JPH04323723A - 累積加算回路 - Google Patents

累積加算回路

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JPH04323723A
JPH04323723A JP3094220A JP9422091A JPH04323723A JP H04323723 A JPH04323723 A JP H04323723A JP 3094220 A JP3094220 A JP 3094220A JP 9422091 A JP9422091 A JP 9422091A JP H04323723 A JPH04323723 A JP H04323723A
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JP
Japan
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circuit
input
output
addition
value
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JP3094220A
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English (en)
Inventor
▲斎▼藤  修
Osamu Saito
Kuniharu Uchimura
内村 国治
Yoshihito Amamiya
好仁 雨宮
Atsushi Iwata
穆 岩田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Priority to DE69119172T priority patent/DE69119172T2/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の正値のディジタ
ル入力信号を累積加算する加算回路の高速化、低電力化
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来回路の構成の基本となる加算基本回
路を図1(b)に示す。加算基本回路は被加算信号A、
B、桁上がり入力Ciと計算開始信号Startの入力
端子をもち、加算出力信号Sum、桁上がり出力Coと
計算終了信号NStartの出力端子をもつ。被加算信
号A、Bはそれぞれ、ゲート回路GA、GBを経て加算
回路ADDに被加算値として入力される。桁上がり入力
Ciは加算回路ADDに桁上がり入力として入力される
。計算開始信号Startはゲート回路GA、GBの制
御信号として用いられる。加算出力信号Sumには加算
回路ADDの加算結果が、桁上がり出力Coには加算回
路ADDの桁上がり出力信号が、また、計算終了信号N
Startには加算回路ADDの桁上がり出力信号の否
定が出力される。ゲート回路GA、GBは、入力端子、
出力端子および制御信号端子をそれぞれ1つづつもち、
制御信号が0のときには表し得る値の最大値を出力端子
から出力し、制御信号が1のときには入力端子から入力
された値をそのまま出力端子に出力する。初期状態では
計算開始信号Startの値は0にセットされており、
桁上がり入力Ciは1にセットされている。このとき、
被加算信号A、Bの値に関わらず、ゲート回路GA、G
Bの出力は表し得る値の最大値となっており、桁上がり
入力Ciが1であるから、加算出力信号Sumには表し
得る値の最大値が、桁上がり出力Coには1が出力され
、計算終了信号NStartには0が出力されている。 計算開始信号Startの値を1に、桁上がり入力Ci
を0にすることにより、加算回路ADDに被加算信号A
、Bが取り込まれ計算が開始される。加算結果A+Bが
表し得る値の最大値よりも小さい場合には、加算出力信
号Sumには加算結果A+Bが、桁上がり出力Coには
0が、よって計算終了信号NStartには1が出力さ
れ、加算結果A+Bが表し得る値の最大値よりも大きい
場合には、桁上がり出力Co、計算終了信号NStar
tの値は初期状態の値から変化しない。
【0003】従来回路の構成を図5に示す。複数個(n
個)の入力端子から正値のディジタル入力信号X1、X
2、X3…、Xnが入力され、この他に計算開始信号S
tart−1が入力端子から入力される。計算開始信号
Start−1に1が入力されると全体の計算が開始さ
れる。i番目の入力信号Xiは加算基本回路TADD−
iに入力され、計算開始信号Start−iに1が入力
されると、(i−1)番目までの入力の累積結果と加算
される。この加算結果が加算基本回路TADD−iの表
し得る値の最大値よりも小さい場合には、加算出力信号
