式のCD
MA受信機とし、上記第1の可変利得増幅器は、中間周
波数帯の受信信号を増幅するものであり、上記処理回路
は、上記第1の可変利得増幅器から出力された中間周波
数帯の信号からベースバンド帯の信号を復調する復調器
であるように構成できる。また、この復調器はIチャン
ネルとQチャンネルを復調する直交復調器であり、上記
フィルタと上記第2の可変利得増幅器はIチャンネルと
Qチャンネルそれぞれに設けられていて、上記抱き2の
検出手器はIチャンネルとQチャンネルのベースバンド
信号を合成してその合成信号のレベルを検出するように
構成することをできる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施例としての受
信機の無線受信部の構成を示す図である。この実施例は
CDMA方式の受信機に本発明を適用したものであり、
このCDMA受信機の全体構成は前述の図10に示した
ものと同じである。1は受信した高周波信号を増幅する
低雑音増幅器である。2はイメージ周波数など受信帯域
外の不要妨害波を抑圧するフィルタ、3は受信信号と局
部発振器4で生成した局部発振信号とを混合して中間周
波数のIF信号に変換するミキサ(周波数変換器)であ
る。5はバンドパスフィルタであり、このバンドパスフ
ィルタ5では隣接チャンネルなどの不要な周波数成分を
抑圧する。6は可変利得増幅器であり、この可変利得増
幅器6で増幅されたIF信号は直交復調器7に入力され
る。
【0030】直交復調器7は、IF信号と第2局部発振
器8で生成された信号とを混合し、Iチャンネル、Qチ
ャンネルそれぞれのべースバンド信号に変換する。この
直交復調器7は、飽和出力レベルが−20dBmであ
り、これを超えるレベルの信号を出力すると、出力信号
波形に歪みが生じてしまう。
【0031】lチャンネルのベースバンド信号は、続い
てローパスフィルタ9において不要な高周波数域の成分
(隣接チャンネル妨害波の成分)が低減される。その
後、可変利得増幅器10においてA/D変換器11の入
力に必要なレベルまで増幅される。続いて、このIチャ
ンネルのべースバンド信号はA/D変換器11において
デジタル信号に変換され、振幅検出器15に入力され
る。べースバンド信号Qも同様に、ローパスフィルタ1
2、可変利得増幅器l3、A/D変換器14を経て、振
幅検出器15へ入力され、後段の図示しないRAKE合
成部へと入力されることとなる。
【0032】ベースバンド部の可変利得増幅器10,1
3は共に、利得制御部16から供給される同一の利得制
御信号によってその利得を変えるものとする。振幅検出
器15では、Iチャンネル並びにQチャンネルのベース
バンド信号を合成した信号の振幅が所定幅の設定値より
も大きい場合には、信号経路の利得(可変利得増幅器6
と8,13による合計利得)を下げるように利得制御部
16へ利得「減少」信号を出力し、一方、べースバンド
信号の合成振幅が設定値よりも小さい場合には、信号経
路(同上)の利得を上げるよう利得制御部16へ利得
「増加」信号を出力する。また、合成信号が設定値の幅
内にあれば利得「維持」信号を出力する。
【0033】17はIF段の可変利得増幅器6の出力レ
ベルを検出するレベル検出部である。図4にはこのレベ
ル検出部17の詳細構成を示す。可変利得増幅器6から
の出力信号(検出部入力)が検波器31に入力され、こ
の検波器31で復調された検波信号レベルが基準レベル
発生器33で発生された基準レベルと比較器32で比較
される。比較器32からは、検波信号レベルが基準レベ
ルを超えると「過大」を示すレベル検出信号が、また基
準レベル以下であると「適正」を示すレベル検出信号
が、それぞれ利得制御部16に出力される。
【0034】利得制御部16では、振幅検出部1からの
利得増減信号に応じて可変利得増幅器6、10、13の
利得を制御する利得制御信号を増減する。ただし、IF
段のレベル検出部17が、直交変調器7が飽和する出力
レベル以上の信号が可変利得増幅器6から出力されたこ
と(すなわち直交復調器7に入力されたこと)を検出し
た場合には、IF段の可変利得増幅器6の利得を下げ、
その分べースバンド部の可変利得増幅器10並びに13
の利得を増やすように、利得制御部16は利得制御信号
を調整する。
【0035】図2はこの利得制御部16の概略構成を示
す。図示するように、振幅検出部15からの利得増減信
号とレベル検出部17からのレベル検出信号とが入力さ
れる制御部21と、IF段の可変利得増幅器6に供給す
る利得制御信号をD/A変換してアナログ信号にするD
/A変換器22と、ベースバンド段の可変利得増幅器1
0,13に供給する利得制御信号をD/A変換してアナ
ログ信号にするD/A変換器23と、D/A変換器2
2、23の現在の値を記憶しておくレジスタ24とを含
み構成される。
【0036】この利得制御部16では、制御部201
は、振幅検出部15からの利得増減信号と、レベル検出
部17からの検出信号に基づいてレジスタ24内に保持
