JPH0432364A - カラー画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野］ 本発明は、カラー画像記録装置に関し、更に詳細には入
力される色の再現範囲と出力される色の再現範囲が違う
系において、充分な色再現を行なうことが出来るカラー
画像記録装置に関する。

［従来技術］ 従来、この種のカラー画像記録装置は、カラー原稿の色
情報信号を入力し、その色情報信号を、無彩色方向に、
記録手段で記録可能な色に一定法則で圧縮変換する。

圧縮された色情報信号に対して行列変換を行なって、記
録色が色情報信号の示す色と同じ色となるようなプリン
タ制御信号を生成し、求められたプリンタ制御信号に従
ってシアン、マゼンタ、イエローのインク又はトナーを
用いてカラー記録していた。

［発明が解決しようとする課題］ 一般に入力系の色再現範囲は、第５図に示す通りそのカ
ラー原稿の色を構成する原稿の種類によって違っており
、従来の色圧縮法では原稿の種類によっては充分な色圧
縮が出来ず、その結果色再現範囲外の色に関しては色相
又は明度が狂うという問題点があった。

本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、種々のカラー原稿に対して、記録系の色再現
範囲外の色においても十分に色再現性の良いカラー画像
記録装置を提供することを目的としている。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明のカラー画像記録装置
は、色情報信号に対して、カラー原稿の色を構成する原
稿の種類で変更できる、記録手段で記録可能な色に圧縮
変換する色圧縮手段を具備している。

［作用］ 」１記の構成を有する本発明のカラー画像記録装置は、
先ずカラー原稿の種類を選択し、カラー原稿の色情報信
号を入力する。そして、その選択されたカラー原稿の種
類にあった色圧縮手段を用いて色情報信号を色圧縮変換
して色圧縮色情報信号を求め、その色圧縮色情報に対し
て行列変換を行なって、記録色が色情報信号の示す色と
同じ色となるようなプリンタ制御信号を生成し、生成さ
れたプリンタ制御信号に従ってシアン、マゼンタ、イエ
ローのインク又はトナーを用いてカラー記録する。

［実施例］ 以下、本発明を具体化］７た一例を図面を参照［２て説
明する。

最初に第１図乃至第３図を参照Ｉ７て、本実施例のディ
ジタル・カラー複写機全体の構成を説明する。本実施例
のディジタル・カラー複写機１はカラー原稿読み取り部
２と、カラー画像処理部３と、カラー画像記録部４とに
より構成されている。

カラー原稿読み取り部２は、ディジタル・カラー複写機
１の上部に設置されている。カラー原稿読み取り部２上
部にはカラー原稿を置く透明原稿台５と、透明原稿台を
覆うことができカラー原稿を抑える原稿カバー６とが設
けられている。また透明原稿台５の下方には第１図にお
いて前後方向に延びるようにスキャナ光源用蛍光灯７が
設けられており、そのスキャナ光源用蛍光灯７は透明原
稿台５に向かって光を発生するように構成されている。

移動反射鏡８はスキャナ光源用蛍光灯７を移動する移動
台１０」二に設置されスキャナ光源用蛍光灯７より発せ
られカラー原稿で反射された光を反射するように構成さ
れている。レンズコ、１は移動反射鏡８で反射された光
を集中するように移動台１０上に設置されている。レン
ズ１１で集中された光を赤、緑、青色の各成分に分解す
るためのフィルタ１２は、分解された光を取り込みその
分解された光を電気信号に変換する固体撮像素子（ＣＣ
Ｄ）１３の前方に構成され、フィルタ１２及び固体撮像
素子コ、３はともに移動台１０上に設置されている。光
源移動装置９は、スキャナ光源用蛍光灯７と移動反射鏡
８とレンズ１１とフィルタ１２と固体撮像素子１３と共
に移動台１０を第１図の左右方向に移動するように構成
されている。

