JPH04335750A - 通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ワンタッチダイヤルキ
ーによる発信機能を有する通信装置に関するものである
。

【０００２】

【従来の技術】従来より、ワンタッチダイヤル機能を有
するファクシミリ装置が提供されている。

【０００３】このファクシミリ装置では、各ワンタッチ
ダイヤルキーに対応して、頻繁に使用する相手先の電話
番号を予め登録しておき、ワンタッチダイヤルキーの操
作によって、上記登録された電話番号を読み出し、この
電話番号で相手先に発信するものである。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置においては、操作パネルの設置スペース等の制
約により、ワンタッチダイヤルキーの総数は限られてお
り、例えば２０個程度となっている。このため、例えば
１台の装置を共同で使用している場合、各使用者が利用
できるワンタッチダイヤルキーの数は、さらに少ないも
のとなり、また、ある使用者にとっては、不要な登録が
行われているため、間違った操作を行ってしまう等の不
都合が生じる。また、あまり他人に知られたくない電話
番号がある場合、ワンタッチダイヤルキーを共用する装
置においては、使用頻度が高い場合でも登録しづらいと
いう欠点があった。

【０００５】本発明は、ワンタッチダイヤルキーをより
有効に利用することができる通信装置を提供することを
目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、ワンタッチダ
イヤルキーによる発信機能を有するファクシミリ装置に
おいて、各ワンタッチダイヤルキーに対応する複数の電
話番号リストを格納するメモリと、このメモリに格納し
た複数の電話番号リストうち１つの電話番号リストを選
択して、上記ワンタッチダイヤルキーによるアクセス可
能な状態に設定する切り換え手段とを有する。

【０００７】

【実施例】図１は、本発明の一実施例を示すブロック図
である。

【０００８】この実施例装置は、装置全体の制御をする
ＣＰＵ２１と、ワンタッチダイヤルキー操作部２２と、
ダイヤルキー操作部２６と、電話番号やパスワード等を
表示する表示部２５と、発信用の電話番号リストを格納
するメモリ２３と、切り換え用の電話番号リストを格納
するメモリ２４と、電話番号の発信を行う発信部２７と
を有する。

【０００９】図２は、上記ワンタッチダイヤルキー操作
部２２を示す平面図である。

【００１０】この操作部２２は、１からｎまでのｎ個の
ワンタッチダイヤル項目キー３と、これら項目キー３に
対応する電話番号リストを切り換えるための３つの切り
換えキー２とを有する。

【００１１】図３は、上記各メモリ２３、２４の内容を
示す模式図である。

【００１２】切り換え用のメモリ２４には、上記切り換
えキー２に対応して３つの電話番号リストと、各電話番
号リストを示すポインタ１〜３とが格納されている。各
電話番号リストは、それぞれのパスワード１〜３と各項
目キーの電話番号より構成されている。そして、これら
切り換え用の電話番号リストが、上記切り換えキー２の
操作によって発信用の電話番号リストとしてメモリ２３
に格納される。

【００１３】図４は、本実施例の動作を示すフローチャ
ートである。

【００１４】まず、ＣＰＵ２１は、上記ワンタッチダイ
ヤルキー操作部２２を監視しており（Ｓ１）、項目キー
３が押された場合（Ｓ１ａ）、登録動作でないときには
（Ｓ２）、この項目キー３に対応した電話番号をメモリ
２３より検索し、その電話番号を表示部２５に表示する
とともに、発信部２７に送ることにより（Ｓ３）、自動
発信する（Ｓ４）。また、電話番号の登録時には（Ｓ２
）、ダイヤルキー２６より入力された電話番号を、その
項目キーの示す場所に設定する（Ｓ５）。

【００１５】また、Ｓ１ａにおいて電話番号リスト切り
換えキー２が押されたときには、その電話番号リストに
パスワードが設定されていない場合（Ｓ６）、メモリ２
３内にある現電話番号リストを、そのリスト番号からメ
モリ２４内のポインタを参照することにより、所定の場
所に格納し、次に、リスト切り換えキー２により選択さ
れた電話番号リストをメモリ２４内のポインタを参照し
て発信用電話番号メモリ２３にセットする。これにより
、電話番号リストを切り換えることができる（Ｓ９）。

【００１６】また、電話番号リストの切り換え時に、そ
の電話番号リストにパスワードが設定されている場合に
は（Ｓ６）、ダイヤルキー２６よりパスワードの入力を
行うように表示部２５に表示し（Ｓ７）、パスワードの
チェックを行い、不一致の場合には、リストの切り換え
は行わない（Ｓ８）。

【００１７】このようにパスワードを設けることにより
、各電話番号リストを個人で所有する際、各個人の機密
を確保することができる。

【００１８】なお、上記実施例では、電話番号リストを
切り換える手段として、専用の切り換えキーを設けたが
、例えばタッチパネル等の入力装置を使用しても良い。 また、ダイヤルキーを使用してリストの切り換えを行う
ことができる。

【００１９】

【発明の効果】本発明によれば、電話番号リストを切り
換えてワンタッチダイヤルキーを利用できることから、
限られたワンタッチダイヤルキーを有効に利用でき、特
に複数人で利用する際に、各自が専用のリストを使用す
ることにより、機密性を得ることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。

【図２】上記実施例におけるワンタッチダイヤルキー操
作部を示す平面図である。

【図３】上記実施例における各メモリの内容を示す模式
図である。

【図４】上記実施例の動作を示すフローチャートである
。

【符号の説明】

２…切り換えキー、 ３…項目キー、 ２１…ＣＰＵ、 ２２…ワンタッチダイヤルキー操作部、２３、２４…メ
モリ、 ２５…表示部、 ２６…ダイヤルキー操作部、 ２７…発信部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ワンタッチダイヤルキーによる発信機
   能を有する通信装置において、各ワンタッチダイヤルキ
   ーに対応する複数の電話番号リストを格納するメモリと
   ；このメモリに格納した複数の電話番号リストうち１つ
   の電話番号リストを選択して、上記ワンタッチダイヤル
   キーによるアクセス可能な状態に設定する切り換え手段
   と；を有することを特徴とする通信装置。