JPH04330145A - 防水シート張設陸屋根におけるコンクリート板の敷設方法 - Google Patents
防水シート張設陸屋根におけるコンクリート板の敷設方法Info
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- JPH04330145A JPH04330145A JP10089491A JP10089491A JPH04330145A JP H04330145 A JPH04330145 A JP H04330145A JP 10089491 A JP10089491 A JP 10089491A JP 10089491 A JP10089491 A JP 10089491A JP H04330145 A JPH04330145 A JP H04330145A
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Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、防水シート張設陸屋
根におけるコンクリート板の敷設方法に関するものであ
る。
根におけるコンクリート板の敷設方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば図6に示すように、陸屋根
(21)の防水すべき壁面(22)に養生シート(24
)を介して張設された防水シート(23)上に、ブロッ
ク状のコンクリート板(27)を敷き並べて、太陽光線
や気候の変化による防水シート(23)の経時劣化を防
止し、あるいは陸屋根(21)上を歩行可能とすること
は既に知られている。
(21)の防水すべき壁面(22)に養生シート(24
)を介して張設された防水シート(23)上に、ブロッ
ク状のコンクリート板(27)を敷き並べて、太陽光線
や気候の変化による防水シート(23)の経時劣化を防
止し、あるいは陸屋根(21)上を歩行可能とすること
は既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この場合、防
水シート(23)上に厚さ20mm程度の軽量のコンク
リート板(27)をのせると、台風時等の強風によって
コンクリート板(27)が飛散するという問題があった
。このため、コンクリート板(27)として厚さ50〜
60mmの重いものを使用して、風圧に耐え得るように
することも行なわれているが、これでは陸屋根の重量が
全体として非常に重くなり、耐荷重性の大きい建築物の
陸屋根にしか適用できず、とりわけ近年量産されている
プレハブ式組立家屋の陸屋根には全く適用できないとい
う問題があった。
水シート(23)上に厚さ20mm程度の軽量のコンク
リート板(27)をのせると、台風時等の強風によって
コンクリート板(27)が飛散するという問題があった
。このため、コンクリート板(27)として厚さ50〜
60mmの重いものを使用して、風圧に耐え得るように
することも行なわれているが、これでは陸屋根の重量が
全体として非常に重くなり、耐荷重性の大きい建築物の
陸屋根にしか適用できず、とりわけ近年量産されている
プレハブ式組立家屋の陸屋根には全く適用できないとい
う問題があった。
【0004】そこで、従来、支持脚を有するコンクリー
ト製ブロックを、防水処理を施した屋根面上に前後左右
方向に連続的に敷設するにあたり、合成樹脂製基板の両
面に接着剤層がそれぞれ設けられるとともに、各接着剤
層の表面に離型紙を貼り付けた多数の脚部支板を用意し
、上記屋根面上に、ブロックの支持脚の位置を決めるた
めに、ブロックの長さおよび幅に対応して、縦横の線を
格子状に描き、隣接ブロックの連接格子線の各交点上に
、上記脚部支板をこれの下面の離型紙を剥がして、脚部
支板の中心が交点の真上に位置するように接着固定した
後、上面の離型紙を剥離して、その上に四方からそれぞ
れブロックの支持脚を十文字状に乗載し押圧して、支持
脚を接着固定する方法が提案された(例えば特開昭60
−65857号公報参照)。
ト製ブロックを、防水処理を施した屋根面上に前後左右
方向に連続的に敷設するにあたり、合成樹脂製基板の両
面に接着剤層がそれぞれ設けられるとともに、各接着剤
層の表面に離型紙を貼り付けた多数の脚部支板を用意し
、上記屋根面上に、ブロックの支持脚の位置を決めるた
めに、ブロックの長さおよび幅に対応して、縦横の線を
格子状に描き、隣接ブロックの連接格子線の各交点上に
、上記脚部支板をこれの下面の離型紙を剥がして、脚部
支板の中心が交点の真上に位置するように接着固定した
後、上面の離型紙を剥離して、その上に四方からそれぞ
れブロックの支持脚を十文字状に乗載し押圧して、支持
脚を接着固定する方法が提案された(例えば特開昭60
−65857号公報参照)。
【0005】しかしながら、このような従来法によれば
、防水処理を施した屋根面上に、ブロックの支持脚の位