されているIF段とべースバンド段それぞれの可変利得
増幅器に対する利得制御電圧の設定値を変更し、D/A
変換器22および23へ出力する。D/A変換器22
は、IF段の可変利得増幅器6に対する利得制御電圧を
発生し、D/A変換器23は、バースバンド段の可変利
得増幅器10,13に対する利得制御電圧を発生する。
【0037】図3はこの利得制御部16中の制御部21
の詳細構成を示す。図示するように、利得増減信号とレ
ベル検出信号との組合せの値に基づきD/A変換器制御
値を後述の図5のテーブルから求めて出力するD/A制
御値変換部211と、IF段についてのD/A設定値を
レジスタ24から読み取る読取り部214と、ベースバ
ンド段についてのD/A設定値をレジスタ24から読み
取る読取り部217と、IF段のD/A変換器制御値と
読取り部214で読み取ったIF段のD/A設定値とを
加算する加算器212と、ベースバンド段のD/A変換
器制御値と読取り部217で読み取ったベースバンド段
のD/A設定値とを加算する加算器213と、加算器2
12の出力信号をオーバフロー処理してIF段用のD/
A変換器22に供給するオーバフロー処理部215と、
加算器213の出力信号をオーバフロー処理してベース
バンド段のD/A変換器23に供給するオーバフロー処
理部216となどで構成される。
【0038】図5はD/A制御値変換部211で用いる
テーブルを示しており、これは利得制御部内の制御部の
動作を表現している。振幅検出部15からの利得増減信
号と、レベル検出部17からのレベル検出信号とに応じ
て、D/A変換器の設定値(利得制御電圧)を増加(+
1,+2など)するか、減少(−1,−2など)する
か、維持(0とする)するかを指示するD/A変換器制
御値(変化値)を示している。
【0039】より具体的には、図5に示すように、振幅
検出部15からの利得増減信号は、「増加」「減少」
「維持」の3つの値があり、レベル検出部17からのレ
ベル検出信号には「適正」「過大」の2つの値がある。
この2つの入力に対応するD/A出力値の変化が図5の
テーブルに示されている。
【0040】利得増減信号が「増加」の場合、レベル検
出信号が「適正」であれば、IF/ベースバンド双方の
利得制御電圧を発生するD/A変換器22,23の設定
値を「1」増加する。レベル検出信号が「過大」であれ
ばIF段のD/A変換器22の設定値を「1」減らし、
べースバンド段のD/A変換器23の設定値を「2」増
やす。
【0041】また、利得増減信号が「減少」の場合、レ
ベル検出信号が「適正」であればIF段とべースバンド
段のD/A変換器22,23の設定値をともに「l」減
らし、「過大」であればIF段のD/A変換器22の設
定値を「2」減らし、べースバンド段のD/A変換器2
3の設定値は変えない。
【0042】そして利得増減信号が「維持」の場合、レ
ベル検出信号が「適正」であればIF段とべースバンド
段両方のD/A変換器22,23の設定値に変化はな
く、レベル検出信号が「過大」であればIF段のD/A
変換器22の設定値を「1」減らし、ベースバンド段の
D/A変換器23の設定値を「1」増やす。設定値が各
レジスタの上限あるいは下限の場合には、それ以上加算
も減算も行われない。
【0043】以下、この実施例装置の動作を図6〜図8
に示す各レベルダイア構成を参照して説明する。図6は
妨害波が希望波に対して+50dBのレベルであるとき
の上記可変利得制御によるレベルダイア例(1)を示し
たものである。希望波レベルを実線Sに、隣接チャンネ
ル妨害波を点線N1,N2に示す。また各回路の飽和レ
ベルを四角(■印)で示す。このCDMA受信機は、べ
ースバンド段の可変利得増幅器10,13の出力側での
信号対妨害波比が−15dBのときに、感度点に相当す
るビット誤り率が得られるようなデジタル復調能力を持
つものとする。各フィルタでの隣接チャンネル妨害波の
減衰量は、IF段のバンドパスフィルタ5で20dB、
べースバンド段のローパスフィルタ9,12で15dB
である。AGCループは振幅検出部15への入力レベル
が−20dBとなるよう利得を制御している。
【0044】いま、受信機入力に希望波−100dB
m、妨害波−50dBmとが入力されたものとする。従
来の方法により普通にAGCを行うと、点線N2のよう
なレベルとなり、直交復調器7の出力側において妨害波
レベルが直交復調器7の出力飽和レベルを上回る。
【0045】一方、本発明においては、直交変調器7の
入力部のレベルが、その出力側を飽和させる値(設定
値)よりも高い場合にはそれをレベル検出部17で検出
して利得制御部16に「過大」のレベル検出信号を送
る。この「過大」のレベル検出信号の送出は直交変調器
7の入力レベルが設定値以下になるまで継続される。こ
れにより利得制御部16は、図5のテーブルに従ってD
/A変換器制御値を出力していくことになり、それによ
りIF段の可変利得増幅器6の利得を20dBまで下
げ、代わりにべースバンド段の可変利得増幅器10,1
