JPH04328368A - 磁気ディスク装置のデータ面サーボ信号検出感度の補正方式 - Google Patents

磁気ディスク装置のデータ面サーボ信号検出感度の補正方式

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JPH04328368A
JPH04328368A JP3098506A JP9850691A JPH04328368A JP H04328368 A JPH04328368 A JP H04328368A JP 3098506 A JP3098506 A JP 3098506A JP 9850691 A JP9850691 A JP 9850691A JP H04328368 A JPH04328368 A JP H04328368A
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晃之 成田
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーボディスクのサー
ボ情報に基づくヘッド位置制御に加えデータ面に書かれ
たサーボ情報を使用してヘッドのオフセットを補正する
磁気ディスク装置に関し、特に、データ面に書かれたサ
ーボ情報を読取ってオフセットを検出する際の信号感度
を適切に補正する磁気ディスク装置のデータ面サーボ信
号検出感度の補正方式に関する。
【0002】磁気ディスク装置の記憶容量を増大させる
ためには、ディスクエレメントに装備するディスク媒体
の枚数の増加、ヘッド本数の増加、トラック密度の増加
が必要となっている。しかし、記憶媒体の積層やトラッ
ク密度を上げることは、装置の使用環境、特に環境温度
が低温から高温又は逆に変化した場合、サーボ面のサー
ボ情報によりオントラック制御されるデータ面のデータ
ヘッドがオフトラックし易くなり、データが読み出せな
くなる。
【0003】このような環境温度の変化に伴うデータヘ
ッドのオフトラックを防止するため、ディスク面に書か
れているサーボ情報を読取ってオントラック位置に対す
るデータヘッドのオフセット(オフトラック量)を予め
定めた時間周期毎に求める。そしてリード又はライトの
アクセス時には、選択したデータヘッドのオフセットを
除去する方向にヘッドをずらすオフセット補正動作を行
う。
【0004】これにより、環境温度の変化によりサーボ
面とデータ面との間に位置ずれを起しても、データヘッ
ドをオントラック位置に制御することができる。しかし
、データ面に書かれたサーボ情報を読取る際の信号感度
は、ヘッドクリアランス、アンプ特性により様々であり
、一定の感度の比例係数を使用したのでは、正確なオフ
トラックの検出ができず、この点の改善が望まれる。
【0005】
【従来の技術】従来の磁気ディスク装置のデータ面のサ
ーボ情報は、図9に示すようになっている。図9におい
て、データ面上の任意のトラックを見ると、データヘッ
ド2のオントラック位置よりアウタ側にX[μm]ずら
した部分に、ある周波数、例えば書込み最高周波数の信
号でなる第1のサーボ情報Aを書込み、続いてオントラ
ック位置よりインナ側にX[μm]ずらした部分に、同
様に第2のサーボ情報Bを書込む。
【0006】このデータ面のサーボ情報の書込方式とし
ては、図10のように、データ面8の特定のトラック9
に書く場合と、図11に示すように、データ面8の全セ
クタの空きスペースに書く場合とがある。データヘッド
2がオントラックしているときには、図12(a)に示
すように、サーボ情報Aとサーボ情報Bが均一に読出さ
れるので、データヘッド2から出力される読取信号VA
 ,VB は同じになる。
【0007】図12(b)に示すように、データヘッド
2がアウタ側にY[μm]だけオフトラックした場合に
は、サーボ情報Aがサーボ情報Bより多く読出されるの
で、読取信号VA が読取信号VB より大きくなる。 また図12(c)に示すように、データヘッド2がイン
ナ側にY[μm]だけオフトラックした場合には、サー
ボ情報Bがサーボ情報Aより多く読出されるので、読取
信号VB が読取信号VA より大きくなる。
【0008】サーボ制御用のプロセッサは、データヘッ
ド2から得られた読取信号VA とVB の差信号(V
A −VB )を読取ってオフセット量を判断している
。このときのオフセット量と読取差信号(VA −VB
 )との関係は、図13の実線に示すように、一定の比
