JPH0433193Y2 - - Google Patents

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JPH0433193Y2
JPH0433193Y2 JP1986050143U JP5014386U JPH0433193Y2 JP H0433193 Y2 JPH0433193 Y2 JP H0433193Y2 JP 1986050143 U JP1986050143 U JP 1986050143U JP 5014386 U JP5014386 U JP 5014386U JP H0433193 Y2 JPH0433193 Y2 JP H0433193Y2
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JP
Japan
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hollow bodies
synthetic resin
hollow body
soft synthetic
boat
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JP1986050143U
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JPS62160986U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、水上ボートや雪上ボート等の空気入
りボートに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の空気入りボートとして、ボート
本体の舷縁を空気嚢にて形成し、該舷縁の内周面
中腹に座底を張設し、舷縁上面に把手を設けると
共に舷縁下面左右両側に合成樹脂又は金属等の硬
質材料製のエツジを覆帯片で被覆した滑走帯を設
けてなる雪上兼水上ボートは知られている。(実
公昭54−8558号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら この構造の空気入りボートは舟の
形を呈していて中に乗る形式であるために乗り手
が乗つている最中にカーブや板に合わせて体を前
後左右に動かしたり、ひねつたり等する乗手の体
の運動性、ボートのコーナーリング等の運動性が
必ずしもよくはないのみならずスピード感および
カツコよさ等に劣る嫌いがあり、また乗り手が乗
る時には前に伸ばした姿勢となるために安定性が
悪く疲労しやすい等の欠陥があり、またこの構造
のものは底面が他の部分と同様に単層構造であ
り、且つ同底面には硬質材料製のエツジを有して
いるので、他物との衝突、摺擦によつて破れ易い
傾向があり、例えば水上走行中に底面が暗礁の岩
肌などに強擦したりすると同部が簡単に摺り切れ
たり空気洩れを起したりするなどの問題点があつ
た。
本考案は斬かる問題点を解決した新規の空気入
りボートを提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために本考案は、熱可塑
性軟質合成樹脂シート製上面版1と同下面版2の
全周縁を熔着して構成されたロケツト形状を呈す
る太径の中央中空体3および左右両側中空体4,
4′の各々に送排気栓5,6,6′を取付けてこれ
等中空体3,4,4′を膨縮自在とすると共に中
央中空体3の両側に左右両側中空体4,4′を並
べて固着してボート本体7とし、また中央中空体
3の前方部の上面の左右両側に熱可塑性軟質合成
樹脂により一体成形した一対のツカミ部材9,
9′を取付けると共にこれ等ツカミ部材9,9′の
上面に繋留環10を一体に設けて当該両繋留環1
0に手綱11の両端を連結し、更に上記の中央中
空体3および左右両側中空体4,4′の下面のほ
ぼ全域に亘る個所に表面に平行な多数本の突筋1
2が設けられた軟質合成樹脂材料製の滑走版13
を当該突筋12が前後方向に向く状態として貼止
したものである。
(実施例) 図に示す実施例は熱可塑性軟質合成樹脂シート
製上面版1と同製下面版2の全周縁を熔着してロ
ケツト形状を呈する太径の中央中空体3および左
右両側中空体4,4′を構成し、これ等中央中空
体3、左右両側中空体4,4′を送排気栓5,6,
6′を取付けて膨縮自在とすると共に中央中空体
3の両側に左右両側中空体4,4′を並べて固着
してボート本体7とし、また中央中空体3の中間
部の上面に熱可塑性軟質合成樹脂シート製の座版
8を敷着し同じく前方部の上面の左右両側に熱可
塑性軟質合成樹脂により一体成形した一対のツカ
ミ部材9,9′を取付けると共にこれ等ツカミ部
材9,9′の上面に繋留環10を一体に設けて当
該両繋留環10に手綱11の両端を連結し、更に
上記の中央中空体3および左右中空体4,4′の
下面のほぼ全域に亘る個所に表面に平行な多数本
の突筋12が設けられた軟質合成樹脂材料製の滑
走版13を当該突筋12が前後方向に向く状態と
して貼止したものである。
(考案の作用及び効果) 本考案に係わる空気入りボートは、乗り手が中
央中空体3にまたがり両足を左右両側左右両側中
空体4,4′の上に載せて水上や雪上などで使用
するものであるが、中央中空体3および左右中空
体4,4′の下面のほぼ全域に亘る個所に表面に
平行な多数本の突筋12が設けられた軟質合成樹
脂材料製の滑走版13を当該突筋12が前後方向
に向く状態として貼止したのでこの突筋12によ
つて横方向への滑りが確実に防止され、このため
にボートが直進する際の方向性がよいばかりでは
なく走行中に乗り手がカーブや方向転換点で体を
ひねつたり、傾斜させたり手綱の一方側を引絞つ
たりしてボートの進行方向を換えるなどの際に反
応がよく、これによつて敏捷な作動を行うことが
できるものであり、また本考案においてはこのよ
うな滑走版13を中央中空体3および左右両側中
空体4,4′の下面に上記のようにして貼止した
のでこれによつてこれら各中空体3,4,4′の
底部は顕著に補強され走行中に同部が他物と衝
突、強擦などしても前記公知のもののように容易
に裂傷したり空気洩れを起したりする虞れがな
く、本考案はこれらによつて前記の問題点を充分
に解決することができる効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案空気入りボートの実施例を示すもの
であつて、第1図は全体を示す上方から見た斜視
図、第2図は同じく下方から見た斜視図、第3図
は第1図A−A線に沿う断面図である。 1……上面版、2……下面版、3……中央中空
体、4,4′……左右両側中空体、5,6,6′…
…送排気栓、7……ボート本体、8……座版、
9,9′……ツカミ部材、10……繋留環、11
……手綱、12……突筋、13……滑走版。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱可塑性軟質合成樹脂シート製上面版1と同下
    面版2の全周縁を熔着して構成されたロケツト形
    状を呈する太径の中央中空体3および左右両側中
    空体4,4′の各々に送排気栓5,6,6′を取付
    けてこれ等中空体3,4,4′を膨縮自在とする
    と共に中央中空体3の両側に左右両側中空体4,
    4′を並べて固着してボート本体7とし、また中
    央中空体3の前方部の上面の左右両側に熱可塑性
    軟質合成樹脂により一体成形した一対のツカミ部
    材9,9′を取付けると共にこれ等ツカミ部材9,
    9′の上面に繋留環10を一体に設けて当該両繋
    留環10に手綱11の両端を連結し、更に上記の
    中央中空体3および左右両側中空体4,4′の下
    面のほぼ全域に亘る個所に表面に平行な多数本の
    突筋12が設けられた軟質合成樹脂材料製の滑走
    版13を当該突筋12が前後方向に向く状態とし
    て貼止したことを特徴とする空気入りボート。
JP1986050143U 1986-04-03 1986-04-03 Expired JPH0433193Y2 (ja)

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JPS62160986U JPS62160986U (ja) 1987-10-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5215490B1 (ja) * 2012-05-29 2013-06-19 清 菊川 ゴムボート

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JPS62160986U (ja) 1987-10-13

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