JPH0432786A - 地磁気センサ - Google Patents

地磁気センサ

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JPH0432786A
JPH0432786A JP14066190A JP14066190A JPH0432786A JP H0432786 A JPH0432786 A JP H0432786A JP 14066190 A JP14066190 A JP 14066190A JP 14066190 A JP14066190 A JP 14066190A JP H0432786 A JPH0432786 A JP H0432786A
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和秀 太田
Mikio Shirai
幹夫 白井
Toshio Hashimoto
橋本 利夫
Motoo Katayama
片山 素夫
Moriyasu Fujita
藤田 守康
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Hagiwara Electric Co Ltd
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Hagiwara Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分!l[F] 本発明は、地磁気センサ、特に地磁気の磁束を収束させ
る磁気レンズの形状に関する。
[従来の技術] 地磁気は、周知のように地表上でその向き及び大きさが
ほぼ一定しているため、従来から移動体の進路指標とし
て利用されてきた。
ところで、近年自動車等における運行システムの基準方
向を得るものとして上述した地磁気か利用されており、
このことから小型で振動に強い地磁気センサか要望され
ている。
第7図には従来の一般的な地磁気センサが示されている
(例えば特公昭53−19214号公報参照)。
この地磁気センサ10は、Xセンサ12と、このXセン
サ12に直交して配置されたYセンサ14とで構成され
、各センサは、地磁気を検知する感磁素子]6と、二〇
感磁累子16を対向して挾む一対の磁気レンズ18,1
.9とて構成されている。
そして、各センサの最大感度方向は、磁気レンズ18.
19の配置方向にあり、Xセンサ12及びYセンサ14
で地磁気のX成分及びY成分を検出することにより地磁
気の方向が判別されている。
次に、第8図には、先に本願出願人が特許・1′246
957号で出願した明細書に記載された地磁気センサが
示されている。
この地磁気センサは前述した第7図の地磁気センザ10
と同様に、Xセンサ22とXセンサ24とで構成され、
各センサには1つの磁気レンズが配置されている。
従って、第7図に示した地磁気センサ10に比べ、この
第8図に示す地磁気センサ20は、小型軽;化が図れて
いる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記第7図に示した地磁気センサ10に
おいては、Xセンサ12及びXセンサ14を位置決めし
て固定する場合に、正確に直交させて配置することが困
難であった。
また、各センサは3つの部材、すなわち一対の磁気レン
ズ及び感磁索子から構成されているため、これらの部材
を直線上に配列することも困難であった。
そして、位置決め精度の低下は、地磁気方向判別精度の
低下を生じさせるものであり、このことから、容品に位
置決めできる抽易組立可能な地磁気センサか要請されて
いた。
また、第8図に示した地磁気センサ20においては、第
7図の地磁気センサ10に比べ、小型で組立性が良好で
あるが、上述したように、この地磁気センサ20におい
てもXセンサ及びYセンサが別部材として構成されてい
るため、更に容品に粘度の高い位置決めを行うことので
きる地磁気センサが要望されていた。
発明の目的 本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、
その目的は、精度の高い地磁気方向検出ができる組立容
易な地磁気センサを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明に係る地磁気センサ
は、磁性体からなる磁気レンズに接合された感磁素子に
て地磁気を検出する地磁気センサにおいて、前記磁気レ
ンズは一体からなり、かつ、前記磁気レンズには互いに
テーパ中心軸を直交させる2つのテーパ状磁束収束部か
形成され、前記2つの磁束収束部先端にそれぞれ前記感
磁素子が接合されたことを特徴とする。
[作用] 上記構成によれば、地磁気の磁束は磁気レンズで収束さ
れて感磁素子にて検出される。この場合に各感磁素子は
、互いに中心軸を直交させたテーパ状磁束収束部に接合