3の利得を20dBまで増加する。このことにより、レ
ベルダイアは点線N1のようになり、直交変調器7の出
力での飽和現象は解消される。図9に示すように、この
ときの受信機の全体の雑音指数(すなわちアンテナのト
ータル雑音指数)は、6.6dBとなる。
【0046】図7は妨害波が希望波に対して+40dB
のレベルであるときの上記可変利得制御によるレベルダ
イアの例(2)を示したものである。希望波を実線S、
隣接チャンネル妨害波を点線N、各回路の飽和レベルを
四角(■印)で示す。妨害波のレベルが低いため、上述
の図6の場合に比べて、直交復調器7の出力レベルが飽
和するまでに余裕があり、より多くの利得をIF段の可
変利得増幅器6に分配することができる。この時の受信
機全体の雑音指数(同上)は、図9に示すように、5.
0dBとなる。
【0047】図8は妨害波が存在しない場合の本発明の
CDMA受信機のレベルダイアの例(3)を示したもの
である。希望波レベルを実線Sで、各回路の飽和レベル
を四角(■印)で表す。このときにはIF段の可変利得
増幅器6に利得を最大に配分できる。受信機全体での雑
音指数(同上)は4.8dBとなる。
【0048】本発明の実施にあたっては種々の変形形態
が可能である。例えば上述の実施形態では、一番目の可
変利得増幅器6をミキサ3の後段に配置したが、本発明
はこれに限られず、可変利得増幅器6のミキサ3の前段
に配置する構成であってもよい。この場合、ミキサ3の
後段に配置したフィルタ5の出力信号または第2の可変
利得増幅器10,13の出力信号のレベルとに応じて、
第1の可変利得増幅器6および第2の可変利得増幅器1
0,13の利得を動的に変化させる。
【0049】また、上述の実施例では、可変利得増幅器
6の出力信号レベルを可変利得増幅器6の後段に配置し
たレベル検出部17で直接に検出するようにしたが、本
発明はこれに限られるものではなく、例えば可変利得増
幅器6の入力信号レベルを検出し、この入力信号レベル
と可変利得増幅器6の利得値とから、可変利得増幅器6
の出力信号レベルを計算して求めるものであってもよ
い。これは、二段目の可変利得増幅器10,13につい
ても同様である。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信信号に含まれる妨害波と希望波のレベルによらず利
得配分を動的に最適化するため、高い選択度と同時に常
に最良の受信機雑音指数すなわち受信感度をもつ受信機
を得ることができる。このことにより使用者にとっては
電波環境の悪化に耐力の高い受信機を提供するととも
に、オペレータにとっては、同一周波数により多くの符
号多重を行えることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例としての受信機の無線受
信部の詳細構成を示す図である。
【図2】実施例の受信機における利得制御部の概略構成
を示す図である。
【図3】実施例の受信機における利得制御部内の制御部
の詳細構成を示す図である。
【図4】実施例の受信機におけるレベル検出部の詳細構
成を示す図である。
【図5】実施例の受信機における利得制御部内の制御部
で用いる制御テーブルを示す図である。
【図6】実施例の受信機におけるレベルダイアの例
(1)〔妨害波が希望波よりも特に大きい場合(+50
dB)〕を示す図である。
【図7】実施例の受信機におけるレベルダイアの例
(2)〔妨害波レベルが希望波レベルよりもやや大きい
場合(+40dB)〕を示す図である。
【図8】実施例の受信機におけるレベルダイアの例
(3)〔妨害波が存在せずに希望波レベルだけの場合〕
を示す図である。
【図9】実施例の受信機の雑音指数を説明する図であ
る。
【図10】CDMA受信機の全体構成を示す図である。
【図11】CDMA受信機の無線受信部の従来構成を示
す図である。
【図12】従来の受信機におけるレベルダイアの例
(1)〔ベースバンド段の増幅器の利得が小の場合〕を
示す図である。
【図13】従来の受信機におけるレベルダイアの例
(1)〔ベースバンド段の増幅器の利得が大の場合〕を
示す図である。
【図14】従来の受信機の雑音指数を説明する図であ
る。
【符号の説明】
1 低雑音増幅器 2 バンドパスフィルタ 3 ミキサ 4 局部発振器 5 バンドパスフィルタ 6 IF段の可変利得増幅器 7 直交復調器 8 第2局部発振器 9 ローパスフィルタ 10,13 ベースバンド段の可変利得増幅器 11,14 A/D変換器 15 振幅検出部 16 利得制御部 17 レベル検出部 21 制御部 22,23 D/A変換器 24 レジスタ 31 アンテナ 32 無線受信部 33 RAKE受信部 34 復調部 211 D/A制御値変換部 212,213 加算器 214,215 D/A設定値読取り部 215,216 オーバフロー処理部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】目的チャンネルの希望波と隣接チャンネル
