JPH04334925A - 電源供給遮断方式 - Google Patents

電源供給遮断方式

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JPH04334925A
JPH04334925A JP3101099A JP10109991A JPH04334925A JP H04334925 A JPH04334925 A JP H04334925A JP 3101099 A JP3101099 A JP 3101099A JP 10109991 A JP10109991 A JP 10109991A JP H04334925 A JPH04334925 A JP H04334925A
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JP
Japan
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output
load
voltage
power supply
power
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JP3101099A
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Hiroyuki Odagiri
小田切 弘幸
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は過負荷発生時に出力を遮
断する電源供給遮断方式に関する。近年、通信機器等に
直流電力を供給する電源供給装置が多く使用されている
。これらの電源供給装置においては、出力に過負荷状態
が発生した場合に電源供給装置を保護するため、各種の
保護回路が使用されている。
【0002】しかしながら、従来の電源供給装置の過負
荷保護方式としては過負荷発生時にヒューズまたはブレ
ーカ等の保護素子により負荷側を遮断する方式が一般的
となっており、過負荷状態が回復しても人手によらなけ
れば給電が再開できない方式となっていた。
【0003】また、過負荷状態のまま電力供給部を持ち
堪えさせる方式も一部において使用されているが、装置
が大型化し、かつ高価なものとなる欠点があった。本発
明は、過負荷状態が回復したときに自動的に給電を再開
する電源供給遮断方式を提供することを目的とする。
【0004】
【従来の技術】図6は従来技術の構成図である。図6は
過負荷発生時にヒューズまたはブレーカにより負荷側を
遮断する電源供給装置の構成例を示している。
【0005】図6の電力変換部21は直流電力を入力し
て電圧を変換するDC/DCコンバータか、交流電力の
入力を直流電力に変換して出力するAC/DCコンバー
タであり、出力の直流電圧はヒューズ (またはブレー
カ) 22を通して負荷23に供給される。
【0006】負荷側に事故などが発生し、過負荷状態と
なるとヒューズ (またはブレーカ)22が動作し、負
荷側を遮断して電力変換部21を保護する。しかし、こ
の方式では過負荷状態が回復しても自動的に電源供給は
再開されないため、保守者がヒューズまたはブレーカ2
2を取替えるか、動作させることが必要である。
【0007】また、過負荷状態の解消時に自動的に給電
を再開させるために過負荷状態のまま電力供給部を持ち
堪えさせる方式においては、例えば図5に示すような周
知のドロッパ方式のDC/DCコンバータの場合、過負
荷時にドロッパ部分を構成するトランジスタQ7におい
て出力電圧を低下させて給電を続け、過負荷状態が解消
したときに正常電圧による給電に復するようにしている
。しかし、この方式はトランジスタQ7に電流容量の大
きなものを使用したり、放熱フィンを大きくとるなど、
熱設計上の配慮が必要であり、装置が大型化するうえ、
価格が高価なものとなる欠点がある。
【0008】以上のほかに、過負荷状態が発生したとき
に回路を永久的にロックする方法がある。この方法は、
例えば図5のDC/DCコンバータの場合、過負荷を検
出したときにドロッパ部分を構成するトランジスタQ7
をオフ状態にしてロックする回路 (図示省略) を設
ける。しかし、ロックした回路を復するために保守者が
操作する必要があるため、結果的にヒューズまたはブレ
ーカを使用する方式と差がなくなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来技術における電源
供給遮断方式においては、過負荷発生時に出力を遮断し
ても、過負荷状態が回復したときに人手によらなければ
自動的に給電を再開することができなかった。また、自
動的に給電を再開する方式では電源供給装置が大型化し
、高価なものとなる欠点があった。
【0010】本発明は、過負荷状態が回復したときに自