例係数をもっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところがデータヘッド
2は、ヘッドの浮上量、ヘッドコア幅のばらつき、及び
周速度によってヘッド出力が変化する。そのためオフセ
ット量とサーボ情報の読取差信号(VA −VB )と
の関係は、全てのデータヘッドにつき一定の比例係数と
はならず、データヘッドによっては図13の一点鎖線に
しめすように比例係数の小さい感度の悪いヘッドもある
【0010】このため従来の全てのデータヘッドの出力
特性に関する比例係数を一定としていた場合には、正確
なオフセット補正ができないといった問題を生じている
。この問題は、図14のように、サーボ情報A,Bの前
にAGC領域10を設けることで解決できる。即ち、図
15に示すように、AGC領域10でヘッド出力を一定
にするようにアンプゲインを決め、このアンプゲインを
保持してサーボ情報AとBの読取信号を増幅することで
、ヘッド出力が変化しても常に同じオフセットであれば
サーボ情報A,Bの読取差信号(VA −VB )を一
定にすることができる。
【0011】しかし、AGC領域10を設けた場合にも
アンプゲインのばらつきや、ヘッドの書き広がりや読み
広がりの違いによってオフセット量とサーボ情報A,B
の読取差信号(VA −VB )の関係は、一定の比例
定数とならずにバラツキをもつことになり、依然として
正確なオフセット補正ができないという問題がある。本
発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもの
で、ヘッド出力にばらつきがあってもデータ面のサーボ
情報からオフセット量を正確に検出できる磁気ディスク
装置のデータ面サーボ信号検出感度の補正方式を提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、オントラック位置よりアウタ
側に一定のオフセット量でオフセットした第1のサーボ
情報Aとオントラック位置によりインナ側に一定のオフ
セット量でオフセットした第2のサーボ情報Bを記録し
たディスク媒体1と、データヘッド2によりディスク媒
体1の第1及び第2のサーボ情報A,Bを読取り、読取
信号VA ,VB の差信号(VA −VB )にヘッ
ド感度を示す比例係数Kを乗算してヘッドのオフセット
量を検出し、オフセット記憶部4にデータヘッド毎に記
憶するオフセット検出手段3と、ディスク媒体1のリー
ド又はライト時に選択したデータヘッド2に対応するオ
フセット記憶部4に記憶されたオフセット量を除去する
ようにヘッド位置を補正するオフセット補正部5とを備
えた磁気ディスク装置を対象とする。
【0013】このような磁気ディスク装置を対象とした
本発明のデータ面サーボ信号検出感度の補正方式にあっ
ては、オフセット検出部3に、オフセット検出時に、デ
ータヘッド2をオントラック位置よりアウタ側に一定量
X1だけオフセットして第1及び第2のサーボ情報A,
Bの読取信号VA ,VB の差信号V1を検出すると
共に、データヘッド2をオントラック位置よりインナ側
に一定量X2だけオフセットして第1及び第2のサーボ
情報の読取り信号VA ,VB の差信号V2を検出し
、この差信号V1,V2に基づいて比例係数Kを算出す
る感度検出部6を設けたことを特徴とする。
【0014】ここで感度検出部6は、アウタ側への移動
量をX1、インナ側への移動量をX2、移動量X1での
第1及び第2のサーボ情報A,Bの読取差信号をV1、
更に、移動量X2での第1及び第2のサーボ情報A,B
の読取差信号をV2とした時、比例係数KをK=(X1
−X2)/(V1−V2) として算出する。
【0015】また感度検出部6は、検出した比例係数K
をデータヘッド毎に感度記憶部7に記憶する。更に、感
度検出部6は、比例係数Kを検出した後に、データヘッ
ド2のオントラック位置で第1及び第2のサーボ情報A
,Bを読取って読取差信号(VA −VB )を求め、
この差信号(VA −VB )に比例係数(K)を乗算
して求めたオフセット量をオフセット記憶部4に記憶す
る。
【0016】更にまた、オフセット検出時に、サーボデ
ィスクから読取ったサーボ情報に基づいてオフセット検
出を行うデータヘッド2をオントラック制御した状態で
、オフセット検出のためのヘッド移動を行う。
【0017】
【作用】このような構成を備えた本発明による磁気ディ
スク装置のデータ面サーボ信号検出感度の補正方式によ
れば、データヘッド毎に少くとも2回、ヘッド位置を強
