JPH0433671A - 遊戯機用の表示制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は表示機能を備えた、例えばパチンコ、スロット
マシン等遊戯機用の表示制御装置に係わり、特に、電源
投入時における図柄表示装置の最初の表示図柄をランダ
ムに設定するとともに所定の数値を表示しないようにす
ることの出来るパチンコ、スロットマシン等遊戯機用の
表示制御装置に関する。

［従来の技術］ 表示機能を備えた遊戯機の１例であるパチンコ遊戯機は
第１図に示すような機能を有している。

第１図は市場に見られるパチンコ遊戯機の代表的機能を
取り出して示したものである。

第１図において、１は打球ハンドル２の操作により、打
球機構３のバネ力によって発射された打球が転動するパ
ネル面であって、７は普通入賞口、４は第１種始動口で
ある。該第１種始動口４に打球が入ると、横に並んだ３
列の図柄が縦方向にスクロールして変動する図柄表示装
置６の表示画面が変動をはじめ、予め定められた同一図
柄が３列並んで停止すると大当なりとなって大入賞口５
が開放し、予め定められた時間が経過し、または予め定
められた個数該大入賞口５に打球が入ると該大入゛賞口
５の開放は停止する。

また、８は該パネル面１に設けた複数の表示ランプを代
表的に示したものであって、遊戯中において予め定めら
れた所定の条件になったときに点灯し、また点滅する。

また、９は音響発生装置であって、遊戯中において予め
定められた所定の条件になったときに所定の音響を発生
する。

上述した図柄表示装置６に於けるスクロール後の停止図
柄を決定するには、所定のタイミング信号を計数する計
数回路の計数結果に所定の演算処理を行って、前記横に
並んだ３列それぞれの図柄を決定していた。

また、電源投入後における表示図柄は、該表示制御装置
の各回路が初期リセットされた後、各回路の予め設定さ
れた機能によって自動的に決定されていた。

上述したパチンコ遊戯機以外の、表示機能を備えた、例
えばスロットマシン等の遊戯機の表示装置においても、
類似機能によって表示されている。

［発明が解決しようとする課題］ 上述した従来の図柄決定手段によると、電源投入時に於
ける該図柄表示装置の表示図柄決定には完全なランダム
性を備えてはいないために、併設された複数台の遊戯機
がいずれも同一図柄配列を表示するということがあって
、客に不信感を与えるという問題があり、また、最初が
ら大当たり図柄が表示される恐れもあった。

また、遊戯開始時の各遊戯機の図柄が同一になるなめに
、遊戯Ｒ始後における図柄表示機能の各機械間のランダ
ム性にも影響を及ぼしていた。

本発明は上記従来の問題を対策して、電源投入後最初に
表示される図柄にランダム性を与えるとともに、最初か
ら大当たり図柄が表示されることのない表示制御装置を
提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するなめに本発明に基づく遊戯機の表示
制御装置においては、電源回路と、図柄表示装置と、マ
イクロコンピュータと、タイミング信号作成手段と、Ｒ
ＡＭ及びＲＯＭを含む記憶手疫と、を含む遊ａ機用の表
示制御装置において、前記電源回路出力の立ち上がりを
遅延させた遅延信号作成回路と、該遅延信号作成回路出
力と前記マイクロコンピュータのリセット端子とを接続
する接続回路と、前記タイミング信号作成手段から出力
される所定のタイミング信号出力を計数する、電源回路
出力の立ち上がりで起動する計数回路と、電源投入後最
初の図柄表示装置用表示テークを前記ＲＯＭから読み出
すアドレスを前記計数回路の計数内容値から決定する手
段と、を備えたことを特徴とし、前記遅延信号作成回路
は、電源回路に接続した抵抗器と、一方の端子を該抵抗
器に接続し、他の端子を信号基準ラインに接続したコン
デンサと、該抵抗器とコンデンサとの接続部をマイクロ
コンピュータのリセット端子に接続する接続回路と、に
よって構成されていることを特徴とした。また、アドレ
ス決定手段は、前記計数回路の計数内容値に対して所定
の数値を除くように予め定めた演算処理をなしな結果を
アドレスとするようにした。