    の妨害波を含む受信波を受信して復調する受信機におい
    て、 受信信号を増幅する第1の可変利得増幅器と、 上記第1の可変利得増幅器から出力された信号に対して
    所定の信号処理を行う処理回路と、 上記処理回路から出力された信号から妨害波成分を抑圧
    して希望波成分を抽出するフィルタと、 上記フィルタから出力された信号を増幅する第2の可変
    利得増幅器と、 上記第2の可変利得増幅器から出力された信号のレベル
    を検出する第1の検出器と、 上記処理回路に入力される信号または出力される信号の
    レベルを検出する第2の検出器と、 上記第1の検出器の検出結果に基づき上記第2の可変利
    得増幅器後段の信号レベルを一定にし、かつ上記第2の
    検出器の検出結果に基づき上記処理回路の出力が飽和し
    てしまわないように、上記第1、第2の可変増幅器に対
    する利得配分を動的に制御する利得制御部とを備えた受
    信機。
  2. 【請求項2】上記利得制御部は、上記第2の検出器で上
    記処理回路への入力信号を検出し、該処理回路への入力
    信号を、上記処理回路を飽和させてしまう信号レベルを
    超えない所定の入力信号レベルに保つことで、上記処理
    回路が飽和してしまわないようにした請求項1記載の受
    信機。
  3. 【請求項3】上記利得制御部は、上記所定の入力信号レ
    ベルを、上記処理回路を飽和させてしまう入力信号レベ
    ル近くの値にするようにした請求項2記載の受信機。
  4. 【請求項4】上記利得制御部は、上記第2の検出器で上
    記処理回路の出力信号を検出し、上記処理回路の出力信
    号のレベルを、上記処理回路の飽和出力レベルを超えな
    い所定の出力信号レベルに保つことで、上記処理回路が
    飽和してしまわないようにした請求項1記載の受信機。
  5. 【請求項5】上記利得制御部は、上記所定の出力信号レ
    ベルを、上記飽和出力信号レベル近くの値にするように
    した請求項4記載の受信機。
  6. 【請求項6】上記第2の検出器は、上記処理回路への入
    力信号のレベルが上記処理回路を飽和させてしまう「過
    大」レベルか、上記処理回路出力を飽和させてしまうレ
    ベルを超えずかつそのレベル近くの「適正」レベルかを
    示す検出信号を出力するように構成し、 上記利得制御部は、上記第2の検出器から「過大」を示
    す検出信号が出力されたときには、上記第1の可変利得
    増幅器の利得を下げ上記第2の可変利得増幅器の利得を
    上げるような利得配分とするように構成した請求項2ま
    たは3記載の受信機。
  7. 【請求項7】上記第2の検出器は、上記処理回路への出
    力信号のレベルが上記処理回路の飽和出力レベルを超え
    る「過大」レベルか、上記飽和出力レベル以下の「適
    正」レベルかを示す検出信号を出力するように構成し、 上記利得制御部は、上記第2の検出器から「過大」を示
    す検出信号が出力されたときには、上記第1の可変利得
    増幅器の利得を下げ上記第2の可変利得増幅器の利得を
    上げるような利得配分とするように構成した請求項4ま
    たは5記載の受信機。
  8. 【請求項8】上記受信機は符号分割多元接続方式のCD
    MA受信機であり、上記第1の可変利得増幅器は、中間
    周波数帯の受信信号を増幅するものであり、 上記処理回路は、上記第1の可変利得増幅器から出力さ
    れた中間周波数帯の信号からベースバンド帯の信号を復
    調する復調器であるように構成した請求項1〜7のいず
    れかに記載の受信機。
  9. 【請求項9】上記復調器はIチャンネルとQチャンネル
    を復調する直交復調器であり、上記フィルタと上記第2
    の可変利得増幅器はIチャンネルとQチャンネルそれぞ
    れに設けられていて、上記抱き2の検出手器はIチャン
    ネルとQチャンネルのベースバンド信号を合成してその
    合成信号のレベルを検出するものである請求項8記載の
    受信機。
  10. 【請求項10】CDMA受信機において、 受信信号を増幅する第1の可変利得増幅器と、 上記第1の可変利得増幅器の後段に設けられ、増幅後の
    信号と他の信号とのミキシングを行う混合手段と、 上記混合手段の後段に設けられたフィルタと、 上記フィルタの後段に設けられた第2の可変利得増幅器
    と、 上記第1の可変利得増幅器への入力信号または出力信号
    と、上記フィルタの出力信号または上記第2の可変利得
    増幅器の出力信号のレベルとに応じて、上記第1の可変
    利得増幅器および上記第2の可変利得増幅器の利得を動
    的に変化させる利得制御部とを備えたことを特徴とする
    CDMA受信機。
