JPH0432985Y2 - - Google Patents

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JPH0432985Y2
JPH0432985Y2 JP4971788U JP4971788U JPH0432985Y2 JP H0432985 Y2 JPH0432985 Y2 JP H0432985Y2 JP 4971788 U JP4971788 U JP 4971788U JP 4971788 U JP4971788 U JP 4971788U JP H0432985 Y2 JPH0432985 Y2 JP H0432985Y2
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foot
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shaped cross
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、事務机等の机における薄金属板製の
脚体の構造に関するものである。
〔従来の技術とその解決すべき課題〕
机における薄金属板製の脚体であつて、その下
端に前向きに延びる足部材を備えた先行技術とし
て、実開昭62−17933号公報等に開示されている
ように、断面略矩形の中空状の支柱体の下端開口
部内に断面上向きコ字型の足枠体の基端部を挿入
して熔接等にて固着し、この足部材の上面及び前
面の開放部を下向きコ字型のカバー体にて覆う構
成は公知である。
この構成によれば、一般に支柱体の板厚さは薄
いものであるから、足枠体を支柱体に熔接固着す
る場合に、両者の板厚さが大きくことなるときに
は、薄い板厚さの支柱体側が溶け、外観が見苦し
くなり、且つ、熔接強度も著しく損なわれ、足枠
体に掛かる曲げモーメントに抵抗する脚体の強度
を強化することができないと云う問題があつた。
また、足カバー体は前記上向きコ字型の足枠体
の外側を覆つてその外観を向上させるものである
と共に、当該足カバー体を足枠体に対して抜け不
能に係止させているだけであるから、前記先行技
術のような足カバー体の断面形状を大きくしても
脚体の強度向上にあまり寄与できない。
そればかりか、足カバー体の断面形状を大きく
することにより、生産費用が増大するのであつ
た。
本考案は、前記の課題を解決することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
そのため、本考案では、断面略矩形の中空状の
支柱体に、その下端部から前向きに突出する足部
材を備えて成る机の薄金属板製の脚体において、
前記足部材を構成する断面上向きコ字型の中足枠
体に、その内面に嵌挿熔接した断面下向きコ字型
の足補強枠体を設け、中足枠体の基端部を前記支
柱体に嵌挿した状態で熔接固着し、該中足枠体の
前部側には、被嵌した断面上向きコ字型の外足枠
体を熔接固着して設ける一方、前記中足枠体に
は、足部材の上面開放部を覆う足カバー体に外向
きに設けた係合爪を当該中足枠体の内面側に係止
するための係止孔を設けた構成としたものであ
る。
〔考案の作用・効果〕
本考案では、中空状の支柱体に基部を熔接固着
した断面上向きコ字型の中足枠体と、該中足枠体
の前部側に被嵌する略同じ断面形状の外足枠体
と、中足枠体の内面に熔接固着した下向きコ字型
の足補強枠体との3者により、足部材を構成する
ので、各枠体の板厚さが薄いものであつても当該
足部材の曲げ剛性を格段に向上させることができ
る。
また、外足枠体は中足枠体に熔接され、中足枠
体は足補強枠体に熔接されるものであるから、こ
の3者の部材の各板厚さが共に薄いものであつて
も各々2つの部材間の熔接強度は均等となり、且
つ、美しく仕上げることができる。
さらに、足カバー体から外向きに設けた係止爪
を前記中足枠体自体に形成した係止孔に係止させ
るが、この係止孔は中足枠体を外側から覆う外足
枠体にて隠すことができるので、足カバー体の左
右両側板を下向きに長く延ばし、これにて足枠体
の外面をすつかり覆うように形成する場合に比べ
て、当該足カバー体の断面形状を大きくする必要
がない。
従つて、足カバー体の断面形状を小さいものに
したものでありながら、係止爪の個所も外側から
見えず、外観を向上させることができるのであ
る。
〔実施例〕
次に実施例について説明すると、第1図におけ
る机1は、金属板製等の天板2と、同じく薄金属
板製の左右一対の脚体3とから成り、該一対の脚
体3は、断面略矩形の中空状の上下端開放型の薄
金属板製の支柱体4と、該支柱体4の上端部から
前向きに突出して机の天板2を支持する腕部材5
と、支柱体4の下端部に前向きに突出する足部材
6とにより構成するものである。
なお、本考案における机は、前記左右一対の脚
体3,3を備えた机をいわゆる平机や、片方に袖
キヤビネツト、他方に脚体3を備えた片袖机であ