置を決めるために、ブロックの長さおよび幅に対応して
、縦横の線を格子状に描く作業、および隣接ブロックの
連接格子線の各交点上に、脚部支板をこれの下面の離型
紙を剥がして、脚部支板の中心が交点の真上に位置する
ように接着固定する作業が非常に面倒であるという問題
があった。
、防水処理を施した屋根面上に、ブロックの支持脚の位
置を決めるために、ブロックの長さおよび幅に対応して
、縦横の線を格子状に描く作業、および隣接ブロックの
連接格子線の各交点上に、脚部支板をこれの下面の離型
紙を剥がして、脚部支板の中心が交点の真上に位置する
ように接着固定する作業が非常に面倒であるという問題
があった。
【0006】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、陸屋根の防水すべき壁面に張設された防水シ
ート上に、従来ようなコンクリート板の大きさに対応し
て縦横の線を格子状に描く作業、および隣接コンクリー
ト板の連接格子線の各交点上に、従来の両面接着脚部支
板を配置する作業を、全く省略することができて、コン
クリート板を防水シート上に非常に作業性良く、従って
非常に迅速かつ簡単に、しかも確実に固定することがで
きて、施工性にすぐれている、防水シート張設陸屋根に
おけるコンクリート板の敷設方法を提供しようとするに
ある。
を解決し、陸屋根の防水すべき壁面に張設された防水シ
ート上に、従来ようなコンクリート板の大きさに対応し
て縦横の線を格子状に描く作業、および隣接コンクリー
ト板の連接格子線の各交点上に、従来の両面接着脚部支
板を配置する作業を、全く省略することができて、コン
クリート板を防水シート上に非常に作業性良く、従って
非常に迅速かつ簡単に、しかも確実に固定することがで
きて、施工性にすぐれている、防水シート張設陸屋根に
おけるコンクリート板の敷設方法を提供しようとするに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、陸屋根の防水すべき壁面に張設され
た防水シート上にコンクリート板を敷設するにあたり、
コンクリート板の下面と側面のうち少なくとも下面の所
要箇所に接合片を予め固定しておき、この接合片付きコ
ンクリート板を防水シート上に敷き並べて、各コンクリ
ート板の接合片と防水シートとを接合することを特徴と
する、防水シート張設陸屋根におけるコンクリート板の
敷設方法を要旨としている。
を達成するために、陸屋根の防水すべき壁面に張設され
た防水シート上にコンクリート板を敷設するにあたり、
コンクリート板の下面と側面のうち少なくとも下面の所
要箇所に接合片を予め固定しておき、この接合片付きコ
ンクリート板を防水シート上に敷き並べて、各コンクリ
ート板の接合片と防水シートとを接合することを特徴と
する、防水シート張設陸屋根におけるコンクリート板の
敷設方法を要旨としている。
【0008】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0009】この発明の第1実施例を示す図1において
、陸屋根(1) の防水すべきコンクリート壁面(2)
の周縁部に、該壁面(2) に被せられた下地シート
(4) の周縁部を押えるように接合片(5) を固定
具(6) によって固定し、下地シート(4) に被せ
た防水シート(3) の周縁部を接合片(5) に接着
剤を介して接合する。
、陸屋根(1) の防水すべきコンクリート壁面(2)
の周縁部に、該壁面(2) に被せられた下地シート
(4) の周縁部を押えるように接合片(5) を固定
具(6) によって固定し、下地シート(4) に被せ
た防水シート(3) の周縁部を接合片(5) に接着
剤を介して接合する。
【0010】この発明の方法は、このような陸屋根(1
) の防水すべき壁面(2) に張設された防水シート
(3) 上にコンクリート板(7) を敷設するにあた
り、この防水シート(3) 上に、下面四隅に接合片(
8) を予め埋込み状に固定した方形コンクリート板(
7) を敷き並べ、各コンクリート板(7) の接合片
(8) と防水シート(3) とを接着剤を介して接合
するものである。
) の防水すべき壁面(2) に張設された防水シート
(3) 上にコンクリート板(7) を敷設するにあた
り、この防水シート(3) 上に、下面四隅に接合片(
8) を予め埋込み状に固定した方形コンクリート板(
7) を敷き並べ、各コンクリート板(7) の接合片
(8) と防水シート(3) とを接着剤を介して接合
するものである。
【0011】なお、陸屋根(1) のパラペット部の内
周縁部と、敷設コンクリート板(7) の外周縁部との
間の間隙には丸砂利(10)を充填した。
周縁部と、敷設コンクリート板(7) の外周縁部との
間の間隙には丸砂利(10)を充填した。
【0012】ここで、コンクリート板(7) は、厚み
