JPH0432843A - 熱定着装置 - Google Patents

熱定着装置

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JPH0432843A
JPH0432843A JP13924190A JP13924190A JPH0432843A JP H0432843 A JPH0432843 A JP H0432843A JP 13924190 A JP13924190 A JP 13924190A JP 13924190 A JP13924190 A JP 13924190A JP H0432843 A JPH0432843 A JP H0432843A
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JP
Japan
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belt
roller
paper
heat
temperature
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JP13924190A
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Osamu Takagi
修 高木
Takashi Tomizawa
孝 富澤
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2025Heating belt the fixing nip having a rotating belt support member opposing a pressure member
    • G03G2215/2032Heating belt the fixing nip having a rotating belt support member opposing a pressure member the belt further entrained around additional rotating belt support members

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 細には、例えば、米国特許第4399209号明細書の
感光感圧紙対応の顕色紙の発色と光沢りシに好適な熱定
着装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種のベルト式熱定着装置として、第4図に示
すものがある。この装置では、ヒートローラ72と張設
ローラ77の間で、ベルト76は周回するように掛装さ
れている。ヒートローラ72はヒータ74によって加熱
されており、温度検知センサ75により常にヒートロー
ラ72の温度を検知して、図示しない温度制御回路によ
りヒートローラ72の温度を一定に保つようにヒータ7
4が制御されている。ニップローラ73は図示しない加
圧バネによりヒートローラ72にベルト76を介して一
定のカで押し当てられている。
上記米国特許第4399209号明細書に示される所定
の画像処理により得られた顕色紙が、この熱定着装置の
入口シュート71に導かれて、ベルト76とニップロー
ラ73により、加熱(120°C〜1800C)及び加
圧され、顕色剤面がベルト76に密着して、顕色紙がベ
ルト表面に粘着する。ベルト76は冷却区間78におい
て自然に放熱冷却される。顕色紙に塗布されているバイ
ンダーポリマー(結着樹脂)は熱溶融後、冷却されるこ
とによって粘度が高くなり、顕色紙がベルト表面から剥
がれ易くなる。顕色剤表面が十分に冷却された時点(9
06C〜100°C)で顕色紙は張設ローラ77の部分
に到達すると顕色紙自身の有する弾性によってベルト7
6から曲率分離される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来装置において、顕色剤表面が十
分に冷却されないまま顕色紙が張設ローラ77の部分に
到達すると、顕色紙がベルト76から分離しなかったり
、仮に分離しても顕色剤がベルト76に転写する問題が
ある。
そこで、顕色剤表面の冷却効果を上げるために、前記ベ
ルト冷却区間78に冷却ファン等を設けてベルト76を
積極的に冷却することが考えられる。
しかし、冷却ファン79により積極的に冷却する必要が
あるのは、顕色紙の熱定着処理中であり、しかも張設ロ
ーラ77部分におけるベルト76の表面温度が100℃
を超えた時や、ヒートローラ72の設定温度を下げる動
作中のみである。逆に、これ以外の時に訳もなく冷却フ
ァンを動作させると、熱効率を悪くすることになる。そ
ればかりが、ウオームアツプ時やヒートローラの設定温
度を上げるといった操作中に冷却ファンを機能させると
、それぞれの操作速度をむやみに遅らせてしまうといっ
た問題があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、ベルトの温度や、ウオームアツプ時などを総
合的に判断してベルトの冷却装置を制御することにより