されているため、地磁気は直交する2つの成分に分けて
検出される。
[実施例] 以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて説明する
第1図には、本発明に係る地磁気センサの第1実施例か
示されている。
第1図(A)において、地磁気センサ30は、従来のX
方向及びY方向の磁気レンズか合体した十字形状をなし
ている。そして、X方向の一方端である磁束流入出端3
6xAは矩形状で形成され、他方端はテーパ状の磁束収
束部が形成され、更にその先端縁である磁気収束端36
xBには感磁索子32が接合されている。
また、Y方向も同様に、磁束流入出端36VA及びテー
パ状の磁気収束端36yBが形成され、更に磁気収束端
36yBには感磁素f34か接合されている。
ここで、この磁気レンズ36は第1図(B)にその断面
か示されているように甲板状であり、また、その祠質は
透磁率が高く保持力の小さい軟質の強磁性体で構成され
、例えばパーマロイ等の磁性材用が用いられる。
なお、参考までに本実施例における磁気レンズ36の大
きさを述べれば、磁束流入出端36xA’36 Y A
の幅W1は20mm、磁気収束端36xB、36yBの
幅W2は4 m mである。また、X方向及びY方向の
全長しは80 m m、厚みDは2mmである。
図において、感磁索子32.34は、本実施例において
極性判別が可能な磁気抵抗素子センサか用いられており
、このほかに例えばホール素r等の磁電変換素子を用い
てもよい。
次に、この地磁気センサ30の作用について説明する。
地球の磁界の方向がX方向の負の向き(X方向矢印の向
きと反対の向き)にある場合には、磁束はまず磁束流入
出端36xAから磁気レンズに流入し、そして磁気収束
端36xBにかけて十分収束されて感磁素子32を通過
する。この場合に、磁束収束端36xBに感磁素子32
は密着接合されているため、はぼ洩れなく地磁気の磁束
をこの感磁素子32にて検出できる。このとき、第1図
(C)に示す最大出力電圧V x Ilawが得られる
一方、地球の磁界がX方向の正の向きにある場合には、
上記同様磁性体の作用により、磁束収束端36xBに磁
束が収束し、この後磁束は磁気レンズ36内を通過して
最後に磁束流入出端36xAから外界に流出する。この
時、最小出力電圧Vx 1nが得られる。
この場合に磁気収束端36xBには、前述したように感
磁素子32が接合されているため、磁束の向きに対応し
て感磁素子32にて地球磁界の磁束を検出できる。そし
て、このことはY方向についても同様である。ここで、
X、Y方向の出力電圧Vx、Vyは第1図(C)に示す
ように円となる。
地球の磁界の方向が第1図(A)におけるHのにある場
合には、地磁気は感磁索子32及び34にてそれぞれ直
交する2つの成分、すなわちX成分及びY成分に分けて
検出される。
つまり、磁気レンズ36がX方向及びY方向に指向性を
有するため、Hの各接線方向の成分が感磁素子32.3
4にて検出される。
なお、上述したことから理解されるように、磁界Hの方
向がβ回転した場合にも、その回転角度に応じて各感磁
素子にて磁束が検出される。従って、感磁素子32及び
34の出力から、地磁気の方向、すなわち方位を検知す
ることができる。
第2図には磁気レンズ36の磁束流入出端36xA、3
6YAの幅W1を変化させた場合の出力電圧の変化が示
されている。
幅W1が比較的小さくても実用的な電圧を得ること力呵
能であり、幅W1を更に大きくした場合には若干ながら
出力電圧の増加を得ることが可能である。
従って、この第2図に示されるように磁束流入出端36
xA、36yAの幅W1は10mm程度以上あればよい
ことが理解される。
次に、第3図には磁気レンズのX方向及びY方向の全長
りを変化させた場合の出力電圧の変化がボされている。
この第3図に示されているように、磁束流入出端から磁
気収束端までの長さしが長い方か高い出力電圧を得るこ
とができる。つまり、磁気収束端で集束される磁束数は
長さしに依存するものと認められる。
第4図(A)には、地磁気センサの第2実施例がノJく
されている。
この地磁気センサ40において特徴的なことは、磁気レ
ンズ46が略り字型をなしていることである。第1図に
示した地磁気センサ30の2つの磁束流入出端が合体し
た形状をしている。
この地磁気センサ40においても、第1実施例の地磁気
センサ30同様に、X方向及びY方向の地磁気の成分を
検出できる。但し、出力円は第4図(B)のように45
°傾いた楕円となる。
また、第5図(A)には地磁気センサの第3実施例が示
されている。この第3実施例において地磁気センサ50
の磁気レンズ56は、2つの磁束収束端を合体させた形
状をしている。この時、出力は第5図(B)のように楕
円となる。
更に、第6図(A)には地磁気センサの第4実施例か示
されている。
この地磁気センサ60において特徴的なことは、磁気レ