［作用］ 上記構成によれば、計数回路が計数を開始した後、コン
ピュータがリセットして図柄表示装置を読み出すタイミ
ングを遅延させるようにし、この遅延時間をランダムに
することができたので電源投入後の図柄表示装置の表示
図柄にランダム性を持たすことができた。また、該遅延
回路に抵抗器とコンデンサとよりなる積分回路を用いた
ので安価な価格で初期の目的を達成した。また、計数回
路出力値に所定の演算処理を施すようにしたのて、予め
定められた大当たり図柄の図柄データが記録されたアド
レスが設定されないようになり、電源投入と同時に大当
たり表示をなすことはなくなった。

［実施例］ 本発明の実施例を図によって詳細に説明する。

第２図は、第１図に示した表示機能を備えた遊戯機の１
例であるパチンコ遊戯機に対する、主として本発明に基
づく画像処理の為に必要な機能を取り出した表示制御回
路の概要ブロック図であって、電源電圧や信号伝送の為
の詳細伝送ライン、ゲート回路等の詳細装置や要素回路
は省略している。

また、第３図は、本発明に適用する遅延回路の一例を示
した回路図である。

第２図において、１１は表示制御装置本体のマイクロコ
ンピュータであって、１０は該マイクロコンピュータを
初期状態にセットする信号入力の為のリセット信号入力
端子である。

１２はマイクロコンピュータ１１及びその他の回路の動
作の同期をとるためのクロック及び各種のタイミング信
号を作成するタイミング信号作成回路である。１３は交
流の電源入力回路を示していて、１４は該交流電源を整
流し、また安定な直流電圧をうるための安定化回路を含
む電源回路を示している。電源回路１４からは、本パチ
ンコ遊戯機の表示制御装置同各電気回路を駆動するに必
要な各種の直流電圧を得ている。

１５は、前述した電源回路からの出力直流電圧のうちの
所定の出力回路にもうけた詳細を後述する遅延回路であ
って、該遅延回路の出力端子は前記マイクロコンピュー
タ１１のリセット信号入力端子１０に接続している。

１６は、本表示制御装置本体であるマイクロコンピュー
タ１１を操作するプログラムと、所定の図柄表示用デー
タ（以下図柄データと記す）、第１図に示した音響発生
装置９に供給する音声表示用の音声データ等の固定デー
タを記録するＲＯＭであって、該ＲＯＭからの読みだし
機能を含む周辺回路を含めて記している。１７は、該表
示制御装置が稼働中に所定のデータを一時記録するＲＡ
Ｍであって、該ＲＡＭに書きこむ機能、及び読みたし機
能を含む周辺回路を含めて記している。

また、１８は稼働機能であって、これは第１図で前述し
た表示ランプ、音響発生装置、図柄表示装置等を、制御
手段をも含めて記したものである。

又、２２及び２１は、上述したマイクロコンピュータ１
１、クロック及びタイミング信号作成回路１２、ＲＯＭ
１６、ＲＡＭ１７、稼働機能１８を並列に接続している
アドレスバス及びデータバスである。

づ４は、前記クロック及びタイミング信号作成口！＠１
２からのタイミング信号によって駆動される、図柄表示
装置を稼働して所定の図柄を表示するために必要な各種
信号を作成し、また、図柄表示動作とコンピュータのプ
ログラム処理動作とのタイミング分離信号を作成する等
の処理信号作成回路である。

２５は計数回路であって、入力端子には処理信号作成回
路２４から出力される所定の周期で出力されるパルス列
出力端子が接続されていて、該パルス列出力端子から出
力されるパルスを繰返し計数している。

２６は本表示制御装置が所定の条件になった時に前記計
数回路２５の計数値を読みだし、該計数値に所定の演算
処理を行ってランダムに表示図柄を決定する為の演算回
路であって、２７は該演算結果を基にしてＲＯＭ１４に
記録された図柄データを読み出す為のアドレスを作成決
定するアドレス作成回路である。