約20mmおよび約300mm平方の大きさを有するも
のを使用するが、その他にALC板、PC板等の軽量コ
ンクリート板を使用する場合もある。
約20mmおよび約300mm平方の大きさを有するも
のを使用するが、その他にALC板、PC板等の軽量コ
ンクリート板を使用する場合もある。
【0013】防水シート(3) としては、軟質ポリ塩
化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性
合成樹脂製シート、あるいは非加硫ゴム系シート、ゴム
アスファルト系シート等を使用するが、とくに接着性の
点で軟質ポリ塩化ビニル製シートを使用するのが望まし
い。 防水シートの厚みは、通常約1.0〜2.0mmである
。
化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性
合成樹脂製シート、あるいは非加硫ゴム系シート、ゴム
アスファルト系シート等を使用するが、とくに接着性の
点で軟質ポリ塩化ビニル製シートを使用するのが望まし
い。 防水シートの厚みは、通常約1.0〜2.0mmである
。
【0014】コンクリート壁面(2) と防水シート(
3) との間に介在される下地シート(4) は、防水
シート(3) を保護する養生作用を果すものである。 このような下地シート(4) としては、例えばポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリウレタンおよびポリ塩化
ビニル等の熱可塑性樹脂の独立発泡体よりなる厚さ1〜
4mmの発泡シート、またはこれらの発泡シートと、例
えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルお
よびポリエステルのフィルムあるいはこれらの樹脂より
つくられた織布もしくは不織物からなる補強層が接着剤
あるいは加熱により全面に貼り付けられてなる複合シー
トを使用する。
3) との間に介在される下地シート(4) は、防水
シート(3) を保護する養生作用を果すものである。 このような下地シート(4) としては、例えばポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリウレタンおよびポリ塩化
ビニル等の熱可塑性樹脂の独立発泡体よりなる厚さ1〜
4mmの発泡シート、またはこれらの発泡シートと、例
えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルお
よびポリエステルのフィルムあるいはこれらの樹脂より
つくられた織布もしくは不織物からなる補強層が接着剤
あるいは加熱により全面に貼り付けられてなる複合シー
トを使用する。
【0015】また接合片(5) としては、硬質または
半硬質の合成樹脂板、金属板、あるいは接着性を良くす
るために塩化ビニル樹脂を片面もしくは両面に被覆した
鋼板等の板材を使用する。
半硬質の合成樹脂板、金属板、あるいは接着性を良くす
るために塩化ビニル樹脂を片面もしくは両面に被覆した
鋼板等の板材を使用する。
【0016】接合片(5) をコンクリート壁面(2)
に固定する固定具(6) としては、開脚釘、カ―ル
・プラグ等を使用する。
に固定する固定具(6) としては、開脚釘、カ―ル
・プラグ等を使用する。
【0017】また、コンクリート板(7) に予め固定
する接合片(8)は、上記接合片(5) と同じ素材よ
りなるものを使用し得るが、図1に示す接合片(8)
は断面鳩尾状脚部(8a)を有している。このような接
合片(8) は、コンクリート板(7) の製造のさい
、例えば工場において該コンクリート板(7) に埋込
み状に固定するものである。
する接合片(8)は、上記接合片(5) と同じ素材よ
りなるものを使用し得るが、図1に示す接合片(8)
は断面鳩尾状脚部(8a)を有している。このような接
合片(8) は、コンクリート板(7) の製造のさい
、例えば工場において該コンクリート板(7) に埋込
み状に固定するものである。
【0018】コンクリート板(7) に予め固定された
接合片(8) と防水シート(3) とを接合する接着
剤、並びに防水シート(3) を接合片(5) に接合
する接着剤としては、共にエポキシ系、ウレタン系およ
びゴム系接着剤等を使用し得るが、とくに防水シート(
3) と接合片(8)(5)の接合面とが共に塩化ビニ
ル樹脂からなる場合には、テトラヒドロフラン単独、あ
るいはテトラヒドロフランに少量の塩化ビニル樹脂を溶
解した溶剤型接着剤を使用すれば、耐久性に優れた接着
効果を生じるので好ましい。
接合片(8) と防水シート(3) とを接合する接着
剤、並びに防水シート(3) を接合片(5) に接合
する接着剤としては、共にエポキシ系、ウレタン系およ
びゴム系接着剤等を使用し得るが、とくに防水シート(
3) と接合片(8)(5)の接合面とが共に塩化ビニ
