JPH04326499A - 避難誘導支援システム - Google Patents

避難誘導支援システム

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JPH04326499A
JPH04326499A JP3097609A JP9760991A JPH04326499A JP H04326499 A JPH04326499 A JP H04326499A JP 3097609 A JP3097609 A JP 3097609A JP 9760991 A JP9760991 A JP 9760991A JP H04326499 A JPH04326499 A JP H04326499A
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evacuation
group
route
merging
delay time
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Kanemi Nakano
中野 かねみ
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、災害発生時の広域避難
に際して避難誘導を支援するシステムに関する。
【0003】
【従来の技術】都市防災の避難誘導に関して、通常の広
域避難計画においては、災害発生後、約一時間後に各一
時集合場所から一斉避難を開始するという以外に明確な
指針を持たない。また,各避難グループに対する最適な
経路決定アルゴリズム及び装置構成は未提案の状態にあ
る。
【0004】大災害発生の避難においては、火災情報,
水害情報、道路障害物情報等を基に、状況の変化に応じ
て適確な避難形態をとる必要がある。このため、各地区
の人間は,先ず一時集合場所に集合し、その後、災害対
策本部からの指示に従って避難が必要とされる場合には
、広域避難場所へ向かうよう各自治体から指示される。 各自治体の災害対策本部のメンバーは,各一時集合場所
に対し避難が必要とされる場合には,適切な避難指示を
下さなければならない。適切な避難指示を下さない場合
,避難する人々の間でパニックが起こり、避難がスムー
スに行われない事態が考えられるからである。
【0005】そのためには,各地から送られてくる膨大
な情報を解析し、避難者を一時集合場所から広域避難場
所へ安全且つ速やかに誘導するための支援システムが必
要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一時集合場
所から広域避難場所へ安全且つ速やかに避難できるルー
トというのは、必ずしも最短距離で避難できるルートで
あるとは限らない。距離としては最短であっても道幅が
狭かったり、各避難グループによる合流が多かったりし
た場合には、避難がスムースに行われない事態が考えら
れるからである。
【0007】しかしながら、避難誘導支援システムをオ
ンライン化する場合には、安全且つ速やかに避難出来る
避難ルートを決定する際に、各避難グループの合流(合
流後の避難歩行者滞留による逃げ遅れ)の取扱い、各避
難グループに対する最適な経路決定アルゴリズム及び装
置構成が未提案であるのが現状である。
【0008】また、オンライン化する場合には、災害情
報および膨大な地図情報から避難ルートを抽出するため
の演算時間が多大なものとなるので,災害発生時のよう
な緊急事態への即応性をいかにして確保するかが問題と
なる。
【0009】本発明は,上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、大災害発生時に道路地図情報、
道路障害物情報、人口情報、二次災害として考えられる
延焼予測、避難時に起こり得る各避難グループの合流な
どをもとに各一時集合場所から広域避難場所への避難グ
ループに対する最適避難ルートを速やかに演算し、出力
することのできる避難誘導支援システムを提供すること
にある。
【0010】[発明の構成]
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、災害発生時において複数の一時集合場所
から広域避難場所への最適避難経路を算出して呈示する
避難誘導支援システムであって、前記最適避難経路の探
索処理を災害発生前の演算処理をオフラインにて実行す
るオフラインモードと災害発生以後のオンライン情報に
より演算処理を実行するオンラインモードとに分割する
とともに、前記オフラインモードを、各一時集合場所か
ら広域集合場所への複数の避難経路を求める手段と、求
められた各避難経路の幅員および各集合場所の集合人数
に基づいて複数の避難経路の優先度を求める手段とを備
えて構成し、前記オンラインモードを、前記優先度が付