JP25708199A 1999-09-10 1999-09-10 受信機 Withdrawn JP2001086172A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25708199A JP2001086172A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 受信機
CN00126937A CN1288297A (zh) 1999-09-10 2000-09-08 接收机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25708199A JP2001086172A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 受信機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001086172A true JP2001086172A (ja) 2001-03-30

Family

ID=17301490

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25708199A Withdrawn JP2001086172A (ja) 1999-09-10 1999-09-10 受信機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2001086172A (ja)
CN (1) CN1288297A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003008542A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Sony Corp 直交周波数分割信号復調装置
JP2005159834A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Alpine Electronics Inc 受信機及び利得調整方法
JP2006013998A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Samsung Electronics Co Ltd 自動利得制御装置
JP2008010909A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Niigata Seimitsu Kk 自動利得制御回路
JP2008166957A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Samsung Electronics Co Ltd 受信装置、及び送信装置
US7602865B2 (en) 2003-11-22 2009-10-13 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for enhancing a reception rate of a receiver
WO2011033571A1 (ja) * 2009-09-18 2011-03-24 株式会社 東芝 受信機

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101060346B (zh) * 2006-04-20 2010-05-12 中兴通讯股份有限公司 一种提高接收机动态范围的装置及方法
CN102624407B (zh) * 2012-03-30 2014-04-16 江苏物联网研究发展中心 一种带自动增益控制的射频发射前端电路
CN102857246B (zh) * 2012-09-17 2015-01-21 泰凌微电子(上海)有限公司 恒包络接收机的自动增益控制方法及装置
CN110545116A (zh) * 2019-07-16 2019-12-06 广州润芯信息技术有限公司 接收机双环路自动增益控制方法、电子设备、介质及装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003008542A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Sony Corp 直交周波数分割信号復調装置
JP4576759B2 (ja) * 2001-06-22 2010-11-10 ソニー株式会社 直交周波数分割信号復調装置
US7602865B2 (en) 2003-11-22 2009-10-13 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for enhancing a reception rate of a receiver
JP2005159834A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Alpine Electronics Inc 受信機及び利得調整方法
