JPH04324347A - 試験具 - Google Patents

試験具

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JPH04324347A
JPH04324347A JP12235291A JP12235291A JPH04324347A JP H04324347 A JPH04324347 A JP H04324347A JP 12235291 A JP12235291 A JP 12235291A JP 12235291 A JP12235291 A JP 12235291A JP H04324347 A JPH04324347 A JP H04324347A
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JP
Japan
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holding member
test device
opening
sample
reagent layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP12235291A
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English (en)
Inventor
Masufumi Koike
益史 小池
Takeshi Hayakawa
剛 早川
Yoshiaki Kanda
善昭 神田
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/52Use of compounds or compositions for colorimetric, spectrophotometric or fluorometric investigation, e.g. use of reagent paper and including single- and multilayer analytical elements
    • G01N33/525Multi-layer analytical elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Molecular Biology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検体中の特定の成分を
検出、定量化するための試験具および成分検出方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】検体中の特定成分、例えば、血液中のグ
ルコース、コレステロール、尿酸、または尿中のグルコ
ース、ヘモグロビン等を検出するに際しては、例えば、
ポリエチレンテレフタレートのような樹脂で構成される
板状の支持体上に、検出すべき特定成分と反応して呈色
する試薬が担持された試薬層を積層した試験紙が用いら
れている。
【0003】この試験具における試薬層の呈色強度(色
濃度)は、検体中の特定成分の量に応じたものとなるた
め、試薬層の呈色強度を光学的に測定することにより、
検体中の特定成分を定量することができる。
【0004】また、さらに、試薬層上に検体を一様に展
開する展開層を設けた試験紙も開示されている。
【0005】ところで、このような試験紙において、操
作性の向上や検体の浸透性の向上のために、試験紙をそ
の両面側から保持部材で挟持してなる試験具が開示され
ている(特開平02−179450号)。この試験具の
保持部材には、検体を供給するための開口および試薬層
の呈色強度を測定するための開口が形成されている。
【0006】また、展開層上に防水性層を積層し、この
防水性層に、検体を供給するための少なくとも1個の小
孔を形成してなる試験具も開示されている(実公昭60
−38216号)。この試験具によれば、防水性層によ
り試薬層中の水分の蒸発を防止し、保存性を向上するこ
とができる。
【0007】しかしながら、このような試験具において
は、開口または小孔が形成されているものの、それ以外
の箇所は外気より遮断されており、よって、呈色反応に
必要な気体(大気中の酸素)を試薬層の全面に均一に供
給することができず、呈色ムラが生じることがあるとい
う問題がある。特に、実公昭60−38216号の試験
具では、防水性層は水分の蒸発を防止するものでり、か
つ検体は小孔を覆うように供給されるため、検体が小孔
内に充満し、試薬層は外気と遮断され、試薬層への酸素
の供給がなされなくなり、呈色反応が不完全となるかま
たは測定時間が長くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、呈色
ムラを防止し、短時間で精度の良い測定ができる試験具
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(6)の本発明により達成される。
【0010】(1)  検体中の特定成分と反応して呈
色する試薬が担持された試薬層を有する試験紙と、この
試験紙を保持し、検体を供給する開口が形成された保持
部材とを備える試験具であって、前記保持部材には、前
記開口以外の通気用の小孔が形成され、この小孔を介し
て前記試薬層に気体を供給するよう構成したことを特徴
とする試験具。
【0011】(2)  前記保持部材は、互いに嵌合し
うる一対の保持部材片で構成され、両保持部材片により
前記試験紙を挟持して保持するものである上記(1)に
記載の試験具。
【0012】(3)  前記通気用の小孔は、前記開口
の周囲に形成されている上記(1)または(2)に記載
の試験具。
【0013】(4)  前記一対の保持部材片のうちの
一方に前記開口が形成され、他方に前記通気用の小孔が
形成されている上記(2)に記載の試験具。
【0014】(5)  前記通気用の小孔の直径が0.
