JPH04323445A - コンクリート充填鋼管柱とフラットスラブの接合部の構造 - Google Patents
コンクリート充填鋼管柱とフラットスラブの接合部の構造Info
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- JPH04323445A JPH04323445A JP11676191A JP11676191A JPH04323445A JP H04323445 A JPH04323445 A JP H04323445A JP 11676191 A JP11676191 A JP 11676191A JP 11676191 A JP11676191 A JP 11676191A JP H04323445 A JPH04323445 A JP H04323445A
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- steel pipe
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- flat slab
- concrete
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- Withdrawn
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- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 81
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- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート充填鋼管
柱を階毎に分断使用した建造物におけるフラットスラブ
と、各コンクリート充填鋼管柱との接合部の構造に関す
るものである。
柱を階毎に分断使用した建造物におけるフラットスラブ
と、各コンクリート充填鋼管柱との接合部の構造に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】コンクリート充填鋼管柱を上下階にわた
る通し柱の形で使用した建造物は既に知られている。
る通し柱の形で使用した建造物は既に知られている。
【０００３】このコンクリート充填鋼管柱の耐力強度は
、鋼管に対するコンクリートの充填性状に大きく影響さ
れるのであるが、コンクリート充填鋼管柱では、コンク
リート被覆形鋼管柱とは異なり、コンクリートの充填状
況を全長さわたって目視確認することが困難であり、通
し柱として長尺の鋼管を使用する時には、この困難性が
一層増大するため、コンクリート充填鋼管柱の耐力強度
の信頼性を高めるのは容易でない。
、鋼管に対するコンクリートの充填性状に大きく影響さ
れるのであるが、コンクリート充填鋼管柱では、コンク
リート被覆形鋼管柱とは異なり、コンクリートの充填状
況を全長さわたって目視確認することが困難であり、通
し柱として長尺の鋼管を使用する時には、この困難性が
一層増大するため、コンクリート充填鋼管柱の耐力強度
の信頼性を高めるのは容易でない。
【０００４】また、この種建造物の柱梁接合部では、コ
ンクリート充填鋼管柱と鉄骨梁フランジ間の応力伝達の
ために、鋼管の途中の外側壁にスチフナリングを溶接し
ているが、このスチフナリングを所定位置に的確に取付
けるには、相応の熟練技能と手間労力を必要とする。
ンクリート充填鋼管柱と鉄骨梁フランジ間の応力伝達の
ために、鋼管の途中の外側壁にスチフナリングを溶接し
ているが、このスチフナリングを所定位置に的確に取付
けるには、相応の熟練技能と手間労力を必要とする。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的は
、鋼管に対するコンクリートの充填性が良いため、コン
クリート充填鋼管柱の耐力強度の信頼性を容易に高めら
れると共に、コンクリート充填鋼管柱とスラブ間の応力
伝達手段として前記スチフナリングのように取付け施工
が面倒な部材を特に使用しないため、施工が簡略化され
る、コンクリート充填鋼管柱とフラットスラブの接合部
の構造を提供することである。
、鋼管に対するコンクリートの充填性が良いため、コン
クリート充填鋼管柱の耐力強度の信頼性を容易に高めら
れると共に、コンクリート充填鋼管柱とスラブ間の応力
伝達手段として前記スチフナリングのように取付け施工