動的に給電を再開する電源供給遮断方式を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図2は本発明の他の原理説明図である。図中
、1は入力電力を変換して直流電圧を出力し、かつ過負
荷時に垂下特性を示す電力変換部、2は負荷、3は出力
遮断制御手段7の制御により前記負荷2に対する給電を
遮断する出力遮断部、4は前記出力遮断部3が給電を遮
断したときに前記電力変換部1の出力をインピーダンス
5及び順方向のダイオード6を介し該出力遮断部3をバ
イパスさせて負荷に出力し、かつ、給電中及び給電遮断
中に負荷に出力される電圧を予め設定した電圧と比較し
て比較結果を制御信号として出力する電圧検出手段、5
はインピーダンス、6はダイオード、7は前記電圧検出
手段4より負荷に出力される電圧が予め設定した電圧よ
り低いことを示す制御信号を入力したときに前記出力遮
断部3に対して出力を遮断させる制御を行い、負荷に出
力される電圧が予め設定した電圧より高いことを示す制
御信号を入力したときに前記出力遮断部3に対して負荷
2に対する給電を行う制御を行う出力遮断制御手段であ
る。
【0012】また、11は入力電力を変換して直流電圧
を出力する電力変換部、12は負荷、13は出力遮断制
御手段17の制御により前記負荷12に対する給電を遮
断する出力遮断部、17は出力回路に直列に挿入し、負
荷12に対する出力電流が予め設定した値以上となった
ときに過負荷検出信号を送出する過負荷電流検出手段、
14は前記出力遮断部13が給電を遮断したときに前記
電力変換部11の出力をインピーダンス15及び順方向
のダイオード16を介し該出力遮断部13をバイパスさ
せて負荷(12)に出力し、かつ、給電中に前記過負荷
電流検出手段(17)より過負荷検出信号を受信したと
き及び給電遮断中に負荷に出力される電圧が予め設定し
た電圧より高いことを検出したときに制御信号を出力す
る電圧検出手段、15はインピーダンス、16はダイオ
ード、17は前記電圧検出手段14より過負荷検出信号
を受信したことを示す制御信号を入力したときに前記出
力遮断部13に対して出力を遮断させる制御を行い、負
荷12に出力される電圧が予め設定した電圧より高いこ
とを示す制御信号を入力したときに前記出力遮断部13
に対して負荷12に対する給電を行う制御を行う出力遮
断制御手段である。
【0013】
【作用】図1において、出力遮断部3は負荷2が平常状
態のときは導通状態となっており、電力変換部1より出
力される直流電圧が負荷2に供給されている。
【0014】この状態において負荷2に事故などが発生
し、過負荷状態になると電力変換部1は垂下特性をもっ
ているため、出力電圧が低下する。電圧検出手段4は給
電中に負荷に出力される電圧を入力して予め設定した電
圧と比較しているが、過負荷状態で出力電圧が低下する
と予め設定した電圧より低い状態となるため、これを知
らせる制御信号を出力遮断制御手段7に出力する。
【0015】出力遮断制御手段7では前記制御信号によ
り過負荷の発生を知り、出力遮断部3に対して出力を遮
断させる制御を行う。これによって負荷2に対する電力
変換部1よりの給電は遮断される。
【0016】一方、電圧検出手段4内にはインピーダン
ス5及びダイオード6を通して出力遮断部3をバイパス
する回路が構成されているが、負荷2が平常状態のとき
は出力遮断部3が導通状態となっているため、この並列
回路の両端の電位は等しく、かつ順方向のダイオード6
が接続されているため電圧検出手段4の電圧検出には影
響を与えないようになっている。
【0017】過負荷が発生し、出力遮断部3において出
力が遮断されると、電力変換部1よりの出力はインピー
ダンス5及びダイオード6を通って負荷2に出力される
。この負荷2への出力電圧を例えばインピーダンス5と
ダイオード6の交点において監視すると、過負荷状態で
は負荷のインピーダンスが低いため、先に出力遮断部3
において出力が遮断される前に検出された出力電圧より
も更に低くなる。従って、電圧検出手段4はこの電圧が
予め設定された値に比して低いことを検出するが、これ
は出力を遮断する直前の状態と同じであるため、特に変
化は生じない。
【0018】以上の状態が継続したのち、過負荷状態が
解消すると、負荷2のインピーダンスが高くなるため、
電圧検出手段4において監視している出力電圧が予め設
定した値より高くなる。電圧検出手段4がこれを知らせ
る制御信号を出力遮断制御手段7に出力すると、出力遮
断制御手段7は前記出力遮断部(3) に対して負荷(
2)に対する給電を行う制御を行うので、負荷2への給
電が再開される。
【0019】以上のように、図1においては負荷に対す
る出力電圧を監視することにより過負荷を検出して給電
を遮断し、遮断後もインピーダンスを通して負荷への出
力を続け、その出力電圧を監視することにより過負荷状
態の回復を検出して給電を再開している。即ち、給電の