カラー原稿読み取り部の端には、原稿送り装置１６によ
り、原稿送り台１４上のカラー原稿をカラー原稿送り部
１５から透明原稿台５に送ることが出来るように構成さ
れている。また原稿送り第１４の反対側には複写後にカ
ラー原稿が排出される原稿排出トレイ１７が設置されて
いる。原稿カバー６の横には写真原稿選択ボタン４１及
び印刷物原稿選択ボタン４２及び本機複写原稿選択ボタ
ン４３及びその他原稿選択ボタン４４と複写開始ボタン
４５を含む操作パネル４６が設置されている。

前記カラー画像記録部４は、ディジタル・カラー複写機
１の下部に構成されている。カラー画像記録部４の中に
は、レーザ制御部２４からのレーザ駆動信号に基すいて
ポリゴンミラー２５にレーザ光を出射するレーザ変調ユ
ニット２６が構成されている。感光体ドラム２７はポリ
ゴンミラー２５で反射されたレーザ光により感光される
ように構成されている。また帯電器２８は感光体ドラム
２７を一様に負に帯電させるように感光体ドラム２７の
回りに構成されている。帯電器２８により帯電させられ
た感光体ドラム２７にレーザ光を当てることにより作成
された感光体ドラム２７上の静電潜像に対してシアン、
マゼンタ、イエローの各トナーを付着するようにシアン
現像器２９、マゼンタ現像器３０、イエロー現像器３１
は構成されている。また各現像器にトナーを供給するシ
アン・トナー供給器３２、マゼンタ・トナー供給器３３
、イエロー・トナー供給器３４はから一画像記録部４の
下部に設置されている。また感光体ドラム２７の回りに
は、トナーが付着した感光体ドラム２７のトナーを除去
するクリーナ３５が設置されている。そして感光体ドラ
ム２７の先には、供給ケース３６より供給された記録用
紙に感光体ドラム２７上のトナーを転写する転写ドラム
３７と、転写された記録用紙を熱定着する定着部３８と
が設置されている。供給ケース３６の上方には、定着後
の紙を出カド１ノイ３９に排出する紙送り部４０が構成
されている。

前記カラー画像処理部３は固体撮像素子］、３より得ら
れた色情報信号に相当するカラー原稿情報信号をアナロ
グ電気信号からディジタル電気信号に変換するアナログ
・ディジタル変換機（Ａ／Ｄ変換機）１８と、ディジタ
ル電気信号でカラー原稿情報の一部を記憶する原稿記憶
装置（画像メモリ）１９と、各種原稿の色再現領域を示
すテーブル及び本複写機の色再現領域を示すテーブル及
びカラー画像記録部４の色再現領域内の色に関しては充
分な色再現が出来るように予め求められた色補正係数な
どを記憶しであるＲＯＭ２０と、各計算結果を格納する
ＲＡＭ２１を用いて各種画像処理を行なうＣＰＵ２２と
、色補正後の信号に基ずいて、前記カラー画像記録部４
のレーザ２３を駆動するレーザ制御部２４とにより構成
されている。

次に第１図乃至第４図を参照（７て、本実施例のディジ
タル・カラー複写機１の動作を説明する。

先ず、操作パネル４６上の原稿選択ボタン４１〜４４に
より複写原稿の種類を選択する。そしてその後に複写開
始ボタン４５を押す。

すると原稿送り台１４上のカラー原稿は原稿送り装置１
６により透明原稿台５に送られ（直接原稿カバー６をあ
けて透明原稿台５に置いてもよい）、光源移動装置９に
より副走査方向に移動しながらスキャナ光源用蛍光灯７
より発せられた白色光を移動反射鏡８で反射され、レン
ズ１１、フィルタ１２を通って固体撮像素子１３で電気
信号に変換される。フィルタ１２は、赤、緑、青の各成
分のみを透過させるもので分割されており、光源移動装
置９の駆動により移動台１０が移動され、主走査方向の
１行分毎にフィルタ１２は、赤、緑、青の順で変わるよ
うになっている。