が面倒な部材を特に使用しないため、施工が簡略化され
る、コンクリート充填鋼管柱とフラットスラブの接合部
の構造を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明の構造では、上下端外
周の水平なコネクタフランジ２，３に垂直孔４，５を相
対応して設けた鋼管１を柱構成用鋼管として用い、下階
側の柱構成用鋼管１の上位コネクタフランジ２の上面側
に、フラットスラブ用鉄筋組立体８を配置し、上位コネ
クタフランジ２の垂直孔４よりアンカーボルト９を該鉄
筋組立体８に挿通し、鉄筋組立体８を埋め込むようにフ
ラットスラブ成形用型枠１０と該鋼管１内にコンクリー
ト１１を打設して、上階側のフラットスラブ１２と下階
側のコンクリート充填鋼管柱６を造る。
符号を用いて説明すると、本発明の構造では、上下端外
周の水平なコネクタフランジ２，３に垂直孔４，５を相
対応して設けた鋼管１を柱構成用鋼管として用い、下階
側の柱構成用鋼管１の上位コネクタフランジ２の上面側
に、フラットスラブ用鉄筋組立体８を配置し、上位コネ
クタフランジ２の垂直孔４よりアンカーボルト９を該鉄
筋組立体８に挿通し、鉄筋組立体８を埋め込むようにフ
ラットスラブ成形用型枠１０と該鋼管１内にコンクリー
ト１１を打設して、上階側のフラットスラブ１２と下階
側のコンクリート充填鋼管柱６を造る。
【０００７】該上階側のフラットスラブ１２より突出し
たアンカーボルト９の上端部を、上階側の柱構成用鋼管
１の下位コネクタフランジ３の垂直孔５に挿通して、該
上階側の鋼管１を上階側のフラットスラブ１２に建て上
げ、アンカーボルト９に螺合したナット１３で締付け固
着する。
たアンカーボルト９の上端部を、上階側の柱構成用鋼管
１の下位コネクタフランジ３の垂直孔５に挿通して、該
上階側の鋼管１を上階側のフラットスラブ１２に建て上
げ、アンカーボルト９に螺合したナット１３で締付け固
着する。
【０００８】
【作用】下階側の柱構成用鋼管１と上階側の柱構成用鋼
管１に対するコンクリート１１の打設は、同時には行わ
れず、下階側の柱構成用鋼管１への打設が先行される。
管１に対するコンクリート１１の打設は、同時には行わ
れず、下階側の柱構成用鋼管１への打設が先行される。
【０００９】下階側の柱構成用鋼管１へのコンクリート
１１の打設は、上位コネクタフランジ２の垂直孔４から
鉄筋組立体８に挿入したアンカーボルト９を、上端部が
鉄筋組立体８の上面側に突出した位置に保持しながら、
フラットスラブ形成用型枠１０への打設と一緒になされ
る。コンクリート１１は鉄筋組立体８の透き間を通って
柱構成用鋼管１に充填される。
１１の打設は、上位コネクタフランジ２の垂直孔４から
鉄筋組立体８に挿入したアンカーボルト９を、上端部が
鉄筋組立体８の上面側に突出した位置に保持しながら、
フラットスラブ形成用型枠１０への打設と一緒になされ
る。コンクリート１１は鉄筋組立体８の透き間を通って
柱構成用鋼管１に充填される。
【００１０】上階側の柱構成用鋼管１は、下階側のコン
クリート充填鋼管柱６と上階側のフラットスラブ１２の
充填コンクリート１１が十分に硬化した段階で、下階側
のコンクリート充填鋼管柱６の延長線上に当たるフラッ
トスラブ１２の上面部分に建て上げられ、下階側のコン
クリート充填鋼管柱６と上階側の柱構成用鋼管１は、上
下コネクタフランジ２，３の垂直孔４，５を通るアンカ
ーボルト９とナット１３によって、上階側のフラットス
ラブ１２を介して剛に接合される。
クリート充填鋼管柱６と上階側のフラットスラブ１２の
充填コンクリート１１が十分に硬化した段階で、下階側
のコンクリート充填鋼管柱６の延長線上に当たるフラッ
トスラブ１２の上面部分に建て上げられ、下階側のコン
クリート充填鋼管柱６と上階側の柱構成用鋼管１は、上
下コネクタフランジ２，３の垂直孔４，５を通るアンカ
ーボルト９とナット１３によって、上階側のフラットス
ラブ１２を介して剛に接合される。
【００１１】この上階側の柱構成用鋼管１の上位コネク
タフランジ２の上面側には、更に上階側のフラットスラ
ブ用鉄筋組立体８が配置され、該上位コネクタフランジ
２の垂直孔４から鉄筋組立体８にアンカーボルト９が挿
入される。以下、前記各工程を順次繰り返すことによっ
て、目的とする階数の建造物が構築される。
タフランジ２の上面側には、更に上階側のフラットスラ
ブ用鉄筋組立体８が配置され、該上位コネクタフランジ
２の垂直孔４から鉄筋組立体８にアンカーボルト９が挿
入される。以下、前記各工程を順次繰り返すことによっ
