JPH04329606A - 巻線型コイル - Google Patents

巻線型コイル

Info

Publication number
JPH04329606A
JPH04329606A JP3128479A JP12847991A JPH04329606A JP H04329606 A JPH04329606 A JP H04329606A JP 3128479 A JP3128479 A JP 3128479A JP 12847991 A JP12847991 A JP 12847991A JP H04329606 A JPH04329606 A JP H04329606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
layer
drum
wire
wound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3128479A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Fukutome
福留 英高
Shunichi Kato
俊一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP3128479A priority Critical patent/JPH04329606A/ja
Publication of JPH04329606A publication Critical patent/JPH04329606A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻胴部の巻脹れを抑え
、小型化を図った巻線型コイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常巻線型コイルは、図5に示すように
ドラムコア102の巻胴部103の両端に一対のフラン
ジ104,104が設けられ、一対のフランジ104,
104間で巻胴部103に巻線106を巻回して巻線部
105を形成してインダクタンスを獲得している。この
ドラムコア102の巻胴部103の横断面形状は四角筒
形よりは通常円筒形が用いられている。その第1の理由
は、巻線の1層目においてコアと線の接触がよくなるか
らである。四角筒形の巻胴部の場合は、巻胴部と巻線部
の間に空間が形成され、この空間から磁束が漏れて、イ
ンダクタンスが小さくなる。所望のインダクタンスとす
るには、より多くの巻数を要するため、コイルを小型化
できない。その第2の理由としては、巻線中、線に張力
を均一にかけられるからである。四角形であると、角の
部分のみ巻線と巻胴部が接触するので、その部分のみ応
力がかかり、大きな張力をかけると断線する恐れがあり
、張力を大きくできないので巻脹れ、巻ゆるみが生じ、
小型にできない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、円柱状の巻
胴部103を有するドラムコア102では、巻線106
が2層以上になる場合、2層目105bの線106の張
力によって、1層目105aの線106が巻胴部106
で滑りが生じ、2層目の線が1層目の線間に食い込む。 すると、3層目105c以降も整列巻とならず、図5(
b)のように巻きにムラが発生し、巻線部105には図
5(a)のような巻脹れが起きるという問題点があった
。したがって、ドラムコアの寸法はこの巻脹れを考慮し
て大きめの設計とせねばならず、コイルの小型化を図る
上で大きな支障となっていた。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、大容量化、小型化、狭偏差化が達成された信頼
性の高い巻線型コイルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本願第1発明に係る巻線型コイルは、巻胴部の両端に
一対のフランジが設けられたドラムコアの巻胴部に巻線
が巻回されてなる巻線型コイルにおいて、前記巻胴部を
円柱状に形成し、その円周面に複数個の鈍角の突条を軸
方向に沿って設けたことを特徴とする。また、本願第2
の発明に係る巻線型コイルは、巻胴部を少なくとも五角
形以上の多角形にしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本願第1発明は上記のように構成したので、巻
線を大きな張力で巻かなくても巻線部の1層目において
、複数個の鈍角の突条で固定されて滑りを止められ、突
条以外の周面でも巻胴部とよく接触し、張力が均一に作
用する。2層目以降においても均一に張力が作用し、前
の1層目の線を滑らせることがないからこれらの線の間
に食い込むことがなく整列巻となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明に係る巻線型コイルの第1発明の第
1実施例を示す図である。図において1は巻線型コイル
、2はドラムコア、5は巻線部である。ドラムコア2の
中央部に巻胴部3が形成され、この巻胴部3の軸方向の
両端にフランジ4,4が設けられている。巻線部5は巻
胴部3に巻線6が巻回されて形成されている。
【0008】ドラムコア2の巻胴部3は、本実施例では
図1(b),(c)に示すように、巻胴部3の円周に軸
方向に沿って先端部が鈍角に形成された突条7a,7a
を2条設けている。この突条7aの先端は鋭角にすると
、従来の四角柱の巻胴部のように空間が大きくなるから
である。巻胴部3に巻線6を巻くと、図1(d)に示す
ように、第1層目5aの巻線6は巻胴部3の周面に均一