、熱効率の点で無駄なく、且つ熱定着装置が必要とされ
ている動作を速やかに行なうことにある。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明は、ヒートローラと、
張設用ローラと、これらに掛装されたベルトと、前記ヒ
ートローラに前記ベルトを介して圧接するニップローラ
を備え、前記ベルトの回転によりシートを搬送させなが
ら加熱するようにした熱定着装置において、前記ヒート
ローラと張設用ローラに位置するベルトの一部に対向配
置された冷却手段と、その冷却手段を駆動・停止制御す
る制御手段とを備えている。
上記熱定着装置は、さらに前記制御手段がベルトの温度
を検出する温度センサを有し、温度センサの検出温度に
基づいて前記冷却手段を制御することが望ましい。ある
いは、ウオームアツプ時に冷却手段の動作を停止するこ
とが望ましい。
[作用コ 上記の構成を有する本考案の熱定着装置ではベルト温度
に基づいて、あるいはウオームアツプ時なとにおいて冷
却装置を制御するため、熱効率の点で無駄かなく、且つ
必要とされている動作を速やかにおこなう。
[実施例] 以下、本発明を複写機として具体化した一実施例を図面
を参照して説明する。
本実施例の感光感圧複写機1では、感光感圧紙(以下マ
イクロカプセル紙と称す)12と顕色紙28とからなる
感光紙が使用されている。
尚、本実施例に使用されているマイクロカプセル紙12
の支持体の表面にはマイクロカプセルが塗布されており
、そのマイクロカプセル内には後述する顕色剤と反応す
る染料前駆体等が包含されている。前期顕色紙28の表
面には、顕色剤が塗布されており染料前駆体と反応する
ことで発色するか、その詳細は米国特許第439920
9号明細書等に記載されており、本発明に直接的には関
係がなので、説明を省略する。
第3図に示すように、複写機1の上部には原稿台ガラス
2及び原稿台カバー3が配設され、この原稿台ガラス2
の上には所望の原稿4か伏せられて原稿台カバー3が閉
じられる。
複写機1の上部における原稿台ガラス2の下方には、ハ
ロゲンランプ5a及びリフレクタ5b。
5c、反射ミラー8などを備えた光源部5が、原稿台ガ
ラス2と平行に架設された軸13に沿って往復移動可能
に配設されている。その光源部5は、原稿台ガラス2に
向けて前記移動方向に直行する方向のライン上に光を照
射する。照射された光は透明な原稿台ガラス2を通過し
て、この上に置かれた原稿4により下方へ反射される。
前記原稿台ガラス2の下方には、前記光源部5と別体に
移動可能に反射ミラー9a、9bを備えるミラ一部9が
配設され、原稿4から反射された光は、反射ミラー8.
9a、9bの順番に反射され、前記光源部5の移動方向
と平行となるように導かれる。
原稿台ガラス2の下方には、通常固定されている投影レ
ンズ7、複写画像の色調を調整するためのフィルタ6が
配設されており、反射ミラー9bにより反射された光は
、投影レンズ7に入射する。
前記レンズ7により投影された光は、反射ミラー群10
 a、 10 bにより反射される。
前記反射ミラー10bの右方には、前記マイクロカプセ
ル紙12を露光するための露光台11が配設され、反射
ミラー10bと露光台11との間には光路を切り換える
反射ミラー10cが配設されている。露光台11に沿っ
て配設されたマイクロカプセル紙には原稿4上の画像情
報が結像される。
また、反射ミラー10a、10bは、通常は所定の位置
にあるが、マイクロカプセル紙12上に形成する潜像の
大きさを拡大・縮小する際に設定される投影倍率mの変
更に従って光路長を変えるために、軸13の軸線方向に
一体となって移動可能な構成となっている。
一方、本複写機1の中央には、機体に対して取り外し可
能なカートリッジ15が配設され、長尺上のマイクロカ
プセル紙12は、カートリッジ軸14に巻かれた状態で
カートリッジ15に収容されている。カートリッジ15
が機体内の所定位置にセットされている状態で、マイク
ロカプセル紙12の先端部は前記露光台11に向がって
引き出される。前記露光台11の下方には送りローラ1
9、テンション調整用のダンサ−ローラ21が配設され
ている。そのダンサ−ローラ21の右方には、大径ロー
ラ22aとバックアップローラ22bを備える圧力現像
装置22が配設されている。
その圧力現像装置22の右方には、後述するように密着
されたマイクロカプセル紙12と顕色紙28と分離する
ための分離ローラ23が配設されている。前記分離ロー
ラ23と前記カートリッジ15との間には、マイクロカ
プセル紙12を嵌装・保持する巻取り軸24が配設され
ている。カートリッジ15の上部から出たマイクロカプ
セル紙12は、送りローラー19に導かれて、露光台1
1の上方を通った後、ダンサ−ローラ21、圧力現像装
置22を通過し、さらに分離ローラ23に導かれた後、
巻取り軸24に巻取られる。尚、カートリッジ15を出
た後の未露光なマイクロカプセル紙12は、遮光カバー
により未露光状態が保持される。
前記圧力現像装置22の下方には、顕色紙28を収容し
た給紙カセット29が装着される。その給紙カセット2
9の上方には、負圧吸引を用いて紙を吸着する吸盤式の
給紙機構30が配設されており、顕色紙28は給紙機構