て、目的とする階数の建造物が構築される。
【００１２】
【実施例】図示の実施例では、柱構成用鋼管１として円
形鋼管が使用され、上位コネクタフランジ２と下位コネ
クタフランジ３はいずれも円形リング板で構成され、鋼
管本体の端面に溶接されている。各コネクタフランジ２
，３には４５度間隔で８個の垂直孔４，５を設けてある
。なお、柱構成用鋼管１としては角形鋼管を使用するこ
ともでき、上下の各コネクタフランジ２，３の平面形状
も鋼管本体に対応して変更することができる。
形鋼管が使用され、上位コネクタフランジ２と下位コネ
クタフランジ３はいずれも円形リング板で構成され、鋼
管本体の端面に溶接されている。各コネクタフランジ２
，３には４５度間隔で８個の垂直孔４，５を設けてある
。なお、柱構成用鋼管１としては角形鋼管を使用するこ
ともでき、上下の各コネクタフランジ２，３の平面形状
も鋼管本体に対応して変更することができる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明では、柱構成用鋼管
１は下階側と上階側とで完全に分断して使用されており
、柱構成用鋼管１の長さは、建造物の１階分の高さとほ
ぼ同じ程度のものであるから、上下階にわたる通し柱と
して使用されている従来のコンクリート充填鋼管柱と比
較して、柱構成用鋼管１に対するコンクリート１１の打
設は、充填性状が良好になされることに成り、下階側の
コンクリート充填鋼管柱６と上階側のコンクリート充填
鋼管柱７のいずれにおいても、耐力強度の信頼性を確実
に高めることが出来る。
１は下階側と上階側とで完全に分断して使用されており
、柱構成用鋼管１の長さは、建造物の１階分の高さとほ
ぼ同じ程度のものであるから、上下階にわたる通し柱と
して使用されている従来のコンクリート充填鋼管柱と比
較して、柱構成用鋼管１に対するコンクリート１１の打
設は、充填性状が良好になされることに成り、下階側の
コンクリート充填鋼管柱６と上階側のコンクリート充填
鋼管柱７のいずれにおいても、耐力強度の信頼性を確実
に高めることが出来る。
【００１４】また、下階側のコンクリート充填鋼管柱６
と上階側のコンクリート充填鋼管柱７は、上階側のフラ
ットスラブ１２を上下の各コネクタフランジ２，３の間
に挟んで、アンカーボルト９とナット１３で堅固に締付
け固着されているから、コンクリート充填鋼管柱６，７
とフラットスラブ１２との間の応力伝達が良好になされ
る。
と上階側のコンクリート充填鋼管柱７は、上階側のフラ
ットスラブ１２を上下の各コネクタフランジ２，３の間
に挟んで、アンカーボルト９とナット１３で堅固に締付
け固着されているから、コンクリート充填鋼管柱６，７
とフラットスラブ１２との間の応力伝達が良好になされ
る。
【００１５】コネクタフランジ２，３は柱構成用鋼管１
の上下端に固着されるものであるから、鋼管の途中の外
壁に溶接される従来のスチフナリングとは異なり、応力
伝達用手段の構成部材の取付け施工が容易になされる。
の上下端に固着されるものであるから、鋼管の途中の外
壁に溶接される従来のスチフナリングとは異なり、応力
伝達用手段の構成部材の取付け施工が容易になされる。
【００１６】上階側のフラットスラブ１２を造るときに
は、下側階の柱構成用鋼管６が下側階のフラットスラブ
１２に締付け固着されているから、その柱構成用鋼管６
を上階側のフラットスラブ形成用型枠１０の支保工の一
部に有効利用することによって、支保工の箇所と手間を
省くことができ、施工コストを節減することができる。
は、下側階の柱構成用鋼管６が下側階のフラットスラブ
１２に締付け固着されているから、その柱構成用鋼管６
を上階側のフラットスラブ形成用型枠１０の支保工の一
部に有効利用することによって、支保工の箇所と手間を
省くことができ、施工コストを節減することができる。
【００１７】柱構成用鋼管１の前記長さ寸法の短縮化に
加えて、柱構成用鋼管１，１の内部に鉄筋が一切配設さ
れていないことによって、コンクリート１１の充填性が
一層改善されているため、鋼管壁によるコンクリートの
拘束効果とあいまって、耐力強度に悪影響を及ぼすこと
なく、柱構成用鋼管１の口径を縮減することができ、こ
れは建造物の平面計画上の自由度を増大させることにな
る。
加えて、柱構成用鋼管１，１の内部に鉄筋が一切配設さ
れていないことによって、コンクリート１１の充填性が
一層改善されているため、鋼管壁によるコンクリートの
拘束効果とあいまって、耐力強度に悪影響を及ぼすこと
なく、柱構成用鋼管１の口径を縮減することができ、こ