遮断と給電の再開がともに自動的に行われる。
【0020】次に図2の作用について説明するが、図1
と同一作用をもつ部分については説明を省略または簡略
にする。図2の電力変換部11は垂下特性をもつことは
条件としていない。平常状態における電力変換部11よ
りの負荷への給電は図1と同様である。
【0021】この状態において負荷に異常を生じ、過負
荷電流検出手段18を通る負荷電流が予め設定した値以
上となると、過負荷電流検出手段18は電圧検出手段1
4に過負荷検出信号を送出する。電圧検出手段14は過
負荷検出信号を受信すると出力遮断制御手段17に制御
信号を出力する。出力遮断制御手段17はこの制御信号
を受信すると出力遮断部(13)に対して出力を遮断さ
せる制御を行う。 これによって負荷2に対する電力変換部1よりの給電は
遮断される。
【0022】出力遮断部3において出力が遮断されると
、電力変換部1よりの出力はインピーダンス5及びダイ
オード6を通って負荷2に出力される。この負荷2への
出力電流はインピーダンス15を高くすることにより小
さな値とすることができるため、出力遮断部3において
出力が遮断されるとともに負荷12及び過負荷電流検出
手段18を流れる電流が減少し、過負荷電流検出手段1
8が送出していた過負荷検出信号は停止する。しかし、
電圧検出手段14は例えばインピーダンス5とダイオー
ド6の交点において負荷12に対する出力電圧の監視を
行っており、給電遮断後はこの出力電圧が予め設定した
電圧より高くなったことを検出するまでは制御情報を送
出しないので負荷12に対する出力は遮断されたままと
なる。
【0023】この状態が継続したのち、過負荷状態が解
消すると、出力電圧が高くなり、電圧検出手段14は給
電遮断中に負荷に出力される電圧が予め設定した電圧よ
り高くなったことを検出して制御信号を出力する。この
制御信号を受信すると、出力遮断制御手段17は出力遮
断部13に対して負荷12に対する給電を再開させる制
御を行う。
【0024】以上のように、図2においては負荷に対す
る出力電流を監視することにより過負荷を検出して給電
を遮断し、遮断後はインピーダンスを通して負荷への出
力を続け、その出力電圧を監視することにより過負荷状
態の回復を検出して給電を再開している。即ち、給電の
遮断と給電の再開はともに自動的に行われる。
【0025】
【実施例】図3は図1の原理による本発明の実施例の回
路ブロック図、図4は図2の原理による本発明の実施例
の回路ブロック図、図5は電力変換部の構成図である。
【0026】図3乃至図5中、図1及び図2と同一対象
物は同一記号をもって示し、また、図3及び図4中、同
一回路素子については同一記号を用い、RYはリレー(
巻線)、ryはリレーRYの接点、IC1,IC2はコ
ンパレータ、Q1〜Q3はトランジスタ、Dはダイオー
ド、DZ1,DZ2はツェナーダイオード、R1〜R1
2は抵抗である。なお、ダイオードDは図1及び図2に
おけるダイオード6及びダイオード16に該当し、抵抗
R1は図1及び図2におけるインピーダンス5及びイン
ピーダンス15に該当する。
【0027】図3における電力変換部1は垂下特性をも
つAC/DCコンバータまたはDC/DCコンバータで
ある。図5は公知のドロッパ方式のDC/DCコンバー
タを例として示したものである。図5のDC/DCコン
バータは平常時は、抵抗R3とR4の接続部において出
力電圧を監視し、ツェナーダイオードDZ3の電圧と比
較を行い、電圧差に応じてアナログ特性のトランジスタ
Q8のコレクタ・エミッター間の電流を増減し、同じく
アナログ特性をもつトランジスタQ7のベース電流を変
化させてトランジスタQ7のコレクタ・エミッター間の
電圧を変化させて出力電圧を安定化させている。
【0028】図5のDC/DCコンバータの負荷に異常
が発生し、電流が増加すると、抵抗R17のドロップ電
圧が高くなり、予め設定した値以上になるとトランジス
タQ9がオンとなる。これによってトランジスタQ7は
ベース電流が変化し、コレクタ・エミッター間の電圧が
高くなる方向に変化する。即ち、トランジスタQ7は負
荷電流が増加したときにコレクタ・エミッター間電圧が
オフ方向に変化して出力電圧を低下させる垂下特性を示
す。
【0029】図3の構成では、電力変換部1が正常電圧
を出力していると、トランジスタQ1、Q2がオンとな
っており、リレーRYもオンとなって出力遮断回路3を
構成する接点ryが導通状態となっている。この状態で
電力変換部1の出力が負荷に供給される。
【0030】このとき、負荷2に出力される電圧は抵抗
R1、R2、R3の直列回路に加わり、抵抗R2とR3
の接続点■より出力電圧に比例した電圧がコンパレータ
IC1の一方の端子に入力され、他の端子に入力されて
いるツェナーダイオードDZ1の電圧と比較される。点