制的にずらしてサーボ情報A,Bの読取差信号V1,V
2を求め、実際のヘッド出力から求めた比例係数(感度
)を使用してオフセット量をデータヘッド毎に求めてい
るため、データヘッドの出力にばらつきがあってもヘッ
ド固有の比例係数が設定され、正確なオフセット量の検
出ができ、リード又はライト時に温度環境の変化があっ
てもデータヘッドを正確にオントラックさせるオフセッ
ト補正ができる。
【0018】
【実施例】図2は本発明の磁気ディスク装置の全体構成
を示した実施例構成図である。図2において、磁気ディ
スク装置はディスクコントロール装置12とディスクド
ライブ装置30に大別される。ディスクコントロール装
置12内には全体的な制御を集中して行う制御プロセッ
サ部14が設けられる。
【0019】制御プロセッサ部14に対しては、内部バ
ス28を介して上位とのインタフェース部16、ディス
クドライブ装置30に対するドライブインタフェース部
18、シリアル/パラレル変換部20、データ転送バッ
ファ部24及びシステムストレージ部26が接続される
。ドライブインタフェース部18は制御プロセッサ部1
4からの制御コマンドをディスクドライブ装置30に伝
える。
【0020】シリアル/パラレル変換部20はデータ変
復調部22を介してディスクドライブ装置30との間で
ライトデータまたはリードデータのやり取りを行う。こ
のシリアル/パラレル変換部20とデータ変復調部22
は通常、VFO部を構成する。ライトデータまたはリー
ドデータは一旦、データ転送用バッファ24に格納され
た後に、ディスクドライブ装置30又は上位CPUに転
送される。
【0021】ディスクドライブ装置30にはドライブ回
路部32が設けられ、スピンドルモータ(SP)38に
より記憶媒体としての複数枚の磁気ディスク1を一定速
度で回転しており、磁気ディスク1に対しては、ボイス
コイルモータ(VCM)36によりトラックを横切る方
向に移動するヘッドが設けられる。ここで複数のヘッド
の内、一番上のヘッドはサーボヘッド34であり、残り
のヘッドがデータヘッド2−1〜2−nである。
【0022】サーボヘッド2が読取る磁気ディスク1は
サーボディスクであり、サーボ面の全シリンダ位置(全
トラック位置)にサーボ情報が記録されている。データ
ヘッド2−1〜2−nが書込又は読出を行う磁気ディス
ク1はデータディスクであり、データ面には例えば図1
0又は図11に示したように、サーボ情報が記録され、
このデータ面サーボ情報は図9に示したように、データ
ヘッド2のオントラック位置よりアウタ側にX[μm]
ずらした部分に、ある周波数、例えば書込最高周波数の
信号でなる第1のサーボ情報Aを書込み、続いてオント
ラック位置よりインナ側にX[μm]ずらした部分に、
同様に第2のサーボ情報Bを書込んでいる。
【0023】図3は図2のディスクドライブ装置30の
一実施例を示した実施例構成図である。図3において、
ディスクドライブ装置30は主制御部としてマイクロプ
ロセッサ(MPU)40を備える。ディスクエンクロー
ジャ(DE)56にはボイスコイルモータ36により駆
動されるヘッドアクチュエータ60が設けられ、ヘッド
アクチュエータ60にサーボヘッド34及び複数のデー
タヘッド2−1〜2−nが装着されている。
【0024】サーボヘッド34で読取られたサーボ信号
はサーボ復調回路42で復調されて2つの位置信号PO
SN、POSQに変換され、変換回路44でスライス処
理を受けて相変換パルス及びトラッククロッシングパル
スに変換され、マイクロプロセッサ40に与えられる。 マイクロプロセッサ40にはプログラム制御により実現
される位置検出部46、加算点48及びサーボ補償部5
0でなるサーボ処理部が設けられる。
【0025】即ち、シーク動作が終了した後のオントラ
ック制御では、位置検出部46から得られた位置信号が
常にトラックセンタを示す信号となるようにサーボ補償
部50を介してボイスコイルモータ36に対する位置制
御データを出力する。サーボ補償部50は、サーボ信号
の高周波部分のゲインを上げて進み位相補償を施す機能
をもつ。
【0026】マイクロプロセッサ40からの位置制御デ
ータはDA変換器52でアナログ電圧に変換された後、
パワーアンプ54で電力増幅され、ボイスコイルモータ
36を駆動する。一方、マイクロプロセッサ40内には
、オフセット検出部3、記憶部4及びオフセット補正部
5の機能が設けられる。
【0027】オフセット検出部3は、磁気ディスク装置
の電源を投入した後に所定のタイムシーケンスに従った