アドレス作成回路２７によって作成指定されたＲＯＭ１
４の所定アドレスから読み出された図柄データは稼働装
置１８に含まれる図柄表示装置に出力され、処理信号作
成回路２４から出力される同期信号に同期して、適切な
図形として該図柄表示装置に表示される。

また、第３図は、第２図に示す遅延回路１５の一実施例
の詳細を示す図であって、抵抗器３１の一つの端子に接
続するａは第２図に示す電源回路１４から出力される所
定の直流電源を入力する端子であって、抵抗器３１の反
対側の端子はコンデンサ３２の一つの端子とシュミット
トリガ３３の入力端子に接続している。コンデンサ３２
の反対の端子は信号の基準ラインとしてアースラインに
接続され、シュミットトリガ３３の出力端子は、マイク
ロコンピュータ１１のリセット信号入力端子１０に接続
している。

次に上述の構成に於ける動作を説明する。

本パチンコ遊戯機の電源を投入すると電源回路１４に入
力回＃！１３から交流電源が入力し、電源回路１４の各
出力回路から所定の直流電圧が立ち上がって出力される
。

前述した、処理信号作成回路２４及び計数回路２５は、
それぞれに供給する直流電圧の立ち上がりが完了すると
、予め定められた所定の条件に従ってそれぞれの機能の
稼動をはじめる。すなわち、計数回路２５は、処理信号
作成回路２４から入力するパルス列の計数を始める。

また、リセット端子１０に接続する直流電圧の立ち上が
りも進行するが、遅延回路１５の影響により、その遅延
回路によって遅延される時間たけ、コンピュータ１１の
リセットが計数回路２５の計数開始よりも遅延する。

即ち、遅延回路１５の入力端子ａに入力する直流電圧は
、抵抗器３１と、コンデンサ３２のなす積分機能によっ
て、指数関数的にシュミットトリガ３３の入力端子電圧
を上昇させる。シュミットトリガ３３の設定電圧は遅延
回Ｂ１０に接続する直流電圧値に近く設定しであるので
、前記抵抗器３１と、コンデンサ３２のなす積分機能出
力電圧が飽和値に蓚近して電圧の変化率が小さくなり、
所定の設定電圧になると、シュミットトリガ３３はトリ
ガされる。

シュミットトリガ３３は、積分機能の出力電圧が飽和値
に接近して電圧の変化率が小さくなった時にトリガされ
るので、電源を投入してからシュミットトリガ３３がト
リガされるまでの時間は一定ではなく不安定になってい
る。

マイクロコンピュータ１１がリセット端子１゜から入力
されるリセット信号によってリセットされると、マイク
ロコンピュータ１１は起動し、所定のプログラムの条件
に従って稼働する。

マイクロコンピュータ１１が起動し、予め設定された所
定の条件になった時に出力信号を出して演算回８２６に
前記計数回＆＠２５の計数値を入力し、此の計数値に対
して、それぞれ異なった所定の演算処理を施して３列に
設けた図柄を決定してデジタルコードでアドレス作成回
路２７に出力する。

上述した計数回路２５の内容は、前述した不安定な遅れ
時間によって影響されるので、電源投入毎に一得られる
数値は不確定である。

アドレス作成回路２７においては、処理信号作成回路２
４で作成された所定の同期信号に同期をとって前記図柄
を表示するために、図柄表示装置画面上にシリアルに表
示してゆくべき図柄データを前記ＲＯＭ１６から読み出
すためのアドレスを順次作成してＲＯＭ１６に供給する
。読み出された図柄データは、処理信号作成回路２４が
ら出力される水平、垂直同期信号に同期して、稼動機能
１８に含まれる図柄表示装置上に供給され、該図柄を表
示する。

上述の説明では、シュミットトリガを遅延回路に用いる
ように説明したが、マイクロコンピュータのリセット入
力回路の条件によってはシュミ・ノドトリガを用いる必
要は無い。また、遅延回路は、抵抗器とコンデンサとか
らなる積分回路を用いたがその他の遅延回路を用いるよ
うにしても良い。