れは建造物の平面計画上の自由度を増大させることにな
る。
【図１】本発明の一実施例に係るコンクリート充填鋼管
柱とフラットスラブの接合部を示す立面図である。
柱とフラットスラブの接合部を示す立面図である。
【図２】第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図である。
１ 柱構成用鋼管
２ コネクタフランジ
３ コネクタフランジ
４ 垂直孔
５ 垂直孔
６ コンクリート充填鋼管柱
７ コンクリート充填鋼管柱
８ フラットスラブ用鉄筋組立体
９ アンカーボルト
１０ フラットスラブ成形用型枠
１１ コンクリート
１２ フラットスラブ
１３ ナット
Claims (1)
- 【請求項１】 上下端外周の水平なコネクタフランジ
２，３に垂直孔４，５を相対応して設けた鋼管１を柱構
成用鋼管として用い、下階側の柱構成用鋼管１の上位コ
ネクタフランジ２の上面側に、フラットスラブ用鉄筋組
立体８を配置し、上位コネクタフランジ２の垂直孔４よ
りアンカーボルト９を該鉄筋組立体８に挿通し、鉄筋組
立体８を埋め込むようにフラットスラブ成形用型枠１０
と該鋼管１内にコンクリート１１を打設して、上階側の
フラットスラブ１２と下階側のコンクリート充填鋼管柱
６を造り、該上階側のフラットスラブ１２より突出した
アンカーボルト９の上端部を、上階側の柱構成用鋼管１
の下位コネクタフランジ３の垂直孔５に挿通して、該上
階側の鋼管１を上階側のフラットスラブ１２に建て上げ
、アンカーボルト９に螺合したナット１３で締付け固着
して成るコンクリート充填鋼管柱とフラットスラブの接
合部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11676191A JPH04323445A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | コンクリート充填鋼管柱とフラットスラブの接合部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11676191A JPH04323445A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | コンクリート充填鋼管柱とフラットスラブの接合部の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04323445A true JPH04323445A (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=14695087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11676191A Withdrawn JPH04323445A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | コンクリート充填鋼管柱とフラットスラブの接合部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04323445A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105839777A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-08-10 | 初明进 | 一字形钢-混凝土组合结构构件 |
| CN105971163A (zh) * | 2016-06-02 | 2016-09-28 | 初明进 | T型钢-混凝土组合结构构件 |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP11676191A patent/JPH04323445A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105839777A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-08-10 | 初明进 | 一字形钢-混凝土组合结构构件 |
| CN105971163A (zh) * | 2016-06-02 | 2016-09-28 | 初明进 | T型钢-混凝土组合结构构件 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |