JPH04337418A - ディジタル指示計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、プラント制御のプロ
セス計測値をディジタル表示される場合等に用いられる
ディジタル指示計に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】図３は従来のディジタル指示計を示す斜
視図であり、図において１は信号入力ケーブル、２は７
セグメントＬＥＤ表示部、９は単位表示部、４は本体シ
ャーシである。また図４は上記ディジタル指示計の機能
ブロック図であり、５は入力信号のＡ／Ｄ変換部、７は
数値表示用ドライブ部である。

【０００３】次に動作について説明する。センサや変換
器から出力されたプロセス計測信号は、光、同軸あるい
は、ツイストペアー等の信号入力ケーブル１によって、
ＢＣＤコードや１−５Ｖ，４−２０ｍＡ等の信号の形で
ディジタル指示計に入力される。このプロセス計測信号
は本体シャーシ４の中にあるＡ／Ｄ変換部５でディジタ
ル化され、数値表示用ドライブ部７を通じて７セグメン
トＬＥＤ表示部２で表示される。単位表示部９は、７セ
グメントＬＥＤ表示部２で表示される数値の単位を認識
するためのものであり、通常は本体シャーシ４の前面部
に刻印あるいは印刷されるか、アクリル板等に印刷され
た単位名をバックライトで表示する等の構造となってい
る。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来のディジタル指示
計は以上のように構成されているので、各計測工学単位
毎にプロセス計測信号が個別に入力されるため、本体シ
ャーシ４の前面の単位表示部９を各計測工学単位毎にハ
ードウエアレベルで用意する必要があった。従って、２
重単位あるいは３重単位の表示要求等に対しては、ディ
ジタル指示計１台では対応できないなどの問題があった
。

【０００５】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、１つのディジタル指示計のハード
ウエアで、あらゆる計測ループの測定値の表示にも対応
できるとともに、１台のディジタル指示計で、複数の単
位の測定値を表示できるディジタル指示計を得ることを
目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この発明に係るディジタ
ル指示計は、計測された数値とその単位名を示す単位コ
ードとから成る信号を入力させるように成し、この入力
信号から上記数値と単位コードとを分離し、分離された
単位コードと対応する単位名を対応一欄表から求め、そ
の単位名及び分離された数値をそれぞれの表示手段で表
示するようにしたものである。

【０００７】

【作用】この発明のおけるディジタル指示計は、あらゆ
る工学単位の測定値を１つのハードウエアで表示するこ
とができ、２重、３重等の複数の単位の表示が可能とな
る。

【０００８】

【実施例】実施例１．以下この発明の一実施例を図につ
いて説明する。図１において、１はプロセス計測信号及
びその単位名を示す単位コードを同時に伝送する入力信
号ケーブル、２はプロセス計測信号の数値を表示する７
セグメントＬＥＤ表示部、３は数値の単位を表示するた
めのドットマトリクス表示部、４は内部に表示ドライブ
ユニット等を収納する本体シャーシである。

【０００９】また図２はこのディジタル指示計の機能ブ
ロック図である。図２において５はアナログ形態の入力
信号（１−５ＶＤＣ，４−２０ｍＡＤＣ等）をディジタ
ル信号に変換するＡ／Ｄ変換部、６は入力信号ケーブル
１によって入力されたプロセス計測信号の数値と単位コ
ードの混合されたディジタル信号から上記数値と単位コ
ードとを分離する数値・単位分離部、７は分離された数
値の信号を入力し、上記７セグメントＬＥＤ表示部２で
プロセス計測値として表示させるための数値を表示用ド
ライブ部、８は分離された単位コードを入力し、上記ド
ットマトリクス表示部３に単位を表示させるためのマイ
クロコンピュータを含む単位表示用ドライブ部、８ａは
単位コードと単位名との対応一欄表が格納された記憶部
としてのＲＯＭである。

