JPH04327335A - シンクロナイザコーンの製造方法 - Google Patents

シンクロナイザコーンの製造方法

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Publication number
JPH04327335A
JPH04327335A JP3098681A JP9868191A JPH04327335A JP H04327335 A JPH04327335 A JP H04327335A JP 3098681 A JP3098681 A JP 3098681A JP 9868191 A JP9868191 A JP 9868191A JP H04327335 A JPH04327335 A JP H04327335A
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JP
Japan
Prior art keywords
annular plate
claw
synchronizer
cone
shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3098681A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Hori
勲 堀
Hisashi Otsuki
寿志 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP3098681A priority Critical patent/JPH04327335A/ja
Publication of JPH04327335A publication Critical patent/JPH04327335A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Forging (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トランスミッション
のシンクロ機構を構成するシンクロナイザコーンの製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の車両のトランスミッションには、
図6に示すように、出力軸21に回り止めされたシンク
ロナイザ22と変速ギヤ23との間にシンクロ機構20
を組込んで、ギヤチェンジが円滑にできるようにしたも
のがある。
【0003】このシンクロ機構20は、シンクロナイザ
ー22の外側に、そのシンクロナイザーの外周の歯とス
ライド自在に噛み合うスリーブ24を設け、そのスリー
ブ24と、変速ギヤ23の端面に取付けたシンクロナイ
ザコーン25との間に、コーン25とテーパ面27を介
して摺接するシンクロナイザリング26を設けて構成さ
れており、スリーブ24の軸方向の移動により、リング
26とコーン25のテーパ面同士を接触させて、リング
26及びスリーブ24と変速ギヤ23を同期回転させ、
その同期回転状態で、スリーブ24の歯を変速ギヤ23
のクラッチギヤ28に噛み合わせるようにしている。
【0004】上記のシンクロナイザコーン25は、リン
グ26に摺接するテーパ状の環状板12と、変速ギヤ2
3の端面溝29に係合する複数の爪13’とから形成さ
れるが、このような環状板12や爪13’には、リング
26との間でスムーズなシンクロ状態を発揮するために
形状や寸法に高い精度が要求される。このため、従来の
シンクロナイザコーン25は、必要な精度を安定して得
るため、切削加工等によりバー材或いはパイプ材から削
り出して製造されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
削り出し加工でコーンを製造する方法では、要求される
精度を出す上で必ず粗加工と仕上加工を合せて行なう必
要があるなど、加工や段取りに長い時間がかかり、製造
時間やコストの低減が図りにくいという問題があった。
【0006】特に、変速ギヤ23の端面溝29にガタツ
キなく係合する爪13’には、曲面状の形状や高い寸法
精度が要求されるため、加工工程数が多くなり、コスト
をアップさせる大きな要因になっている。また、粗材の
多くの部分が削り出しにより切屑になるために、無駄が
多く、材料費が割高になる問題もある。
【0007】そこで、この発明の目的は、削り加工を用
いずにプレス加工によってシンクロナイザコーンを製造
できるようにした方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、プレス抜き加工により、外周縁に爪用
突起を有する環状板を形成した後、環状板に対する円筒
絞り加工と、プレス加工による爪の成形加工とを行なう
ものとしたのである。
【0009】
【作用】爪用突起を外周縁に有する環状板を円筒絞りす
ると、環状板の端部と共に上記絞り方向に沿って突起が
立ち上がる。また、爪用突起をプレス加工することによ
り、環状板に対して爪を所定の向きと形状に成形するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1に示すように、この実施例の製造方法
は、プレス抜き工程1と、爪の前成形工程2と、円筒絞
り工程3と、爪の最終成形工程4とから構成される。
【0011】上記プレス抜き工程1は、平板の鋼板から
シンクロナイザコーンの成形用ブランクを形成するもの