つても良い。
前記腕部材5は、断面下向きコ字型の中腕枠体
7と、該中腕枠体7の外側に被嵌する断面上向き
コ字型の外腕枠体8と、前記中腕枠体7の内面に
嵌挿する断面上向きコ字型の腕補強枠体9とから
成り、これらの部材は略同じ板厚さの薄金属板を
屈曲形成したものである。特に、外腕枠体8の板
厚さは前記支柱体4の板厚さと同じにするのが好
ましい。
前記中腕枠体7の上面板7aには、スポツト熔
接Sのための一対の電極(図示せず)のうちの一
方の電極を挿入するための作業用孔10を穿設す
る。
また、腕補強枠体9の左右両側板にも前記スポ
ツト熔接Sのための一方の電極を挿入するための
作業用孔11が穿設されている。
そして、中腕枠体7の基端部寄り位置の内面に
嵌挿した断面上向きコ字型の腕補強枠体9に対し
て、複数個所の作業用孔10から挿入した一方の
電極と、腕補強枠体9の側板における作業用孔1
1の無い個所にて中腕枠体7の外側に位置する電
極とで両枠体7,9の側板部を挟持加圧した状態
で電流を流すことにより、所謂スポツト熔接Sを
実行するのである(第4図参照)。
一方、中腕枠体7の前部側には、同じく断面上
向きコ字型の外腕枠体8を前記腕補強枠体9と側
面視で一部重複するように配置した被嵌配設し、
前記と同様にスポツト熔接Sするに際して、腕補
強枠体9と側面視で一部重複する個所では、当該
腕補強枠体9における作業用孔11の個所に一方
の電極を臨ませることにり、中腕枠体7と外腕枠
体8との2枚の板をスポツト熔接Sすることがで
きるのであり(第4図参照)、腕補強枠体9が配
置されていない前部寄り位置では、中腕枠体7の
上面板7aにおける作業用孔10の個所から挿入
した一方の電極と外腕枠体8の外側における他方
の電極とで挟持加圧し、電流を流すことで2枚の
板をスポツト熔接Sできるのである。
このように3つの部材で補強された腕部材5の
基部、即ち、中腕枠体7の基端部を前記支柱体4
における上端開放部にさし込み、腕補強枠体9側
板の作業用孔12を介して中腕枠体7の側板と支
柱体4の側板4aとを前記と同様にスポツト熔接
Sするものである(第5図参照)。
なお、符号13aは、支柱体4の上端前隅部の
切欠き部で、該切欠き部13aにて外腕枠体8の
端部と支柱体4の側板4aとが突き合わせ状態と
なる(第6図参照)。
前縁カバー体14の爪15は中腕枠体7の前端
の係合孔16に係止することで腕部材5の前端を
覆うことができる。
前記足部材6は、前記腕部材5と略同様に略同
じ板厚さの薄金属板を屈曲形成した3つの枠体か
ら成り、特に、外足枠体18の板厚さは前記支柱
体4の板厚さと同じにするのが好ましい。
即ち、足部材6は、断面上向きコ字型の中足枠
体17と、該中足枠体17の外側に被嵌する断面
上向きコ字型の外足枠体18と、前記中足枠体1
7野内面に嵌挿する断面下向きコ字型の足補強枠
体19とから成り、中足枠体17と外足枠体18
とは、側面視で前向きに鋭角状の断面視三角形状
に形成するものである。
そして、この足部材6も前記腕部材5と同様に
補強するため、足補強枠体19の左右両側板19
bと上面板19aとに各々スポツト熔接Sのため
の作業用孔20,21を複数穿設する一方、外足
枠体18の下面板18aにもスポツト熔接Sのた
めの作業用孔22を複数穿設してある。
さらに、外足枠体18の下面板18aの前端部
寄り位置には、高さ調節可能にするアジヤスタ足
23取付け用ねじ孔24と、後述する足カバー体
25の前端爪26を係止する係止孔27が設けら
れている。
そして、断面上向きコ字型の中足枠体17と、
その内面の基端部寄り位置に嵌挿した断面下向き
コ字型の足補強枠体19とを、当該足補強枠体1
9の上面板19aにおける適宜複数個所の作用用
孔21から挿入した一方の電極と、足補強枠体1
9の側板における作業用孔20の無い個所にて中
足枠体17の外側に位置する電極とで両枠体1
7,19の側板部を挟持加圧した状態で電流を流
すことにより、スポツト熔接Sを実行するのであ
る(第8図参照)。
一方、中足枠体17の前部側には、同じく断面
上向きコ字型の外足枠体18を前記足補強枠体1
9と側面視で一部重複するように配置し被嵌配設
し、前記と同様にスポツト熔接Sするに際して、
足補強枠体19と側面視で一部重複する個所で
は、当該腕補強枠体9の側板における作業用孔2
0の個所に一方の電極を臨ませることにより、中
足枠体17と外足枠体18との2枚の側板同士及
び下面板同士をスポツト熔接することができるの
で、あり(第8図参照)、足補強枠体19が配置
されていない前部寄り位置では、中足枠体17の
内から挿入した一方の電極と外足枠体18の外側
における他方の電極とで左右両側板を挟持加圧
し、電流を流すことで側板同士及び下面板同士の
2枚の板をスポツト熔接できるのである(第11
図及び第12図参照)。
このように3つの部材で補強された足部材6の
基部、即ち、中足枠体17の基端部を前記支柱体
4における下端開放部にさし込み、外足部材18