された各避難経路に対して延焼拡大予測データを基にそ
の安全性をチェックし危険と判定された避難経路を削除
して最適避難経路を求める手段を備えて構成したことを
特徴とする。
【0012】また、上記の目的を達成するために本発明
は、前記オンラインモードにより求められた最適避難経
路を各一時集合場所の避難グループのそれぞれに割り当
てる避難経路割当演算部と、避難経路を割り当てられた
各一時集合場所からの避難グループに対し、それぞれ合
流発生による遅れ時間を算出する遅れ時間演算部と、演
算の結果、最も遅れ時間の大きい避難グループを抽出す
る最大遅れグループ抽出部と、抽出された最も遅れ時間
の大きい避難グループに対して遅れ時間に最も影響を与
えている避難グループに他の避難経路を割り当てる別経
路割当演算部と、を具備することを特徴とする。
【0013】さらに、上記の目的を達成するために本発
明は、全ての避難グループの上記遅れ時間が許容範囲内
となるまで上記遅れ時間演算部、最大遅れグループ抽出
部、別経路割当演算部の各演算を繰り返し実行すること
を特徴とする。
【0014】さらに、上記の目的を達成するために本発
明は、合流発生による遅れ時間を下記演算(a)、(b
)、(c)、(d)、(e)を行う事により算出するこ
とを特徴とする。
【0015】(a)ある一時集合場所からの避難グルー
プiの予想される列長さを△x毎に分割し、この分割長
さ△x毎に避難中に合流が予想される避難グループを割
り出す。
【0016】(b)前記「合流が予想される避難グルー
プ」及び避難グループiの合流前の列数の総和と合流後
に許容される列数により、合流後の避難グループiの合
流地点より手前側の歩行速度を算出する。
【0017】(c)「避難グループiの最後尾が前記分
割長さ△xを演算(b)で算出された歩行速度で歩行し
たと仮定した場合に長さ△xを進むのに要する時間」と
「避難グループiの最後尾が前記分割長さ△xを合流な
く歩行したと仮定した場合に長さ△xを進むのに要する
時間」とを比較し、この避難グループiの分割長さ△x
当たりの合流による遅れ時間を算出する。
【0018】(d)上記(a)、(b)、(c)を前記
避難グループiの列長さ全体について分割長さ△x毎に
繰り返すことによりこの避難グループiの合流による遅
れ時間を算出する。
【0019】(e)上記(a)、(b)、(c)、(d
)の演算を他の避難グループ全てについて繰り返し行う
【0020】
【作用】本発明では、各一時集合場所に集まった避難者
を各一時集合場所から広域避難場所へ安全且つ速やかに
誘導するための避難ルート決定に際し、道路幅員、道路
勾配はもちろんのこと、各避難グループの歩行距離及び
各避難グループの合流の両者をも選定基準に組み入れ、
避難者が安全なルートをスムースに且つ速やかに避難で
きるよう考慮している。
【0021】また本発明では、大災害発生時に一時集合
場所に集合した地域住民を広域避難場所へ誘導するため
の避難ルート決定に対し、災害発生前の平常時に予め演
算処理をしておくオフラインモードと、災害発生後の情
報に従って演算処理を行うオンラインモードとを設ける
ことにより、災害発生後の演算処理時間の低減化を図っ
ている。
【0022】上記オフラインモードでは、経路探索アル
ゴリズムにより、歩行距離を評価基準として、各一時集
合場所について第1〜第K単純路を求める。ここでいう
第1単純路とは一時集合場所から広域避難場所までの歩
行距離の最も短い経路のことをいい、以下、該歩行距離
の短い順に第2、第3、…、第K単純路という形で順位
付けを行っている。尚、単純路とは歩行中に同一地点を
2度以上通過するような閉路を含まない経路を意味して
いる。このとき、各一時集合場所について第1単純路の
歩行距離のα倍(α=定数)までの単純路を求めるもの
とする。さらに、求まった単純路毎に最小道路幅を抽出
し、これを基準として避難経路通過可能な避難列数を定
め、各一時集合場所の集合人数をもとに各避難グループ
の長さを算出する。そして、避難グループ先端が出発し
てから後端が広域避難場所に達するまでの所要時間を各
単純路毎に算出し、単純路の優先度を決定する。
【0023】オンラインモードでは、オフラインモード
にて抽出された各単純路を延焼拡大予測データをもとに
安全性をチェックし、危険と判断される経路を候補から
削除し、最適な避難ルートを決定する。
【0024】安全性のチェックは、メッシュの発火時刻
が、ある一定時刻以降となる道路を予め有効道路とし、
オフラインモードで求めた単純路が有効道路のみから構
成されているかどうかのチェックを行う方法と、各避難
グループ後端が経路上の各地点を通過する時刻と経路上
の各メッシュの発火時刻との比較により各経路の安全性
のチェックを行う方法の2種類により実施する。
【0025】このような、オフライン時とオンライン時
