JPH04329298A - 放電灯点灯装置 - Google Patents
放電灯点灯装置Info
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- JPH04329298A JPH04329298A JP3124568A JP12456891A JPH04329298A JP H04329298 A JPH04329298 A JP H04329298A JP 3124568 A JP3124568 A JP 3124568A JP 12456891 A JP12456891 A JP 12456891A JP H04329298 A JPH04329298 A JP H04329298A
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- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 claims description 18
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 abstract description 10
- 230000006698 induction Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 229910001507 metal halide Inorganic materials 0.000 description 4
- 150000005309 metal halides Chemical class 0.000 description 4
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電灯点灯装置、特に他
励式インバータ回路を用いて放電灯を点灯する放電灯点
灯装置に関する。
励式インバータ回路を用いて放電灯を点灯する放電灯点
灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は他励式インバータ回路を用いた放
電灯点灯装置の基本構成を示す回路図である。同図にお
いて、直流電源10の両端にはスイッチング素子12,
14の直列回路が接続されている。スイッチング素子1
2,14にはダイオード16,18がそれぞれ逆接続さ
れて他励式インバータ回路を構成している。
電灯点灯装置の基本構成を示す回路図である。同図にお
いて、直流電源10の両端にはスイッチング素子12,
14の直列回路が接続されている。スイッチング素子1
2,14にはダイオード16,18がそれぞれ逆接続さ
れて他励式インバータ回路を構成している。
【0003】そして、負荷回路として、放電灯始動用の
コンデンサ20を並列接続した放電灯22、インダクタ
ンス24及びコンデンサ26の直列負荷回路が接続され
ており、この負荷回路は一般に誘導性リアクタンスを呈
するように設計されている。
コンデンサ20を並列接続した放電灯22、インダクタ
ンス24及びコンデンサ26の直列負荷回路が接続され
ており、この負荷回路は一般に誘導性リアクタンスを呈
するように設計されている。
【0004】そして、放電灯22に接続されたコンデン
サ20とインダクタンス24、コンデンサ26はLC型
共振回路を構成し、この共振回路を利用して放電灯20
の両端に高電圧を発生させ、放電灯20を始動及び点灯
維持させている。
サ20とインダクタンス24、コンデンサ26はLC型
共振回路を構成し、この共振回路を利用して放電灯20
の両端に高電圧を発生させ、放電灯20を始動及び点灯
維持させている。
【0005】ところで、放電灯、特にメタルハライドラ
ンプは車両用の前照灯として使用した場合、高輝度、高
効率、長寿命等の点で、現在のフィラメントタイプのバ
ルブよりも有利な点が多い。
ンプは車両用の前照灯として使用した場合、高輝度、高
効率、長寿命等の点で、現在のフィラメントタイプのバ
ルブよりも有利な点が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、メタルハライ
ドランプを車両用の前照灯等として使用するには、点灯
後すぐに所望の光量に達する必要がある。しかし、通常
のメタルハライドランプ及びその点灯装置を用いた場合
には、所定の光量に達するには数分間を要した。
ドランプを車両用の前照灯等として使用するには、点灯
後すぐに所望の光量に達する必要がある。しかし、通常
のメタルハライドランプ及びその点灯装置を用いた場合
には、所定の光量に達するには数分間を要した。