の下面板18aの作業孔22及び足補強枠体19
側板の作業用孔20を介して中足枠体17の側板
17aと支柱体4の側板4aとを前記と同様にス
ポツト熔接Sするものである(第10図参照)。
以上のように腕部材5及び足部材6は、各々断
面コ字型の部材を相互に2枚ごと熔接固着するの
により、薄金属板で構成したものでありながら、
極めて剛性を高くすることができると共に、各々
の熔接強度も確保でき、且つ、外観も向上するの
である。
一方、前記中足枠体17の左右両側板17a,
17bの上端縁近傍にはその長手方向に沿つて複
数の係止孔28を穿設し、該各係止孔28の外側
は前記外足枠体18の左右両側板18bにて覆う
ように構成し、他方前後長手の足カバー体25の
左右両側下端縁から下向きに突出させた係合爪2
9を中足枠体17の内側から着脱自在に係止させ
るのであり、前記外足枠体18前端における係止
孔27個所への係止常26の係止と合わせて、こ
の足カバー体25にて、足部材6の上端開放部を
覆うことができるのである。
支柱体4の下端前縁の切欠き部13bにて外足
枠体18の端右と支柱体4の側板4aとが突き合
わせ状態となると共に、足カバー体25の後端の
外れ防止も兼ねることできる(第8図参照)。
なお、支柱体4の左右両側板4a,4aに形成
した上向きU字状の切り溝に跨つて嵌挿する側面
視U字状の樋状枠体30には、左右一対のガイド
突条31,31を有しており、側面視逆L字状の
合成樹脂材等からなるキヤツプ体32にて外側の
ガイド突条31に摺動自在に嵌挿して覆う。配線
コード34を樋状枠体30の上面に沿つて脚体3
の左右連通できる。
なお、樋状枠体30の中央部下面には上下に連
通する挿通孔33を融資、支柱体4における内側
板4aには、前記樋状枠体30の下方位置にて、
上下長手の溝部36を形成し、該溝部36に対し
て断面コ字型の上下長手のカバー体35を着脱自
在に装着しており、脚体2の下端板には床面に連
通する透かし切り溝を穿設してあるので、配線コ
ード34を脚体3の下方へも導くことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は机の斜
視図、第2図は脚体の構成部品の斜視図、第3図
は第1図の−視拡大平面図、第4図は第3図
の−視断面図、第5図は第3図の−視断
面図、第6図は第3図の−視断面図、第7図
は脚体下部の側面図、第8図は脚体下部の拡大側
断面図、第9図は第7図の−視拡大断面図、
第10図は第7図の−視断面図、第11図は
第8図の−視断面図、第12図は第8図
の−視断面図、第13図は第7図及び第
14図の−視断面図、第14図は第13
図の−視断面図、第15図は支柱体後端
部の側断面図、第16図は第15図の−
視一部切欠き平面図、第17図はキヤツプ体の斜
視図である。 1……机、……天板、3……脚体、4……支
柱体、5……腕部材、6……足部材、7中腕枠
体、8……外腕枠体、9……腕補強枠体、10,
11,12,20,21,22……作業用孔、1
7……中足枠体、18……外足枠体、19……足
補強枠体、25……足カバー体、26……前端
爪、27……係止孔、28……係合孔、29……
係合爪、34……配線コード、30……樋状枠
体、32……キヤツプ体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面略矩形の中空状の支柱体に、その下端部か
    ら前向きに突出する足部材を備えて成る机の薄金
    属板製の脚体において、前記足部材を構成する断
    面上向きコ字型の中足枠体に、その内面に嵌挿熔
    接した断面下向きコ字型の足補強枠体を設け、中
    足枠体の基端部を前記支柱体に嵌挿した状態で熔
    接固着し、該中足枠体の前部側には、被嵌した断
    面上向きコ字型の外足枠体を熔接固着して設ける
    一方、前記中足枠体には、足部材の上面開放部を
    覆う足カバー体に外向きに設けた係合爪を当該中
    足枠体の内面側に係止するための係止孔を設けた
    ことを特徴とする机の脚体装置。
JP4971788U 1988-04-13 1988-04-13 Expired JPH0432985Y2 (ja)

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JP4971788U JPH0432985Y2 (ja) 1988-04-13 1988-04-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2578835Y2 (ja) * 1992-05-26 1998-08-20 株式会社イトーキクレビオ 机等における脚体
JP4602810B2 (ja) * 2005-03-23 2010-12-22 株式会社岡村製作所 机等の支持脚

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