また、電源投入時に大当なりになる図柄を表示しないた
めに、例えば、該図柄が奇数値であるときは、演算回８
２６がち出力される画像信号を示すデジタルコートの最
下の桁を偶数になるように処理を行う。

此の処理は、最下の桁を常に、例えば、ハイになるよう
に処理を行うことによって容易に実行できる。

上述の説明では、演算回路をハードウェアで構成するよ
うに説明したが、マイクロコンピュータによるソフト処
理によっても良い。

上述した、本発明の実施例に付いての説明ではパチンコ
遊戯機についておこなったが、その他の表示機能を備え
た、例えば、スロットマシン等の遊戯機においても、詳
細動作仕様をその遊戯機の仕様に合わせることによって
、本発明を実施することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、表示機能を備えた
、例えばパチンコ、スロットマシン等の表示制御装置に
おける電源投入時のランダム性の発生手段として、計数
回路が計数を開始した後、コンピュータがリセットして
図柄表示装置を読み出ずタイミングを遅延させるように
し、この遅延時間をランダムにすることができたので電
源投入後の図柄表示装置の表示図柄にランダム性を持た
すことができなので、遊戯場開場時に各遊戯機の表示機
能に表示される表示図柄を各遊戯機ごとに変化させるこ
とにより、客に不信感を与える恐れがなく、また、開場
以後における各遊戯機間の停止図柄のランダム性を向上
させることができた。

また、該遅延回路に抵抗器とコンデンサとよりなる積分
回路を用いたので安価な価格で短期の目的を達成した。

また、計数回路出力値に所定の演算処理を施すようにし
たので、予め定められた大当たり図柄の図柄データが記
録されたアドレスが設定されないようになり、電源投入
と同時に大当たり表示をなすことはないというすぐれた
効果を得ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図はパチンコ遊戯機の１例図、第２図は本発明に基
づく１実施回路例の概要ブロック図、第３図は本発明に
適用する遅延回路の１実施例図である。 １・・−・・・・・パネル面、 ６・・・・・・・・・図柄表示装置、 １１・・・・・・・・・マイクロコンピュータ、１０・
・・・・・・・リセット信号入力端子、１３・・・・・
・・・電源入力回路、 １４・・・・・・・電源回路、 １５・・・・・・・遅延回路、 １８・・・・・・稼働機能、 ２４・・・・・・・処理信号作成回路、２５・・・・・
・・・・計数回路、・ ２６・・・・・・・演算回路、 ２７・・・・・・・アドレス作成回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、電源回路と、図柄表示装置と、マイクロコンピュー
   タと、タイミング信号作成手段と、ＲＡＭ及びＲＯＭを
   含む記憶手段と、を含む遊戯機用の表示制御装置におい
   て、前記電源回路出力の立ち上がりを遅延させた遅延信
   号作成回路と、該遅延信号作成回路出力と前記マイクロ
   コンピュータのリセット端子とを接続する接続回路と、
   前記タイミング信号作成手段から出力される所定のタイ
   ミング信号出力を計数する、電源回路出力の立ち上がり
   で起動する計数回路と、電源投入後最初の図柄表示装置
   用表示データを前記ＲＯＭから読み出すアドレスを前記
   計数回路の計数内容値から決定する手段と、を備えたこ
   とを特徴とする遊戯機用の表示制御装置。 ２、前記遅延信号作成回路は、電源回路に接続した抵抗
   器と、一方の端子を該抵抗器に接続し、他の端子を信号
   基準ラインに接続したコンデンサと、該抵抗器とコンデ
   ンサとの接続部をマイクロコンピュータのリセット端子
   に接続する接続回路と、によつて構成されていることを
   特徴とする請求項１記載の遊戯機用の表示制御装置。 ３、アドレス決定手段は、前記計数回路の計数内容値に
   対して所定の数値を除くように予め定めた演算処理をな
   した結果をアドレスとすることを特徴とする請求項１記
   載の遊戯機用の表示制御装置。