5〜5mmである上記(1)〜(4)のいずれかに記載
の試験具。
【0015】(6)  前記試験紙は、光透過性を有す
る支持体を有するものである上記(1)〜(5)のいず
れかに記載の試験具。
【0016】
【実施例】以下、本発明の試験具を添付図面に示す好適
実施例に基づいて詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の試験具の構成例を示す平
面図、図2は、図1に示す試験具の断面側面図である。 これらの図に示すように、試験具1aは、試験紙2を後
述する保持部材で保持したものである。
【0018】試験紙2は、支持体3、試薬層4および展
開層5をこの順に積層したものである。
【0019】支持体3は、例えば厚さが20〜500μ
m 程度の板状をなしており、検体に対して不活性な材
料で構成されている。
【0020】支持体2の具体的な構成材料としては、ポ
リエチレンテレフタレート、セルロースエステル(セル
ロースジアセテート、セルローストリアセテート、セル
ロースアセテートプロピオネート等)、ビスフェノール
Aのポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ポ
リ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリビ
ニルアルコール等の各種樹脂、またはガラス等が挙げら
れる。また、支持体2は、上記のうち、2種以上の材料
によるシートを積層したものでもよい。
【0021】このような支持体3は、光透過性を有する
もの、すなわち、透明または半透明なものであるのが好
ましい。
【0022】この試薬層4は、担体に、後述する試薬を
担持したものである。
【0023】この担体としては、非繊維性または繊維性
の多孔質材で構成されているのが好ましい。
【0024】非繊維性多孔質材としては、メンブランフ
ィルターが代表的であり、その他、珪藻土、微結晶材料
等の多孔体を結合剤中に分散した分散物、ガラスや樹脂
の微小球形ビーズを互いに点接着させた多孔質の集合体
等が挙げられる。
【0025】また、繊維性多孔質材としては、織編物、
不織布、濾紙、短繊維の集合体等が挙げられる。ここで
、織編物とは、織物、編物またはこれに類するものを含
む。
【0026】織物組織としては、実用に供されている全
ての種類のもの、例えば、平織、斜文織、朱子織が使用
可能である。
【0027】また、編物組成についても特に限定はなく
、例えば、よこ編み(平編み)、たて編み(トリコット
編み)、丸編み、平打ち、メリヤス編み等が挙げられる
【0028】このような織編物による担体は、後述する
塗布液の塗布、乾燥により形成される試薬層に比べ、検
体またはその成分の浸透性および酸素等の呈色反応に必
要な気体の透過性が優れている。特に、コレステロール
のような油性の成分でも容易に浸透するため、このよう
な成分を検出するための試験具として用いるのにも適し
ている。
【0029】なお、試薬層4の担体として、例えば平織
物、平編物のような織り方、編み方に規則性があるもの
を用いた場合には、検体が担体に均一に浸透し、試薬層
4の単位面積当りの検体量を一定とすることにより呈色
ムラを防止することができ、好ましい。
【0030】このような織編物に代表される繊維性多孔
質材を構成する繊維としては、例えば、綿、カボック、
亜麻、***、ラミー、絹、羊毛等の天然繊維、ナイロン
、テトロン、レーヨン、キュプラ、アセテート、ビニロ
ン、アクリル、ポリエチレンテレフタレート等の化学繊
維、またはこれら天然および化学繊維のうちの2以上の
組合せ(例えば、ナイロンとテトロンの混紡)を挙げる
ことができる。
【0031】また、これらの繊維の太さは、その種類に
もよるが、通常、0.1〜1.0デニール程度のものが
好ましい。
【0032】このような担体は、親水性を有するもので
あるのが好ましい。これにより、検体の浸透、拡散が促
進されるからである。
【0033】このようなものとしては、担体を構成する
材料自体が親水性を有するもの(例えば、綿、絹、ナイ
ロン等の繊維で構成されているもの)の他、担体に親水
化処理を施したものが挙げられる。
【0034】親水化処理の方法としては、担体をよく洗
浄して、糊やその他の加工剤を除去するといった簡易な
方法でもよいが、好ましくは、担体に後述する界面活性
剤を付与するのがよい。
【0035】界面活性剤の付与は、例えば、洗浄後の担
体を界面活性剤溶液(例えば、0.05〜5%)に浸漬
するか、または同様の界面活性剤溶液を担体にスプレー