【0007】そこで、メタルハライドランプについては
、発光管容量を小さくして暖りやすくすることが試みら
れ、一方点灯装置についてはランプ点灯初期にランプ安
定時の数倍のランプ電流を流す等の改良がなされ、点灯
後所望の光量に達する時間の短縮が図られている。
、発光管容量を小さくして暖りやすくすることが試みら
れ、一方点灯装置についてはランプ点灯初期にランプ安
定時の数倍のランプ電流を流す等の改良がなされ、点灯
後所望の光量に達する時間の短縮が図られている。
【0008】ここで、ランプ点灯初期にランプ安定時の
数倍のランプ電流を流す手段として、次の様な方法が考
えられている。すなわち、図7に示す基本回路を用いて
説明すると、ランプ電流は電流制限用のインダクタンス
24とコンデンサ26の合成インピーダンスZ(=2π
fL−1/(2πfC))によって制限されるので、ラ
ンプ点灯初期に周波数fを変更することでこの合成イン
ピーダンスZを安定時の時よりも下げることによって、
安定時の数倍のランプ電流を流すのである。
数倍のランプ電流を流す手段として、次の様な方法が考
えられている。すなわち、図7に示す基本回路を用いて
説明すると、ランプ電流は電流制限用のインダクタンス
24とコンデンサ26の合成インピーダンスZ(=2π
fL−1/(2πfC))によって制限されるので、ラ
ンプ点灯初期に周波数fを変更することでこの合成イン
ピーダンスZを安定時の時よりも下げることによって、
安定時の数倍のランプ電流を流すのである。
【0009】しかしながら、上述した従来の放電灯点灯
装置では、ランプ点灯初期に安定時の数倍のランプ電流
を流すと、スイッチング素子12,14に印加される電
圧波形、電流波形はそれぞれ図8(A),(B)に示す
波形であり安定時と変らないが、安定時と比較してラン
プ電流が数倍となったためにスイッチング素子12,1
4のスイッチング損失と、電圧に対して電流が遅れ位相
となることによる電力損失が増加し、変換効率が悪化す
るという課題があった。
装置では、ランプ点灯初期に安定時の数倍のランプ電流
を流すと、スイッチング素子12,14に印加される電
圧波形、電流波形はそれぞれ図8(A),(B)に示す
波形であり安定時と変らないが、安定時と比較してラン
プ電流が数倍となったためにスイッチング素子12,1
4のスイッチング損失と、電圧に対して電流が遅れ位相
となることによる電力損失が増加し、変換効率が悪化す
るという課題があった。
【0010】一方、図9に示すようなトランス62を用
いたプッシュプルインバータ回路を備える放電灯点灯装
置が用いられることもある。このタイプの放電灯点灯装
置は、スイッチング素子12,14とダイオード16,
18及びトランス62により高周波インバータを構成し
、トランス62の二次側の負荷回路に矩形波電圧を供給
する。そして、負荷回路が容量性リアクタンスを呈する
ようにすると、スイッチング素子12,14に印加され
る電圧波形は図10(A)のような波形となり、電流波
形は、容量性リアクタンスを呈する負荷回路による進相
電流(図10(B))と、トランス62の遅相の励磁電
流(図10(C))が重畳され、電圧と電流の位相差が
なくスイッチング損失の少ない波形となっているため、
変換効率の良い回路となる。
いたプッシュプルインバータ回路を備える放電灯点灯装
置が用いられることもある。このタイプの放電灯点灯装
置は、スイッチング素子12,14とダイオード16,
18及びトランス62により高周波インバータを構成し
、トランス62の二次側の負荷回路に矩形波電圧を供給
する。そして、負荷回路が容量性リアクタンスを呈する
ようにすると、スイッチング素子12,14に印加され
る電圧波形は図10(A)のような波形となり、電流波
形は、容量性リアクタンスを呈する負荷回路による進相
電流(図10(B))と、トランス62の遅相の励磁電
流(図10(C))が重畳され、電圧と電流の位相差が
なくスイッチング損失の少ない波形となっているため、
変換効率の良い回路となる。
【0011】しかしながら、このようなプッシュプルイ
ンバータ回路を用いても、ランプ点灯初期に安定時の数
倍のランプ電流を流すとスイッチング素子12,14に
印加される電圧波形は図11(A)に示すような波形で
安定時と変らない。ところが、流れる電流波形はランプ
電流、すなわち容量性リアクタンスを呈する負荷回路を
流れる進相電流が数倍になったため、トランス62に流
れる遅相の励磁電流とのバランスが崩れて、電流波形は
図11(B)に示すような波形となり、やはりスイッチ
ング素子12,14のスイッチング損失と、電圧に対し