との機能分割により、即応性の要求されるオンライン時
の演算処理負荷の大幅な低減化を図っている。
【0026】ここで避難経路の割り当ては、合流発生が
予測される場合、合流度として、『複数グループ合流時
にあるグループに注目した場合の合流による遅れ時間』
を考慮にいれた評価式を用いている。合流度の高いもの
については、合流度に強い影響を与えている避難グルー
プについて経路を見直しながら経路を割り当てている。
【0027】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
【0028】図1は、本発明の一実施例の適用対象とな
る避難誘導支援システムの全体構成図である。
【0029】図1に示すシステムは、広域避難場所デー
タファイル1、一時集合場所データファイル2、道路デ
ータファイル3から広域避難場所データ4、一時集合場
所データ5、道路データ6を各々読み込む避難経路探索
装置7を備え、この避難経路探索装置7は、避難所要時
間が許容範囲にあり、避難経路として使用可能である各
一時集合場所から広域避難場所への避難ルート候補8を
抽出する。
【0030】避難経路探索装置7は、図2に示すように
オフライン機能とオンライン機能に分かれている。
【0031】オフライン経路探索部9は、広域避難場所
データ4、一時集合場所データ5、および道路データ6
を各々読み込むとともに、避難歩行モデル10から避難
歩行速度データ11を読み込み、経路を求めるための前
処理演算を行ってこのオフライン経路探索結果データ1
2をオフライン経路探索部13へ送る。
【0032】オフライン経路探索部13では、広域避難
場所データ4、一時集合場所データ5、道路データ6、
避難歩行速度データ11およびオフライン経路探索結果
データ12を各々読み込み、各一時集合場所から広域避
難場所までの避難ルート候補データ14を演算してオフ
ライン経路探索結果格納データファイル15に記憶する
【0033】一方、この避難誘導支援システムは、延焼
拡大予測シミュレータ16と、この延焼拡大予測シミュ
レータ16の延焼拡大予測シミュレータ結果データ17
を記憶する延焼拡大予測データファイル18と、この延
焼拡大予測データファイル18の延焼拡大予測データ1
9を読み込んで避難経路に対する使用可能道路データ2
1を演算する有効道路抽出装置20と、使用可能道路デ
ータ21を記憶する道路有効性判定結果格納ファイル2
2とを備えている。
【0034】前記避難経路探索装置7のオンライン経路
探索部23は、2通りの機能を備えている。
【0035】一つの機能は、道路有効性判定結果格納フ
ァイル22から読み込んだ道路有効性判定結果データ2
4をもとにオフライン経路探索結果格納データファイル
15から読み込んだ各一時集合場所から広域避難場所ま
での避難候補ルートデータ25の中から避難経路として
使用不可能な避難ルート候補データを取り除き、安全な
避難候補データ26をオンライン経路探索結果格納デー
タファイル27に記憶する。オンライン経路探索部23
のもう一つの機能は、延焼拡大予測データファイル18
から読み込んだ延焼拡大予測データ19とオフライン経
路探索結果格納データファイル15から読み込んだ各一
時集合場所から広域避難場所までの避難候補ルートデー
タ25とを比較し、安全な避難候補データ26をオンラ
イン経路探索結果格納データファイル27に記憶する。
【0036】また、このシステムは、避難計画策定装置
28を備え、この避難計画策定装置28は、避難経路割
当装置29と支援情報加工装置30から構成されている
【0037】避難経路割当装置29は、後述する図3の
構成図および図4、図5の各フローチャートにも示すよ
うに、オンライン経路探索結果格納データファイル27
から避難所要時間が許容範囲にあり、避難経路として使
用可能である一時集合場所から広域避難場所への避難ル
ート候補8、広域避難場所データ4、一時集合場所デー
タ5、道路データ6、避難歩行モデル10からの避難歩
行速度データ11を各々読み込み、各グループ毎の合流
の程度を演算する。そして各グループ毎の避難経路デー
タファイル31に避難経路割当データ32を記憶させ、
また各グループ毎に割り当てた避難経路データ33を読
み込み、各グループ毎の合流の程度を演算し直す。
【0038】支援情報加工装置30は、最終的に割り当
てられた各グループ毎の避難経路34を読み込み、避難
誘導支援情報データ35として災害対策本部に送出する
【0039】避難歩行シミュレータ36は、広域避難場
所データ4、一時集合場所データ5、道路データ6、延
焼拡大予測データ19、各グループ毎の避難経路データ
ファイル32から最終的に割り当てられた各グループ毎
の避難経路34を各々読み込み、避難歩行者の流入流出
計算を行って人口密度データ37を求め、この人口密度