した後、乾燥する方法により行われる。
【0036】界面活性剤の種類としては、水溶性のノニ
オン(非イオン)、カチオン、アニオン、両性界面活性
剤のいずれをも用いることができる。特に、ノニオン性
界面活性剤、例えば、ジメチルシロキサン−メチル(ポ
リオキシエチレン)共重合体、ポリオキシエチレンやポ
リグリセリンのアルキルアリールエーテルまたは脂肪酸
エステル、ソルビタンエステル等が好ましい。また、ジ
−2−エチルヘキシルスルホこはく酸ナトリウム(Ae
rosol−OT)、トリトンx−100、ラウリル硫
酸ナトリウム、コール酸ナトリウム等を用いることもで
きる。
【0037】また、担体を親水化処理する他の方法とし
て、ポリビニルアルコールのごとき親水性ポリマー水溶
液、または酸化チタン、硫酸バリウム等の微粉体やグリ
セリン、ポリエチレングリコール等の湿潤剤を含有する
親水性ポリマー水溶液で織編物を濡らした後、乾燥する
方法も可能である。この場合、親水性ポリマー水溶液の
濃度は、0.1〜5.0wt% 程度とするのが好まし
い。
【0038】さらには、担体にプラズマ処理等を施して
親水化してもよい。
【0039】試薬層4の厚さは、担体の素材や性状等に
より異るが、通常、1〜500μm程度、特に、5〜3
00μm 程度とするのが好ましい。
【0040】試薬層4には、以下に示す試薬が担持され
ている。
【0041】試薬の組成は、検体中の検出(定量)すべ
き特定成分により適宜決定される。例えば、検体中のブ
ドウ糖を検出する場合には、酵素であるグルコースオキ
シダーゼ(GOD)およびペルオキシダーゼ(POD)
と、発色剤(色原体)とが試薬の主成分である。
【0042】また、上記酵素に代り、コレステロールオ
キシダーゼおよびコレステロールエステラーゼとペルオ
キシダーゼ、リポプロテインリパーゼおよびグリセロー
ルオキシダーゼとペルオキシダーゼ、ホスホリパーゼD
およびコリンオキシダーゼとペルオキシダーゼ等であっ
てもよい。
【0043】また、検体中(尿)中の潜血(ヘモグロビ
ン)を検出する場合には、ヒドロペルオキシドと、発色
剤とが試薬の主成分である。
【0044】ヒドロペルオキシドとしては、ビス[4−
(α−ヒドロペルオキシイソプロピル)ベンジル]エー
テル、2,5−ジメチルヘキサン−2,5−ジヒドロペ
ルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、2,5−ジメ
チルヘキサノン−2,5−ジヒドロペルオキシド、ジイ
ソプロピルベンゼンヒドロペルオキシド、t−ブチルヒ
ドロペルオキシド、p−メンタンヒドロペルオキシド、
4−メチルフェニルイソプロピルヒドロペルオキシド等
が挙げられる。
【0045】発色剤としては、o−トリジン、m−トリ
ジン、ベンジジン、テトラメチルベンジジン、o−メチ
ルベンジジン、o−ジアニシジン等のベンジジンまたは
その誘導体、2,7−ジアミノフルオレン、または4−
アミノアンチピリン(4−AAP)と該4−AAPとカ
ップリングを生じるカップリング剤との組み合わせ等が
挙げられる。
【0046】上記カップリング剤としては、P−クロロ
フェノール、2,4−ジクロロフェノール、2,4−ジ
ブロモフェノール、2,4,6−トリクロロフェノール
等のフェノール誘導体、4−クロロ−1−ナフタレン、
1,7−ジヒドロナフタレン等のナフタレン誘導体、ま
たはN,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチル−m
−トルイジン、N−エチル−N−スルホプロピル−m−
トルイジン、N−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3−
スルホプロピル)−m−トルイジン(TOOS)、5,
6,7,8−テトラヒドロ−1−ナフチルアミン、N−
エチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)
−3,5−ジメトキシアニリン等のアニリン誘導体等が
挙げられる。
【0047】また、その他の発色剤として、4,4’−
ジアミノジフェニル、o−フェニレンジアミン、m−フ
ェニレンジアミン、p−フェニレンジアミン、2,3−
トリレンジアミン、2,4−トリレンジアミン、2,5
−トリレンジアミン、2,6−トリレンジアミン等の種
々の置換フェニレンジアミン類、焦性没食子酸、没食子
酸、フロログルシノール、ヒドロキノン、ロイコインド
フェノール等のフェノール類、グアイヤコール、ピリジ
ン誘導体、置換アジン類、ロイコマラカイトグリーン等