ル樹脂からなる場合には、テトラヒドロフラン単独、あ
るいはテトラヒドロフランに少量の塩化ビニル樹脂を溶
解した溶剤型接着剤を使用すれば、耐久性に優れた接着
効果を生じるので好ましい。
【0019】上記のこの発明のコンクリート板(7)
の敷設方法によれば、各コンクリート板(7) の接合
片(8) は、コンクリート板(7) の製造のさい、
該コンクリート板(7)に予め埋込み状に固定されるか
ら、コンクリート板(7) の敷設現場においては、コ
ンクリート板(7) を順に並べて、これの接合片(8
) を防水シート(3) の表面に接着剤を介して接合
するだけでよく、従って非常に作業性が良く、コンクリ
ート板(7) を防水シート(3) 上に非常に迅速か
つ簡単に固定することができ、現場作業が少なく、施工
性にすぐれているものである。
の敷設方法によれば、各コンクリート板(7) の接合
片(8) は、コンクリート板(7) の製造のさい、
該コンクリート板(7)に予め埋込み状に固定されるか
ら、コンクリート板(7) の敷設現場においては、コ
ンクリート板(7) を順に並べて、これの接合片(8
) を防水シート(3) の表面に接着剤を介して接合
するだけでよく、従って非常に作業性が良く、コンクリ
ート板(7) を防水シート(3) 上に非常に迅速か
つ簡単に固定することができ、現場作業が少なく、施工
性にすぐれているものである。
【0020】このため、陸屋根(1) の防水すべき壁
面(2) に張設された防水シート(3) 上に、従来
ようなコンクリート板(7) の大きさに対応して縦横
の線を格子状に描く作業、および隣接コンクリート板(
7) の連接格子線の各交点上に、従来の両面接着脚部
支板を配置する作業を、全く省略することができるもの
である。
面(2) に張設された防水シート(3) 上に、従来
ようなコンクリート板(7) の大きさに対応して縦横
の線を格子状に描く作業、および隣接コンクリート板(
7) の連接格子線の各交点上に、従来の両面接着脚部
支板を配置する作業を、全く省略することができるもの
である。
【0021】そして、この発明の方法によれば、防水シ
ート(3) 上にコンクリート板(7) をしっかりと
確実に固定することができ、従ってコンクリート板(7
) として軽いものを使用することができて、コンクリ
ート板(7) が敷設された陸屋根(1) の重量を大
幅に低減せしめることができる。このためプレハブ式組
立家屋の陸屋根(1)にも適用可能であるとともに、陸
屋根(1) に張設された防水シート(3) をコンク
リート板(7) により充分保護することができて、そ
の耐久性を増大し得、防水シート(3) による防水作
用を長期間持続し得るものである。コンクリート板(7
) の敷設により、勿論陸屋根(1) を歩行可能なも
のとすることができる。
ート(3) 上にコンクリート板(7) をしっかりと
確実に固定することができ、従ってコンクリート板(7
) として軽いものを使用することができて、コンクリ
ート板(7) が敷設された陸屋根(1) の重量を大
幅に低減せしめることができる。このためプレハブ式組
立家屋の陸屋根(1)にも適用可能であるとともに、陸
屋根(1) に張設された防水シート(3) をコンク
リート板(7) により充分保護することができて、そ
の耐久性を増大し得、防水シート(3) による防水作
用を長期間持続し得るものである。コンクリート板(7
) の敷設により、勿論陸屋根(1) を歩行可能なも
のとすることができる。
【0022】図2は、接合片(8) を固定した各種コ
ンクリート板(7) を例示するもので、いずれもこの
発明の方法において使用可能である。
ンクリート板(7) を例示するもので、いずれもこの
発明の方法において使用可能である。
【0023】図2(イ)においては、方形コンクリート
板(7) の下面四隅に、接合片(8) を固定具(9
) によって取り付けている。ここで、固定具(9)と
しては、コンクリート壁面(2) に接合片(5) を
固定する固定具(6) と同様のものを使用し得る。
板(7) の下面四隅に、接合片(8) を固定具(9
) によって取り付けている。ここで、固定具(9)と
しては、コンクリート壁面(2) に接合片(5) を
固定する固定具(6) と同様のものを使用し得る。
【0024】同図(ロ)においては、コンクリート板(
7) の下面四隅に、2つの脚部(8a)を有する接合
片(8) を埋込み状に固定している。
7) の下面四隅に、2つの脚部(8a)を有する接合
片(8) を埋込み状に固定している。
【0025】同図(ハ)においては、コンクリート板(
7) の下面中央部に、2つの脚部(8a)を有する接
合片(8) を埋込み状に固定している。
7) の下面中央部に、2つの脚部(8a)を有する接
合片(8) を埋込み状に固定している。
【0026】同図(ニ)においては、左右両側に下方張