Sum−iにはこの加算結果が、桁上がり出力Coには
0が、計算終了信号NStart−iには1が出力され
、次の加算基本回路TADD−(i+1)の計算が開始
され、この加算結果が表し得る値の最大値よりも大きい
場合には、桁上がり出力Co−iは1、計算終了信号N
Start−iは0のまま変化しないので、累積演算は
この段階で終了し、最終的な出力y(加算回路ADD−
nの出力)には最大値が出力されたままである。n番目
の加算回路ADD−nの出力はゲートGA、GBと同様
の機能をもつゲートGateを経て出力yとして出力さ
れる。このゲートGateは、NStart−nによっ
て制御され、加算回路ADD−nの加算においてはじめ
て累積値が表し得る値の最大値よりも大きくなった場合
に出力yに最大値以外の値が出力されることを防いでい
る。この構成によって、最終的な累積結果が表し得る値
の最大値よりも小さい場合には、出力yには最終的な累
積結果が出力され、最終的な累積結果が表し得る値の最
大値よりも大きい場合には、出力yには表し得る値の最
大値が出力される。
【0004】各数値信号が自然2進コード4ビットで表
されている場合の加算基本回路の構成を図3に示す。入
力信号A1、A2、A3、A4、B1、B2、B3、B
4は被加算信号A、Bの、また、出力信号Sum−1、
Sum−2、Sum−3、Sum−4は加算結果信号S
umのそれぞれ第1、2、3、4ビット目を表す。入力
信号CiOは桁上がり入力信号、出力信号CoOは桁上
がり出力信号を、入力信号Startは計算開始信号、
出力信号NStartは計算終了信号をそれぞれ表す。 全加算器の入出力端子、IN1、IN2は被加算入力信
号を、Ciは桁上がり入力信号を、Sは加算出力信号を
、Coは桁上がり出力信号を、それぞれ表している。 図5に示したように、桁上がり入力信号CiOは常に計
算開始信号Startの否定値となっている。この構成
によって先に述べた加算基本回路の機能が実現されてい
ることを以下に示す。初期状態では計算開始信号Sta
rtの値は0にセットされており、桁上がり入力CiO
は1にセットされている。全てのNAND回路の入力の
一方はStartであるから、このときNAND回路の
出力、すなわち全加算器の被加算入力信号IN1、IN
2はすべて1である。また、桁上がり入力CiOも1で
あるから、全加算器の加算出力信号Sum−i(iは1
以上4以下の整数)、および桁上がり出力信号CoOは
すべて1となり、加算出力信号Sumには表し得る値の
最大値が、桁上がり出力CoOには1が出力されている
ことになる。計算開始信号Startの値を1に、桁上
がり入力CiOは0にすることにより、NAND回路は
NOT回路として動作するようになるので、NAND回
路の出力、すなわち全加算器の被加算入力信号IN1、
IN2にはAiおよびBiが入力される。このとき桁上
がり入力CiOは0である。加算結果A+Bが表し得る
値の最大値よりも小さい場合には、加算出力信号Sum
には加算結果A+Bが、桁上がり出力CoOには0が、
よって計算終了信号にはNStartには1が出力され
、加算結果A+Bが表し得る値の最大値よりも大きい場
合には、桁上がり出力Co、計算終了信号NStart
は初期状態の値から変化しない。この例では、計算終了
信号NStartが最大ビットの加算回路の桁上がり出
力信号からとられているため、加算結果が表し得る最大
値より1だけ大きい値、すなわち16になるとCoOが
1となり、NStartが0になるので計算が終了する
。これに対して計算終了信号NStartをiビット目
の加算回路の桁上がり出力信号からとれば、加算結果が
(2のi乗)以上になったときにNStartが0にな
り計算が終了する。この例によって自然2進コード4ビ
ットで加算基本回路の機能が実現できることを示したが
、さらにビット数が増えても同様の機能が実現可能であ
ることは明らかである。なお参照文献としては、齋藤修
、他;“超大規模LSIに適した低消費電力型ニューロ
ン回路”、電子情報通信学会技術研究報告、CPSY9
0−76/ICD90−132(1990)が挙げられ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来回路においては、
計算終了信号NStartをiビット目の加算回路の桁
上がり出力信号から取ることにより、加算結果が(2の
i乗)以上になったときに計算を終了させるように累積
加算器が構成されていた。このため、計算を停止させる
累積途中結果の値SbはSb=(2のi乗)という形で
しか取り得ず(NStartが最大ビットの加算回路の
桁上がり出力信号から取られている場合、Sbは加算回
路の語長で表し得る最大の値Saに一致する。)、この