30により給紙カセット29から一枚ずつ取り出される
。給紙機構30と圧力現像装置22との間には、送りガ
イド31d、送りローラ31a、81b、31cが配設
されており、顕色紙28は送りローラ31a、31b%
31C,送りガイド31dにより搬送されて圧力現像装
置22に搬入される。
前記圧力現像装置22の右方には熱定着装置32か配設
されており、熱定着装置32の右方には画像が形成され
た顕色紙28を収納する排紙トレー33が配設されてい
る。
また、本複写機には、マイクロカプセル紙12を、装置
内の所定の搬送経路に自動的にセットするためのオート
ローディング機能を有している。
これは、マイクロカプセル紙12の先端部に張り付けで
あるリーダーフィルム部を、目動的に装置内に引き出し
た上で、装置内を搬送し、巻取り軸24に巻付ける機能
である。これにより、リーダ−フィルム部18に続くマ
イクロカプセル紙12も、巻取り軸24に巻取られ、装
置内へのセットも完了する。このオートローディングの
ため、リーダーフィルム部の引き出し用として、ローラ
19とカートリッジ15との間の半月ローラ17が配設
されている。また、巻取り軸24への誘導用として分離
シュート27が回動可能に取り付けられている。巻取り
軸24の周囲にはリーダーフィルムを巻付けるために上
巻取りガイド25と下巻取りガイド26が配設されてい
る。
次に、前記熱定着装置32について詳細に説明する。
第1図に示すように、ヒートローラ40は前記顕色紙2
8の搬送経路の上方において一水平軸線の回りで回転可
能に支持され、その内部にはハロゲンランプ等よりなる
ヒータ41が設けられている。ヒートローラ40の近傍
にはサーミスタ42が配置され、このサーミスタ42の
制御のもとでヒータ41の加熱よって、ヒートローラ4
0の表面温度が150°C程度に保持される。
張設用ローラ43は顕色紙28の搬送経路の上方におい
てヒートローラ40と平行な軸線の周りで回転可能に支
持され、両ローラ40.43間には無端状のベルト44
が掛装されている。そして、図示しない駆動モータによ
り歯車機構等を介してヒートローラ40が第1図の反時
計方向に回転された時、ベルト44が同方向に回転され
て、顕色紙28の搬送が行なわれる。
そして、ニップローラ45がヒートローラ40の外周下
面に図示しないバネで圧接されて、ベルト44の一部に
所定のニップ圧が付与されている。
さらに、ヒートローラ40と張設用ローラ43との間に
位置するベルト44の下方には、該ベルト44と対向す
るベルト冷却用の冷却ファン46が設置されている。こ
の冷却ファン46によりベルト44とシートの張設用ロ
ーラ43部における分離時の温度を積極的に下げること
ができる。
また、張設用ローラ43の外周下面には温度センサ47
が設置されこの部分を通過するベルト44の表面温度を
検知する。
尚、前記ベルト44の材質としては、シリコンゴム単体
の他ステンレスやニッケル等の金属、あるいはポリイミ
ドやPPS等の耐熱性樹脂のベースフィルム上にシリコ
ンゴムのコーティングを施したもの等を列挙することが
できる。
次に、本複写機1の動作について説明する。
カートリッジ15が複写機1にセットされると、オート
ローディングを開始する。
半月ローラ17は、オートローディング開始時のみ、搬
送方向に1回から数回回転し、リーダーフィルム部18
をローラ20まで送り出す。その後は停止し、以後の搬
送はローラ20の駆動により行なわれる。
上巻取りガイド25、下巻取りガイド26、分離シュー
ト27は、−点鎖線で示す位置に回動し、マイクロカプ
セル紙12の先端部に張り付けられたリーダーフィルム
部18は巻取り軸24に巻付けるオートローデングが終
了すると、上巻取りガイド25、下巻取りガイド26、
分離シュート27か実線で示す位置に戻りコピー可能と
なる。
後述するフロントパネル6oに設けられているコピース
タートキー(図示しない)が押下されると、ハロゲンラ
ンプ5aが点灯され、上記反射ミラー8、ハロゲンラン
プ5aはマイクロカプセル紙12の搬送速度をv1投影
倍率をmとすると、移動速度1/mVで移動し、反射ミ
ラー9a19bは移動速度1/2mVで移動し原稿走査
を開始する。
マイクロカプセル紙12の搬送速度はミラー群8.9a
、9bの移動速度と上述のように同期させであるため、
露光台11を通過する際のマイクロカプセル紙12には
原稿4の所定ラインの潜像が順次形成される。尚、上記
所定の速度比は、倍率の設定に基づき、予め定めである
潜像が形成されたマイクロカプセル紙12は搬送され、
給紙カセット29の最上位の顕色紙28は給紙機構30
.送りローラ31a、31b、310等により搬送され
る。
圧力現像装置22にはマイクロカプセル紙12と顕色紙
28とが密着して一体となった状態で供給され、マイク
ロカプセル紙12の潜像が形成されたマイクロカプセル
面と顕色紙28の顕色剤塗布面とが、内側で接触する状
態で一体となって大径ローラ22aとバックアップロー
ラ22bに挟み込まれ圧力が加えられる。この圧力によ
り未露光のマイクロカプセル紙が破壊され、顕色紙28
上に画像が形成される。
圧力現像装置22から出たマイクロカプセル紙12と顕