データ37を避難歩行モデル10へ供給する一方、避難
歩行モデル10からは対応する避難歩行速度データ11
を取り込み、各道路上の存在人数を演算して現状避難状
態データファイル38に10分毎の避難状態のデータ3
9を記憶させる。記憶された現状避難状態データ40は
、10分周期で避難歩行シミュレータ36、支援情報表
示部41に送られる。支援情報表示部41は支援情報に
必要な現状避難状態データ42、延焼拡大予測データ1
9、避難誘導支援情報35を読み込み、避難歩行シミュ
レータ36に支援情報表示データ43を送る。
【0040】以上が避難誘導支援システムの全体構成図
であるが、本実施例は図1の各機能の内でも避難経路割
当装置29の構成を提案しようとするものである。
【0041】図3に避難経路割当装置29の構成の一例
を示す。
【0042】図3において、避難経路割当演算部44は
、各避難グループにそれぞれの避難経路第1候補を割り
当てる。
【0043】遅れ時間演算部45は、避難経路割当演算
部44により割り当てられた避難経路の遅れ時間を各避
難グループ毎に算出する。
【0044】最大遅れグループ抽出部46は、遅れ時間
演算部45の結果を基にして遅れ時間が最大となる避難
グループを抽出する。
【0045】最大影響グループ抽出部47は、最大遅れ
グループ抽出部46により抽出された遅れ時間が最大と
なる避難グループに最も影響を与えている避難グループ
を抽出する。
【0046】別経路割当演算部48は、最大影響グルー
プ抽出部47により抽出された避難グループの遅れ時間
が減少するような経路を演算する。
【0047】以下、図1乃至図3に示した本実施例の作
用を説明する。
【0048】大災害発生時の避難においては、各地区の
人間は、まず一時集合場所に集合し、その後、災害対策
本部からの指令に従って避難が必要とされる場所には広
域避難場所へ向かうよう各自治体から指導される。各自
治体の災害対策本部のメンバーは、各一時集合場所に対
し避難が必要とされる場合には、適切な避難命令を下さ
なければならない。
【0049】そのためには、各地区から送られてくる災
害情報を解析し、必要に応じて避難者を一時集合場所か
ら広域避難場所へ安全且つ速やかに誘導するための避難
ルートを決定する必要がある。
【0050】しかしながら、膨大な道路地図情報をもと
に避難ルートを決定するためには、多大な演算時間を要
するため、本実施例では災害の発生していない平常時に
処理可能なオフラインモードにおいて予め演算処理を行
っておくことにより、オンラインモードの演算時間の短
縮を図っている。
【0051】先ず、避難経路探索装置9のオフライン経
路探索部13では、歩行距離を評価基準として、各一時
集合場所について第1〜第K単純路を求める。さらに、
求まった単純路毎に最小道路幅を抽出し、これを基準と
して避難経路通過可能な避難列数を定め、各一時集合場
所の集合人数をもとに各避難グループの長さを算出する
。そして、避難グループ先端が出発してから後端が広域
避難場所に達するまでの所要時間を各単純路毎に算出し
、単純路の優先度を決定する。決定した避難ルート候補
データ14をオフライン経路探索結果格納データファイ
ル15に記憶する。
【0052】以上のオフライン経路探索によりオフライ
ン経路探索結果格納データファイル15に格納された避
難ルート候補の中から災害発生後、災害危険危険区域を
回避する最適な避難ルートをオンライン経路探索部23
において抽出する。
【0053】オンライン経路探索部23では簡略解法、
厳密解法の2通りの機能を持っている。
【0054】簡略解法は、オフラインモードにて抽出さ
れた各単純路を延焼拡大予測データ19をもとに安全性
をチェックし、危険と判断される経路を候補から削除し
、最適な避難経路を決定する。安全性のチェックは、各
道路単位がどのメッシュ(延焼拡大予測用メッシュ)と
交差しているかをデータとして予め持っておき、避難グ
ループがオフライン避難経路探索にて求めた第K単純路
を使用して広域避難場所まで避難する為の所要時間プラ
ス予備時間の間にメッシュの発火時刻が入っていない道
路を予め有効道路とし、オフラインモードで求めた各一
時集合場所から広域避難場所までの避難候補ルートデー
タ25と道路有効性判定結果格納ファイル22から読み
込んだ道路有効性判定結果データ24とを比較し、避難
経路に使用不可能な避難ルート候補データを各一時集合
場所から広域避難場所までの避難候補ルートデータ25
の中から取り除き、安全な避難候補データ26をオンラ
イン経路探索結果格納データファイル27に記憶する。
【0055】ここで、単純路の優先度は、オフラインモ
ードの場合と同様である。つまり、避難グループ先端が
出発してから後端が広域避難場所に達するまでの所要時
間を各単純路毎に算出し、優先度を決定する。また、合