ような形で表せない任意の値hで計算を停止させること
ができない。このため、累積の途中結果がhを越えた段
階で計算を終了させることで必要な結果が得られる場合
でも、h≦Sb=(2のi乗)を満たす最小のSbまで
は累積演算を停止させることができず、そのために不要
な演算を行ない、演算時間および消費電力の増大を招く
。また、Sbの値を変更するためには、計算終了信号N
Startの結線を変更する必要がある。本発明は、複
数の正値の入力を加算する累積回路のうちで、累積結果
がある値を越えたときに累積演算を途中で停止する機能
を有するものにおいて、計算を停止させる累積結果の値
を任意に設定可能とすることにより、消費電力および演
算時間の削減を可能とする累積加算回路を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、複数(n個)の入力端子とそれと同数
の加算回路を持ち、各入力端子からの正値のディジタル
入力信号を対応する各加算回路の被加算値の一つとし、
iを1以上n以下の整数として(i−1)番目の加算回
路までの累積加算結果を次のi番目の加算回路のもう一
つの被加算値とすることにより全ての入力を累積加算す
る手段と、各加算回路の被加算値入力側にそれぞれ、直
前の加算回路からの桁上がり信号によって制御されて自
加算回路への被加算値の入力を制御するゲート回路を配
置して、(i−1)番目の加算回路における累積加算結
果が加算回路の語長で表しうる最大の値Sa以上になっ
たときにi番目の加算回路以降の累積演算を停止する手
段とを有する累積加算回路において、任意の正値をh(
h<Sa)として、1番目の加算回路の被加算値入力の
うち上記入力端子とは異なる被加算値入力に(Sa−h
)の信号を入力するとともに、n番目の加算回路の出力
側に加算回路を設け、該加算回路の一方の被加算値入力
にn番目の加算回路の加算結果を、他方の被加算値入力
に−(Sa−h)をそれぞれ入力する手段を備えること
とする。
【0007】
【作用】従来回路では、複数の正値の入力を加算する累
積回路において、ある加算回路における累積の途中結果
がSb=(2のi乗)を越えたとき、この加算回路の桁
上がり信号を用いて次の加算回路への被加算値の入力を
制御し、次の加算回路以降の累積演算を停止させること
で、累積の途中結果がSb以上になったときに累積演算
を停止させていた。これに対して本発明では、hを任意
の正値(h<Sa)として、この累積回路に最初にSa
−hを入力し、n番目の加算回路の出力側に加算回路を
設け、該加算回路の一方の被加算値入力にn番目の加算
回路の加算結果を、他方の被加算値入力に−(Sa−h
)をそれぞれ入力することにより、累積の途中結果が任
意の正値hを越えた段階で累積演算を停止させることに
なる。したがって、不要に演算を続けることがなくなる
から演算時間の短縮や消費電力の削減をもたらす。
【0008】
【実施例】
(実施例1)本発明の構成の基礎となる加算基本回路、
図1(b)は従来回路のものと変わらない。本発明の回
路の構成図1(a)に示す。複数個(n個)の入力端子
から正値のディジタル入力信号X1、X2、X3…、X
nが入力され、計算開始信号Start−1が入力端子
から入力され、最終的な累積演算の結果yが出力端子か
ら出力される点は従来回路と変わらない。この他に累積
演算を停止させる任意の正値h(累積演算の途中結果が
hを越えた段階で累積演算を停止させる。以下ではhを
計算停止値と呼ぶ。)が入力端子から入力される。i番
目の入力信号Xiは加算基本回路TADD−iの一方の
被加算値Bに接続され、もう一方の被加算値Aには、i
≠1では(i−1)番目までの入力の累積結果、すなわ
ち直前の加算基本回路TADD−(i−1)の加算出力
Sum−(i−1)が接続され、i=1では計算停止値
hの否定(全てのビットにおいて値を反転したもの)が
接続される。これはi=1では、この累積加算回路を構
成する各加算回路の語長で表しうる最大の値をSaとし
たとき、AにはSa−hが入力されていることを意味す
る。n番目の入力信号Xnに対応する加算基本回路TA
DD−nの加算出力Sum−nは次の付加的な加算回路
ADD−hの一方の被加算値に接続され、この加算回路
のもう一方の被加算値には計算停止値hが接続されてい
る。また、この加算回路の桁上がり入力信号には“1”
が入力されている。この接続により、加算回路ADD−
hではSum−nとh+1との加算、すなわち、Sum
−nからSa−hを引く減算が実行される。加算回路A
DD−hの加算出力は加算基本回路TADD−nの桁上
がり出力信号Co−nによって制御される制御ゲートG
ate−hに入力され、制御ゲートGate−hの出力
が最終的な累積加算結果yとして出力される。この制御