を用いることもできる。
【0048】このような試薬の担持方法は、例えば、試
薬を含有する液に担体を浸漬するか、または同様の液を
担体にスプレーした後、乾燥することにより行われる。
【0049】また、試薬層4には、必要に応じ、下記の
ような添加剤が添加されていてもよい。この添加剤とし
ては、前記界面活性剤の他、例えば、pH調整剤、光反
射性物質、安定剤、増感剤、酸化剤、湿潤剤、粘稠剤等
が挙げられる。
【0050】pH調整剤としては、リン酸緩衝液、クエ
ン酸緩衝液、ホウ酸緩衝液、トリス緩衝液、グッド緩衝
液等が挙げられる。
【0051】光反射物質は、検体が全血である場合に、
赤血球による色濃度測定への影響を排除するためのもの
であり、酸化チタン、硫酸バリウム、アルミニウム、各
種セラミックス等の微粒子が挙げられる。
【0052】安定剤のうち、呈色後の呈色安定性を向上
するためのものとしては、メチルビニルエーテルと無水
マレイン酸の共重合体、あるいはそのハーフエチルエス
テル等が挙げられる。
【0053】また、試験具保存中の経時変化を防止する
ための安定剤としては、特公昭56−43238号公報
、特願平01−238148号(特に、2−メルカプト
ベンズイミダゾール)等に記載のものが挙げられる。
【0054】増感剤は、ヘモグロビンにおけるペルオキ
シダーゼ活性等を増強させるものであり、キノリンおよ
びその誘導体、例えば、キニーネ、シンコニン、6−メ
トキシキノリン、キナルジン、8−アミノ−6−メトキ
シキノリン、2−キノリノール、イソキノリン、ベンゾ
(f)キノリン、3−アミノキノリン等が挙げられる。
【0055】酸化剤は、検体中に存在するアスコルビン
酸のごとき還元性物質の影響を排除することができるも
のであり、好ましくは酸素酸またはその塩および金属塩
類が使用できる。
【0056】酸素酸またはその塩としては、MXO、M
XO3 、MXO4 、M3 H2 XO6(ただし、
Mは一価の陽イオンとなり得る原子、例えばNa、K、
H等であり、またXはハロゲン原子、例えば、I、Br
、Cl等である)等が挙げられ、具体的には、HClO
、NaClO、KClO、HBrO、NaBrO、KB
rO、HIO、NaIO、KIO、HClO3 、Na
ClO3 、KClO3 、HBrO3 、NaBrO
3 、KBrO3 、HIO3 、NaIO3 、KI
O3 、HClO4、NaClO4 、KClO4 、
HBrO4 、NaBrO4 、KBrO4 、HIO
4 、NaIO4 、KIO4 、Na3 H2 IO
6 、K3 H2 IO6 等がある。
【0057】金属塩類としては、塩化第二鉄、塩化第一
銅、硫酸銅、酢酸銅、酢酸水銀、酢酸ビスマス、酢酸鉛
等がある。
【0058】湿潤剤としては、ポリビニルピロリドン、
ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウム、テ
トラデシル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸塩、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム等のアルキルベンゼン
スルホン酸塩、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、
ジヘブチルスルホコハク酸ナトリムウ等のジアルキルス
ルホコハク酸塩等が挙げられる。
【0059】粘稠剤としては、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、アク
リル酸塩、ポリアクリルアミド、ポリ(ヒドロキシエチ
ルメタクリレート)、ポリ(ヒドロキシエチルアクリレ
ート)、カルボキシメチルセルロース等の重合体、ゼラ
チン、アラビアゴム等が挙げられる。
【0060】なお、試薬層4は、上記担体によるものに
限らず、例えば、ゼラチンに代表される結合剤、上記試
薬および添加剤を含有する塗布液を支持体3の表面に塗
布、浸漬またはスプレーして付着させ、その後乾燥して
形成されたものでもよい。
【0061】なお、ゼラチン以外の結合剤としては、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、アガロー
ス、ポリビニルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリビ
ニルプロピオネート等が挙げられる。
【0062】このような試薬層中には、ゼラチン等の結
合剤を架橋させ得る硬膜剤が添加されていてもよい。