に巻かれる。次いで、第2層目5bが形成されても、上
記第1層目5aの巻線6は突条7a先端部で止められて
滑らないで図のように整列巻ができる。さらに、第3層
目5c以降の層においても、上記第1層目5aから整列
巻がされて巻線6は滑らないので、全体で図のように整
列巻ができる。
【0009】本実施例によれば、巻線6は、大きな張力
で巻かなくても巻胴部3の周面に設けられた複数個の突
条7a,7aで固定されて滑りを止められる。しかも巻
胴部3は円形断面をし、突条7a,7aは鈍角に形成さ
れているので、巻線6は巻胴部3の周面に沿いよく接触
し、空間の形成がほとんどない。そのため、巻脹れがな
いとともに、大容量化、小型化ができ、信頼性を向上さ
せることができる。
【0010】図2は第1発明の第2実施例のドラムコア
を示す図である。図において12はドラムコアであり、
このドラムコア12の中央部に巻胴部13が形成され、
この巻胴部13の軸方向の両端にフランジ14,14が
設けられている。
【0011】本実施例の巻胴部13には、その軸方向に
沿って形成する個数を変えて鈍角に形成した突条17a
,17bを設けている。図2(a)のA−Aに沿う横断
面では2条の突条17a,17aを設け、B−Bに沿う
横断面では3条の突条17b,17b,17bを設けて
いるこのように巻胴部の位置で突条の数、形状を変えて
もよいし、2以上の突条を螺旋状に設けてもよい。その
他は上記第1実施例と同様である。
【0012】図3は第1発明の第3実施例のドラムコア
を示す図である。図において22はドラムコアであり、
このドラムコア22の中央部に巻胴部23が形成され、
この巻胴部23の軸方向の両端にフランジ24,24が
設けられている。本実施例では、巻胴部23に設けた鈍
角の突条27aの先端部を面取りし、丸く形成している
。その他は上記実施例と同様である。
【0013】図4は第2発明に係る巻線型コイルの一実
施例を示す図である。図において31は巻線型コイル、
32はドラムコア、35は巻線部である。ドラムコア3
2の中央部に巻胴部33が形成され、この巻胴部33の
軸方向の両端にフランジ34,34が設けられている。 巻胴部33は五角形に形成され、巻線部35は巻胴部3
3に巻線36が巻回されて形成されている。この実施例
では図4(b)に示すように、巻胴部33の辺と巻線3
6間に空間38が形成されているが、角の数を増し、辺
に丸みを形成すること及び角の丸みを大きくすることに
より、空間を大幅に減らせ、四角柱の場合とは全然異な
り、上記第1発明と同様な大きな値のインダクタンスを
得ることができる。その他は、上記第1発明と同様であ
る。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る巻線型コイ
ルによれば、巻線を大きな張力で巻かなくても巻胴部と
巻線間の空間を減らすととも、巻脹れがなく、大容量化
、小型化ができ、信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明に係る巻線型コイルを説明する図、(
a)は第1実施例の縦断面図、(b),(c)は巻胴部
の断面図、(d)は巻線部の拡大断面図である。
【図2】第2実施例の巻胴部を説明する図で、(a)は
ドラムコアの縦断面図、(b),(c)はそれぞれ(a
)におけるA−A,B−Bに沿う巻胴部の横断面図であ
る。
【図3】第3実施例の巻胴部を説明する図で、(a)は
ドラムコアの縦断面図、(b)は巻胴部の横断面図であ
る。
【図4】第2発明に係る巻線型コイルを説明する図で、
(a)は縦断面図、(b)は巻胴部の拡大横断面図であ
る。
【図5】従来例を説明する図で、(a)は縦断面図、(
b)は巻線部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1,31      巻線型コイル 2,12,22,32,102    ドラムコア3,
13,23,33,103    巻胴部4,14,2
4,34,104    フランジ5,35,105 
   巻線部 6,36,106      巻線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻胴部の両端に一対のフランジが設けられ
    たドラムコアの巻胴部に巻線が巻回されてなる巻線型コ
    イルにおいて、前記巻胴部を円柱状に形成し、その円周
    面に複数個の鈍角の突条を軸方向に沿って設けたことを
    特徴とする巻線型コイル。
  2. 【請求項2】前記請求項1記載の巻線型コイルの巻胴部
    を少なくとも五角形以上の多角柱状にしたことを特徴と
    する巻線型コイル。
JP3128479A 1991-04-30 1991-04-30 巻線型コイル Pending JPH04329606A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3128479A JPH04329606A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 巻線型コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3128479A JPH04329606A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 巻線型コイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04329606A true JPH04329606A (ja) 1992-11-18