JP4519451B2 (ja) * 2003-11-27 2010-08-04 アルパイン株式会社 受信機及び利得調整方法
JP2006013998A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Samsung Electronics Co Ltd 自動利得制御装置
JP4610944B2 (ja) * 2004-06-28 2011-01-12 三星電子株式会社 自動利得制御装置
JP2008010909A (ja) * 2006-06-27 2008-01-17 Niigata Seimitsu Kk 自動利得制御回路
JP2008166957A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Samsung Electronics Co Ltd 受信装置、及び送信装置
WO2011033571A1 (ja) * 2009-09-18 2011-03-24 株式会社 東芝 受信機
JPWO2011033571A1 (ja) * 2009-09-18 2013-02-07 株式会社東芝 受信機

Also Published As

Publication number Publication date
CN1288297A (zh) 2001-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2731265B1 (en) Reception device, and gain control method
RU2308804C2 (ru) Приемная система amps, использующая архитектуру нулевой промежуточной частоты
KR100329673B1 (ko) 직각수신기에서dc오프세트소거및자동이득제어를위한방법및장치
JP3989572B2 (ja) 無線受信機における受信信号の品質を最適化する装置および方法
US7580722B2 (en) Control of a power amplifier for reducing power consumption in a transceiver
JPH09205332A (ja) 受信機の飽和防止回路
US6041081A (en) CDMA transmitter having a variable gain circuit inserted between a transmitter mixer and a transmitter antenna
KR20010041252A (ko) 제어형 수신 장치와 그 제어 방법
JPH11136154A (ja) 受信装置
JP2006506885A (ja) 拡張遮断性能を得るため信号および干渉電力を用いる自動利得制御
US20070026839A1 (en) Bi-modal RF architecture for low power devices
US6775336B1 (en) Receiver and gain control method of the same
JPH11234150A (ja) デジタル復調装置
US7110735B2 (en) Automatic gain control system
JP2001086172A (ja) 受信機
WO2006093012A1 (ja) ダイバーシティ受信装置及びその利得調整方法
US8055232B2 (en) Radio frequency receiving apparatus, radio frequency receiving method, LSI for radio frequency signal and LSI for base band signal
JP2001268145A (ja) 振幅偏差補正回路
US20040162043A1 (en) System and method for compensating receiver gain using a mixed signal technique by implementing both automatic gain control (AGC) and bit-normalization
JP4737458B2 (ja) 受信振幅補正回路及び受信振幅補正方法並びにそれを用いた受信機
JP2002094346A (ja) 可変利得増幅器を備えた受信機及びその制御方法
JP4316420B2 (ja) 自動利得制御装置、受信機及び自動利得制御方法
JP2009177568A (ja) 受信装置とこれを用いた電子機器
JP4039168B2 (ja) 受信回路およびこれを用いた無線通信装置
JP2001136447A (ja) デジタルテレビジョン受信用チューナ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205