色紙28とは、分離ローラ23にて分離された後、顕色
紙28は熱定着装置32により発色を促進され、光沢を
持つ画像が形成された後、排紙ローラ32bにより排紙
トレイ33に搬出される。尚、分離されたマイクロカプ
セル紙12は分離ローラ23eを経て巻き取り軸24に
巻き取られる。
次に、前記熱定着装置32の動作について説明する。
電源投入直後から、複写機1が複写動作可能な状態とな
るまでウオームアツプ動作、即ち、ヒートローラ40を
所定の温度まで加熱するためにヒータ41が通電される
。このウオームアツプ動作が完了した状態では、ヒート
ローラ40が150℃程度に保たれて回転駆動されてお
り、ニップローラ45もベルト44も適度な温度に保た
れている。この状態で表面に画像が形成された顕色紙2
8が熱定着装置に挿入されると、ベルト44に圧接され
ながら、ヒータ41の熱によりヒートローラ40及びベ
ルト44を介して加熱され、顕色紙28上の顕色剤が溶
融される。
そのため、顕色紙28はベルト44の下側走行部に貼り
付き、そのベルト44の回転に伴って搬送されながら加
熱定着される。そして、この顕色紙28が張設用ローラ
43と対応する位置まで搬送される間に、ベルト44及
び顕色紙28が充分冷却されれば、その顕色紙28は張
設用ローラ43の曲率によってベルト44より分離する
しかし、前記顕色紙28とベルト44の分離の温度が充
分に下げられていない場合、両者は分離せずに貼り付い
たまま回り続けるか、あるいは分離しても顕色紙28上
の顕色剤がベルト44に付着してしまったり(オフセッ
ト現象)、また画像面に顕色紙28の搬送方向と直行す
る方向に縞模様が何本も現われたりする。いずれの場合
も顕色剤の粘度が充分に上がっていないことが大きく起
因している。顕色紙28とベルト44の分離が確実に行
なわれる分離温度は、ベルト44の材質や、処理する顕
色紙の種類によっても若干界なるか略1000C前後で
ある。
そこで、このベルト44と顕色紙28の分離温度が10
0℃を超えないように設置されているのが冷却ファン4
6であり、第1図に示すようにベルト44の下面を空冷
する役割を果たす。
しかし、この冷却ファン46を常に作動させておくこと
は好ましいことではない。なぜならば、わざわざ冷却フ
ァン46で強制冷却させなくても分離温度が100℃を
超えていない時がある。この場合、冷却ファン46は単
にベルト44の熱を空気中に発散させているのみであり
、熱効率の点で悪い。冷却ファン46を作動させていな
い時の分離温度が決まる要因としてはヒートローラ40
の温度設定、ベルト44の回転スピード、環境温度等が
ある。
他に冷却ファン46を作動させない方がよい場合として
ウオームアツプ動作時や熱定着処理を行なっていない時
である。
ウオームアツプ動作時に冷却ファン46を作動させれば
ウオームアツプ時間が長くなって1.まうだけであるし
、熱定着処理を行なっていないとき冷却ファン46作動
させることはやはり熱効率の点で悪い。
ただし、熱定着処理を行なっていない時にも冷却ファン
46を作動させたほうが良い場合もある。
それはヒートローラ40の温度設定を低温側に下げる場
合であり、冷却ファン46でベルト44を強制冷却して
やることにより速やかにヒートローラ40の温度を下げ
ることができる。
以上述べてきたように冷却ファン46を作動させるべき
か否かという決定は、熱定着装置がおかれた状況(ウオ
ームアツプ時、待機時、ヒートローラの温度設定変更時
、熱定着処理時)とまた熱定着処理時においても分離温
度が100℃を超えているかどうかを検知した上で総合
的に判断する必要がある。
第2図は冷却ファン46を含む熱定着装置32の制御機
構を示すブロック図である。制御装置50はCPU、R
OM、RAM等から構成サレルー般的なものである。制
御装置50は、フロントパネル60、サーミスタ42、
圧力現像装置22等から信号を受け、状況判断制御部5
1にて熱定着装置32がおかれた状況(ウオームアツプ
時、待機時、熱定着処理時など)を判断しヒートローラ
駆動用モータ61、ヒータ41.冷却ファン46を制御
する。前記状況判断制御部51は、ウオームアツプ部5
2、ヒートローラ温度設定アップ部53、ヒートローラ
温度設定タウン部54、特機部55、熱定着処理部56
、を備えている。熱定着処理部56は温度決定部57、
温度チェク部58を介して冷却ファン46に接続されて
いる。温度決定部57には、判別センサ62とフロント
パネル60とが接続されている。また、温度チェク部5
8には温度センサー47が接続されている。
電源投入直後からヒートローラ40の温度が設定値に達
していないとき(即ちウオームアツプ動作時)、ウオー
ムアツプ部52がヒータ41、モータ61に通電してウ
オームアツプ動作させるが、冷却ファン46を停止させ
ておく。また、電源は投入されているが複写動作を行っ
ていない待機中である場合も、特機部55が同様に冷却
ファン46を停止させおく。
ただし、待機中であっても、フロントパネル60からの
指令によりヒータ41の設定温度を下げる場合、ヒート
ローラ温度設定ダウン部54が冷却ファン46を駆動さ
せて、ベルト44を強制冷却する。このことによりヒー