【0063】硬膜剤としては、例えば、N,N’−ヘキ
サメチレン−1,6−ビス(1−アジリジンカルボキサ
ミド)(HDU)、トリメチロールプロパン−トリ−β
−アジリジニルプロピオネート(TAZM)、テトラメ
チロールメタン−トリ−β−アジリジニルプロピオネー
ト(TAZO)等のアジリジンの誘導体、その他エポキ
シ系、アクリロイル系、ビニルスルホニル系、クロロト
リアジン系の化合物等が挙げられる。
【0064】また、このような試薬層は、2層以上あっ
てもよい。この場合、各試薬層にそれぞれ異る試薬を担
持させ、検体中の2種以上の特定物質を検出することが
できるような構成とすることができる。
【0065】展開層5は、検体を試薬層4上に一様に展
延する機能を有するものである。この展開層5としは、
例えば、メッシュ、織物、編物、不織布、瀘紙、メンブ
ランフィルター等の繊維性または非繊維性の多孔質材で
構成されたものが挙げられるが、そのなかでも、特に、
メッシュ(またはネット)が好ましい。メッシュは、検
体の展開性に優れ、特に、血液や唾液のような比較的粘
度の高い検体でも迅速かつ均一に展開することができ、
しかも通気性を有し、特に、メッシュの目の粗さによっ
ては、検体で濡れた場合でも通気性を維持することがで
き、後述する試薬層4への気体の供給が可能となるから
である。
【0066】本発明において、メッシュとは、規則的に
配列された網目を有するシート状の部材であって、その
形態は、繊維の織物または編物、一体成形物、加工物等
が挙げられる。
【0067】このメッシュの構成材料としては、テトロ
ン、ナイロン、レーヨン、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル、PET、PBTのようなポリエス
テル、ポリオレフィン等が挙げられる。
【0068】また、メッシュの繊維の径は、50〜20
0μm 程度、特に60〜150μm程度のものが好ま
しい。
【0069】メッシュの網目の粗さは、20〜300本
/インチ(=メッシュ)程度、特に40〜100本/イ
ンチ程度であるのが好ましい。20本/インチ未満であ
ると展開性が劣り、また、300本/インチを超えると
、通気性、特に、検体で濡れたときの通気性が低下する
からである。
【0070】このようなメッシュに代表される展開層5
は、検体の展開性の向上のために、親水化処理が施され
ているのが好ましい。この親水化処理は、上記と同様の
洗浄または界面活性剤の付与等の方法により行えばよい
【0071】このような試験紙2は、図2に示すように
、保持部材8により挟持され、展開層5、試薬層4およ
び支持体3を押圧固定する。
【0072】この保持部材8は、互いに嵌合しうる第1
保持部材片6および第2保持部材片7で構成され、両保
持部材片6および7を嵌合した状態で、それぞれの挟持
部61および71が試験紙2の周縁部を所定の圧力で押
圧するようになっている。
【0073】また、第1およひ第2保持部材片6および
7のほぼ中央部(挟持部61、71の内側)には、それ
ぞれ、円形の開口62および72が形成されている。
【0074】第1保持部材片6の開口62は、光学測定
装置(分析器)により支持体2側から投光、受光を行っ
て試薬層4の呈色強度を測定するための窓として設けら
れたものである。一方、第2保持部材片7の開口72は
、検体を試験紙2へ供給するための空間として設けられ
たものである。
【0075】開口62の直径は、1〜20mm程度、特
に、4〜10mm程度とするのが好ましい。
【0076】開口72の直径は、1〜20mm程度、特
に、3〜10mm程度とするのが好ましい。
【0077】なお、これらの開口62および72の形状
としては、図示のごとき円形に限らず、例えば、楕円形
、正多角形等であってもよい。
【0078】このような第1および第2保持部材片6、
7の構成材料は、特に限定されず、例えば、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、
ポリアミド、ポリカーボネート、PET、PBTのよう
なポリエステル、ABS樹脂、PMMA等のアクリル系
樹脂等の各種樹脂、アルミナ、シリカ等のセラミックス
、アルミニウム、ステンレス、チタン等の金属等が挙げ
られる。
【0079】このような保持部材8において、第2保持
部材片7の挟持部71、すなわち開口72の周囲には、
挟持部71を貫通する複数の通気用の小孔75が形成さ
れている。この小孔75を形成したことにより、挟持部
61、71の内側の位置の試薬層4にも外気が供給され