て電流が進み位相となることによる電力損失が増加し、
変換効率が悪化するという課題があった。
ンバータ回路を用いても、ランプ点灯初期に安定時の数
倍のランプ電流を流すとスイッチング素子12,14に
印加される電圧波形は図11(A)に示すような波形で
安定時と変らない。ところが、流れる電流波形はランプ
電流、すなわち容量性リアクタンスを呈する負荷回路を
流れる進相電流が数倍になったため、トランス62に流
れる遅相の励磁電流とのバランスが崩れて、電流波形は
図11(B)に示すような波形となり、やはりスイッチ
ング素子12,14のスイッチング損失と、電圧に対し
て電流が進み位相となることによる電力損失が増加し、
変換効率が悪化するという課題があった。
【0012】本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされ
たものであり、その目的はランプ点灯初期に、安定時の
数倍のランプ電流を流したときのスイッチング素子のス
イッチング損失と、電圧と電流の位相差による電力損失
が少なく、変換効率の良い放電灯点灯装置を提供するこ
とにある。
たものであり、その目的はランプ点灯初期に、安定時の
数倍のランプ電流を流したときのスイッチング素子のス
イッチング損失と、電圧と電流の位相差による電力損失
が少なく、変換効率の良い放電灯点灯装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本出願の請求項1記載の放電灯点灯装置は、放電灯
始動用コンデンサを並列接続した放電灯、電流制限用の
インダクタンスとコンデンサの直列の負荷回路と並列に
少なくともインダクタンスとキャパシタンスを含み全体
として容量性リアクタンスを呈する回路をランプ点灯初
期にのみ接続することを特徴とする。
に、本出願の請求項1記載の放電灯点灯装置は、放電灯
始動用コンデンサを並列接続した放電灯、電流制限用の
インダクタンスとコンデンサの直列の負荷回路と並列に
少なくともインダクタンスとキャパシタンスを含み全体
として容量性リアクタンスを呈する回路をランプ点灯初
期にのみ接続することを特徴とする。
【0014】また、請求項2記載の放電灯点灯装置は、
他励式プッシュプルインバータ回路を備え、負荷回路と
並列に少なくともインダクタンスを含み全体として誘導
性リアクタンスを呈する回路をランプ点灯初期にのみ接
続することを特徴とする。
他励式プッシュプルインバータ回路を備え、負荷回路と
並列に少なくともインダクタンスを含み全体として誘導
性リアクタンスを呈する回路をランプ点灯初期にのみ接
続することを特徴とする。
【0015】
【作用】本出願の請求項1記載の放電灯点灯装置は、前
述した手段を備えるので、安定次の数倍のランプ電流を
流すランプ点灯初期のスイッチング素子に流れる電流波
形は、誘導性リアクタンスを呈する負荷回路を流れる遅
相電流と、少なくともインダクタンスとキャパシタンス
を含み全体として容量性リアクタンスを呈する回路を流
れる進相電流が重畳し、電圧と電流の位相差のない波形
となるため、スイッチング損失の低減をはかることがで
き、変換効率の向上する。
述した手段を備えるので、安定次の数倍のランプ電流を
流すランプ点灯初期のスイッチング素子に流れる電流波
形は、誘導性リアクタンスを呈する負荷回路を流れる遅
相電流と、少なくともインダクタンスとキャパシタンス
を含み全体として容量性リアクタンスを呈する回路を流
れる進相電流が重畳し、電圧と電流の位相差のない波形
となるため、スイッチング損失の低減をはかることがで
き、変換効率の向上する。
【0016】また、本出願の請求項2記載の放電灯点灯
装置は、容量性リアクタンスを呈する負荷回路を流れる
進相電流と、少なくともインダクタンスを含み全体とし
て誘導性リアクタンスを呈する回路を流れる遅相電流を
重畳し、電圧と電流の位相差のない波形としている。
装置は、容量性リアクタンスを呈する負荷回路を流れる
進相電流と、少なくともインダクタンスを含み全体とし
て誘導性リアクタンスを呈する回路を流れる遅相電流を
重畳し、電圧と電流の位相差のない波形としている。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を
説明する。
説明する。
【0018】第1実施例
図1には本発明の第1実施例にかかる放電灯点灯装置の
回路構成が示されており、前記図7と対応する部分には
符号100を加えて示し説明を省略する。本発明におい
て特徴的なことは、誘導性リアクタンスを呈する負荷回
路に対し並列に、少なくともインダクタンスとキャパシ