固体撮像素子１３より得られたアナログ電気信号は１画
素（注目画素）ずつアナログ・ディジタル変換器１．８
でディジタル色信号に変換され、原稿記憶装置１９に格
納される。格納された注目画素のディジタル信号に対し
て、ＣＰｔＪ２２を用いて以下のように色補正処理を行
なう。

先ずステップＳＰ１において注目画素のディジタル信号
をＣＩＥ−Ｌ″″ａ″ｂ１表色系の値に変換する。この
場合入力されたＲＧＢ信号は入力系にルータ条件が満た
されていれば線形変換でＣＩＥ−ｘｙｚの値に変換でき
る。そしてＣＩ　Ｅ−ＸＹＺの値（Ｘ、Ｙ、Ｚ）からＣ
ＩＥ−Ｌ”ａ’″ｂ＊表色系の値（Ｌ”、ａ”、ｂつに
変換は下式のように行なうことが出来る。

■ブ＝　１１６　Ｘ　（Ｙ／Ｙ、）　”／”−１６・・
・・・・（１） ａ　”＝５００　ｘ　（（Ｘ／　Ｘ、）　””　−（Ｙ
／Ｙ、、）　”３）　　　・・・・・・（２） ｂ”＝２ｏｏＸ　（（Ｙ／Ｙ、、）”−（Ｚ／Ｚ、）　
１′３）　　　・・・・・・（３） 但し、Ｘｏ、、Ｙ、、、２．は完全拡散面のＣＩＥ−Ｘ
ＹＺ三刺激値。

次にステップＳＰ２において、注目画素の目標明度の無
彩色（以後目標無彩色と称す）までの距離Ｍ１を下式の
ように求める。

Ｍ１＝　（（Ｌ”−Ｌｌ）　２＋ａ”＋ｂ”）　”’・
・・・・・（４） 但しＬ”は目標無彩色のＣＩＥ−Ｔ−”ａ”ｂ”表色系
のＬ０値であり、一般には５０〜６ｏの値を用いる。

そしてステップＳＰ３において、注目画素の目標無彩色
からの色相、明度方向で、記録系の色再現範囲の目標無
彩色からの距離Ｍ２を、予め求めてＲＯＭ２０に格納し
ておいたテーブルｔａｂ１ｅ］より下式の様に参照する
。

θ＝ａ　ｔ　ａｎ　（（Ｌ”−Ｉ、＊　’　）　２／　
（ａｌｌ２　＋　ｂ１１２　）１″）　　　・・・・・
・（５） φ−ａ　ｔ　ａ　ｎ　（ｂ”／　ａ”）　　　　　−−
（６）Ｍ２＝ｔａｂｌｅ［θコ　［φ］　　　　　−−
−−−−（７）又ステップＳＰ４において、注目画素の
目標無彩色からの色相、明度方向で、原稿選択ボタン４
１〜４４で選択された原稿の色再現範囲の目標無彩色か
らの距離Ｍ３を、予め求めてＲＯＭ２０に格納しておい
たテーブルｔａｂｌｅ２も同様前記（５）〜（７）式の
様に参照する。

ステップＳＰ５において、注目画素の目標無彩色からの
距離Ｍが、記録系の色再現範囲における距ｊｌｌ１Ｍ３
の７割の中に入っているかどうかを調べる。

もし入っていなけば色圧縮変換は行なわず、入っていれ
ばステップＳＰ６において下式のように色圧縮後の、注
目画素の目標無彩色からの距離Ｍ４を求める。

Ｍ４＝Ｍ２−０．３ｘＭ２／　（Ｍ３−０．７ｘＭ２）
　Ｘ　　（Ｍ２−Ｍｌ）　　　　・・・・・・（８）そ
してステップＳＰ７で下式の様に注目画素のＣＩ　Ｅ−
Ｌ”ａ”ｂ”表色系の値を変更する。