、試薬層4の全域に呈色反応に必要な酸素等が均一に供
給されるので、呈色ムラが防止される。
【0080】従って、このような小孔75は、開口72
の周囲に均一に分布するように形成するのが好ましく、
その形成個数は、1〜100個程度、特に、4〜10個
程度とするのが好ましい。
【0081】小孔75の直径は、0.5〜5mm程度、
特に、0.7〜3mm程度とするのが好ましい。小孔7
5の直径が0.5mm未満であると、小孔の形成個数に
よっては通気性が不十分となり、また、5mmを超える
と、試験紙2の押えが不十分となり、呈色が不均一とな
ることがあるからである。
【0082】なお、小孔75の形状としては、図示のご
とき円形に限らず、例えば、楕円形、三角形、四角形、
六角形、八角形等の多角形、スリット形状、網目状等で
あってもよい。
【0083】また、図1および図2では、第1保持部材
片6と第2保持部材片7とがそれぞれ別体で構成された
ものが示されているが、本発明では、両保持部材片が連
結され、または一体的に形成されたものでもよい。例え
ば両保持部材片6、7の一辺同士を連結し、この連結部
を可撓性とすることにより両保持部材片が連結部を中心
に回動するような構成としてもよい。
【0084】次に、試験具1aの作用について説明する
。ピペット等により試験具1aの開口72内に例えば、
3〜100μl 程度の検体を滴下すると、その検体は
、展開層5上に均一に展開され、次いで試薬層4中に浸
透する。
【0085】一定時間経過すると、検体中の検出すべき
特定成分と試薬層4中試薬とが反応し、呈色を生じる。 例えば、試験紙2が検体中のブドウ糖を検出するための
ものである場合には、下記化1で示すような反応が生じ
、試験紙2が検体中のコレステロールを検出するための
ものである場合には、下記化2で示すような反応が生じ
る。
【0086】
【化1】
【0087】
【化2】
【0088】この場合、化1および化2の式中における
酸素は、大気中より供給される。すなわち、空気中の酸
素は、小孔75から導入され、展開層5を透過して試薬
層4に供給される。これにより、試薬層4の全域にわた
って上記反応が生じ、呈色ムラが防止される。
【0089】このようにして得られた呈色部分の呈色強
度を目視により、または光学的に測定する。光学的な測
定の場合には、光学測定装置(分析器)により第1保持
部材片6側から開口62を介して投光、受光を行い、例
えば、反射吸光度を測定する。
【0090】なお、本発明の試験具1aにおいて、開口
72に過剰の検体(例えば、50〜l 00μl 以上
)が供給された場合には、開口72から溢れた検体が小
孔75からも吸収されるので、測定時間の短縮に寄与す
る。
【0091】図3は、本発明の試験具の他の構成例を示
す断面正面図である。以下、図3に示す試験具1bの前
記試験具1aと相違する点について説明し、同様の事項
についてはその説明を省略する。
【0092】試験具1bにおける保持部材8において、
第2保持部材片7の開口72の周縁部に、保持部材8の
内側に向けて突出する環状の凸部73が形成されている
。この凸部73の先端が展開層5に当接して押圧し、試
験紙2の各層を固定する。
【0093】このように、第2保持部材片7の裏面に凸
部73を設けることにより、支持体3、試薬層4および
展開層5の相互間のズレや浮きを確実に防止し、これら
を均一な圧力で接合することができる。その結果、呈色
にムラの発生を防止し、測定精度の向上が図れる。
【0094】また、試験具1bにおける試験紙2は、余
剰の検体を吸収する検体吸収層9を有する。すなわち、
第2保持部材片7の挟持部71、凸部73および展開層
5で囲まれる部分には、検体吸収層9が設置されている
【0095】この検体吸収層9は通気性を有するもので
あり、例えば、織物、編物、不織布、濾紙等の繊維性多
孔質材料や、PVA架橋物の発泡体等の非繊維性多孔質
材料等が挙げられる。
【0096】このような試験具1bでは、外気は、小孔
75から導入され、検体吸収層9および展開層5を順次
透過して試薬層4に供給される。
【0097】図4は、本発明の試験具のさらに他の構成
例を示す断面正面図である。以下、図4に示す試験具1
cの前記試験具1aおよび試験具1bと相違する点につ
いて説明し、同様の事項についてはその説明を省略する
【0098】試験具1cにおける試験紙2は、前記支持
体3を有さず、前記と同様の試薬層4、展開層5および
検体吸収層9で構成されている。
【0099】試験具1cにおける保持部材8においては