割込みを受けてオフセット検出処理を実行する。このオ
フセット検出処理を実行する時間間隔は、環境温度の変
化の大きい電源投入直後は例えば1分置きと短く、ある
程度時間がたつと10分置きとなり、温度変化が安定し
た飽和状態では1時間に1回というように設定される。
【0028】オフセット検出部3に対しては、データヘ
ッド2−1〜2−nのいずれか1つからの読取信号に基
づく差信号(VA −VB )が入力されている。即ち
、データヘッド2−1〜2−nはヘッド切替回路62に
接続されており、ヘッド切替回路62はマイクロプロセ
ッサ40からの切替信号を受けていずれか1つのデータ
ヘッドからの読取信号をピークホールド回路64、66
に出力する。
【0029】ピークホールド回路64はマイクロプロセ
ッサ40からのタイミング制御を受けてデータ面に記録
した第1のサーボ情報Aの読取信号のピーク値VA を
ホールドする。ピークホールド回路66は同じくマイク
ロプロセッサ40からのタイミング制御を受けてデータ
面に記録した第2のサーボ情報Bの読取信号のピーク値
VB をホールドする。
【0030】差動回路68はピークホールド回路64、
66の出力信号の差信号(VA −VB )を出力する
。この差信号(VA −VB )はAD変換器70でデ
ジタルデータに変換されマイクロプロセッサ40のオフ
セット検出部3に読込まれる。データヘッド2−1〜2
−nに対するライト又はリード時のデータ転送は、リー
ド/ライト制御回路72及びリード/ライト回路74に
より行われ、このときヘッド切替回路62はマイクロプ
ロセッサ40により切替えられ、特定のデータヘッドに
よる書込み又は読出しを行わせる。
【0031】図4は図3のオフセット検出部3によるオ
フセットデータの検出処理を示したフローチャートであ
る。装置の電源投入に伴なうタイムスケジュールに従っ
た割込みで図4のオフセット検出処理が実行される。ま
ずステップS1で所定トラック位置(又はシリンダ位置
)にヘッドをシークさせる。この場合、図10に示した
データ面サーボ情報であれば、サーボ情報が記録されて
いる特定のトラック8にヘッドをシークし、図11に示
すセクタ空き部分にサーボ情報を記録している方式であ
れば、任意のトラック位置にシークし、シーク後にサー
ボヘッド34からのサーボ情報に基づきオントラック位
置に制御する。
【0032】続いてステップS2で最初のデータヘッド
2−1としてNo.1ヘッドを選択する。この実施例で
は、例えば磁気ディスク1は6枚であり、各ディスクは
両方に記録面をもち、サーボヘッド34は1本、データ
ヘッド2−1〜2−nは11本となる。即ち、データヘ
ッドはNo.1〜No.11の11本となる。
【0033】次にステップS3でデータヘッドをオント
ラック位置からアウタ側に一定量X1[μm]強制的に
ずらすオフセットを行い、このときのサーボ情報A,B
の読取差信号(VA −VB )をV1としてステップ
S4で読取る。続いてステップS5でデータヘッドをオ
ントラック位置から逆にインナ側に一定量X2[μm]
強制的にずらすオフセットを行い、このときのサーボ情
報A,Bの読取差信号(VA −VB )をV2として
ステップS6で読取る。
【0034】次にステップS7でNo.1ヘッドの出力
感度を示す比例係数K1を K1=(X1−X2)/(V1−V2)として計算し、
システムストレージ等に一時的に記憶する。
【0035】ステップS8で最終ヘッドか否かチェック
し、最終ヘッドでなければ、ステップS9で次のヘッド
に切替えてステップS3に戻り、同様にステップS3〜
ステップS7の処理により比例係数Knの検出を行う。 ステップS8で最終ヘッドであることが判別されると、
ステップS10に進み、算出したNo.1〜No.11
ヘッドの各比例係数K1〜K11を図5に示すように記
憶部4に記憶する。
【0036】更に、図5に示すヘッド毎の比例係数に基
づき、オントラック位置でデータヘッド2−1〜2−1
1のサーボ情報の読取差信号(VA −VB )を読込
み、既に検出された比例係数K1〜K11との乗算によ
りオフセット量OF1〜OF11を算出し、図6に示す
ように、ヘッド毎のオフセット量OF1〜OF11を記
憶部4に記憶する。
【0037】図6に示すヘッド毎のオフセット量が記憶
できれば、図5に示すヘッド毎の比例係数の記憶は特に
残しておく必要はない。再び図3を参照すると、記憶部
4に図5に示すような比例係数に基づく図6のオフセッ
ト量が格納された状態にあっては、上位のディスクコン