出部(7a)を有するコンクリート板(7) の各下方
張出部(7a)の下面前後両端部に、1つの脚部(8a
)を有する接合片(8)を埋込み状に固定している。
出部(7a)を有するコンクリート板(7) の各下方
張出部(7a)の下面前後両端部に、1つの脚部(8a
)を有する接合片(8)を埋込み状に固定している。
【0027】同図(ホ)においては、同じくコンクリー
ト板(7) の各下方張出部(7a)の下面両端部に、
接合片(8) を固定具(9) によって固定している
。
ト板(7) の各下方張出部(7a)の下面両端部に、
接合片(8) を固定具(9) によって固定している
。
【0028】同図(ヘ)においては、上面に縦横の断面
V形の凹溝(11)を有しかつ内部に補強金網(12)
を埋め込まれたコンクリート板(7)の下面四隅に、接
合片(8) を固定具(9) によって固定している。
V形の凹溝(11)を有しかつ内部に補強金網(12)
を埋め込まれたコンクリート板(7)の下面四隅に、接
合片(8) を固定具(9) によって固定している。
【0029】なお、コンクリート板(7) は方形に限
らず、その他の形状であっても勿論よいし、接合片(8
) も適宜の形状のものを選択して所要数使用し得るも
のであり、また接合片(8) は帯板状であってもよい
。
らず、その他の形状であっても勿論よいし、接合片(8
) も適宜の形状のものを選択して所要数使用し得るも
のであり、また接合片(8) は帯板状であってもよい
。
【0030】図3は、この発明の第2実施例を示すもの
である。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点は、
陸屋根(1) の防水すべきコンクリート壁面(2)
の周縁部だけでなく、中間部分にも接合片(5) を固
定具(6) によって固定しており、このため、下面四
隅に接合片(8) を露出状態で固定具(9) により
固定した図2(イ)のコンクリート板(7) を使用し
ている点にある。この場合、接合片(5) と(8)の
厚みを等しいものとすれば、コンクリート板(7) が
水平に保持される利点がある。
である。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点は、
陸屋根(1) の防水すべきコンクリート壁面(2)
の周縁部だけでなく、中間部分にも接合片(5) を固
定具(6) によって固定しており、このため、下面四
隅に接合片(8) を露出状態で固定具(9) により
固定した図2(イ)のコンクリート板(7) を使用し
ている点にある。この場合、接合片(5) と(8)の
厚みを等しいものとすれば、コンクリート板(7) が
水平に保持される利点がある。
【0031】図4は、この発明の第3実施例を示すもの
である。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点は、
コンクリート板(7) 左右両側の下面と側面とに、脚
部(8a)を有する断面L形の接合片(8) を埋込み
状に固定し、防水シート(3) とコンクリート板(7
) の接合片(8) の側面とを合成樹脂製溶接棒を用
いた溶接により接合しており、溶接部(13)がコンク
リート板(7) 同志の間に形成されている点にある。
である。ここで、上記第1実施例の場合と異なる点は、
コンクリート板(7) 左右両側の下面と側面とに、脚
部(8a)を有する断面L形の接合片(8) を埋込み
状に固定し、防水シート(3) とコンクリート板(7
) の接合片(8) の側面とを合成樹脂製溶接棒を用
いた溶接により接合しており、溶接部(13)がコンク
リート板(7) 同志の間に形成されている点にある。
【0032】図5に示すこの発明の第4実施例において
は、コンクリート板(7) の左右両側の下面と側面と
に断面L形の接合片(8) を固定具(9) により固
定し、第3実施例の場合と同様の溶接部(13)によっ
て接合片(8) を防水シート(3) に接合している
。
は、コンクリート板(7) の左右両側の下面と側面と
に断面L形の接合片(8) を固定具(9) により固
定し、第3実施例の場合と同様の溶接部(13)によっ
て接合片(8) を防水シート(3) に接合している
。
【0033】
【発明の効果】この発明による防水シート張設陸屋根に
おけるコンクリート板の敷設方法は、上述のように、陸
屋根の防水すべき壁面に張設された防水シート上にコン
クリート板を敷設するにあたり、コンクリート板の下面
と側面のうち少なくとも下面の所要箇所に接合片を予め
固定しておき、この接合片付きコンクリート板を防水シ
ート上に敷き並べて、各コンクリート板の接合片と防水
シートとを接合するもので、この発明の方法によれば、
陸屋根の防水すべき壁面に張設された防水シート上に、
従来ようなコンクリート板の大きさに対応して縦横の線
を格子状に描く作業、および隣接コンクリート板の連接