ゲートGate−hもゲート回路GA、GBと同様に、
制御信号が0のときには表し得る値の最大値を出力端子
から出力し、制御信号が1のときには入力端子から入力
された値をそのまま出力端子に出力する。初期状態では
計算開始信号Start−1の値は0にセットされてお
り、このため、すべてのiに対してStart−iは0
、Sum−iはSa、よって、最終的な累積加算結果y
には表しうる値の最大値が出力されている。計算開始信
号Start−1に1が入力されると全体の計算が開始
される。計算開始信号Start−iが1に変化すると
、i番目の加算基本回路TADD−iにおいてi番目の
入力信号Xiと、(i−1)番目までの入力の累積結果
(i≠1)またはSa−h(i=1)との加算が実行さ
れる。この加算結果がSaよりも小さい場合には、加算
出力信号Sum−iにはこの加算結果が、桁上がり出力
Coには0が、計算終了信号NStart−iには1が
出力され、次の加算基本回路TADD−(i+1)の計
算が開始される。この加算結果がSaよりも大きい場合
には、桁上がり出力Co−iは1、計算終了信号NSt
art−iは0のまま変化しないので、累積演算はこの
段階で終了し、加算回路ADD−nの出力および最終的
な出力yには最大値が出力されたままである。第1番目
の加算基本回路TADD−1においてSa−hが加算さ
れているため、この累積演算の途中結果は入力X1、X
2、X3…、Xnの累積にSa−hが加算されたものに
なっている。よって、この累積加算回路内での演算の途
中結果がSaになるということは、真の累積加算の途中
結果がSa−(Sa−h)、すなわちhになったという
ことを意味している。n番目の加算基本回路TADD−
nの加算出力SumがSaよりも小さい場合には、加算
出力信号Sum−nにはこの加算結果が、桁上がり出力
Co−nには0が、計算終了信号NStart−nには
1が出力される。加算回路ADD−hによってこの加算
出力信号Sum−nからSa−hが引かれ、制御ゲート
Gate−hを通過して最終的な累積加算結果yとして
出力される。この構成によって、最終的な累積結果が計
算停止値hよりも小さい場合には、出力yには最終的な
累積結果が出力され、最終的な累積結果が計算停止値h
よりも大きい場合には、出力yには表し得る値の最大値
が出力される。
【0009】(実施例2)実施例1の回路構成では、最
終的な累積結果が計算停止値hよりも大きい場合には、
出力yには表し得る値の最大値Saが出力される。最終
的な累積結果が計算停止値hよりも大きい場合に、出力
yにhが出力されるように実施例1に修正を加えた場合
の本発明の回路の構成を図2に示す。実施例1と本実施
例との回路構成上の相違点は、付加的な加算回路ADD
−hと制御ゲートGate−hの信号線上の位置関係が
逆転しているという点のみである。n番目の入力信号X
nに対応する加算基本回路TADD−nの加算出力Su
m−nは、加算基本回路TADD−nの桁上がり出力信
号Co−nによって制御される制御ゲートGate−h
に入力され、この制御ゲートの出力が次の付加的な加算
回路ADD−hの一方の被加算値に接続され、この加算
回路のもう一方の被加算値には計算終了値hが接続され
ている。また、この加算回路の桁上がり入力信号には“
1”が入力されてい。この接続により、加算回路ADD
−hでSum−nからSa−hを引く減算が実行される
点は実施例1と変わらない。回路動作についての実施例
1との相違点は、Start−nが0の場合に、加算回
路ADD−hにおいてGate−hの出力SaからSa
−hの減算が実行されて、Sa−(Sa−h)=hが最
終的な累積加算結果yに出力される、という点である。 よって、この構成により、最終的な累積結果が計算停止
値hよりも小さい場合には、出力yには最終的な累積結
果が出力され、最終的な累積結果が計算停止値hよりも
大きい場合には、出力yにはhが出力される。
【0010】(応用例)本発明は、ニューラルネットワ
ーク回路や閾値回路などの応用分野においてその有効性
を発揮する。ニューラルネットワーク回路とは生物の神
経回路網をモデル化して、従来のノイマン形計算機では
難しかった文字認識や音声認識などのパターン認識処理
、最適化問題、ロボット制御などを実現するものであり
、図4のように比較的単純な単位回路をネットワーク状
に多数組み合わせたものである。この単位回路はニュー
ロン回路と呼ばれ、1個のニューロン回路は複数の入力
端子からの信号を受けて、それらの入力信号とそれぞれ
の入力信号に対応する係数との間で乗算や、それらの間
の誤差計算などを行ない、その結果を全て加算し、その
加算結果を閾値処理して出力を決定する。入力信号と対