トローラ12からのライト命令又はリード命令に伴うシ
ーク動作の際に、選択したデータヘッドに対応するオフ
セット量を記憶部4から読出し、オフセット補正部5で
オフセット量を除去するようにヘッドを動かす信号を加
算点48でサーボヘッド34からのサーボ情報に基づく
位置データに加算するオフセット補正を行う。
【0038】このため環境温度の変動によりサーボ面に
対しデータ面に位置ずれがあっても、正確にデータヘッ
ドをシーク完了でオントラック位置に制御することがで
きる。図7は図3の変換回路44の実施例を示した実施
例構成図である。図7において、変換回路44には、サ
ーボ復調回路42からの位置信号POSNとPOSQに
基づいて図8に示すように、(N>Q)信号、{(N+
Q)>0}信号を作り出す相変換信号作成回路76が設
けられる。
【0039】相変換信号作成回路76からの2つの出力
信号はエッジ検出回路78に入力され、エッジ検出によ
り図8に示すトラッククロッシングパルスTXPLを発
生する。エッジ回路78からのトラッククロッシングパ
ルスTXPLはカウンタ回路80で計数され、ヘッドの
トラック通過数が求められる。
【0040】カウンタ回路80及び相変換信号作成回路
76からの2つの出力信号は、それぞれラッチ回路82
,84,86に与えられる。ラッチ回路82,84,8
6にはマイクロプロセッサ40よりラッチ制御信号が共
通に与えられており、同時に3つの信号のラッチ動作を
行った後に、ラッチ情報を順番にマイクロプロセッサ4
0に読込むようになる。
【0041】このようにカウンタ回路80、相変換信号
作成回路76の各出力信号を3つのラッチ回路82,8
4,86で同時にラッチした後に順番にマイクロプロセ
ッサ40に読込むことで、マイクロプロセッサ40がタ
イマ割込みによりヘッド位置制御と上位コマンドの実行
とを交互に行う場合、ヘッド位置制御がタイムアウトに
より途中で中断し、上位コマンドを実行した後に再度、
ヘッド位置制御を再開するような場合の時間ずれがあっ
ても、この時間ずれの影響を受けずに同時刻にラッチし
た情報を使用してヘッド位置制御を正確に行うことがで
きる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータヘッドのヘッド出力にばらつきがあっても、各デー
タヘッドの強制的なオフセットで実際に読出された信号
に基づいてヘッドの感度を決める比例定数を求めている
ため、サーボ面に対するデータ面の環境温度に起因した
ずれによるオフセット量を正確に検出することができ、
ライト又はリード式のオフセット補正が正確にできるこ
とで精度の高いオントラック制御を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の全体構成を示した実施例構成図
【図3
】図2のディスクドライブ装置の実施例構成図
【図4】
図3のオフセット検出部の処理を示したフローチャート
【図5】オフセット検出で得られた比例定数の記憶内容
説明図
【図6】オフセット検出で得られた比例定数に基づくオ
フセット量の記憶内容説明図
【図7】図3の変換回路の実施例構成図
【図8】図7の
相変換信号作成回路の入出力信号を示した波形図
【図9】データ面に記録されたサーボ情報の説明図
【図
10】データ面サーボ情報の記録方式の一例を示した説
明図
【図11】データ面サーボ情報の他の記録方式を示した
説明図
【図12】データヘッドのオフトラックに伴うサーボ情
報読取信号の説明図
【図13】オフセット量に対するサーボ読取差信号の特
性を示したグラフ図
【図14】AGC領域を備えたデータ面サーボ情報の説
明図
【図15】AGC領域を用いたデータ面サーボ情報の読
取信号を示した説明図
【符号の説明】
1:ディスク媒体(磁気ディスク) 2,2−1〜2−n:データヘッド 3:オフセット検出部 4:オフセット記憶部(記憶部) 5:オフセット補正部 6:感度検出部 7:感度記憶部 12:ディスクコントロール装置 14:制御プロセッサ部 16:インタフェース部 18:ドライブインタフェース部 20:シリアル/パラレル変換部 22:データ変復調部 24:データ転送バッファ部 26:システムストレージ部 28:内部バス 30:ディスクドライブ装置 32:ドライブ回路部 34:サーボヘッド 36:ボイスコイルモータ(VCM) 38:スピンドルモータ(SP) 40:マイクロプロセッサ(MPU) 42:サーボ復調回路 44:変換回路 46:位置検出部 48:加算点 50:サーボ補償部 52:DA変換器 54:パワーアンプ 56:ディスクエンクロージャ(DE)60:ヘッドア
クチュエータ 62:ヘッド切換回路 64,66:ピークホールド回路 68:差動回路 70:AD変換器 72:リード/ライト回路 74:リード/ライト制御回路 76:相変換信号作成回路 78:エッジ検出回路 80:カウンタ回路 82,84,86:ラッチ回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】オントラック位置よりアウタ側に一定のオ
    フセット量でオフセットした第1のサーボ情報(A)と
    オントラック位置によりインナ側に一定のオフセット量
    でオフセットした第2のサーボ情報(B)を記録したデ
    ィスク媒体(1)と;データヘッド(2)により前記デ
    ィスク媒体(1)の第1及び第2の位置サーボ情報(A
    ,B)を読取り、該読取信号(VA ,VB )の差信
    号(VA −VB )にヘッド出力感度を示す比例係数
    Kを乗算してヘッドのオフセット量を検出し、オフセッ
    ト記憶部(4)にデータヘッド毎のオフセット量を記憶
    するオフセット検出手段(3)と;ディスク媒体(1)
    のリード又はライト時に選択したデータヘッド(2)に
    対応する前記オフセット記憶部(4)に記憶されたオフ
    セット量を除去するようにヘッド位置を補正するオフセ
    ット補正部(5)と;を備えた磁気ディスク装置に於い
    て、前記オフセット検出部(3)に、オフセット検出時
    に、データヘッド(2)をオントラック位置よりアウタ
    側に一定量(X1)だけオフセットして前記第1及び第
    2のサーボ情報(A,B)の読取信号(VA ,VB 
    )の差信号(V1)を検出すると共に、データヘッド(
    2)をオントラック位置よりインナ側に一定量(X2)
    だけオフセットして前記第1及び第2の位置サーボ情報
    の読取り信号(VA ,VB )の差信号(V2)を検
    出し、該差信号(V1,V2)に基づいて比例係数Kを
    算出する感度検出部(6)を設けたことを特徴とする磁
    気ディスク装置のデータ面サーボ信号検出感度の補正方
    式。 【請求項2】請求項1記載の磁気ディスク装置のデータ
    面サーボ信号検出感度の補正方式に於いて、前記感度検
    出部(6)は、アウタ側への移動量を(X1)、インナ
    側への移動量を(X2)、移動量(X1)での第1及び
    第2のサーボ情報(A,B)の読取信号の差信号(V1
    )、更に、移動量(X2)での第1及び第2のサーボ情
    報(A,B)の読取信号の差信号(V2)とした時、比
    例係数Kを K=(X1−X2)/(V1−V2) として算出することを特徴とする磁気ディスク装置のデ
    ータ面サーボ信号検出感度の補正方式。 【請求項3】請求項1記載の磁気ディスク装置のサーボ
    信号検出感度の補正方式に於いて、前記感度検出部(6
    )は、検出した比例係数(K)をデータヘッド毎に感度
    記憶部(7)に記憶することを特徴とする磁気ディスク
    装置のデータ面サーボ信号検出感度の補正方式。  【
    請求項4】請求項1記載の磁気ディスク装置のデータ面
    サーボ信号検出感度の補正方式に於いて、前記感度検出
    部(6)は、比例係数(K)を検出した後に、データヘ
    ッド(2)のオントラック位置で前記第1及び第2のサ
    ーボ情報(A,B)を読取ってピーク値の差信号(VA
     −VB )を求め、該差信号(VA −VB )に比
    例係数(K)を乗算して求めたオフセット量を前記オフ
    セット記憶部(4)に記憶することを特徴とする磁気デ
    ィスク装置のデータ面サーボ信号検出感度の補正方式。   【請求項5】請求項1記載の磁気ディスク装置のデ
    ータ面サーボ信号検出感度の補正方式に於いて、前記オ
    フセット検出時に、サーボディスクから読取ったサーボ
    情報に基づいてオフセット検出を行うデータヘッド(2
    )をオントラック制御した状態で、オフセット検出のた
    めのヘッド移動を行うことを特徴とする磁気ディスク装
    置のデータ面サーボ信号検出感度の補正方式。
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