流は考慮しない。但し、避難経路を実際に割り当てる段
階で合流について考慮する。
【0056】一方、厳密解法は、オフラインモードにて
抽出された各単純路を延焼拡大予測データ19をもとに
安全性をチェックし、危険と判断される経路を候補から
削除し、最適な避難経路を決定する。安全性のチェック
は、各道路単位がどのメッシュと交差しているかをデー
タとして予め持っておき、オフラインモードで求めた各
一時集合場所から広域避難場所までの避難候補ルートデ
ータ25から各避難グループ後端が経路上の各地点を通
過する時刻を読み込み、延焼拡大予測データ19から読
み込んだ経路上の各メッシュの発火時刻とを比較し、避
難経路に使用不可能な避難ルート候補データを各一時集
合場所から広域避難場所までの避難候補ルートデータ2
5の中から取り除き、安全な避難候補データ26をオン
ライン経路探索結果格納データファイル27に記憶する
。ここでの単純路の優先度も、オフラインモードの場合
と同様である。
【0057】オンライン経路探索結果格納データファイ
ル27から避難所要時間が許容範囲にあり、避難経路に
使用可能である一時集合場所から広域避難場所への避難
ルート候補8を読み込み避難経路割当装置29によって
合流の程度を演算し、合流の少なくなるような避難経路
を抽出する。
【0058】ここで、避難経路割当装置29では、先に
述べた図3に相当する処理を行うが、その処理手順をさ
らに詳細に説明したものが図4、図5のフローチャート
である。
【0059】避難経路割当演算部44においては以下の
処理を実行する。
【0060】ステップST1:経路見直しカウンタn=
0とする。
【0061】ステップST2:各グループに避難経路第
1候補(オンライン経路探索において第1優先度を与え
られた経路)を割り当てる。
【0062】すなわち、避難所要時間が許容範囲にあり
、避難経路に使用可能である一時集合場所から広域避難
場所への避難ルート候補8の中から各一時集合場所毎に
第1候補を割り当てる。
【0063】次に、遅れ時間演算部45においては以下
の処理を実行する。
【0064】ステップST3:グループ毎に合流度(合
流による遅れ時間)を算出する。
【0065】次に、最大遅れグループ抽出部46におい
ては以下の処理を実行する。
【0066】ステップST4:合流度MAX値を記憶し
、合流度MAXとなるグループNo.をiとする。合流
度の詳細な算出方法については後述する。
【0067】ステップST5:n=n+1。
【0068】すなわち、経路見直しカウンタに1を加え
る。
【0069】ステップST6:n≧nMAX ?すなわ
ち、経路見直しカウンタが最大値nMAX を越えてい
ないかどうかを調べる。最大値以上になった場合はプロ
グラムを終了し、各グループ毎の避難経路割当結果を避
難経路データファイル31に登録し、その他の場合はス
テップST7へ進む。
【0070】ステップST7:合流度のMAX値は許容
値以下か? すなわち、合流度のMAX値が許容値を越えているかど
うかを調べる。許容値を越えている場合はステップST
8へ進む。その他の場合はプログラムを終了し、各グル
ープ毎の避難経路割当結果を避難経路データファイル3
1に登録する。
【0071】次に、最大影響グループ抽出部47におい
ては以下の処理を実行する。
【0072】ステップST8:グループiの合流度に最
も影響を与えているグループを抽出し、これをグループ
jとする。
【0073】すなわち、グループiと合流するいくつか
のグループを順に合流しないと仮定し、グループiの合
流度を算出する。このとき、グループjとの合流が無い
と仮定したときに、グループiの合流度が最も低下する
。このようなjを抽出する。
【0074】最後に別経路割当演算部48においては以
下の処理を実行する。
【0075】ステップST9:グループjの避難経路の
次候補は有るか? グループjの避難経路の次候補が、避難ルート候補8の
中にある場合は、ステップST10へ進む。ない場合は
プログラムを終了し、各グループ毎の避難経路割当結果
を避難経路データファイル31に登録する。
【0076】ステップST10:グループjに避難経路
の次候補を割り当てる。
【0077】ステップST11:各グループ毎に合流度
を算出する。
【0078】ステップST12:合流度MAX値を記憶
し、合流度MAXとなるグループNo.をiとする。グ
ループjに避難経路の次候補を割り当てた上で再び合流
度を計算する。
【0079】ステップST13:合流度MAX値は減少
したか? ステップST12の処理で記憶した合流度MAX値とス
テップST4の処理で記憶した合流度MAX値とを比較
して、合流度MAX値が減少したかどうか調べる。減少
した場合はステップST5へ戻り、その他の場合はステ
ップST9へ戻る。
【0080】このようにして、避難経路割当装置29は