Family

ID=14985757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3128479A Pending JPH04329606A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 巻線型コイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04329606A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140070914A1 (en) * 2012-09-12 2014-03-13 Sumida Corporation Magnetic core, magnetic component and design method of magnetic core
US9688506B2 (en) 2013-09-27 2017-06-27 Murata Manufacturing Co., Ltd. Coil component
JP2017188568A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 株式会社村田製作所 コイル部品
US20170338026A1 (en) * 2009-02-27 2017-11-23 Cyntec Co., Ltd. Choke Having a Core with a Pillar Having a Non-Circular and Non-Rectangular Cross Section
JP2020113645A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 京セラ株式会社 コア部品、その製造方法、およびインダクタ

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20170338026A1 (en) * 2009-02-27 2017-11-23 Cyntec Co., Ltd. Choke Having a Core with a Pillar Having a Non-Circular and Non-Rectangular Cross Section
US10366818B2 (en) * 2009-02-27 2019-07-30 Cyntec Co., Ltd Choke having a core with a pillar having a non-circular and non-rectangular cross section
US20140070914A1 (en) * 2012-09-12 2014-03-13 Sumida Corporation Magnetic core, magnetic component and design method of magnetic core
US9064629B2 (en) * 2012-09-12 2015-06-23 Sumida Corporation Magnetic core, magnetic component and design method of magnetic core
US9688506B2 (en) 2013-09-27 2017-06-27 Murata Manufacturing Co., Ltd. Coil component
JP2017188568A (ja) * 2016-04-06 2017-10-12 株式会社村田製作所 コイル部品
US10600554B2 (en) 2016-04-06 2020-03-24 Murata Manufacturing Co., Ltd. Coil component
US11037720B2 (en) 2016-04-06 2021-06-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Coil component
US11830657B2 (en) 2016-04-06 2023-11-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Coil component
JP2020113645A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 京セラ株式会社 コア部品、その製造方法、およびインダクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6778060B2 (en) Winding for a transformer or a coil and method for producing the winding
US3480229A (en) Coil winding form
JPH04329606A (ja) 巻線型コイル
JPS6242505Y2 (ja)
JPH05258940A (ja) コイル
JPH0310650Y2 (ja)
JPS608408Y2 (ja) フライバツクトランスの高圧ボビン
JPH08316058A (ja) 巻線用ボビン
JPH06112057A (ja) コイル
JPS5919375Y2 (ja) コイルボビン
JP2596830Y2 (ja) 磁 芯
JPS5918653Y2 (ja) 二重ボビン型トランス
US20020153985A1 (en) Coil and terminal
JP2959488B2 (ja) トランス
JP2794035B2 (ja) マグネットに樹脂含浸用クロスを巻付ける方法
JPH0722516U (ja) 電磁装置
JPS5928601Y2 (ja) トロイダル偏向ヨ−ク
JPH0350599Y2 (ja)
JPH02192703A (ja) フェライトコア
JP2671279B2 (ja) チョークコイル用コア
JP2578759Y2 (ja) トランス用コア
JP2536151Y2 (ja) インダクタンス素子
JP2607703Y2 (ja) コイル装置
JP2591856Y2 (ja) 変圧器コイル
JPH0219950Y2 (ja)