■の電圧が比較電圧より高い場合は、コンパレータIC
1の出力点■は高電位となり、これを入力して同じ比較
電圧と比較するコンパレータIC2の出力点■の電位は
低電位となり、前記のようにトランジスタQ1がオン状
態となっている。なお、負荷2に出力される電圧に対し
てダイオードDは極性が逆となっているため、抵抗R1
とダイオードDの接続点■に出力電圧を直接加えること
はない。
【0031】以上の状態において、負荷に異常が発生し
、過電流が流れると、前記のように電力変換部1の垂下
特性により出力電圧が低下する。その結果、点■の電位
は低下し、コンパレータIC1の比較電圧より低くなる
ので点■の電位は低電位となり、点■の電位が上昇して
トランジスタQ4をオフとする。これによってトランジ
スタQ5もオフとなり、リレーRYを復旧させるので、
接点ryをオフとして負荷2への出力を遮断する。
【0032】接点ryがオフになると負荷2に対する主
電流が遮断され、電力変換部1の出力電圧は正常に復す
る。この電力変換部1の出力は抵抗R1とダイオードD
により接点ryをバイパスして負荷に出力される。過負
荷状態では負荷2のインピーダンスが低いため、点■及
び点■の電圧は過負荷発生時よりも更に低下する。従っ
て、トランジスタQ1もリレーRYもオフの状態を続け
る。
【0033】過負荷状態が解消されると負荷2のインピ
ーダンスが高くなるため、点■及び点■の電位が上昇し
、コンパレータIC1の比較電圧より高くなると点■の
電位が上昇、点■の電位が低下してトランジスタQ1、
Q2をオンとし、リレーRYが動作する。これによって
リレーRYの接点ryがオンとなり、負荷2に対する給
電が再開される。
【0034】なお、図3及び図4における抵抗R10及
びツェナーダイオードDZ2はコンパレータIC1,I
C2等の動作電源を得るための回路である。次に図4に
ついて説明するが、図3と重複する部分は簡単に説明す
る。
【0035】図4における電力変換部11はAC/DC
コンバータまたはDC/DCコンバータであり、図5に
示したものと同一でもよいが、垂下特性を有することが
必須条件ではない点が図3と異なる。
【0036】図4の構成においても正常状態は図3と同
様に、トランジスタQ1、Q2及びリレーRYがオンと
なって接点ryが導通状態となり、出力が負荷に供給さ
れている。
【0037】以上の状態において、負荷に異常が発生し
、過負荷状態となると、過電流検出回路を構成する抵抗
R12を流れるが増加し、該抵抗R12の両端間の電圧
が大となり、トランジスタQ3がオンとなる。このため
、負荷への出力線の一方の線(通常地気線)の電位が抵
抗R2と抵抗R3の接続点■に付与される。これが図2
の原理における過負荷検出信号に相当する。
【0038】点■にほぼ地気の電位が接続されるため、
図3におけるよりも明確に点■の電位は低下し、以下図
3と同様にリレーRYを復旧させ、負荷12への出力を
遮断する。接点ryがオフとなったとき、抵抗R1とダ
イオードDを通して電力変換部11の出力が負荷12に
送出される点も図3と同一である。
【0039】この抵抗R1とダイオードDを通して送出
される電流は抵抗R1の値を大きくすることによって小
さな値となるため、過電流検出回路のトランジスタQ3
は接点ryが開放されると同時にオフとなる。しかし、
過負荷状態で低インピーダンスとなっている負荷が接続
されているため、点■及び点■の電位は正常状態よりも
低く、リレーRYは復旧したままとなる。
【0040】以下、過負荷状態の監視は図3と全く同様
に行われ、過負荷状態の解消とともにリレーRYが動作
して給電を再開する。即ち、図4においては過負荷の検
出を電流監視により行い、過負荷状態の解消は電圧監視
により行っている。このため、垂下特性をもたない電力
変換部11に対して適用することができる。
【0041】以上、図3乃至図5によって本発明の実施
例を説明したが、図3乃至図5はあくまで本発明の一実
施例を示したものに過ぎず、本発明が図3乃至図5に限
定されないことは勿論である。例えば、図3及び図4に
おける電圧検出部と出力遮断制御部の境界は図示のもの
に限られず、また、図3及び図4におけるコンパレータ
IC1とコンパレータIC2の比較電圧を異なる値とす
るなど、使用する条件や回路部品の特性等によって各種
の変形を行って図3乃至図5と同一の効果を得ることが
容易に可能であることも明らかである。特に電力変換部
は前記したように、図5の回路に限定されるものではな
い。
【0042】また、図3のコンパレータIC1において
は出力電圧の低下の検出と過負荷の回復の検出に対して
同一比較電圧を使用しているが、リレーRYの動作後に
該リレーの接点などを使用して比較電圧を変化させ、さ
らに精密な制御を行うことは容易に可能である。本発明