、第2保持部材片7の開口72の周縁部に、前記と同様
の凸部73が形成されているが、第2保持部材片7の挟
持部71には、前記小孔75は形成されていない。
【0100】一方、第1保持部材片6には、光学測定用
の開口62は形成されていない。すなわち、第1保持部
材片6は、前記支持体としての機能を有するものであり
、それ自体が光透過性を有し、第1保持部材片6の中央
部63を通して投光、受光を行い、試薬層4の呈色強度
を測定する。
【0101】また、第1保持部材片6の中央部63の周
囲には、通気用の小孔65が形成されている。この小孔
65は、前記小孔75と同様のものである。
【0102】このような試験具1cでは、外気は、小孔
65から導入され、第1保持部材片6に隣接する試薬層
4に供給される。
【0103】本発明の試験具は、検体(例えば、全血、
血漿、血清、尿、糞便、唾液、リンパ液、髄液等の体液
)中のブドウ糖、尿酸、BUN、クレアチニン、カルシ
ウム、シュウ酸、蛋白質、リポ蛋白(LDL、HDL)
、コレステロール、トリグリセリド(中性脂肪)、遊離
脂肪酸、ケトン体、ビリルビン、ウロビリノーゲン、亜
硝酸塩、アスコルビン酸、ヘモグロビン、ミオグロビン
、白血球、GOT、GPT、ALP、γ−GT等の検出
に適用可能であり、また、これらのうちの2以上を検出
しうる多孔目試験具としても適用可能であり、さらに食
品や環境試料の分析等の他の分野への応用も可能である
【0104】
【実験例】以下、本発明を具体的実施例を挙げてさらに
詳述する。
【0105】(本発明例)図3に示す構成の試験具を次
のようにして作製した。
【0106】1.支持体 厚さ200μm のポリエチレンテレフタレート製フィ
ルムを20mm×20mmのサイズに裁断して支持体と
した。
【0107】2.試薬層 下記に示す組成の溶液1、2および3を調製し、担体で
ある厚さ260μm の瀘紙(アドバンテック社製、A
DVANTEC No.2)に、まず溶液1を含浸、乾
燥(40℃、60分)し、次いで溶液2を含浸、乾燥(
40℃、10分)し、その後溶液3を含浸、乾燥(40
℃、10分)して、尿中のグルコース検出用試験具の試
薬層を作製した。この試薬層を前記支持体と同サイズに
裁断した。
【0108】<溶液1> グルコースオキシダーゼ  3.0g ペルキシダーゼ  100mg タートラジン  150mg 10%ポリビニルピロリドン(K30)水溶液  30
ml5% Gantrez AN139水溶液  70
mlクエン緩衝液(pH5.5)  70mlメタ過ヨ
ウ素酸ナトリウム(酸化剤)  100mg
【0109
】<溶液2> o−トリジン(酸化呈色指示薬)  1.0g2−メル
カプトベンズイミダゾール(安定剤)  80mgアセ
トン  100ml
【0110】<溶液3> エチルセルロース  550mg ベンゼン−エタノール(4:1)  100ml
【01
11】3.展開層 テトロン製のメッシュとして、NBC工業社製、テトロ
ンメッシュTB40を用意した。このメッシュの繊維径
は、約80μm であり、網目の粗さは、50本/イン
チである。
【0112】次に、このメッシュを界面活性剤である1
%トリトンx−100溶液に含浸し、乾燥(40℃、6
0分)して、展開層を得た。この展開層を前記支持体と
同サイズに裁断した。
【0113】4.検体吸収層 織物よりなる検体吸収層を下記第2保持部材片の挟持部
内側に充填した。検体吸収層の厚さは、約650μm 
である。
【0114】5.保持部材 下記条件の第1保持部材片および第2保持部材片よりな
る保持部材を作製した。
【0115】第1および第2保持部材片材料:ポリカー
ボネート 保持部材寸法:縦24mm×横24mm検体供給用開口
の直径:6mm 光学測定用開口の直径:5mm 小孔の配置:検体供給用開口の周囲に6個形成小孔の直
径:1mm 凸部の高さ:0.8mm
【0116】(比較例)保持部材の小孔を形成しない以
外は、上記本発明例と同様の試験具を作製した。
【0117】実験1 上記本発明例および比較例の試験具について、ブドウ糖
を含む検体(血清)を用いて呈色させ、その呈色の状況
を調べた。その詳細な手順は次の通りである。
【0118】まず、生理食塩水に濃度5000mg/d
l になるようにブドウ糖を入れて溶解し、37℃にて
2時間熱処理し、異性化させたものをブドウ糖原液とし
た。
【0119】次に、市販の標準血清(バイオラッド社製
、ライフォチェック生化学コントロール血清I)のブド
ウ糖濃度を市販の測定キット(和光純薬社製グルコース
テストワコー)により測定し、この測定値に基づき、標