トローラ40の温度を速やかに下げることができる。
逆に、ヒータ41の設定温度を上げる場合、ヒートロー
ラ温度設定アップ部53あ冷却ファン46を停止させる
圧力現像された顕色紙28を熱定着処理する時に、熱定
着処理部56はまず温度決定部57において処理しよう
とする顕色紙28の種類に応じて分離時の温度を設定さ
せる。これは、処理する顕色紙28の顕色剤が塗布され
ている基材の種類によって分離時の温度許容値がわずか
ずつ異なるためである。顕色紙28の種類は判別センサ
62やフロントパネル60からの指令により認知する。
この温度決定部57により分離時の温度か決定され、前
記分離時の温度を測定している温度センサ47からの信
号を温度チエツク部58で受けて、分離時温度が温度決
定部57により決定された温度を超えてはいないかチエ
ツクする。ここで温度センサ47により測定された温度
が前記決定された温度を超えていれば冷却ファン46を
作動させるし、超えていなければ冷却ファン46を停止
させておく。もちろん、熱定着処理中は常に分離時温度
を検知していて、許容温度を超えそうになれば直ちに冷
却ファン46を作動させる。
なお、この発明は前記実施冷の構成に限定されるもので
はなく、この発明の主旨から逸脱しない範囲で変更して
具体化することも可能である。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、ベルトのための冷却装置とその冷却装置の動作を停動
制御する制御装置を備え、ベルトの温度や熱定着装置が
おかれた状況をふまえて冷却装置を制御することにより
熱効率の点で無駄なくかつ、ウオームアツプ等の必要と
されている動作を速やかにおこなうことかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは本発明を具体化した一実施例を
示し、第1図は本発明を具体化した熱定着装置の一実施
例を示す断面図、第2図は熱定着装置の制御構成を示す
ブロック図、第3図は本発明を具体化した熱定着装置を
利用した複写機の概略構成図、第4図は従来の熱定着装
置を示す断面図である。 図中、28は顕色紙、40はヒートローラ、43は張設
用ローラ、44はベルト、45はニップローラ、46は
冷却ファン、47は温度センサ、50は制御装置である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒートローラと、張設用ローラと、両ローラに掛装
    されたベルトと、前記ヒートローラに前記ベルトを介し
    て圧接するニップローラとを備え、前記ベルトの回転に
    よりシートを搬送させながら加熱するようにした熱定着
    装置において、 前記ヒートローラと張設用ローラとの間に位置するベル
    トの一部に対向配置された冷却手段と、その冷却手段を
    駆動・停止制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る熱定着装置。 2、前記制御手段は、前記ベルトの温度を検出する温度
    センサを有し、その温度センサの検出温度に基づいて前
    記冷却手段を制御することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の熱定着装置。 3、前記制御手段は、ウォームアップ時に前記冷却手段
    の駆動を停止することを特徴する特許請求の範囲第1項
    に記載の熱定着装置。
JP13924190A 1990-05-29 1990-05-29 熱定着装置 Pending JPH0432843A (ja)

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JP13924190A JPH0432843A (ja) 1990-05-29 1990-05-29 熱定着装置

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JP13924190A JPH0432843A (ja) 1990-05-29 1990-05-29 熱定着装置

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JP13924190A Pending JPH0432843A (ja) 1990-05-29 1990-05-29 熱定着装置

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JP (1) JPH0432843A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5250998A (en) * 1991-02-28 1993-10-05 Konica Corporation Fixing apparatus having two nip regions

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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