は以上の如き変形を排除するものではない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力電力を変換して直流電圧を出力する電源供給装置に
過負荷状態が発生したとき、過負荷を自動的に検出して
負荷に対する出力を遮断し、また、過負荷状態が解消し
たときはこれを検出して負荷に対する電源の供給を自動
的に再開することが可能となる。このため、負荷側の一
時的な事故などによる過負荷に対して速やかな電源供給
の再開が可能となるほか、再開のために人手を要しない
ために保守が効率化される。
【0044】また、電源供給を自動的に再開するために
電流容量及び熱容量を大きくする必要がないため、電源
供給装置が大型化したり高価格となることがない。以上
のように本発明は、電源供給装置の信頼性の向上と保守
効率の向上に資するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の原理説明図(1)
【図2】  本
発明の原理説明図(2)
【図3】  本発明の実施例回
路ブロック図(1)
【図4】  本発明の実施例回路ブ
ロック図(2)
【図5】  電力変換部構成図
【図6】  従来技術の構成図
【符号の説明】
1、11  電力変換部 2、12  負荷 3、13  出力遮断部 4、14  電圧検出手段 5、15  インピーダンス 6、16  ダイオード 7、17  出力遮断制御手段 18  過負荷電流検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力電力を変換して直流電圧を出力し
    、かつ過負荷時に垂下特性を示す電力変換部(1) よ
    り負荷(2) に給電を行う電源供給装置において、出
    力遮断制御手段(7) の制御により前記負荷(2) 
    に対する給電を遮断する出力遮断部(3) と、前記出
    力遮断部(3) が給電を遮断したときに前記電力変換
    部(1) の出力をインピーダンス(5) 及び順方向
    のダイオード(6) を介し該出力遮断部(3) をバ
    イパスさせて負荷に出力し、かつ、給電中及び給電遮断
    中に負荷に出力される電圧を予め設定した電圧と比較し
    て比較結果を制御信号として出力する電圧検出手段(4
    )と、前記電圧検出手段(4) より、負荷に出力され
    る電圧が予め設定した電圧より低いことを示す制御信号
    を入力したときに前記出力遮断部(3) に対して出力
    を遮断させる制御を行い、負荷に出力される電圧が予め
    設定した電圧より高いことを示す制御信号を入力したと
    きに前記出力遮断部(3) に対して負荷(2) に対
    する給電を行う制御を行う出力遮断制御手段(7) を
    備え、負荷に対する出力電圧を監視することにより給電
    の遮断と再開を自動的に行うことを特徴とする電源供給
    遮断方式。
  2. 【請求項2】  入力電力を変換して直流電圧を出力す
    る電力変換部(11)より負荷(12)に給電を行う電
    源供給装置において、出力遮断制御手段(17)の制御
    により前記負荷(12)に対する給電を遮断する出力遮
    断部(13)と、出力回路に直列に挿入し、負荷(12
    )に対する出力電流が予め設定した値以上となったとき
    に過負荷検出信号を送出する過負荷電流検出手段(18
    )と、前記出力遮断部(13)が給電を遮断したときに
    前記電力変換部(11)の出力をインピーダンス(15
    )及び順方向のダイオード(16)を介し該出力遮断部
    (13)をバイパスさせて負荷(12)に出力し、かつ
    、給電中に前記過負荷電流検出手段(18)より過負荷
    検出信号を受信したとき及び給電遮断中に負荷に出力さ
    れる電圧が予め設定した電圧より高いことを検出したと
    きに制御信号を出力する電圧検出手段(14)と、前記
    電圧検出手段(14)より過負荷検出信号を受信したこ
    とを示す制御信号を入力したときに前記出力遮断部(1
    3)に対して出力を遮断させる制御を行い、負荷(12
    )に出力される電圧が予め設定した電圧より高いことを
    示す制御信号を入力したときに前記出力遮断部(13)
    に対して負荷(12)に対する給電を行う制御を行う出
    力遮断制御手段(17)を備え、負荷に対する出力電流
    の過負荷を監視することにより給電を遮断し、負荷に対
    する出力電圧を監視することにより給電の再開を自動的
    に行うことを特徴とする電源供給遮断方式。
JP3101099A 1991-05-07 1991-05-07 電源供給遮断方式 Withdrawn JPH04334925A (ja)

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