タンスを含み全体として容量性リアクタンスを呈するイ
ンダクタンス及びコンデンサの直列回路をランプ点灯初
期にのみ負荷回路に接続したことである。
回路構成が示されており、前記図7と対応する部分には
符号100を加えて示し説明を省略する。本発明におい
て特徴的なことは、誘導性リアクタンスを呈する負荷回
路に対し並列に、少なくともインダクタンスとキャパシ
タンスを含み全体として容量性リアクタンスを呈するイ
ンダクタンス及びコンデンサの直列回路をランプ点灯初
期にのみ負荷回路に接続したことである。
【0019】このために本実施例においては、放電灯始
動用コンデンサ120と並列接続された放電灯122、
電流制限用のインダクタンス124及びコンデンサ12
6の直列負荷回路を誘導性リアクタンスを呈するように
し、この負荷回路と並列に容量性リアクタンスを呈する
インダクタンス152、コンデンサ154及びスイッチ
156を接続している。なお、スイッチ156は、ラン
プ点灯初期にのみONとなるリレー、或いは半導体スイ
ッチからなることが好適である。
動用コンデンサ120と並列接続された放電灯122、
電流制限用のインダクタンス124及びコンデンサ12
6の直列負荷回路を誘導性リアクタンスを呈するように
し、この負荷回路と並列に容量性リアクタンスを呈する
インダクタンス152、コンデンサ154及びスイッチ
156を接続している。なお、スイッチ156は、ラン
プ点灯初期にのみONとなるリレー、或いは半導体スイ
ッチからなることが好適である。
【0020】従って、本実施例にかかる放電灯点灯装置
によれば、ランプ点灯初期にスイッチング素子112,
114に印加される電圧波形は図2(A)に示すような
波形であり従来と変りないが、流れる電流波形は誘導性
リアクタンスによる電流波形(図2(B))と容量性リ
アクタンスによる電流波形(図2(C))とが重畳した
電流波形(図2(D))となり、スイッチング素子11
2,114のスイッチング損失が少なく、また電圧と電
流の位相差がないため変換効率を向上することができる
。
によれば、ランプ点灯初期にスイッチング素子112,
114に印加される電圧波形は図2(A)に示すような
波形であり従来と変りないが、流れる電流波形は誘導性
リアクタンスによる電流波形(図2(B))と容量性リ
アクタンスによる電流波形(図2(C))とが重畳した
電流波形(図2(D))となり、スイッチング素子11
2,114のスイッチング損失が少なく、また電圧と電
流の位相差がないため変換効率を向上することができる
。
【0021】第2実施例
図3には本発明の第2実施例にかかる放電灯点灯装置の
回路構成が示されている。
回路構成が示されている。
【0022】本実施例は、直流電源110と直列接続さ
れたコンデンサ158,160を有する他励式ハーフブ
リッジインバータ回路において、ランプ点灯初期に誘導
性リアクタンスを呈する負荷回路を流れる遅相電流と、
容量性リアクタンスを呈するインダクタンス152及び
コンデンサ154を流れる遅相電流を重畳させたもので
ある。
れたコンデンサ158,160を有する他励式ハーフブ
リッジインバータ回路において、ランプ点灯初期に誘導
性リアクタンスを呈する負荷回路を流れる遅相電流と、
容量性リアクタンスを呈するインダクタンス152及び
コンデンサ154を流れる遅相電流を重畳させたもので
ある。
【0023】第3実施例
図4(A)〜(C)には本発明の第3実施例にかかる放
電灯点灯装置の回路構成が示されている。
電灯点灯装置の回路構成が示されている。
【0024】本実施例は、他励式プッシュプルインバー
タ回路において、ランプ点灯初期に誘導性リアクタンス
を呈する負荷回路を流れる遅相電流と、トランス162
に対し並列接続されたインダクタンス152、コンデン
サ154、スイッチ156の直列回路からなり全体とし
て容量性リアクタンスを呈する回路を流れる遅相電流を
重畳させている(図4(A))。
タ回路において、ランプ点灯初期に誘導性リアクタンス
を呈する負荷回路を流れる遅相電流と、トランス162
に対し並列接続されたインダクタンス152、コンデン
サ154、スイッチ156の直列回路からなり全体とし
て容量性リアクタンスを呈する回路を流れる遅相電流を
重畳させている(図4(A))。
【0025】尚、全体として容量性リアクタンスを呈す
る回路として、トランス152の一次巻線に接続して容
量性リアクタンスを利用するもの(図4(B))、或い
はトランス152の二次巻線に接続して容量性リアクタ
ンスを利用するもの(図4(C))も好適である。