Ｌ９□＝　（Ｌ”−Ｌ”）ＸＭ４／Ｍ１＋Ｌ”・・・・
・・（９） ａ”２＝ａ”ＸＭ４／Ｍｌ　　　　　　　−（コ、　０
）ｂ”２＝ｂ”ＸＭ４／Ｍｌ　　　　・・・・・・（１
，１，）そしてステップＳＰ８で再びもとのスキャナ入
力の表色系のＲＧＢ値に変換する。次にステップＳＰ９
で下式のようにいろ補正処理を行ない、シアン、マゼン
タ、イエローのプリンタ制御信号を決定する。

但し、Ｃ，Ｍ、Ｙはシアン、マゼンタ、イエローのプリ
ンタ制御信号、ａｌｌは色補正係数。

上記色補正によって得られた各成分毎のプリンタ制御信
号はレーザ制御部２４に送られ、このデータに従ってレ
ーザ光が出射され、レーザ光がポリゴンミラー２５に反
射して、帯電器２８で一様に帯電された感光体ドラム２
７に露光されることによって感光体ドラム２７上に潜像
が作成される。

潜像に従って、その対応するデータの分解色によって、
シアン現像器２９またはマゼンタ現像器３０またはイエ
ロー現像器３１のどれかで現像される（トナーが付着さ
れる）。そして給紙ケース３６より供給された記録用紙
は転写ドラム３７に巻き付けられ、現像された感光体ド
ラム２７から記録用紙に転写される。また感光体ドラム
２７はクリーナ３５を用いてトナーを除去する。転写さ
れた記録用紙は紙送り部４０の途中で定着部３８で熱定
着され出力画トレイ３９に出力される。

尚本発明は上記実施例に限定さるものではな（その趣旨
を逸脱しない範囲に於いて種々の変更が可能である。例
えば、本実施例においては色補正処理自体をカラー・マ
スキング方式を採用しているがルック・アップ・テーブ
ルど補間処理とを用いた色補正方式で上記色圧縮部分を
ルック・アップ・テーブルの中に組み込んでもかまわな
い。また本実施例においてはディジタル・カラー複写機
を用いているが、カラー原稿読み取り部の無いカラー・
プリンタでもかまわない。

［発明の効果コ 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれば
、種々のカラー原稿に対して、記録系の色再現範囲外の
色においても十分に色再現性の良いカラー画像を記録す
ることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を具体化した一実施例のディジタル・
カラー複写機全体を示す構成図であり、第２図は、上記
ディジタル・カラー複写機のカラー原稿入力部の操作パ
ネルを示す構成図であり、第３図は、上記ディジタル・
カラー複写機の本実施例の装置のカラー画像処理部のブ
ロック図であり、第４図は、上記ディジタル・カラー複
写機の本実施例の装置の色補正部分の回路の動作を示す
フローチャートであり、第５図は、各色材の色再現範囲
を示す図である。 １は、ディジタル・カラー複写機であり、２は、カラー
原稿読み取り部であり、３は、カラー画像処理部であり
、４は、カラー画像記録部であり、１．３は、固体撮像
素子であり、２０は、ＲＡＭであり、２〕は、ＲＯＭで
あり、２２は、ＣＰＵであり、４１は、写真原稿選択ボ
タンであり、４２は、印刷物原稿選択ボタンであり、４
３は、本機複写原稿選択ボタンであり、４４は、その他
原稿選択ボタンである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、カラー原稿の色に対応する色情報信号を入力するた
   めの入力手段と、 少なくともシアン、マゼンタ、イエローの３色の色材を
   用いてカラー記録する記録手段と、その記録手段によっ
   て記録された記録色が前記色情報信号に対応する色と略
   同じ色となるように、前記色情報信号に従う制御信号を
   記録手段に発生する色修正手段とを有するカラー画像記
   録装置において、 前記カラー原稿の色を決定する原稿の種類で変更でき、
   前記色情報信号に対して、無彩色方向に前記記録手段で
   記録可能な色情報信号に圧縮変換する色圧縮手段を有す
   ることを特徴とするカラー画像記録装置。