、全ての避難グループの合流度が許容範囲に入るように
避難経路の割当てを実行する。
【0081】ここで、上記ステップST3およびステッ
プST11の処理に関する合流度の評価方法に関してさ
らに具体例を挙げて説明する。ここでは、合流による遅
れ時間TD を合流度の評価に使用する。
【0082】例えば、ある一時集合場所から出発するグ
ループiの列を考えたとき、この列が図6のような領域
に分割されるとする。
【0083】ここで、図中Aは他グループと合流する以
前に合流地点を通過可能な部分、Bはグループjおよび
グループkと合流する部分、Cはグループjとのみ合流
する部分、Dは合流解消後に残された部分、pはグルー
プiの先端、uはグループiの最後尾を示す。
【0084】まず、p点が合流地点に到着した後、u点
が広域避難場所に到達するまでの所要時間Tを評価する
。合流がないと仮定したときの所要時間Tは次式となる
【0085】   T=(G+A+B+C+D)/V        
                    ……(1)
ここで、Gは合流地点から広域避難場所までの距離であ
り、Vは合流がないときの通常の避難歩行速度である。
【0086】次に、合流を考慮した場合の所要時間Tは
次のようにして計算される。
【0087】   T=  (p点が合流地点に到達後、q点が合流地
点に到達するまでの時間)      +(さらにr点
が合流地点に到達するまでの時間)      +(さ
らにs点が合流地点に到達するまでの時間)     
 +(さらにs点が広域避難場所に到達するまでの時間
)      +(さらにu点が広域避難場所に到達す
るまでの時間)    =A/V+B/V1 +C/V
2 +G/V+D/V            ……(
2)ただし、 V1 :グループi、j、kが合流しているときのグル
ープiの合流地点より上流の歩行速度 V2 :グループi、jが合流しているときのグループ
iの合流地点より上流側の歩行速度 である。
【0088】ここで、合流後の歩行列数をN、合流後の
歩行速度をVとすると、マスフローバランスから、  
  (合流前のグループiの歩行列数Ni )    
×(合流前のグループiの歩行速度Vi )  +(合
流前のグループjの歩行列数Nj )    ×(合流
前のグループjの歩行速度Vj )  +(合流前のグ
ループkの歩行列数Nk )    ×(合流前のグル
ープkの歩行速度Vk )  =(合流後の歩行列数N
)×(合流後の歩行速度V)          ……
(3)が成り立つ。ここで、合流前の各避難グループの
速度は近似的にそれぞれ等しいとする。そこで、(3)
式より、
【0089】
【数1】
【0090】が成り立つ。従って、簡略モデルとして、
前記V1 、V2 は(4)式を適用して、  V1 
=V×(合流後の列数N)    ÷{(合流前のグル
ープjの歩行列数N1 )      +(合流前のグ
ループjの歩行列数Nj )      +(合流前の
グループkの歩行列数Nk )}          
    ……(5)  V2 =V×(合流後の列数N
)     ÷{(合流前のグループiの歩行列数Ni )
      +(合流前のグループjの歩行列数Nj 
)}              ……(6)により計
算される。
【0091】(1)、(2)式より合流による遅れ時間
TD は(2)式と(1)式との差から、TD =A/
V+B/V1 +C/V2 +G/V+D/V    
  −(G+A+B+C+D)/V    =A/V+
B/V1 +C/V2 +D/V−(A+B+C+D)
/V    =A/V+B/V1 +C/V2 +D/
V−(グループiの列長さLi )/V       
                         
                         
   ……(7)となる。
【0092】本発明では、上記(7)式を一般化した形
で合流度の評価方法として図7と図8のフローチャート
に示される以下の処理を行う。
【0093】(7)式では、列長さLi を長さA、B
、C、Dという4領域に分割していたが、ここではさら
に一般化するため、列長さLi を長さ△x毎に分割し
、各分割領域が避難中にどのグループと合流するのかを
チェックしている。
【0094】ステップST21:i=0スキャン対象と
なるグループカウンタiをクリアする。
【0095】ステップST22:i=i+1スキャン対
象となるグループカウンタiを歩進する。
【0096】ステップST23:i>nMAX (nM
AX :グループ総数)? スキャン対象となるグループカウンタiの値がグループ
総数を越えていない場合は、ステップST24に進み、
その他の場合は処理を終了する。
【0097】ステップST24:Ti =0時間メモリ