【００１０】なお、７セグメントＬＥＤ表示部２及び数
値表示用ドライブ部７により数値表示手段が構成される
。またドットマトリクス表示部３及び単位表示用ドライ
ブ部８により単位表示手段が構成される。

【００１１】次に動作について説明する。信号入力ケー
ブル１は、プロセス計測信号のみならず測定の単位、セ
ンサ自身のパラメータ等を伝送する能力をもつインテリ
ジェンドセンサや上位コントローラ等からプロセス計測
信号及び単位コードを同時にディジタル指示計に入力す
る。この時、この入力信号の形体が１−５ＶＤＣ，４−
２０ｍＡＤＣ等のアナログ信号上に単位コード信号を混
合した方式ならば、Ａ／Ｄ変換部５を通じてディジタル
符号化し、数値・単位分離部６へ入力する。また、信号
形態が光ディジタル伝送のように、初めからディジタル
通信方式ならば、直接数値・単位分離部６へ入力する。

【００１２】この数値・単位分離部６では入力されたデ
ィジタル信号は内蔵されたマイクロコンピュータにより
プロセス計測信号の数値と単位コードとに分離される。 分離された数値の信号は数値表示ドライブ部７を通じて
７セグメントＬＥＤ表示部２で表示される。一方、分離
された単位コードは単位表示ドライブ部８を通じてドッ
トマトリクス表示部３で表示される。この時、単位表示
用ドライブユニット８には単位コードと単位名との対応
一欄表を持つＲＯＭ８ａがあり、入力された単位コード
とＲＯＭ８ａの対応一欄表とをつき合わせて、単位名を
マイクロコンピュータで判断する。これによって正しい
単位名が表示される。

【００１３】実施例２． なお上記実施例１では、単位表示手段にドットマトリク
ス表示部３を用いたが、液晶表示器を用いても良い。ま
た、上記実施例１では数値表示手段に７セグメントＬＥ
Ｄ表示部２、単位表示手段にドットマトリクス表示部３
を用いたが、表示手段全てをドットマトリクスあるいは
液晶表示器を用いても同様の効果が得られる。

【００１４】実施例３． また、上記実施例１では、ドットマトリクス表示部３を
単位表示用として使用したが、単位コード信号を、例え
ばアラームコード信号や、さらにメッセージコード信号
に変えれば、それぞれアラームやメッセージの情報を表
示することが可能である。

【００１５】

【発明の効果】以上のように、この発明によれば、計測
された数値とその単位名を示す単位コードとから成る信
号を入力させるように成し、この入力信号から上記数値
と単位コードとを分離し、分離された単位コードと対応
する単位名を対応一欄表から求め、その単位名及び分離
された数値をそれぞれの表示手段で表示するように構成
したので、プロセス計測信号と単位コードとを同時に入
力することによりあらゆる計測工学単位の表示を１台の
ディジタル指示計で行うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この発明の一実施例によるディジタル指示計の
斜視図である。

【図２】この発明の一実施例によるディジタル指示計の
機能ブロック図である。

【図３】従来のディジタル指示計の斜視図である。

【図４】従来のディジタル指示計の機能ブロック図であ
る。

【符号の説明】

２　　７セグメントＬＥＤ表示部（数値表示手段）３　
　ドットマトリクス表示部（単位表示手段）６　　数値
・単位分離部 ７　　数値表示用ドライブ部（数値表示手段）８　　単
位表示用ドライブ部（単位表示手段）８ａ　　ＲＯＭ（
記憶部）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　計測された数値とこの数値の単位を示
   す単位コードとを含む入力信号から上記数値と単位コー
   ドとを分離する数値・単位分離部と、上記数値・単位分
   離部で分離された数値を表示する数値表示手段と、上記
   単位コードと単位名との対応一欄表が格納された記憶部
   と、上記数値・単位分離部で分離された単位コードが示
   す単位名を上記対応一欄表から求めその単位名を表示す
   る単位表示手段とを備えたディジタル指示計。