る回路として、トランス152の一次巻線に接続して容
量性リアクタンスを利用するもの(図4(B))、或い
はトランス152の二次巻線に接続して容量性リアクタ
ンスを利用するもの(図4(C))も好適である。
【0026】尚、本実施例において負荷回路が容量性リ
アクタンスを呈する場合、インダクタンス152、コン
デンサ154、スイッチ156の直列回路を誘導性リア
クタンスを呈するようにするのが好適である。
アクタンスを呈する場合、インダクタンス152、コン
デンサ154、スイッチ156の直列回路を誘導性リア
クタンスを呈するようにするのが好適である。
【0027】第4実施例
図5には本発明の第4実施例にかかるプッシュプルイン
バータ回路を用いた放電灯点灯装置の回路構成が示され
ている。
バータ回路を用いた放電灯点灯装置の回路構成が示され
ている。
【0028】本実施例においては、トランス162の一
次、二次又はその他の巻線にインダクタンス152と、
ランプ点灯初期にのみONになるリレーや半導体等から
なるスイッチ156の直列回路が接続されている。
次、二次又はその他の巻線にインダクタンス152と、
ランプ点灯初期にのみONになるリレーや半導体等から
なるスイッチ156の直列回路が接続されている。
【0029】従って、ランプ点灯初期にスイッチング素
子112,114に印加される電圧波形は、図6(A)
に示すような波形で従来と変らないが、流れる電流波形
は容量性リアクタンスを呈する負荷回路を流れる進相電
流(図6(B))と、トランス162を流れる遅相の励
磁電流(図6(C))と、インダクタンス154を流れ
る遅相電流(図6(D))が重畳した電流波形(図6(
E))となり、スイッチング素子112,114のスイ
ッチング損失が少なく、電圧と電流の位相差がないため
変換効率を良くすることができる。
子112,114に印加される電圧波形は、図6(A)
に示すような波形で従来と変らないが、流れる電流波形
は容量性リアクタンスを呈する負荷回路を流れる進相電
流(図6(B))と、トランス162を流れる遅相の励
磁電流(図6(C))と、インダクタンス154を流れ
る遅相電流(図6(D))が重畳した電流波形(図6(
E))となり、スイッチング素子112,114のスイ
ッチング損失が少なく、電圧と電流の位相差がないため
変換効率を良くすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本出願の請求項1記
載の放電灯点灯装置によれば、誘導性リアクタンスを有
する負荷回路と並列に、容量性リアクタンスを呈する回
路をランプ点灯初期に接続することで、スイッチング素
子に流れる電流は容量性リアクタンスを流れる遅相電流
と誘導性リアクタンスを流れる進相電流が重畳したもの
となり、電圧と電流の位相差のない波形となるため、変
換効率を良好とすることができる。
載の放電灯点灯装置によれば、誘導性リアクタンスを有
する負荷回路と並列に、容量性リアクタンスを呈する回
路をランプ点灯初期に接続することで、スイッチング素
子に流れる電流は容量性リアクタンスを流れる遅相電流
と誘導性リアクタンスを流れる進相電流が重畳したもの
となり、電圧と電流の位相差のない波形となるため、変
換効率を良好とすることができる。
【0031】また、請求項2記載の放電灯点灯装置によ
れば、ランプ点灯初期に容量性リアクタンスを呈する負
荷回路と並列に誘導性リアクタンスを呈する回路をラン
プ点灯初期に接続することで、スイッチング素子に流れ
る電流は、容量性リアクタンスを流れる進相電流と、ト
ランスの遅相の励磁電流と、インダクタンスを流れる遅
相電流が重畳し、電圧と電流の位相差のない波形となる
ため、スイッチング損失を低減し、変換効率を向上させ
ることができる。
れば、ランプ点灯初期に容量性リアクタンスを呈する負
荷回路と並列に誘導性リアクタンスを呈する回路をラン
プ点灯初期に接続することで、スイッチング素子に流れ
る電流は、容量性リアクタンスを流れる進相電流と、ト
ランスの遅相の励磁電流と、インダクタンスを流れる遅
相電流が重畳し、電圧と電流の位相差のない波形となる
ため、スイッチング損失を低減し、変換効率を向上させ
ることができる。
【図1】本発明の第1実施例にかかる放電灯点灯装置の
回路構成図である。
回路構成図である。
【図2】本発明の第1実施例にかかる放電灯点灯装置の
電圧、電流波形図である。
電圧、電流波形図である。
【図3】本発明の第2実施例かかる放電灯点灯装置の回
路構成図である。
路構成図である。
【図4】本発明の第3実施例にかかる放電灯点灯装置の
回路構成図である。
回路構成図である。
