JPH04321381A - テレビカメラによる物体の監視方法 - Google Patents

テレビカメラによる物体の監視方法

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Publication number
JPH04321381A
JPH04321381A JP3115567A JP11556791A JPH04321381A JP H04321381 A JPH04321381 A JP H04321381A JP 3115567 A JP3115567 A JP 3115567A JP 11556791 A JP11556791 A JP 11556791A JP H04321381 A JPH04321381 A JP H04321381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
television camera
television
cameras
objects
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3115567A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Watanabe
渡辺 俊玄
Akihiro Okawa
明宏 大川
Osamu Kono
治 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP3115567A priority Critical patent/JPH04321381A/ja
Publication of JPH04321381A publication Critical patent/JPH04321381A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビカメラを用いて物
体を監視する方法に関し、特に高温物体とその周囲の物
体とを同時に監視する場合に用いて好適なテレビカメラ
による物体の監視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、テレビカメラを用いて物体を
監視する方法は広く行われている。この方法を用いて、
例えば溶銑等の高温物体を監視する場合は、従来は1台
のテレビカメラで監視対象である高温物体を撮影し、そ
の映像をテレビ画面に映し出すことにより、監視を行う
ようにしていた。
【0003】また、例えば、文献「立体ビデオムービー
の開発」(テレビジョン学会全国大会3−11〔198
8,7〕)には、複数台のテレビカメラを近接して配置
し、被写体の同一範囲を撮影することにより、映像の立
体感や遠近感を出す方法が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のテレビカメラに
よる監視方法を用いて、高温の非常に明るい物体の監視
を行う場合、高温物体に合わせてテレビカメラの絞り値
を設定すると、テレビ画面上で高温物体を確認すること
はできるが高温物体の周囲に存在する物体は非常に暗く
なり、画面上で確認することは大変困難であった。その
ため、例えば工場内で溶銑等の監視に使用するとき、溶
銑等の監視は可能であったが、その周辺の耐火物や機器
の確認が困難で同時に監視することが不可能であった。
【0005】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、同一画面上に高温物体及びその周
囲の物体を明瞭に映し出して両者を同時に監視すること
のできるテレビカメラによる物体の監視方法を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明においては、複
数のテレビカメラを用い、それぞれの絞り値を異ならせ
て被写体の略同一範囲を撮影し、各カメラから得られる
映像を切換えて同一画面に映し出すようにしている。
【0007】
【作用】高温物体の監視を行う場合、1台のカメラの絞
り値を高温物体の明るさに合わせて設定すると共に、他
のカメラの絞り値を周囲の物体の明るさに合わせて設定
し、各カメラからの映像を一定時間、例えば1フィール
ド期間づつ順次切換えながら同一画面に映し出すことに
より、高温物体とその周囲の物体とを同時に明瞭に観察
することができる画面を得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本発明方法の実施に使用される装置を示すも
のであって、1A,1Bは互いに近接して配置されたテ
レビカメラで、同一方向にむけて被写体の略同一範囲を
撮影するように設置されている。2は、映像信号切換え
装置で、カメラ1A,1Bから入力される映像信号を一
定時間(例えば1フィールド(60分の1秒))毎に順
次切換えて出力する。3はCRT等の表示装置で、映像
信号切換え装置2からの映像を再現する。
【0009】上記構成によれば、表示装置3の画面にお
いてはカメラ1Aから得られる画像とカメラ1Bから得
られる画像とが短時間に重なり合って映し出される。従
って、カメラ1Aの絞り値で撮影された物体の画像とカ
メラ1Bの絞り値で撮影された物体の画像とを同一画面
上で同時に見ることができる。
【0010】図2は図1の装置を用いて、高温物体とし
ての溶銑とその周囲の物体を監視する場合の実施例を示
すもので、4は溶銑、5は耐火物、6は床である。
【0011】図3は比較例としての1台のテレビカメラ
1を用いて上記溶銑4、耐火物5及び床6を撮影する場
合の例を示したものである。
【0012】図2及び図3の各例について、高炉の溶銑
4(1400〜1500度)と周囲の耐火物5、床6(
常温)を同時に監視する実験を行った。
【0013】図2の本発明の実施例では、1台のカメラ
1Aの絞り値を溶銑4の明るさに合わせ、他の1台のカ
メラ1Bの絞り値をカメラ1Aの絞り値より2段以上開
放して、溶銑4以外の耐火物5及び床6等の周囲部の明
るさに合わせて設定した。この時の撮影範囲は溶銑4、
耐火物5、床6を含む同一範囲を映すように2台のカメ
ラ1A、1Bを設置した。
【0014】図3の例では、図2におけるテレビカメラ
1A、1Bの設置位置と同じ位置に同じ範囲を映すよう
に従来と同様に1台のテレビカメラ1を設置し、絞り値
を溶銑4に合うように設定して、本発明との比較を行っ
た。この比較実験の結果を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】この表1は溶銑4、耐火物5、床6の3物
体について表示装置3の画面上で映像が確認され、監視
可能であるかどうかを官能検査により評価したものであ
る。表1に示す通り、図3の比較例では、高温物体(溶
銑4)を監視することは可能であるが、同時に周囲の耐
火物5、床6を監視することは不可能であった。これに
対して図2の本発明方法では、溶銑4、耐火物5、床6
とも同時に明瞭に観察できてその監視を行うことが可能
であった。
【0017】以上は2台のテレビカメラ1A、1Bを用
いる場合について説明したが、3台以上のテレビカメラ
を用い、被写体の略同一範囲における種々の物体の明る
さに応じて各カメラの絞り値を設定すると共に、各カメ
ラからの映像を切換えて同一画面に映し出すようにして
もよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、複数のテレビカメラを
用い、それらの絞り値を異ならせて被写体の略同一範囲
を撮影し、各カメラからの映像を切換えて同一画面に映
し出すようにしたので、同一範囲内に含まれる各物体の
温度(明るさ)が異なる場合でも各物体を画面上に明瞭
に映し出して、同一画面上で各物体を同時に監視するこ
とが可能となる。従って、本発明の方法を用いて高温物
体とその周囲の物体の監視を行うようにした場合には、
高温物体とその周囲の物体とを同一画面上で同時に明確
に視認しながら両者の監視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の実施に使用される装置の一構成例
を示す図である。
【図2】本発明方法を用いて高温物体及び周囲の物体の
監視を行う場合の一実施例を示す図である。
【図3】本発明と比較するための従来の監視方法を示す
図である。
【符号の説明】
1A、1B  テレビカメラ 2  映像信号切換え装置 3  表示装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のテレビカメラを用い、各テレビ
    カメラの絞り値をそれぞれ異ならせて被写体の略同一範
    囲を撮影し、各テレビカメラから得られる映像を切換え
    て同一の画面に映し出すことを特徴とするテレビカメラ
    による物体の監視方法。
  2. 【請求項2】  互いに近接して配置された複数のテレ
    ビカメラを用いて被写体の略同一範囲を撮影するように
    成し、その際、上記略同一範囲に含まれる高温物体及び
    他の物体の明るさに応じて各テレビカメラの絞り値を設
    定して撮影するように成し、各テレビカメラから得られ
    る映像を所定時間づつ順次切換えて同一画面に映し出す
    ことを特徴とするテレビカメラによる物体の監視方法。
JP3115567A 1991-04-19 1991-04-19 テレビカメラによる物体の監視方法 Withdrawn JPH04321381A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005117635A (ja) * 2003-09-16 2005-04-28 Fuji Photo Film Co Ltd カメラシステム、カメラ制御方法、及びプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 19980711