Ti をクリアする。
【0098】ステップST25:x=x+Δxスキャン
位置を更新する。列の分割をΔx毎に行う。
【0099】ステップST26:x>Li ?(Li 
:グループiの列長さ) x>Li の時は、ステップST27に進み、グループ
iの合流による遅れ時間TDiの計算を次式によって行
い、ステップST22へ戻る。
【0100】TDi=Ti −(Li /V)Li :
グループiの列長さ V:合流後の歩行速度 (Li /V):合流無しと仮定したときのTi x≦
Li のときは、ステップST28へ進む。
【0101】ステップST28;NSUM =Ni 合
流対象となる列数の初期設定をする。
【0102】ステップST29:j=0グループiに合
流するグループカウンタjをクリアする。
【0103】ステップST30:j=j+1グループi
に合流するグループカウンタjを歩進する。
【0104】ステップST31:i≠jであり且つグル
ープiとグループjの避難経路に共通部分はあるか。道
路単位番号にてチェックする。
【0105】i≠jであり且つグループiとグループj
の避難経路に共通部分がある時は、ステップST32へ
進み、その他の場合にはステップST30へ戻る。
【0106】ステップST32:j>nMAX ?j>
nMAX のときは、ステップST33へ進み、Ti 
の計算を次式によって行った後、ステップST25へ戻
る。
【0107】Ti =Ti +{Δx/V・N/NSU
M)}V:合流後の歩行速度 N:合流後の列数 V・N/MSUM :合流中の合流地点より上流側の歩
行速度 j>nMAX でない時は、ステップST34へ進む。
【0108】ステップST34:xがグループiとグル
ープjとの合流部分に相当するかどうかのチェック(図
9参照)           (グループjの避難経路長dj 
)−(グループjの列長さLj )        <
(グループiの避難経路長di )−(グループiの列
長さLi )+x        <(グループjの避
難経路長dj )のときは、ステップST35へ進み、
その他の場合はステップST30へ戻る。
【0109】ステップST35:NSUM =NSUM
 +Nj 合流対象となる列数NSUM にグループj
の列数Nj を加算した後、ステップST30に戻る。
【0110】以上説明したように、本実施例は大災害発
生時向けの避難誘導支援システムにおいて、避難時に起
こり得る避難者同士の合流について合流度という評価尺
度を用いる事によって避難者をスムースに、また安全に
歩行できる避難ルートを演算できるように構成されてい
るので、避難者同士の合流によるパニック、合流による
遅れ時間のために逃げ遅れてしまう人々を出さないよう
な安全な避難経路を提供する避難誘導システムを提供す
ることができる。
【0111】なお、本実施例では、避難計画策定装置2
8を避難経路割当装置29と支援情報加工装置30とで
構成したが、この他に避難経路割当装置29で割り当て
た一時集合場所毎の経路を見直すための演算装置を組み
込んだ例も考えられる。また、その他には、避難計画策
定装置28の避難経路割当装置29において合流と曲が
り角とを演算する事によって避難経路を抽出する演算装
置を組み込んだ例も考えられる。
【0112】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、災
害発生時において、避難者を一時集合場所から広域避難
場所までスムースに、また安全且つ速やかに歩行できる
避難ルートを演算でき、このため、災害対策本部では各
避難経路を参照することにより、各一時集合場所に対し
適切な指示を下すことができる。
【0113】また、本発明は、オフライン処理とオンラ
イン処理とを設けることにより災害発生時のオンライン
処理にかかる時間が大幅に短縮され、広域避難のような
膨大な道路地図情報を扱う場合にも実用に耐える応答速
度を持つ避難誘導支援システムを提供することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用対象となる避難誘導システムの全
体構成を示すブロック図である。
【図2】避難経路探索装置の構成例を示すブロック図で
ある。
【図3】避難経路割当装置の一実施例構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明の一実施例の処理内容を示す避難経路割
当処理のフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例の処理内容を示す避難経路割
当処理のフローチャートである。
【図6】合流度の評価方法に関する説明図である。
【図7】合流度の評価方法を示すフローチャートである
【図8】合流度の評価方法を示すフローチャートである