準血清に対しブドウ糖原液を、ブドウ糖濃度がそれぞれ
100、250および400mg/dlとなるように添
加し、3種の血清サンプルNo.1、2および3を調整
した。
【0120】上記本発明例および比較例の各試験具を1
0個づつ用意し、これら各試験具の検体供給用開口に、
それぞれ上記3種の血清サンプルNo.1〜3を10μ
l つ滴下し、1分経過後、分析装置(日本分光社製、
UVIDEC−610型)を用い、支持体側にて投光、
受光を行って、波長541nmの反射光強度を測定し、
ブドウ糖濃度を求めた。
【0121】その結果を下記表1(本発明例)および表
2(比較例)に示す。なお、各表中の数値は、血糖値(
mg/dl )を示すものである。
【0122】
【表1】
【0123】
【表2】
【0124】表1に示すように、本発明例の試験具では
、得られたデータにバラツキが少なく、正確な測定結果
が得られている。これは、保持部材に形成された小孔に
より呈色反応に必要な酸素が十分にかつ安定して供給さ
れたことによるものである。。
【0125】これに対し、比較例の試験具では、呈色反
応にかかる時間が本発明例の試験具より長く、しかも、
表2に示すように、得られたデータにバラツキがある。
【0126】実験2 上記本発明例および比較例の各試験具に対し、その検体
供給用開口に過剰の検体(血清サンプルNo.1を10
0μl )を滴下し、その吸収の状況を観察したところ
、比較例の試験具では、滴下された検体の全量が吸収さ
れるまでに長時間(約8秒)を要したのに対し、本発明
例の試験具では、小孔からも検体が吸収され、滴下され
た検体の全量が吸収されるまでの時間がより短かった。
【0127】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の試験具によ
れば、保持部材に通気用の小孔を形成したことにより、
呈色反応に必要な気体が小孔を介して試薬層に均一に供
給されるので、呈色反応が促進されるとともに、呈色ム
ラが防止される。よって、短い測定時間でより正確な検
出結果を得ることができる。
【0128】また、過剰の検体を滴下した場合でも、検
体が小孔からも吸収されるので、測定時間の短縮が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の試験具の構成例を示す平面図である。
【図2】図1に示す試験具の断面正面図である。
【図3】本発明の試験具の他の構成例を示す断面正面図
である。
【図4】本発明の試験具の他の構成例を示す断面正面図
である。
【符号の説明】 1a、1b、1c  試験具 2            試験紙 3            支持体 4            試薬層 5            展開層 6            第1保持部材片7    
        第2保持部材片61、71    挟
持部 62、72    開口 63          中央部 73          凸部 65、75    小孔 8            保持部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  検体中の特定成分と反応して呈色する
    試薬が担持された試薬層を有する試験紙と、この試験紙
    を保持し、検体を供給する開口が形成された保持部材と
    を備える試験具であって、前記保持部材には、前記開口
    以外の通気用の小孔が形成され、この小孔を介して前記
    試薬層に気体を供給するよう構成したことを特徴とする
    試験具。
  2. 【請求項2】  前記保持部材は、互いに嵌合しうる一
    対の保持部材片で構成され、両保持部材片により前記試
    験紙を挟持して保持するものである請求項1に記載の試
    験具。
  3. 【請求項3】  前記通気用の小孔は、前記開口の周囲
    に形成されている請求項1または2に記載の試験具。
  4. 【請求項4】  前記一対の保持部材片のうちの一方に
    前記開口が形成され、他方に前記通気用の小孔が形成さ
    れている請求項2に記載の試験具。
  5. 【請求項5】  前記通気用の小孔の直径が0.5〜5
    mmである請求項1〜4のいずれかに記載の試験具。
  6. 【請求項6】  前記試験紙は、光透過性を有する支持
    体を有するものである請求項1〜5のいずれかに記載の
    試験具。
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