応する係数との間の計算の結果が正の値である場合、本
発明の回路を用いることにより、消費電力、および計算
時間の削減を図ることができる。ニューラルネットワー
ク回路をハード化するとき、必要なニューロン回路数は
応用によって異なるが、一般的にはニューロン回路数が
大きいほど処理能力は向上する。そのため、LSI化に
よって多数のニューロン回路を搭載したニューラルネッ
トワーク回路の実現が期待されている。しかし、放熱や
実装の問題から1チップで消費できる電力は制限されて
いる。したがって、LSI化されたニューラルネットワ
ーク回路が実用的な性能を発揮するために、ニューロン
回路の高速化および消費電力の低減が最も重要な課題に
なっている。このため、本発明の加算回路を用いること
により、ニューラルネットワーク回路が実用的レベルま
で性能が向上する効果は極めて大きい。
【0011】
【発明の効果】累積の途中結果が任意の正値hを越えた
段階で計算を終了させることにより必要な結果が得られ
る場合でも、従来回路では Sb=(2のi乗) を満
たす最小のSbまでは累積演算を停止することができず
、そのために不要な加算演算を実行しなければならない
のに対し、本発明の回路では加算回路の語長で表し得る
最大の値Saより小さい任意の正値hを越えた段階で累
積演算を停止することができ、演算時間の短縮および消
費電力の削減が可能である。本発明はこのような効果が
あるので、多数のニューロン回路を搭載したLSIニュ
ーラルネットワークに本発明を適用すれば、このような
ニューラルネットワークの実用化をもたらす上で著しい
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路の構成(実施例1)図。
【図2】本発明の回路の構成(実施例2)図。
【図3】加算基本回路の構成図。
【図4】ニューロン回路の構成で、本発明の応用の一例
図。
【図5】従来回路の構成図。
【符号の説明】
GA、GB    ゲート回路 ADD        加算回路 TADD      加算基本回路 A、B        被加算信号 Ci、CiO  桁上がり入力信号 Co、CoO  桁上がり出力信号 Start    計算開始信号 NStart  計算終了信号 Sum        加算出力信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数(n個)の入力端子とそれと同数の加
    算回路を持ち、各入力端子からの正値のディジタル入力
    信号を対応する各加算回路の被加算値の一つとし、iを
    1以上n以下の整数として(i−1)番目の加算回路ま
    での累積加算結果を次のi番目の加算回路のもう一つの
    被加算値とすることにより全ての入力を累積加算する手
    段と、各加算回路の被加算値入力側にそれぞれ、直前の
    加算回路からの桁上がり信号によって制御されて自加算
    回路への被加算値の入力を制御するゲート回路を配置し
    て、(i−1)番目の加算回路における累積加算結果が
    加算回路の語長で表しうる最大の値Sa以上になったと
    きにi番目の加算回路以降の累積演算を停止する手段と
    を有する累積加算回路において、任意の正値をh(h<
    Sa)として、1番目の加算回路の被加算値入力のうち
    上記入力端子とは異なる被加算値入力に(Sa−h)の
    信号を入力するとともに、n番目の加算回路の出力側に
    加算回路を設け、該加算回路の一方の被加算値入力にn
    番目の加算回路の加算結果を、他方の被加算値入力に−
    (Sa−h)をそれぞれ入力する手段を備えることを特
    徴とする累積加算回路。
JP3094220A 1990-07-09 1991-04-24 累積加算回路 Pending JPH04323723A (ja)

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EP91111435A EP0477486B1 (en) 1990-07-09 1991-07-09 Neural network circuit
DE69119172T DE69119172T2 (de) 1990-07-09 1991-07-09 Neuronalnetzwerkschaltung
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US08/266,691 US5467429A (en) 1990-07-09 1994-06-28 Neural network circuit

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