【図9】合流度の評価方法に関する説明図である。
【符号の説明】
1  広域避難場所データファイル 2  一時集合場所データファイル 3  道路データファイル 7  避難経路探索装置 8  避難ルート候補 9  オフライン避難探索部 13  オフライン経路探索部 14  避難ルート候補データ 15  オフライン経路探索結果格納データファイル1
6  延焼拡大予測シミュレータ 18  延焼拡大予測データファイル 19  延焼拡大予測データ 20  有効道路抽出装置 23  オンライン経路探索部 28  避難計画策定装置 29  避難経路割当装置 30  支援情報加工装置 44  避難経路割当演算部 45  遅れ時間演算部 46  最大遅れ時間抽出部 47  最大影響グループ抽出部 48  別経路割当演算部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  災害発生時において複数の一時集合場
    所から広域避難場所への最適避難経路を算出して呈示す
    る避難誘導支援システムであって、前記最適避難経路の
    探索処理を災害発生前の演算処理をオフラインにて実行
    するオフラインモードと災害発生以後のオンライン情報
    により演算処理を実行するオンラインモードとに分割す
    るとともに、前記オフラインモードを、各一時集合場所
    から広域集合場所への複数の避難経路を求める手段と、
    求められた各避難経路の幅員および各集合場所の集合人
    数に基づいて前記求められた複数の避難経路の優先度を
    求める手段とを備えて構成し、前記オンラインモードを
    、前記優先度が付された各避難経路に対して延焼拡大予
    測データを基にその安全性をチェックし危険と判定され
    た避難経路を削除して最適避難経路を求める手段を備え
    て構成したことを特徴とする避難誘導支援システム。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の避難誘導支援システム
    において、前記オンラインモードにより求められた最適
    避難経路を各一時集合場所の避難グループのそれぞれに
    割り当てる避難経路割当演算部と、避難経路を割り当て
    られた各一時集合場所からの避難グループに対し、それ
    ぞれ合流発生による遅れ時間を算出する遅れ時間演算部
    と、演算の結果、最も遅れ時間の大きい避難グループを
    抽出する最大遅れグループ抽出部と、抽出された最も遅
    れ時間の大きい避難グループに対して遅れ時間に最も影
    響を与えている避難グループに他の避難経路を割り当て
    る別経路割当演算部と、を具備することを特徴とする避
    難誘導支援システム。
  3. 【請求項3】  請求項2記載の避難誘導支援システム
    において、全ての避難グループの上記遅れ時間が許容範
    囲内となるまで上記遅れ時間演算部、最大遅れグループ
    抽出部、別経路割当演算部の各演算を繰り返し実行する
    ことを特徴とする避難誘導支援システム。
  4. 【請求項4】  請求項2記載の避難誘導支援システム
    において、合流発生による遅れ時間を下記演算(a)、
    (b)、(c)、(d)、(e)の実行により算出する
    ことを特徴とする避難誘導支援システム。 (a)ある一時集合場所からの避難グループiの予想さ
    れる列長さを△x毎に分割し、この分割長さ△x毎に避
    難中に合流が予想される避難グループを割り出す。 (b)前記「合流が予想される避難グループ」及び避難
    グループiの合流前の列数の総和と合流後に許容される
    列数により、合流後の避難グループiの合流地点より手
    前側の歩行速度を算出する。 (c)「避難グループiの最後尾が前記分割長さ△xを
    演算(b)で算出された歩行速度で歩行したと仮定した
    場合に長さ△xを進むのに要する時間」と「避難グルー
    プiの最後尾が前記分割長さ△xを合流なく歩行したと
    仮定した場合に長さ△xを進むのに要する時間」とを比
    較し、この避難グループiの分割長さ△x当たりの合流
    による遅れ時間を算出する。 (d)上記(a)、(b)、(c)を前記避難グループ
    iの列長さ全体について分割長さ△x毎に繰り返すこと
    によりこの避難グループiの合流による遅れ時間を算出
    する。 (e)上記(a)、(b)、(c)、(d)の演算を他
    の避難グループ全てについて繰り返し行う。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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