【図5】本発明の第4実施例にかかる放電灯点灯装置の
回路構成図である。
回路構成図である。
【図6】本発明の第4実施例にかかる放電灯点灯装置の
電圧、電流波形図である。
電圧、電流波形図である。
【図7】従来の放電灯点灯装置の回路構成図である。
【図8】従来の放電灯点灯装置の電圧、電流波形図であ
る。
る。
【図9】従来の他の放電灯点灯装置の回路構成図である
。
。
【図10】図9に示した放電灯点灯装置の電圧、電流波
形図である。
形図である。
【図11】図9に示した放電灯点灯装置の点灯時の電圧
、電流波形図である。
、電流波形図である。
12,14,112,114 スイッチング素子15
2 インダクタンス 154 コンデンサ 156 スイッチ 162 トランス
2 インダクタンス 154 コンデンサ 156 スイッチ 162 トランス
Claims (2)
- 【請求項1】 直流電源に接続されたスイッチング素
子、及び該スイッチング素子に逆接続されたダイオード
を有する他励式インバータ回路と、放電灯始動用コンデ
ンサを並列接続した放電灯、インダクタンス及びコンデ
ンサの直列負荷回路と、を備える放電灯点灯装置におい
て、前記負荷回路と並列に少なくともインダクタンスと
キャパシタンスを含み全体として容量性リアクタンスを
呈する回路をランプ点灯初期に接続することを特徴とす
る放電灯点灯装置。 - 【請求項2】 直流電源に接続されたスイッチング素
子、該スイッチング素子に逆接続されたダイオード、及
びトランスを有する他励式プッシュプルインバータ回路
と、放電灯始動用コンデンサを並列接続した放電灯、イ
ンダクタンス及びコンデンサの直列負荷回路と、を備え
る放電灯点灯装置において、前記負荷回路と並列に少な
くともインダクタンスを含み全体として誘導性リアクタ
ンスを呈する回路をランプ点灯初期に接続することを特
徴とする放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3124568A JPH04329298A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3124568A JPH04329298A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 放電灯点灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04329298A true JPH04329298A (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=14888704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3124568A Pending JPH04329298A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04329298A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013509691A (ja) * | 2009-11-02 | 2013-03-14 | ジェネシス システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | ランプ用電子バラスト回路 |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3124568A patent/JPH04329298A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013509691A (ja) * | 2009-11-02 | 2013-03-14 | ジェネシス システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | ランプ用電子バラスト回路 |
US8947009B2 (en) | 2009-11-02 | 2015-02-03 | Genesys Global, LLC | Electronic ballast circuit for lamps |
US9338857B2 (en) | 2009-11-02 | 2016-05-10 | Genesys Global Llc | Electronic ballast circuit for lamps |
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