ンズ66がほぼ正方形をなしていることである。なお、
その出力は第6図(B)に示されている。
この第4実施例においては、その形状から磁束の収束効
率は若干低下するが、比較的形状が簡易なため、製作が
容品という利点を有する。
なお、この第4実施例における地磁気センサ60におい
ても、分解能を8〜16万位程度まで得ること力< ’
r+J能であり、十分使用可能である。
以上各実施例を示したように、いずれにおいても、X方
向検出用及びY方向検出用の磁気レンズは一体形状で形
成され、地磁気センサ組立時における部材の位置決め精
度を極めて向上させることが可能である。そして、この
ことは地磁気センサ組立を容易にするものであり、更に
は各地磁気センサにおける組立精度に起因する検出感度
のばらつきを極力抑えることができるという利点も有す
る。
また、磁気レンズ自体も金型等を用いて容易に製作がで
きるため、各実施例はその用途及び配置スペース等に応
じて適宜に選択使用可能である。
もちろん、磁気レンズの形状は第1〜第4実施例に示し
たものには限られず、例えば、その断面を偏平形、円等
にしてもよい。
本発明によれば、従来のように磁気レンズが複数個から
構成されていないため、物理的作用、例えば振動等に強
く、特に車載用途等に好適な地磁気センサを提供可能で
ある。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る地磁気センサによれ
ば、一体型の磁気レンズを用いているため、高い位置決
め精度、すなわち正確な直交成分の検出を行うことが可
能である。そして、このことは長期使用をした場合でも
何ら低下することはなく、信頼性の高い地磁気センサを
構成できる。
また、特に磁気レンズが一体化されているため、振動に
強く車載用途等に好適な堅牢な地磁気センサを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)、  (B)は本発明に係る地磁気センサ
の第1実施例を示す平面図及び断面図、第1図(C)は
その地磁気センサの出力特性図、第2図は磁気レンズの
幅W1を変化させた場合の出力電圧の変化を示す特性図
、 第3図は磁気レンズの長さしを変化させた場合の出力電
圧の変化を示す特性図、 第4図(A)は地磁気センサの第2実施例を示す平面図
、第4図(B)はその地磁気センサの出力特性図、 第5図(A)は地磁気センサの第3実施例を示す平面図
、第5図(B)はその地磁気センサの出力特性図、 第6図(A)は地磁気センサの第4実施例を示す平面図
、第6図(B)は地磁気センサの出力特性図、 第7図は従来の一般的な地磁気センサを示す平面図、 第8図は磁気レンズを2個用いた地磁気センサを示す平
面図である。 30.40.50.60  ・・・ 地磁気センサ32
、 34  ・・・ 感磁素子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁性体からなる磁気レンズに接合された感磁素子にて地
    磁気を検出する地磁気センサにおいて、前記磁気レンズ
    は一体からなり、かつ、前記磁気レンズには互いにテー
    パ中心軸を直交させる2つのテーパ状磁束収束部が形成
    され、 前記2つの磁束収束部先端にそれぞれ前記感磁素子が接
    合されたことを特徴とする地磁気センサ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7170278B2 (en) * 2003-06-11 2007-01-30 Fte Automotive Gmbh Device for sensing the axial position, in relation to the other component, of one of two components mobile relative to each other
JP2015203647A (ja) * 2014-04-15 2015-11-16 アルプス電気株式会社 磁気センサ
JP2017133886A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 株式会社東芝 磁気センサおよび磁気センサ装置
JP2018194534A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 旭化成エレクトロニクス株式会社 磁気センサ

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JP2018194534A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 旭化成エレクトロニクス株式会社 磁気センサ

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