で、異形ブランク抜き処理5と内径抜き処理6とから成
る。すなわち、図2の(イ)に示すように、先ず、鋼板
からブランクの外形形状をプレス抜きし、ついで、図2
(ロ)に示すごとくブランクの内径をプレス抜きする。 これにより、外周縁に複数の爪用突起13を有する環状
板12が形成される。
【0012】このように形成された環状板5は、次に、
爪の前成形工程2において、図2の(ハ)に示すように
爪用突起6が厚み方向にプレス加工されて所定の厚み形
状に成形され(爪端面押し処理7)、ついで、図2の(
ニ)に示すように爪用突起6の外径がプレス抜きされ、
環状板に対する各突起の高さ寸法が揃えられる(爪外径
抜き処理8)。
【0013】円筒絞り工程3は、上記のように成形した
環状板12を、図3の(a)(b)に示すように、テー
パ状の成形面を備える上下の金型14、15の間でプレ
ス加工して、図2の(ホ)に示すようなテーパ形状に環
状板を円筒絞りする。なお、この円筒絞り加工の後に、
ひずみ修正用の絞り加工を施すようにしてもよい。
【0014】上記の絞り加工により、環状板12の外周
縁に一体成形された爪用突起13は、図3(b)に示す
ように、金型14、15の絞り方向に沿って、すなわち
環状板12のテーパ形状に沿って立ち上がるが、絞り加
工が終了した時点では、爪が正規の形状になっていない
場合がある。
【0015】このため、爪の最終成形工程4において、
先ず、図4に示すように環状板12を固定した状態で、
突起13を金型16により上記絞り方向にプレスし、爪
を所定の向きに立て直す(爪立て処理10)。
【0016】このように爪立てされた突起13は、次に
、成形押し処理11において高さ方向にプレス加工し、
図5に示すように両側面13a、13aのR形状や、基
準線x、yに対する爪の位置精度を出す。
【0017】なお、図1の製造方法において、爪の前成
形工程2を、爪の最終成形工程4と共に円筒絞り工程3
の後で実施するようにしてもよい。また、プレス抜き工
程1において、異形ブランク抜き処理5と内径抜き処理
6を同時に行なうこともできる。
【0018】さらに、上記の実施例においては、環状板
に対する円筒絞り加工の後に爪の最終成形加工を行なう
ようにしたが、プレス加工による爪の成形加工を完了し
た後、円筒絞り加工を実行するようにしてもよい。
【0019】
【効果】以上のように、この発明の製造方法は、シンク
ロナイザコーンの全体をプレス加工により成形するよう
にしたので、削り加工の部分が大幅に削減されてコスト
ダウンと加工サイクルタイムの短縮を図ることができ、
低コストで高能率の製造が行なえる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の製造方法を示すブロック図
【図2】製
造工程の加工形状を示す図
【図3】aは円筒絞り工程の加工形態を示す図、bはそ
の作用図
【図4】爪立て処理の加工形態を示す図
【図5】爪の成
形形状を示す図
【図6】トランスミッションのシンクロ機構を示す断面
【図7】シンクロナイザコーンを示す斜視図
【符号の説明】
1  プレス成形工程 2  爪の前成形工程 3  円筒絞り工程 4  爪の最終成形工程 12  環状板 13  爪用突起 13’爪 25  シンクロナイザコーン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  プレス抜き加工により、外周縁に爪用
    突起を有する環状板を形成した後、環状板に対する円筒
    絞り加工と、プレス加工による爪の成形加工とを行なう
    ことを特徴とするシンクロナイザコーンの製造方法。
JP3098681A 1991-04-30 1991-04-30 シンクロナイザコーンの製造方法 Pending JPH04327335A (ja)

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JP3098681A JPH04327335A (ja) 1991-04-30 1991-04-30 シンクロナイザコーンの製造方法

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JPH04327335A true JPH04327335A (ja) 1992-11-16

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ID=14226257

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11159540A (ja) * 1997-12-01 1999-06-15 Mitsubishi Steel Mfg Co Ltd 変速機用センターリングの成形方法及びその装置
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KR20150139055A (ko) * 2014-06-02 2015-12-11 삼보모터스주식회사 자동 변속기용 클러치 리액션 플레이트의 제조방법과 그 제조방법으로 제작된 클러치 리액션 플레이트
CN105268806A (zh) * 2015-12-03 2016-01-27 湖北中航精机科技有限公司 同步器中间环的加工方法及成型设备

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