格子線の各交点上に、従来の両面接着脚部支板を配置す
る作業を、それぞれ全く省略することができて、コンク
リート板を防水シート上に非常に作業性良く、従って非
常に迅速かつ簡単に、しかも確実に固定することができ
、現場作業が少なく、施工性にすぐれているという効果
を奏する。
おけるコンクリート板の敷設方法は、上述のように、陸
屋根の防水すべき壁面に張設された防水シート上にコン
クリート板を敷設するにあたり、コンクリート板の下面
と側面のうち少なくとも下面の所要箇所に接合片を予め
固定しておき、この接合片付きコンクリート板を防水シ
ート上に敷き並べて、各コンクリート板の接合片と防水
シートとを接合するもので、この発明の方法によれば、
陸屋根の防水すべき壁面に張設された防水シート上に、
従来ようなコンクリート板の大きさに対応して縦横の線
を格子状に描く作業、および隣接コンクリート板の連接
格子線の各交点上に、従来の両面接着脚部支板を配置す
る作業を、それぞれ全く省略することができて、コンク
リート板を防水シート上に非常に作業性良く、従って非
常に迅速かつ簡単に、しかも確実に固定することができ
、現場作業が少なく、施工性にすぐれているという効果
を奏する。
【図1】この発明の第1実施例の陸屋根の部分断面図で
ある。
ある。
【図2】図2イ〜ヘは、接合片を有する各種コンクリー
ト板の断面図である。
ト板の断面図である。
【図3】この発明の第2実施例の陸屋根の部分断面図で
ある。
ある。
【図4】この発明の第3実施例の陸屋根の部分断面図で
ある。
ある。
【図5】この発明の第4実施例の陸屋根の部分断面図で
ある。
ある。
【図6】従来例を示す陸屋根の部分断面図である。
1 陸屋根
2 防水すべき壁面
3 防水シート
5,8 接合片
6,9 固定具
7 コンクリート板
Claims (1)
- 【請求項1】 陸屋根(1) の防水すべき壁面(2
) に張設された防水シート(3) 上にコンクリート
板(7) を敷設するにあたり、コンクリート板(7)
の下面と側面のうち少なくとも下面の所要箇所に接合
片(8) を予め固定しておき、この接合片(8) 付
きコンクリート板(7) を防水シート(3) 上に敷
き並べて、各コンクリート板(7) の接合片(8)
と防水シート(3) とを接合することを特徴とする、
防水シート張設陸屋根におけるコンクリート板の敷設方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10089491A JPH04330145A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 防水シート張設陸屋根におけるコンクリート板の敷設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10089491A JPH04330145A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 防水シート張設陸屋根におけるコンクリート板の敷設方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04330145A true JPH04330145A (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=14286045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10089491A Pending JPH04330145A (ja) | 1991-05-02 | 1991-05-02 | 防水シート張設陸屋根におけるコンクリート板の敷設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04330145A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813311B2 (ja) * | 1975-03-22 | 1983-03-12 | フイルマ・インジエニエ−ル・ギユンテル・クレム・シユペツイア−ルウンテルネ−メン・フイ−ル・ボ−ルテクニク | 液圧式衝動装置 |
-
1991
- 1991-05-02 JP JP10089491A patent/JPH04330145A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5813311B2 (ja) * | 1975-03-22 | 1983-03-12 | フイルマ・インジエニエ−ル・ギユンテル・クレム・シユペツイア−ルウンテルネ−メン・フイ−ル・ボ−ルテクニク | 液圧式衝動装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19940329 |